JP3927830B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱定着装置等の定着装置を備えた電子写真装置・静電記録装置などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からトナーを用いた画像形成装置においては、記録材上に形成されたトナー像を定着させる為に、圧力と熱を同時に作用させる定着装置が多用されている。このような定着装置の例を図8〜図12に示す。ここで加熱方式に関してはヒータによるものや電磁誘導を熱源に用いた方式が主流であり、図中定着ニップを形成する加圧部材としての加圧ローラ21bや、定着部材としての定着ローラ21aの内部にこれらの加熱源が設けられ、圧力に関しては前記加圧ローラ21bや定着ローラ21aを金属の芯金などに弾性体を形成させた部材として構成している。また、加圧ローラ21bと定着ローラ21aとは、図10に示すように、ばね28等で場合によっては数十キロで付勢して一定幅の定着ニップを形成する構成としている。
【0003】
この定着装置は、定着装置本体F1と上部搬送部F2とにより構成され、上部搬送部F2には、排紙ローラ対23b,23b´、搬送ローラ対23a,23a´が取り付けられている。また、定着装置本体F1には、加圧ローラ21bと定着ローラ21aとが設けられ、さらに記録材の入り口側には記録材の有無を検知するセンサー26が設けられている。定着ローラ21aはローラ軸の両端部が図10に示すように、ばね28で付勢され、さらに定着ローラ21aの両端は本体F1の外装部材に形成された長穴状の案内部21cにガイドされ、加圧ローラ21bに対して定着ニップを形成する位置と、加圧ローラ21bから離れる位置との間を移動可能となっている。前記外装部材には、圧力解除部材として圧力解除レバー25が回動可能に設けられ、圧力解除レバー25を図の位置から図9に示す位置に向けて回動させると、カム部25aが定着ローラ21aのローラ軸の端部に当接し、ばね28のばね力に抗して定着ローラ21aを加圧ローラ21bから離れる方向に移動させる。
【0004】
そして、記録材が装置内に詰まった際などのジャム処理時には、この加圧力が大きな場合では定着ニップに挟まった記録材を手でそのまま引き抜くのは困難な為、圧力解除レバー25を上記のように時計方向に回動させることにより、定着ローラ21aと加圧ローラ21bとの加圧力を解除させ、記録材のリリースを容易にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年はオフィスのOA化が進み、トナーを用いたプリンターや複写機を有する職場が多くなっているが、装置が大きく且つ複雑な構成であることもあり、未だその画像形成シーケンスや内部構造等といった部分が周知されるには到っていないのが現状である。
【0006】
例えば図8のような状態で定着装置内に記録材Sが詰まってプリンター本体が停止した場合、プリンター本体は定着装置内のセンサー26によって紙の有無を検知し、本体の操作表示パネルにユーザーが処理すべき場所を警告する。ここで図8に示すように、記録材Sの一部が定着装置本体外に露出している場合、ユーザーは一旦紙を引っ張った後に何かに挟まっていることを確認し、該当部近くの本体のカバーを開き、圧力解除レバー25を操作(図9の状態)した後、本体外に露出している部分を引っ張り、ジャムを起こした記録材を処理することができる。
【0007】
しかし、定着装置内で図11のように2枚の紙S1、S2が詰まっていた場合、図12に示すように、ユーザーは先に述べた圧解除動作をして露出している紙S2をまず処理するが、露出していない紙S1には気付かずカバーを閉めてしまうことが多い。これは装置内の紙の搬送経路を把握していないことにも起因するが、このような場合定着装置内のセンサー26は紙を検知しプリンターの表示パネルには警告が出つづける為、紙を処理したにもかかわらず復帰できない場合が生じる。
【0008】
本出願に係る発明の目的は、このような従来の問題に鑑みなされたもので、ジャム処理時にアクセスすべき開放個所を直感的にユーザーに知らしめることができる定着装置およびこの定着装置を備えた画像形成装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するための本発明は、記録材にトナー像を形成する画像形成部と、画像形成装置の上部手前側に配置されており記録材に形成されたトナー像を記録材に定着する定着装置と、画像形成装置の上部に配置されており前記定着装置を通過し画像形成装置の手前側から奥側に向かって排紙されるトナー像定着済みの記録材を受ける排紙トレイと、前記定着装置に設けられており前記定着装置の定着ローラ及び加圧ローラによって形成される定着ニップ部を通過した記録材を前記排紙トレイに排出する排紙ローラ対と、前記定着装置に設けられており前記定着ニップ部を通過した記録材を前記排紙ローラ対に搬送する搬送ローラ対と、前記定着装置に設けられており前記定着ニップ部に掛かる圧力を解除する圧力解除レバーと、を有する画像形成装置において、前記定着装置は、前記定着ローラと前記加圧ローラと前記圧力解除レバーとを支持する定着装置本体と、前記排紙ローラ対付近を支点にして前記定着装置本体に対して回動可能であり前記搬送ローラ対の少なくとも一方のローラを支持する上部搬送部と、を有し、操作者が前記圧力解除レバーを圧力解除方向に動かすと、前記定着ニップ部に掛かる圧力が解除されると共に、前記圧力解 除レバーに設けられた係合部が前記上部搬送部に当接することにより前記上部搬送部が前記定着装置本体に対して回動し前記上部搬送部がせり上がり、前記定着ニップ部と前記排紙ローラ対の間の記録材搬送路が画像形成装置の手前側から操作者に見えるようになることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。
【0013】
[カラー画像形成装置の全体構成]
まずカラー画像形成装置の全体構成について、図1を参照して概要説明する。なお、図1はカラー画像形成装置の一態様であるフルカラーレーザービームプリンタ100の全体構成を示す縦断面図である。なお、図中右側が画像形成装置の手前側とし、後述の定着装置20は画像形成装置本体の上部手前側に配置されている。
【0014】
同図に示すカラー画像形成装置100は、垂直方向に並設された4個の感光ドラム1a,1b,1c,1dを備えている。感光体ドラム1は、駆動手段(不図示)によって、同図中、反時計回りに回転駆動される。感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラム1表面を均一に帯電する帯電装置2(2a、2b、2c、2d)、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光体ドラム1上静電潜像を形成するスキャナユニット3(3a、3b、3c、3d)、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置4(4a、4b、4c、4d)、感光体ドラム1上のトナー像を記録材Sに転写させる静電転写装置5、転写後の感光体ドラム1表面に残った転写残トナーを除去するクリーニング装置6(6a、6b、6c、6d)等が配設されている。
【0015】
ここで、感光体ドラム1と帯電装置2、現像装置4、クリーニング装置6は一体的にカートリッジ化されプロセスカートリッジ7を形成している。
【0016】
以下、感光体ドラム1から順に詳述する。
【0017】
感光体ドラム1は、例えば直径30mmのアルミシリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC感光体)を塗布して構成したものである。感光体ドラム1は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の端部に駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達されることにより、反時計周りに回転駆動される。
【0018】
帯電装置2としては、接触帯電方式のものを使用することができる。帯電部材は、ローラ状に形成された導電性ローラであり、このローラを感光体ドラム1表面に当接させるとともに、このローラに帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム1表面を一様に帯電させるものである。
【0019】
スキャナユニット3は、感光ドラム1の略水平方向に配置され、レーザーダイオード(不図示)によって画像信号に対応する画像光が、スキャナモーター(不図示)によって高速回転されるポリゴンミラー9(9a、9b、9c、9d)に照射される。ポリゴンミラー9に反射した画像光は、結像レンズ10(10a、10b、10c、10d)を介して帯電済みの感光体ドラム1表面を選択的に露光して静電潜像を形成するように構成している。
【0020】
現像装置4a,4b,4c,4dはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーを夫々収納した現像器から構成される。
【0021】
すべての感光体ドラム1a,1b,1c,1dに対向し、接するように循環移動する静電転写ベルト11が配設される。静電転写ベルト11は10 11 10 14 Ω・cmの体積固有抵抗を持たせた厚さ約150μmのフィルム状部材で構成される。この静電転写ベルト11は、垂直方向に4軸でローラに支持され、図中左側の外周面に記録材Sを静電吸着して上記感光体ドラム1に記録材Sを接触させるべく循環移動する。これにより、記録材Sは静電転写ベルト11により転写位置まで搬送され、感光体ドラム1上のトナー像を転写される。
【0022】
この静電転写ベルト11の内側に当接し、4個の感光体ドラム1a,1b,1c,1dに対向した位置に転写ローラ12(12a,12b,12c,12d)が並設される。これら転写ローラ12から正極性の電荷が静電転写ベルト11を介して記録材Sに印加され、この電荷による電界により、感光体ドラム1に接触中の用紙に、感光体ドラム1上の負極性のトナー像が転写される。
【0023】
静電転写ベルト11は周長約700mm、厚み150μmのベルトであり、駆動ローラ13、従動ローラ14a、14b、テンションローラ15の4本のローラにより掛け渡され、図の矢印方向に回転する。これにより、上述した静電転写ベルト11が循環移動して記録材Sが従動ローラ14a側から駆動ローラ13側へ搬送される間にトナー像を転写される。
【0024】
給紙部16は、画像形成部に記録材Sを給紙搬送するものであり、複数枚の記録材Sが給紙カセット17に収納されている。画像形成時には給紙ローラ18(半月ローラ)、レジストローラ対19が画像形成動作に応じて駆動回転し、給紙カセット17内の記録材Sを1枚毎分離給送するとともに、記録材S先端はレジストローラ対19に突き当たり一旦停止し、ループを形成した後静電転写ベルト11の回転と画像書出し位置の同期をとって、レジストローラ対19によって静電転写ベルト11へと給紙されていく。
【0025】
静電吸着ベルト11により搬送されながら順次各色トナー像を転写された記録材Sは、その後定着部20にて加熱・加圧されることにより定着される。
【0026】
画像形成の動作としては、プロセスカートリッジ7a、7b、7c、7dが、印字タイミングに合わせて順次駆動され、その駆動に応じて感光体ドラム1a、1b、1c、1dが、反時計回り方向に回転駆動される。そして、各々のプロセスカートリッジ7に対応するスキャナユニット3が順次駆動される。この駆動により、帯電ローラ2は感光体ドラム1の周面に一様な電荷を付与し、スキャナユニット3は、その感光体ドラム1周面に画像信号に応じて露光を行って感光体ドラム1周面上に静電潜像を形成する。現像装置4内の現像ローラは、静電潜像の低電位部にトナーを転移させて感光体ドラム1周面上にトナー像を形成(現像)する。
【0027】
最上流の感光体ドラム1周面上のトナー像の先端が、静電転写ベルト11との対向点に回転搬送されてくるタイミングで、その対向点に記録材Sの印字開始位置が一致するように、レジローラ対19が回転を開始して記録材Sを静電転写ベルト11へ給送する。
【0028】
記録材Sは静電吸着ローラ22と静電転写ベルト11とによって挟み込むようにして静電転写ベルト11の外周に圧接し、かつ静電転写ベルト11と静電吸着ローラ22との間に電圧を印加することにより、誘電体である記録材Sと静電転写ベルト11の誘電体層に電荷を誘起し、記録材を静電転写ベルト11の外周に静電吸着するように構成している。これにより、記録材Sは静電転写ベルト11に安定して吸着され、最下流の転写部まで搬送される。
【0029】
このように搬送されながら記録材Sは、各感光体ドラム1と転写ローラ12との間に形成される電界によって、各感光体ドラム1のトナー像を順次転写される。
【0030】
4色のトナー像を転写された記録材Sは、ベルト駆動ローラ13の曲率により静電転写ベルト11から曲率分離され、定着部20に搬入される。記録材Sは、定着部20で上記トナー像を熱定着された後、排紙ローラ対23b23b´によって、排紙部(排紙トレイ)24に画像面を下にした状態で排出される。
【0031】
ここで定着部20の例として広く採用されている熱ローラ方式の定着装置に関して説明する。
【0032】
定着ローラ(加熱ローラ)21aと加圧ローラ21bとの圧接ローラ対を基本構成とし、該ローラ対を回転させ、該ローラ対の相互圧接部である定着ニップ部を画像定着すべき未定着トナー画像を形成担持させた被記録材を導入して挟持搬送させて、定着ローラの熱と、定着ニップ部の加圧力にて未定着トナー画像を被記録材面に熱圧定着させるものである。
【0033】
定着ローラは、一般に、アルミニウムの中空金属ローラを基体(芯金)とし、その内空に熱源としてのハロゲンランプを挿入配設してあり、ハロゲンランプの発熱で加熱され、外周面が所定の定着温度に維持されるようにハロゲンランプへの通電が制御されて温調される。
【0034】
特に、最大4層のトナー画像層を十分に加熱溶融させて混色させる能力を要求される、フルカラーの画像形成を行う画像形成装置の定着装置としては、定着ローラの芯金を高い熱容量を有するものにし、またその芯金外周にトナー画像を包み込んで均一に溶融するためのゴム弾性層を具備させ、そのゴム弾性層を介してトナー画像の加熱を行っている。また、加圧ローラ内にも熱源を具備させて加圧ローラも加熱・温調する構成にしたものもある。
【0035】
本実施の形態の特徴は、定着装置は、定着ローラと加圧ローラと圧力解除レバーとを支持する定着装置本体と、排紙ローラ対付近を支点にして定着装置本体に対して回動可能であり搬送ローラ対の少なくとも一方のローラを支持する上部搬送部と、を有し、操作者が圧力解除レバーを圧力解除方向に動かすと、定着ニップ部に掛かる圧力が解除されると共に、圧力解除レバーに設けられた係合部が定着装置の上部搬送部に当接することにより上部搬送部が定着装置本体に対して回動し上部搬送部がせり上がり、定着ニップ部と排紙ローラ対の間の記録材搬送路が画像形成装置の手前側から操作者に見えるようになることにある。
【0036】
図2、3は本実施の形態の定着装置の概略図を示す。
【0037】
本実施の形態の定着装置は、定着装置本体F1と上部搬送部F2とにより構成され、上部搬送部F2には、排紙ローラ対23b,23b´、搬送ローラ対23a,23´が取り付けられている。定着装置本体F1には、定着ローラ21aと加圧ローラ21bとが設けられ、さらに記録材の入り口側には記録材の有無を検知するセンサー26が設けられている。
【0038】
定着装置本体F1に対し、上部搬送部F2が例えば排紙ローラ23bの回転軸を支点として回動可能に設けられている。そして、上部搬送部F2を定着装置本体F1に対して開放すると、画像形成装置本体の手前側に上部搬送部F2が開放し、ジャム処理が容易になっている。
【0039】
定着ローラ21aはローラ軸の両端部が図10に示すように、ばね28で付勢され、さらに定着ローラ21aの両端は本体F1の外装部材に形成された長穴状の案内部21cにガイドされ、加圧ローラ21bに対して定着ニップを形成する位置と、加圧ローラ21bから離れる位置との間を移動可能となっている。前記外装部材には、圧力解除部材として圧力解除レバー25が回動可能に設けられ、圧力解除レバー25を図2の位置から図に示す位置に向けて回動させると、カム部25aが定着ローラ21aのローラ軸の端部に当接し、ばね28のばね力に抗して定着ローラ21aを加圧ローラ21bから離れる方向に移動させる。なお本実施例では固定側を加圧ローラ、離間側を定着ローラとしているが、両者は定着ニップ圧を解除できる構成であれば、固定側が定着ローラ、離間側が加圧ローラという逆の構成でも何ら問題は無い。
【0040】
上部搬送部F2には、係合ピン27が設けられ、図3に示すように、加圧解除レバー25を加圧解除方向である時計方向に回動させると、加圧解除レバー25の係合レバー部(係合部)25bがこの係合ピン27に係合して係合ピン27を上方に移動させ、上部搬送部F2が図中T方向に移動し、定着装置本体F1に対して上部搬送部Fが開放することになる。その結果、ジャム処理の際に、上部搬送部F2が自動的に開放し、ユーザーに開放個所を知らしめることができる。
【0041】
(第2の実施の形態)
図4および図5は本発明の第2の実施の形態を示す。なお、本実施の形態の説明では、上記第1の実施の形態と異なる点にのみ説明し、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は適宜省略する。
【0042】
図4、5に本発明の第2の実施の形態にかかる画像形成装置の定着装置の概略図を示す。
【0043】
本実施の形態では圧解除動作に連動して移動する上部搬送部F2に搬送ローラ23aを固定し、定着装置本体F1側に搬送ローラ23a'を残す構成として、上部搬送部F2の移動時に搬送ローラ対23aと23a´のニップ圧を開放する構成となっている。ここで図中には示していないが、この搬送ローラ部のニップ圧は上部搬送部F2と定着装置本体部F1間をばね等で付勢して確保しても良いし、上部搬送部F2の自重のみで確保する構成とすることもできる。
【0044】
(第3の実施の形態)
図6、7は本発明の第3の実施の形態を示す。なお、本実施の形態の説明では、上記第1の実施の形態と異なる点にのみ説明し、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は適宜省略する。
【0045】
図6、図7は画像形成装置の定着装置の概略図を示す。
【0046】
本実施の形態では圧解除動作に連動して移動する上部搬送部F2にラベル29を設け、上部搬送部F2が移動した際に露出する構成となっており、画像形成装置本体の手前側にいる操作者に対し、上部搬送部F2が開放したことを知らせることができる。
【0047】
なお、この掲示部であるラベル29はユーザーに開放位置を知らしめることができれば良いので、注意ラベルなどの他に露出部分を周囲部材と違う色に着色したり、該当部分に直接刻印したりしても機能を満たすことができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像形成装置の定着装置内のジャム処理時にアクセスすべき開放個所を直感的にユーザーに知らしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した電子写真方式のカラー画像形成装置の断面図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるカラー画像形成装置の定着装置概略図
【図3】図2の定着装置の圧力解除状態を示す概略図
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるカラー画像形成装置の定着装置概略図
【図5】図4の定着装置の圧力解除状態を示す概略図
【図6】本発明の第3の実施の形態におけるカラー画像形成装置の定着装置概略図
【図7】図6の定着装置の圧力解除状態を示す概略図
【図8】定着装置内に紙が1枚詰まった状態を示す概略図
【図9】図8の定着装置にて圧力解除レバーを操作した状態を示す概略図
【図10】定着装置内の加圧ばねを示す概略断面図
【図11】定着装置内に紙が2枚詰まった状態を示す概略図
【図12】図11の定着装置にて圧力解除レバーを操作した状態を示す概略図
【符号の説明】
1(1a,1b,1c,1d) 感光ドラム
2(2a、2b、2c、2d) 帯電装置
3(3a、3b、3c、3d) スキャナユニット
4(4a、4b、4c、4d) 現像装置
5 静電転写装置
6(6a、6b、6c、6d) クリーニング装置
7a、7b、7c、7d プロセスカートリッジ
9(9a、9b、9c、9d) ポリゴンミラー
10(10a、10b、10c、10d) 結像レンズ
11 静電転写ベルト
12(12a,12b,12c,12d) 転写ローラ
13 駆動ローラ
14a、14b 従動ローラ
15 テンションローラ
17 給紙カセット
18 給紙ローラ(半月ローラ)
19 レジストローラ対
20 定着部
21a 定着ローラ(加熱ローラ)
21b 加圧ローラ
22 静電吸着ローラ
23a、23a´ 搬送ローラ対
24 排紙部
28 ばね
25 圧力解除レバー
25a カム部
25b 係合レバー部
26 センサー
27 係合ピン
29 ラベル
100 カラー画像形成装置
F1 定着装置本体
F2 上部搬送部
S記録材

Claims (2)

  1. 記録材にトナー像を形成する画像形成部と、画像形成装置の上部手前側に配置されており記録材に形成されたトナー像を記録材に定着する定着装置と、画像形成装置の上部に配置されており前記定着装置を通過し画像形成装置の手前側から奥側に向かって排紙されるトナー像定着済みの記録材を受ける排紙トレイと、前記定着装置に設けられており前記定着装置の定着ローラ及び加圧ローラによって形成される定着ニップ部を通過した記録材を前記排紙トレイに排出する排紙ローラ対と、前記定着装置に設けられており前記定着ニップ部を通過した記録材を前記排紙ローラ対に搬送する搬送ローラ対と、前記定着装置に設けられており前記定着ニップ部に掛かる圧力を解除する圧力解除レバーと、を有する画像形成装置において、
    前記定着装置は、前記定着ローラと前記加圧ローラと前記圧力解除レバーとを支持する定着装置本体と、前記排紙ローラ対付近を支点にして前記定着装置本体に対して回動可能であり前記搬送ローラ対の少なくとも一方のローラを支持する上部搬送部と、を有し、操作者が前記圧力解除レバーを圧力解除方向に動かすと、前記定着ニップ部に掛かる圧力が解除されると共に、前記圧力解除レバーに設けられた係合部が前記上部搬送部に当接することにより前記上部搬送部が前記定着装置本体に対して回動し前記上部搬送部がせり上がり、前記定着ニップ部と前記排紙ローラ対の間の記録材搬送路が画像形成装置の手前側から操作者に見えるようになることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記定着装置はその内部に前記上部搬送部のせり上がりを操作者に知らせるラベルを有し、前記上部搬送部が前記定着装置本体に対して閉じている状態で前記ラベルは前記定着装置内部に隠れており、前記上部搬送部が前記定着装置本体に対してせり上がると前記ラベルが画像形成装置の手前側から操作者に見えるように露出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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