JP5739885B2 - 連動式防犯シリンダー錠 - Google Patents

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Description

本発明は、防犯シリンダー錠に関し、詳細には、連動式開閉防犯シリンダー錠に関する。
板バネ式防犯錠(特許文献1(中国特許出願番号:200710160958.7,公開番号:CN101196085))、並びにその開錠及び施錠方式は、以下のとおりである。鍵の挿入プロセスにおいて、鍵の挿入によって、シリンダー錠内の板バネがすべて施錠状態を脱し、内筒の回転の境目上に入るが、この際に内筒は、板バネが施錠状態を脱したために回転できるのではなく、鍵によって円形制御片を転動させることにより、円形制御片が案内棒端部のボスを後方に押し動かして軸方向に移動し、外筒上の溝を脱し、案内棒上の案内棒制動歯と板バネの歯溝とが係合することによって、内筒が完全に開錠状態になる。鍵を抜くプロセスにおいては、抜く位置まで先ず鍵を戻すと、案内棒が後端部のバネにより前向きに軸方向移動し、案内棒上の案内棒制動歯が板バネ上の歯溝を脱し、次いで案内棒上のボスが外筒上の溝に入り、一次施錠が生じ、この際に鍵を抜くことができるようになる。鍵が順番に板バネの鍵穴を抜いた後、この際に各板バネは、案内棒制動歯との噛み合いを脱しているため、バネによって施錠位置に戻ることとなる。これが二次施錠である。
前記板バネ式防犯錠は、卓越した防犯性能を有するが、依然として以下の技術的課題が存在している。
1、従来のバネ錠及び板バネ錠に比べ、二次施錠の機能が追加されているが、板バネ自体については、従来の板バネ錠の開閉との違いがない。すなわち、鍵を開錠し、鍵を抜くプロセスによって、板バネはバネによって施錠位置に戻るか、又は鍵上の案内溝によって施錠位置に戻る。
2、板バネ及び案内棒がそれぞれ施錠するため、円形制御片により両者の噛み合いが実現するが、実質的には、両者が自身の施錠機能を各々実行し、両者の間には受動的な制動関係しかなく、連動による制動関係が実現しなくなっている。これは防犯技術における弱点であり、技術的に開錠する場合に、操作可能な余地を残している。
3、従来のバネであっても、板バネ錠であっても、前記板バネ式防犯錠であっても、鍵は開錠及び施錠プロセスにおいて、開錠機能の役割しか果たさない。鍵連動によって二次施錠機能を実現することによりシリンダー錠の防犯機能をさらに高めることも、開発が期待される技術分野である。
4、複雑な構造のため、金型費が高くなり、工程加工が難しくなっている。バリューエンジニアリングの面から分析しても、多くの余計な機能が存在している。例えば、2つの案内棒、2つの案内棒あり溝、2つのヘッド板バネ歯溝、及び2つの案内棒リセットバネは、それぞれ完全に1つの案内棒、1つの案内棒あり溝、1つのヘッド板バネ歯溝、1つの案内棒リセットバネに変更可能である。
中国特許出願公開第101196085号明細書
本発明は、内部において、連動構造によって実現した二次開錠及び二次施錠の方式により、シリンダー錠の防犯性能をさらに高めるとともに、余計な機能を回避し、かつ構造を簡略化した連動式開閉防犯シリンダー錠を提供することを目的とする。
前述の目的を実現するため、本発明は以下の手段を採用する。
外筒と、内筒と、制動棒と、前側板バネ(板タンブラー)及びそのリセットバネと、後側板バネ及びそのリセットバネと、鍵とを含み、前記前側板バネ及び後側板バネは、内筒の軸方向に分布した板バネ溝穴と間隙係合し、前記制動棒は、内筒の軸方向に沿って装着され、制動棒上の制動歯は、前側板バネ及び後側板バネの板バネ歯溝と噛み合い、前側板バネ及び後側板バネを互いに対向する移動カムとし、制動棒を従動部材とし、かつ内筒をフレームとして移動カム機構を構成し、前側板バネ及び後側板バネの板バネ歯溝の制動歯は連動して噛み合い、制動棒と係合する制動溝が外筒に設けられている連動式防犯シリンダー錠。この種の状況下で、以下の2種の実施形態が存在する。
(1)前側板バネが前位の板バネであり、後側板バネが末位の板バネであり、詳細は以下のとおりである。外筒と、内筒と、制動棒と、前位板バネと、末位板バネと、鍵とを含み、内筒の軸線方向で間隔を空けて複数の板バネ溝穴が分布し、板バネの中央に鍵穴が設けられ、板バネは内筒の板バネ溝穴と間隙係合し、内筒の上部で軸線方向に沿って制動棒と間隙係合した内筒溝が設けられ、前記制動棒の前端部に、外筒の前端部の周方向溝と係合するボスが設けられている。
末位板バネの前側すべての板バネが前位の板バネであり、各前位板バネの表面又は裏面に少なくとも1つの板バネ歯溝が設けられ、前位板バネの板バネ歯溝は、板バネ歯溝の上斜面と板バネ歯溝の底平面とにより夾角をなし、前位板バネにおける板バネ歯溝の口の向きは、鍵の挿入方向に一致し、制動棒の縦方向で間隔を空けて前位板バネの板バネ歯溝と噛み合う前位の制動歯が分布している。
末位板バネの表面又は裏面に少なくとも1つの板バネ歯溝が設けられ、末位板バネの板バネ歯溝は上斜面と下斜面とにより夾角をなし、末位板バネにおける板バネ歯溝の口の向きは、鍵の挿入方向と逆であり、制動棒上に末位制動歯が設けられ、前記末位制動歯の一端の形状は、前位制動歯と同一であり、隣接する前位板バネの板バネ歯溝と噛み合い、他端は、上斜面と下斜面とにより凸角をなし、末位板バネの板バネ歯溝と噛み合うように構成されている。
前記制動棒の末位に、外筒の底端の制動溝と係合する制動端が設けられている。
前記鍵の歯は、中間平台と、押し斜面と、引き斜面とからなり、中間平台は、押し斜面と引き斜面との間をつないでいる。中間平台のどの部分の縦方向進入長も、中間平台進入プロセスにて板バネ鍵穴を押し上げたその他の接触面と等しい高さにおける進入長であるという条件を満たしている。鍵の全体にて、少なくとも1つの引き斜面を有し、引き斜面の高さは、前位制動歯の高さ、又は階段状の引き斜面の高さの和に等しくなっている。鍵の先端部には、押し斜面が設けられている。鍵は、中間平台の高さに基づき番号を付与している。
前記前位板バネの板バネ歯溝は、上斜面と、板バネ歯溝の底平面とからなる直角三角形である。前記前位制動歯の横方向の幅は、板バネの横方向の幅以上になっている。前位制動歯上斜面は、制動棒の底平面と夾角をなしている。前記末位板バネの板バネ歯溝は二等辺三角形であり、上斜面と下斜面は角の二等分線で対称であり、この角の二等分線は、制動棒の底平面と平行になっている。
前記前位板バネの板バネ歯溝の上斜面と板バネ歯溝の底平面との夾角は43°〜60°であり、前記前位制動歯上斜面と制動棒の底平面とからなる夾角は30°〜60°であり、制動棒の底平面と板バネ歯溝の底平面とは平行になっている。前記末位板バネの板バネ歯溝は、二等辺三角形を呈し、上下2つの斜面と角の二等分線との夾角は、いずれも43°〜60°になっている。前記制動棒における末位制動歯の前位板バネの方向を向いた一端の上斜面と底平面との夾角は30°〜60°であり、前記制動棒における末位制動歯の末位板バネの方向を向いた一端の凸角を構成する上下2つの斜面と角の二等分線との夾角は、いずれも30°〜60°になっている。
前記前位板バネの板バネ歯溝の上斜面と板バネ歯溝の底平面との夾角は45°を呈し、前記制動棒の前位制動歯の上斜面と制動棒の底平面とからなる夾角は45°になっている。前記末位板バネの板バネ歯溝は二等辺三角形を呈し、上下2つの斜面と角の二等分線との夾角は、いずれも45°になっている。前記制動棒における末位制動歯の前位板バネび方向を向いた一端の上斜面と底平面との夾角は45°であり、前記制動棒の末位制動歯の末位板バネ方向を向いた一端の凸角を構成する上下2つの斜面と角の二等分線との夾角は、いずれも45°になっている。
鍵の先端部は、45°以下の押し斜面になっている。
前記各前位板バネには、上から下に平行に均等に配置された少なくとも2つの板バネ歯溝が設けられ、板バネ歯溝の方向、大きさ、及び角度は同じになっている。開錠状態で、各前位板バネ上で、そのうちの1つの板バネ歯溝の底平面は、制動棒の前位制動歯の底平面と同一平面内に位置している。
前記鍵の各中間平台は互いに平行であり、内筒の軸線と平行になっている。
この種の技術の実施形態において、連動式防犯シリンダー錠の開錠及び施錠ステップは、それぞれ以下のとおりである。
開錠ステップは以下のとおりである。
(a)前位板バネの開錠プロセスにて、鍵の進入により、鍵の先端部の押し斜面が末位板バネ鍵穴の接触面に当接するときに、前位板バネ鍵穴の接触面は、すべて鍵の中間平台に押された開錠状態にあり、前位板バネに連動のない状態の一次開錠を実現する。
(b)末位板バネの開錠プロセスにて、鍵が進入を継続し、鍵の先端部の押し斜面が、末位板バネ鍵穴の接触面に当接してから中間平台により末位板バネ鍵穴の接触面を完全に押すまでのプロセスを完了し、末位板バネを下向きに移動させて開錠する。
(c)制動棒の開錠プロセス:同時に末位板バネの移動を用いて、末位板バネの板バネ歯溝の上斜面が移動カムのバンプに相当し、この移動カムのバンプが制動棒の末位制動歯の凸角の上斜面を下向きに押し、斜面で制動棒を前位板バネの方向に押し動かして移動させることにより、制動棒の制動端に、外筒の底端の制動溝との係合を離脱させ、連動状態の二次開錠を実現する。
(d)同時に、制動棒の前位板バネ方向への移動に伴い、制動棒の前位制動歯を前位板バネの板バネ歯溝に噛み合わせる。
施錠ステップは以下のとおりである。
(a)鍵を引き抜くプロセスにて、先ず鍵を末位板バネの鍵穴から離脱させ、末位板バネの上端がバネにより外筒溝に入り、施錠位置に戻り、連動のない状態の一次施錠を実現する。
(b)鍵を引き抜くプロセスにて、鍵の引き斜面によって、その中の1つ又は複数の前位板バネを下向きに移動させる。前位板バネの下向きの移動とともに、前位板バネの板バネ歯溝の上斜面が移動カムのバンプに相当し、この移動カムのバンプが制動棒上の前位制動歯を押すことによって、制動棒を外筒の底端に向けて縦方向に移動させ、制動棒の制動端を外筒の底端の制動溝と係合させ、連動状態の二次施錠を実現する。
(c)鍵を完全に引き出した後、前位板バネの上端がバネによって外筒溝に入り、末位板バネとともに連動のない状態の一次施錠を完了する。
(d)制動棒が制動溝の位置に入った後、制動棒の末位制動歯の凸角が末位板バネの板バネ歯溝に噛み合う。
鍵がない状態で、技術的に開錠する場合の分析:
1.前位板バネを押し上げるには、摩擦力によらなければ各前位板バネを1つ1つ開錠位置に入れることができない。前位板バネと内筒との摩擦力は、内筒の回転角が前位板バネに与える圧力によって生じる。内筒は、制動棒の制動端と制動溝との係合で施錠され、転動させることができないため、内筒及び前位板バネは摩擦力を生じることができず、前位板バネを押し上げることができない。その結果、各板バネはバネによって施錠状態に戻る。
2.末位板バネを押し上げるには、制動棒を前位板バネの方向に移動させ、制動棒上の前位制動歯を前位板バネの板バネ歯溝の中に入れる。この際に、末位板バネは開いているが、前位板バネは前位制動歯によって施錠されている。
3.このとき、末位板バネに対する制御を緩めると、末位板バネはバネによって施錠位置に戻ってから、前位板バネを押し上げ、制動棒の制動端を制動溝の位置に戻し、内筒は回転不能である。
4.末位板バネの制御を緩めずに、前位板バネを持ち上げると、前位制動歯は前位板バネの板バネ歯溝と噛み合わせるため、この際に、制動棒は末位板バネによって制止される。そのため、前位板バネを押し上げて縦方向に移動させることができず、前位板バネは依然として施錠位置にある。
本発明で提供する連動式開閉防犯シリンダー錠は、シリンダー錠内部で、従来技術の板バネ、制動棒及び外筒の相互制動が残されているだけでなく、制動棒、板バネ、鍵の相互連動も行っている。この連動構造により実現される二次開錠及び二次施錠によって、技術的に開錠する場合には一度に複数のことを行う必要があり、シリンダー錠の防犯性能が有効に高まる。バリューエンジニアリングにおいても、余計な機能の設計が回避され、構造が有効に簡略化される。
(2)前側板バネは後位の板バネであり、後側板バネは首位の板バネである。詳細は以下のとおりである。上下に対称な軸方向溝、周方向溝、及び外筒の前端部の制動溝を含む外筒。外径が外筒の内径に対応し間隙係合し、軸方向に沿って間隔を空けて分布した1セットの板バネ溝穴と、軸方向に沿って形成された制動棒スライド溝と、前後を貫通する内筒鍵穴とを含む内筒。前記制動棒スライド溝と間隙係合し、縦方向に沿って間隔を空けて分布した1セットの後位の制動歯及び首位の制動歯を含み、後端部にボスが形成され、前記周方向溝と間隙係合し、前端部に制動端が形成され前記制動溝と間隙係合する制動棒。板バネ溝穴と間隙係合し、前記軸方向溝と間隙係合し、中央に形成された板バネ鍵穴を含み、各々に少なくとも1つの板バネ歯溝が形成された1セットの後位板バネ。板バネ溝穴と間隙係合し、前記軸方向溝と間隙係合し、中央に形成された板バネ鍵穴を含み、少なくとも1つの板バネ歯溝が形成された首位板バネ。後位板バネの鍵穴及び首位板バネの鍵穴と係合し、中間平台、押し斜面及び引き斜面からなる鍵の歯を含み、中間平台は、押し斜面と引き斜面との間をつなぐ鍵。
内筒上の制動棒スライド溝対称面は、内筒の垂直対称面と交わり、かつ制動棒スライド溝対称面は、板バネ溝穴の高さの中央にある。内筒上の制動棒スライド溝は、内筒の板バネ溝穴に通じている。
後位板バネの板バネ歯溝は、後位板バネの前側平面の上下方向の中央に形成されている。前記後位板バネの板バネ歯溝は、上斜面及び底平面により直角三角形をなしている。後位板バネの前側平面は、内筒対称面に垂直であり、後位板バネの板バネ歯溝の口は、向きを鍵の挿入方向と一致させるように組み立てられている。制動棒の後位制動歯の上斜面及び底平面は夾角をなし、制動棒後部の後位制動歯は、後位板バネの板バネ歯溝に着脱するように構成されている。
首位板バネの板バネ歯溝は、首位板バネの後側平面の上下方向の中央に形成されている。首位板バネの板バネ歯溝は、上斜面及び下斜面により夾角をなす。首位板バネの後側平面は、内筒対称面に垂直であり、首位板バネの板バネ歯溝の口は、向きを鍵の挿入方向と逆にするように組み立てられている。前記制動棒上の首位制動歯は、上斜面と下斜面とにより凸角をなし、制動棒の首位制動歯は、首位板バネの板バネ歯溝に着脱するように構成されている。
前記首位板バネの板バネ歯溝は二等辺三角形であり、上斜面及び下斜面は角の二等分線で対称になっている。この上斜面及び下斜面の角の二等分線は、後位板バネの板バネ歯溝の底平面と平行であるか、又は同一平面内に位置している。
前記後位板バネの板バネ歯溝の上斜面と板バネ歯溝の底平面との夾角は43°〜60°であり、後位制動歯上斜面と後位制動歯底平面とからなる夾角は30°〜60°であり、制動歯底平面と後位板バネの板バネ歯溝の底平面とは平行になっている。前記首位板バネの板バネ歯溝は二等辺三角形を呈し、上下2つの斜面と角の二等分線との夾角は、いずれも43°〜60°になっている。前記制動棒の首位制動歯は、首位板バネ方向を向き、首位制動歯の凸角を構成する上下2つの斜面と角の二等分線との夾角は、いずれも30°〜60°になっている。
前記後位板バネの板バネ歯溝の上斜面と板バネ歯溝の底平面との夾角は45°を呈し、前記制動棒の後位制動歯上斜面と底平面とからなる夾角は45°になっている。前記首位板バネの板バネ歯溝は二等辺三角形を呈し、上下2つの斜面と角の二等分線との夾角は、いずれも45°になっている。前記制動棒の首位制動歯は、首位板バネ方向を向き、首位制動歯の上下2つの斜面と角の二等分線との夾角は、いずれも45°になっている。
鍵の先端部の押し斜面と鍵の挿入方向との夾角は45°以下になっている。
前記各後位板バネには、上から下に平行に均等に配置された少なくとも2つの板バネ歯溝が設けられ、板バネ歯溝の方向、大きさ、及び角度は同じになっている。開錠状態で、各後位板バネ上で、そのうちの1つの板バネ歯溝の底平面は、制動棒の後位制動歯底平面と同一平面内に位置している。
前記鍵の各中間平台は互いに平行であり、内筒の軸線と平行になっている。
この種の技術の実施形態において、連動式防犯シリンダー錠の開錠及び施錠ステップは、それぞれ以下のとおりである。
開錠ステップは以下のとおりである。
(a)後位板バネの開錠プロセスにて、鍵の進入により、鍵先端部の押し斜面が首位板バネ鍵穴の接触面に当接するときに、後位板バネ鍵穴の接触面は、すべて鍵の中間平台に押された開錠状態にあり、後位板バネに連動のない状態の一次開錠を実現する。
(b)首位板バネ開錠プロセスにて、鍵が進入を継続し、鍵の先端部の押し斜面が、首位板バネ鍵穴の接触面に当接してから中間平台により首位板バネ鍵穴の接触面を完全に押すまでのプロセスを完了し、首位板バネを下向きに移動させて開錠する。
(c)制動棒開錠プロセスにて、同時に首位板バネの縦方向の移動を用いて、首位板バネの板バネ歯溝の上斜面が移動カムのバンプに相当し、この移動カムのバンプが制動棒の首位制動歯の凸角の上斜面を下向きに押し、斜面で制動棒を後位板バネの方向に押し動かして移動させることにより、制動棒の制動端に、外筒の底端の制動溝との係合を離脱させ、連動状態の二次開錠を実現する。
(d)同時に、制動棒における後位板バネの方向への移動に伴い、制動棒の後位制動歯を後位板バネの板バネ歯溝に噛み合わせる。
施錠ステップは以下のとおりである。
(a)鍵を引き抜くプロセスにて、先ず鍵を首位板バネの鍵穴から離脱させ、首位板バネの上端がバネにより外筒の軸方向溝に入り、施錠位置に戻り、連動のない状態の一次施錠を実現する。
(b)鍵を引き抜くプロセスにて、鍵の引き斜面によって、その中の1つ又は複数の後位板バネを下向きに移動させる。後位板バネの下向きの移動とともに、後位板バネの板バネ歯溝の上斜面が移動カムのバンプに相当し、この移動カムのバンプが制動棒上の後位制動歯を押すことによって、制動棒を外筒の前端部に向けて縦方向に移動させ、制動棒の制動端を外筒の前端部の制動溝と係合させ、連動状態の二次施錠を実現する。
(c)鍵を完全に引き出した後、後位板バネの上端がバネによって軸方向溝に入り、首位板バネとともに連動のない状態の一次施錠を完了する。
(d)制動棒が制動溝の位置に入った後、制動棒の首位制動歯の凸角が首位板バネの板バネ歯溝に噛み合う。
鍵がない状態で、技術的に開錠する場合の分析:
1.前位板バネを押し上げるには、摩擦力によらなければ各後位板バネを1つ1つ開錠位置に入れることができない。後位板バネと内筒との摩擦力は、内筒の回転角が後位板バネに与える圧力によって生じる。内筒は、制動棒の制動端と制動溝との係合で施錠され、転動させることができないため、内筒及び後位板バネは摩擦力を生じることができず、後位板バネを押し上げることができない。その結果、各板バネはバネによって施錠状態に戻る。
2.首位板バネを押し上げるには、制動棒を後位板バネの方向に移動させ、制動棒上の後位制動歯を後位板バネの板バネ歯溝の中に入れる。この際に、首位板バネは開いているが、後位板バネは後位制動歯によって施錠されている。
3.このとき、首位板バネに対する制御を緩めると、首位板バネはバネによって施錠位置に戻ってから、後位板バネを押し上げ、制動棒の制動端を制動溝の位置に戻し、内筒は回転不能である。
4.首位板バネの制御を緩めずに、後位板バネを持ち上げると、後位制動歯は後位板バネの板バネ歯溝と噛み合わせるため、この際に、制動棒は首位板バネによって制止される。そのため、後位板バネを押し上げて縦方向に移動させることができず、後位板バネは依然として施錠位置にある。
本発明で提供する側位連動式防犯シリンダー錠は、シリンダー錠内部で、従来技術の板バネ、制動棒、及び外筒の相互制動が残されているだけでなく、制動棒、板バネ、及び鍵の相互連動も行っている。この連動構造により実現される二次開錠及び二次施錠によって、技術的に開錠する場合には一度に複数のことを行う必要があり、シリンダー錠の防犯性能が有効に高まる。バリューエンジニアリングにおいても、2つの制動棒等の余計な機能の設計が回避され、構造が有効に簡略化される。同時に、構造上、従来の加工工程との整合性に特に注意し、制動棒側位取付を採用し、制動棒を後位板バネ及び首位板バネと側位連動させ、後位板バネ及び首位板バネに、制動棒及び板バネ溝穴と同時に係合する現状を有効に回避されている。これによって、内筒の加工工程の何度を下げるとともに、制動棒並びに後位板バネ及び首位板バネの加工の難易度も有効に下げる。
本発明の第1実施形態の連動のない状態の一次開錠の組立図である。 図1のB−Bの断面図である。 本発明の第1実施形態の連動状態の二次開錠組立図である。 本発明の第1実施形態の内筒の全断面正面図である。 図4のA−Aの断面図である。 本発明の第1実施形態の内筒の上面図である。 本発明の第1実施形態の制動棒の全断面正面図である。 本発明の第1実施形態の制動棒の上面図である。 図8のD−Dの断面図である。 図8のC−Cの断面図である。 本発明の第1実施形態の前位板バネの正面図である。 本発明の第1実施形態の前位板バネの上面図である。 本発明の第1実施形態の前位板バネの左側面断面図である。 本発明の第1実施形態の末位板バネの断面図である。 本発明の第1実施形態の外筒の正面断面図である。 図15のE−Eの断面図である。 本発明の第1実施形態の鍵の正面図である。 本発明の第2実施形態の連動のない状態の一次開錠の組立図である。 図18のA−Aの断面組立図である。 本発明の第2実施形態の連動状態の二次開錠組立図である。 本発明の第2実施形態の内筒の局部断面図である。 図21のC−Cの断面図である。 図21のD−Dの断面図である。 本発明の第2実施形態の後位板バネの正面図である。 本発明の第2実施形態の後位板バネの左側面図である。 本発明の第2実施形態の首位板バネの正面図である。 本発明の第2実施形態の首位板バネの左側面図である。 本発明の第2実施形態の制動棒の正面図である。 図28のB−Bの断面図である。 本発明の第2実施形態の制動棒の上面図である。 本発明の第2実施形態の制動棒の立体図である。 図18の連動のない状態の一次開錠の上面組立図である。 図20の連動状態の二次開錠の上面組立図である。 本発明の第2実施形態の鍵の正面図である。
[第1実施形態]
図1、図2、及び図3に示すように、前記連動式開閉防犯シリンダー錠は、外筒16の前端部にエンドキャップ3が係合して取り付けられ、エンドキャップ3は内筒2の前端部と間隙係合する。内筒の上部で、軸線方向に沿って、制動棒19と間隙係合する内筒溝18が設けられている。内筒2の末端に、内筒連動端12が設けられている。内筒連動端12に、連結直口13が設けられ、他の錠体の連動設置のための予備とする。内筒は、内筒軸肩15及び内筒末端のストッパ溝11上の開口ストッパ23によって軸方向に位置決めされる。末位板バネ9の前のすべての板バネは、前位板バネ6と呼ばれる。前位板バネ6及び末位板バネ9は、内筒の軸線方向で間隔を空けて分布する板バネ溝穴26の中に取り付けられ、前位板バネ6及び末位板バネ9は、内筒の板バネ溝穴26と間隙係合する。鍵1は、内筒の仕切り板鍵穴27、前位板バネ鍵穴、及び末位板バネ鍵穴22と係合する。前記制動棒の前端部に、外筒前端部の周方向溝4又は外筒溝17と係合するボス5が設けられている。制動棒の末端に、外筒底端の制動溝10と係合する制動端32が設けられている。制動棒上に、前位板バネの板バネ歯溝と噛み合う前位制動歯7と、末位板バネの板バネ歯溝と噛み合う末位制動歯8が設けられている。図1において、鍵1の先端部が末位板バネ9の接触面14に当接しているが、押されていない状態を示す。図3において、鍵1の先端部が末位板バネ9の接触面14に押された状態を示す。
図4、図5、及び図6に示すように、内筒の上部に開口状の直口の内筒溝18が設けられ、内筒溝は内筒軸線の方向に設けられ、内筒溝の底平面の縦方向に沿って間隔を空けて分布した板バネ溝穴26が設けられ、板バネ溝穴は内筒底平面と垂直である。板バネ溝穴と板バネ溝穴との間が仕切り板24であり、仕切り板24に仕切り板鍵穴27が設けられている。仕切り板鍵穴27及び内筒前端部鍵穴29は、同一軸線に位置する。内筒連動端12に設けられた連結穴28、連結直口13jは、錠体との連動のための予備であり、その構造は、錠型の違いに伴い変化する。各板バネ溝穴26の両側に、これと通じるバネ穴25が対称に設けられ、バネ穴の下方にバネ座30が設けられている。
図7、図8、図9、及び図10に示すように、制動棒19の縦方向に、対応する前位板バネの板バネ歯溝と噛み合う前位制動歯7が間隔を空けて分布し、前位制動歯7の横方向の幅は、前位板バネ及び末位板バネの横方向の幅よりも大きく、前位制動歯の上斜面と制動棒の底平面とが30°〜60°の夾角をなし、角度は45°であることが好ましい。制動棒の底平面は、板バネ歯溝の底平面と平行である。制動棒に末位制動歯8が設けられている。前記制動棒の末位制動歯の前位板バネ方向を向いた一端の上斜面と底平面との夾角は30°〜60°であり、45°であることが好ましい。前記制動棒の末位制動歯の末位板バネ方向を向いた一端は、上斜面31と下斜面33とにより凸角をなし、上斜面31及び下斜面33の角の二等分線の夾角は、いずれも30°〜60°であり、角度は45°であることが好ましい。制動棒の末端に、外筒底端の制動溝に係合する制動端32が設けられている。制動棒の前端部に、外筒溝及び外筒の周方向溝に係合するボス5が設けられている。
図11、図12、図13、及び図14に示すように、各前位板バネの表面又は裏面に、少なくとも1つの板バネ歯溝が設けられ、前位板バネの板バネ歯溝の上斜面34と板バネ歯溝の底平面35とが交わり直角三角形を呈し、前位板バネにおける板バネ歯溝の口の向きは、鍵挿入方向と一致する。前記前位板バネの板バネ歯溝の上斜面と板バネ歯溝の底平面との夾角は43°〜60°であり、45°であることが好ましい。板バネ歯溝の底平面は、制動棒の底平面と平行である。末位板バネの表面又は裏面に、少なくとも1つの板バネ歯溝が設けられ、前記末位板バネの板バネ歯溝は二等辺三角形を呈し、上下2つの斜面37,38が二等辺三角形をなし、上下2つの斜面と角の二等分線との夾角は、いずれも43°〜60°であり、45°であることが好ましい。上下2つの斜面の角の二等分線は、制動棒の底平面と平行である。末位板バネにおける板バネ歯溝の口の向きは、鍵挿入方向と逆である。前位板バネ及び末位板バネの中央に鍵穴が設けられ、鍵穴の下底の接触面36,14の断面は面取り状又は円弧状を呈し、鍵を引き抜くのに便利である。板バネの両側に、バネリミット座21が対称に設けられ、それと内筒のバネ座とによって、バネ穴内のバネの位置を制限する。前位板バネ及び後位板バネに、外筒内で上下に比較的大きな移動スペースをもたせるため、前位板バネ及び後位板バネの上下円弧面を平頂状に加工し、縦方向の高さを短縮することができる。前位板バネ及び後位板バネの上下のいずれかの弧面を平頂状に加工し、縦方向の高さを適切に短縮してもよい。
前記各前位板バネには、上から下に平行に均等に配置された少なくとも2つの板バネ歯溝が設けられ、板バネ歯溝の方向、大きさ、及び角度は同じである。開錠状態で、各前位板バネ上で、そのうちの1つの板バネ歯溝の底平面は、制動棒の前位制動歯底平面と同一平面にある。
図15及び図16に示すように、前記制動棒の末位に、外筒底端の制動溝10と係合する制動端32が設けられている。内筒溝17は、前位板バネ及び後位板バネの位置を制限するために用いられ、前位板バネ及び後位板バネと係合するときに、内筒が施錠され、転動を生じることができない。外筒の前端部に、制動棒のボス5と係合する周方向溝4が設けられている。制動棒の制動端が制動溝を離脱した後、制動棒の前端部が外筒溝から周方向溝に入り、内筒に転動を生じさせることができる。
図17に示すように、前記鍵1の歯は、中間平台39,40と、押し斜面42と、引き斜面43とからなり、中間平台は、押し斜面と引き斜面との間をつなぐものである。中間平台のどの部分の縦方向進入長も、中間平台進入プロセスにおいて板バネ鍵穴を押し上げたその他の接触面と等しい高さにおける進入長であることを満たす必要がある。鍵全体において、少なくとも1つの引き斜面を有し、引き斜面の高さは、前位制動歯の高さ、又は階段状の引き斜面の高さの和に等しい。鍵の先端部には、押し斜面41が設けられている。鍵は、中間平台の高さに基づき番号をつける。鍵の先端部は、45°以下の押し斜面41である。前記鍵の各中間平台は互いに平行であり、内筒の軸線と平行である。
図1、図3、及び図17に示すように、開錠及び施錠ステップは、それぞれ以下のとおりである。
開錠ステップは以下のとおりである。
(a)前位板バネの開錠プロセス:鍵1の進入により、鍵の先端部の押し斜面41が末位板バネ鍵穴の接触面14に当接するときに、前位板バネ6鍵穴の接触面は、すべて鍵の中間平台39,40に押された開錠状態にあり、前位板バネ6に連動のない状態の一次開錠を実現する。
(b)末位板バネ開錠プロセス:鍵1が進入を継続し、鍵の先端部の押し斜面41が、末位板バネ鍵穴の接触面14に当接してから中間平台により末位板バネ9鍵穴の接触面14を完全に押すまでのプロセスを完了し、末位板バネを下向きに移動させて開錠する。
(c)制動棒開錠プロセス:同時に末位板バネの移動を用いて、末位板バネ9の板バネ歯溝の上斜面が制動棒の末位制動歯8の凸角の上斜面を下向きに押し、斜面で制動棒を前位板バネ6の方向に押し動かして移動させることにより、制動棒32の制動端に、外筒底端の制動溝10との係合を離脱させ、連動状態の二次開錠を実現する。
(d)同時に、制動棒の前位板バネ6方向への移動に伴い、制動棒の前位制動歯7を前位板バネの板バネ歯溝に噛み合わせる。
施錠ステップは以下のとおりである。
(a)鍵1を引き抜くプロセスにおいて、先ず鍵を末位板バネ9の鍵穴から離脱させ、末位板バネの上端がバネにより外筒溝17に入り、施錠位置に戻り、連動のない状態の一次施錠を実現する。
(b)鍵1を引き抜くプロセスにおいて、鍵の引き斜面43によって、その中の1つ又は複数の前位板バネを下向きに移動させる。前位板バネ6の下向きの移動とともに、前位板バネの板バネ歯溝の上斜面が制動棒上の前位制動歯7を押すことによって、制動棒を外筒の底端に向けて縦方向に移動させ、制動棒の制動端32を外筒の底端の制動溝10と係合させ、連動状態の二次施錠を実現する。
(c)鍵を完全に引き出した後、前位板バネ6の上端がバネによって外筒溝17に入り、末位板バネとともに連動のない状態の一次施錠を完了する。
(d)制動棒が制動溝の位置に入った後、制動棒の末位制動歯の凸角が末位板バネの板バネ歯溝に噛み合う。
[第2実施形態]
図18、図19、図20、図21、図22、及び図23に示すように、側位連動式防犯シリンダー錠は、上下に対称な軸方向溝107,112、周方向溝、及び外筒前端部の制動溝を含む外筒104と、外筒後端部に係合して取り付けられたエンドキャップ102と、外径と外筒の対応する内径とが間隙係合する内筒103とを含む。前記内筒は、軸方向に沿って間隔分布した1セットの板バネ溝穴137と、板バネ溝穴の間の仕切り板106と、軸方向に沿って形成された制動棒スライド溝136と、前後に貫通した内筒鍵穴138とを含む。前記内筒鍵穴は、鍵101に係合し、各板バネ溝穴の同一の側に、これと縦方向に通じたバネ穴118が設けられ、バネ穴の下方にバネ台座119が設けられている。内筒の前端部に、内筒連動端109が設けられ、内筒は、前軸肩110、後軸肩111及び外筒104によってエンドキャップ102と係合し、内筒の軸方向の自由度を限定する。内筒上の制動棒スライド溝136の対称面114は、垂直な内筒対称面115と交わり、制動棒スライド溝136の対称面114は、板バネ溝穴の高さの中央に位置し、内筒上の制動棒スライド溝は、内筒の板バネ溝穴に通じる。首位板バネ108は、最前端(すなわち、首端)の板バネ溝穴と間隙係合し、1セットの後位板バネ105は、対応する板バネ溝穴137と間隙係合し、前記軸方向溝107,112と間隙係合する。首位板バネ及び後位板バネの中央に板バネ鍵穴120が形成されている。前記各バネ穴118内には、後位板バネ及び首位板バネを制御するバネ117が置かれ、バネはバネ台座119とバネ押し座116との間に置かれる。
図24、図25、図26、及び図27に示すように、首位板バネ108に少なくとも1つの板バネ歯溝121が形成され、首位板バネ108の板バネ歯溝121は、上斜面122と下斜面123とにより夾角をなし、二等辺三角形を呈し、上下2つの斜面と角の二等分線の夾角は、いずれも45°である。前記上斜面及び下斜面の角の二等分線は、後位板バネの板バネ歯溝の底平面と平行であるが、又は同一平面上にある。首位板バネの板バネ歯溝121は、首位板バネの後側平面の上下方向の中央に形成され、首位板バネの後側平面は、内筒対称面115に垂直であり、首位板バネの板バネ歯溝の口は、向きを鍵挿入方向と逆にするように組み立てられている。
各後位板バネ105に少なくとも1つの板バネ歯溝124が形成され、各後位板バネには、上から下に平行に均等に配置された少なくとも2つの板バネ歯溝が設けられ、板バネ歯溝の方向、大きさ、及び角度は同じである。後位板バネ105の板バネ歯溝124は、上斜面126と底平面125とにより直角三角状をなし、板バネ歯溝の上斜面と底平面との夾角は45°を呈する。後位板バネの板バネ歯溝は、後位板バネの前側平面の上下方向の中央に形成されている。後位板バネの前側平面は、内筒対称面115に垂直であり、各後位板バネの板バネ歯溝の口は、向きを鍵挿入方向と一致させるように組み立てられている。
図28、図29、図30、及び図31に示すように、前記制動棒127は、縦方向に沿って間隔を空けて分布した1セットの後位制動歯129と、首位制動歯130とを含み、制動棒の後端部にボス128が形成され、制動棒の前端部に制動端131が形成されている。前記制動棒上の首位制動歯は、上斜面133と下斜面132とにより凸角をなし、首位板バネの板バネ歯溝と噛み合う。前記制動棒の首位制動歯は、首位板バネの方向を向く。制動棒後部の後位制動歯の上斜面134及び底平面135は夾角をなし、後位板バネの板バネ歯溝と噛み合う。前記制動棒の後位制動歯の上斜面及び底平面がなす夾角は45°である。前記制動棒の首位制動歯の上斜面及び下斜面と角の二等分線との夾角は、いずれも45°である。開錠状態で、各後位板バネにおいて、いずれかの板バネ歯溝の底平面が、制動棒の後位制動歯の底平面と同一平面にある。
図32及び図33に示すように、制動棒127は、前記制動棒スライド溝と間隙係合し、制動棒の後端部にボス128が形成され、前記周方向溝113と間隙係合する。制動棒の前端部に制動端131が形成され、前記制動溝139と間隙係合する。
図34に示すように、鍵は、後位板バネの鍵穴及び首位板バネの鍵穴と係合する。前記鍵は、中間平台140と、押し斜面141,142と、引き斜面143とからなる鍵の歯を含む。中間平台140は、押し斜面と引き斜面との間をつなぐ。鍵の先端部の押し斜面と鍵挿入方向との夾角は45°以下である。前記鍵の各中間平台は互いに平行であり、内筒の軸線と平行である。
図18及び図32、並びに図20及び図33に示すように、開錠及び施錠ステップは、それぞれ以下のとおりである。
一、開錠ステップは以下のとおりである。
(a)後位板バネ105開錠プロセス:鍵101の進入により、鍵の先端部の押し斜面141が首位板バネ108鍵穴の接触面に当接するときに、後位板バネ鍵穴の接触面は、すべて鍵の中間平台140に押された開錠状態にあり、後位板バネに連動のない状態の一次開錠を実現する。
(b)首位板バネ108開錠プロセス:鍵101が進入を継続し、鍵の先端部の押し斜面141が、首位板バネ鍵穴の接触面に当接してから中間平台により首位板バネ鍵穴の接触面を完全に押すまでのプロセスを完了し、首位板バネを下向きに移動させて開錠する。
(c)制動棒開錠プロセス:同時に首位板バネ108の縦方向の移動を用いて、首位板バネの板バネ歯溝の上斜面が制動棒の首位制動歯の上斜面を下向きに押し、斜面で制動棒を後位板バネの方向に押し動かして移動させることにより、制動棒127の制動端に、外筒底端の制動溝139との係合を離脱させ、連動状態の二次開錠を実現する。
(d)同時に、制動棒の後位板バネ方向への移動に伴い、制動棒の後位制動歯を後位板バネの板バネ歯溝に噛み合わせる。
施錠ステップは以下のとおりである。
(a)鍵を引き抜くプロセスにおいて、先ず鍵101を首位板バネ108の鍵穴から離脱させ、首位板バネの上端がバネにより外筒の軸方向溝に入り、施錠位置に戻り、連動のない状態の一次施錠を実現する。
(b)鍵を引き抜くプロセスにおいて、鍵の引き斜面によって、その中の1つ又は複数の後位板バネを下向きに移動させる。後位板バネの下向きの移動とともに、後位板バネの板バネ歯溝の上斜面が制動棒上の後位制動歯を押すことによって、制動棒を外筒の前端部に向けて縦方向に移動させ、制動棒の制動端を外筒の前端部の制動溝と係合させ、連動状態の二次施錠を実現する。
(c)鍵を完全に引き出した後、後位板バネの上端がバネによって軸方向溝に入り、首位板バネとともに連動のない状態の一次施錠を完了する。
(d)制動棒が制動溝の位置に入った後、制動棒の首位制動歯が首位板バネの板バネ歯溝に噛み合う。
鍵がない状態で、技術的に開錠する場合の分析:
1.後位板バネを押し上げるには、摩擦力によらなければ各後位板バネを1つ1つ開錠位置に入れることができない。後位板バネと内筒との摩擦力は、内筒の回転角が後位板バネに与える圧力によって生じる。内筒は、制動棒の制動端と制動溝との係合で施錠され、転動させることができないため、内筒及び後位板バネは摩擦力を生じることができず、後位板バネを押し上げることができない。その結果、各板バネはバネによって施錠状態に戻る。
2.首位板バネを押し上げるには、制動棒を後位板バネの方向に移動させ、制動棒上の後位制動歯を後位板バネの板バネ歯溝の中に入れる。この際に、首位板バネは開いているが、後位板バネは後位制動歯によって施錠されている。
3.このとき、首位板バネに対する制御を緩めると、首位板バネはバネによって施錠位置に戻ってから、後位板バネを押し上げ、制動棒の制動端を制動溝の位置に戻し、内筒は回転不能である。
4.首位板バネの制御を緩めずに、後位板バネを持ち上げると、後位制動歯は後位板バネの板バネ歯溝と噛み合わせるため、この際に、制動棒は首位板バネによって制止される。そのため、後位板バネを押し上げて縦方向に移動させることができず、後位板バネは依然として施錠位置にある。
1 鍵
2 内筒
3 エンドキャップ
4 周方向溝
5 ボス
6 前位板バネ
7 前位制動歯
8 末位制動歯
9 末位板バネ
10 制動溝
11 ストッパ溝
12 内筒連動端
13 連結直口
14 接触面
15 内筒軸肩
16 外筒
17 外筒溝
18 内筒溝
19 制動棒
20 バネ
21 バネリミット座
22 鍵穴
23 開口ストッパ
24 仕切り板
25 バネ穴
26 板バネ溝穴
27 仕切り板鍵穴
28 連結穴
29 内筒前端鍵穴
30 バネ座
31 末位制動歯上斜面
32 制動端
33 末位制動歯下斜面
34 前位板バネの板バネ歯溝上斜面
35 前位板バネの板バネ歯溝底平面
36 接触面
37 末位板バネの板バネ歯溝上斜面
38 末位板バネの板バネ歯溝下斜面
39 中間平台
40 中間平台
41 押し斜面
42 押し斜面
43 引き斜面
101 鍵
102 エンドキャップ
103 内筒
104 外筒
105 後位板バネ
106 仕切り板
107 軸方向溝
108 首位板バネ
109 内筒連動端
110 前軸肩
111 後軸肩
112 軸方向溝
113 周方向溝
114 制動棒スライド溝対称面
115 内筒対称面
116 バネ押し座
117 バネ
118 バネ穴
119 バネ台座
120 板バネ鍵穴
121 首位板バネの板バネ歯溝
122 首位板バネの板バネ歯溝上斜面
123 首位板バネの板バネ歯溝下斜面
124 後位板バネの板バネ歯溝
125 後位板バネの板バネ歯溝底平面
126 後位板バネの板バネ歯溝上斜面
127 制動棒
128 制動棒ボス
129 後位制動歯
130 首位制動歯
131 制動端
132 首位制動歯下斜面
133 首位制動歯上斜面
134 後位制動歯上斜面
135 後位制動歯底平面
136 制動棒スライド溝
137 板バネ溝穴
138 内筒鍵穴
139 制動溝
140 中間平台
141 押し斜面
142 押し斜面
143 引き斜面

Claims (19)

  1. 外筒と、内筒と、制動棒と、前側板タンブラー及びそのリセットバネと、後側板タンブラー及びそのリセットバネと、鍵とを備え、
    前記制動棒の軸線方向の一端部側に位置する第1の端部と、前記制動棒の軸線方向の他端部側に位置する第2の端部とを有し、
    前記第1及び第2の端部間で前記制動棒の軸線方向に直交する上下方向にて互いに対向する第3及び第4の端部をさらに有し、
    前記前側板タンブラー及び後側板タンブラーが、前記内筒の軸方向に分布した板タンブラー溝穴に間隙係合し、
    前記制動棒が前記内筒の軸方向に沿って装着され、
    前記制動棒上に設けられた制動歯が、前記前側板タンブラー及び後側板タンブラーの板タンブラー歯溝と噛み合うことができるように構成されている、連動式防犯シリンダー錠であって、
    前記鍵が連動式防犯シリンダー錠に挿入された際に、前記前側板タンブラーに設けられた板タンブラー歯溝の上斜面の縦方向移動であって、前記第3及び第4の端部間の縦方向にて前記第3の端部に向かう縦方向移動をもたらすように構成された移動カム機構にて前記前側板タンブラーが前記制動棒上の前位制動歯を押して、前記制動棒が従動部材として作用し、かつ前記内筒が前記移動カム機構のフレームなってお
    前記制動棒上の制動歯と前記後側板タンブラーに設けられた板タンブラー歯溝とが、互いに連結するように係合可能に形成され
    前記外筒に、前記制動棒に係合可能に形成された制動溝が設けられていることを特徴とする、連動式防犯シリンダー錠。
  2. 前記前側板タンブラーが前位の板タンブラーであり、
    前記後側板タンブラーが末位の板タンブラーであり、
    前記外筒と、前記内筒と、前記制動棒と、前記前位板タンブラーと、前記末位板タンブラーと、前記鍵とを含み、
    前記内筒の軸線方向で間隔を空けて複数の板タンブラー溝穴が分布し、
    前記板タンブラーの中央に鍵穴が設けられ、前記板タンブラーが前記内筒の板タンブラー溝穴と間隙係合し、
    前記内筒の上部に軸線方向に沿って前記制動棒と間隙係合する内筒溝が設けられ、
    前記制動棒の前端部に、前記外筒の前端部の周方向溝と係合するボスが設けられ、
    前記末位板タンブラーの前側に位置するすべての板タンブラーが前記前位板タンブラーになっており、
    前記前位板タンブラーのそれぞれの表面又は裏面に少なくとも1つの前記板タンブラー歯溝が設けられ、前記前位板タンブラーの板タンブラー歯溝は、前記板タンブラー歯溝の上斜面と前記板タンブラー歯溝の底平面とにより夾角を形成しており、前記前位板タンブラーにおける板タンブラー歯溝の頂部の開口は、前記鍵の挿入方向と同一方向を向き、前記制動棒にて間隔を空けて前記前位板タンブラーの板タンブラー歯溝と噛み合う前位の前記制動歯が分布し、
    前記末位板タンブラーの表面又は裏面に少なくとも1つの板タンブラー歯溝が設けられ、前記末位板タンブラーの板タンブラー歯溝は上斜面と下斜面とにより夾角をなし、前記末位板タンブラーにおける板タンブラー歯溝の頂部の開口は、前記鍵の挿入方向と逆方向を向き、前記制動棒上に末位の前記制動歯が設けられ、前記末位制動歯の一端の形状は、前記前位制動歯と同一であり、隣接する前記前位板タンブラーの板タンブラー歯溝と噛み合い、他端は、上斜面と下斜面とにより凸角をなし、前記末位板タンブラーの板タンブラー歯溝と噛み合い、前記制動棒の末位に、前記外筒の底端の制動溝と係合する制動端が設けられ、
    前記鍵では、前記鍵の歯が、中間平台と、押し斜面と、引き斜面とからなり、前記中間平台が、前記押し斜面と前記引き斜面との間をつないでおり、前記中間平台の縦方向進入高さが、中間平台進入過程にて前記板タンブラーの鍵穴を押し上げた際の前記板タンブラーにおける前記中間平台との接触面の縦方向高さと等しくなっているという条件を満たし、前記鍵の全体に少なくとも1つの前記引き斜面が設けられ、前記引き斜面の高さは、前記前位制動歯の高さに等しく、前記鍵の先端部に押し斜面が設けられ、前記鍵には、前記中間平台の高さに基づいて番号が付されていること特徴とする、請求項1に記載の連動式防犯シリンダー錠。
  3. 前記内筒が、前記連動式防犯シリンダー錠の第1の端部側に位置する第1の端部と、前記連動式防犯シリンダー錠の第2の端部側に位置する第2の端部とを有し、
    前記前位板タンブラーの板タンブラー歯溝は、上斜面と前記板タンブラー歯溝の底平面とからなる直角三角形であり、
    前記前位制動歯の横方向の幅は、前記板タンブラーの横方向の幅以上であり、前記前位制動歯の上斜面は、前記制動棒の底平面と夾角をなし、前記横方向は前記内筒の第1及び第2の端部間の軸線方向を向いており、
    前記末位板タンブラーの板タンブラー歯溝は二等辺三角形であり、上斜面と下斜面とは角の二等分線で対称であり、この角の二等分線が、前記制動棒の底平面と平行になっていることを特徴とする、請求項2に記載の連動式防犯シリンダー錠。
  4. 前記前位板タンブラーの板タンブラー歯溝の上斜面と前記板タンブラー歯溝の底平面との夾角が43°〜60°であり、
    前記前位制動歯の上斜面と制動棒の底平面とからなる夾角が30°〜60°であり、
    前記制動棒の底平面と前記板タンブラー歯溝の底平面とが平行であり、
    前記末位板タンブラーの板タンブラー歯溝が二等辺三角形になっており、上下2つの斜面と角の二等分線との夾角がいずれも43°〜60°であり、
    前記制動棒における末位制動歯の前記前位板タンブラーの方向を向いた一端の上斜面と底平面との夾角が30°〜60°であり、
    前記制動棒における末位制動歯の前記末位板タンブラー方向を向いた一端の凸角を構成する上下2つの斜面と角の二等分線との夾角が、いずれも30°〜60°になっていることを特徴とする、請求項2に記載の連動式防犯シリンダー錠。
  5. 前記前位板タンブラーの板タンブラー歯溝の上斜面と前記板タンブラー歯溝の底平面との夾角が45°であり、
    前記制動棒の前位制動歯の上斜面と前記制動棒の底平面とからなる夾角が45°であり、
    前記末位板タンブラーの板タンブラー歯溝が二等辺三角形になっており、上下2つの斜面と角の二等分線との夾角がいずれも45°であり、
    前記制動棒の末位制動歯の前位板タンブラー方向を向いた一端の上斜面と底平面との夾角が45°であり、
    前記制動棒における末位制動歯の前記末位板タンブラーの方向を向いた一端の凸角を構成する上下2つの斜面と角の二等分線との夾角が、いずれも45°になっていることを特徴とする、請求項2又は3に記載の連動式防犯シリンダー錠。
  6. 前記鍵の先端部の押し斜面が45°以下になっていることを特徴とする、請求項2に記載の連動式防犯シリンダー錠。
  7. 前記前位板タンブラーのそれぞれに、上から下に平行に均等に配置された少なくとも2つの板タンブラー歯溝が設けられ、
    前記板タンブラー歯溝の方向、大きさ、及び角度が同じであり、
    開錠状態で、前記前位板タンブラーのそれぞれで、そのうちの1つの前記板タンブラー歯溝の底平面が、前記制動棒の前位制動歯の底平面と同一平面に位置していることを特徴とする、請求項2又は3に記載の連動式防犯シリンダー錠。
  8. 前記鍵の各中間平台は互いに平行であり、前記内筒の軸線と平行になっていることを特徴とする、請求項2に記載の連動式防犯シリンダー錠。
  9. (a)前記前位板タンブラーの開錠プロセスにて、前記鍵の進入により、前記鍵の先端部の押し斜面が前記末位板タンブラー鍵穴の接触面に当接するときに、前記前位板タンブラー鍵穴の接触面は、すべて前記鍵の中間平台に押された開錠状態にあり、前記前位板タンブラーの板タンブラー歯溝が前記制動棒の末位制動歯の上斜面を押すことに応じて前記制動棒が前記外筒の制動溝から外れた状態である連結中二次開錠の状態にない一次開錠を実現し、
    (b)前記末位板タンブラー開錠プロセスにて、前記鍵が進入を継続し、前記鍵の先端部の押し斜面が、前記末位板タンブラー鍵穴の接触面に当接してから前記中間平台により前記末位板タンブラー鍵穴の接触面を完全に押すまでのプロセスを完了し、前記末位板タンブラーを下向きに移動させて開錠し、
    (c)前記制動棒開錠プロセスにて、同時に前記末位板タンブラーの移動を用いて、前記末位板タンブラーの板タンブラー歯溝の上斜面が前記制動棒における末位制動歯の凸角の上斜面を下向きに押し、斜面で前記制動棒を前位板タンブラーの方向に押し動かして移動させることにより、前記制動棒の制動端に、前記外筒底端の制動溝との係合を離脱させ、前記末位板タンブラーの板タンブラー歯溝が前記制動棒の末位制動歯の上斜面を押すことに応じて前記制動棒が前記外筒の制動溝から外れた状態である連結中二次開錠を実現し、
    (d)同時に、前記制動棒における前位板タンブラーの方向への移動に伴い、前記制動棒の前位制動歯を前記前位板タンブラーの板タンブラー歯溝と噛み合わせることによって、
    開錠ステップが行われるように構成されていることを特徴とする、請求項2に記載の連動式防犯シリンダー錠。
  10. 前記前側板タンブラーが後位の板タンブラーであり、
    前記後側板タンブラーが首位の板タンブラーであり、
    前記外筒と、前記内筒と、前記制動棒と、1セットの前記後位板タンブラーと、前記首位板タンブラーと、前記鍵とを備え
    前記外筒は、前記縦方向を向く垂直方向に対称な軸方向溝、周方向溝、及び外筒の前端部の制動溝を含んでおり、
    前記内筒は、外径を前記外筒の内径に対応して間隙係合し、軸方向に沿って間隔を空けて分布した1セットの板タンブラー溝穴と、軸方向に沿って形成された制動棒スライド溝と、前後を貫通する内筒鍵穴とを含んでおり、
    前記制動棒は、前記制動棒スライド溝に間隙係合し、間隔を空けて分布した1セットの後位の前記制動歯及び首位の前記制動歯を含み、後端部にボスが形成され、前記周方向溝と間隙係合し、前端部に制動端が形成され、前記制動溝と間隙係合しており、
    前記1セットの後位板タンブラーは、前記板タンブラー溝穴と間隙係合し、前記軸方向溝と間隙係合し、中央に形成された板タンブラー鍵穴を含み、各後位板タンブラーに少なくとも1つの板タンブラー歯溝が形成され、
    前記首位板タンブラーは、前記板タンブラー溝穴と間隙係合し、前記軸方向溝と間隙係合し、中央に形成された板タンブラー鍵穴を含み、少なくとも1つの板タンブラー歯溝が形成され、
    前記鍵は、前記後位板タンブラーの鍵穴及び前記首位板タンブラーの鍵穴と係合し、中間平台、押し斜面及び引き斜面からなる鍵の歯を含み、中間平台は、前記押し斜面と前記引き斜面との間をつなぎ、
    前記内筒上の制動棒スライド溝対称面は、前記垂直方向に沿った前記内筒の垂直対称面と交わり、かつ前記制動棒スライド溝対称面は、前記板タンブラー溝穴の高さの中央にあり、前記内筒上の制動棒スライド溝は、前記内筒の板タンブラー溝穴に通じ、
    前記後位板タンブラーの板タンブラー歯溝は、前記後位板タンブラーの前側平面の上下方向中央に形成され、前記後位板タンブラーの板タンブラー歯溝は、上斜面及び底平面により直角三角形をなし、前記後位板タンブラーの前側平面は、前記内筒の垂直対称面に垂直であり、前記後位板タンブラーにおける板タンブラー歯溝の頂部の開口は、前記鍵の挿入方向と同一方向を向いており
    前記制動棒の後位制動歯の上斜面及び底平面は夾角をなし、前記制動棒後部の後位制動歯は、前記後位板タンブラーの板タンブラー歯溝に着脱し、
    前記首位板タンブラーの板タンブラー歯溝は、前記首位板タンブラーの後側平面の上下方向中央に形成され、前記首位板タンブラーの板タンブラー歯溝は、上斜面及び下斜面により夾角をなし、前記首位板タンブラーの後側平面は、前記内筒の垂直対称面に垂直であり、前記首位板タンブラーにおける板タンブラー歯溝の頂部の開口、前記鍵の挿入方向と逆方向を向いており
    前記制動棒上の首位制動歯は、上斜面と下斜面とにより凸角をなし、前記制動棒の首位制動歯は、前記首位板タンブラーの板タンブラー歯溝に着脱するように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の連動式防犯シリンダー錠。
  11. 前記首位板タンブラーの板タンブラー歯溝は二等辺三角形であり、上斜面及び下斜面は角の二等分線で対称であり、前記上斜面及び下斜面の角の二等分線は、前記後位板タンブラーの板タンブラー歯溝の底平面と平行であるか、又は同一平面上に位置していることを特徴とする、請求項10に記載の連動式防犯シリンダー錠。
  12. 前記後位板タンブラーの板タンブラー歯溝の上斜面と前記板タンブラー歯溝の底平面との夾角は43°〜60°であり、
    前記後位制動歯の上斜面と前記後位制動歯の底平面とからなる夾角は30°〜60°であり、前記制動歯底平面と前記後位板タンブラーの板タンブラー歯溝の底平面とは平行であり、
    前記首位板タンブラーの板タンブラー歯溝は二等辺三角形になっており、上下2つの斜面と角の二等分線との夾角は、いずれも43°〜60°であり、
    前記制動棒の首位制動歯は、前記首位板タンブラーの方向を向き、首位制動歯の凸角を構成する上下2つの斜面と角の二等分線との夾角は、いずれも30°〜60°になっていることを特徴とする、請求項10に記載の連動式防犯シリンダー錠。
  13. 前記後位板タンブラーの板タンブラー歯溝の上斜面と前記板タンブラー歯溝の底平面との夾角は45°になっており、
    前記制動棒の後位制動歯の上斜面と底平面とからなる夾角は45°であり、
    前記首位板タンブラーの板タンブラー歯溝は二等辺三角形になっており、上下2つの斜面と角の二等分線との夾角は、いずれも45°であり、
    前記制動棒の首位制動歯は、前記首位板タンブラーの方向を向き、前記首位制動歯の上下2つの斜面と角の二等分線との夾角は、いずれも45°になっていることを特徴とする、請求項10又は11に記載の連動式防犯シリンダー錠。
  14. 前記鍵の先端部の押し斜面と前記鍵の挿入方向との夾角が45°以下になっていることを特徴とする、請求項10に記載の連動式防犯シリンダー錠。
  15. 前記各後位板タンブラーには、上から下に平行に均等に配置された少なくとも10個の板タンブラー歯溝が設けられ、前記板タンブラー歯溝の方向、大きさ、及び角度は同じであり、開錠状態で、各後位板タンブラー上で、そのうちの1つの前記板タンブラー歯溝の底平面は、前記制動棒の後位制動歯の底平面と同一平面に位置していることを特徴とする、請求項10又は11に記載の連動式防犯シリンダー錠。
  16. 前記鍵の各中間平台は互いに平行であり、前記内筒の軸線と平行になっていることを特徴とする、請求項10に記載の連動式防犯シリンダー錠。
  17. (a)前記後位板タンブラーの開錠プロセスにて、前記鍵の進入により、前記鍵の先端部の押し斜面が前記首位板タンブラー鍵穴の接触面に当接するときに、前記後位板タンブラー鍵穴の接触面は、すべて前記鍵の中間平台に押された開錠状態にあり、前記首位板タンブラーの板タンブラー歯溝が前記制動棒の末位制動歯の上斜面を押すことに応じて前記制動棒が前記外筒の制動溝から外れた状態である連結中二次開錠の状態にない一次開錠を実現し、
    (b)前記首位板タンブラーの開錠プロセスにて、前記鍵が進入を継続し、前記鍵の先端部の押し斜面が、前記首位板タンブラー鍵穴の接触面に当接してから前記中間平台により前記首位板タンブラー鍵穴の接触面を完全に押すまでのプロセスを完了し、前記首位板タンブラーを下向きに移動させて開錠し、
    (c)前記制動棒の開錠プロセスにて、同時に前記首位板タンブラーの縦方向の移動を用いて、前記首位板タンブラーの板タンブラー歯溝の上斜面が前記制動棒の首位制動歯における凸角の上斜面を下向きに押し、斜面で前記制動棒を前記後位板タンブラーの方向に押し動かして移動させることにより、前記制動棒の制動端にて、前記連動式防犯シリンダー錠の第2の端部側に位置する前記外筒の底端の制動溝との係合を離脱させ、前記首位板タンブラーの板タンブラー歯溝が前記制動棒の末位制動歯の上斜面を押すことに応じて前記制動棒が前記外筒の制動溝に係合した状態である連結中二次開錠を実現し、
    (d)同時に、前記制動棒の後位板タンブラー方向への移動に伴い、前記制動棒の後位制動歯を前記後位板タンブラーの板タンブラー歯溝と噛み合わせることによって、
    開錠ステップが行われるように構成されていることを特徴とする、請求項10に記載の連動式防犯シリンダー錠。
  18. (a)前記鍵を引き抜くプロセスにて、先ず前記鍵を前記末位板タンブラーの鍵穴から離脱させ、前記末位板タンブラーの上端がバネにより前記外筒溝に入り、施錠位置に戻り、前記前位板タンブラーが前記施錠位置に戻るとともに前記制動棒が前記外筒の制動溝と係合していない状態である非連結中一次施錠を実現し、
    (b)前記鍵を引き抜くプロセスにて、前記鍵の引き斜面によって、その中の1つ又は複数の前記前位板タンブラーを下向きに移動させ、前記前位板タンブラーの下向きの移動とともに、前記前位板タンブラーの板タンブラー歯溝の上斜面が前記制動棒上の前位制動歯を押すことによって、前記制動棒を前記連動式防犯シリンダー錠の第2の端部側に位置する前記外筒の底端に向けて前記制動棒の軸線方向に移動させ、前記制動棒の制動端を前記外筒の底端の制動溝と係合させ、前記末位板タンブラーの板タンブラー歯溝が前記制動棒の制動歯を押すことに応じて前記制動棒が前記外筒の制動溝に係合した状態である連結中二次施錠を実現し、
    (c)前記鍵を完全に引き出した後、前記前位板タンブラーの上端がバネによって前記外筒溝に入り、前記末位板タンブラーとともに前記非連結中一次施錠を完了し、
    (d)前記制動棒が前記制動溝の位置に入った後、前記制動棒の末位制動歯の凸角が前記末位板タンブラーの板タンブラー歯溝と噛み合うことによって、
    施錠ステップが行われるように構成されていることを特徴とする、請求項2に記載の連動式防犯シリンダー錠。
  19. (a)前記鍵を引き抜くプロセスにて、先ず前記鍵を前記首位板タンブラーの鍵穴から離脱させ、前記首位板タンブラーの上端がバネにより前記外筒の軸方向溝に入り、施錠位置に戻り、前記首位板タンブラーが前記施錠位置に戻るとともに前記制動棒が前記外筒の制動溝と係合していない状態である非連結中一次施錠を実現し、
    (b)前記鍵を引き抜くプロセスにて、前記鍵の引き斜面によって、その中の1つ又は複数の前記後位板タンブラーを下向きに移動させ、前記後位板タンブラーの下向きの移動とともに、前記後位板タンブラーの板タンブラー歯溝の上斜面が前記制動棒上の後位制動歯を押すことによって、前記制動棒を前記外筒の底端に対向する前記外筒の前端部に向けて前記制動棒の軸線方向に移動させ、前記制動棒の制動端を前記外筒の前端部の制動溝と係合させ、前記後位板タンブラーの板タンブラー歯溝が前記制動棒の制動歯を押すことに応じて前記制動棒が前記外筒の制動溝に係合した状態である連結中二次施錠を実現し、
    (c)前記鍵を完全に引き出した後、前記後位板タンブラーの上端がバネによって前記軸方向溝に入り、前記首位板タンブラーとともに前記非連結中一次施錠を完了し、
    (d)前記制動棒が前記制動溝の位置に入った後、前記制動棒の首位制動歯の凸角が前記首位板タンブラーの板タンブラー歯溝と噛み合うことによって、
    施錠ステップが行われるように構成されていることを特徴とする、請求項10に記載の連動式防犯シリンダー錠。
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