JP2011186294A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、ロック30の有無を検知する検知手段を追加して設けることなく、装置本体内のロック30の有無を検知して、ロック30の外し忘れを防止すること。
【解決手段】感光体ドラム1と現像ローラ25を有するカートリッジ7を装置本体に装着した状態で運搬する際に、感光体ドラム1と現像ローラ25との離間状態を保持するための着脱可能なロック30と、ドア40を含む複数のドアと、全てのドアを閉じたときだけONするスイッチ50と、ドア40を閉じたことを検知するセンサ51とを備え、ドア40を閉じたことをセンサ51が検知するためのセンサ押し部材42をドア40に弾性的に変位可能に設け、かつ、ロック30が離間状態を保持した状態においてドア40を閉じた際に、センサ押し部材42をセンサ51に検知させない位置に変位させる作用部31をロック30に設けて、スイッチ50及びセンサ51によりロック30の有無を検出する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、像担持体と前記像担持体に当接して前記像担持体に形成された潜像を現像する現像手段とを有するカートリッジを、装置本体に取り外し可能に装着して、記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
従来から、感光体ドラムと前記感光体ドラムに形成された潜像を現像する現像ローラとを一体に設けたカートリッジを、装置本体に取り外し可能に装着する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置には、前記カートリッジを着脱するためのドアや、記録媒体を搬送する搬送経路を開放するためのドアなどが開閉可能に設けられている。なお、前記ドアのいずれかが開状態であることを検知する検知手段を持つ画像形成装置としては特許文献1に記載された技術が知られている。
また近年では、前記カートリッジを前記装置本体に取り外し可能に装着した状態で前記画像形成装置を運搬することが考えられている。なぜならば、カートリッジ及び画像形成装置を別々に梱包した場合と比較して、運搬に要するスペースが小さくて済むからである。これにより、カートリッジ及び画像形成装置を工場からユーザーへ運搬する際のコストを低減することができる。
具体的には、特許文献2に記載された技術が知られている。特許文献2には、前記感光体ドラムと前記現像ローラを離間した状態で保持する離隔部材を前記カートリッジに装着する構成が記載されている。これにより、前記感光体ドラムと前記現像ローラを離間した状態で維持し続けやすく、物流時の振動、落下等の衝撃による前記感光体ドラムと前記現像ローラの摺擦を防止している。更に特許文献2には、前記カートリッジを前記装置本体に装着した際に、前記カートリッジが前記離隔部材により保持されていることを検出する検出手段を設けた構成が記載されている。これにより、離隔部材を装着したままの状態で画像形成動作が行われてしまい、現像ローラから感光体ドラムにトナーが供給されないことを防止している。
特開2007−140044号公報 特開2006−330694号公報
しかしながら、上記従来技術においては、装置本体内における離隔部材の有無を検知するための検知手段を装置本体内に追加して設けなければならない。そのため、検知手段を追加して設ける分、コストが高くなってしまうという問題がある。特に、複数のカートリッジを使用する画像形成装置においては、カートリッジの数だけ前記検知手段が必要になるため、更にコストが高くなってしまうという問題がある。
本発明は、上記従来技術を更に発展させたものであり、その目的は、離隔部材の有無を検知する検知手段を追加して設けることなく、装置本体内の離隔部材の有無を検知して、離隔部材の外し忘れを防止することである。
上記課題を解決するため、本発明は、像担持体と前記像担持体に当接して前記像担持体に形成された潜像を現像する現像手段とを有するカートリッジを、装置本体に取り外し可能に装着して、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、前記カートリッジと前記装置本体との間に取り外し可能に装着し、前記カートリッジを前記装置本体に装着した状態で運搬する際に、前記像担持体と前記現像手段との離間状態を保持するための離間状態保持部材と、前記カートリッジを前記装置本体に着脱するために開閉する第1ドアを含む、前記装置本体に開閉可能に設けられた複数のドアと、前記複数のドアを全て閉じたときだけONするインターロックスイッチと、前記第1ドアを閉じたことを検知する検知手段と、を備え、前記第1ドアを閉じたことを前記検知手段が検知するための検知部を前記第1ドアに弾性的に変位可能に設け、かつ、前記離間状態保持部材が前記離間状態を保持した状態において前記第1ドアを閉じた際に、前記検知部を前記検知手段に検知させない位置に変位させる作用部を前記離間状態保持部材に設けて、前記インターロックスイッチ及び前記検知手段により前記離間状態保持部材の有無を検出することを特徴とする。
本発明によれば、前記ドアを閉じたことを検知する前記インターロックスイッチ及び前記検知手段を用いて、前記離間状態保持部材の有無を検出している。詳しくは、前記第1ドアを閉じた際に、前記インターロックスイッチがON状態になったにもかかわらず、前記検知手段が前記第1ドアを閉じたことを検知しなかった場合は、前記離間状態保持部材が取り外されていないことを検出する。一方、前記第1ドアを閉じた際に、前記検知手段が前記第1ドアを閉じたことを検知した場合は、前記離間状態保持部材が取り外されていることを検出する。これにより、離間状態保持部材の有無を検知する検知手段を追加して設けることなく、装置本体内の離間状態保持部材の有無を検知して、離間状態保持部材の外し忘れを防止することができる。すなわち、コストを高くすることなく、簡易な構成で、装置本体内の離間状態保持部材の有無を検知して、離間状態保持部材の外し忘れを防止することができる。
カラー画像形成装置の全体構成を説明する断面図 プロセスカートリッジを説明する断面図 プロセスカートリッジを説明する斜視図 (a)は感光体ドラムと帯電ローラの離間状態を示すプロセスカートリッジの断面図、(b)は感光体ドラムと帯電ローラの当接状態を示すプロセスカートリッジの断面図 プロセスカートリッジと離間手段を説明する斜視図 装置本体内にプロセスカートリッジを装着した状態で運搬する際の構成を示す部分断面図 前ドアを開いた状態の画像形成装置の斜視図 画像形成装置の前ドア近傍を天面方向から見た断面図 第1実施形態に係るシッピングロック有りの状態を示す前ドア開閉センサ周辺の側面図及び斜視図 第1実施形態に係るシッピングロック無しの状態を示す前ドア開閉センサ周辺の側面図及び斜視図 第1実施形態に係るシッピングロックの有無検出を説明する表図 (a)は第2実施形態に係る前ドア開状態でのシッピングロック有りの状態を示す前ドア開閉センサ周辺の側面図、(b)は第2実施形態に係る前ドア閉状態でのシッピングロック有りの状態を示す前ドア開閉センサ周辺の側面図 第2実施形態に係るシッピングロックの有無検出を説明する表図
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔第1実施形態〕
図1〜図10を用いて、第1実施形態に係る画像形成装置について説明する。
まず画像形成装置の全体構成について図1を用いて説明する。図1に示す画像形成装置100は、4つのプロセスカートリッジ7(7a〜7d)を装置本体に取り外し可能に装着して、記録媒体に画像を形成する画像形成装置である。ここでは、4つのプロセスカートリッジ7が、水平方向に対して傾斜して並設されている画像形成装置を例示している。
カートリッジとしての各プロセスカートリッジ7(7a〜7d)は、それぞれ、像担持体としての電子写真感光体ドラム1(1a〜1d)を備えている。電子写真感光体ドラム(以下、「感光体ドラム」という)1は、駆動部材(不図示)によって、同図中、時計回りに回転駆動される。感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラムに作用するプロセス手段である、帯電ローラ2(2a〜2d)、現像ユニット4(4a〜4d)、及び、クリーニング部材6(6a〜6d)が配置されている。ここで、帯電ローラ2は感光体ドラム1表面を均一に帯電するものであり、現像ユニット4は感光体ドラム1に形成された静電潜像を現像剤であるトナーを用いて現像するものである。そして、クリーニング部材6は転写後の感光体ドラム1表面に残ったトナーを除去する。また、画像情報に基づいてレーザビームを照射し、帯電された感光体ドラム1表面に静電潜像を形成するスキャナユニット3、感光体ドラム1上の4色のトナー画像が一括して転写される中間転写ベルト5が配置されている。ここで、感光体ドラム1と帯電ローラ2、現像ユニット4、クリーニング部材6は一体的にカートリッジ化され、プロセスカートリッジ7を構成している。
中間転写ベルト5は、駆動ローラ10、テンションローラ11に張架されている。また、各感光体ドラム1(1a〜1d)に対向して、中間転写ベルト5の内側に一次転写ローラ12(12a〜12d)が配設されており、不図示のバイアス印加手段により転写バイアスを印加する構成となっている。
感光体ドラム1上に形成されたトナー像は、各感光体ドラム1が矢印Q方向に回転し、中間転写ベルト5が矢印R方向に回転させ、さらに一次転写ローラ12に転写バイアスを印加することにより、順次、中間転写ベルト5上に一次転写される。そして、中間転写ベルト5に4色のトナー像が重なった状態で二次転写部15まで搬送される。
前記画像形成動作と同期して給送装置13やレジストローラ対17等からなる搬送手段によって記録媒体が搬送される。なお、記録媒体とは、画像形成装置によって画像が形成されるものであって、例えば、紙、OHPシート等が含まれる。給送装置13は、記録媒体としてのシートSを収納する給送カセット24と、シートSを給送する給送ローラ8と、給送されたシートSを搬送する搬送ローラ対16とを有している。給送カセット24は、図1中の本体手前方向へ引き抜くことができるよう構成されている。ユーザーは給送カセット24を引き抜き、装置本体から取り外した後、シートSをセットし装置本体へ挿入することでシート補給が完了する。給送カセット24に収納されたシートSは、給送ローラ8に圧接され、分離パッド9によって一枚ずつ分離され(摩擦片分離方式)搬送される。
そして、給送装置13から搬送されたシートSはレジストローラ対17によって二次転写部15に搬送される。二次転写部15において、二次転写ローラ18に転写バイアスを印加することにより、搬送されたシートSに、中間転写ベルト5上の4色のトナー像を二次転写する。
定着手段である定着部14は、シートSに形成したトナー画像に熱及び圧力を加えて定着させるものである。定着ベルト14aは円筒形状であり、ヒータ等の発熱手段を接着したベルトガイド部材(不図示)にガイドされている。そして、定着ベルト14aと加圧ローラ14bとが所定の圧接力をもって定着ニップを形成している。
そして、画像形成部から搬送された未定着トナー画像が形成されたシートSが、定着ベルト14aと加圧ローラ14bとの間の定着ニップで加熱及び加圧され、シートS上の未定着トナー画像が定着される。その後、定着されたシートSは、排出ローラ対19によって排出トレイ20に排出される。
一方、トナー画像転写後に、感光体ドラム1表面に残ったトナーは、クリーニング部材6によって除去され、除去されたトナーは感光体ユニット26(26a〜26d)内の除去トナー室に回収される。
また、シートSへの二次転写後に中間転写ベルト5上に残ったトナーは、転写ベルトクリーニング装置23によって除去され、除去されたトナーは、廃トナー搬送路(不図示)を通過し、装置奥面部に配置された廃トナー回収容器(不図示)へと回収される。
次に前記画像形成装置の装置本体に取り外し可能に装着されるプロセスカートリッジ7について図2を用いて説明する。
ここでは、プロセスカートリッジ7は、それぞれ感光体ドラム1と、帯電ローラ2と、クリーニング部材6とを備えた第一枠体としての感光体ユニット26、及び、現像ローラ25を有する第二枠体としての現像ユニット4にて構成される。
帯電ローラ2は、所定の帯電バイアスを印加することにより、感光体ドラム1の表面を帯電させるための帯電手段であり、ここでは、特開昭63−149669号公報に示すような、いわゆる接触帯電方法を用いている。この帯電ローラ2は金属製のローラ軸2aに弾性ゴム層を設け、さらにその週面にカーボンを分散したウレタンゴム層を設けたもの、或いは、金属製のローラ軸にカーボンを分散した発泡ウレタンゴム層を被覆したものなどで構成している。そして、帯電ローラ2のローラ軸2aは摺動軸受(不図示)を介して、感光体ドラム1方向へスライド可能に取り付けてある。また、帯電ローラ2は加圧バネ21によって感光体ドラム1方向へバネにより付勢されることで感光体ドラム1表面に圧接し、感光体ドラム1に対して従動回転する構成となっている。
現像ローラ25は、軸受部材を介して回転自在に現像ユニット4に支持されており、感光体ドラム1と接触して回転する。現像ローラ25は、感光体ドラム1にトナーを供給して、感光体ドラム1に形成された静電潜像を現像する現像手段である。
図3に示すように、プロセスカートリッジ7において、現像ユニット4は、現像ユニット4全体が感光体ユニット26に対して揺動自在に支持された構成となっている。感光体ユニット26の両端には現像ユニット4の揺動中心となる軸29が設けられている。現像ユニット4の両端には前記軸29に嵌合する穴28aが設けられた軸受部材28が取り付けられている。即ち、現像ユニット4は、前記軸受部材28の穴28aに嵌合する軸29を中心にして感光体ユニット26に回動自在に結合されている。
また、プロセスカートリッジ7が単体状態(装置本体に装着されていない状態)においては、回転モーメントにより現像ローラ25が感光体ドラム1に接触するような構成になっている。即ち、弾性押圧部材である加圧バネ27(圧縮コイルバネ)によって現像ユニット4が、軸29を中心として付勢されることによって、現像ローラ25が感光体ドラム1に接触する。
次に、バネにより付勢されて感光体ドラムに圧接している帯電ローラを、感光体ドラムから離間させる接触解除手段(離間部材)の構成について、図4を参照して説明する。図4(a)は感光体ドラムと帯電ローラの離間状態を示すプロセスカートリッジの断面図、図4(b)は感光体ドラムと帯電ローラの当接状態を示すプロセスカートリッジの断面図である。離間部材は、プロセスカートリッジを装置本体に装着した状態で運搬する際に、感光体ドラムと帯電ローラを離間した状態で保持するものである。
まず、帯電ローラ2には、その両端において、前記離間部材としての帯電ローラ離隔部材58の一方の端部58aが結合されている。
現像ローラ25と感光体ドラム1が離間状態(図4(a)の状態)のときは、帯電ローラ離隔部材58の他方の端部58bは感光体ユニット26に設けられた引掛け部26aに引掛かっており、帯電ローラ2は感光体ドラム1から離隔されている。このとき、帯電ローラ離隔部材58の他方の端部58bと現像ユニット4の引掛け部4aとの間には、一定の隙間Aを設けている。
現像ローラ25と前記感光体ドラム1が当接状態(図4(b)の状態)になると、帯電ローラ離隔部材58の他方の端部58bは、現像ユニット4の引掛け部4aに引っ張られて、感光体ユニット26の引掛け部26aから外れる。すると、帯電ローラ2は加圧バネ21により付勢されている方向に移動し、感光体ドラム1と当接する。
このように帯電ローラ離隔部材58は、現像ローラ25が感光体ドラム1に当接される動作に連動して、感光体ドラム1と帯電ローラ2の離間状態の保持を解除する。なお、現像ローラ25が感光体ドラム1に当接される動作は、後述する離間状態保持部材による感光体ドラム1と現像ローラ25との離間状態の保持を解除することでなされる。すなわち、感光体ドラム1と現像ローラ25との離間状態の保持解除動作に連動して、帯電ローラ離隔部材58による感光体ドラム1と帯電ローラ2の離間状態の保持解除がなされる。
図5に示すように、装置本体のプロセスカートリッジ7の挿入方向奥側には、現像ユニット4の付勢力に抗して現像ローラ25を感光体ドラム1から離間させるための離間手段が配置されている。離間手段は、装置本体内に配置されており、以下に説明する現像離間カム81と現像離間レバー82を有している。
現像離間カム81は、プロセスカートリッジ7の挿入方向奥側に配置されており、感光体ドラム1と同一方向の軸を中心に回転可能に配置されている。現像離間レバー82は、プロセスカートリッジ7が位置決めのために押圧されている方向を中心に回転可能に配置されている。詳しくは、現像離間レバー82の一方の端部82aは、現像離間カム81の外径に常に接触するように、バネで付勢されている。現像離間カム81が回転し、現像離間レバー82に接触している部分の外径が変化することで現像離間レバー82を回転させる。現像離間レバー82の他方の端部82bは回転することでプロセスカートリッジ7の現像ユニット4を押圧し、軸29を中心に回転させることが可能な位置に配置されている。すなわち、現像離間カム81を回転させて現像離間レバー82を回転させることで、現像ローラ25が感光体ドラム1に対して当接又は離間するよう、軸29を中心にして現像ユニット4が揺動される。
続いて、画像形成装置100を、装置本体内にプロセスカートリッジ7を同梱して出荷する際の構成について図6を参照して説明する。すなわち、プロセスカートリッジ7を装置本体に装着した状態で画像形成装置100を運搬する際の構成について説明する。
プロセスカートリッジ7(7a〜7d)の同梱出荷時には、感光体ユニット26と現像ユニット4の離間状態を保持する。そのためにシッピングロック(離間状態保持部材)30(30a〜30d)を、図7に示すように、4つのプロセスカートリッジそれぞれの現像ユニット4(4a〜4d)と装置本体との間に取り外し可能に装着する。シッピングロック30を装着することで、物流時に過度の衝撃が加わっても現像ユニット4の動きを規制し続けることが可能になる。これにより、感光体ドラム1と現像ローラ25の離間状態が保持されることとなり、現像ローラ25と感光体ドラム1が当接して帯電ローラ2が感光体ドラム1に当接し、弾性層が変形して画像不良が発生してしまうのを防ぐことが出来る。また、1つのシッピングロックを画像形成装置100から外すことにより、4つ全てのシッピングロックが外れるように、4つのシッピングロック30(30a〜30d)は、連結されている。
次に、図7及び図8を用いて、前ドア開閉センサとインターロックスイッチの構成について説明する。図7は画像形成装置におけるプロセスカートリッジ7a〜7dの着脱方法を示した斜視図である。図8は画像形成装置の前ドア40近傍を天面方向から見た断面図であり、図8(a)は前ドア40が閉じられている状況を示しており、図8(b)は前ドア40が開けられている状況を示している。
図7及び図8に示すように、画像形成装置100の装置本体には、以下に説明する前ドア(第1ドア)40を含む、複数のドアが開閉可能に設けられている。ここでは、複数のドアとして、プロセスカートリッジ7を装置本体に着脱するために開閉する前ドア(第1ドア)40が装置本体の正面側に設けられている。更に、前ドア40側から見て装置本体の右側面側には、記録媒体の搬送経路を開放するために開閉する右ドア73が設けられている。なお、ここで装置本体の正面側とは、感光体ドラムの軸方向に着脱されるプロセスカートリッジの装着方向手前側である。
図7に示すように、ユーザーがプロセスカートリッジ7a〜7dを着脱する際、装置正面の前ドア40を開ける。前ドア40を開けると全てのプロセスカートリッジ7が露出し、ユーザーは装置本体正面側にプロセスカートリッジ7a〜7dを挿抜(着脱)することが可能である。また、装置右側面に設けられている右ドア73を開くと、記録媒体としてのシートSを案内し搬送するための搬送経路(不図示)が露出する。ユーザーはシートSの紙詰まり時には装置右側から紙詰まりシートの除去が可能である。
画像形成装置100の装置本体には、前ドア40を開けると露出される内カバー60が設けられている。内カバー60には、前ドア40の右側端部に相当する位置に穴61が設けられている。内カバー60の穴61の奥には、図8に示すように、インターロックスイッチ50が設けられている。インターロックスイッチ50は、右ドア73、前ドア40の両方を閉じたときのみONになる。すなわち、インターロックスイッチ50は、いずれかのドアが開いた状態ではOFFとなる。インターロックスイッチ50は、装置本体のフレーム72に取り付けられている。一方、前ドア40には、内カバー60の穴61に対応する位置に、インターロックスイッチ50を押圧するためのインターロック押圧部材43が設けられている。更にインターロックスイッチ50近傍には、複数のドア(前ドア40と右ドア73)の全てが閉じたときにのみ、インターロック押圧部材43に押圧されてインターロックスイッチ50がON状態になるリンク機構を内蔵したリンクユニット52が設けられている。
更に図7及び図8に示すように、前ドア40には、装置本体の内カバー60に設けた右ラッチ63と左ラッチ64にそれぞれ係合する、右フック44と左フック45が設けられている。前ドア40が閉じられた場合では、右フック44と右ラッチ63とが係合し、かつ、左フック45と左ラッチ64とが係合する。これによって、前ドア40は所定の位置(図8に示す位置)で保持される。なお、前ドア40を開くことで、前記係合は解除される。
更に、内カバー60には、前ドア40の左側端部に相当する位置に穴62が設けられている。内カバー60の穴62の奥には、図8に示すように、前ドア開閉センサ(検知手段)51が設けられている。前ドア開閉センサ51は、前ドア40を閉じたことを検知する検知手段である。前ドア開閉センサ51は、装置本体のフレーム72に取り付けられている。一方、前ドア40には、内カバー60の穴62に対応する位置に、前ドア開閉センサ51を押圧するための前ドアセンサ押し部材42が設けられている。前ドアセンサ押し部材42は、前ドア40を閉じたことを前ドア開閉センサ51が検知するための検知部であり、前ドア40に弾性的に変位可能に設けられている。ここでは、前ドアセンサ押し部材42は、図10に示すように、圧縮バネ41によって前ドア40の前ドア開閉センサ51を押し込む方向に圧縮可能に保持されている。
なお、インターロックスイッチ50は右ドア73、前ドア40の両方を閉じたときのみONになる。すなわち、インターロックスイッチ50は、いずれかのドアが開いた状態ではOFFとなる。これは、前ドア40と右ドア73のそれぞれのドアが閉まったときに、インターロックスイッチ50は、それぞれONするために必要な作動量の半分だけ作動する構成となっている。そのため、どちらか一方のドアが閉まっただけでは、インターロックスイッチ50はONせず、両方のドアが閉まったときのみONするような構成となっている。
次に、シッピングロック30の有無の検出方法について図9及び図10を参照して説明する。図9は前ドア40を閉じた際のシッピングロック30が有りの状態を示す前ドア開閉センサ51周辺の図であり、図9(a)は部分側面図、図9(b)は部分斜視図である。図10は前ドア40を閉じた際のシッピングロック30が無しの状態を示す前ドア開閉センサ51周辺の図であり、図10(a)は部分側面図、図10(b)は部分斜視図である。
上述したように、シッピングロック30は、感光体ユニット26と現像ユニット4の離間状態を保持するための離間状態保持部材である。4つあるシッピングロック30(30a〜30d)の内で、前ドア開閉センサ51の最も近くにあるシッピングロック30aは、前ドアセンサ押し部材42を前ドア開閉センサ51に検知させない位置に変位させるための作用部31を有している。
まず、図9を用いて、シッピングロック30aが取り外されずに装置本体内に残っている状態を検出する方法について説明する。図9に示すように、前ドア40と右ドア73の両方を閉めると、インターロックスイッチ50は前ドア40に設けたインターロック押圧部材43に押圧されてON状態となる。一方、シッピングロック30aが装置本体に装着されている状態で前ドア40と右ドア73の両方を閉めても、前ドア40の前ドアセンサ押し部材42は、シッピングロック30aの作用部31に当たる。そのため、圧縮バネ41が圧縮して前ドア開閉センサ51に検知されない位置に移動する。そのため、前ドアセンサ押し部材42は前ドア開閉センサ51を押すことはできない。これにより、前ドア40を閉じた際に、インターロックスイッチ50がON状態になっているにもかかわらず、前ドア開閉センサ51がON状態にならない。これによって、シッピングロック30aが装置本体内に残っていること、すなわち連結された4つのシッピングロック(30a〜30d)が取り外されずに装置本体内に残っていることを検出する。そして、このシッピングロック30(30a〜30d)が取り外されていないことを画像形成装置が有する表示部(報知部)71に表示してユーザー(使用者)に知らせる。
次に、図10を用いて、シッピングロック30(30a〜30d)を装置本体から取り外した状態を検出する方法について説明する。図10に示すように、前ドア40と右ドア73の両方を閉めると、インターロックスイッチ50は前ドア40に設けたインターロック押圧部材43に押圧されてON状態となる。一方、前ドアセンサ押し部材42と前ドア開閉センサ51のバネ圧の関係は、前ドアセンサ押し部材42の圧縮バネ41のバネ圧>前ドア開閉センサ51のバネ圧となっている。このことから、シッピングロック30aを装置本体から取り外した状態で前ドア40を閉めると、前ドアセンサ押し部材42が前ドア開閉センサ51を押し、前ドア開閉センサ51はON状態となる。これにより、前ドア開閉センサ51とインターロックスイッチ50の両方がON状態となる。これにより、シッピングロック30aが装置本体から取り外されたこと、すなわち連結された4つのシッピングロック30(30a〜30d)が装置本体から取り外されたことを検出し、印刷可能となる。
なお、インターロックスイッチ50と前ドア開閉センサ51のON/OFF状態の組み合わせによる、シッピングロック30の装置本体内での有無検出を、図11に示す。図11に示すように、インターロックスイッチ50と前ドア開閉センサ51のON/OFF状態の組み合わせによって、シッピングロック30の装置本体内での有無検出を行い、ユーザーに知らせることが可能になる。
上述したように、ドアを閉じたことを検知するインターロックスイッチ50及び前ドア開閉センサ51を用いて、装置本体内におけるシッピングロック30(30a〜30d)の有無を検出している。すなわち、前ドア40を閉じた際に、インターロックスイッチ50がON状態になったにもかかわらず、前ドア開閉センサ51が前ドア40を閉じたことを検知しなかった場合は、シッピングロック30(30a〜30d)が取り外されていないことが検出できる。一方、前ドア40を閉じた際に、前ドア開閉センサ51が前ドア40を閉じたことを検知した場合は、シッピングロック30(30a〜30d)が取り外されていることが検出できる。これにより、シッピングロック30(30a〜30d)の有無を検知する検知手段を設けることなく、装置本体内におけるシッピングロック30(30a〜30d)の有無を検知して、シッピングロック30(30a〜30d)の外し忘れを防止することができる。すなわち、ドアの開閉を検知する検知手段を用いて、シッピングロック30(30a〜30d)の有無を検出するため、シッピングロック30(30a〜30d)の有無を検知する検知手段を設ける必要がなく、コストが安くなる。また、プロセスカートリッジの数にかかわらず、ドアの開閉を検知する検知手段でシッピングロック30の有無を検出できるため、簡易な構成で、シッピングロック30(30a〜30d)の外し忘れを防止できる。
〔第2実施形態〕
図12を用いて、第2実施形態に係る画像形成装置について説明する。図12(a)は第2実施形態に係る前ドア開状態でのシッピングロック有りの状態を示す前ドア開閉センサ周辺の側面図、図12(b)は第2実施形態に係る前ドア閉状態でのシッピングロック有りの状態を示す前ドア開閉センサ周辺の側面図である。なお、画像形成装置の全体構成は前述した実施形態と同様であるため、同等の機能を有する部材には同一符号を付して説明は省略する。以下、シッピングロック及びシッピングロックに設けた作用部について説明する。
上述した実施形態と同様に、シッピングロック30(30a〜30d)は、感光体ユニット26と現像ユニット4の離間状態を保持するための離間状態保持部材である。4つのシッピングロック30(30a〜30d)の内の前ドア開閉センサ51のもっとも近くにあるシッピングロック30aには、前ドア開閉センサ51又は前ドアセンサ押し部材42に作用する作用部32が移動可能に設けられている。詳しくは、作用部32は、中央部に軸32aが設けられており、この作用部32の軸11aがシッピングロック30の穴30eに嵌ることによって、シッピングロック30aに回転可能に取り付けられている。また、作用部32は、ねじりコイルバネ(不図示)によって、作用部32の一方の端部32bが前ドア開閉センサ51に作用するように矢印Z方向に付勢されている。これにより、作用部32は、シッピングロック30aが装置本体に装着されている状態で前ドア40を開いた状態では、前記一方の端部32bが前ドア開閉センサ51に検知される第1の位置(図12(a)に示す位置)に付勢されている。
また、前ドア40は、前記作用部32の他方の端部32cに対応する位置に、前記他方の端部32cに作用する突起部40aが設けられている。突起部40aは、前ドア40を閉じた際に前記他方の端部32bを押して付勢力に抗して作用部32を回転させるものである。したがって、シッピングロック30aが装置本体に装着されている状態で前ドア40を閉じると、その際に、作用部32の他方の端部32cが前ドア40の突起部40aに押されて、作用部32は矢印Z方向とは逆方向に回転される。これにより、作用部32は、図12(b)に示すように、前ドア開閉センサ51に検知されない第2の位置であって、かつ前ドアセンサ押し部材42を前ドア開閉センサ51に検知されない位置に変位させる第2の位置に移動される。すなわち、前ドア40を閉じると、シッピングロック30aに設けた作用部32は、前ドア開閉センサ51に作用することができなくなる。
次に、前記作用部32を有するシッピングロック30の有無の検出方法について説明する。なお、シッピングロック30を装置本体から取り外した状態での検出は、図10を用いて前述した実施形態で説明した検出方法と同様であるため、ここでは説明を省略する。
まず、図12(a)を用いて、前ドア40が開かれている状態のシッピングロック30aの有無の検出について説明する。前ドア40を開くと、インターロックスイッチ50は前ドア40に設けたインターロック押圧部材43による押圧が解除されるため、OFF状態となる。また、シッピングロック30aが装置本体に装着されている状態で前ドア40を開くと、前ドア40に設けた突起部40aが作用部32の他方の端部32cから離れるため、作用部32はねじりコイルバネの付勢力によって矢印Z方向に回転する。これにより、前ドア40を開いてインターロックスイッチ50がOFF状態になっているにもかかわらず、作用部32の一方の端部が前ドア開閉センサ51を押して、前ドア開閉センサ51がON状態になる。これにより、シッピングロック30aが取り外されずに装置本体内に残っていること、すなわち連結された4つのシッピングロック30(30a〜30d)が装置本体内に残っていることを検出する。そして、このシッピングロック30(30a〜30d)が取り外されていないことを画像形成装置が有する表示部(報知部)71に表示してユーザー(使用者)に知らせる。
次に、図12(b)を用いて、前ドア40を閉じた際のシッピングロック30(30a〜30d)の有無の検出について説明する。前ドア40と右ドア73の両方を閉めると、インターロックスイッチ50は前ドア40に設けたインターロック押圧部材43に押圧されてON状態となる。また、シッピングロック30aが装置本体に装着されている状態で前ドア40を閉めると、前ドア40に設けた突起部40aがシッピングロック30aに設けた作用部32の他方の端部32cを押して、作用部32は矢印Z方向とは逆方向に回転される。これにより、作用部32は、前ドア開閉センサ51に検知されない第2の位置であって、かつ前ドアセンサ押し部材42を前ドア開閉センサ51に検知されない位置に変位させる第2の位置に移動される。これにより、前ドア40に設けた前ドアセンサ押し部材42は、前記第2の位置に移動された作用部32の一方の端部32bに当たる。そして、圧縮バネ41が圧縮して前ドア開閉センサ51に検知されない位置に移動する。そのため、前ドアセンサ押し部材42は前ドア開閉センサ51を押すことはできない。これにより、前ドア40を閉じた際に、インターロックスイッチ50がON状態になっているにもかかわらず、前ドア開閉センサ51がON状態にならず、シッピングロック30aが取り外されずに装置本体内に残っていること、すなわち連結された4つのシッピングロック30(30a〜30d)が装置本体内に残っていることを検出する。そして、このシッピングロック30(30a〜30d)が取り外されていないことを画像形成装置が有する表示部(報知部)71に表示してユーザー(使用者)に知らせる。
なお、インターロックスイッチ50と前ドア開閉センサ51のON/OFF状態の組み合わせによる、移動可能な作用部32を有するシッピングロック30(30a〜30d)の装置本体内での有無検出を、図13に示す。図13に示すように、インターロックスイッチ50と前ドア開閉センサ51のON/OFF状態の組み合わせによって、シッピングロック30(30a〜30d)の装置本体内での有無検出を行い、ユーザーに知らせることが可能になる。
上述したように、本実施形態においても、前述した実施形態と同様に、ドアを閉じたことを検知するインターロックスイッチ50及び前ドア開閉センサ51を用いて、シッピングロック30(30a〜30d)の有無を検出している。これにより、前述した実施形態と同様の効果が得られる。更に本実施形態では、前ドア40が開いた状態でも、シッピングロック30aの作用部32が前ドア開閉センサ51に作用して、シッピングロック30aが取り外されずに装置本体内に残っていることを検出できる。これにより、シッピングロック30(30a〜30d)の有無を検知する検知手段を追加して設けることなく、装置本体内におけるシッピングロック30(30a〜30d)の有無を検知して、シッピングロック30の外し忘れを防止することができる。すなわち、ドアの開閉を検知する検知手段を用いて、シッピングロック30(30a〜30d)の有無を検出するため、シッピングロック30(30a〜30d)の有無を検知する検知手段を追加して設ける必要がなく、コストが安くなる。また、プロセスカートリッジの数にかかわらず、ドアの開閉を検知する検知手段でシッピングロック30(30a〜30d)の有無を検出できるため、簡易な構成で、シッピングロック30(30a〜30d)の外し忘れを防止できる。
〔他の実施形態〕
前述した実施形態では、検知手段として、バネで付勢されたスイッチが押圧され又は押圧が解除されることでON/OFFする前ドア開閉センサ51を例示したが、これに限定されるものではない。前ドア開閉センサ51は光学的に検知する検知手段であっても良い。
また前述した実施形態では、離間状態保持部材の有無を使用者に報知する報知部として、装置本体に設けた表示部を例示したが、これに限定されるものではない。離間状態保持部材の有無を使用者に報知する報知部としては、例えば、音あるいは光を発するものや、装置に接続されたパソコンのディスプレイなどを用いても良い。
また前述した実施形態では、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジを4つ使用しているが、この使用個数は限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定すれば良い。
また前述した実施形態では、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジとして、感光体ドラムと、該感光体ドラムに作用するプロセス手段としての帯電手段,現像手段,クリーニング手段を一体に有するプロセスカートリッジを例示した。プロセスカートリッジは、これに限定されるものではなく、感光体ドラムと現像手段の他に、帯電手段、クリーニング手段のうち、いずれか1つを一体に有するプロセスカートリッジであっても良い。
また前述した実施形態では、カートリッジが取り外し可能に装着される画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良い。或いは、記録媒体担持体を使用し、該記録媒体担持体に担持された記録媒体に各色のトナー像を順次重ねて転写する画像形成装置であっても良い。これらの画像形成装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
1 …感光体ドラム(像担持体)
2 …帯電ローラ(帯電手段)
25 …現像ローラ(現像手段)
30 …シッピングロック(離間状態保持部材)
31,32 …作用部
32b,32c …端部
40 …前ドア
40a …突起部
42 …前ドアセンサ押し部材
50 …インターロックスイッチ
51 …前ドア開閉センサ(検知手段)
58 …帯電ローラ離隔部材(離間部材)
73 …右ドア
100 …画像形成装置

Claims (4)

  1. 像担持体と前記像担持体に当接して前記像担持体に形成された潜像を現像する現像手段とを有するカートリッジを、装置本体に取り外し可能に装着して、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記カートリッジと前記装置本体との間に取り外し可能に装着し、前記カートリッジを前記装置本体に装着した状態で運搬する際に、前記像担持体と前記現像手段との離間状態を保持するための離間状態保持部材と、
    前記カートリッジを前記装置本体に着脱するために開閉する第1ドアを含む、前記装置本体に開閉可能に設けられた複数のドアと、
    前記複数のドアを全て閉じたときだけONするインターロックスイッチと、
    前記第1ドアを閉じたことを検知する検知手段と、
    を備え、
    前記第1ドアを閉じたことを前記検知手段が検知するための検知部を前記第1ドアに弾性的に変位可能に設け、かつ、前記離間状態保持部材が前記離間状態を保持した状態において前記第1ドアを閉じた際に、前記検知部を前記検知手段に検知させない位置に変位させる作用部を前記離間状態保持部材に設けて、前記インターロックスイッチ及び前記検知手段により前記離間状態保持部材の有無を検出することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記作用部は、前記離間状態保持部材に移動可能に設けられ、前記離間状態保持部材が前記離間状態を保持した状態において前記第1ドアを開いた状態では、前記検知手段に検知される第1の位置に付勢されており、前記離間状態保持部材が前記離間状態を保持した状態において前記第1ドアを閉じた際に、前記第1ドアによって、前記検知手段に検知されない第2の位置であって、かつ前記検知部を前記検知手段に検知させない位置に変位させる第2の位置に移動されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記カートリッジは、更に、前記像担持体に当接して前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記カートリッジを前記装置本体に装着した状態で運搬する際に、前記像担持体と前記帯電手段を離間した状態で保持する離間部材と、有し、
    前記離間部材は、前記離間状態保持部材による前記離間状態の保持が解除され前記像担持体と前記現像手段が当接される動作に連動して、前記像担持体と前記帯電手段の離間状態の保持を解除することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記離間状態保持部材の有無を使用者に報知する報知部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020101687A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 キヤノン株式会社 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2020139981A (ja) * 2019-02-26 2020-09-03 キヤノン株式会社 画像形成装置

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