JP5831697B2 - 燃焼装置 - Google Patents
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Description
すなわち、変調を来たしていたCOセンサの性能が未だ十分に回復しておらず、センサ出力の低下ドリフト量が大きい場合には、最新に行なわれたヒートアップ終了後において検出される新センサ出力値と、それ以前に行なわれたヒートアップ終了後において検出される旧センサ出力値との差は大きいものとなる。また、新センサ出力値が旧センサ出力値よりも高いレベルにはならない。このような状態の期間、換言すれば、COセンサの性能が十分に回復していない期間中には、ヒートアップが高い頻度で実行されることとなる。一方、COセンサの性能が十分に回復した後において、ヒートアップが高い頻度で無駄に実行されることも適切に回避される。前記構成とは異なり、COセンサが回復しているか否かを、ヒートアップの回数に基づいて判断した場合には、ヒートアップ回数が所定回数に達した場合であっても未だ性能が十分に回復していない場合、あるいはヒートアップ回数が所定回数に達する前にCOセンサの性能が十分に回復しているような場合があり得る。これに対し、前記構成によれば、そのようなことはない。
始初期の所定時間の一例に相当する。この期間では、ヒートアップの後に、COセンサSaからのセンサ出力のゼロ点補正処理が行なわれるとともに、ヒートアップの周期が所定の周期C1に設定される(S5:NO,S9,S10)。前記のゼロ点補正処理においては、ゼロ点を高くする処理(ゼロ点をセンサ出力の高い方に変動させる処理)は禁止される。このような構成によれば、CO濃度測定値が実際のCO濃度よりも低い値になることを抑制しつつ、センサ出力値を適正な値に近づけることができる。所定の周期C1は、後述する通常期間の周期C2よりも短く、たとえば3秒間隔の周期である。この周期C1が設定され、かつこの時間がタイムアップになると、ヒートアップが再度実行されるが、その回数が10回に達する迄は、ヒートアップは3秒間隔で繰り返し実行される(S10,S8:YES,S3)。
行させる構成とすることもできる。
のヒートアップ後に検出されたセンサ出力値でなくてもよい。たとえば、前回およびそれよりも前に行なわれた複数回のヒートアップ後に検出されたセンサ出力値の平均値を、旧センサ出力値としてもかまわない。同様に、最新の複数回のヒートアップ後に検出されたセンサ出力値の平均値を、新センサ出力値とすることもできる。このようにすれば、新センサ出力値および旧センサ出力値の信頼性が高まり、COセンサSaの性能が回復しているか否かの判断をより正確に行なうことが可能である。
な構成は問わない。バーナとしては、ガスバーナに代えて、たとえばオイルバーナとすることもできる。本発明に係る燃焼装置は、必ずしも給湯装置として構成されていなくてもよく、たとえば暖房用などの燃焼装置として構成することもできる。
Sa COセンサ
2 制御部(制御手段)
10 バーナ
Claims (4)
- 排ガスのCO濃度に対応するセンサ出力が可能なCOセンサと、
このCOセンサへの通電時において、前記COセンサをヒートクリーニングするためのヒートアップを間欠的に実行させる制御手段と、
を備えている、燃焼装置であって、
前記制御手段は、前記COセンサについての通電開始初期の所定期間においては、この所定期間が経過した後の通常期間と比較して、前記COセンサのヒートアップが実行される周期を短くするように構成されているとともに、
前記ヒートアップが終了する毎に、最新に行なわれた1または複数回のヒートアップの各終了後に検出された前記COセンサからの新センサ出力値と、それ以前に行なわれた1または複数回のヒートアップの各終了後において検出された前記COセンサからの旧センサ出力値とを比較する処理を実行可能であり、
前記新センサ出力値と前記旧センサ出力値の差が所定以上である期間、または前記新センサ出力値が前記旧センサ出力値以下にある期間が、前記所定期間であることを特徴とする、燃焼装置。 - 排ガスのCO濃度に対応するセンサ出力が可能なCOセンサと、
このCOセンサへの通電時において、前記COセンサをヒートクリーニングするためのヒートアップを間欠的に実行させる制御手段と、
を備えている、燃焼装置であって、
前記制御手段は、前記COセンサについての通電開始初期の所定期間においては、この所定期間が経過した後の通常期間と比較して、前記COセンサのヒートアップが実行される周期を短くするように構成されているとともに、
前記ヒートアップが行なわれた後に前記COセンサについてのゼロ点補正処理を実行可能であり、
前記所定期間において前記ゼロ点補正処理がなされるときには、ゼロ点を高くする補正処理は実行されないように構成されていることを特徴とする、燃焼装置。 - 排ガスのCO濃度に対応するセンサ出力が可能なCOセンサと、
このCOセンサへの通電時において、前記COセンサをヒートクリーニングするためのヒートアップを間欠的に実行させる制御手段と、
を備えている、燃焼装置であって、
前記制御手段は、前記COセンサについての通電開始初期の所定期間においては、この所定期間が経過した後の通常期間と比較して、前記COセンサについての1回当たりのヒートアップ時間を長くするように構成されていることを特徴とする、燃焼装置。 - 請求項1または3に記載の燃焼装置であって、
前記所定期間が経過する迄は、燃焼駆動動作が禁止されるように構成されている、燃焼装置。
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JP2011215261A JP5831697B2 (ja) | 2011-09-29 | 2011-09-29 | 燃焼装置 |
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JP2011215261A JP5831697B2 (ja) | 2011-09-29 | 2011-09-29 | 燃焼装置 |
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JP2013076482A JP2013076482A (ja) | 2013-04-25 |
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Family Applications (1)
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JP2011215261A Active JP5831697B2 (ja) | 2011-09-29 | 2011-09-29 | 燃焼装置 |
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JP3711024B2 (ja) * | 2001-01-23 | 2005-10-26 | 矢崎総業株式会社 | ガス燃焼器監視装置 |
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2011
- 2011-09-29 JP JP2011215261A patent/JP5831697B2/ja active Active
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