JP2020139981A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成時は現像ローラを感光体に当接させて、非画像形成時は現像ローラを感光体から離間させる構成において、非画像形成時に、装着部に対してカートリッジを着脱する際の操作性を高める。
【解決手段】 移動機構は、画像形成時において、画像形成動作を開始することに伴って加圧機構を第一位置から第二位置へ移動させて、画像形成動作を終了することに伴って加圧機構を第二位置から第一位置へ移動させて、非画像形成時において、本体カバーが開けられたことを検知部が検知したことに伴って加圧機構を第一位置から第二位置へ移動させる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、感光体と現像剤担持体を有するカートリッジを着脱可能な画像形成装置に関する。
感光体と現像ローラを有するカートリッジを着脱可能な画像形成装置において、画像形成時は現像ローラを感光体に当接させて、非画像形成時は現像ローラを感光体から離間させる構成が知られている(特許文献1参照)。
特開2016−161627号公報
非画像形成時であるにも関わらず、長期間に亘って現像ローラを感光体に当接させた場合、現像ローラが撓んで画像形成時に画像不良が生じる虞がある。このような画像不良が生じることを抑制するためには、非画像形成時は現像ローラを感光体から離間させておくことが望ましい。
そこで、特許文献1の構成では、非画像形成時に現像ローラを感光体から離間させた状態を維持するために、画像形成装置に装着されたカートリッジを離間レバーが押圧するものである。しかしながら、画像形成装置に装着されたカートリッジを押圧する位置に離間レバーが在る状態で、画像形成装置に対してカートリッジを着脱しようとすると離間レバーの押圧に伴う抵抗が掛かるので、カートリッジをスムーズに着脱しづらい虞がある。
そこで、画像形成時は現像ローラを感光体に当接させて、非画像形成時は現像ローラを感光体から離間させる構成において、非画像形成時にカートリッジを交換する際には、装着部に対してカートリッジをスムーズに着脱する事ができる新たな構成が望まれている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、画像形成時は現像ローラを感光体に当接させて、非画像形成時は現像ローラを感光体から離間させる構成において、非画像形成時に、装着部に対してカートリッジを着脱する際の操作性を高めることが可能な画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、感光体と、前記感光体に形成された静電像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体と、を有するカートリッジを着脱可能な装着部を有する画像形成装置であって、前記装着部に装着された前記カートリッジを加圧するための加圧機構と、前記加圧機構を、前記装着部に装着された前記カートリッジを加圧する第一位置と、前記装着部に装着された前記カートリッジを加圧しない第二位置との間で移動させる移動機構と、開閉可能に設けられた本体カバーと、前記本体カバーの開閉に関する情報を検知するための検知部と、を備え、前記装着部に前記カートリッジが装着された状態において、前記加圧機構が前記第一位置に在るとき、前記感光体に対する前記現像剤担持体の相対位置は、前記現像剤担持体が前記感光体から離間した離間位置に在り、前記加圧機構が前記第二位置に在るとき、前記感光体に対する前記現像剤担持体の相対位置は、前記現像剤担持体が前記感光体に接触する接触位置に在り、前記移動機構は、画像形成時において、画像形成動作を開始することに伴って前記加圧機構を前記第一位置から前記第二位置へ移動させて、前記画像形成動作を終了することに伴って前記加圧機構を前記第二位置から前記第一位置へ移動させて、非画像形成時において、前記本体カバーが開けられたことを前記検知部が検知したことに伴って前記加圧機構を前記第一位置から前記第二位置へ移動させることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために本発明の他の一態様に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、感光体と、前記感光体に形成された静電像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体と、を有するカートリッジを着脱可能な装着部を有する画像形成装置であって、前記装着部に装着された前記カートリッジを加圧するための加圧機構と、前記加圧機構を、前記装着部に装着された前記カートリッジを加圧する第一位置と、前記装着部に装着された前記カートリッジを加圧しない第二位置との間で移動させる移動機構と、前記装着部に対する前記カートリッジの装着の有無に関する情報を検知するための検知部と、を備え、前記装着部に前記カートリッジが装着された状態において、前記加圧機構が前記第一位置に在るとき、前記感光体に対する前記現像剤担持体の相対位置は、前記現像剤担持体が前記感光体から離間した離間位置に在り、前記加圧機構が前記第二位置に在るとき、前記感光体に対する前記現像剤担持体の相対位置は、前記現像剤担持体が前記感光体に接触する接触位置に在り、前記移動機構は、画像形成時において、画像形成動作を開始することに伴って前記加圧機構を前記第一位置から前記第二位置へ移動させて、前記画像形成動作を終了することに伴って前記加圧機構を前記第二位置から前記第一位置へ移動させて、非画像形成時において、前記カートリッジが前記装着部に装着されていないことを前記検知部が検知したことに伴って前記加圧機構を前記第一位置から前記第二位置へ移動させることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成時は現像ローラを感光体に当接させて、非画像形成時は現像ローラを感光体から離間させる構成において、非画像形成時に、装着部に対してカートリッジを着脱する際の操作性を高めることができる。
画像形成装置の全体構成を示す断面図である。 画像形成装置の制御ブロック図である。 カートリッジの構成を示す断面図である。 現像ローラの当接離間の機構を示す図である。 現像ローラの当接離間のポジションを示す図である。 比較例におけるカートリッジの挿入力を説明するための図である。 第1の実施形態におけるカートリッジの挿入力を説明するための図である。 第1の実施形態に係る制御例を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものではなく、また、第1の実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。本発明は、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
[第1の実施形態]
<画像形成装置の全体構成>
初めに、本発明の第1の実施形態における画像形成装置の全体構成について、図1を用いて説明する。図1は、第1の実施形態における画像形成装置1の断面図である。
画像形成装置1には、印刷に使用する用紙P(シート)をセットする給紙口として給紙カセット100が設けられている。用紙Pはカセットピックローラ110によって給紙が始まり、カセットフィード/リタードローラ111によって一枚ずつ分離して送り出される。なお、カセット紙有無センサ101により、給紙カセット100の用紙Pの有無状態を検知できる。給紙カセット100から給紙された用紙Pは、レジローラ120へ搬送された後、レジセンサ121により、正常に給紙されたかどうか検知される。
一方、二次転写部130に用紙Pが到達するタイミングに間に合うように、カートリッジ132a〜132dにて画像形成動作が開始される。カートリッジ132a〜132dは、感光体ドラム134a〜134dと現像ローラ301a〜301dを有するプロセスカートリッジである。カートリッジ132aはイエローの画像を形成し、カートリッジ132bはマゼンタの画像を形成し、カートリッジ132cはシアンの画像を形成し、カートリッジ132dはブラックの画像を形成する。カートリッジ132a〜132dの詳細に関しては、図3で後述する。
なお、カートリッジ132a〜132dは、ユーザ(操作者)が画像形成装置1の装着部に着脱可能な構成であり、画像形成装置1の前面に開閉可能に設けられた前ドア(本体カバー)を開くことにより、カートリッジ132a〜132dの装着部が露出する。カートリッジ132a〜132dは、凹形状のレール135a〜135d(ガイド部)に沿って、画像形成装置1の前面側から背面側の方向に押し込まれることにより、画像形成装置1の装着部に装着される。
離間レバー136a〜136d(加圧レバー)は、感光体ドラム134a〜134dに対して現像ローラ301a〜301dを当接(接触)および離間(以降、現像当接・現像離間と呼ぶ)させるために備えられている。現像当接離間の機構の詳細に関しては、図4で後述する。
光学ユニット137内からレーザ光が出射され、カートリッジ132a〜132dの感光体ドラム134a〜134d上へ照射される。感光体ドラム134a〜134d上に形成されたトナー画像は、一次転写部133a〜133dにて一次転写電圧を印加することで中間転写ベルト131上へ転写される。そして、中間転写ベルト131へ転写されたトナー画像は、中間転写ベルト131の回転によって、二次転写部130へと至る。
レジセンサ121を通過した用紙Pは、中間転写ベルト131上のトナー画像に同期したタイミングで二次転写部130へ搬送される。そして、二次転写部130にて二次転写電圧を印加し、中間転写ベルト131上のトナー画像が用紙Pへ転写される。その後、用紙Pは二次転写部130から定着部140へ搬送され、定着部140にて、熱と圧力によりトナー画像が定着される。画像形成が完了した用紙Pは、排紙ローラ150へ到達した後、印刷面を下向きにして排紙トレイ160へ排紙される。
操作表示部170は、印刷情報や警告等を表示する。また、操作表示部170は、ユーザが印刷設定等の各種設定を入力するために使用される。
<画像形成装置の電気的な制御構成>
続いて、第1の実施形態における画像形成装置の電気的な制御構成について、図2を用いて説明する。図2は、第1の実施形態における画像形成装置の制御ブロック図である。
CPU200は、パソコン(PC)等の外部機器210から送られてくる印刷情報をUSBケーブル等のI/F211を介して受信する。
CPU200は、ROM(read−only memory)201に格納されている制御プログラムにより、外部機器210から受信した印刷情報を使用して画像形成装置の印刷制御を行う。その際、RAM(random−access memory)202を使用して印刷の処理データの書き込みと読み出しを行う。
CPU200は、画像形成部220を制御することで、形成されたトナー画像を用紙Pへ転写した後、そのトナー画像を定着させることが可能である。
CPU200は、操作表示部170よりユーザの操作情報を取得する。また、CPU200(制御部)は、操作表示部170に印刷情報や警告などを表示する。
CPU200は、カートリッジ有無センサ240(装着検知部)より、画像形成装置1の装着部に対するカートリッジ132a〜132dの装着の有無に関する情報を取得(検知)する。
CPU200は、現像当接離間モータ241により、カートリッジ132a〜132dにて、感光体ドラム134a〜134dに対して現像ローラ301a〜301dを当接・離間させる。
CPU200は、前ドア開閉センサ250(本体カバー開閉検知部)より、画像形成装置1の前ドア(本体カバー)の開閉に関する情報を取得(検知)する。
<カートリッジの構成に関する説明>
続いて、カートリッジ132a〜132dの構成について、図3を用いて説明する。図3は、カートリッジ132a〜132dの構成を示す断面図である。
図3のように、カートリッジ132a〜132dは、現像ユニット300とクリーニングユニット310を一体化した構成となる。
まず、現像ユニット300の構成を説明する。トナー収容部303には、トナーT(現像剤)が収容されており、トナー撹拌部材304によりトナーTが撹拌される。トナー供給ローラ302は、トナーTを現像ローラ301(現像剤担持体)へ供給する。そして、現像ローラ301により、感光体ドラム134の表面に形成された静電潜像(静電像)をトナー像として現像する。
押圧部305は、現像当接離間のために、図1で前述した離間レバー136により押圧させる部材である。押圧部305と離間レバー136の詳細な関係に関しては、図4における現像当接離間の機構に関する説明にて後述する。
続いて、クリーニングユニット310の構成を説明する。帯電ローラ311は、感光体ドラム134の表面を均一に帯電する。帯電された感光体ドラム134は、図1で前述した光学ユニット137内から出射されたレーザ光により、感光体ドラム134の表面に静電潜像が形成される。クリーニングブレード312は、一次転写後に、感光体ドラム134の表面に残留したトナーTを除去する。
凸形状のガイド313は、図1で前述した凹形状のレール135a〜135dに沿って、画像形成装置1にカートリッジ132a〜132dを挿入するためのガイド部材である。
現像ユニット300は、クリーニングユニット310に備えられた支持軸314と結合されている。現像ユニット300は、支持軸314を中心にして、クリーニングユニット310に対して回転可能な構成になっている。
また、現像ユニット300とクリーニングユニット310の間には、引張りバネ320が接続されており、現像ローラ301と感光体ドラム134が当接される方向に力がかかっている。以上のように、カートリッジ132a〜132dは、引張りバネ320の力により、現像ローラ301と感光体ドラム134が当接されるような構成である。
<現像当接離間の機構>
続いて、カートリッジ132a〜132dの現像当接離間の機構について、図4を用いて説明する。図4は、現像当接離間の機構を示す図である。
まず、図4(a)を用いて、カートリッジ132a〜132dが、画像形成装置1の装着部に装着されていない場合における、現像ローラ301と感光体ドラム134の当接離間状態について説明する。
カートリッジ132a〜132dが、画像形成装置1に装着されていない場合、図3で前述したように、引張りバネ320の力により、現像ローラ301と感光体ドラム134が当接された状態となる。
なお、カートリッジ132の新品状態では、梱包部材により現像ローラ301と感光体ドラム134が離間した状態を維持している。このとき、感光体ドラム134に対する現像ローラ301の相対位置は、現像ローラ301が感光体ドラム134から離間した離間位置に在る。
新品状態のカートリッジ132を画像形成装置1に装着するために、梱包部材を取り外すと、図4(a)に示すように現像ローラ301と感光体ドラム134が当接した状態となる。このとき、感光体ドラム134に対する現像ローラ301の相対位置は、現像ローラ301が感光体ドラム134に接触する接触位置に在る。
続いて、図4(b)〜図4(e)を用いて、カートリッジ132a〜132dが、画像形成装置1の装着部に装着されている場合における、現像当接離間の切替えの機構について、説明する。
図4(b)及び図4(c)に示すように、画像形成装置1の装着部には、図1で前述したように、離間レバー136(本体レバー)が設けられている。離間レバー136は、画像形成装置1の装着部に装着されたカートリッジ132a〜132dを加圧するための加圧機構である。離間レバー136は、現像当接離間モータ241の駆動により、図4(b)の矢印L方向、または、図4(c)の矢印J方向のいずれかの方向へ移動される。なお、現像当接離間モータ241の駆動と離間レバー136の移動方向の詳細な関係については、図5における現像当接離間ポジションに関する説明にて後述する。
図4(b)に示すように、離間レバー136が矢印L方向に移動し、押圧部305が押圧されると(離間レバー136が、装着部に装着されたカートリッジ132を加圧する位置に移動すると)、現像ユニット300が支持軸314を中心に矢印K方向に回転する。そして、現像ユニット300が支持軸314を中心に矢印K方向に回転すると、引張りバネ320が伸びる。その結果、現像ローラ301が感光体ドラム134から離間された状態になる(このとき、感光体ドラム134に対する現像ローラ301の相対位置は、現像ローラ301が感光体ドラム134から離間した離間位置に在る)。
なお、図4(d)は、現像ローラ301が感光体ドラム134から離間された状態を、画像形成装置1の上面から見た図である。画像形成装置1の装着部へカートリッジ132a〜132dが装着される空間400が、本体前面側Fを下向きに、本体背面側Bを上向きにして示されている。離間レバー136が矢印L方向に移動し、現像ローラ301が感光体ドラム134から離間されている(即ち、離間レバー136が、画像形成装置1の装着部に装着されたカートリッジ132a〜132dを加圧している)ことが分かる。
また、押圧部305を含む現像ユニット300は、本体背面側の一部が窪んでおり、斜面部401の部分が斜面状になっている。現像ユニット300の一部が窪んでいる理由については、図6における画像形成装置本体へカートリッジを挿入する際の挿入力に関する説明にて後述する。
一方、図4(c)に示す様に、離間レバー136が矢印J方向に移動し、押圧部305の押圧が解除される(即ち、離間レバー136が、装着部に装着されたカートリッジ132a〜132dを加圧しない位置に移動する)。そして、押圧部305の押圧が解除されると、現像ユニット300が支持軸314を中心に矢印H方向に回転するので、引張りバネ320が縮む。その結果、現像ローラ301が感光体ドラム134へ当接された状態になる(このとき、感光体ドラム134に対する現像ローラ301の相対位置は、現像ローラ301が感光体ドラム134に接触する接触位置に在る)。
なお、図4(e)は、現像ローラ301が感光体ドラム134へ当接された状態を、画像形成装置1の上面から見た図である。離間レバー136が矢印J方向に移動し、現像ローラ301が感光体ドラム134へ当接されている(即ち、離間レバー136が、画像形成装置1の装着部に装着されたカートリッジ132a〜132dを加圧していない)ことが分かる。
以上のように、引張りバネ320の力がかかっている状態のカートリッジ132a〜132dに対して、離間レバー136により押圧部305を押圧すると現像離間され、離間レバー136による押圧部305の押圧を解除すると現像当接される機構となる。
このように、現像当接離間モータ241は、離間レバー136を、押圧部305を押圧する位置と、押圧部305の押圧が解除される位置との間で移動させる。即ち、現像当接離間モータ241は、離間レバー136を、画像形成装置1の装着部に装着されたカートリッジ132を加圧する第一位置と、装着部に装着されたカートリッジを加圧しない第二位置との間で移動させる移動機構としての役割を果たす。
<現像当接離間ポジションに関する説明>
続いて、現像当接離間のポジションの種類について、図5を用いて説明する。図5は、現像当接離間の各ポジションでのカートリッジ132a〜132dの現像当接離間状態を示す図である。図5(a)〜図5(c)に示すように、画像形成装置1では、3種類の現像当接離間ポジションを切り替えることが可能である。
まず、図5(a)のポジションについて説明する。図5(a)は、印刷ジョブの受信を待っている状態であるスタンバイ状態でのカートリッジ132a〜132dの現像当接離間状態を示す図である。
非画像形成時であるにも関わらず、長期間に亘って現像ローラ301を感光体ドラム134に当接させた場合、現像ローラ301が撓んで画像形成時に画像不良が生じる虞がある。このような画像不良が生じることを抑制するためには、非画像形成時は現像ローラ301を感光体ドラム134から離間させておくことが望ましい。
そこで、画像形成を行う必要が無い状況の場合(非画像形成時)は、次回印刷時に画像に乱れ(画像不良)が生じることを抑制するために、カートリッジ132a〜132dの全てにおいて、現像離間した状態(以降、現像全離間状態と呼ぶ)にする。故に、スタンバイ状態では、離間レバー136a〜136dを全て矢印L方向へ移動させて、現像全離間状態にする。
次に、図5(b)のポジションについて説明する。図5(b)は、フルカラー画像を印刷する際のカートリッジ132a〜132dの現像当接離間状態を示す図である。
フルカラー画像を印刷する場合(即ち、画像形成時)は、イエロー・マゼンタ・シアン・ブラックの全ての色のトナーを使用して画像形成を行う。そこで、カートリッジ132a〜132dの全てにおいて、現像当接した状態(以降、現像フルカラー当接状態と呼ぶ)にする。故に、フルカラー画像を印刷する際には、離間レバー136a〜136dを全て矢印J方向へ移動させて、現像フルカラー当接状態にする。
次に、図5(c)のポジションについて説明する。図5(c)は、モノクロ画像を印刷する際のカートリッジ132a〜132dの現像当接離間状態を示す図である。
モノクロ画像を印刷する場合(即ち、画像形成時)は、イエロー・マゼンタ・シアンのトナーは使用せず、ブラックのトナーのみを使用して画像形成を行う。そこで、使用しないイエロー・マゼンタ・シアンのカートリッジ132a〜132cは現像離間した状態にし、使用するブラックのカートリッジ132dのみ現像当接した状態(以降、現像モノクロ当接状態と呼ぶ)にする。故に、モノクロ画像を印刷する際には、離間レバー136a〜136cを矢印L方向へ、離間レバー136dを矢印J方向へ移動させて、現像モノクロ当接状態にする。
なお、図5(a)〜(c)で前述した現像全離間状態、現像フルカラー当接状態、現像モノクロ当接状態の3種類のポジションは、現像当接離間モータ241を駆動することにより、切り替えられる。具体的には、現像当接離間モータ241を所定回転量ずつ駆動する。これにより、現像全離間状態(図5(a))→現像フルカラー当接状態(図5(b))→現像モノクロ当接状態(図5(c))→現像全離間状態(図5(a))→・・・の順に繰り返し、ポジションを切り替える事ができる。
<画像形成装置の装着部へカートリッジを挿入する際の挿入力>
続いて、画像形成装置1の装着部にカートリッジ132a〜132dを挿入する際の挿入力について、図6及び図7を用いて説明する。図6及び図7は、画像形成装置1を上面から見た時のカートリッジ132a〜132dの挿入の様子を示す図である。なお、図6は比較例であり、図7は第1の実施形態である。
まず、図6(a)及び図6(b)を用いて、離間レバー136a〜136dが、矢印L方向に移動した状態で、カートリッジ132a〜132dが挿入された場合の挿入力(比較例)について説明する。
図4で前述したように画像形成装置1の装着部にカートリッジ132a〜132dが装着されていない場合、図3で前述したように引張りバネ320の力により、現像ローラ301と感光体ドラム134が当接された状態となる。
ここで、図6(a)に示すように、離間レバー136が矢印L方向に移動した状態で、カートリッジ132を矢印I方向(装置の前面側Fから背面側Bの方向)へ挿入すると、挿入の途中で現像ユニット300の斜面部401が離間レバー136に接触する。そこから更にカートリッジ132a〜132dを矢印I方向へ押込むと、離間レバー136により、斜面部401をなぞるようにしながら、現像ユニット300の押圧部305が押圧されていく。
そして、カートリッジ132a〜132dの挿入の完了時(即ち、画像形成装置1の装着部にカートリッジ132a〜132dが装着されたとき)には、図6(b)に示すように、現像ローラ301が感光体ドラム134から離間された状態になる。なお、現像ユニット300の一部が窪んでおり、且つ、斜面部401の部分が斜面状になっているのは、離間レバー136が矢印L方向に移動した状態でも、画像形成装置1の装着部にカートリッジ132a〜132dを装着できるようにするためである。
ただし、斜面部401が離間レバー136に接触した後で、感光体ドラム134と現像ローラ301が当接される方向に力がかかっている引張りバネ320を伸ばすようにして、カートリッジ132a〜132dを押込むことになる。故に、画像形成装置1の装着部にカートリッジ132a〜132dを挿入する際には、それが負荷となるため、大きな挿入力が必要となる。
次に、図7(a)及び図7(b)を用いて、離間レバー136が、矢印J方向に移動した状態で、カートリッジ132a〜132dが挿入された場合の挿入力(第1の実施形態)について説明する。
図7(a)に示すように、離間レバー136が矢印J方向に移動した状態で、カートリッジ132a〜132dを矢印I方向へ挿入すると、現像ユニット300の斜面部401は、離間レバー136に接触しない。故に、画像形成装置1の装着部にカートリッジ132a〜132dを挿入する際に、大きな挿入力を必要としない。
そして、カートリッジ132a〜132dの挿入の完了時(即ち、画像形成装置1の装着部にカートリッジ132a〜132dが装着されたとき)には、図7(b)に示すように、現像ローラ301と感光体ドラム134が当接された状態のままである。
以上の様に、図6(a)のように離間レバー136が矢印L方向に移動した状態でカートリッジ132を挿入する場合と比べて、図7(a)のように離間レバー136が矢印J方向に移動した状態の方が、カートリッジを挿入する際に必要となる力が小さくて済む。
なお、前述した図6及び図7では、画像形成装置1の装着部にカートリッジ132a〜132dを挿入する際の挿入力について説明したが、画像形成装置1の装着部からカートリッジ132a〜132dを離脱する際の離脱力についても同様に説明できる。
即ち、図6(a)のように離間レバー136が矢印L方向に移動した状態で、画像形成装置1の装着部からカートリッジ132a〜132dを離脱する場合を、比較例とする。また、図7(a)のように離間レバー136が矢印J方向に移動した状態で、画像形成装置1の装着部からカートリッジ132a〜132dを離脱する場合を、第1の実施形態とする。このとき、離間レバー136が矢印L方向に移動した状態で、カートリッジ132を離脱する場合(比較例)と比べて、離間レバー136が矢印J方向に移動した状態(第1の実施形態)の方が、カートリッジ132を離脱する際に必要となる力が小さくて済む。
第1の実施形態では、図5で前述したように、非画像形成時に現像ローラ301を感光体ドラム134から離間させた状態を維持するために、画像形成装置1の装着部に装着されたカートリッジ132を離間レバー136が押圧するものである。しかし、図6で前述した様に、装着部に装着されたカートリッジ132を押圧する位置に離間レバー136が在る状態で、装着部に対してカートリッジを着脱しようとすると、離間レバーの押圧に伴う抵抗が掛かるのでカートリッジをスムーズに着脱しづらい。
一方、図5(a)で前述したように、非画像形成時は画像に乱れが生じないようにする(画像不良が生じることを抑制する)ためには、非画像形成時は現像ローラ301a〜301dを感光体ドラム134a〜134dから離間させておくことが望ましい。具体的には、図5(a)に示したように、離間レバー136a〜136dを矢印L方向へ移動させて、現像全離間状態としておくことである。
そこで、第1の実施形態では、画像形成時は現像ローラを感光体に当接させて、非画像形成時は現像ローラを感光体から離間させる構成において、非画像形成時のカートリッジ交換の際には、カートリッジをスムーズに着脱する事ができるようにするものである。以下にその詳細を説明する。
<第1の実施形態に係る制御例>
第1の実施形態における現像当接離間の処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。図8の制御例は、CPU200が各種機器を制御することにより実行される。また、図8の制御例は、画像形成装置1の前ドア(本体カバー)が閉められていることを前ドア開閉センサ250(開閉検知部)が検知したことに従ってフローが開始される。
CPU200は、S801において、前回状態として前ドアが閉められている状態であることを示す情報(「前回状態=閉」)をRAM202に保存する。
CPU200は、S802において、前ドア開閉センサ250より現在状態を取得し、現在状態として、前ドアの開閉に関する情報をRAM202に保存する。
CPU200は、S803において、RAM202に保存されている前ドアの開閉に関する情報として、現在状態と前回状態とが同じであるかどうかを判定する。前回状態と現在状態とが異なる場合(S803:NO)、S804に進む。そして、CPU200は、S804において、現在状態としての前ドアの開閉に関する情報を、前回状態としてRAM202に保存する。続いて、CPU200は、S805において、RAM202に保存されている現在状態としての前ドアの開閉に関する情報が、現在状態として前ドアが開けられている状態であることを示す情報(現在状態=「開」)であるか否かを判定する。
現在状態として前ドアが開けられている状態であることを示す情報(現在状態=「開」)がRAM202に保存されている場合(S805:YES)、S806へ進む。そして、CPU200は、S806において、現像当接離間モータ241を駆動して、図5(b)に示したようにカートリッジ132a〜132dを現像フルカラー当接状態にした後、S802へ戻る。
一方、現在状態として前ドアが開けられている状態である事を示す情報がRAM202に保存されていない(即ち、現在状態として前ドアが閉められている状態である事を示す情報がRAM202に保存されている)場合(S805:NO)、S807へ進む。そして、CPU200は、S807において、現像当接離間モータ241を駆動して、図5(a)に示したようにカートリッジ132a〜132dを現像全離間状態にした後、S802へ戻る。
CPU200は、S803において、RAM202に保存されている前ドアの開閉に関する情報として、現在状態と前回状態とが同じであるかどうかを判定した際に、前回状態と現在状態とが同じである場合(S803:YES)、S808に進む。そして、CPU200は、S808において、現在状態として前ドアが開けられている状態であることを示す情報(現在状態=「開」)がRAM202に保存されていか否かを判定する。
現在状態として前ドアが開けられている状態であることを示す情報(現在状態=「開」)がRAM202に保存されている場合(S808:YES)、S802へ戻る。一方、現在状態として前ドアが開けられている状態である事を示す情報がRAM202に保存されていない(即ち、現在状態として前ドアが閉められている状態である事を示す情報がRAM202に保存されている)場合(S808:NO)、S809へ進む。
CPU200は、S809において、取得した印刷情報が有るか否かを判定する。取得した印刷情報が無い場合(S809:NO)、S802へ戻って印刷ジョブの監視処理を継続する。一方、取得した印刷情報が有る場合(S809:YES)、S810へ進む。
CPU200は、S810において、取得した印刷情報を解析し、印刷する画像がフルカラー画像かモノクロ画像かを判定する。印刷する画像がフルカラー画像である場合(S810:YES)、S811へ進む。そして、CPU200は、S811において、S806と同様に、現像当接離間モータ241を駆動して、図5(b)に示したようにカートリッジ132a〜132dを現像フルカラー当接状態にした後、S813へ進む。
一方、印刷する画像がモノクロ画像である場合(S810:NO)、S812へ進む。そして、CPU200は、S812において、現像当接離間モータ241を駆動して、図5(c)に示したようにカートリッジ132a〜132dを現像モノクロ当接状態にした後、S813へ進む。
CPU200は、S813において、画像形成部220を制御する。そして、画像形成時に、画像形成部220は、給紙カセット100から給紙された用紙Pに画像を形成する。用紙Pに画像が形成された後、用紙Pを排紙トレイ160へ排紙し、S814へ進む。CPU200は、S814において、取得した印刷情報を解析した結果から、印刷すべきページが有るか否かを判定する。印刷すべきページがある(即ち、すべての印刷が終了していない)場合(S814:NO)、S810へ戻って印刷を継続する(画像形成動作を続行する)。一方、印刷すべきページがない(即ち、すべての印刷が終了した)場合(S814:YES)、S815に進む。
CPU200は、S815において、S807と同様に、現像当接離間モータ241を駆動して、図5(a)に示したようにカートリッジ132a〜132dを現像全離間状態にした後、S802へ戻って印刷ジョブの監視処理を継続する。
図8の制御例では、カートリッジ交換のためにユーザにより画像形成装置1の前ドア(本体カバー)が開けられた際に、図5(b)に示したように現像フルカラー当接状態にする際と同様に、すべての離間レバー136a〜136dを矢印J方向へ移動させる。その結果、画像形成装置1の前ドアが開いている状態で、ユーザがカートリッジ132a〜132dを画像形成装置1の装着部へ挿入しようとした時、すべての離間レバー136a〜136dは、図5(b)の矢印J方向に移動した状態となる。
即ち、図7(a)で前述したように、離間レバー136が矢印J方向に移動した状態で、カートリッジ132a〜132dを矢印I方向へ挿入すると、現像ユニット300の斜面部401は、離間レバー136に接触しない。故に、画像形成装置1の装着部にカートリッジ132a〜132dを挿入する際に、離間レバー136の押圧に伴う抵抗が掛からないので、大きな挿入力を必要とすることがなく、装着部にカートリッジを挿入する際に必要となる力が小さくて済む。同様にして、画像形成装置1の装着部からカートリッジ132a〜132dを離脱する際に必要となる力についても小さくて済む。
また、図8の制御例では、非画像形成時において、カートリッジ交換のためにユーザにより画像形成装置1の前ドアが開けられるまでの間は、図5(a)に示したようにカートリッジ132a〜132dを現像全離間状態にしている(図8のS815参照)。このため、非画像形成時であるにも関わらず長期間に亘って現像ローラ301を感光体ドラム134に当接させた場合に生じるような画像不良が発生することを抑制することができる。一方、図8の制御例では、非画像形成時において、カートリッジ交換の際にユーザにより画像形成装置1の前ドアが開けられたら、図5(b)に示したようにカートリッジ132a〜132dを現像フルカラー当接状態にしている(図8のS806参照)。
即ち、第1の実施形態では、非画像形成時にカートリッジ132a〜132dを現像全離間状態にしている構成であっても、前ドアが開けられた事を前ドア開閉センサ250が検知したことに伴ってカートリッジを現像フルカラー当接状態にするものである。故に、第1の実施形態では、画像形成時は現像ローラ301を感光体ドラム134に当接させて、非画像形成時は現像ローラを感光体ドラムから離間させる構成において、非画像形成時のカートリッジ交換の際は、カートリッジをスムーズに着脱することができる。
また、図8の制御例では、画像形成装置1の装着部にカートリッジ132が装着された後、画像形成装置1の前ドアが閉められた事を前ドア開閉センサ250が検知したことに伴ってカートリッジを現像全離間状態にするものである(S807参照)。故に、第1の実施形態では、非画像形成時であるにも関わらず、長期間に亘って現像ローラ301を感光体ドラム134に当接させた状態となることを回避できるので、現像ローラ301が撓んで画像形成時に画像不良が発生することを抑制することができる。
以上説明した第1の実施形態によれば、画像形成時は現像ローラを感光体に当接させて、非画像形成時は現像ローラを感光体から離間させる構成において、非画像形成時に、装着部に対してカートリッジを着脱する際の操作性を高めることができる。
(その他の実施形態)
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
上記実施形態では、非画像形成時において、現像全離間状態から現像フルカラー当接状態に移行することを、画像形成装置1の前ドアが開けられたことを前ドア開閉センサ250が検知したことをトリガーにする例について説明した。本発明はこれに限らず、非画像形成時において、画像形成装置1の装着部にカートリッジ132が装着されていない事をカートリッジ有無センサ240が検知したことをトリガーにして、現像全離間状態から現像フルカラー当接状態に移行する変形例でもよい。また、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカートリッジ132a〜132dのうち、ブラックのカートリッジ132dのみが画像形成装置1の装着部に装着されていない事をカートリッジ有無センサ240が検知した場合、更に以下の変形例であってもよい。即ち、図5(b)に示したようにカートリッジ132a〜132dを現像フルカラー当接状態にするのではなく、図5(c)に示したようにカートリッジ132a〜132dを現像モノクロ当接状態にする変形例であってもよい。
また、上記実施形態では、非画像形成時において、現像フルカラー当接状態から現像全離間状態に移行することを、画像形成装置1の前ドアが閉められたことを前ドア開閉センサ250が検知したことをトリガーにする例について説明した。本発明はこれに限らず、非画像形成時において、画像形成装置1の装着部にカートリッジ132が装着されている事をカートリッジ有無センサ240が検知したことをトリガーにして、現像フルカラー当接状態から現像全離間状態に移行する変形例でもよい。
また、上記実施形態では、図1に示したように、画像形成装置1は、感光体ドラム134a〜134dのそれぞれに担持されたトナー画像を中間転写ベルト131に一次転写する。その後、画像形成装置1は、中間転写ベルト131に用紙Pを接触させて中間転写ベルト131に担持されたトナー画像を用紙Pに二次転写する。上記実施形態では、このような構成の画像形成装置1を例に説明したが、これに限られない。感光体ドラム134に用紙Pを直接接触させて、感光体ドラム134に担持されたトナー画像を用紙Pに直接転写する構成の画像形成装置1に本発明を適用することも可能である。
また、上記実施形態では、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のカートリッジを着脱可能な装着部を有する画像形成装置1(カラー機)を例に説明したが、これに限られない。ブラックのカートリッジのみ着脱可能な装着部を有する画像形成装置(モノクロ機)に本発明を適用することも可能である。即ち、感光体ドラム134(感光体)と現像ローラ301(現像剤担持体)を有するカートリッジを着脱可能な画像形成装置であれば、カラー機、モノクロ機を問わず本発明を適用することが可能である。
1 画像形成装置
132 カートリッジ
134 感光体ドラム
136 離間レバー
200 CPU
240 カートリッジ有無センサ
241 現像当接離間モータ
250 前ドア開閉センサ
301 現像ローラ

Claims (6)

  1. 感光体と、前記感光体に形成された静電像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体と、を有するカートリッジを着脱可能な装着部を有する画像形成装置であって、
    前記装着部に装着された前記カートリッジを加圧するための加圧機構と、
    前記加圧機構を、前記装着部に装着された前記カートリッジを加圧する第一位置と、前記装着部に装着された前記カートリッジを加圧しない第二位置との間で移動させる移動機構と、
    開閉可能に設けられた本体カバーと、
    前記本体カバーの開閉に関する情報を検知するための検知部と、
    を備え、
    前記装着部に前記カートリッジが装着された状態において、前記加圧機構が前記第一位置に在るとき、前記感光体に対する前記現像剤担持体の相対位置は、前記現像剤担持体が前記感光体から離間した離間位置に在り、前記加圧機構が前記第二位置に在るとき、前記感光体に対する前記現像剤担持体の相対位置は、前記現像剤担持体が前記感光体に接触する接触位置に在り、
    前記移動機構は、画像形成時において、画像形成動作を開始することに伴って前記加圧機構を前記第一位置から前記第二位置へ移動させて、前記画像形成動作を終了することに伴って前記加圧機構を前記第二位置から前記第一位置へ移動させて、非画像形成時において、前記本体カバーが開けられたことを前記検知部が検知したことに伴って前記加圧機構を前記第一位置から前記第二位置へ移動させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記移動機構は、非画像形成時において、前記本体カバーが閉められたことを前記検知部が検知したことに伴って前記加圧機構を前記第二位置から前記第一位置へ移動させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記加圧機構は、前記装着部に装着された前記カートリッジを加圧するための加圧レバーであり、
    前記移動機構は、前記加圧レバーを前記第一位置と前記第二位置との間で移動させるためのモータである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 感光体と、前記感光体に形成された静電像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体と、を有するカートリッジを着脱可能な装着部を有する画像形成装置であって、
    前記装着部に装着された前記カートリッジを加圧するための加圧機構と、
    前記加圧機構を、前記装着部に装着された前記カートリッジを加圧する第一位置と、前記装着部に装着された前記カートリッジを加圧しない第二位置との間で移動させる移動機構と、
    前記装着部に対する前記カートリッジの装着の有無に関する情報を検知するための検知部と、
    を備え、
    前記装着部に前記カートリッジが装着された状態において、前記加圧機構が前記第一位置に在るとき、前記感光体に対する前記現像剤担持体の相対位置は、前記現像剤担持体が前記感光体から離間した離間位置に在り、前記加圧機構が前記第二位置に在るとき、前記感光体に対する前記現像剤担持体の相対位置は、前記現像剤担持体が前記感光体に接触する接触位置に在り、
    前記移動機構は、画像形成時において、画像形成動作を開始することに伴って前記加圧機構を前記第一位置から前記第二位置へ移動させて、前記画像形成動作を終了することに伴って前記加圧機構を前記第二位置から前記第一位置へ移動させて、非画像形成時において、前記カートリッジが前記装着部に装着されていないことを前記検知部が検知したことに伴って前記加圧機構を前記第一位置から前記第二位置へ移動させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記移動機構は、非画像形成時において、前記カートリッジが前記装着部に装着されていることを前記検知部が検知したことに伴って前記加圧機構を前記第二位置から前記第一位置へ移動させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記加圧機構は、前記装着部に装着された前記カートリッジを加圧するための加圧レバーであり、
    前記移動機構は、前記加圧レバーを前記第一位置と前記第二位置との間で移動させるためのモータである
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
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