JP2014050055A - 増幅器および制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力効率の低下の抑制を示し、且つ、トランジスタの電流増幅率を一定に制御可能な増幅器および制御方法を提供する。
【解決手段】増幅器100は、電源部Vccの出力端子に一方の端子が接続された、負荷となるコイルL1と、コイルL1の他方の端子にコレクタ端子が接続され、エミッタ端子がグランドされて、ベース端子から交流信号が入力されるトランジスタTrと、トランジスタTrのベース端子にCout端子が接続され、コレクタ端子に印加されている直流電圧Vcが基準電圧Vaよりも低い場合に、Cout端子から電流Ipを引き込んで、ベース端子に入力されるバイアス電流Ibisを減少させ、コレクタ端子に印加されている直流電圧Vcが基準電圧Vaよりも高い場合に、Cout端子から電流Ipを出力して、バイアス電流Ibisを増加させることで、トランジスタTrの電流増幅率を一定に制御する電流供給部102と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、増幅器および制御方法に関する。
温度の変化に伴って変動するトランジスタの電流増幅率を一定に制御するものとして、特許文献1に記載の高周波電力制御回路が知られている。
特許文献1に記載の高周波電力制御回路は、温度が変化し、トランジスタ233の電流増幅率が変化して、コレクタ電流が変化すると、その変化に応じ、ベース電流を増減させる。そして、高周波電力制御回路は、ベース電流の増減により、トランジスタ223の電流増幅率を変化前の状態に戻すことで、トランジスタ223の電流増幅率を一定に制御する。
具体的には、高周波電力制御回路は、温度が上昇し、トランジスタ223の電流増幅率が増加して、コレクタ電流が増加することによって、コレクタ電流に比例して発生する電圧が基準電圧よりも大きくなると、ベース電流を減少させる。このベース電流の減少により、高周波電力制御回路は、トランジスタ223の電流増幅率を増加前の状態に戻して、トランジスタ223の電流増幅率を一定に制御する。
一方、高周波電力制御回路は、温度が降下し、トランジスタ223の電流増幅率が減少して、コレクタ電流が減少することによって、コレクタ電流に比例して発生する電圧が基準電圧よりも小さくなると、ベース電流を増加させる。このベース電流の増加により、高周波電力制御回路は、トランジスタ223の電流増幅率を減少前の状態に戻して、トランジスタ223の電流増幅率を一定に制御する。
このように、高周波電力制御回路は、コレクタ電流の変化に伴い、ベース電流を変化させることで、トランジスタ223の電流増幅率を一定に制御する。
特開2003−273676号公報
ここで、特許文献1に記載の高周波電力制御回路では、トランジスタのコレクタ端子に流れ込むコレクタ電流が、抵抗211bを介して、電源から供給されている。よって、高周波電力制御回路では、電源から供給された電力に、抵抗211bによる損失が発生している。従って、高周波電力制御回路は、抵抗211bによって、電力効率(出力電力を消費電力で割った値)が低下しているという問題点があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、電力効率の低下の抑制を示し、且つ、トランジスタの電流増幅率を一定に制御可能な増幅器および制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る増幅器は、
電力を供給する電源部の出力端子に、2つの端子のうちの一方が接続された、負荷となる誘導素子と、
前記誘導素子の他方の端子にコレクタ端子が接続され、エミッタ端子がグランドされて、ベース端子から交流信号が入力されるトランジスタと、
前記トランジスタのベース端子に制御端子が接続され、前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧よりも低い場合に、前記制御端子から電流を引き込んで、前記ベース端子に入力されるバイアス電流を減少させ、前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧よりも高い場合に、前記制御端子から電流を出力して、前記バイアス電流を増加させることで、前記トランジスタの電流増幅率を一定に制御する制御部と、
を備える。
本発明の第2の観点に係る制御方法は、
電力を供給する電源部の出力端子に、2つの端子のうちの一方が接続された、負荷となる誘導素子と、前記誘導素子の他方の端子にコレクタ端子が接続され、エミッタ端子がグランドされて、ベース端子から交流信号が入力されるトランジスタと、を備える増幅器の制御方法であって、
前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧よりも低い場合に、前記ベース端子に入力されるバイアス電流を減少させ、前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧よりも高い場合に、前記バイアス電流を増加させることで、前記トランジスタの電流増幅率を一定に制御するステップ、
を備える。
本発明によれば、負荷として誘導素子を用いているので、電源から供給された電力に発生する損失を抑制することができる。よって、本発明によれば、電力効率の低下の抑制を示し、且つ、トランジスタの電流増幅率を一定に制御することが可能である。
本発明の実施の形態1に係る増幅回路の回路図である。 電流供給回路の回路図である。 本発明の実施の形態2に係る増幅回路の回路図である。 本発明の実施の形態3に係る増幅回路の回路図である。 電圧供給回路の回路図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態に係る増幅回路100を、図1,2を参照して説明する。増幅回路100は、入力された交流信号を増幅して出力する。また、増幅回路100は、電力効率の低下の抑制を示し、且つ、トランジスタの電流増幅率を一定に制御することが可能である。
増幅回路100は、図1に示すように、増幅部101と、増幅部101に接続された電流供給部102と、を備えている。
増幅部101は、入力された交流信号を増幅して出力する。増幅部101は、コンデンサC1,C2と、抵抗R1,R2と、コイルL1と、トランジスタTrと、を備えている。
コンデンサC1は、入力された信号から交流信号を抽出する。抽出した交流信号の電流成分を、電流Irとする。コンデンサC1の一端は、入力端子INに接続され、コンデンサC1の他端は、抵抗R1,R2の一端およびトランジスタTrのベース端子に接続されている。
抵抗R1,R2は、トランジスタTrのベース端子に印加されるバイアス電圧およびトランジスタTrのベース端子に供給される供給電流を決定する。抵抗R1の一端は、コンデンサC1の他端、抵抗R2の一端およびトランジスタTrのベース端子に接続されている。また、抵抗R1の他端は、コイルL1の一端および直流電源Vccに接続されている。抵抗R1を介して、直流電源Vccから供給される直流電流、即ち、供給電流を、電流Ibbとする。
また、抵抗R2の一端は、コンデンサC1の他端、抵抗R1の一端およびトランジスタTrのベース端子に接続されている。また、抵抗R2の他端は、グランドされている。
上述した抵抗R1の他端に接続されるコイルL1は、電源Vccから供給される電流の変化に伴い、具体的には、コレクタ電流Icの変化に伴い、電圧を発生させる。即ち、コイルL1は、トランジスタTrによって増幅された信号を発生させる負荷である。
コイルL1の一端は、電源Vccおよび抵抗R1の他端に接続されている。また、コイルL1の他端は、電流供給部102のVin端子、トランジスタTrのコレクタ端子およびコンデンサC2の一端に接続されている。
コンデンサC2は、コイルL1に発生した電圧、即ち、増幅された信号から、直流分を取り除いてOUT端子に出力する。コンデンサC2の一端は、コイルL1の他端、電流供給部102のVin端子およびトランジスタTrのコレクタ端子に接続される。また、コンデンサC2の他端は、OUT端子に接続されている。
トランジスタTrは、npn型のトランジスタである。トランジスタTrは、ベース端子から入力された交流信号を増幅する。即ち、トランジスタTrは、流れ込むベース電流Ibisの大きさに伴って、コレクタ電流Icを増減させる。具体的には、トランジスタTrは、ベース端子に流れ込むベース電流Ibisの値に電流増幅率を掛けた値のコレクタ電流Icを、コレクタ端子からエミッタ端子へ流す。
ここで、一般的に、トランジスタは、温度(例えば、トランジスタ自体の温度や、トランジスタの周囲の雰囲気温度等)が上昇すると、電流増幅率が増加する。一方、トランジスタは、温度が降下すると、電流増幅率が減少する。このため、温度が上昇すると、ベース電流に変化がなくても、コレクタ電流が増加する。また、温度が降下すると、ベース電流に変化がなくても、コレクタ電流が減少する。
このように、トランジスタTrのベース端子に流れ込むベース電流Ibisに変化がなくても、温度の変化により、トランジスタTrの電流増幅率が変動する。この変動を抑制して、トランジスタTrの電流増幅率を一定にするのが、電流供給部102である。
電流供給部102は、例えば、増幅回路100のIN端子に信号が入力されていない無負荷時に、コレクタ電流Icが増加すると、トランジスタTrに流れ込むベース電流Ibisを減少させ、コレクタ電流Icが減少すると、ベース電流Ibisを増加させる。これにより、電流供給部102は、トランジスタTrの電流増幅率を一定に制御する。
電流供給部102は、電流供給回路103と、直流電圧Vaを出力する直流電源104と、を備えている。
電流供給回路103のVin端子は、コイルL1の他端、トランジスタTrのコレクタ端子およびコンデンサC2の一端に接続されている。よって、電流供給回路103のVin端子には、トランジスタTrのコレクタ端子に印加されている電圧、即ち、コレクタ電圧が印加される。
また、電流供給回路103のVref端子は、直流電圧Vaを出力する直流電源104に接続されている。よって、電流供給回路103のVref端子には、直流電圧Vaが印加される。
また、電流供給回路103のCout端子は、トランジスタTrのベース端子、抵抗R1,R2の一端およびコンデンサC1の他端に接続されている。
電流供給回路103は、Vin端子−Vref端子間に印加される電圧dVに応じて、Cout端子から出力する電流Ipを調整する。この電流Ipと電流Irと電流Ibbとの合成電流が、トランジスタTrのベース端子に流れ込むベース電流Ibisになる。この電流Ipを調整する電流供給回路103の動作について、詳細に説明する。
トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率よりも増加し、例えば、増幅回路100のIN端子に信号が入力されていない無負荷時に、コレクタ電流Icが増加すると、コイルL1に印加されている電圧△V(コイルL1の微小な抵抗成分によって発生する電圧)が上昇する。一方、コレクタ端子に印加されている直流電圧、即ち、コレクタ電圧Vcが降下する。このとき、コレクタ電圧Vcが直流電圧Vaよりも低くなり、Vin端子−Vref端子間に印加される電圧dVがマイナスの電圧になる。すると、電流供給回路103は、Cout端子から電流Ipを引き込む。これにより、電流供給回路103は、ベース電流Ibisを減少させ、コレクタ電流Icを減少させて、トランジスタTrの電流増幅率を基準増幅率に戻す。
なお、電圧dVがゼロボルトのとき、即ち、コレクタ電流Vcが直流電圧Vaと同一のとき、電流Ipはゼロとなる。このとき、トランジスタTrの電流増幅率は基準増幅率と同一の値になる。
また、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率よりも減少し、例えば、増幅回路100のIN端子に信号が入力されていない無負荷時に、コレクタ電流Icが減少すると、コイルL1に印加されている電圧△Vが降下する。一方、コレクタ電圧Vcが上昇する。このとき、コレクタ電圧Vcが直流電圧Vaよりも高くなり、Vin端子−Vref端子間に印加される電圧dVがプラスの電圧になる。すると、電流供給回路103は、Cout端子から電流Ipを出力する。これにより、電流供給回路103は、ベース電流Ibisを増加させ、コレクタ電流Icを増加させて、トランジスタTrの電流増幅率を基準増幅率に戻す。
この電流供給回路103は、図2に示す通り、コンパレータ部103aと、ボルテージフォロア部103bと、を備えている。
コンパレータ部103aは、Vin端子に印加されている電圧(コレクタ電圧Vc)と、Vref端子に印加されている電圧(直流電圧Va)と、の差に応じて、即ち、電圧dVに応じて、電流Ipを制御する。
コンパレータ部103aは、オペアンプOP1と、抵抗R31と、抵抗R32と、抵抗Rf1と、抵抗Rf2と、抵抗Rsと、を備えている。なお、抵抗R31と抵抗R32とは同じ抵抗値であり、抵抗Rf1と抵抗Rf2とは同じ抵抗値である。
抵抗R31の一端は、Vin端子に接続され、抵抗R31の他端は、オペアンプOP1の正入力端子および抵抗Rf1の一端に接続されている。抵抗Rf1の他端は、オペアンプOP2の出力端子、オペアンプOP2の負入力端子、オペアンプOP2の正入力端子、抵抗Rsの他端およびCout端子に接続されている。
また、抵抗R32の一端は、Vref端子に接続され、抵抗R32の他端は、オペアンプOP1の負入力端子および抵抗Rf2の一端に接続されている。抵抗Rf2の他端は、オペアンプOP1の出力および抵抗Rsの一端に接続されている。そして、抵抗Rsの他端は、Cout端子、オペアンプOP2の出力端子、オペアンプOP2の負入力端子、オペアンプOP2の正入力端子および抵抗Rsの他端に接続されている。
上述した接続によって、オペアンプOP1は、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率よりも増加し、Vin端子−Vref端子間に印加される電圧dVがマイナスの電圧になると、Cout端子から電流Ipを引き込む。
一方、オペアンプOP1は、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率よりも減少し、Vin端子−Vref端子間に印加される電圧dVがプラスの電圧になると、Cout端子から電流Ipを出力する。
ここで、電流Ipの値は、抵抗R31(=抵抗R32)、抵抗Rf1(=抵抗Rf2)、抵抗Rsおよび電圧dVのそれぞれの値から決定される。即ち、電流Ipの値は、(抵抗Rf1÷抵抗Rs×抵抗R31)÷電圧dV、言い換えれば、(抵抗Rf2÷抵抗Rs×抵抗R32)÷電圧dVで求められる値になる。このようにして求められる電流Ipの値は、トランジスタTrの電流増幅率の変化に伴うコレクタ電流Icの増減を、変化前の値に戻すことができる値に決定されている。言い換えれば、電流Ipの値は、コレクタ電流Icが増えた場合は、その増えた分を減らしたベース電流Ibisを実現する値に決定されており、且つ、コレクタ電流Icが減った場合は、その減った分を補ったベース電流Ibisを実現する値に決定されている。
なお、オペアンプOP1は、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率になり、Vin端子−Vref端子間に印加される電圧dVがゼロになると、電流Ipをゼロにする。
ボルテージフォロア部103bは、信号電流Ibis(図1参照)が、コンパレータ部103aに流れ込むことを防止する。ボルテージフォロア部103は、オペアンプOP2を備えている。
オペアンプOP2の正入力端子は、抵抗Rsの他端、Cout端子、抵抗Rf1の他端、オペアンプOP2の出力端子およびオペアンプOP2の負入力端子に接続されている。また、オペアンプOP2の負入力端子は、オペアンプOP2の正入力端子に接続されている。そして、オペアンプOP2の出力端子は、オペアンプOP2の正入力端子および負入力端子に接続されている。
上述した電流供給部102および増幅部101を備える増幅回路100は、前述の通り、トランジスタTrの電流増幅率が変化して、例えば、増幅回路100のIN端子に信号が入力されていない無負荷時に、コレクタ電流Icが変化しても、電流供給部102で電流Ipを制御することで、ベース電流Ibisを増減させる。よって、トランジスタTrの電流増幅率が変化しても、コレクタ電流Icを一定に制御することができる。
このように、増幅回路100は、コレクタ電流Icを一定に制御しているので、電源Vccとコレクタ端子との間に、電源Vccからの電流を制限すると共に負荷となる抵抗を入れる必要がない。よって、電源Vccとコレクタ端子との間に、コイルL1、即ち、直流電流に対しては殆ど抵抗成分がなく、交流電流に対しては大きな抵抗成分を生じる素子を、負荷として入れることができる。このため、増幅回路100は、電源Vccとコレクタ端子との間に抵抗を入れる場合と比較して、電源Vccから供給された電力に発生する損失を抑制することができる。従って、本実施の形態の増幅回路100によれば、電力効率(出力電力を消費電力で割った値)の低下の抑制を示し、且つ、コレクタ電流Icを一定に、言い換えれば、トランジスタTrの電流増幅率を一定に、制御することができる。
加えて、増幅回路100は、電源Vccからコレクタ端子、エミッタ端子を結びグランドに繋がる経路上に(増幅された電流が流れる経路上に)、抵抗を入れない。よって、本実施の形態の増幅回路100によれば、トランジスタのエミッタ端子とグランドとの間に抵抗を入れる電流帰還バイアス方式と比較しても、電源Vccから供給された電力に発生する損失を抑制することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る増幅回路110を、図3を参照して説明する。増幅回路110は、実施の形態1の増幅回路100から、抵抗R1および抵抗R2を取り除いた構成である。よって、図3に示す増幅回路110については、増幅回路100と同一の構成には同一の番号を付している。
増幅回路110は、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率と同一の場合、電流供給部112の電流供給回路103から、電流Ibb(図1参照)と同じ値の電流Ipを出力する。つまり、電流供給回路103は、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率と同一の場合、予め定められた値(例えば、トランジスタTrを非飽和状態にする値)を示す電流Ipを、トランジスタTrのベース端子に出力する。
これは、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率と同一のときのコレクタ電圧Vcよりも、直流電源114から出力される直流電圧Va’を、小さくしているからである。即ち、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率と同一であっても、Vin端子−Vref端子間に印加される電圧dVがプラスの電圧になる。よって、電流供給回路103は、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率と同一であっても、電流供給回路103から、電流Ibb(図1参照)と同じ値の電流Ipを出力する。
これにより、増幅部111では、抵抗R1および抵抗R2(図1参照)で構成されたバイアス回路、即ち、電流Ibbを出力する回路が不要になる。
また、電流供給回路103は、実施の形態1の増幅回路100と同様に、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率よりも増加し、例えば、増幅回路100のIN端子に信号が入力されていない無負荷時に、コレクタ電流Icが増加すると、Cout端子から電流Ipを引き込む。これにより、電流供給回路103は、ベース電流Ibisを予め定められた値よりも減少させることで、コレクタ電流Icを減少させて、トランジスタTrの電流増幅率を基準増幅率に戻す。
また、電流供給回路103は、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率よりも減少し、例えば、増幅回路100のIN端子に信号が入力されていない無負荷時に、コレクタ電流Icが減少すると、Cout端子から電流Ipを出力する。これにより、電流供給回路103は、ベース電流Ibisを予め定められた値よりも増加させることで、コレクタ電流Icを増加させて、トランジスタTrの電流増幅率を基準増幅率に戻す。
上述した通り、増幅回路110によれば、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率と同一の場合、電流供給回路103から、電流Ibb(図1参照)と同じ値の電流Ipを出力する。よって、本実施の形態2の増幅回路110によれば、実施の形態1の増幅回路100で使用されていた、抵抗R1および抵抗R2で構成されたバイアス回路(電流Ibbを出力する回路)が、不要になる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係る増幅回路120を、図4および図5を参照して説明する。増幅回路120は、実施の形態1の増幅回路100で使用されていた電流供給部102を、電圧供給部122に変更したものである。よって、図4に示す増幅回路120については、増幅回路100と同一の構成には同一の番号を付している。
電圧供給部122は、例えば、増幅回路100のIN端子に信号が入力されていない無負荷時に、コレクタ電流Icが増加すると、抵抗R4に印加される電圧Vrをマイナスの電圧にすることで、抵抗R4を介して電流Ipを引き込む。これにより、電圧供給部122は、ベース電流Ibisを減少させ、コレクタ電流Icを減少させて、トランジスタTrの電流増幅率を基準増幅率に戻す。
また、電圧供給部122は、例えば、増幅回路100のIN端子に信号が入力されていない無負荷時に、コレクタ電流Icが減少すると、抵抗R4に印加される電圧Vrをプラスの電圧にすることで、抵抗R4を介して電流Ipを出力する。これにより、電圧供給部122は、ベース電流Ibisを増加させ、コレクタ電流Icを増加させて、トランジスタTrの電流増幅率を基準増幅率に戻す。
電圧供給部122は、電圧供給回路123と、直流電圧Vbを出力する直流電源124と、を備えている。
電圧供給回路123のVin端子は、コイルL1の他端、トランジスタTrのコレクタ端子およびコンデンサC2の一端に接続されている。電圧供給回路123のVref端子は、直流電圧Vbを出力する直流電源124に接続されている。また、電圧供給回路123のVout端子は、抵抗R4の一端に接続されている。そして、抵抗R4の他端は、トランジスタTrのベース端子、抵抗R1,R2の一端およびコンデンサC1の他端に接続されている。
電圧供給回路123は、Vin端子−Vref端子間に印加される電圧dVに応じて、Vout端子から出力する電圧Vtを調整する。これにより、電圧供給回路123は、抵抗R4に印加する電圧Vrを調整して、抵抗R4から流れ出る電流Ipを調整する。
この電流Ipと電流Irと電流Ibbとの合成電流が、トランジスタTrのベース端子に流れ込むベース電流Ibisになる。この電流Ibisに含まれる電流Ipを調整する電圧供給回路123の動作について、詳細に説明する。
トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率よりも増加し、例えば、増幅回路100のIN端子に信号が入力されていない無負荷時に、コレクタ電流Icが増加すると、コイルL1に印加されている電圧△Vが上昇する。一方、コレクタ端子に印加されている直流電圧、即ち、コレクタ電圧Vcが降下する。このとき、コレクタ電圧Vcが直流電圧Vbよりも低くなり、Vin端子−Vref端子間に印加される電圧dVがマイナスの電圧になる。すると、電圧供給回路123は、Vout端子からマイナスの電圧Vtを出力する。このようにして、電圧供給回路123は、抵抗R4にマイナスの電圧Vrを印加することで、Vout端子から電流Ipを引き込む。これにより、電圧供給回路123は、ベース電流Ibisを減少させ、コレクタ電流Icを減少させて、トランジスタTrの電流増幅率を基準増幅率に戻す。
なお、電圧dVがゼロボルトのとき、即ち、コレクタ電流Vcが直流電圧Vbと同一のとき、電圧供給回路123は、Vout端子からゼロボルトの電圧Vtを出力する。よって、電流Ipはゼロとなる。このとき、トランジスタTrの電流増幅率は基準増幅率と同一の値になる。
また、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率よりも減少し、例えば、増幅回路100のIN端子に信号が入力されていない無負荷時に、コレクタ電流Icが減少すると、コイルL1に印加されている電圧△Vが降下する。一方、コレクタ電圧Vcが上昇する。このとき、コレクタ電圧Vcが直流電圧Vbよりも高くなり、Vin端子−Vref端子間に印加される電圧dVがプラスの電圧になる。すると、電圧供給回路123は、Vout端子からプラスの電圧Vtを出力する。このようにして、電圧供給回路123は、抵抗R4にプラスの電圧Vrを印加することで、電流Ipを出力する。これにより、電圧供給回路123は、ベース電流Ibisを増加させ、コレクタ電流Icを増加させて、トランジスタTrの電流増幅率を基準増幅率に戻す。
この電圧供給回路123は、図5に示す通り、抵抗R5,R6およびオペアンプOP3を備えている。
抵抗R5の一端は、Vref端子に接続され、抵抗R5の他端は、オペアンプOP3の負入力端子および抵抗R6の一端に接続されている。抵抗R6の他端は、Vout端子およびオペアンプOP3の出力端子に接続されている。
また、オペアンプOP3の正入力端子は、Vin端子に接続されている。
上述した接続によって、オペアンプOP3は、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率よりも増加し、Vin端子−Vref端子間に印加される電圧dVがマイナスの電圧になると、Vout端子からマイナスの電圧Vtを出力する。
一方、オペアンプOP3は、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率よりも減少し、Vin端子−Vref端子間に印加される電圧dVがプラスの電圧になると、Vout端子からプラスの電圧Vtを出力する。
ここで、Vout端子から出力される電圧Vtの値は、抵抗R1、抵抗R2および電圧dVのそれぞれの値から決定される。即ち、電圧Vtの値は、抵抗R1÷(抵抗R1+抵抗R2)×電圧dVで求められる値になる。この電圧Vtから、トランジスタTr(図4参照)のベース端子に印加される電圧を引いた値が、抵抗R4に印加される電圧Vrになる。そして、電圧Vrの値を抵抗R4(図4参照)の値で割った値が、電流Ipになる。このようにして求められる電流Ipの値は、トランジスタTrの電流増幅率の変化に伴うコレクタ電流Icの増減を、変化前の値に戻すことができる値に決定されている。言い換えれば、電流Ipの値は、コレクタ電流Icが増えた場合は、その増えた分を減らしたベース電流Ibisを実現する値に決定されており、且つ、コレクタ電流Icが減った場合は、その減った分を補ったベース電流Ibisを実現する値に決定されている。
なお、オペアンプOP3は、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率と同一になることで、Vin端子−Vref端子間に印加される電圧dVがゼロボルトになると、電圧Vtをゼロボルトにする。
上述した電圧供給部122および増幅部101を備える増幅回路120は、前述の通り、トランジスタTrの電流増幅率が変化して、例えば、増幅回路100のIN端子に信号が入力されていない無負荷時に、コレクタ電流Icが変化しても、抵抗R4に印加される電圧Vrを電圧供給部122で制御することで(電流Ipを電圧供給部122で制御することで)、ベース電流Ibisを増減させる。よって、トランジスタTrの電流増幅率が変化しても、コレクタ電流Icを一定に制御することができる。
このように、増幅回路120は、コレクタ電流Icを一定に制御しているので、電源Vccとコレクタ端子との間に、電源Vccからの電流を制限すると共に負荷となる抵抗を入れる必要がない。よって、電源Vccとコレクタ端子との間に、コイルL1、即ち、直流電流に対しては殆ど抵抗成分がなく、交流電流に対しては大きな抵抗成分を生じる素子を、負荷として入れることができる。このため、増幅回路120は、電源Vccとコレクタ端子との間に抵抗を入れる場合と比較して、電源Vccから供給された電力に発生する損失を抑制することができる。従って、本実施の形態の増幅回路120によれば、電力効率の低下の抑制を示し、且つ、コレクタ電流Icを一定に、言い換えれば、トランジスタTrの電流増幅率を一定に、制御することができる。
加えて、増幅回路120は、電源Vccからコレクタ端子、エミッタ端子を結びグランドに繋がる経路上に(増幅された電流が流れる経路上に)、抵抗を入れない。よって、本実施の形態の増幅回路120によれば、トランジスタのエミッタ端子とグランドとの間に抵抗を入れる電流帰還バイアス方式と比較しても、電源Vccから供給された電力に発生する損失を抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、この発明は上記の実施の形態に限定されず、種々の変形および応用が可能である。
例えば、上述した各実施の形態の増幅回路100〜120は、入力された交流信号を増幅する素子として、1つのトランジスタTrを用いたが、これに限られるものではない。即ち、増幅回路100〜120は、入力された交流信号を増幅する素子として、複数のトランジスタを用いてもよい。例えば、2つのトランジスタを用いる場合、増幅回路100〜120を、次の構成にすればよい。まず、電流Ibisが流れる導線を切断して、電流Ibisが流れる導線とトランジスタTrのベース端子とを切り離す。そして、電流Ibisが流れる導線に、新たなトランジスタのベース端子を接続する。また、新たなトランジスタのエミッタ端子をグランドして、そのトランジスタのコレクタ端子を、トランジスタTrのベース端子に接続すればよい。
また、例えば、上述した各実施の形態の増幅回路100〜120は、npn型のトランジスタTrを用いたが、これに限られるものではない。即ち、pnp型のトランジスタTrを用いてもよい。
この構成の場合、増幅回路100,110の電流供給回路103は、次のように動作する。即ち、電流供給回路103は、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率よりも増加し、Vin端子−Vref端子間に印加される電圧dVがマイナスの電圧になると、Cout端子から電流Ipを出力する。一方、電流供給回路103は、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率よりも減少し、Vin端子−Vref端子間に印加される電圧dVがプラスの電圧になると、Cout端子から電流Ipを引き込む。このように、電流供給回路103が動作すればよい。
また、pnp型のトランジスタTrを用いた場合、増幅回路120の電圧供給回路123は、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率よりも増加し、Vin端子−Vref端子間に印加される電圧dVがマイナスの電圧になると、Vout端子からプラスの電圧Vtを出力する。そして、電圧供給回路123は、Vout端子から電流Ipを出力する。一方、電圧供給回路123は、トランジスタTrの電流増幅率が基準増幅率よりも減少し、Vin端子−Vref端子間に印加される電圧dVがプラスの電圧になると、Vout端子からマイナスの電圧Vtを出力する。そして、電圧供給回路123は、Vout端子から電流Ipを引き込む。このように、電圧供給回路123が動作すればよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、上述した実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内およびそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
電力を供給する電源部の出力端子に、2つの端子のうちの一方が接続された、負荷となる誘導素子と、
前記誘導素子の他方の端子にコレクタ端子が接続され、エミッタ端子がグランドされて、ベース端子から交流信号が入力されるトランジスタと、
前記トランジスタのベース端子に制御端子が接続され、前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧よりも低い場合に、前記制御端子から電流を引き込んで、前記ベース端子に入力されるバイアス電流を減少させ、前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧よりも高い場合に、前記制御端子から電流を出力して、前記バイアス電流を増加させることで、前記トランジスタの電流増幅率を一定に制御する制御部と、
を備える増幅器。
(付記2)
前記制御部は、前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧と同じ場合、予め定められた値を示す前記バイアス電流を、前記制御端子から出力する、
付記1に記載の増幅器。
(付記3)
前記制御部は、前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧よりも低い場合に、前記制御端子から電流を引き込んで、前記予め定められた値よりも前記バイアス電流を減少させ、前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧よりも高い場合に、前記制御端子から電流を出力して、前記予め定められた値よりも前記バイアス電流を増加させる、
付記2に記載の増幅器。
(付記4)
電力を供給する電源部の出力端子に、2つの端子のうちの一方が接続された、負荷となる誘導素子と、前記誘導素子の他方の端子にコレクタ端子が接続され、エミッタ端子がグランドされて、ベース端子から交流信号が入力されるトランジスタと、を備える増幅器の制御方法であって、
前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧よりも低い場合に、前記ベース端子に入力されるバイアス電流を減少させ、前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧よりも高い場合に、前記バイアス電流を増加させることで、前記トランジスタの電流増幅率を一定に制御するステップ、
を備える制御方法。
100,110,120 増幅回路
101,111 増幅部
102,112 電流供給部
103 電流供給回路
103a コンパレータ部
103b ボルテージフォロア部
104,114,124 直流電源
122 電圧供給部
123 電圧供給回路
C1,C2 コンデンサ
L1 コイル
OP1,OP2,OP3 オペアンプ
R1,R2,R31,R32,R4,R5,R6,Rf1,Rf2,Rs 抵抗
Tr トランジスタ

Claims (4)

  1. 電力を供給する電源部の出力端子に、2つの端子のうちの一方が接続された、負荷となる誘導素子と、
    前記誘導素子の他方の端子にコレクタ端子が接続され、エミッタ端子がグランドされて、ベース端子から交流信号が入力されるトランジスタと、
    前記トランジスタのベース端子に制御端子が接続され、前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧よりも低い場合に、前記制御端子から電流を引き込んで、前記ベース端子に入力されるバイアス電流を減少させ、前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧よりも高い場合に、前記制御端子から電流を出力して、前記バイアス電流を増加させることで、前記トランジスタの電流増幅率を一定に制御する制御部と、
    を備える増幅器。
  2. 前記制御部は、前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧と同じ場合、予め定められた値を示す前記バイアス電流を、前記制御端子から出力する、
    請求項1に記載の増幅器。
  3. 前記制御部は、前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧よりも低い場合に、前記制御端子から電流を引き込んで、前記予め定められた値よりも前記バイアス電流を減少させ、前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧よりも高い場合に、前記制御端子から電流を出力して、前記予め定められた値よりも前記バイアス電流を増加させる、
    請求項2に記載の増幅器。
  4. 電力を供給する電源部の出力端子に、2つの端子のうちの一方が接続された、負荷となる誘導素子と、前記誘導素子の他方の端子にコレクタ端子が接続され、エミッタ端子がグランドされて、ベース端子から交流信号が入力されるトランジスタと、を備える増幅器の制御方法であって、
    前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧よりも低い場合に、前記ベース端子に入力されるバイアス電流を減少させ、前記コレクタ端子に印加されている直流電圧が基準電圧よりも高い場合に、前記バイアス電流を増加させることで、前記トランジスタの電流増幅率を一定に制御するステップ、
    を備える制御方法。
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