JP5778240B2 - バイアス電流モニタおよびアンプのための制御機構 - Google Patents

バイアス電流モニタおよびアンプのための制御機構 Download PDF

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Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
特許のための本願は、2009年7月30日に出願され、この譲受人に譲受され、ここで参照されることによって明らかに組み込まれる、「パワーアンプバイアス電流モニタおよび制御機構」と題名を付けられた仮出願番号第61/230,089号に対する優先権を主張する。
背景
I.分野
本開示は、一般的に、エレクトロニクス、より詳細には、アンプのためのバイアス回路に関する。
II.背景
アンプは、信号増幅を提供するために様々な電子デバイスで一般的に使用される。異なるタイプのアンプは、異なる用途に利用可能である。例えば、セルラー電話のようなワイヤレス通信デバイスは、双方向通信のためのトランスミッタおよびレシーバを含むことができる。トランスミッタは、ドライバアンプ(DA)およびパワーアンプ(PA)を含むとしてもよく、レシーバは、低ノイズアンプ(LNA)を含むとしてもよく、トランスミッタとレシーバとは、可変ゲインアンプ(VGA)を含むとしてもよい。
アンプは、アンプの所望の性能に基づいて選択され得るターゲットバイアス電流を用いて作動するように設計されてもよい。ターゲットバイアス電流は、アンプに適切なバイアス電圧を印加することにより得られてもよい。このバイアス電圧は、固定されてもよく、その後に、アンプの老化、温度、および他の現象により変わる場合があるバイアス電流を結果として生じる場合がある。このように、バイアス電流は、ターゲットバイアス電流からずれる場合があり、ずれはアンプの性能に悪い影響を与える場合がある。例えば、より低いまたはより高いバイアス電流が、アンプの出力電力をシフトさせる場合があるが、それは不適当な場合がある。
図1は、ワイヤレス通信デバイスのブロック図を示す。 図2は、カレントミラーを使用するパワーアンプのためのバイアス調節の典型的な設計を示す。 図3は、パワーアンプにおけるインダクタを渡る電圧に基づくバイアス調節の典型的な設計を示す。 図4は、パワーアンプにおけるトランジスタのゲート−ソース間電圧に基づくバイアス調節の典型的な設計を示す。 図5は、パワーアンプおよびレプリカ回路におけるトランジスタのゲート−ソース間電圧に基づくバイアス調節の典型的な設計を示す。 図6は、フィードバックループを備えたバイアス調節の典型的な設計を示す。 図7は、電源電圧を絶縁するためにスイッチモード電源を使用するバイアス調節の典型的な設計を示す。 図8は、電源電圧を絶縁するためにスイッチモード電源を使用するバイアス調節の典型的なデザインを示す。 図9は、ドレイン電流対ドレイン−ソース間電圧の曲線のファミリーを示す。 図10は、バイアス電流を調節するプロセスの典型的なデザインを示す。
詳細な説明
後述される詳細な説明は、本開示の典型的な実施形態の説明として意図され、本開示が実行できるただ一つの設計を表すように意図されない。「典型的」の用語は、「例、実例、例証として供給すること」を意味するとしてここで使用される。「典型的」としてここで説明されたいずれかの設計は、他の実施形態を超えてより好ましいまたは有益であるとして解釈される必要はない。詳細な説明は、本開示の典型的な実施形態の完全な理解を提供する目的で特定の詳細を含む。ここで説明される典型的な設計がこれらの特定の詳細なしに実行されてもよいことは、当業者に明白だろう。いくつかの実例において、よく知られた構成およびデバイスは、ここに示された典型的な設計の新しさを不明瞭にしないためにブロック図の形式で示される。
アンプのバイアス電流をモニタリングおよび制御するための技術がここに記述される。
この技術は、ワイヤレス通信デバイス、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルド装置、ワイヤレスモデム、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話機、ブルートゥースデバイス、消費者電子デバイスなどのような様々な電子デバイスに使用されることができる。明瞭性のために、ワイヤレス通信デバイスのための技術の使用が後述される。
図1は、ワイヤレス通信デバイス100の典型的な設計のブロック図を示す。この典型的な設計において、ワイヤレスデバイス100は、データプロセッサ110およびトランシーバ120を含む。トランシーバ120は、双方向のワイヤレス通信をサポートするトランスミッタ130とレシーバ150とを含む。一般に、ワイヤレスデバイス100は、任意の数の通信システムおよび任意の数の周波数帯域のために、任意の数のトランスミッタおよび任意の数のレシーバを含むとしてもよい。
送信パスでは、データプロセッサ110は、送信すべきデータ処理し、トランスミッタ130へアナログ出力信号を提供する。トランスミッタ130内では、アナログ出力信号は、アンプ(Amp)132によって増幅され、デジタル/アナログ変換によって引き起こされたイメージを削除するためにローパスフィルタ134によってフィルタされ、VGA136によって増幅され、ミキサ138によってベースバンドから無線周波数(RF)へアップコンバートされる。アップコンバートされた信号は、フィルタ140でフィルタされ、さらにドライバアンプ(DA)142およびパワーアンプ(PA)144で増幅され、スイッチ/デュプレクサ146を通り抜けて進み、アンテナ148によって送信される。
受信パスでは、アンテナ148は、基地局および/または他の送信局から信号を受信し、受信信号を提供し、それはスイッチ/デュプレクサ146を通り抜けて進み、レシーバ150に提供される。レシーバ150内で、受信信号はLNA152によって増幅され、バンドパスフィルタ154によってフィルタされ、ミキサ156によってRFからベースバンドへダウンコンバートされる。ダウンコンバートされた信号は、VGA158によって増幅され、ローパスフィルタ160によってフィルタされ、アナログ入力信号を得るためにアンプ162によって増幅され、それはデータプロセッサ110に提供される。
図1は、周波数が一つのステージでRFとベースバンドとの間で信号に変換する直接変換アーキテクチャを実装するトランスミッタ130およびレシーバ150を示す。トランスミッタ130および/またはレシーバ150は、さらに、周波数が複数のステージでRFとベースバンドとの間で信号に変換するスーパー・ヘテロダイン・アーキテクチャを実装してもよい。局所発振器(LO)ジェネレータ170は、送信および受信LO信号をそれぞれミキサ138および156を生成および提供する。位相ロックループ(PLL)172は、データプロセッサ110から制御情報を受け、適切な周波数で送信および受信LO信号を生成するために制御情報をLOジェネレータ170に提供する。
図1は、典型低なトランシーバ設計を示す。一般的に、トランスミッタ130およびレシーバ150における信号の条件付けは、アンプ、フィルタ、ミキサなどのうちの1以上のステージによって実行されてもよい。これらの回路は、図1に示される配置と異なるように配置されてもよい。図1に示されない他の回路もまた、トランスミッタおよびレシーバにおける信号の条件に使用されてもよい。図1のいくつかの回路は、また、省略されてもよい。トランシーバ120のすべてまたは部分は、1以上のアナログ集積回路(IC)、無線周波数IC(RFIC)、ミックス信号ICなどに実装されてもよい。例えば、トランスミッタ130におけるアンプ132からパワーアンプ144までは、RFICに実装されてもよい。ドライバアンプ142およびパワーアンプ144は、また、RFICの外部の他のICに実装されてもよい。
データプロセッサ110は、例えば、送信および受信信号に対する処理のような、ワイヤレスデバイス100に対する各種の機能を実行することができる。メモリ112は、データプロセッサ110のためのプログラムコードとデータとを格納することができる。データプロセッサ110は、1以上の特定用途向けIC(ASIC)および/または他のICに実装されてもよい。
ここに記述されたバイアス電流のモニタリングおよび制御のための技術は、図1に示されるアンプのような、様々なタイプのアンプに使用されてもよい。明瞭さのために、後述の多くは、図1のパワーアンプ144のような、パワーアンプのバイアス電流のモニタリングおよび制御をカバーする。この技術は、パワーアンプのバイアス電流を測定することができ、老化、およびICプロセス、電源電圧、温度および/または他の現象の変化によるバイアス変化を補正するためにバイアス電流を調節することができる。
図2は、カレントミラーを使用するバイアス調節の典型的な設計の概略図を示す。図2に示される典型的な設計では、パワーアンプ210は、インダクタ214と連結されたNチャネル金属酸化膜半導体(NMOS)トランジスタ212で実装される。NMOSトランジスタ212は、入力RF(RFin)信号を受けるゲート、回路グラウンドと連結されたソース、出力RF(RFout)信号を提供するドレインを持つ。インダクタ214は、上部電源Vddと連結される一端、およびNMOSトランジスタ212のドレインと連結される他端を持つ。抵抗216は、NMOSトランジスタ212のゲートと連結された一端およびバイアス回路220からのバイアス電圧Vbiasを受ける他端を持つ。
NMOSトランジスタ212は、RFin信号に対する信号増幅を提供する。インダクタ214は、NMOSトランジスタ212に対するパッシブ負荷として作用する。インダクタ214は、また、Vdd電源からRFout信号までのカップリングのノイズを低減するRFチョークとして作用する。インダクタ214は、さらにパワーアンプ210のための出力整合回路の一部でもよい。抵抗216は、Vbias電圧をNMOSトランジスタ212へ伝えることができるRFチョークとして作用するとともに、RFin信号に対して高インピーダンスパスを提供する。
バイアス回路220内では、NMOSトランジスタ222は、回路グラウンドに連結されたソースと、抵抗216に連結されたゲートとを持つ。電流源230は、NMOSトランジスタ222のドレインと連結された一端、およびVddに連結された他端を持つ。電流源230は、可変電流Icsを提供することができるプログラム可能電流源としてもよい。NMOSトランジスタ224は、NMOSトランジスタ222のゲートに連結されるソースと、NMOSトランジスタ222のドレインに連結されるゲートと、Vddに連結されるドレインとを持つ。抵抗226は、NMOSトランジスタ222のゲートと回路グラウンドとの間に連結される。
パワーアンプ210は、インダクタ214とNMOSトランジスタ212とを通って流れるIbiasのバイアス電流を持つ。Ibias電流は、パワーアンプ210に対して所望の性能を提供するために選択されるとしてもよい。Ibias電流は、NMOSトランジスタ212のゲートに提供されるVbias電圧に依存する。所望/ターゲットのIbias電流は、適切な値にVbias電圧をセットすることによって得られる。しかしながら、異なるVbias電圧は、NMOSトランジスタ212の老化、温度、電源電圧、およびICプロセスの老化などのような様々な要因より、ターゲットのIbias電流を得るために必要としてもよい。
バイアス回路220およパワーアンプ210はカレントミラーとして連結される。同じVbias電圧はNMOSトランジスタ212および222の双方のゲートに印加される。NMOSトランジスタ212を通るIbias電流は、このように、NMOSトランジスタ222を通ってIcs電流と関係があり、次のように表現されてもよい:
Ibias=K*Ics 式(1)
ここで、Kは、NMOSトランジスタ222のサイズに対するNMOSトランジスタ212のサイズの比率である。Ibias電流の少しだけがバイアス回路220に使用されるように、Kは1より大きとしてもよく、これにより電力消費を削減できる。
図2に示される典型的な設計は、パワーアンプ210におけるNMOSトランジスタ212とバイアス回路220におけるNMOSトランジスタ222との間の整合に依存し、式(1)の示されるIbiasとIcsとの間の関係を得る。ターゲットのIbias電流を得るために、対応するターゲットのIcs電流は、Ics=Ibias/Kとして計算されることができる。電流源230は、その後、ターゲットのIcs電流を提供するように調節されることができる。
図2に示されていないが、Ics電流は、また、測定され、電流源230は、ターゲットのIcs電流を得るために制御されてもよい。これは、ターゲットのIbias電流がパワーアンプ210に提供されることを保証することができる。Ibias電流はIcs電流の調節されたバージョンであるので、Ibias電流はカレントミラーによって有効に測定されることができる。これは、Ibias電流を測定するためにインダクタ214と並列な抵抗器を加える必要を回避し、それは、その上で、VddとNMOSトランジスタ212との間の電圧降下を回避するだろう。
ある典型的な設計において、バイアス調節は、Vias電圧対測定されたIcs電流のルックアップテーブルに基づいて行なわれるとしてもよい。このルックアップテーブルは、コンピュータシミュレーション、経験的な測定などによってパワーアンプ210を特徴づけることにより決定されてもよい。測定されたIcs電流は、ルックアップテーブルに提供されてもよく、その後、NMOSトランジスタ212のためにVbias電圧を提供してもよい。他の典型的な設計において、バイアス調節は反復して実行されてもよい。各反復について、測定されたIcs電流は、ターゲットのIcs電流と比較されてもよい。もし、測定されたIcs電流がターゲットのIcs電流の許容域内にない場合、Vbias電圧がターゲットのIcs電流へ向けて近づくように動くように、調節されてもよい。測定されたIcs電流がターゲットのIcs電流の許容域内にある場合、バイアス調節は終了してもよい。
図3は、インダクタ214を渡る電圧を測定することによるバイアス調節の典型的な設計の概略図を示す。図3に示される典型的な設計において、バイアス調節回路240は、オペレーショナルアンプ(op−amp)252、アナルグ−デジタル変換器(ADC)258、プロセッサ260およびバイアス回路270を含む。op−amp252は、インダクタ214の2つの端子と連結される2つの入力と、ADC258と連結される出力とを持つ。プロセッサ260は、ADC258からデジタル出力を受け、バイアス回路270を制御し、抵抗216に提供される所望のバイアス電圧Vbiasを生成する。プロセッサ260は、図1のプロセッサ110によって実装されてもよい。バイアス回路270は、図2のバイアス回路220で実装されてもよく、電流源230はプロセッサ260によって制御可能としてもよい。バイアス回路270は、さらに、プロセッサ260からデジタル値を受けて対応するDC電圧を生成することができるデジタル−アナログ変換器(DAC)で実装されるとしてもよい。
op−amp252は、インダクタ214を渡る電圧を感知/測定する。理想的なインダクタは、純粋に反応的であり、インダクタを渡る電圧降下がない。しかしながら、実際的なインダクタは、いくらかの抵抗を持ち、電圧はこの寄生する抵抗の両端に現われ、次のように表現される:
Vind=Rind*Ibias 式(2)
ここで、Rindはインダクタ214の抵抗値であり、Vindはインダクタ214の両端の電圧である。
op−amp252は、ADC258へ測定されたVind電圧を提供し、ADC258は、測定されたVind電圧を量子化し、プロセッサ260にデジタル化されたVind電圧を提供する。プロセッサ260は、ADC258からのデジタル化されたVind電圧および知られているRind抵抗、またはIbias=Vind/Rindに基づいて、インダクタ214を通過するIbiasを計算する。プロセッサ260は、計算/測定されたIbias電流とターゲットのIbias電流とを比較し、測定されたIbias電流がターゲットのIbias電流と整合するようにVbias電圧を生成するために、バイアス回路270を制御する。例えば、もし、測定されたIbias電流がターゲットのIbias電流より小さい場合、プロセッサ260は、次に、Vias電圧を増加させるようにバイアス回路270を制御させてもよく、Vias電圧は、その上で、Ibias電流を増加させることができる。もし、測定されたIbias電流がターゲットのIbias電流より大きければ、その逆が適当だろう。
式(2)に示されるように、Ibias電流は、測定されたVind電圧および既知のRind抵抗に基づいて決定されてもよい。Rind抵抗は、様々な方法で決定されることができる。ある典型的な設計において、Rind抵抗は、パワーアンプ210が作動可能でない場合に、例えば製造時または現場で、較正によって決定されてもよい。較正のために、既知のIbias電流は、インダクタ214を通じて適用されてもよく、インダクタ214を横切ったVind電圧が測定されてもよい。Rind抵抗は、その上で、既知のIbias電流および測定されたVind電圧、または、Rind=Vind/Ibiasに基づいて、決定されてもよい。
他の典型的な設計において、与えられたICチップ上のRind抵抗は、ICチップによって観測されたICプロセス状態に基づいて、決定されてもよい。例えば、Rind抵抗は、たくさんのICチップに対して、および、コンピュータシミュレーションを用いた異なるICプロセス状態、経験的な測定などによって、特徴づけられてもよい。Rind対ICプロセス状態のルックアップテーブルは、その特徴から得られてもよい。それぞれのICチップは、そのICチップによって観測されたICプロセス状態を決定することができるICプロセスモニタを含むとしてもよい。ICチップによって観察されたICプロセス状態は、ルックアップテーブルに提供されてもよく、ルックアップテーブルは観察されたICプロセス状態に対応するRind抵抗を提供してもよい。
インダクタ212の抵抗は、さらに、他の方法で決定されてもよい。その抵抗は、Ibias電流を計算するために、一度決定され、後の使用のために格納されてもよい。
図3は、パワーアンプ210のバイアス電流を測定するためのインダクタ214の使用を示す。図3は、インダクタを横切る電圧を測定するためにインダクタ214の固有の抵抗を利用する。外部抵抗は、NMOSトランジスタ212のドレインとddとの間に並列に加えられない。外部抵抗は電力を消費し、他の有害な影響がある場合があるため、このことは望ましい。
図4は、パワーアンプ410内のNMOSトランジスタのゲート−ソース電圧Vgsを測定することによるバイアス調節の典型的な設計の概略図を示す。図4に示される典型的な設計において、パワーアンプ410は、互いに積み重ねられ、インダクタ416と連結された2つのNMOSトランジスタ412および414を用いて実装される。NMOSトランジスタ412は、RFin信号を受けるゲートと回路グラウンドと連結されるソースとを持つ。NMOSトランジスタ414は、NMOSトランジスタ412のドレインと連結されるソースとRFoutに提供するドレインとを持つ。インダクタ416は、Vddと連結された一端と、NMOSトランジスタ414のドレインと連結された他端とを持つ。NMOSトランジスタ412は、パワーアンプ410に対して信号増幅を提供する。NMOSトランジスタ414は、パワーアンプ410に対してバッファリングを提供する。RFout信号の電圧振幅は、大きくてもよく、NMOSトランジスタ412および414の間で分離されてもよい。それぞれのNMOSトランジスタは、その上で、より小さな電圧振幅(例えば、電圧振幅の半分)を観察するだろう。より小さな電圧振幅は、その上で、NMOSトランジスタの信頼性を改善することができる。インダクタ416は、パッシブ負荷およびRFチョークとして作用することができ、さらに、パワーアンプ410に対する出力整合回路の部分とすることができる。
抵抗422は、NMOSトランジスタ412のゲートと連結される一端と、バイアス回路470からの第1のバイアス電圧Vbias1を受ける他端とを持つ。抵抗424は、NMOSトランジスタ414のゲートと連結される一端と、バイアス回路470からの第2のバイアス電圧Vbias2を受ける他端とを持つ。
図4に示される典型的な設計において、バイアス調節回路440は、op−amp452、ADC458、プロセッサ460、ルックアップテーブル462、およびバイアス回路470を含む。プロセッサ460は、図1のプロセッサ110によって実装されてもよい。バイアス回路470は、図2のバイアス回路220を用いて実装されてもよく、電流源230は、プロセッサ460によって制御可能としてもよい。op−amp452は、NMOSトランジスタ414のソースと連結される一方の入力と、NMOSトランジスタ414のゲートと連結される他方の入力とを持つ。op−amp452は、NMOSトランジスタ414のVgs電圧を感知/測定し、ADC458に対して測定されたVgs電圧を提供する。ADC458は、測定されたVgs電圧を量子化し、プロセッサ460にデジタル化されたVgs電圧を提供する。プロセッサ460は、ADC458からのデジタル化されたVgs電圧に基づいて、NMOSトランジスタ414を通過するIbias電流を推定する。プロセッサ460は、プロセッサ460は、測定されたIbias電流がターゲットのIbias電流と整合するようにVbias1および/またはVbias2電圧を生成するために、推定/測定されたIbias電流と、ターゲットのIbias電流とを比較し、バイアス回路470を制御する。例えば、測定されたIbias電流がターゲットのIbias電流より小さい場合、その上で、プロセッサ460は、Vbias1および/またはVbias2電圧を増加するように、バイアス回路470を制御するとしてもよく、Vbias1および/またはVbias2電圧は、Ibias電流を増加させることができる。もし、測定されたIbias電流がターゲットのIbias電流より大きければ、その逆が適当だろう。
図9は、NMOSトランジスタのドレイン電流Id対ドレイン−ソース間電圧Vdsに対する曲線のファミリーを示す。Id対Vdsは、与えられたVgs電圧に対して描かれてもよい。この曲線は、曲線の折れ曲がりが到達するまで、Vds電圧とともに増加するId電流を示す。折れ曲がりの後、Id電流は、(理想的に)最終値に平らになり、Vdsが増加した場合に増加しない。図9は、3つの異なるVgs電圧Vgs1,Vgs2およbひVgs3に対する3つの曲線を示す。図9に示すように、段々に高くなるVgs電圧に対する曲線は、段々に、Id電流のより大きい最終値を持つ。
図4を戻って参照すると、パワーアンプ410のNMOSトランジスタ414は、折れ曲がりの上の飽和領域で作動されてもよい。したがって、NMOSトランジスタ414のVgs電圧は、対応するId電流に対してマップされてもよい。ルックアップテーブル462は、Id対NMOSトランジスタ414についてのVgs、を記憶することができる。Id対NMOSトランジスタ414についてのVgsは、測定、コンピュータシミュレーションなどによってNMOSトランジスタの特徴に基づいて決定されてもよい。NMOSトランジスタ414のVgs電圧は、測定されてもよい。測定されたVgs電圧は、ルックアップテーブル462に提供されてもよく、ルックアップテーブル462は、対応するId電流を提供してもよい。プロセッサ460は、測定されたVgs電圧に対するId電流を受けることができ、バイアス回路470へ指示することができ、ターゲットのId電流を得るためにVbias1および/またはVbias2電圧を調節する。
図4は、2つのNMOSトランジスタ412および414が互いに積み重ねられた典型的な設計を示す。積み重ねるNMOSトランジスタの数は、RFout信号の最大の電圧振幅、各NMOSトランジスタなどの破壊電圧などに依存してもよい。その積み重ねにおける1以上のNMOSトランジスタのVgs電圧は、測定されることができ、1以上のバイアス電圧を調節するために使用されることができ、これによりパワーアンプに対するターゲットのIbias電流を得る。
図5は、パワーアンプ410およびレプリカ回路430に備えられるNMOSトランジスタのVgsを測定することによるバイアス調節の典型的な設計の概略図を示す。レプリカ回路430は、積み重ね構成で連結されたNMOSトランジスタ432および434を含む。NMOSトランジスタ432は、NMOSトランジスタ412のゲートと連結されたゲート、回路グラウンドと連結されたソースを持つ。NMOSトランジスタ434は、NMOSトランジスタ432のドレインと連結されたソース、NMOSトランジスタ414のゲートと連結されたゲート、Vddと連結されたドレインを持つ。
図5に示される典型的な設計において、バイアス調節回路442は、op−amp452および454、マルチプレクサ(Mux)456、ADC458、プロセッサ460、ルックアップテーブル462、およびバイアス回路470を含む。op−amp452は、NMOSトランジスタ414のソースと連結される一方の入力と、NMOSトランジスタ414のゲートと連結される他方の入力とを持つ。op−amp452は、NMOSトランジスタ414のVgs電圧を感知/測定し、この測定されたVgsをマルチプレクサ456の第1の入力に提供する。同様に、op−amp454は、NMOSトランジスタ434のソースと連結される一方の入力と、NMOSトランジスタ434のゲートと連結される他方の入力とを持つ。op−amp454は、NMOSトランジスタ434のVgs電圧を感知/測定し、この測定されたVgsをマルチプレクサ456の第2の入力に提供する。マルチプレクサ456は、op−amp452からの測定されたVgs電圧またはop−amp454からの測定されたVgs電圧をADC458へ提供する。ADC458は、マルチプレクサ456からの測定されたVgs電圧を量子化し、デジタル化されたVgs電圧をプロセッサ460へ提供する。プロセッサ460は、NMOSトランジスタ414および434に対するデジタル化されたVgs電圧を受け、後述されるように、ターゲットのIbias電流がパワーアンプ410のために得られるように、Vbias1および/またはVbias2電圧を生成するためにバイアス回路470を制御する。
レプリカ回路430は、パワーアンプ410におけるNMOSトランジスタ412および414のレプリカである。しかしながら、レプリカ回路430のNMOSトランジスタ4432および434は、電力消費を低減するために、パワーアンプ410のNMOSトランジスタ412および414より小さいサイズとしてもよい。さらに、レプリカ回路430のNMOSトランジスタ432および434は、パワーアンプ410のNMOSトランジスタ412および414によって観測される大きな電圧振幅および高バイアス電流にさらされない。したがって、NMOSトランジスタ432および434は、NMOSトランジスタ412および414より老化しない経験を持つ。この区別は、パワーアンプ410に対してターゲットのIbias電流をセットするために使用されてもよい。
パワーアンプ410用のターゲットのIbias電流は、以下のように得られてもよい。まず、レプリカ回路430のNMOSトランジスタ434のVgs電圧は、それぞれNMOSトランジスタ432および434のゲートに印加された名目上のVbias1およびVbias2電圧を用いて測定されることができる。名目上のVbias1およびVbias2電圧は、NMOSトランジスタ432および434を通るターゲットのId電流を提供すべきであり、レプリカ回路430の過去の特徴によって決定されることができる。パワーアンプ410のNMOSトランジスタ414のVgs電圧は、次に、それぞれNMOSトランジスタ412および414のゲートに印加された名目上のVbias1およびVbias2電圧を用いて測定されることができる。NMOSトランジスタ414の測定されたVgs電圧は、NMOSトランジスタ434のVgs電圧と比較されることができる。次に、Vbias1および/またはVbias2電圧は、NMOSトランジスタ414の測定されたVgs電圧がNMOSトランジスタ434の測定されたVgs電圧と整合するように、調整されるとしてもよい。NMOSトランジスタ414のVgs電圧をNMOSトランジスタ434のVgs電圧に整合することにより、NMOSトランジスタ414を通るターゲットのId電流(したがって、パワーアンプ410のためのターゲットIbias電流)が得られてもよい。
図5に示されていないが、NMOSトランジスタ434を通るId電流は、測定されるとしてもよく、Vbias1および/またはVbias2電圧は、ターゲットのId電流が得られるように、変化されるとしてもよい。NMOSトランジスタ434を通るターゲットのId電流を提供可能なVbias1およびVbias2は、名目上のVbias1およびVbias2電圧として保存されてもよい。
図6は、フィードバックループを使用するバイアス調節の典型的な設計の概略図を示す。パワーアンプ410およびレプリカ回路430は、それぞれ図4および5に対して上述されたように連結される。図6に示される典型的な設計において、バイアス調節回路444は、ローパスフィルタ462、op−amp464、プロセッサ460、およびバイアス回路470を含む。ローパスフィルタ462とop−amp464とは、フィードバック回路を形成する。ローパスフィルタ462は、パワーアンプ410のNMOSトランジスタ412のドレインと連結される入力を持ち、入力信号におけるRF成分を除去するためのフィルタリングを実行し、感知された電圧Vsenseを提供する。Vsense電圧は、NMOSトランジスタ412のドレインの直流(DC)電圧を示す。op−amp464は、ローパスフィルタ462の出力と連結された非反転入力と、NMOSトランジスタ432のドレインと連結された反転入力とを持つ。op−amp464の出力は、抵抗422の一端と連結され、抵抗422の他端は、NMOSトランジスタ412のゲートと連結される。op−amp464は、NMOSトランジスタ412のゲートに対してVbias1電圧を提供する。バイアス回路470は、抵抗424の一端にVbias2電圧を提供し、抵抗424の他端は、NMOSトランジスタ414および434の双方のゲートに連結される。バイアス回路470は、さらに、抵抗426の一端にVbias3電圧を提供し、抵抗426の他端は、レプリカ回路430のNMOSトランジスタ432のゲートに連結される。
フィードバックループ480は、ローパスフィルタ462、op−amp464、抵抗422、およびNMOSトランジスタ412によって形成される。レプリカ430は、フィードバックループのために、基準電圧(Vref)を生成する。バイアス回路470は、ターゲットのId電流がこれらのNMOSトランジスタを通過して流れるように、それぞれ、NMOSトランジスタ434および432のための名目上のVbias2およびVbias3電圧を生成する。NMOSトランジスタ432のドレインの電圧は、Vref電圧としてフィードバックループに使用される。op−amp464は、Vsense電圧とVref電圧とを比較し、Vsense電圧がVref電圧と整合するようにVbias1電圧を生成する。例えば、もし、Vsense電圧がVref電圧より高い場合、次に、op−amp464は、より高いVbias1電圧を提供し、より高いVbias1電圧は、次に、NMOSトランジスタ412のターンオンを困難にし、NMOSトランジスタ412のドレインの電圧を縮小する。もし、Vsense電圧がVref電圧より低い場合その逆が適当である。
図6に示される典型的な設計において、NMOSトランジスタ412のドレインのDC電圧が、NMOSトランジスタ432のドレインのDC電圧と整合するように、フィードバックループは、NMOSトランジスタ412に対するVbias1を調節する。同じVbias2電圧がNMOSトランジスタ414および434のゲートに印加されるので、フィードバックループは、本質的にNMOSトランジスタ434のVgs電圧にNMOSトランジスタ414のVgs電圧を整合させる。このことは、次に、NMOSトランジスタ414に対して得られるターゲットのId電流を結果として生じる。
ターゲットのId電流を提供できる名目上のVbias1および/またはVbias2電圧は、レプリカ回路430の先の特徴によって決定されてもよい。あるいは、NMOSトランジスタ434を通るId電流は、測定されてもよく、Vbias1および/またはVbias2電圧は、ターゲットのId電流が得られるように、変えられてもよい。
図6のフィードバックループは、パワーアンプ410が作動可能であっても、連続的に作動できる。あるいは、フィードバックループは、ADCを用いて計測されることができるVbias1電圧をセットするために作動されてもよい。フィードバックループは、次に、分離されてもよく、測定されたVbias1電圧は、生成され(例えばバイアス回路470によって)、抵抗422に印加されてもよい。
図7は、パワーアンプ710から供給電圧を絶縁するためにスイッチモード電源(SMPS)720を使用するバイアス調節の典型的なデザインの概略図を示す。パワーアンプ710は、ある例外を除き、図2のパワーアンプ210のNMOSトランジスタ212、インダクタ214、抵抗216と類似の方法で連結されるNMOSトランジスタ712、インダクタ714、抵抗716、インダクタを含む。インダクタ714は、Vddに代えて、SMPS720によって提供されるVsmps供給電圧と連結される。
SMPS720では、Pチャネル金属酸化膜半導体(PMOS)トランジスタ722は、バッテリ電源Vbatと連結されるソースと、ノードXと連結されるドレインと、SMPS制御部726と連結されるゲートとを持つ。NMOSトランジスタ724は、回路グラウンドと連結されるソース、ノードXと連結されるドレイン、SMPS制御部726と連結されるゲートを持つ。SMPS制御部726は、ノードYの電圧とともに(単純化のため図7では示されない)、プロセッサ760からの出力を受け、PMOSトランジスタ722のための第1の制御電圧と、NMOSトランジスタ724のための第2の制御電圧とを生成する。インダクタ732は、ノードXおよびノードYの間に連結される。キャパシタ734は、ノードYと回路グラウンドとの間に連結される。パワーアンプ710におけるインダクタ714は、Vsmps電圧を提供するノードYと連結される。
バイアス調節回路740は、ターゲットのIbias電流がパワーアンプ710に提供されるように、パワーアンプ710におけるNMOSトランジスタ712のためのVbias電圧を生成する。回路740で、NMOSトランジスタ752は、Vddと連結されるドレイン、制御回路762と連結されるゲート、抵抗754の一端と連結されるソースとを持つ。抵抗754の他端は、ノードXと連結される。op−amp756は、抵抗754の2つの端子と連結される2つの入力と、ADC758と連結される出力とを持つ。プロセッサ760は、ADC758からデジタル出力を受け、所望のIbias電流を生成するように制御回路762に命令し、NMOSトランジスタ712のための所望のVbias電圧を生成するようにバイアス回路770を制御する。プロセッサ760は、図1のプロセッサ110によって実装されてもよい。バイアス回路770は、図2のバイアス回路220を用いて実装されてもよい。バイアス回路770は、図2のバイアス回路220を用いて実装されてもよい。
通常動作モードにおいて、NMOSトランジスタ752は、ターンオフされ、SMPS720は、ターンオンされ、Vbat電圧に基づいてパワーアンプ710のためのVsmps電圧を生成する。SMPS制御部726は、パルス幅変調器(PWM)ジェネレータとして作動し、交互に、PMOSトランジスタ722をターンオンおよびオフしてもよい。オン状態において、PMOSトランジスタ722はターンオンされ、NMOSトランジスタ724はターンオフされる。Vbat電圧は、PMOSトランジスタ722を経由して、Vbat電圧からのエネルギーを保存するインダクタ722と連結される。Vbat電圧は、インダクタ732にPMOSトランジスタ722経由で連結される。インダクタ732は、Vbat電圧からのエネルギーを格納する。Vbat電圧は、オン状態の場合に、キャパシタ734とパワーアンプ710に電流を提供する。オフ状態の場合に、PMOSトランジスタ722は、ターンオフされ、NMOSトランジスタ724は、ターンオンされる。Vbat電圧は、PMOSトランジスタ722によってインダクタ732から分離される。インダクタ732は、NMOSトランジスタ724により回路グラウンドに連結され、その保存されたエネルギーをキャパシタ734およびパワーアンプ710に提供する。キャパシタ734は、オフ状態において、Vsmps電圧をほぼ一定に維持し、さらにパワーアンプ710にそのチャージを提供する。インダクタ732とキャパシタ734は、さらに、MOSトランジスタ722および724のスイッチングにより、Vsmps電圧におけるリプルを抑えるローパスフィルタを形成する。
バイアス調節モードにおいて、SMPS720は、MOSトランジスタ722および724の双方をターンオフすることによりターンオフされる。NMOSトランジスタ752は、ターンオンされ、抵抗754を通り抜けてパワーアンプ710にIbias電流を流す。op−amp756は、抵抗754を渡る電圧Vresを感知/測定する。ADC758は、測定されたVres電圧を量子化し、プロセッサ760にデジタル化されたVres電圧を提供する。プロセッサ760は、ADC758からのデジタル化されたVres電圧および既知の抵抗754の抵抗Rres、または、Ibias=Vres/Rresとに基づいて、抵抗754を通り抜けるIbias電流を計算する。プロセッサ760は、計算/測定されたIbias電流をターゲットのIbias電流と比較し、測定されたIbias電流がターゲットのIbias電流と整合するようにVbias電圧を生成するために、バイアス回路770を制御する。もし、測定されたIbias電流がターゲットのIbias電流より小さい場合、プロセッサ760は、Vbias電圧を増加させるようにバイアス回路770を制御することができ、Vbias電圧はIbias電流を増加させるだろうもし、測定されたIbias電流がターゲットのIbias電流より大きい場合には、その逆が適切だろう。プロセッサ760は、通常動作モードにおいてNMOSトランジスタ752をターンオフするように、または、バイアス調節モードにおいてNMOSトランジスタ752をターンオンするように、制御回路762に命令するとしてもよい。プロセッサ760は、さらに、バイアス調節モードのVsmps電圧が通常動作モードのVsmps電圧と同じになるように、NMOSトランジスタ752のための制御電圧を生成するように、制御回路762を導くことができる。
SMPS720は、通常、バッテリ電圧または外部電圧を、パワーアンプ710のためのより低い供給電圧に調節するために使用され、パワーアンプ710は、次に、電力消費の削減および電力付加効率(PAE)を改善する。図7に示される典型的な設計は、ノードXからVbat電圧を絶縁するためにSMPS720を利用し、MOSトランジスタ722および724の双方をターンオフすることにより達成される。Vbat電圧から絶縁されたノードXにより、外部電流は、NMOSトランジスタ752および抵抗754を経由してパワーアンプ710に適用されることができる。外部電流は、測定されることができ、NMOSトランジスタ712に対する適切なVbias電圧を生成するために使用され、パワーアンプ710に対するターゲットのIbias電流を得る。通常動作モード中に、NMOSトランジスタ752は、ターンオフされ、パワーアンプ710のオペレーションに影響しない。
図8は、SMPS720を使用するバイアス調節の他の典型的な設計の概略図を示す。パワーアンプ710およびSMPS720は、図7について上述されたように連結される。バイアス調節回路742は、ターゲットのIbias電流がパワーアンプに提供されるように、パワーアンプ710のNMOSトランジスタ712に対するVbias電圧を生成する。回路742で、NMOSトランジスタ752、制御回路762、プロセッサ760は、図7に対して上述されたように連結される。図7の抵抗754は、パワーアンプ710に既知の電流Ibiasを提供可能な電流源764に置き換えられる。NMOSトランジスタ752と電流源764は、さらに、制御回路762によって制御されるPMOS電流源トランジスタ(または理想調節電流源)に置き換えられてもよい。スイッチ772は、NMOSトランジスタ712のゲートに連結される一端、NMOSトランジスタ712のドレインに連結される他端を持つ。スイッチ774は、NMOSトランジスタ712のゲートに連結される一端と、NMOSトランジスタ782のゲートに連結される他端とを持つ。スイッチ772および774は、Vctrl制御信号を受ける。スイッチ776は、バイアス回路770の出力と抵抗716との間に連結され、Vctrl ̄制御信号を受ける。NMOSトランジスタ782は、回路グラウンドに連結されるソースと、op−ampの一方の入力に連結されるドレインとを持つ。PMOS784は、NMOSトランジスタ782のドレインに連結されるドレインおよびゲートと、Vddに連結されるソースを持つ。PMOSトランジスタ784は、また、既知の値を持つ抵抗に置き換えられてもよい。op−amp786は、Vddと連結される他方の入力と、ADC758と連結される出力とを持つ。プロセッサ760は、ADC758からのデジタル出力を受け、所望のIbias電流を提供するために制御回路762を導き、NMOSトランジスタ712に対する所望のVbias電圧を生成するために、バイアス回路770を制御する。
通常動作モードにおいて、NMOSトランジスタ752は、ターンオフされ、スイッチ772および774は開かれ、スイッチ776は閉じられ、SMPS720は、パワーアンプ710に対するVsmps電圧を生成するために、ターンオンされる。バイアス調節モードにおいて、SMPS720は、MOSトランジスタ722および724の双方をターンオフすることにより、ターンオフされる。NMOSトランジスタ752は、ターンオンされ、既知の電流Ibiasをパワーアンプ710に流す。スイッチ772および774は、閉じられ、NMOSトランジスタ712および782は、カレントミラーとして動作する。同じDC電圧がNMOSトランジスタ712および782のゲートに印加されるので、NMOSトランジスタ782を通過するIcm電流は、NMOSトランジスタ712を通るIbias電流、または、Icm=Ibias/Kと関係があり、Kは、NMOSトランジスタ782のサイズに対するNMOSトランジスタ712のサイズの比率である。ターゲットのIbias電流は、対応するターゲットのIcm電流に変換される。
op−amp786は、閉じられたスイッチ772および774、開かれたスイッチ776、非接続にされたVbias電圧の状態で、PMOSトランジスタ784のVgs電圧を感知/測定する。ADC758は、測定されたVgs電圧を量子化し、プロセッサ760にデジタル化されたVgs電圧を提供する。プロセッサ760は、ADC758からのデジタル化されたVgs電圧およびPMOSトランジスタ784の既知のドレイン−ソース間抵抗Rds、または、Icm=Vgs/Rdsに基づいて、NMOSトランジスタ782を通過するIcm電流を計算する。Rdsは、PMOSトランジスタ784を特徴づけることにより決定されてもよい。プロセッサ760は、計算/測定されたIcm電流をターゲットのIcm電流と比較し、測定されたIcm電流がターゲットのIcm電流と整合するように、Vbias電圧を決定する。例えば、もし、測定されたIcm電流がターゲットのIcm電流より少ない場合、プロセッサ760は、Vbias電圧を増加させるとしてもよく、Ibias電流とIcm電流の双方を増加させるだろう。もし、測定されたIcm電流がターゲットのIcm電流より大きい場合、この逆が適当になるだろう。バイアス回路770は、プロセッサ760によって示されるようなVbias電圧を生成し、開かれたスイッチ772および774の状態で、スイッチ776経由でVbias電圧を印加する。Icm電流の測定とVbias電圧の印加とは、連続してあるいは反復して行われてもよい。例えば、Icm電流は、スイッチ776を開くことによって分離されているVbias電圧の状態で、測定されるとしてもよく、次に、Vbias電圧は、閉じられたスイッチ772および774の状態で印加されてもよい。スイッチ772および774が閉じられており、Icm電流が測定されている場合、スイッチ776は、バイアス回路770を分離する。Vbias電圧が接続されると、スイッチ772および774は開かれる。
図2から8は、直接または間接的にパワーアンプを通るバイアス電流を測定し、ターゲットのバイアス電流を得るためのバイアス電圧をセット可能なバイアス調節回路の様々な典型的な設計を示す。バイアス調節回路の他の設計は、ここでの説明に基づいて、実装されるとしてもよい。バイアス調節回路は、(上述のように)他のタイプのアンプとともに、パワーアンプに使用されることができる。
ここで説明された技術は、アンプのバイアス電流を測定および調節可能である。アンプからのフィードバックによってダイナミックにバイアス電流を調節することによって、老化の影響は補われることができる。このことは、より一貫したアンプ性能、改善された生産歩留まり、信頼性問題の緩和などのような様々な利点を提供することができる。さらに、ICプロセス、温度、電源電圧などのような他の影響によるバイアスのシフトも、補われてることができる。この技術は、信頼性問題に関連する老化がある、より低コストのICプロセス技術(例えばシリコン・オン・インシュレータ(SOI)またはバルクシリコン(Si))の使用を可能にする。
一般に、適切な場合に、アンプのバイアス電流は1回以上調節される場合がある。典型的な設計において、バイアス電流は、例えば、RF送信が始まる前のような、コールのスタートで調節されてもよい。例えば、バイアス電流は、ターゲット値へパワーアンプのバイアス電流を戻すために調節されてもよく、ターゲット値は所望のパフォーマンスを得るために選択されてもよい。ここに記述される技術は、老化、ICプロセスの変動、電源電圧、温度などのような様々な要因によるバイアスシフトを補うために使用されてもよい。
典型的な設計において、装置(例えば集積回路、ワイヤレスデバイスなど)は、例えば図2に示されるような、アンプとバイアス回路とを含むとしてもよい。アンプは、第1のトランジスタ(例えばNMOSトランジスタ212)を含むとしてもよい。バイアス回路は、アンプ内で第1のトランジスタに連結された第2のトランジスタ(例えばNMOSトランジスタ222)を含むとしてもよい。第1および第2のトランジスタは、カレントミラーを形成してもよい。バイアス回路は、第1のトランジスタのためのターゲットのバイアス電流を得るために、第1および第2のトランジスタのためのバイアス電圧を生成してもよい。バイアス回路は、さらに、第2のトランジスタと連結された電流源(例えば電流源230)を含むとしてもよい。バイアス回路は、電流源からターゲットの電流を得るために、バイアス電圧を生成してもよい。ターゲットの電流は、第1のトランジスタのためのターゲットのバイアス電流に基づいて決定されてもよい。アンプは、パワーアンプまたは他のあるタイプのアンプでもよい。
他の典型的な設計において、装置は、例えば図3に示されるような、アンプ、感知回路およびバイアス回路を含むとしてもよい。アンプは、インダクタ(例えばインダクタ214)に連結されたトランジスタ(例えばNMOSトランジスタ212)を含むとしてもよい。感知回路(例えばop−amp252)は、インダクタに連結されてもよく、インダクタを横切る電圧を測定してもよい。バイアス回路は、トランジスタに連結されてもよく、トランジスタのためのターゲットのバイアス電流を得るために、インダクタを横切る測定された電圧に基づいて、トランジスタのためのバイアス電圧を生成するとしてもよい。
装置は、さらに、ADCとプロセッサとを具備するとしてもよい。ADCは、測定された電圧をデジタル化してもよく、デジタル化された電圧を提供してもよい。プロセッサは、デジタル化された電圧に基づいて、バイアス回路に対する制御を生成するとしてもよい。プロセッサは、デジタル化された電圧とインダクタに対する既知のレジスタ値とに基づいて、トランジスタのための測定されたバイアス電流を決定してもよい。プロセッサは、測定されたバイアス電流とターゲットのバイアス電流とに基づいて、バイアス回路に対する制御を生成するとしてもよい。インダクタに対する抵抗の値は、例えば、コールに先立って工場または現場における較正中に、インダクタを通る既知の電流を適用し、インダクタを横切る電圧を測定することによって決定されるとしてもよい。インダクタに対する抵抗の値は、また、アンプによって観測されたIC状態に基づいて決定されてもよく、IC状態はICプロセスモニタによって決定されてもよい。
さらに他の典型的な設計において、装置は、例えば、図4または5に示されるように、
アンプ、感知回路、およびバイアス回路を含むとしてもよい。アンプは、積み重ねで連結された第1および第2のトランジスタを含むとしてもよい。第1のトランジスタ(例えばNMOSトランジスタ412)は、積み重ねにおける下側のトランジスタとしてもよく、回路グラウンドに連結されてもよい。第2のトランジスタ(例えばNMOSトランジスタ414)は、積み重ねにおける上側のトランジスタとしてもよい。感知回路(例えばop−amp452)は、第2のトランジスタに連結されてもよく、第2のトランジスタのVgs電圧を測定してもよい。バイアス回路は、第1および第2のトランジスタのうちの少なくとも一つのトランジスタに連結されてもよい。バイアス回路は、第1および第2のトランジスタのためのターゲットのバイアス電流を得るために、第2のトランジスタの測定されたVgs電圧に基づいて、少なくとも一つのトランジスタに対する少なくとも一つのバイアス電圧を生成するとしてもよい。装置は、さらに、例えば図4に示されるように、ADCとプロセッサとを備えるとしてもよい。ADCは、測定されたVgs電圧をデジタル化し、デジタル化された電圧を提供する。プロセッサは、デジタル化された電圧に基づいて、バイアス回路に対する制御を生成してもよい。典型的な設計において、プロセッサは、ターゲットのバイアス電流に対応するターゲットのVgs電圧を決定するとしてもよく、測定されたVgs電圧およびターゲットのVgs電圧に基づいて、バイアス回路に対する制御を生成してもよい。他の典型的な設計において、ルックアップテーブルは、第2のトランジスタ用にバイアス電流対Vgs電圧を格納してもよい。プロセッサは、ルックアップテーブルから測定されたVgs電圧に対する測定されたバイアス電流を求めてもよく、測定されたバイアス電流とターゲットのバイアス電流とに基づいて、バイアス回路のための制御を生成する。
装置は、例えば図5に示されるように、レプリカ回路と第2の感知回路をさらに含むとしてもよい。レプリカ回路は、積み重ねて連結され、アンプの第1および第2のトランジスタを模倣する、第3および第4のトランジスタ(例えばNMOSトランジスタ432および434)を備えてもよい。第1および第3のトランジスタは、第1のバイアス電圧(Vbias1)を受けてもよく、第2および第4のトランジスタは、第2のバイアス電圧(Vbias2)を受けてもよい。第2の感知回路(例えばop−amp454)は、レプリカ回路における第4のトランジスタに連結されてもよく、第4のトランジスタのVgs電圧を測定してもよい。バイアス回路は、第2および第4のトランジスタの測定されたVgs電圧に基づいて、アンプの少なくとも一つのトランジスタのための少なくとも一つのバイアス電圧を生成してもよい。ADCは、第2のトランジスタの測定されたVgs電圧をデジタル化してもよく、第1のデジタル化された電圧を提供してもよい。ADCは、また、第4のトランジスタの測定されたVgs電圧をデジタル化してもよく、第2のデジタル化された電圧を提供してもよい。プロセッサは、第1および第2のデジタル化された電圧に基づいて、バイアス回路のための制御を生成する。プロセッサは、名目の値を持つ第1および第2のバイアス電圧を用いて第4のトランジスタの測定されたVgs電圧に対する第2のデジタル化された電圧を求めるとしてもよい。プロセッサは、第2のトランジスタの測定されたVgs電圧と第4のトランジスタの測定されたVgs電圧とを整合させるために、バイアス回路のための制御を生成してもよい。
さらに他の典型的な設計において、装置は、例えば図6に示されるように、アンプ、レプリカ回路、およびフィードバック回路を含むとしてもよい。アンプは、少なくとも一つのトランジスタを含むとしてもよい。レプリカ回路は、アンプの少なくとも一つのトランジスタを模写する少なくとも一つのトランジスタを含むとしてもよい。フィードバック回路は、アンプとレプリカ回路とに連結されてもよい。フィードバック回路は、アンプの第1の電圧を感知し、レプリカ回路の第2の電圧を感知し、第1および第2の電圧に基づいて、アンプのためのバイアス電圧を生成してもよい。フィードバック回路は、例えば図6のフィルタ462およびop−amp464のように、フィルタおよび感知回路を含むとしてもよい。フィルタは、第1の電圧を受けてフィルタし、第3の電圧を提供する。感知回路は、第2および第3の電圧を受け、第1のトランジスタのゲートに対するバイアス電圧を生成してもよい。
アンプは、積み重ねて連結された第1および第2のトランジスタを含むとしてもよく、レプリカ回路は、例えば図6に示されるように、積み重ねて連結された第3および第4のトランジスタを含むとしてもよい。第1の電圧は、第1のトランジスタのドレイン電圧としてもよく、第2の電圧は、第3のトランジスタのドレイン電圧としてもよく、バイアス電圧は、第1のトランジスタのゲートに印加されてもよい。第2および第4のトランジスタは、第2のバイアス電圧(Vbias2)を受けてもよく、第3のトランジスタは、第3のバイアス電圧(Vbias3)を受けてもよい。第2および第3のバイアス電圧は、レプリカ回路の第3および第4のトランジスタにターゲットのバイアス電流を供給してもよい。
さらに他の典型的な設計において、装置は、図7または図8に示されるように、アンプ、SMPS、およびバイアス回路を含むとしてもよい。アンプは、入力信号を増幅し、出力信号を提供してもよい。SMPSは、アンプと連結されてもよく、第1の供給電圧を受けてもよく、アンプに対して第2の供給電圧を提供してもよい。バイアス回路は、アンプと連結されてもよく、アンプのためのターゲットのバイアス電流を得るために、アンプのためのバイアス回路を生成するとしてもよい。バイアス回路は、無効化されたSMPSを用いて、アンプに対する測定されたバイアス電流に基づいて決定された制御を受け、この制御に基づいて、アンプに対するバイアス電圧を生成してもよい。
装置は、さらに、図7に示されるように、抵抗および感知回路を含むとしてもよい。抵抗は、アンプ(例えばSMPS経由で)に連結されてもよく、SMPSが無効化された場合に、アンプに対してバイアス電流を供給してもよい。感知回路(例えばop−amp756)は、抵抗に連結されるとしてもよく、抵抗を横切る電圧を測定してもよい。バイアス回路は、抵抗を横切る測定された電圧に基づいて決定された制御を受けるとしてもよく、この制御に基づいてアンプに対するバイアス電圧を生成してもよい。装置は、さらに、ADCとプロセッサとを含むとしてもよい。ADCは、抵抗を横切る測定された電圧をデジタル化し、デジタル化された電圧を提供する。プロセッサは、デジタル化された電圧に基づいて、バイアス回路のための制御を生成してもよい。プロセッサは、デジタル化された電圧と抵抗の既知の値とに基づいて、アンプに対する測定されたバイアス電流を決定してもよい。プロセッサは、その後、測定されたバイアス電流およびターゲットのバイアス電流に基づいて、バイアス回路のための制御を生成してもよい。
アンプは、第1のトランジスタ(例えば図8のNMOSトランジスタ712)を含むとしてもよい。装置は、さらに、第2のトランジスタおよび感知回路を含むとしてもよい。第2のトランジスタ(例えばNMOSトランジスタ782)は、少なくとも一つのスイッチを経由してアンプの第1のトランジスタに連結されてもよい。第1および第2のトランジスタは、少なくとも一つのスイッチが閉じられた場合に、カレントミラーを形成するとしてもよい。感知回路(例えばPMOSトランジス784およびop−amp786)は、第2のトランジスタに連結され、第2のトランジスタを通る電流を測定してもよい。ADCは、感知回路からの感知された電圧をデジタル化してもよく、この感知された電圧は、第2のトランジスタを通る測定された電流を示してもよい。プロセッサは、デジタル化された電圧に基づいて、バイアス回路のための制御を生成してもよい。例えば、プロセッサは、デジタル化された電圧に基づいて、アンプに対する測定されたバイアス電流を決定してもよく、測定されたバイアス電流およびターゲットのバイアス電流に基づいて、バイアス回路のための制御を生成してもよい。
図10は、バイアス電流を調節するプロセス100の典型的な設計を示す。アンプの少なくとも一つのトランジスタと連結されるインダクタを横切る電圧(例えば図3に示されるように)、または、アンプの少なくとも一つのトランジスタのうちの一つを用いて形成されるカレントミラーによる電流(例えば図2に示されるように)、または、アンプの少なくとも一つのトランジスタのうちの一つのVgs電圧(例えば図4または5に示されるように)、アンプを模倣するレプリカ回路の電圧(例えば図6に示されるように)、または、無効化されているSMPSを用いてアンプに適用される電流(例えば図7または8にしめされるように)、の測定が得られる(ブロック1012)。アンプの少なくとも一つのトランジスタのための少なくとも一つのバイアス電圧は、アンプに対するターゲットのバイアス電流を得るために、その測定に基づいて生成されてもよい(ブロック1014)。
図2に示されるブロック1014の典型的な設計において、アンプに対する測定されたバイアス電流は、アンプの少なくとも一つのトランジスタのうちの一つで形成されたカレントミラーを通る電流に基づいて決定されてもよい。少なくとも一つのバイアス電圧は、測定されたバイアス電流およびアンプに対するターゲットのバイアス電流に基づいて生成されてもよい。
図3に示されるブロック1014の他の典型的な設計において、インダクタを横切る電圧は、デジタル化され、デジタル化された電圧を得るとしてもよい。アンプに対する測定されたバイアス電流は、デジタル化された電圧およびインダクタのための抵抗器の値に基づいて決定されてもよい。少なくとも一つのバイアス電圧は、測定されたバイアス電流およびアンプに対するターゲットのバイアス電流に基づいて生成されてもよい。
図4に示されるブロック1014のさらに他の典型的な設計において、アンプに対する測定されたバイアス電流は、アンプ中の少なくとも1つのトランジスタのうちの一つのVgs電圧に基づいて決定されてもよい。少なくとも一つのバイアス電圧は、測定されたバイアス電流およびアンプに対するターゲットのバイアス電流に基づいて生成されてもよい。あるいは、少なくとも一つのバイアス電圧は、アンプ中の少なくとも一つのトランジスタのうちの一つのVgs電圧およびターゲットのVgs電圧に基づいて生成されてもよい。
図5に示されるブロック1014のさらに他の典型的な設計において、レプリカ回路中の少なくとも一つのトランジスタのうちの一つのVgs電圧の第1の測定が得られてもよい。アンプの少なくとも一つのトランジスタに対する少なくとも一つのバイアス電圧は、アンプに対するターゲットのバイアス電流を得るために、さらに第2の測定に基づいて生成されてもよい。
図6に示されるブロック1014のさらに他の典型的な設計において、アンプの電圧が感知されてもよい。アンプに対するバイアス電圧は、フィードバックループを使用して、レプリカ回路の電圧とアンプの電圧とに基づいて、生成されてもよい。
図7に示されるブロック1012の典型的な設計において、アンプと連結された抵抗を横切る電圧は、無効化されたSMPSを用いて測定されるとしてもよい。アンプに適用された電流は、測定された電圧に基づいて決定されてもよい。
図8に示されるブロック1012の他の典型的な設計において、アンプ中の少なくとも一つのトランジスタのうちの一つを用いて形成されるカレントミラーによる電流が、測定されてもよい。アンプに適用される電流は、カレントミラーによって測定された電流に基づいて決定されてもよい。
ここで説明されたアンプおよび回路は、IC、アナログIC、RFIC、混合信号IC、ASIC、プリント回路基板(PCB)、電子デバイスなどで実装されてもよい。アンプと回路は、また、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)、NMOS、PMOS、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)、バイポーラCMOS(BiCMOS)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、砒化ガリウム(GaAs)などのような様々なICプロセス技術で製造されてもよい。
ここに記述されたアンプおよび回路を実装する装置は、スタンド−アロン・デバイスでもよく、あるいは大型装置の一部でもよい。デバイスは、(i)スタンド−アロンIC、(ii)データおよび/または命令を記憶するためのメモリICを含んでもよい1以上のICのセット、(iii)RFレシーバ(RFR)またはRFトランスミッタ/レシーバ(RTR)のようなRFIC、(iv)移動局モデム(MSM)のようなASIC、(v)他のデバイス内に埋め込まれることができるモジュール、(vi)レシーバ、セルラー電話、ワイヤレスデバイス、ハンドセット、またはモバイルユニット装置、(Vii)など、でもよい。
1以上の典型的な設計において、記述された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはその任意の組み合わせで実装されてもよい。もしソフトウェアで実装されると、機能は、コンピュータ可読媒体に1以上の命令またはコードとして格納されるか、または、送信されるとしてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記録媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータ・プログラムの転送を促進する任意の媒体を含む通信媒体との双方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能媒体としてもよい。制限ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージ装置、命令またはデータ構造の形式で所望のプログラムコードを運びまたは記憶するために使用可能であり、コンピュータによってアクセス可能な任意の他の媒体を含むことができる。さらに、任意の接続が適切にコンピュータ可読媒体と呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用されるようなディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
開示された典型的な実施形態の前述の説明は、いかなる当業者でも、本発明を作成または使用することができるように提供される。本開示の様々な変更は、当業者に直ちに明確であろう。ここで定義される総称的な原理は、本開示範囲から逸脱することなく他の変形に適用されてもよい。したがって、本開示は、ここで説明された例および設計に制限されることを意図されず、ここに開示された原理および新しい特徴と共通する最も広い範囲に与えられる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 第1のトランジスタを具備するアンプと、 前記アンプの前記第1のトランジスタと連結される第2のトランジスタを具備するバイアス回路とを具備し、 前記第1および第2のトランジスタはカレントミラーを形成し、前記バイアス回路は、前記第1のトランジスタに対するターゲットバイアス電流を得るために、前記第1および第2のトランジスタに対するバイアス電圧を生成する、装置。
[2] 前記バイアス回路は、前記第2のトランジスタと連結される電流源をさらに具備し、前記バイアス回路は、前記電流源からのターゲット電流を得るために前記バイアス電圧を生成し、前記電流源からの前記ターゲット電流は、前記第1のトランジスタに対する前記ターゲットバイアス電流に基づいて決定される、[1]の装置。
[3] 前記アンプは、パワーアンプであり、前記第1のトランジスタは、Nチャネル金属酸化膜半導体(NMOS)トランジスタである、[1]の装置。
[4] インダクタと連結されるトランジスタを具備するアンプと、 前記インダクタと連結され、前記インダクタを渡る電圧を測定する感知回路と、 前記トランジスタと連結され、前記トランジスタに対するターゲットバイアス電流を得るために、前記インダクタを渡る測定された電圧に基づいて、前記トランジスタに対するバイアス電圧を生成するバイアス回路とを具備する装置。
[5] 前記測定された電圧をデジタル化し、デジタル化された電圧を提供するアナログ−デジタル変換器(ADC)と、 前記デジタル化された電圧を受け、前記デジタル化された電圧に基づいて前記バイアス回路に対する制御を生成するプロセッサとをさらに具備する、[4]の装置。
[6] 前記プロセッサは、前記デジタル化された電圧と前記インダクタに対する抵抗値とに基づいて、前記トランジスタに対する測定されたバイアス電流を決定し、前記測定されたバイアス電流と前記ターゲットバイアス電流とに基づいて、前記バイアス回路に対する前記制御を生成する、[5]の装置。
[7] 前記インダクタに対する前記抵抗値は、前記インダクタを通る既知の電流を適用することと、前記インダクタを渡る前記電圧を測定することとによって決定される、[6]の装置。
[8] 前記インダクタに対する前記抵抗値は、前記アンプによって観測される集積回路(IC)の状態に基づいて決定される、[6]の装置。
[9] 積み重ねて連結された第1および第2のトランジスタを具備するアンプと、 前記アンプの前記第2のトランジスタと連結され、前記第2のトランジスタのゲート−ソース間電圧Vgsを測定する感知回路と、 前記第1および第2のトランジスタのうちの少なくとも一つのトランジスタと連結され、前記第2のトランジスタの前記測定されたVgs電圧に基づいて前記少なくとも一つのトランジスタに対する少なくとも一つのバイアス電圧を生成し、前記第1および第2のトランジスタに対するターゲットバイアス電流を得るバイアス回路とを具備する装置。
[10] 前記第1のトランジスタは、前記積み重ねの下側のトランジスタであり、回路グラウンドと連結され、前記第2のトランジスタは、前記積み重ねの上側のトランジスタである、[9]の装置。
[11] 前記測定されたVgs電圧をデジタル化し、デジタル化された電圧を提供するアナログ−デジタル変換器(ADC)と、 前記デジタル化された電圧を受け、前記デジタル化された電圧に基づいて前記バイアス回路に対する制御を生成するプロセッサとをさらに具備する、[9]の装置。
[12] 前記プロセッサは、前記ターゲットバイアス電流に対応するターゲットVgs電圧を決定し、前記測定されたVgs電圧および前記ターゲットVgs電圧に基づいて、前記バイアス回路に対する前記制御を生成する、[11]の装置。
[13] バイアス電流対前記第2のトランジスタに対するVgs電圧を記憶するルックアップテーブルをさらに具備し、前記プロセッサは、前記ルックアップテーブルから前記測定されたVgs電圧に対する測定されたバイアス電流を求め、前記測定されたバイアス電流と前記ターゲットバイアス電流とに基づいて前記バイアス回路に対する前記制御を生成する、[11]の装置。
[14] 積み重ねて連結された第3および第4のトランジスタを具備し、前記アンプの前記第1および第2のトランジスタを模倣するレプリカ回路と、
前記レプリカ回路の前記第4のトランジスタと連結され、前記第4のトランジスタのVgsを測定する第2の感知回路とをさらに具備し、 前記バイアス回路は、前記第2のトランジスタの前記測定されたVgs電圧と前記第4のトランジスタの前記測定されたVgs電圧とに基づいて、前記アンプの前記少なくとも一つのトランジスタに対する前記少なくとも一つのバイアス電圧を生成する、[9]の装置。
[15] 前記第1および第3のトランジスタは、第1のバイアス電圧を受け、前記第2および第4のトランジスタは、第2のバイアス電圧を受ける、[14]の装置。
[16] 前記第2のトランジスタの前記測定されたVgs電圧をデジタル化し、第1のデジタル化された電圧を提供し、前記第4のトランジスタの前記測定されたVgs電圧をデジタル化し、第2のデジタル化された電圧を提供するアナログ−デジタル変換器(ADC)と、 前記第1のおよび第2のデジタル化電圧を受け、前記第1および第2のデジタル化された電圧に基づいて前記バイアス回路に対する制御を生成するプロセッサとをさらに具備する、[15]の装置。
[17] 前記プロセッサは、名目の値を持つ前記第1および第2のバイアス電圧を用いて前記第4のトランジスタの前記測定されたVgs電圧に対する前記第2のデジタル化された電圧を求め、前記第2のトランジスタの前記測定されたVgs電圧と前記第4のトランジスタの前記測定されたVgs電圧とを整合させるために、前記バイアス回路に対する前記制御を生成する、[16]の装置。
[18] 少なくとも一つのトランジスタを具備するアンプと、 前記アンプの前記少なくとも一つのトランジスタを模倣する少なくとも一つのトランジスタを具備するレプリカ回路と、 前記アンプおよび前記レプリカ回路と連結され、前記アンプの第1の電圧を感知し、前記レプリカ回路の第2の電圧を感知し、前記第1および第2の電圧に基づいて前記アンプに対するバイアス電圧を生成するフィードバック回路とを具備する装置。
[19] 前記フィードバック回路は、 前記第1の電圧を受けおよびフィルタし、第3の電圧を提供するフィルタと、 前記第2および第3の電圧を受け、前記第1のトランジスタのゲートに対する前記バイアス電圧を生成する感知回路を具備する、[18]の装置。
[20] 前記アンプは、積み重ねて連結された第1および第2のトランジスタを具備し、前記レプリカ回路は、積み重ねて連結された第3および第4のトランジスタを具備し、前記第1の電圧は、前記第1のトランジスタのトレイン電圧であり、前記第2の電圧は、前記第3のトランジスタのドレイン電圧であり、前記バイアス電圧は、前記第1のトランジスタのゲートに印加される、[18]の装置。
[21] 前記第2および第4のトランジスタは、第2のバイアス電圧を受け、前記第3のトランジスタは、第3のバイアス電圧を受け、前記第2および第3のバイアス電圧は、前記レプリカ回路の前記第3および第4のトランジスタに対するターゲットバイアス電流を提供する、[20]の装置。
[22] 入力信号を増幅し、出力信号を提供するアンプと、 前記アンプと連結され、第1の供給電圧を受け、前記アンプに第2の供給電圧を提供するスイッチモード電源(SMPS)と、 前記アンプと連結され、前記アンプに対するターゲットバイアス電流を得るために、前記アンプに対するバイアス電圧を生成するバイアス回路とを具備する装置。
[23] 前記バイアス回路は、無効化された前記SMPSを用いて、前記アンプに対する測定されたバイアス電流に基づいて決定された制御を受け、前記制御に基づいて、前記アンプに対する前記バイアス電圧を生成する、[22]の装置。
[24] 前記アンプに作用するように連結され、前記SMPSが無効化されている場合に、前記アンプに対するバイアス電流を提供する抵抗と、 前記抵抗に連結され、前記抵抗を渡る電圧を測定する感知回路とをさらに具備し、 前記バイアス回路は、前記抵抗を渡る前記測定された電圧に基づいて決定された制御を受け、前記制御に基づいて前記アンプに対する前記バイアス電圧を生成する、[22]の装置。
[25] 前記抵抗を渡る前記測定された電圧をデジタル化し、デジタル化された電圧を提供するアナログ−デジタル変換器(ADC)と、 前記デジタル化された電圧を受け、前記デジタル化された電圧に基づいて前記バイアス回路に対する前記制御を生成するプロセッサとをさらに具備する、[24]の装置。
[26] 前記プロセッサは、前記デジタル化された電圧および前記抵抗の既知の値に基づいて前記アンプに対する測定されたバイアス電流を決定し、前記測定されたバイアス電流および前記ターゲットバイアス電流とに基づいて前記バイアス回路に対する前記制御を生成する、[25]の装置。
[27] 前記アンプは第1のトランジスタを具備し、 前記装置は、 少なくとも一つのスイッチを経由して、前記アンプの前記第1のトランジスタと連結される第2のトランジスタと、 前記第2のトランジスタと連結され、前記第2のトランジスタを通過する電流を測定する感知回路とをさらに具備し、前記第1および第2のトランジスタは、前記少なくとも一つのスイッチが閉じられた場合に、カレントミラーを形成し、 前記バイアス回路は、前記第2のトランジスタを通過する前記測定された電流および前記アンプに対する前記ターゲットバイアス電流に基づいて決定された制御を受ける、[22]の装置。
[28] 前記第2のトランジスタを通過する前記測定された電流を示す前記感知回路からの感知された電圧をデジタル化するアナログ−デジタル変換器(ADC)と、 前記ADCからの前記デジタル化された電圧を受け、前記デジタル化された電圧に基づいて前記バイアス回路に対する前記制御を生成するプロセッサとをさらに具備する、[27]の装置。
[29] 前記プロセッサは、前記デジタル化された電圧に基づいて前記アンプに対する測定されたバイアス電流を決定し、前記測定されたバイアス電流および前記ターゲットバイアス電流に基づいて前記バイアス回路に対する前記制御を生成する、[28]の装置。
[30] バイアス電流を調節する方法において、 アンプの少なくとも一つのトランジスタと連結されるインダクタを渡る電圧、または、前記アンプの前記少なくとも一つのトランジスタのうちの一つを用いて形成されるカレントミラーによる電流、または、前記アンプの前記少なくとも一つのトランジスタのうちの一つのゲート−ソース電圧Vgs、または、前記アンプを模倣するレプリカ回路における電圧、または、無効化されたスイッチモード電源(SMPS)を用いて前記アンプに適用される電流、の測定を得ることと、 前記アンプに対するターゲットバイアス電流を得るために、前記測定に基づいて、前記アンプにおける前記少なくとも一つのトランジスタに対する少なくとも一つのバイアス電圧を生成することとを具備する方法。
[31] 前記少なくとも一つのバイアス電圧を生成することは、 前記アンプにおける前記少なくとも一つのトランジスタのうちの一つを用いて形成される前記カレントミラーによる前記電流に基づいて、前記アンプに対する測定されたバイアス電流を決定することと、 前記測定されたバイアス電流および前記アンプに対する前記ターゲットバイアス電流に基づいて、前記少なくとも一つのバイアス電圧を生成することとを具備する、[30]の方法。
[32] 前記少なくとも一つのバイアス電圧を生成することは、 デジタル化された電圧を得るために、前記インダクタを渡る電圧をデジタル化することと、 前記デジタル化された電圧および前記インダクタに対する抵抗値に基づいて、前記アンプに対する測定されたデジタル電流を決定することと、 前記測定されたバイアス電流および前記アンプに対する前記ターゲットバイアス電流に基づいて、前記少なくとも一つのバイアス電圧を生成することと
を具備する、[30]の方法。
[33] 前記少なくとも一つのバイアス電圧を生成することは、 前記アンプにおける前記少なくとも一つのトランジスタのうちの一つのVgs電圧に基
づいて、前記アンプに対する測定されたバイアス電流を決定することと、 前記測定されたバイアス電流および前記アンプに対する前記ターゲットバイアス電流に基づいて、前記少なくとも一つのバイアス電圧を生成することと
を具備する、[30]の方法。
[34] 前記少なくとも一つのバイアス電圧を生成することは、 前記アンプにおける前記少なくとも一つのトランジスタのうちの一つの前記Vgs電圧
およびターゲットVgs電圧に基づいて、前記少なくとも一つのバイアス電圧を生成する、[30]の方法。
[35] 前記少なくとも一つのバイアス電圧を生成することは、 前記レプリカ回路における少なくとも一つのトランジスタのうちの一つのVgs電圧の
第2の測定を得ることと、 前記アンプに対する前記ターゲットバイアス電流を得るために、さらに前記第2の測定に基づいて、前記アンプにおける前記少なくとも一つのトランジスタに対する前記少なくとも一つのバイアス電圧を生成することとを具備する、[30]の方法。
[36] 前記少なくとも一つのバイアス電圧を生成することは、 前記アンプにおける電圧を感知することと、 フィードバックループを使用して、前記レプリカ回路における前記電圧および前記アンプにおける前記電圧に基づいて、前記アンプに対するバイアス電圧を生成することとを具備する、[30]の方法。
[37] 前記測定を得ることは、 無効化されたSMPSを用いて前記アンプと連結されるレジスタを渡る電圧を測定することと、 前記測定された電圧に基づいて、前記アンプに適用される前記電流を決定することとを具備する、[30]の方法。
[38] 前記測定を得ることは、 前記アンプにおける前記少なくとも一つのトランジスタのうちの一つを用いて形成されるカレントミラーによる電流を測定することと、 前記カレントミラーによる前記測定された電流に基づいて前記アンプに適用される前記電流を決定することと
を具備する、[30]の方法。
[39] バイアス調節のための装置において、 アンプの少なくとも一つのトランジスタと連結されるインダクタを渡る電圧、または、前記アンプの前記少なくとも一つのトランジスタのうちの一つを用いて形成されるカレントミラーによる電流、または、前記アンプの前記少なくとも一つのトランジスタのうちの一つのゲート−ソース電圧Vgs、または、前記アンプを模倣するレプリカ回路における電圧、または、無効化されたスイッチモード電源(SMPS)を用いて前記アンプに適用される電流、の測定を得るための手段と、 前記アンプに対するターゲットバイアス電流を得るために、前記測定に基づいて、前記アンプにおける前記少なくとも一つのトランジスタに対する少なくとも一つのバイアス電圧を生成するための手段とを具備する、装置。

Claims (4)

  1. インダクタおよび出力のそれぞれと連結されるドレインと入力信号を受けるように構成されたゲートとを備えるトランジスタを具備するアンプ、ここにおいて、前記インダクタは電源に接続された一端と前記トランジスタの前記ドレインに接続された他端を有し、バイアス電流は、前記インダクタと前記トランジスタを介して流れる、と、
    前記インダクタと連結され、バイアス電流が前記インダクタを介して流れるときに前記インダクタの寄生抵抗によって現れる電圧降下を測定する感知回路と、
    前記トランジスタと連結され、前記トランジスタに対するターゲットバイアス電流を得るために、前記インダクタを渡る測定された電圧降下に基づいて、前記トランジスタに対する調節可能バイアス電圧を生成するバイアス回路と
    を具備する装置。
  2. 前記測定された電圧降下をデジタル化し、デジタル化された電圧を提供するアナログ−デジタル変換器(ADC)と、
    前記デジタル化された電圧を受け、前記デジタル化された電圧に基づいて前記バイアス回路に対する制御を生成するプロセッサと
    をさらに具備する、請求項の装置。
  3. 前記プロセッサは、前記デジタル化された電圧降下と前記インダクタの前記寄生抵抗の抵抗値とに基づいて、前記トランジスタに対する測定されたバイアス電流を決定し、前記測定されたバイアス電流と前記ターゲットバイアス電流とに基づいて、前記バイアス回路に対する前記制御を生成する、請求項の装置。
  4. 前記インダクタの前記寄生抵抗の前記抵抗値は、前記インダクタを通る既知の電流を適用することと、前記インダクタを渡る前記電圧を測定することとによって決定される、請求項の装置。
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