JP5718104B2 - ボールペンチップ、ボールペンリフィル及びボールペン - Google Patents

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Description

本発明は、ボールペンチップに関し、特に、静止状態における粘度の高いインクを用いてもボールにインクが十分に供給されるようにしつつ、更にインクのボタ落ちのおそれがないボールペンチップに関するものである。
従来のボールペンにおいて、近来様々なインクを流出するボールペンが開示されている。その中で、特に剪断減粘性を有するインクにおいて、金属粒子を含めたものや顔料微粒子径の大きなボールペンは、黒、赤、青等の通常色のインクと比較してインク流出性に乏しい傾向にある。そこで、その対策として特許文献1に記載された技術が開示されている。当該技術は、ボールペンチップの軸心に位置するインク誘導孔の、その周囲に等配して複数本形成されるインク溝の幅を広くしてインクの流量を確保しようとするものである。
ところで、近来、ノック式ボールペンでのインクボタ落ち対策や、軸への振動、衝撃に伴う筆記時での描線のかすれの対策として、ボールペンチップ内にスプリングを挿入して、筆記ボールを常に先端方向へ付勢することが多く行われている。このようなスプリングは普通、弦巻バネの先端部分を真っ直ぐな棒状に形成し、この先端で筆記ボールの後端を押圧するものである。このようなスプリングは、たとえば特許文献1記載の発明のように、インク溝幅が広い場合には、棒状の部分がそのインク溝に嵌り込んでしまうので使用が不適とされてきた。
そこで、このようなスプリングをボールペンチップに採用する場合には、特許文献2記載の発明のように、インク溝をインク誘導孔の途中で止まるように形成し、スプリングの先端部分をインク誘導孔の後端部分の内径で規制して、インク溝に嵌らないようにする必要があった。
特開2002−52884号公報 特開2000−158869号公報
しかし、特許文献2記載のボールペンチップの形状では、粘度の高いインクを用いた場合、十分なインク流量を得ることができない。なぜならば、そのような形状では、ボールペンチップ後方からのインクはインク誘導孔のみを通って先端へ流れることになるが、そこにスプリングの先端部分が存在するため、その線径の分だけインク誘導孔の有効断面積が減殺されてしまうためである。そのため、筆記ボールを先端へ付勢するスプリングを備えつつ、インク流出量を必要とするボールペンチップを製造することは極めて困難なことであった。
そこで、本発明は、インク流出性の乏しいインクを用いても、筆記カスレやインクのボタ落ちが起こることなく、またインク流出性を落とすことのないボールペンチップを提供することを課題とする。
上記の課題に鑑み、本件発明は、筆記ボール35と、この筆記ボール35を先端に抱持するホルダー21とを備えたボールペンチップ20であって、
前記ホルダー21の外周の先端部分には、先細に形成されたテーパー部22と、該テーパー部22の先端を内向きに塑性変形させて前記筆記ボール35を抱持するカシメ部23とが形成され、
前記ホルダー21の内部空間は、前記テーパー部22の内側で前記筆記ボール35が挿入されるボールハウス26、該ホルダー21の後端から先端方向へ該ボールハウス26の近傍まで設けられているバック孔28、及び、該バック孔28と該ボールハウス26とを連結するインク誘導孔30として形成され、
前記インク誘導孔30の周囲に等配された複数箇所には、前記ボールハウス26側から前記バック孔28の先端部分29まで放射状に該インク誘導孔30を貫通する溝であるインク溝31が形成され、
前記バック孔28内には前記筆記ボール35を先端方向に付勢する弾発部材40が挿入され、
前記弾発部材40の先端部分は、真っ直ぐな棒状に形成され先端方向に伸び前記インク誘導孔30を通って前記筆記ボール35の後端に当接しこれを付勢する付勢部41として形成され、
前記バック孔28の先端部分29における前記各インク溝31の後端に接する位置に、内方に突出する内方凸部32が形成され、
前記インク誘導孔30の内径をA、前記バック孔28の先端部分29の内径をB、前記インク溝31の外接円の径をC及び前記内方凸部32の内接円の直径をDとしたときに、A<B<CかつD<Bなる関係を満たすとともに、
前記内方凸部32は、前記インク溝31を形成する際に生ずる変形部位を利用して形成され、
前記付勢部41は、前記インク溝31と接触することがないように、前記内方凸部32に当接することを特徴とする。
「ホルダー21」とは、ボールペンチップ20から「筆記ボール35」を除いた本体部分をいい、たとえば、ステンレス鋼等の金属製の「円柱材」を切削することにより形成することが可能である。
このホルダー21の先端側で先細に形成されている部分を「テーパー部22」という。たとえば、ホルダー21が金属製の円柱材より形成される場合にはこのテーパー部22は切削加工により形成されることとなる。ここでいう「先端」とは、ボールペンチップ20の筆記先端の側であり、またその反対側が「後端」であることはいうまでもない。なお、ホルダー21後端側については特に限定はないが、外径を減じるように切削してインク収容管16に直接挿入される部分、あるいはこれとの間に介在する継手17等に挿入される部分を形成することもできる。
「ボールハウス26」とは、先端側からテーパー部22の内周に当たる部分に形成された空間をいい、この中に筆記ボール35が挿入される。ホルダー21が金属製の円柱材より形成される場合にはボールハウス26は先端からの切削加工で形成される。ボールハウス26に挿入された筆記ボール35は、テーパー部22の先端縁を内方に縮径した「カシメ部23」により脱落しないよう保持される。ボールハウス26の内径は筆記ボール35の直径より大きく形成することが望ましい。
「バック孔28」とは、ホルダー21の後端からボールハウス26に達しない近傍までに達する中心孔で、ホルダー21が金属製の円柱材より形成される場合には切削加工により形成される。また、バック孔28は、ホルダー21の後端から、ボールハウス26に近づくにつれて段階的に内径を減じるようにすることが望ましい。
「インク誘導孔30」とは、バック孔28とボールハウス26とを連結する、バック孔28よりも小径な中心孔である。
「インク溝31」とは、インク誘導孔30周囲に軸心に対して複数等配された軸方向に沿った溝である。ホルダー21が金属製の円柱材より形成される場合には、インク溝31はボールハウス26の底面27からブローチ加工ツールによる切削加工で形成される。なお、このインク溝31は、バック孔28の先端部分29まで貫通している。これにより、前記バック孔28の先端まで誘導されたインクは、このインク溝31及びインク誘導孔30を経由して、ボールハウス26へ至ることとなる。インク溝31の外接円の径(C)は、加工の安定性からボールハウス26の内径より小さく形成することが望ましい。さらにインク溝31の外接円の径(C)は、筆記ボール35の直径より大きくすることが望ましい。こうすることで、筆記ボール35の長距離にわたる筆記による回転によってボールハウス26の底面27が磨耗し、筆記ボール35がインク溝31を塞ぐことを防ぐことができる。これによっても、インク流出性の安定に寄与することができる。
「弾発部材40」は、インク誘導孔30を極力塞がないで構成できるスプリングが望ましいが、ゴム棒やダンパーでも静止状態において筆記ボール35を前方に常に押圧する部材であれば特に限定されない。なお、弾発部材40は、筆記先端が常に外気に曝されるノック式ボールペンにおいては、筆記先端を下向きにして放置したときにインクのボタ落ちを防止するために必要な構成である。もちろん、不使用時にキャップを嵌めることで筆記先端がシールされるキャップ式ボールペンにこのような弾発部材40を使用することとしても何ら問題はない。また、剪断減粘性インクを使用する筆記具に弾発部材40、特にスプリングを用いると、筆記中にスプリングが内部で動くことでインクに剪断力を発生させることとなり、インク流出性の向上をもたらすことになる。
この弾発部材40の先端に形成される「付勢部41」は、バック孔28からインク誘導孔30を貫通してボールハウス26内に位置する筆記ボール35の後端に当接する。そして、弾発部材40の弾性により、筆記ボール35を常に先端へ付勢する。この付勢部41は真っ直ぐな棒状に形成される。
「内方凸部32」は、バック孔28の先端部分29かつインク溝31の後端に接する位置において内方へ突出するように形成された突起である。この内方凸部32は複数のインク溝31のそれぞれに対応して設けられているので、インク溝31と同様に軸心に対して等配されている。また、内方凸部32の内周面は、バック孔28の先端部分29の内径(B)より小径の内径(D)を有するように必要に応じて切削加工等によって仕上げられる。
すなわち、筆記ボール35にインクが至る前の部分で最も流体抵抗の大きいインク誘導孔30の部分のインク溝31は貫通構造とする。また、バック孔28の先端部分29の内径(B)をインク溝31の外接円の径(C)より小さく、かつインク誘導孔30の内径(A)より大きく設定する。さらに、バック孔28の先端部分29までインク溝31を加工する。そして、インク溝31を切削する際に生ずる変形部位、たとえばその際に切削されてインク溝31の後端方向へ押しやられて変形した金属部分によって内方凸部32が形成される。
上記構成により、弾発部材40の付勢部41の先端がインク溝31のある方向へ傾いた場合、当該インク溝31へ至る前に内方凸部32の内周面に当接することになる。そしてそれ以上のインク溝31の方向への移動は阻止される。これにより、インク溝31の幅が弾発部材40の付勢部41の径より大きく設計されていたとしても、インク溝31への弾発部材40の嵌りを防止する構造とし、かつ静止粘度が高いインクの流出性を向上させることができる。
筆記ボール35のサイズについては、ボールペンチップ20の形態であれば特に規定しないが、特に0.5mm以下の比較的小径のボール径において、顕著な効果を発揮する。
なお、インク溝31の本数は、2本以上であればインク流出性に問題はないが、幅広の等間隔に配置された3本が特に望ましい。
本発明は上記の通り構成されているので、インク溝幅を弾発部材の付勢部の径より大きく形成した場合、付勢部の先端がインク溝の方へ傾いたときには、インク溝に嵌るより先に内方凸部に当接する。これにより、弾発部材の付勢部はインク溝に嵌ることがない。また、バック孔の先端部分とインク誘導孔との径の差が小さいので、インク流出性の良い幅広のインク溝の加工時においても、インク誘導孔の変形を抑えられ、インク誘導孔の長さを短く形成することができる。さらに、内方凸部間と溝間を縫うような流路が形成されることにより、総合的にインク流出抵抗を少なくすることができる。これにより、インク流出性の乏しいインクを用いても、筆記カスレやインクのボタ落ちをすることなく、またインク流出性を落とさず、かつ、インクの蒸発による筆記不良やペン体にかかる振動によるカスレを防ぐことに対応可能なボールペンチップを提供することが可能となっている。
本発明に係るボールペンチップの正面図(A)及び正面断面図(B)である。 ホルダーの先端部分の断面図である。 図2のI−I断面図である。 図2のII−II断面図である。 図2のIII−III断面図である。 図2のIV−IV断面図である。 他の実施形態に係るボールペンチップを図5の断面図にならって示すものである。 本発明に係るボールペンチップのホルダーと弾発部材の状態を示す部分断面図である。ただし筆記ボールは省略してある。 本発明に係るボールペンチップが装着されたボールペンリフィルの正面断面図(A)及びこのボールペンリフィルが装着されたボールペンの正面断面図(B)である。
本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
本実施の形態に係るボールペンチップ20は図1に示すように、ホルダー21と、その先端に抱持される筆記ボール35と、その内部に収納される弾発部材40とから構成される。
ホルダー21は、ステンレス鋼製の円柱材の切削で形成される。その先端部分は、図1(A)に示すように、先細に略円錐状に切削されてテーパー部22として形成されている。一方、後端部分は外径を減じた被挿入部24として形成されている。この部分は、後述の継手17に挿入される。さらにテーパー部22の内側に抱持される筆記ボール35の先端部が先端縁から露出するとともに、テーパー部22の小口が内方に押圧されて縮径変形されたカシメ部23として形成されている。
次に、図1から図8までを参照しつつ、本発明に係るボールペンチップ20の製造工程を説明する。
まず、ステンレス鋼製の円柱材の先端側が先細に切削されてテーパー部22が形成される。次に、ホルダー21の後端付近の外径を減じるように切削して被挿入部24が形成される(図1(A))。
そして、ホルダー21の後端から、テーパー部22の中途部分に至るまで、何段階か径を減じつつバック孔28が穿孔される(図1(B)、図2)。次に、ホルダー21の先端からバック孔28まで、インク誘導孔30を貫通させた後、再び先端から筆記ボール35外径よりやや大径のドリルにて、ボールハウス26が切削形成される(図2)。続いて、ボールハウス26の底面27より、ブローチ加工ツールを用いて、インク誘導孔30の周りにインク溝31が形成される(図3、図8)。ここでこのインク溝31は、図2のI−I断面である図3や、同II-II断面である図4に示すように、インク誘導孔30の周りに放射状に3本等配されるように設けられる。このインク溝31は、バック孔28の先端部分29まで貫通している(図2)。このインク溝31が形成される際に押圧された部分が後端側へ押しやられて内方へ盛り上がった部分の内周をドリルで滑らかに切削仕上げして、内方凸部32が形成される(図2)。ここで、図3や、図2のIII-III断面である図5に示すように、先端方向から見ると内方凸部32はインク溝31の後端方向に視認される。また、図2のIV-IV断面である図6に示すように、内方凸部32はバック孔28の先端部分29から内方に突出するように形成される。
ここで、インク誘導孔30の内径をA、バック孔28の先端部分29の内径をB、インク溝31の外接円の径をC及び内方凸部32の内周面の内径をDとする。そして、図3及び図5に示すようにD<A<Cであり、また図6に示すようにD<Bである。さらに、図5と図6とにおいて、同サイズであるDとの比較により明らかにA<BかつB<Cであることが分かる。よって、これらの図より、A<B<CかつD<Bである。
なお、図5に示すようにA>Dとなっているのは一例であり、たとえば図7に示す他の実施の形態のようにA<Dとすることもできる。ただし、A<Dの寸法差が大き過ぎるとインク流出が困難になるため、A≒Dの関係が望ましい。
そして、ボールハウス26に超硬合金製の筆記ボール35が挿入され、続いてカシメツールによりテーパー部22の先端が内方に押圧変形されて、カシメ部23が形成される(図1(A)、(B))。
一方、バック孔28の内部には、スプリングで形成された弾発部材40が挿入されている。この弾発部材40の先端部分は真っ直ぐな棒状に形成されており、この部分を付勢部41と称する。付勢部41の先端は、インク誘導孔30を通って筆記ボール35の後端に接し、常に先端方向へ押圧している。なお、ホルダー21の後端の一部は内向きにかしめられており、この部分が弾発部材40の脱落を防止する固定部25となっている(図1(B))。
このボールペンチップ20においては、図8に示すように、弾発部材40の先端の付勢部41がインク溝31の方向へ偏心した場合、内方凸部32に当接することで、インク溝31と接触することがない。したがって、インク溝31の幅を付勢部41の径より大きく設計したとしても付勢部41がインク溝31に嵌ることがなくなる。
このボールペンチップ20は、図9(A)に示すようにインク18を収容したインク収容管16に継手17を介して装着され、ボールペンリフィル15となる。なお、インク18の後端にはインク18の尾端からの逆流を防止するグリース状のインク追従体19が充填されるとともに、その中にはその追従性を高めるべく比重を等しくしたフロート19aを収容している。このボールペンリフィル15は図9(B)に示すような、キャップ12を備えたボールペン10の軸筒11内部に収納される。
図9(A)に示すボールペンリフィル15には、以下のようなインクを用いることができる。
たとえば、少なくともアルミニウム粉顔料と水と増粘剤とを含有するボールペン用インクである。
アルミニウム粉顔料は、筆記具用としてのインクの安定性、耐目詰まり性等を考慮した場合、平均粒子径が0.5〜5.0μmの範囲のものが好ましい。また、アルミニウム粉顔料の水系での酸化を防止するため表面に防錆処理の施されたものが好ましい。アルミニウム粉顔料はそのまま各混合成分と混合してもよいが、あらかじめミネラルターペン等の炭化水素溶剤で湿潤させペースト状にして用いてもよい。ぺ−スト状にして用いる場合は市販の水分散性のアルミニウムペーストを用いることができる。市販品としては、たとえば東洋アルミニウム(株)製の商品1500MA、同WB1130、旭化成メタルズ(株)製の商品名AW−808、昭和アルミパウダー(株)製の商品名F500SIW、エカルト(株)製の商品名STAPAHydrolac−W8n.、STAPAHydrolac−WH8n.1.等を好適に用いることができる。アルミニウム粉顔料は塗膜表面に配列してメタリックカラーの金属光沢を与える役割を果たすものである。
水は主溶剤として使用し、インク全体のpHは7程度に設定するのが好ましい。
本発明に配合される増粘剤は、アルミニウム粉顔料の沈降抑制、及び筆記具用インクとして適当な流動性を付与するために用いるが、剪断減粘性を付与するものが好ましい。具体的な増粘剤としては、天然多糖類系では、種子多糖類のグァーガム、ローカストビンガム、ガラクトマンナン、ペクチン及びその誘導体、サイリュウムシュードガム、タマリンドウガム等;微生物系のキサンタンガム、レオザンガム、ラムザンガム、ウエランガム、ジュランガム等;海草多糖類のカラギーナン、アルギン酸及びその誘導体等;樹脂多糖類のタラガントガム、セルロース及びその誘導体などを例示することができ、合成高分子系では、ポリアクリル酸やその架橋型共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン及びその誘導体、ポリビニルメチルエーテル及びその誘導体などを例示することができる。
上記以外に、必要に応じて水溶性有機溶剤、金属イオン封鎖剤、pH調整剤、分散助剤、固着剤、界面活性剤、防腐剤、防菌剤、防錆剤、着色顔料、着色染料、エマルジョン、ラテックスなどを適宜添加することができる。
また着色顔料としてアルミペーストの他に、従来よりアルコール系、グリコール系インクで用いられる公知の顔料や、上記溶剤に溶解する染料を組み合わせて使用することにより、金色やその他、種々の有色のメタリックカラーを発現させることも可能となる。
また、他の例としては、熱可塑性エラストマーで筆跡を変色可能な熱変色性インクでもよい。熱変色性インクは、可逆熱変色性インクが好ましい。前記可逆熱変色性インクは、発色状態から加熱により消色する加熱消色型、発色状態または消色状態を互変的に特定温度域で記憶保持する色彩記憶保持型、または、消色状態から加熱により発色し、発色状態からの冷却により消色状態に復する加熱発色型等、種々のタイプを単独または併用して構成することができる。又は不可逆変色性インクでもよい。また、前記可逆熱変色性インクに含有される色材は、従来公知の(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、及び(ハ)前記両者の呈色反応の生起温度を決める反応媒体、の必須三成分を少なくとも含む可逆熱変色性組成物をマイクロカプセル中に内包させた可逆熱変色性マイクロカプセル顔料が好適に用いられる。可逆熱変色性マイクロカプセル顔料は、平均粒子径が0.5〜5.0μmの範囲にあることが好ましい。平均粒子径が5.0μmを超える系では、ボールペンチップや多孔質ペン体の毛細間隙からの流出性が低下し、平均粒子径が0.5μm未満の系では高濃度の発色性を示し難くなる。可逆熱変色性マイクロカプセル顔料は、インキ組成物全量に対し、2〜50重量%(好ましくは3〜40重量%、更に好ましくは、4〜30重量%)配合することができる。2重量%未満では発色濃度が不充分であり、50重量%を越えるとインキ流出性が低下し、筆記性が阻害される。
さらに、消しゴムによって筆跡を消去可能な消しゴム消去性インクを使用してもよい。消しゴム消去性インクは、水と、平均粒子径が0.5〜5.0μmの非熱可塑性着色樹脂粒子をインキ組成物全量に対して、3.0〜30重量%と、0.1〜10重量%の非着色粒子とを少なくとも含有することが必要である。本発明の水性インキに用いる着色樹脂粒子は、着色された樹脂粒子からなるものであり、非熱可塑性であり、かつ、平均粒子径が0.5〜5.0μmとなるものであり、例えば、樹脂粒子中に顔料からなる着色剤が分散された着色樹脂粒子、樹脂粒子の表面が顔料からなる着色剤で被覆された着色樹脂粒子、樹脂粒子に染料からなる着色剤が染着された着色樹脂粒子などが挙げられる。本実施形態では、着色樹脂粒子が非熱可塑性で上記平均粒子径を充足するものであれば、その粒子の構造は中空であっても中実であってもいずれでもよい。またその形状は、球状、多角形状、扁平状、繊維状等、特に限定されるものでない。しかし、好ましくは、優れた消しゴム消去性、筆記性、インキとしての経時安定性を発揮せしめる点から、ガラス転移点が150℃以上で熱分解温度に近く、さらにはメルトフローインデックス値が0.1未満であるような分子内架橋を持つ粒子で粘着性を有せず、かつ、平均粒子径が0.5〜5.0μmとなる球状の着色樹脂微粒子の使用が望ましい。
以上に記載された以外のインク以外でも特に使用するインクは限定しない。
以下、本発明の実施例を比較例との対比において説明する。本発明の実施例及び比較例ではいずれも、下記表1に示す組成のインク18を使用し、これが図9(A)に示すボールペンリフィル15のインク収容管16に充填されている。
Figure 0005718104
本発明の実施例及び比較例に係るボールペンチップ20は、下記表2〜表4に記載した通りの加工寸法で形成し、図9(A)に示すボールペンリフィル15に装着された。
すなわち、実施例1、比較例1-1及び比較例1-2については0.38mm径の筆記ボール35を使用している。また、実施例2、比較例2-1及び比較例2-2については0.50mm径の筆記ボール35を使用している。さらに、実施例3、比較例3-1及び比較例3-2については0.70mm径の筆記ボール35を使用している。なお、表に記載した部位の寸法以外の加工寸法及び構造はいずれも同一とした。
Figure 0005718104
Figure 0005718104
Figure 0005718104
なお、比較例1-2、2-2及び3-2については弾発部材40を設けておらず、さらにインク溝31を完全にバック孔28まで貫通させて、内方凸部32を形成してしない。このことを下記表中では「無」として表している。
また、各バック孔の先端部分の内径Bにおいては、各実施例ともB<Cであるが、各比較例ではいずれもB>Cとなっている。
この実施例及び比較例に係るボールペンチップ20を装着したボールペンリフィル15を図9(B)に示したボールペン10に装着し、下記に示す筆記試験に供した。
すなわち、JIS規格S6039に準拠した筆記試験機にて、ISO規格(14145−1)に準拠した筆記用紙に、筆記荷重0.98N、筆記速度4.5m/min及び筆記角度60°並びにペン自転あり、との条件下で筆記した際の初期100mのインク流出量を測定し、さらに筆記描線の品位を目視にて判定した。
その結果は、上記表2〜4に示す通り、内方凸部32が設けられている実施例1、2及び3では、インク流出量はそれぞれ比較例1-1、2-1及び3-1と比べて多く、弾発部材40がなくインク流出がこれにより遮られない比較例1-2、2-2及び3-2とそれぞれ大差ない結果となった。なお、筆記描線は、各比較例1-1、2-1及び3-1ではカスレが見られ、また各比較例1-2、2-2及び3-2ではインクのボタ落ちが見られたのに対し、各実施例1、2及び3ではいずれも描線カスレもインクのボタ落ちも見られず良好な品位を示すこととなった。
すなわち、各実施例1、2及び3においては、弾発部材40が適正な位置を保つため、各比較例1-1、2-1及び3-1のような描線カスレも起こらず、また各比較例1-2、2-2及び3-2と同等のインク流量でなおかつインクのボタ落ちは防止されることとなっている。
本発明は、剪断減粘性の高いインクや、金属粒子や顔料微粒子等、比較的大径の粒子を含有することで流動性に乏しいインクを採用するボールペンに利用することができる。
10 ボールペン 11 軸筒 12 キャップ
15 ボールペンリフィル 16 インク収容管 17 継手
18 インク 19 インク追従体 19a フロート
20 ボールペンチップ 21 ホルダー 22 テーパー部
23 カシメ部 24 被挿入部 25 固定部
26 ボールハウス 27 底面 28 バック孔
29 バック孔の先端部分 30 インク誘導孔 31 インク溝
32 内方凸部
35 筆記ボール 40 弾発部材 41 付勢部

Claims (5)

  1. 筆記ボールと、この筆記ボールを先端に抱持するホルダーとを備えたボールペンチップであって、
    前記ホルダーの外周の先端部分には、先細に形成されたテーパー部と、該テーパー部の先端を内向きに塑性変形させて前記筆記ボールを抱持するカシメ部とが形成され、
    前記ホルダーの内部空間は、前記テーパー部の内側で前記筆記ボールが挿入されるボールハウス、該ホルダーの後端から先端方向へ該ボールハウスの近傍まで設けられているバック孔、及び、該バック孔と該ボールハウスとを連結するインク誘導孔として形成され、
    前記インク誘導孔の周囲に等配された複数箇所には、前記ボールハウス側から前記バック孔の先端部分まで放射状に該インク誘導孔を貫通する溝であるインク溝が形成され、
    前記バック孔内には前記筆記ボールを先端方向に付勢する弾発部材が挿入され、
    前記弾発部材の先端部分は、真っ直ぐな棒状に形成され先端方向に伸び前記インク誘導孔を通って前記筆記ボールの後端に当接しこれを付勢する付勢部として形成され、
    前記バック孔の先端部分における前記各インク溝の後端に接する位置に、内方に突出する内方凸部が形成され、
    前記インク誘導孔の内径をA、前記バック孔の先端部分の内径をB、前記インク溝の外接円の径をC及び前記内方凸部の内接円の直径をDとしたときに、A<B<CかつD<Bなる関係を満たすとともに、
    前記内方凸部は、前記インク溝を形成する際に生ずる変形部位を利用して形成され、
    前記付勢部は、前記インク溝と接触することがないように、前記内方凸部に当接することを特徴とするボールペンチップ。
  2. 前記請求項1記載のボールペンチップを備えたことを特徴とするボールペンリフィル。
  3. 前記請求項1記載のボールペンチップを備えたことを特徴とするボールペン。
  4. 平均粒子径が0.5〜5.0μmのボールペン用インクを備えたことを特徴とする請求項2記載のボールペンリフィル。
  5. 平均粒子径が0.5〜5.0μmのボールペン用インクを備えたことを特徴とする請求項3記載のボールペン。
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