JP5757971B2 - 定着装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

定着装置及びそれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5757971B2
JP5757971B2 JP2013068758A JP2013068758A JP5757971B2 JP 5757971 B2 JP5757971 B2 JP 5757971B2 JP 2013068758 A JP2013068758 A JP 2013068758A JP 2013068758 A JP2013068758 A JP 2013068758A JP 5757971 B2 JP5757971 B2 JP 5757971B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
fixing
pressure release
fixing member
held
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013068758A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014191288A (ja
Inventor
幸太 吉川
幸太 吉川
浅川 昌也
昌也 浅川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2013068758A priority Critical patent/JP5757971B2/ja
Priority to US14/163,044 priority patent/US9170536B2/en
Priority to CN201410071998.4A priority patent/CN104076663B/zh
Publication of JP2014191288A publication Critical patent/JP2014191288A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5757971B2 publication Critical patent/JP5757971B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2064Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat combined with pressure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2032Retractable heating or pressure unit

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、複写機やプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に適用できる定着装置及び画像形成装置に関する。
複写機やプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置においては、第1定着部材(例えば定着ローラや定着ベルト等の回転定着部材)に対して第2定着部材(例えば加圧ローラ)を付勢部材により予め定めた所定の圧力で圧接し、かつ、第1定着部材に対して所定の圧力で圧接された第2定着部材の圧接を解除する圧力解除部材が用いられることがある(特許文献1〜3参照)。
例えば、特許文献1には、圧力解除部材として、大径部分と小径部分とを用いて定着ローラ(第1定着部材)と加圧ローラ(第2定着部材)との圧接状態と該圧接状態を解除する解除状態とを切り替えるカムを備えた定着装置が記載されている。
特許文献2には、圧力解除部材として、加圧ローラ(第2定着部材)のローラ軸の端部に当接してばねのばね力に抗して加圧ローラを定着ローラ(第1定着部材)から離れる方向に移動させるカムを備えた定着装置が記載されている。
また、特許文献3には、圧力解除部材として、解除レバーの回動軸を中心とした下方への回動運動を、第1の回動軸を中心とした加圧レバーの上方への回動運動に変換して加圧ローラ(第2定着部材)のヒートローラ(第1定着部材)への加圧状態を解除するカムを備えた定着装置が記載されている。
特開2008−151965号公報 特開2003−223075号公報 特開2001−318555号公報
しかしながら、このような従来の定着装置では、圧力解除部材にカムを用いて第1定着部材に対する第2定着部材の圧接状態を解除する構成とされていることから、圧力解除部材を動作させるために多くの構成部材が必要となる上、それだけスペースを確保する必要があり、しかもコストが高くつく。
そこで、本発明は、圧力解除部材を動作させるための構成部材の点数を少なくでき、これにより装置の省スペース化かつ低コストを実現させることができる定着装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、次の第1態様から第4態様の定着装置を提供する。
(1)第1態様の定着装置
第1定着部材に対向する第2定着部材を前記第1定着部材に対して接離可能に支持する支持部材と、前記第2定着部材が前記第1定着部材に対して圧接するように前記支持部材を付勢する付勢部材と、前記第1定着部材に対する前記第2定着部材の圧接を解除する圧力解除部材とを備えた定着装置であって、前記付勢部材が作用するように前記圧力解除部材を前記支持部材に対して予め定めた所定の移動方向に沿って相対的に移動させる構成とされており、前記支持部材は、前記移動方向における前記付勢部材が作用する圧力位置で前記圧力解除部材を保持する第1保持部を有し、前記圧力解除部材は、前記支持部材における前記第1保持部に保持される被保持部を有し、前記被保持部が前記支持部材における前記第1保持部に保持された状態では前記付勢部材により前記支持部材に対して付勢力が付与されて前記第2定着部材を前記第1定着部材に圧接させる一方、前記被保持部の前記支持部材における前記第1保持部への保持が解除された状態では前記付勢部材による前記支持部材への付勢力が解除された前記移動方向における解除位置で前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接を解除する構成とされており、前記支持部材は、前記解除位置で前記圧力解除部材における前記被保持部を保持する第2保持部と、前記第1保持部と前記第2保持部との間に設けられて前記被保持部に対して前記付勢部材により圧力が加わるベクトルの方向が転向する上死点とをさらに有し、前記被保持部が前記第1保持部と前記第2保持部との間で移動する構成とされており、前記被保持部が前記第2保持部から前記第1保持部に移動するときには、前記被保持部に対して圧力が加わるベクトルの方向が前記上死点を越えた時点で転向することで、前記被保持部が前記上死点を越えた後は前記第2保持部に戻ることを回避する構成とされていることを特徴とする定着装置
(2)第2態様の定着装置
第1定着部材に対向する第2定着部材を前記第1定着部材に対して接離可能に支持する支持部材と、前記第2定着部材が前記第1定着部材に対して圧接するように前記支持部材を付勢する付勢部材と、前記第1定着部材に対する前記第2定着部材の圧接を解除する圧力解除部材とを備えた定着装置であって、前記付勢部材が作用するように前記圧力解除部材を前記支持部材に対して予め定めた所定の移動方向に沿って相対的に移動させる構成とされており、前記支持部材は、前記移動方向における前記付勢部材が作用する圧力位置で前記圧力解除部材を保持する第1保持部を有し、前記圧力解除部材は、前記支持部材における前記第1保持部に保持される被保持部を有し、前記被保持部が前記支持部材における前記第1保持部に保持された状態では前記付勢部材により前記支持部材に対して付勢力が付与されて前記第2定着部材を前記第1定着部材に圧接させる一方、前記被保持部の前記支持部材における前記第1保持部への保持が解除された状態では前記付勢部材による前記支持部材への付勢力が解除された前記移動方向における解除位置で前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接を解除する構成とされており、前記圧力解除部材は、前記移動方向に直交する直交方向に沿った軸部を有し、前記支持部材は、前記圧力解除部材における前記軸部を前記移動方向に沿って往復移動自在に支持する案内部を有し、前記案内部は、前記圧力解除部材における前記軸部を前記移動方向に沿って移動自在に案内するガイド溝を有し、前記ガイド溝は、外部に対して開放されて前記圧力解除部材における前記軸部を着脱自在に挿入する開口部を有していることを特徴とする定着装置。
(3)第3態様の定着装置
第1定着部材に対向する第2定着部材を前記第1定着部材に対して接離可能に支持する支持部材と、前記第2定着部材が前記第1定着部材に対して圧接するように前記支持部材を付勢する付勢部材と、前記第1定着部材に対する前記第2定着部材の圧接を解除する圧力解除部材とを備えた定着装置であって、前記付勢部材が作用するように前記圧力解除部材を前記支持部材に対して予め定めた所定の移動方向に沿って相対的に移動させる構成とされており、前記支持部材は、前記移動方向における前記付勢部材が作用する圧力位置で前記圧力解除部材を保持する第1保持部を有し、前記圧力解除部材は、前記支持部材における前記第1保持部に保持される被保持部を有し、前記被保持部が前記支持部材における前記第1保持部に保持された状態では前記付勢部材により前記支持部材に対して付勢力が付与されて前記第2定着部材を前記第1定着部材に圧接させる一方、前記被保持部の前記支持部材における前記第1保持部への保持が解除された状態では前記付勢部材による前記支持部材への付勢力が解除された前記移動方向における解除位置で前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接を解除する構成とされており、前記圧力解除部材は、前記移動方向に直交する直交方向に沿った軸部を有し、前記支持部材は、前記圧力解除部材における前記軸部を前記移動方向に沿って往復移動自在に支持する案内部を有し、前記付勢部材は、一端が前記圧力解除部材における前記軸部に設けられ、かつ、他端が前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接状態での前記移動方向に沿った仮想線上に位置するように、又は、前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接解除状態での前記移動方向に沿った仮想線上に位置するように、又は、前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接状態での前記移動方向に沿った仮想線と前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接解除状態での前記移動方向に沿った仮想線との間の領域内に位置するように、前記第1定着部材を支持する支持部材に設けられていることを特徴とする定着装置。
(4)第4態様の定着装置
第1定着部材に対向する第2定着部材を前記第1定着部材に対して接離可能に支持する支持部材と、前記第2定着部材が前記第1定着部材に対して圧接するように前記支持部材を付勢する付勢部材と、前記第1定着部材に対する前記第2定着部材の圧接を解除する圧力解除部材とを備えた定着装置であって、前記付勢部材が作用するように前記圧力解除部材を前記支持部材に対して予め定めた所定の移動方向に沿って相対的に移動させる構成とされており、前記支持部材は、前記移動方向における前記付勢部材が作用する圧力位置で前記圧力解除部材を保持する第1保持部を有し、前記圧力解除部材は、前記支持部材における前記第1保持部に保持される被保持部を有し、前記被保持部が前記支持部材における前記第1保持部に保持された状態では前記付勢部材により前記支持部材に対して付勢力が付与されて前記第2定着部材を前記第1定着部材に圧接させる一方、前記被保持部の前記支持部材における前記第1保持部への保持が解除された状態では前記付勢部材による前記支持部材への付勢力が解除された前記移動方向における解除位置で前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接を解除する構成とされており、前記圧力解除部材は、前記移動方向に直交する直交方向に沿った軸部を有し、前記支持部材は、前記圧力解除部材における前記軸部を前記移動方向に沿って往復移動自在に支持する案内部を有し、前記圧力解除部材における前記被保持部は、前記移動方向に直交する直交方向に沿って突出した突出部を有し、前記支持部材は、前記案内部が前記圧力解除部材における前記軸部を該軸部の中心軸回りに回動自在に支持する構成とされ、かつ、前記圧力解除部材が前記圧力位置に位置している状態と前記解除位置に位置している状態との間で前記付勢部材による付勢力により前記突出部を摺接させる摺接部を有していることを特徴とする定着装置。
本発明において、前記被保持部が前記第1保持部から前記第2保持部に移動するときには、前記被保持部に対して圧力が加わるベクトルの方向が前記上死点を越えた時点で転向することで、前記被保持部が前記上死点を越えた後は前記第1保持部に戻ることを回避する構成とされている態様を例示できる。
本発明において、前記第2保持部には、前記被保持部の前記第1保持部とは反対側への移動を規制する第1規制部が設けられている態様を例示できる。
本発明において、前記圧力解除部材は、前記移動方向に直交する直交方向に沿った軸部を有し、前記支持部材は、前記圧力解除部材における前記軸部を前記移動方向に沿って往復移動自在に支持する案内部を有している態様を例示できる。
本発明において、前記案内部は、前記圧力解除部材における前記軸部を前記移動方向に沿って移動自在に案内するガイド溝を有し、前記ガイド溝は、外部に対して開放されて前記圧力解除部材における前記軸部を着脱自在に挿入する開口部を有している態様を例示できる。
本発明において、前記付勢部材は、一端が前記圧力解除部材における前記軸部に設けられ、かつ、他端が前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接状態での前記移動方向に沿った仮想線上に位置するように、又は、前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接解除状態での前記移動方向に沿った想線上に位置するように、又は、前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接状態での前記移動方向に沿った想線と前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接解除状態での前記移動方向に沿った想線との間の領域内に位置するように、前記第1定着部材を支持する支持部材に設けられている態様を例示できる。
本発明において、前記圧力解除部材における前記被保持部は、前記移動方向に直交する直交方向に沿って突出した突出部を有し、前記支持部材は、前記案内部が前記圧力解除部材における前記軸部を該軸部の中心軸回りに回動自在に支持する構成とされ、かつ、前記圧力解除部材が前記圧力位置に位置している状態と前記解除位置に位置している状態との間で前記付勢部材による付勢力により前記突出部を摺接させる摺接部を有している態様を例示できる。
本発明において、前記支持部材における前記第1保持部は、前記摺接部に設けられた第1凹部を有し、前記第1凹部は、前記圧力解除部材が前記圧力位置に位置している状態で前記被保持部における前記突出部を係止する構成とされている態様を例示できる。
本発明において、前記支持部材は、前記解除位置で前記圧力解除部材における前記被保持部を保持する第2保持部を有し、前記第2保持部は、前記摺接部に設けられた第2凹部を有し、前記第2凹部は、前記圧力解除部材が前記解除位置に位置している状態で前記被保持部における前記突出部を係止する構成とされている態様を例示できる。
本発明において、前記支持部材は、前記摺接部において前記第1凹部と前記第2凹部との間に設けられた山形状の凸部を有している態様を例示できる。
本発明において、前記第2保持部には、前記被保持部前記第1保持部とは反対側への移動を規制する第1規制部が設けられている態様を例示できる。
本発明において、前記案内部には、前記圧力解除部材における前記軸部の前記第1定着部材から遠ざかる方向への移動を規制する第2規制部が設けられている態様を例示できる。
本発明において、前記付勢部材は、前記圧力解除部材が前記解除位置に位置しているときに自由長の状態とされている態様を例示できる。
また、本発明は、前記本発明に係る定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置も提供する。
本発明によると、前記圧力解除部材を動作させるための構成部材の点数を少なくでき、これにより装置の省スペース化かつ低コストを実現させることができる。
本発明の実施の形態に係る定着装置を備えた画像形成装置を正面から視た概略断面図である。 本実施の形態に係る定着装置の要部を概略的に示す斜視図であって、定着ローラに対する加圧ローラの圧接を解除している圧接解除状態を示す図である。 図2に示す定着装置の概略正面図であって、定着ローラに対して加圧ローラを圧接している圧接状態を示す図である。 図2に示す定着装置の概略正面図であって、定着ローラに対する加圧ローラの圧接を解除している圧接解除状態を示す図である。 圧接装置における一方の加圧レバー及び一方の圧力解除レバー部分を斜め上方から視た斜視図であって、(a)は、圧力解除レバーが圧力位置に位置している状態を示す図であり、(b)は、圧力解除レバーが解除位置に位置している状態を示す図である。 圧接装置における加圧レバー及び圧力解除レバー部分の奥行き方向の中央部で切断した切断状態を正面側の斜め上方から視た断面図であって、(a)は、圧力解除レバーが圧力位置に位置している状態を示す図であり、(b)は、圧力解除レバーが解除位置に位置している状態を示す図である。 図6に示す切断状態を背面側の斜め上方から視た断面図であって、(a)は、圧力解除レバーが圧力位置に位置している状態を示す図であり、(b)は、圧力解除レバーが解除位置に位置している状態を示す図である。 圧接装置における加圧レバーを正面側の斜め上方から視た斜視図である。 圧接装置における加圧レバーを背面側の斜め下方から視た斜視図である。 圧接装置における圧力解除レバーを斜め上方から視た斜視図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る定着装置17を備えた画像形成装置100を正面から視た概略断面図である。
[画像形成装置について]
画像形成装置100は、原稿Gの画像を読み取って記録用紙等の記録シートPに画像を形成する複写機能を有しており、原稿Gの画像を読み取る画像読取装置200と、記録シートPに画像を形成する画像形成装置100の本体300とを備えている。
画像形成装置100の本体300は、シート供給部310と、シート搬送部320と、画像形成部330と、シート排出部340とを備えており、水平に設置されるようになっている。
画像形成部330において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたもの、又は、単色(例えばブラック)を用いたモノクロ画像に応じたものである。このため、画像形成部330においては、感光体ドラム11、帯電器12、現像装置14、転写装置15における中間転写ローラ152及びドラムクリーニング装置16は各色に応じた4種類の画像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれがブラック、シアン、マゼンタ及びイエローに対応付けられて、4つの画像ステーションPa,Pb,Pc,Pdが構成されており、各画像ステーションPa,Pb,Pc,Pd間で実質的に同じ構成の部材には同一符号を付している。
画像形成装置100の本体300では、画像形成を行うにあたり、転写装置15における中間転写ベルト151を矢印方向Cに周回移動させつつ感光体ドラム11を回転させ、帯電器12により感光体ドラム11の表面を所定の電位に均一に帯電させ、光走査装置13により感光体ドラム11表面を露光して、その表面に静電潜像を形成し、現像装置14により感光体ドラム11表面の静電潜像を現像して、感光体ドラム11表面にトナー像(未定着画像)を形成する。これにより、各感光体ドラム11表面に各色のトナー像が形成される。その後、感光体ドラム11表面の残留トナーをドラムクリーニング装置16により除去及び回収する。
引き続いて、中間転写ベルト151を矢印方向Cに周回移動させつつ、転写バイアスが印加された中間転写ローラ152により各感光体ドラム11表面に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト151に順次転写して重ね合わせ、中間転写ベルト151上にカラーのトナー像を形成する。これにより、中間転写ベルト151表面にカラーのトナー像が形成される。その後、中間転写ベルト151表面の残留トナーをベルトクリーニング装置153により除去及び回収する。
一方、シート供給部310では、シート供給ローラ部312により給紙カセット311に積載された記録シートPを給紙カセット311から引出して、シート搬送部320におけるシート搬送経路321を通じて画像形成部330に搬送する。なお、シート搬送経路321には、レジストローラ322、各搬送ローラ324及び排出ローラ325が設けられており、レジストローラ322は、記録シートPを一旦停止させて、記録シートPの先端を揃えた後、中間転写ベルト151と2次転写装置154における転写ローラ154aとの間の転写ニップ域でのカラーのトナー像の転写タイミングに合わせて記録シートPの搬送を開始する。
シート供給部310からシート搬送部320におけるシート搬送経路321を通じて画像形成部330に搬送されてきた記録シートPを中間転写ベルト151と転写ローラ154aとの間の転写ニップ域に挟み込んで搬送しつつ、転写バイアスが印加された転写ローラ154aにより中間転写ベルト151表面におけるカラーのトナー像を記録シートP上に転写する。そして、定着装置17の定着ローラ171と加圧ローラ172との間に記録シートPを挟み込んで加熱及び加圧し、記録シートP上のカラーのトナー像を定着させ、さらに、シート排出部340に向けて搬送し、排出ローラ325を介してシート排出部340における排出トレイ341へ排出する。
また、記録シートPの表面だけではなく、裏面の画像形成を行う場合は、定着装置17にて表面にトナー像が定着された記録シートPを排出ローラ325により反転経路323に向けて逆方向に搬送して、反転経路323により記録シートPの表裏を反転させ、記録シートPをレジストローラ322へ再度導き、記録シートPの表面と同様にして、記録シートPの裏面にトナー像を形成して定着し、記録シートPをシート排出部340における排出トレイ341に排出する。なお、図1及び後述する図2から図10において符号Xは水平方向に沿った奥行き方向、符号Yは奥行き方向Xに直交する水平方向に沿った幅方向、符号Zは水平方向に直交する上下方向(垂直方向)を示している。
[定着装置について]
次に、図1に示す本実施の形態に係る定着装置17について以下に説明する。
図2は、本実施の形態に係る定着装置17の要部を概略的に示す斜視図であって、定着ローラ171に対する加圧ローラ172の圧接を解除している圧接解除状態を示している。また、図3及び図4は、図2に示す定着装置17の概略正面図である。図3は、定着ローラ171に対して加圧ローラ172を圧接している圧接状態を示している。図4は、定着ローラ171に対する加圧ローラ172の圧接を解除している圧接解除状態を示している。
なお、定着装置17の奥行き方向Xにおける一方側は他方側とは左右が反転するだけで実質的に同じ図であるために、図2から図4及び後述する図5から図10では奥行き方向Xにおける一方側のみを示し、奥行き方向Xにおける他方側は図示を省略している。また、図2において、本体フレームFLは図示を省略している。
定着装置17は、記録シートP(図3及び図4参照)上におけるトナー像(トナーTからなる未定着画像)を定着する定着ローラ171(第1定着部材の一例)と、定着ローラ171に対向する加圧ローラ172(第2定着部材の一例)と、定着ローラ171に対して加圧ローラ172を圧接する一方、定着ローラ171に対する加圧ローラ172の圧接を解除する圧接装置400とを備えている。定着装置17は、圧接装置400によって定着ローラ171と加圧ローラ172とを相互に圧接した状態で、定着ローラ171と加圧ローラ172との間に定着ニップ域(定着ニップ部)N(図3及び図4参照)を形成するようになっている。圧接装置400については、のちほど詳しく説明する。
本実施の形態では、定着ローラ171は、ハロゲンヒータランプ等の熱源174を備えており、熱源174によってローラ表面171aが加熱されるようになっている。
具体的には、定着ローラ171は、回転軸171bが定着装置17の本体(具体的には本体フレームFL、図3及び図4参照)に軸受け177を介して回転自在に設けられている。定着ローラ171は、筒状の芯金171cを備えており、搬送される記録シートP上におけるトナーT側に配設されている。定着ローラ171における芯金171cの内側には、熱源174が設けられている。これにより、定着ローラ171は、熱源174によってローラ表面171aが加熱されてローラ表面171aの熱を記録シートP上におけるトナーTに伝導する。そして、定着ローラ171は、記録シートPを間にして加圧ローラ172に圧接された状態で加圧ローラ172との間の定着ニップ域Nに記録シートPを挟持しながら記録シートP上におけるトナーTを加圧ローラ172と共に加熱定着する。なお、本実施の形態では、加圧ローラ172には熱源が設けられていないが、加圧ローラ172に熱源が設けられていてもよい。
かかる構成を備えた定着装置17では、画像形成装置100の本体300(図1参照)に装着された状態において、本体300側のギア等の駆動機構(図示せず)が定着ローラ171の回転軸171bに設けられたギア(図示せず)に噛合され、本体300側の駆動機構からの回転駆動力がギアを介して定着ローラ171の回転軸171bに伝達されて、定着ローラ171が所定の回転方向E1に回転駆動される。加圧ローラ172は、定着ローラ171の回転に伴い、定着ローラ171の回転方向E1とは逆回転方向E2に従動回転する。そして、記録シートPは、定着ローラ171と加圧ローラ172との間に挟まれつつ搬送されて、定着ニップ域Nで加熱及び加圧される。これにより、記録シートP上における未定着のトナーTが溶融、混合、圧接されて熱定着される。
(圧接装置)
次に、本実施の形態に係る定着装置17に備えられた圧接装置400について説明する。
圧接装置400は、加圧ローラ172を定着ローラ171に対して接離可能に支持する加圧レバー410(支持部材の一例)と、加圧ローラ172が定着ローラ171に対して圧接するように加圧レバー410を付勢するコイルバネ等の第1圧接スプリング420(付勢部材の一例)と、定着ローラ171に対する加圧ローラ172の圧接を解除する圧力解除レバー430(圧力解除部材の一例)とを備えている。ここで、「接離可能」とは、加圧ローラ172が定着ローラ171に近接する方向及び加圧ローラ172が定着ローラ171から遠ざかる方向に加圧ローラ172を移動させることが可能であることを意味する。
本実施の形態では、加圧レバー410は、加圧ローラ172の回転軸172aに沿った回動軸線(具体的には回動支点176a、図3及び図4参照)回りに定着ローラ171に対して接離方向Wに回動自在に加圧ローラ172を支持する構成とされている。なお、接離方向Wは、加圧ローラ172を圧接する方向及び加圧ローラ172の圧接を解除する方向である。
詳しくは、加圧レバー410は、加圧ローラ172の回転軸172aを回転自在に支持し、かつ、回動支点176a回りに回動自在に設けられている。ここでは、回動支点176aは、加圧ローラ172の回転軸172aに沿って定着装置17の本体(具体的には本体フレームFL、図3及び図4参照)に固定された回動軸を構成する支点ピンとされている。
具体的には、加圧レバー410は、加圧ローラ172の回転軸172aの両端部に設けられた一対の加圧レバー410,410とされている。
一対の加圧レバー410,410は、加圧ローラ172の両側の回転軸172aを受ける受け部411,411をそれぞれ有している。一対の加圧レバー410,410は、受け部411,411において軸受け440,440を介して加圧ローラ172の両端部の回転軸172a,172aを回転自在にそれぞれ支持している。
一対の加圧レバー410,410の所定方向における一端部(図3及び図4に示す例では加圧ローラ172の上方)には回動支点176aを回動自在に係止する係止部410aがそれぞれ設けられている。ここでは、係止部410aは、貫通孔とされており、回動自在に回動支点176aを挿通する。
圧力解除レバー430は、一対の加圧レバー410,410にそれぞれ取り付けられた一対の圧力解除レバー430,430とされている。また、第1圧接スプリング420は、一対の圧力解除レバー430,430に対応してそれぞれ設けられた一対の第1圧接スプリング420,420とされている。
なお、図2から図4に示す定着装置17において、付している参照符号のうち、説明していない参照符号の箇所については、後述する。
図5は、圧接装置400における一方の加圧レバー410及び一方の圧力解除レバー430部分を斜め上方から視た斜視図である。図5(a)は、圧力解除レバー430が圧力位置Q1に位置している状態を示している。図5(b)は、圧力解除レバー430が解除位置Q2に位置している状態を示している。図6は、圧接装置400における加圧レバー410及び圧力解除レバー430部分の奥行き方向Xの中央部で切断した切断状態を正面側の斜め上方から視た断面図である。図7は、図6に示す切断状態を背面側の斜め上方から視た断面図である。図6(a)及び図7(a)は、圧力解除レバー430が圧力位置Q1に位置している状態を示している。図6(b)及び図7(b)は、圧力解除レバー430が解除位置Q2に位置している状態を示している。なお、図5から図7において、本体フレームFL、クリーニングローラ173及び中間支持部175等は図示を省略している。
また、図8及び図9は、それぞれ、圧接装置400における加圧レバー410を正面側の斜め上方及び背面側の斜め下方から視た斜視図である。図10は、圧接装置400における圧力解除レバー430を斜め上方から視た斜視図である。
本実施の形態に係る定着装置17における圧接装置400は、一対の第1圧接スプリング420,420が作用するように(一対の第1圧接スプリング420,420により付勢力が生じるように)一対の圧力解除レバー430,430を一対の加圧レバー410,410に対して予め定めた所定の移動方向A(図3及び図4参照)に沿って相対的に移動させる構成とされている。
詳しくは、圧接装置400は、一対の圧力解除レバー430,430を一対の加圧レバー410,410に対して移動方向Aに沿った仮想線(ここでは直線方向に沿った仮想直線α:図3の鎖線で示すα1,図4の鎖線で示すα2)上に相対的に移動させる構成とされている。なお、移動方向Aは、直線方向の他、円孤方向、波線方向も含む概念であり、移動方向Aに沿った仮想線は、仮想直線の他、円弧方向に沿った仮想円孤、波線方向に沿った仮想波線を例示できる。
一対の加圧レバー410,410は、移動方向Aにおける(ここでは仮想直線α上の)一対の第1圧接スプリング420,420が作用する(一対の第1圧接スプリング420,420により付勢力が生じる)圧力位置Q1(図3、図5(a)、図6(a)及び図7(a)参照)で一対の圧力解除レバー430,430(圧力解除レバー430の予め定めた所定箇所、具体的には後述する被保持部43(図から図、図及び図10参照))を保持する第1保持部412(図2から図5及び図7から図9参照)をそれぞれ有している。具体的には、第1保持部412は、一対の加圧レバー410,410の定着ローラ171側とは反対側の側面にそれぞれ設けられた保持面とされている。
一対の圧力解除レバー430,430は、一対の加圧レバー410,410における第1保持部412に保持される被保持部431(図2から図5及び図7及び図10参照)をそれぞれ有している。
また、一対の圧力解除レバー430,430は、被保持部431が一対の加圧レバー410,410における第1保持部412に保持された状態では(図3、図5(a)、図6(a)及び図7(a)参照)一対の第1圧接スプリング420,420により一対の加圧レバー410,410に対して付勢力がそれぞれ付与されて加圧ローラ172を定着ローラ171に圧接させる構成とされている。一方、一対の圧力解除レバー430,430は、被保持部431の一対の加圧レバー410,410における第1保持部412への保持が解除された状態では(図4、図5(b)、図6(b)及び図7(b)参照)一対の第1圧接スプリング420による一対の加圧レバー410,410への付勢力がそれぞれ解除された移動方向Aにおける(ここでは仮想直線α(α2)(図4の鎖線参照)上の)解除位置Q2で(具体的には軸部432が解除位置Q2に位置する状態で)加圧ローラ172の定着ローラ171への圧接を解除する構成とされている。
本実施の形態では、加圧ローラ172を定着ローラ171に圧接するときには、一対の圧力解除レバー430,430(具体的には軸部432)を仮想直線α(α1)(図3の鎖線参照)上の圧力位置Q1に位置させて被保持部431が一対の加圧レバー410,410における第1保持部412に保持されることで、一対の圧力解除レバー430,430を介して一対の第1圧接スプリング420,420による付勢力を一対の加圧レバー410,410に伝達することができ、これにより、一対の加圧レバー410,410に支持された加圧ローラ172を定着ローラ171に向けて圧接させることが可能となる。一方、加圧ローラ172の定着ローラ171への圧接を解除するときには、一対の加圧レバー410,410における第1保持部412の圧力位置Q1での一対の圧力解除レバー430,430における被保持部431の保持状態を解除して一対の圧力解除レバー430,430(具体的には軸部432)を仮想直線α(α2)上の解除位置Q2に位置させることで、一対の圧力解除レバー430,430を介した一対の第1圧接スプリング420,420による付勢力の一対の加圧レバー410,410への伝達を解除することができ、これにより、一対の加圧レバー410,410に支持された加圧ローラ172の定着ローラ171への圧接を解除させることが可能となる。
ここで、圧接装置400は、一対の加圧レバー410,410を介して加圧ローラ172を一対の第1圧接スプリング420,420により定着ローラ171に向けて所定の圧接力F(ここでは254.9729N:26kgfの圧力)で圧接し、かつ、定着ローラ171に対して加圧レバー410を介して圧接力Fで圧接された加圧ローラ172の圧接を解除(ここでは一対の第1圧接スプリング420,420の付勢力を0に)する構成とされている。
本実施の形態によれば、従来の構成の如く、カムを用いて定着ローラ(第1定着部材)に対する加圧ローラ(第2定着部材)の圧接状態を解除する構成とされているのではなく、一対の圧力解除レバー430,430を一対の加圧レバー410,410に対して移動方向Aに沿って(ここでは仮想直線α上に)相対的に移動させる構成とされ、一対の加圧レバー410,410は、移動方向Aにおける(ここでは仮想直線α上の)一対の第1圧接スプリング420,420が作用する圧力位置Q1で一対の圧力解除レバー430,430を保持する第1保持部412を有し、一対の圧力解除レバー430,430は、一対の加圧レバー410,410における第1保持部412に保持される被保持部431を有しているので、一対の圧力解除レバー430,430を動作させるための構成部材の点数を少なくでき、これにより装置の省スペース化かつ低コストを実現させることが可能となる。
本実施の形態では、一対の圧力解除レバー430,430は、移動方向A(ここでは仮想直線α)に直交する直交方向(ここでは奥行き方向X)に沿った軸部432を有している。一対の加圧レバー410,410は、一対の圧力解除レバー430,430における軸部432を移動方向A(ここでは仮想直線α)に沿って往復移動自在に支持する案内部413をそれぞれ有している。
こうすることで、一対の加圧レバー410,410における案内部413において一対の圧力解除レバー430,430における軸部432を確実に移動方向A(ここでは仮想直線α)に沿って往復移動させることが可能となる。
具体的には、軸部432は、圧力解除レバー430において一端部に設けられている。案内部413は、加圧レバー410において加圧ローラ172を間にして回動支点176aとは反対側の端部に設けられている。
また、本実施の形態では、案内部413は、一対の圧力解除レバー430,430における軸部432を移動方向A(ここでは仮想直線α)に沿って移動自在に案内するガイド溝414(図3、図4、図6、図8及び図9参照)を有している。ガイド溝414は、外部に対して開放されて一対の圧力解除レバー430,430における軸部432を着脱自在に挿入する開口部414aを有している。
このように、ガイド溝414は、外部に対して開放されて一対の圧力解除レバー430,430における軸部432を着脱自在に挿入する開口部414aを有していることで、一対の圧力解除レバー430,430における軸部432を案内部413におけるガイド溝414に容易に着脱させることができ、これにより、一対の圧力解除レバー430,430における軸部432の案内部413への組み立て作業性を向上させることが可能となる。
具体的には、圧力解除レバー430における軸部432(図10参照)は、圧力解除レバー430の本体430aの一端部において本体430aから奥行き方向Xの両側に突出した円柱状の軸部とされている。案内部413におけるガイド溝414(図8参照)は、奥行き方向Xにおける両側に所定の第1間隔h1(図8参照)をおいて幅方向Y及び上下方向Zに沿って設けられて圧力解除レバー430における軸部432の奥行き方向Xの移動を規制する一対の第1ガイド面(ガイド壁)414b,414bと、一対の第1ガイド面414b,414bの上下方向Zの両端部から奥行き方向Xの内側に向けて所定の第2間隔h2(図8参照)をおいて立設して圧力解除レバー430における軸部432の上下方向Zの移動を規制する第2ガイド面(ガイド壁)414c,414cとを備えている。ここで、第1間隔h1は、圧力解除レバー430における軸部432の奥行き方向Xにおける長さd1(図10参照)よりも軸部432が奥行き方向Xの一対の第1ガイド面414b,414b間を幅方向Yに円滑に移動できる程度に若干大きくなっている。第2間隔h2は、圧力解除レバー430の本体430aの奥行き方向Xにおける長さd2(図10参照)よりも圧力解除レバー430の本体430aが奥行き方向Xの第2ガイド面414c,414c間を幅方向Yに円滑に移動できる程度に若干大きくなっている。また、第2ガイド面414c,414cの上下方向Zにおける第3間隔h3(図8参照)は、圧力解除レバー430における軸部432の直径φ(図10参照)よりも軸部432が上下方向Zの第2ガイド面414c,414c間を幅方向Yに円滑に移動できる程度に若干大きくなっている。
ところで、一対の第1圧接スプリング420,420に対して余計な方向に力が加わると、軸部432を案内部413に円滑に移動させ難くなる。
そこで、本実施の形態では、一対の第1圧接スプリング420,420(図3及び図4参照)は、一端421aが圧力解除レバー430における軸部432に設けられ、かつ、他端422aが加圧ローラ172の定着ローラ171への圧接状態での仮想直線α(α1)(図3の鎖線参照)上に位置するように、定着ローラ171を支持する支持部材として作用する定着装置17の本体側の部材(ここでは定着装置17の本体フレームFL)に設けられている。ここで、第1圧接スプリング420の一端421a及び他端422aは、力が均一に加わる部分(具体的には第1圧接スプリング420の長手方向に沿った中心線を通る部分)をいう。
なお、一対の第1圧接スプリング420,420の他端422aが加圧ローラ172の定着ローラ171への圧接解除状態での仮想直線α(α2)(図4の鎖線参照)上に位置するように、又は、加圧ローラ172の定着ローラ171への圧接状態での仮想直線α(α1)(図3の鎖線及び図4の破線参照)と加圧ローラ172の定着ローラ171への圧接解除状態での仮想直線α(α2)(図4の鎖線及び図3の破線参照)との間の領域内に位置するように、定着ローラ171側(ここでは定着装置17の本体フレームFL)に設けられていてもよい。
こうすることで、一対の第1圧接スプリング420,420に対して余計な方向に力が加わることを少なくする或いは無くすことができ、それだけ、軸部432を案内部413に円滑に移動させ易くすることができ、しかも、加圧レバー410、圧力解除レバー430及び第1圧接スプリング420の耐久性の低下を効果的に防止することが可能となる。しかも、本実施の形態のように移動方向Aが直線方向とされている場合に、第1圧接スプリング420の挫屈によるスプリング力の効率の低下を低減させることが可能となり、特に有効である。
具体的には、圧力解除レバー430には、軸部432の外周縁に沿って貫通する貫通孔433(図6及び図10参照)が設けられており、定着装置17の本体フレームFLには係止部(具体的には固定ピン)FLa(図3及び図4参照)が設けられている。そして、第1圧接スプリング420は、一端421aを含む一端部421が圧力解除レバー430における貫通孔433に挿通された状態で軸部432に係止され、かつ、他端422aを含む他端部422が本体フレームFLにおける係止部FLa係止されている。
また、本実施の形態では、一対の圧力解除レバー430,430における被保持部431は、移動方向A(ここでは仮想直線α)に直交する直交方向(ここでは奥行き方向X)に沿って突出部431aを有している。一対の加圧レバー410,410は、案内部413が一対の圧力解除レバー430,430における軸部432を中心軸回りに回動自在に支持する構成とされている。また、一対の加圧レバー410,410は、一対の圧力解除レバー430,430が圧力位置Q1に位置している状態と解除位置Q2に位置している状態との間で一対の第1圧接スプリング420,420による付勢力により突出部431aを摺接させる摺接部415を有している。
こうすることで、一対の加圧レバー410,410における案内部413において一対の圧力解除レバー430,430における軸部432を移動方向A(ここでは仮想直線α)に沿って往復移動させるにあたり、一対の圧力解除レバー430,430における突出部431aを一対の加圧レバー410,410における摺接部415に接触させつつ円滑に移動させることができ、これにより、使用者による圧接操作又は圧接解除操作の操作性を向上させることが可能となる。
具体的には、突出部431a(図10参照)は、圧力解除レバー430の本体430aの一端部において本体430aから奥行き方向Xの両側に突出した円柱状の突出部とされている。摺接部415(図3及び図4参照)は、加圧レバー410の定着ローラ171側とは反対側の側面にそれぞれ設けられて奥行き方向Xに沿った摺接面とされている。
また、本実施の形態では、一対の加圧レバー410,410における第1保持部412は、摺接部415に設けられた第1凹部412aを有している。第1凹部412aは、圧力解除レバー430が圧力位置Q1に位置している状態で突出部431aを係止する構成とされている。
このように、一対の加圧レバー410,410における第1保持部412は、摺接部415に設けられた第1凹部412aを有し、第1凹部412aは、一対の圧力解除レバー430,430が圧力位置Q1に位置している状態で被保持部431における突出部431aを係止する構成とされていることで、簡単な構成でありながら、一対の圧力解除レバー430,430が圧力位置Q1に位置している状態で一対の圧力解除レバー430,430における突出部431aを一対の加圧レバー410,410における第1凹部412aに安定的にかつ確実に保持させることができる。
具体的には、加圧レバー410における第1凹部412aは、円弧状(ここでは半円状)の曲面形状を有しており、該曲面形状の曲率半径が圧力解除レバー430における突出部431aの半径r1(図10参照)と同じ又は略同じとされている。これにより、第1凹部412aは、突出部431aとの接触面積を大きくした状態で突出部431aを確実に係止することができる。
また、本実施の形態では、一対の加圧レバー410,410は、解除位置Q2で一対の圧力解除レバー430,430における被保持部431を保持する第2保持部416を有している。
ところで、一対の圧力解除レバー430,430が解除位置Q2に位置している状態では一対の第1圧接スプリング420,420による一対の加圧レバー410,410への付勢力が解除されていることから、一対の圧力解除レバー430,430の被保持部431における突出部431aが一対の加圧レバー410,410における第2保持部416に確実に保持されていない状態では、一対の第1圧接スプリング420,420が脱落してしまう場合がある。そうすると、一対の第1圧接スプリング420,420の脱落を防止するための部材を追加する必要があり、それだけ構成が複雑化する。
そこで、本実施の形態では、第2保持部416は、摺接部415に設けられた第2凹部416aを有している。第2凹部416aは、一対の圧力解除レバー430,430が解除位置Q2に位置している状態で被保持部431における突出部431aを係止する構成とされている。
このように、一対の加圧レバー410,410における第2保持部416は、摺接部415に設けられた第2凹部416aを有し、第2凹部416aは、一対の圧力解除レバー430,430が解除位置Q2に位置している状態で被保持部431における突出部431aを係止する構成とされていることで、簡単な構成でありながら、一対の圧力解除レバー430,430が解除位置Q2に位置している状態で一対の圧力解除レバー430,430における突出部431aを一対の加圧レバー410,410における第2凹部416aに確実に保持させることができる。
具体的には、第2保持部416は、加圧レバー410の定着ローラ171側とは反対側の側面にそれぞれ設けられた保持面とされている。第2保持部416における第2凹部416aは、円弧状(ここでは半円状)の曲面形状を有しており、該曲面形状の曲率半径が圧力解除レバー430における突出部431aの半径r1(図10参照)と同じ又は略同じとされている。これにより、第2凹部416aは、突出部431aとの接触面積を大きくした状態で突出部431aを確実に係止することができる。
第2保持部416における第2凹部416aは、第1凹部412aよりも回動支点176aから遠ざかる方向(ここでは下方)にかつ定着ローラ171側に設けられている。第2凹部416aは、圧力解除レバー430が解除位置Q2に位置している状態で(図4参照)圧力解除レバー430における突出部431aの軸心が仮想直線α(α2)よりも加圧ローラ172側に位置するように設けられている。
また、本実施の形態では、一対の加圧レバー410,410は、摺接部415において第1凹部412aと第2凹部416aとの間に設けられた山形状の凸部415aを有している。
こうすることで、一対の圧力解除レバー430,430における突出部431aが第1凹部412aと第2凹部416aとの間で移動するときに一対の第1圧接スプリング420,420による付勢力により突出部431aを摺接部415における凸部415aに摺接させることができる。詳しくは、一対の圧力解除レバー430,430における突出部431aが第2凹部416aから第1凹部412aに移動するときには、突出部431aに対して圧力が加わるベクトルの方向が凸部415aの頂点(上死点)を越えた時点で転向するので、突出部431aが凸部415aの頂点(上死点)を越えた後は第2凹部416aに戻ることを回避することができる。同様に、一対の圧力解除レバー430,430における突出部431aが第1凹部412aから第2凹部416aに移動するときには、突出部431aが凸部415aの頂点(上死点)を越えた後は第1凹部412aに戻ることを回避することができる。
具体的には、加圧レバー410における凸部415aは、突出部431aが摺接部415に摺接される摺接方向において一端部が第1凹部412aに連設され、かつ、他端部が第2凹部416aに連設されている。凸部415aは、第1凹部412a寄り(第1凹部412aの近傍)に設けられており、曲率半径が圧力解除レバー430における突出部431aの半径r1と同じか又は大きく(若干大きく)されている。これにより、加圧レバー410における凸部415aは、第1凹部412aにより圧力解除レバー430における突出部431aを保持した状態を確実に維持することができる上、突出部431aを第1凹部412aと第2凹部416aとの間で摺接させ易くすることができる。
ところで、一対の圧力解除レバー430,430の被保持部431における突出部431aが一対の加圧レバー410,410における第2凹部416aにおいて第1凹部412aとは反対側へ移動すると、第2凹部416aから脱落することがある。
そこで、本実施の形態では、第2凹部416aには、一対の圧力解除レバー430,430の被保持部431における突出部431aの第1凹部412aとは反対側への移動を規制する第1規制部415bが設けられている。
こうすることで、一対の圧力解除レバー430,430の被保持部431における突出部431aの一対の加圧レバー410,410における第2凹部416aからの脱落を効果的に防止することができる。
具体的には、第1規制部415bは、案内部413(図8参照)の開口部414a側とは反対側の側面にそれぞれ設けられている。第1規制部415bは、突出部431aが摺接部415に摺接される摺接方向において一端部が第2凹部416aに連設された突起部とされている。第1規制部415bの先端部は、圧力解除レバー430が解除位置Q2に位置している状態で(図4参照)被保持部431における突出部431aよりも外側(第1圧接スプリング420とは反対側)に突出している。
ところで、一対の圧力解除レバー430,430における軸部432が一対の加圧レバー410,410における案内部413において定着ローラ171から遠ざかる方向へ移動すると、案内部413から脱落することがある。
そこで、本実施の形態では、案内部413には、一対の圧力解除レバー430,430における軸部432の定着ローラ171から遠ざかる方向への移動を規制する第2規制部413aが設けられている。
こうすることで、一対の圧力解除レバー430,430における軸部432の一対の加圧レバー410,410における案内部413からの脱落を効果的に防止することができる。
具体的には、案内部413における第2規制部413aは、奥行き方向Xに沿った規制面(図8参照)とされており、ガイド溝414の開口部414aとは反対側の端部において、一端部が一方の第2ガイド面414cに連設され、かつ、他端部が他方の第2ガイド面414cに連設されている。これにより、第2規制部413aは、圧力解除レバー430,430における軸部432の定着ローラ171から遠ざかる方向への移動を確実に規制することができる。ここでは、第2規制部413aは、上下方向Zに湾曲した半円状の曲面形状とされており、該曲面形状の曲率半径が圧力解除レバー430,430における軸部432の半径r2(図10参照)と同じ又は略同じとされている。すなわち、ガイド溝414は、第2規制部413aと共にU字形状の溝を構成している。
また、本実施の形態では、一対の第1圧接スプリング420,420は、一対の圧力解除レバー430,430が解除位置Q2に位置しているときに自由長(自然長)の状態とされている(図4参照)。
このように、一対の第1圧接スプリング420,420は、一対の圧力解除レバー430,430が解除位置Q2に位置しているときに自由長の状態とされていることで、一対の第1圧接スプリング420,420を一対の圧力解除レバー430,430側と定着ローラ171側との間にそれぞれ取り付ける際に強い圧力をかけながら一対の第1圧接スプリング420,420を取り付ける必要がなく、例えば、工具を用いることなく、作業者の手作業によって一対の第1圧接スプリング420,420を取り付けることが可能となる。従って、一対の第1圧接スプリング420,420の取り付け作業性を向上させることができる。
具体的には、第1圧接スプリング420の一端421aの内側と他端422aの内側との間と、解除位置Q2に位置する圧力解除レバー430における軸部432の外側端と本体フレームFLにおける係止部FLaの外側端との間とは、等しい又は略等しい距離L(図4参照)とされている。
また、本実施の形態では、一対の圧力解除レバー430,430は、被保持部431を間にして軸部432とは反対側に設けられて使用者により把持される把持部434を有している。
かかる構成では、使用者が把持部434を把持することで、一対の圧力解除レバー430,430を使用者に容易に操作させることができ、これにより、一対の圧力解除レバー430,430の使用者による操作性の向上を実現させることができる。
具体的には、加圧レバー410は、定着ローラ171とは反対側に設けられて加圧ローラ172の表面をクリーニングするクリーニングローラ173(図2から図4参照)を支持するように移動方向Aに突出した突出支持部417を有している。クリーニングローラ173は、一対の中間支持部175,175(図2から図4参照)を介して突出支持部417に支持されている。一対の中間支持部175,175は、一端部(下端部)でクリーニングローラ173の両端部を軸線回り回転自在に支持する一方、他端部(上端部)でクリーニングローラ173の軸線方向に沿った揺動軸回りに揺動自在に突出支持部417の支持孔417aに支持されている。クリーニングローラ173は、図示を省略した巻バネ等の付勢部材によって加圧ローラ172に向けて圧接されている。また、突出支持部417は、使用者により把持される突出把持部を兼ねている。
そして、圧力解除レバー430は、圧力位置Q1に位置しているときには把持部434が移動方向Aに対して平行又は略平行となる平行姿勢(図3参照)をとり、かつ、解除位置Q2に位置しているときには把持部434が移動方向Aに対して傾斜して先端側が開いた傾斜姿勢(図4参照)をとる構成とされている。詳しくは、圧力解除レバー430は、把持部434が本体430aに対して鈍角に屈曲している(図10参照)。
このように、圧力解除レバー430が圧力位置Q1に位置しているときに把持部434を平行姿勢にすることで、使用者が把持部434に対して力を入れ易くすることができ、従って、圧力解除レバー430を圧力位置Q1から解除位置Q2への切り替える切り替え操作を容易に行うことが可能となる。さらに、圧力解除レバー430が解除位置Q2に位置しているときに把持部434を傾斜姿勢にすることで、使用者が移動方向Aに突出した突出支持部(突出把持部)417を一方の手指で把持しながら把持部434をもう一方の手指でレバー操作することができ、従って、圧力解除レバー430を解除位置Q2から圧力位置Q1への切り替える切り替え操作を容易に行うことが可能となる。これにより、圧力解除レバー430の使用者による操作性をさらに向上させることができる。
また、圧力解除レバー430における把持部434の突出支持部(突出把持部)417と対向する側及び突出支持部(突出把持部)417とは反対側の表面には、複数の突起434a〜434aが設けられている。かかる構成を備えた圧力解除レバー430の把持部434における突起434a〜434aは、使用者により把持される際の手指の滑り止めとしての機能を有している。
ここで、例えば、標準紙(普通紙)の記録シートP(P1、図3参照)に対して定着するのに適した圧接力において、封筒のように袋状に形成された厚手の記録シートP(P2、図4参照)を定着した場合でのシワより等の搬送不良の発生を回避するために、本実施の形態の定着装置17は、定着ローラ171と加圧ローラ172との間の圧接力を予め定めた所定の第1圧接力F1(例えば、標準紙の記録シート用の圧接力、ここでは254.9729N:26kgf、図3参照)と、第1圧接力F1より小さい予め定めた所定の第2圧接力F2(例えば、封筒のような記録シート用の圧接力、ここでは6.864655N:700gf、図4参照)とに切り替える構成とされている。
ところで、第2圧接力F2は、例えば、重荷重(具体的には254.9729N:26kgf)である第1圧接力F1の数10分の1程度の軽荷重(具体的には6.864655N:700gf)となる場合には、重荷重をかける一対の第1圧接スプリング420,420の軽荷重時での荷重設定精度は低下しやすい。
この点、本実施の形態では、定着装置17は、さらに副付勢部材として作用する一対の第2圧接スプリング450,450を備えている。
そして、圧接装置400は、一対の圧力解除レバー430,430が圧力位置Q1(図3参照)に位置しているときに、一対の第1圧接スプリング420,420により加圧ローラ172を定着ローラ171に向けて第1圧接力F1で圧接し、一対の圧力解除レバー430,430が解除位置Q2(図4参照)に位置しているときに、一対の第1圧接スプリング420,420による定着ローラ171への加圧ローラ172の圧接を解除する一方で一対の第2圧接スプリング450,450により加圧ローラ172を定着ローラ171に向けて第2圧接力F2(<F1)で圧接するようになっている。すなわち、圧接装置400は、一対の第1圧接スプリング420,420による定着ローラ171への加圧ローラ172の圧接が解除されているときには、常に、一対の第2圧接スプリング450,450により加圧ローラ172を定着ローラ171に向けて第2圧接力F2で圧接するようになっている。
詳しくは、一対の加圧レバー410,410において加圧ローラ172を間にして回動支点176aとは反対側の加圧ローラ172の周辺部(図3及び図4に示す例では加圧ローラ172の左斜め下側)には係止部(具体的には取り付け部418に設けられた取り付け孔)418aが設けられている。また、定着装置17の本体フレームFLには係止部(具体的には取り付け孔)FLb(図3及び図4参照)が設けられている。そして、一対の第2圧接スプリング450,450の一端部451は、係止部418aに係止される一方、一対の第2圧接スプリング450,450の他端部452は、定着装置17の本体(具体的には本体フレームFLの取り付け孔FLb)に係止されている。
かかる構成を備えた圧接装置400では、使用者による把持部434のレバー操作によって圧力解除レバー430を圧力位置Q1又は解除位置Q2に位置させて一対の第1圧接スプリング420,420及び一対の第2圧接スプリング450,450を伸縮させることにより、定着ローラ171に対して加圧ローラ172に加える圧力を増減させる。すなわち、一対の圧力解除レバー430,430が圧力位置Q1(図3参照)にいる状態(定着ローラ171に対して加圧ローラ172を一対の第1圧接スプリング420,420により第1圧接力F1で圧接する状態)から使用者による把持部434のレバー操作によって一対の圧力解除レバー430,430を解除位置Q2に位置させて加圧ローラ172を定着ローラ171に対して一対の第2圧接スプリング450,450により第2圧接力F2で圧接する。一方、一対の圧力解除レバー430,430が第2圧接位置(図4参照)にいる状態(定着ローラ171に対して加圧ローラ172を一対の第2圧接スプリング450,450により第2圧接力F2で圧接する状態)から使用者による把持部434のレバー操作によって一対の圧力解除レバー430,430を圧力位置Q1に位置させて加圧ローラ172を定着ローラ171に対して一対の第1圧接スプリング420,420により第1圧接力F1で圧接にする。
(標準紙の記録シートでの定着動作の場合)
そして、標準紙の記録シートP(P1)に対して定着動作を行う場合には、一対の圧力解除レバー430,430を圧力位置Q1(図3参照)に位置させて、一対の第1圧接スプリング420,420の付勢力によって加圧ローラ172を定着ローラ171に向けて第1圧接力F1(ここでは254.9729N:26kgf)で圧接する。
(封筒のような記録シートでの定着動作の場合)
一方、封筒のように袋状に形成された厚手の記録シートP(P2)に対して定着動作を行う場合には、一対の圧力解除レバー430,430を第2圧接位置圧力位置P2(図4参照)に位置させて、一対の第1圧接スプリング420,420を圧接解除状態(付勢力が0の状態)にする一方で一対の第2圧接スプリング450,450の付勢力によって加圧ローラ172を定着ローラ171に向けて第2圧接力F2(具体的には6.864655N:700gf)で圧接する。
なお、本実施の形態では、第1定着部材として定着ローラを用い、第2定着部材として加圧ローラを用いたが、第1定着部材として加圧ローラを用い、第2定着部材として定着ローラを用いてもよい。また、第1定着部材及び第2定着部材の何れか一方として、定着ローラを含む複数のローラ(例えば定着ローラ及び加熱ローラ)と、該複数のローラに巻き掛けられた無端状の定着ベルトとを備えたものを用い、第1定着部材及び第2定着部材の何れか他方として、定着ベルトを間にして定着ローラに対して圧接される加圧ローラを用いてもよい。
また、本実施の形態では、定着装置17は、加圧レバー410を回動支点176a回りに回動させる構成としたが、加圧ローラ172に対して圧接又は圧接解除する直線方向(加圧ローラ172が定着ローラ171に近接する一方、定着ローラ171から遠ざかる直線方向)に沿って加圧レバー410を移動させる構成としてもよい。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、かかる実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
17 定着装置
100 画像形成装置
171 定着ローラ(第1定着部材の一例)
171a ローラ表面
171b 回転軸
171c 芯金
172 加圧ローラ(第2定着部材の一例)
172a 回転軸
173 クリーニングローラ
174 熱源
175 中間支持部
176a 回動支点
177 軸受け
200 画像読取装置
330 画像形成部
400 圧接装置
410 加圧レバー(支持部材の一例)
410a 係止部
411 受け部
412 第1保持部
412a 第1凹部
413 案内部
413a 第2規制部
414 ガイド溝
414a 開口部
414b 第1ガイド面
414c 第2ガイド面
415 摺接部
415a 凸部
415b 第1規制部
416 第2保持部
416a 第2凹部
417 突出支持部
417a 支持孔
418 取り付け部
418a 係止部
420 第1圧接スプリング(付勢部材の一例)
421 一端部
421a 一端
422 他端部
422a 他端
430 圧力解除レバー(圧力解除部材の一例)
430a 本体
431 被保持部
431a 突出部
432 軸部
433 貫通孔
434 把持部
434a 突起
440 軸受け
450 第2圧接スプリング
451 一端部
452 他端部
A 移動方向
E1 回転方向
E2 逆回転方向
F 圧接力
F1 第1圧接力
F2 第2圧接力
FL 本体フレーム
FLa 係止部
FLb 取り付け孔
L 距離
N 定着ニップ域
P 記録シート
Q1 圧力位置
Q2 解除位置
T トナー
W 接離方向
X 奥行き方向
Y 幅方向
Z 上下方向
h1 第1間隔
h2 第2間隔
h3 第3間隔
r1 半径
r2 半径
α(α1) 仮想直線
α(α2) 仮想直線
φ 直径

Claims (17)

  1. 第1定着部材に対向する第2定着部材を前記第1定着部材に対して接離可能に支持する支持部材と、前記第2定着部材が前記第1定着部材に対して圧接するように前記支持部材を付勢する付勢部材と、前記第1定着部材に対する前記第2定着部材の圧接を解除する圧力解除部材とを備えた定着装置であって、
    前記付勢部材が作用するように前記圧力解除部材を前記支持部材に対して予め定めた所定の移動方向に沿って相対的に移動させる構成とされており、
    前記支持部材は、前記移動方向における前記付勢部材が作用する圧力位置で前記圧力解除部材を保持する第1保持部を有し、
    前記圧力解除部材は、前記支持部材における前記第1保持部に保持される被保持部を有し、前記被保持部が前記支持部材における前記第1保持部に保持された状態では前記付勢部材により前記支持部材に対して付勢力が付与されて前記第2定着部材を前記第1定着部材に圧接させる一方、前記被保持部の前記支持部材における前記第1保持部への保持が解除された状態では前記付勢部材による前記支持部材への付勢力が解除された前記移動方向における解除位置で前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接を解除する構成とされており、
    前記支持部材は、前記解除位置で前記圧力解除部材における前記被保持部を保持する第2保持部と、前記第1保持部と前記第2保持部との間に設けられて前記被保持部に対して前記付勢部材により圧力が加わるベクトルの方向が転向する上死点とをさらに有し、前記被保持部が前記第1保持部と前記第2保持部との間で移動する構成とされており、
    前記被保持部が前記第2保持部から前記第1保持部に移動するときには、前記被保持部に対して圧力が加わるベクトルの方向が前記上死点を越えた時点で転向することで、前記被保持部が前記上死点を越えた後は前記第2保持部に戻ることを回避する構成とされていることを特徴とする定着装置。
  2. 第1定着部材に対向する第2定着部材を前記第1定着部材に対して接離可能に支持する支持部材と、前記第2定着部材が前記第1定着部材に対して圧接するように前記支持部材を付勢する付勢部材と、前記第1定着部材に対する前記第2定着部材の圧接を解除する圧力解除部材とを備えた定着装置であって、
    前記付勢部材が作用するように前記圧力解除部材を前記支持部材に対して予め定めた所定の移動方向に沿って相対的に移動させる構成とされており、
    前記支持部材は、前記移動方向における前記付勢部材が作用する圧力位置で前記圧力解除部材を保持する第1保持部を有し、
    前記圧力解除部材は、前記支持部材における前記第1保持部に保持される被保持部を有し、前記被保持部が前記支持部材における前記第1保持部に保持された状態では前記付勢部材により前記支持部材に対して付勢力が付与されて前記第2定着部材を前記第1定着部材に圧接させる一方、前記被保持部の前記支持部材における前記第1保持部への保持が解除された状態では前記付勢部材による前記支持部材への付勢力が解除された前記移動方向における解除位置で前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接を解除する構成とされており、
    前記圧力解除部材は、前記移動方向に直交する直交方向に沿った軸部を有し、
    前記支持部材は、前記圧力解除部材における前記軸部を前記移動方向に沿って往復移動自在に支持する案内部を有し、
    前記案内部は、前記圧力解除部材における前記軸部を前記移動方向に沿って移動自在に案内するガイド溝を有し、
    前記ガイド溝は、外部に対して開放されて前記圧力解除部材における前記軸部を着脱自在に挿入する開口部を有していることを特徴とする定着装置。
  3. 第1定着部材に対向する第2定着部材を前記第1定着部材に対して接離可能に支持する支持部材と、前記第2定着部材が前記第1定着部材に対して圧接するように前記支持部材を付勢する付勢部材と、前記第1定着部材に対する前記第2定着部材の圧接を解除する圧力解除部材とを備えた定着装置であって、
    前記付勢部材が作用するように前記圧力解除部材を前記支持部材に対して予め定めた所定の移動方向に沿って相対的に移動させる構成とされており、
    前記支持部材は、前記移動方向における前記付勢部材が作用する圧力位置で前記圧力解除部材を保持する第1保持部を有し、
    前記圧力解除部材は、前記支持部材における前記第1保持部に保持される被保持部を有し、前記被保持部が前記支持部材における前記第1保持部に保持された状態では前記付勢部材により前記支持部材に対して付勢力が付与されて前記第2定着部材を前記第1定着部材に圧接させる一方、前記被保持部の前記支持部材における前記第1保持部への保持が解除された状態では前記付勢部材による前記支持部材への付勢力が解除された前記移動方向における解除位置で前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接を解除する構成とされており、
    前記圧力解除部材は、前記移動方向に直交する直交方向に沿った軸部を有し、
    前記支持部材は、前記圧力解除部材における前記軸部を前記移動方向に沿って往復移動自在に支持する案内部を有し、
    前記付勢部材は、一端が前記圧力解除部材における前記軸部に設けられ、かつ、他端が前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接状態での前記移動方向に沿った仮想線上に位置するように、又は、前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接解除状態での前記移動方向に沿った仮想線上に位置するように、又は、前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接状態での前記移動方向に沿った仮想線と前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接解除状態での前記移動方向に沿った仮想線との間の領域内に位置するように、前記第1定着部材を支持する支持部材に設けられていることを特徴とする定着装置。
  4. 第1定着部材に対向する第2定着部材を前記第1定着部材に対して接離可能に支持する支持部材と、前記第2定着部材が前記第1定着部材に対して圧接するように前記支持部材を付勢する付勢部材と、前記第1定着部材に対する前記第2定着部材の圧接を解除する圧力解除部材とを備えた定着装置であって、
    前記付勢部材が作用するように前記圧力解除部材を前記支持部材に対して予め定めた所定の移動方向に沿って相対的に移動させる構成とされており、
    前記支持部材は、前記移動方向における前記付勢部材が作用する圧力位置で前記圧力解除部材を保持する第1保持部を有し、
    前記圧力解除部材は、前記支持部材における前記第1保持部に保持される被保持部を有し、前記被保持部が前記支持部材における前記第1保持部に保持された状態では前記付勢部材により前記支持部材に対して付勢力が付与されて前記第2定着部材を前記第1定着部材に圧接させる一方、前記被保持部の前記支持部材における前記第1保持部への保持が解除された状態では前記付勢部材による前記支持部材への付勢力が解除された前記移動方向における解除位置で前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接を解除する構成とされており、
    前記圧力解除部材は、前記移動方向に直交する直交方向に沿った軸部を有し、
    前記支持部材は、前記圧力解除部材における前記軸部を前記移動方向に沿って往復移動自在に支持する案内部を有し、
    前記圧力解除部材における前記被保持部は、前記移動方向に直交する直交方向に沿って突出した突出部を有し、
    前記支持部材は、前記案内部が前記圧力解除部材における前記軸部を該軸部の中心軸回りに回動自在に支持する構成とされ、かつ、前記圧力解除部材が前記圧力位置に位置している状態と前記解除位置に位置している状態との間で前記付勢部材による付勢力により前記突出部を摺接させる摺接部を有していることを特徴とする定着装置。
  5. 請求項1に記載の定着装置であって、
    前記被保持部が前記第1保持部から前記第2保持部に移動するときには、前記被保持部に対して圧力が加わるベクトルの方向が前記上死点を越えた時点で転向することで、前記被保持部が前記上死点を越えた後は前記第1保持部に戻ることを回避する構成とされていることを特徴とする定着装置。
  6. 請求項1又は請求項5に記載の定着装置であって、
    前記第2保持部には、前記被保持部の前記第1保持部とは反対側への移動を規制する第1規制部が設けられていることを特徴とする定着装置。
  7. 請求項1、請求項5又は請求項6に記載の定着装置であって、
    前記圧力解除部材は、前記移動方向に直交する直交方向に沿った軸部を有し、
    前記支持部材は、前記圧力解除部材における前記軸部を前記移動方向に沿って往復移動自在に支持する案内部を有していることを特徴とする定着装置。
  8. 請求項3、請求項4又は請求項7に記載の定着装置であって、
    前記案内部は、前記圧力解除部材における前記軸部を前記移動方向に沿って移動自在に案内するガイド溝を有し、
    前記ガイド溝は、外部に対して開放されて前記圧力解除部材における前記軸部を着脱自在に挿入する開口部を有していることを特徴とする定着装置。
  9. 請求項2、請求項4、請求項7又は請求項8に記載の定着装置であって、
    前記付勢部材は、一端が前記圧力解除部材における前記軸部に設けられ、かつ、他端が前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接状態での前記移動方向に沿った仮想線上に位置するように、又は、前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接解除状態での前記移動方向に沿った仮想線上に位置するように、又は、前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接状態での前記移動方向に沿った仮想線と前記第2定着部材の前記第1定着部材への圧接解除状態での前記移動方向に沿った仮想線との間の領域内に位置するように、前記第1定着部材を支持する支持部材に設けられていることを特徴とする定着装置。
  10. 請求項2又は請求項3若しくは請求項7から請求項9までの何れか1項に記載の定着装置であって、
    前記圧力解除部材における前記被保持部は、前記移動方向に直交する直交方向に沿って突出した突出部を有し、
    前記支持部材は、前記案内部が前記圧力解除部材における前記軸部を該軸部の中心軸回りに回動自在に支持する構成とされ、かつ、前記圧力解除部材が前記圧力位置に位置している状態と前記解除位置に位置している状態との間で前記付勢部材による付勢力により前記突出部を摺接させる摺接部を有していることを特徴とする定着装置。
  11. 請求項4又は請求項10に記載の定着装置であって、
    前記支持部材における前記第1保持部は、前記摺接部に設けられた第1凹部を有し、
    前記第1凹部は、前記圧力解除部材が前記圧力位置に位置している状態で前記被保持部における前記突出部を係止する構成とされていることを特徴とする定着装置。
  12. 請求項11に記載の定着装置であって、
    前記支持部材は、前記解除位置で前記圧力解除部材における前記被保持部を保持する第2保持部を有し、
    前記第2保持部は、前記摺接部に設けられた第2凹部を有し、
    前記第2凹部は、前記圧力解除部材が前記解除位置に位置している状態で前記被保持部における前記突出部を係止する構成とされていることを特徴とする定着装置。
  13. 請求項12に記載の定着装置であって、
    前記支持部材は、前記摺接部において前記第1凹部と前記第2凹部との間に設けられた山形状の凸部を有していることを特徴とする定着装置。
  14. 請求項12又は請求項13に記載の定着装置であって、
    前記第2保持部には、前記被保持部の前記第1保持部とは反対側への移動を規制する第1規制部が設けられていることを特徴とする定着装置。
  15. 請求項2から請求項4までの何れか1項若しくは請求項7から請求項14までの何れか1項に記載の定着装置であって、
    前記案内部には、前記圧力解除部材における前記軸部の前記第1定着部材から遠ざかる方向への移動を規制する第2規制部が設けられていることを特徴とする定着装置。
  16. 請求項1から請求項15までの何れか1項に記載の定着装置であって、
    前記付勢部材は、前記圧力解除部材が前記解除位置に位置しているときに自由長の状態とされていることを特徴とする定着装置。
  17. 請求項1から請求項16までの何れか1項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2013068758A 2013-03-28 2013-03-28 定着装置及びそれを備えた画像形成装置 Active JP5757971B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013068758A JP5757971B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 定着装置及びそれを備えた画像形成装置
US14/163,044 US9170536B2 (en) 2013-03-28 2014-01-24 Fixing device having pressure release member supported reciprocably, and image forming apparatus equipped therewith
CN201410071998.4A CN104076663B (zh) 2013-03-28 2014-02-28 定影装置以及具备其的图像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013068758A JP5757971B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 定着装置及びそれを備えた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014191288A JP2014191288A (ja) 2014-10-06
JP5757971B2 true JP5757971B2 (ja) 2015-08-05

Family

ID=51598006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013068758A Active JP5757971B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 定着装置及びそれを備えた画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9170536B2 (ja)
JP (1) JP5757971B2 (ja)
CN (1) CN104076663B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6481958B2 (ja) * 2014-10-02 2019-03-13 株式会社リコー ベルト装置、定着装置及び画像形成装置
JP6237714B2 (ja) * 2015-06-22 2017-11-29 コニカミノルタ株式会社 定着装置および画像形成装置
JP2019191363A (ja) * 2018-04-25 2019-10-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP7220544B2 (ja) * 2018-10-11 2023-02-10 シャープ株式会社 ベルト片寄補正装置及び定着装置並びに画像形成装置
JP7152275B2 (ja) * 2018-11-16 2022-10-12 シャープ株式会社 定着装置および画像形成装置
US10942478B2 (en) * 2019-03-28 2021-03-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Device including rotator and belt, such as a fixing device for an image forming apparatus
JP7260848B2 (ja) * 2019-05-07 2023-04-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3536588A1 (de) * 1984-10-15 1986-04-17 Sharp K.K., Osaka Andruckeinrichtung fuer fixierwalzen
JPH07295429A (ja) * 1994-04-21 1995-11-10 Katsuragawa Electric Co Ltd 画像形成装置
JP3404453B2 (ja) * 1997-08-18 2003-05-06 シャープ株式会社 定着装置を備えた画像形成装置
JP2001318555A (ja) 2000-05-08 2001-11-16 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP3927830B2 (ja) 2002-01-31 2007-06-13 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2006030570A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Toshiba Corp 加圧解除装置および画像形成装置
JP4387345B2 (ja) * 2005-09-30 2009-12-16 株式会社リコー シート搬送装置および定着装置および画像形成装置
US7515850B2 (en) * 2005-09-30 2009-04-07 Ricoh Company Ltd. Sheet conveying apparatus and image forming apparatus
JP4566918B2 (ja) * 2005-11-07 2010-10-20 シャープ株式会社 画像記録装置
JP4381367B2 (ja) * 2005-11-07 2009-12-09 シャープ株式会社 定着装置
JP4914943B2 (ja) * 2006-04-12 2012-04-11 株式会社リコー シート材搬送装置、定着装置および画像形成装置
JP2008151965A (ja) 2006-12-15 2008-07-03 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置
JP4664385B2 (ja) * 2008-02-14 2011-04-06 シャープ株式会社 定着装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2009288320A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Sharp Corp 定着装置
JP4567077B2 (ja) * 2008-06-25 2010-10-20 シャープ株式会社 定着装置
JP5495004B2 (ja) * 2008-07-30 2014-05-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP4633153B2 (ja) * 2008-08-20 2011-02-16 シャープ株式会社 定着装置及びそれを備えた画像形成装置
JP4864125B2 (ja) * 2009-08-03 2012-02-01 シャープ株式会社 定着装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5248699B2 (ja) * 2012-08-01 2013-07-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP6115211B2 (ja) * 2013-03-14 2017-04-19 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置
JP6268910B2 (ja) * 2013-10-22 2018-01-31 富士ゼロックス株式会社 定着装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014191288A (ja) 2014-10-06
US9170536B2 (en) 2015-10-27
CN104076663B (zh) 2016-08-31
US20140294442A1 (en) 2014-10-02
CN104076663A (zh) 2014-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5757971B2 (ja) 定着装置及びそれを備えた画像形成装置
US8364061B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
CN105467805B (zh) 图像形成设备
JP2018138487A (ja) シート積載装置、給送装置及び画像形成装置
JP5111309B2 (ja) 用紙供給装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP4206854B2 (ja) 画像形成装置
JP2018065258A (ja) 開閉機構及び画像形成装置
JP7411753B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2016193769A (ja) 画像形成装置
JP2012133400A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6281379B2 (ja) 画像形成装置
JP2017161652A (ja) 着脱装置及び画像形成装置
JP2015060077A (ja) ベルト装置及び画像形成装置
JP4811093B2 (ja) 画像形成装置
KR102134208B1 (ko) 시트 반송 장치 및 화상 형성 장치
JP2018056164A (ja) 開閉機構及び画像形成装置
JP6620569B2 (ja) シートトレイ及び画像形成装置
JP6252844B2 (ja) シート給送装置、画像形成装置
JP5895608B2 (ja) 用紙搬送装置、および画像形成装置
JP5728605B2 (ja) 画像形成装置
JP5559098B2 (ja) 画像形成装置
JP2023081540A (ja) シート給送装置
JP6390316B2 (ja) 画像形成装置
JP2023081541A (ja) シート給送装置
JP6347195B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150512

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150602

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 5757971

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150