JP7113488B2 - ボールペンチップ及びボールペン - Google Patents

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Description

本発明は、ボールペンチップ及び該ボールペンチップを備えるボールペンに関する。
ボールペンチップは、ボールを抱持するためのボール抱持室と、ボール抱持室の後端壁の中央に形成されたインク誘導孔と、インク誘導孔から放射状に延びる複数本のインク誘導溝と、を有するチップ本体を備える。ボール抱持室の先端部は、内側にかしめられ、これによりボールの一部をチップ先端縁より突出させつつボールを回転自在に抱持している。
ここで、ボール抱持室の後端壁にある当接面の形状が、書き心地に対して重要であり、この当接面の形状を工夫する研究もなされている。例えば、特許文献1においては、ボールの曲率と異なる曲率状の当接面を設けることで、ボールと当接面との間に部分的に隙間を形成し、書き味を向上する試みがなされている。
しかし、特許文献1によると、ボール抱持室の後端壁にある当接面とボールとの接触状態が不均一となる。そうすると、ボールと当接面との間の摩擦係数が増加し、書き味向上に限界がある。このため、当接面の形状をボールの球面に沿った形状に成形し、ボールを当接面全体に均等に接触させることが好ましい。
特許第5807019号公報
しかし、当接面の押圧加工で生じるスプリングバック(弾性回復)の影響により、当接面の形状をボールの球面に沿った形状に成形することは容易ではない。当接面を球面に近づける工夫もされているが、製造工程が複雑化する。
本発明は、滑らかな書き味のボールペンチップ及び該ボールペンチップを備えるボールペンを容易に提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のものを提供する。
チップ本体とボールとを備えるボールペンチップであって、前記チップ本体は、前記チップ本体の先端側に設けられ、後端壁に前記ボールが内接する当接面が形成されたボール抱持室と、後端側より先端側に向かって段階的に径が小さくなるように設けられたバック孔と、前記当接面の中央に形成され、前記バック孔と前記ボール抱持室とを連通するインク誘導孔と、前記インク誘導孔から放射状に延びる複数本のインク誘導溝と、前記ボール抱持室の先端に設けられたかしめ部と、を備え、前記ボールの一部を前記ボール抱持室より突出させるとともに、前記ボールを前記ボール抱持室の内部において回転自在に抱持し、前記当接面に当接された状態での前記ボールの中心から、前記チップ本体の外周面と前記バック孔の先端部分の内壁との間の距離が最も短い最薄部に延びる直線と、前記ボールペンチップの中心線との間の角度が、35°以上55°以下であり、且つ、前記後端壁の上端縁と前記最薄部との間の、前記チップ本体の中心線に沿った方向の距離が、前記ボールの径の90%以下である、ボールペンチップ。
前記最薄部は、前記中心線に沿った断面において、前記バック孔のうちの最も先端側にあるバック孔最先端部分の側壁と前記側壁から前記インク誘導孔へと続く先端壁との交点であることが好ましい。
前記ボール抱持室は、抱持室円柱状空間部と、前記抱持室円柱状空間部の後端から後端側に向って径が小さくなる抱持室円錐台状空間部と、前記抱持室円錐台状空間部の後端から続く略球面状空間部と、前記抱持室円柱状空間部の先端部に設けられたかしめ部と、を備え、前記抱持室円錐台状空間部の頂角は、90°以上150°以下であることが好ましい。
前記ボール抱持室は、円柱状空間部と、前記円柱状空間部の後端から後端側に向って径が小さくなる抱持室円錐台状空間部と、前記抱持室円錐台状空間部の後端から続く略球面状空間部と、前記円柱状空間部の先端部に設けられたかしめ部と、を備え、前記略球面状空間部の側面は、前記ボールと当接する当接面で、前記当接面の先端側の外周縁の径は、前記ボールの径の80%以上95%以下であることが好ましい。
前記最薄部における前記バック孔の径は、前記ボールの径の80%以上であることが好ましい。
前記バック孔のうちの最も先端側にあるバック孔最先端部分は、後端側から、バック孔円柱状空間部と、前記バック孔円柱状空間部の先端から、前記インク誘導孔に向って径が小さくなるバック孔円錐台状空間部を備え、前記バック孔円錐台状空間部の頂角は、90°以上180°以下であることが好ましい。
前記ボールの径が、0.5mm未満であることが好ましい。
油性インクを搭載したボールペンリフィルに用いられることが好ましい。
上述のいずれかのボールペンチップを備えるボールペン。
本発明によれば、滑らかな書き味のボールペンチップ及び該ボールペンチップを備えるボールペンを提供することができる。
ボールペンチップの全体断面図である。 ボールペンチップの先端部分の拡大断面図である。 実施形態のボールペンチップをさらに詳細に説明する図である。 φ0.38mmのボールを用いた実施形態のボールペンチップと、比較形態のボールペンチップAとの比較結果を示した表である。 φ0.7mmのボールを用いた実施形態のボールペンチップと、比較形態のボールペンチップとの比較結果を示した表である。 バック孔形状が異なる場合の最薄部の位置を示す図であり、(a)はバック孔最先端部分41の形状がボール形状、(b)はラジアス形状、(c)はR付円錐台形状の場合である。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1はボールペンチップ1の全体断面図である。図2はボールペンチップ1の先端部分の拡大断面図である。ボールペンチップ1は、例えば、油性インクを搭載したボールペンリフィルに用いられるものである。
ボールペンチップ1は、チップ本体2と、ボール3とを備える。以下、ボールペンチップ1のボール3が配置されている側を先端側、逆側を後端側として説明する。
チップ本体2は、例えば、ステンレス製のブランク材で製造されている。ボール3は、例えば、タングステンカーバイド製で、本実施形態において径は0.38mmである。ただし、チップ本体2の材料やボール3の材料はこれらに限定されるものではない。
(チップ本体)
チップ本体2は、略円筒形で、円筒形の中央部21と、中央部21よりも先端側(ボール3が配置されている側)に設けられ、中央部21よりも外径が小さい先端部22と、中央部21よりも後端側(ボール3が配置されている側と反対側)に設けられ、中央部21よりも外径が小さい円筒形のシャンク部23とを備える。シャンク部23は、図示しないインク保持部に挿入される部分である。
チップ本体2の内部には、ボール3を抱持するためのボール抱持室50と、チップ本体2の後端側より先端側に向かって延びるバック孔40と、ボール抱持室50の後端部の中央から、ボール抱持室50とバック孔40(バック孔最先端部分41)とを連通するように後方に延びるインク誘導孔60と、が設けられている。バック孔40は、先端側に向って段階的に径が小さくなる複数のバック孔部分41,42,43,44,45,46,47を有する。
(ボール抱持室)
ボール抱持室50は、先端側から、抱持室円柱状空間部51と、抱持室円柱状空間部51の後部から後端側に向って径が小さくなる抱持室円錐台状空間部52と、抱持室円錐台状空間部52の後部から続く略球面状空間部53と、を備えている。
抱持室円柱状空間部51の先端は、内側にかしめられ、かしめ部54が形成されている。ボール3は、その先端部がボール抱持室50の先端縁より突出した状態で、ボール抱持室50内に回転自在に抱持されている。
抱持室円錐台状空間部52の頂角αは、90°以上150°以下が好ましく、120°以上150°以下がより好ましい。抱持室円錐台状空間部52の頂角αが、90°より鋭角になると、後述する押圧工程で押圧力が外側に分散しやすくなり、後述するスプリングバックが大きくなる。頂角αが、150°より鈍角になると、後述する押圧工程で押圧力による変形で生じるバリによって、インク誘導溝55を塞いでしまう可能性が高くなる。
略球面状空間部53の表面は、ボール3が内接する当接面53aとなっている。当接面53aの先端側の外周縁の径R1は、ボール3の径の80%以上95%以下であるが、これに限定されない。例えば、インクが水性の場合は、80%より小さくしてもよい。当接面53aには、インク誘導孔60から放射状に延びる複数本(本例では4本)のインク誘導溝55が設けられている。なお、インク誘導溝55はボール抱持室とバック孔を連通した溝でもよい。
(バック孔)
チップ本体2の後端側より先端側に向かって段階的に径が小さくなるように設けられたバック孔40(47,46,45,44,43,42,41)のうちの、最も先端側にあり、且つ最も径の小さいバック孔最先端部分41は、後端側から、バック孔円柱状空間部41aと、バック孔円柱状空間部41aの先端から、インク誘導孔60に向って径が小さくなるバック孔円錐台状空間部41bと、を備える。バック孔円錐台状空間部41bの頂角βは、90°以上180°以下である。
ここで、筆記時のボール3の移動状態について説明する。筆記時にボールペンを移動させると、ボール3が回転する。インク誘導孔60からインク誘導溝55まで誘導されてきたインクは、ボール抱持室50内のボール3まで到達する。インクの一部はボール3の回転に伴って紙面に転写され、文字等を表す線が描かれる。インクの残りは、ボール抱持室50に戻される。このとき、インクの残りのうちの一部は、ボール3とともにボール抱持室50に戻らずに、かしめ部54の先端部にいわゆる、泣きとして残る場合もある。
なお、油性インクの場合は、水性インクよりも泣きが生じやすい。また、当接面53aが小さいと泣きがより生じやすくなる。また、当接面53aが大きいと、かすれが生じやすくなる。このため、当接面53aの外周縁直径R1はボール径の80%以上95%以下が好ましく、ボール径の85%以上95%以下がさらに好ましい。
なお、実施形態のボールペンチップ1は、以下のように製造される。例えばφ2.3mmで硬度が230Hv~280Hvのステンレス鋼線材が所望の長さに切断され、ボール抱持室50、インク誘導孔60、当該インク誘導孔60から放射状に延びるインク誘導溝55、及び、バック孔最先端部分41が作製される。
その後、ボール抱持室50の後端壁52aにボール3を載置した状態でボールペンチップ1の先端部側から押圧されて、ボール3と略同一形状の当接面53aが形成される。そして、ボール抱持室50の先端部が内側へかしめられ、かしめ部54が形成される。これによりボールペンチップ1が製造される。
図3は、実施形態のボールペンチップ1の特徴部分を、詳細に説明する図である。
図示するように、ボールペンチップ1の中心線Lを通り、且つ中心線Lに沿ったボールペンチップ1の断面において、バック孔最先端部分41の先端壁41ba(バック孔円錐台状空間部41bの側面,バック孔最先端部分41の底面)と側壁41aa(バック孔円柱状空間部41aの内面)との交点は、チップ本体2の外周面2aとバック孔40の内壁との距離aが最も短い最薄部Aである(図2参照)。種々寸法を変えた場合の、この最薄部Aの位置を、格子状の点で示す。最薄部Aにおけるバック孔の径R2は、ボール3の径の80%以上であることが好ましく、90%以上がさらに好ましい。
(実施形態のボールペンチップの条件)
実施形態のボールペンチップ1は、
(1)最薄部Aが、図中に示す複数の最薄部Aのうち、ボール3を当接面53aに当接させた状態において中心Oと最薄部Aとを結ぶ直線Mと、中心線Lとのなす角度θが、図中矢印で示す35°≦θ≦55°(35°以上55°以下、45°±10°の範囲)にあるボールペンチップ1であり、さらに好ましくは40°≦θ≦50°(40°以上50°以下、45±5°の範囲)、より好ましくは42°≦θ≦48°(42°以上48°以下、45°±3°の範囲)°である。
(2)さらに、実施形態のボールペンチップ1は、ボール抱持室50の後端壁52a(抱持室円錐台状空間部52)の上端縁と最薄部Aとの間の、チップ本体の中心線Lに沿った方向の距離xが、ボール34の径の90%以下であり、好ましくは60%以下である。
図4は、図3に示したそれぞれの最薄部Aを有するボールペンチップ(実施形態のボールペンチップ1及び比較形態のボールペンチップ1A)の比較結果を示した表である。
ボール3の径をφ0.38mmとし、バック孔最先端部分41の内径φを0.35mm、0.45mm、0.55mm、0.65mm、0.75mmと変えて、それぞれにおいて距離xを0.1から0.45の間で0.05mm単位で変化させた27本のボールペンチップ(ボールペンチップ番号1から27)を作成した。
そして、作成したボールペンチップに油性インク(トンボ鉛筆社製BR-CAE搭載の黒色インク)を詰めて、筆記角度75°、筆記速度5mm/s、筆記荷重100gの条件で自動摩擦摩耗解析装置TSf-502(協和界面科学製)用いて摩擦係数の測定を行った。なお、筆記対象である紙は、王子製紙製マシュマロ(登録商標)CoCを用いた。
ボールペンチップ番号1から8は、バック孔最先端部分41の内径がφ0.35mm、ボールペンチップ番号9から15は、バック孔最先端部分41の内径がφ0.45mm、ボールペンチップ番号16から22は、バック孔最先端部分41の内径がφ0.55mm、ボールペンチップ番号23から26は、バック孔最先端部分41の内径がφ0.65mm、ボールペンチップ番号27は、バック孔最先端部分41の内径がφ0.75mmである。
ボールペンチップ番号8,15,22,26,27は、距離xが0.45mm、ボールペンチップ番号7,14,21,25は、距離xが0.40mm、ボールペンチップ番号6,13,20,24は、距離xが0.35mm、ボールペンチップ番号5,12,19は、距離xが0.30mm、ボールペンチップ番号4,11,18は、距離xが0.25mm、ボールペンチップ番号3,10,17は、距離xが0.20mm、ボールペンチップ番号2,9,16は、距離xが0.15mm、ボールペンチップ番号1は、距離xが0.10mmである。
上述したように、本実施形態のボールペンチップ1は、
(1)ボール3を当接面53aに当接させた状態において中心Oと最薄部Aとを結ぶ直線Mと、中心線Lとのなす角度θ(図3に示す)が、35°≦θ≦55°(35°以上55°以下、45°±10°の範囲) (図4(1)の斜線領域)、
(2)x/ボール径が90%以下(図4(2)の斜線領域)
の両方を満たす、図4で黒太線で囲んだボールペンチップである。
すなわち、ボールペンチップ番号1(実施例1),2(実施例2),9(実施例3),10(実施例4),16(実施例5),17(実施例6),18(実施例7),19(実施例8),及び23(実施例9)が本実施形態のボールペンチップ1であり、図4において斜線で示したボールペンチップ番号である。
その中でも、40°≦θ≦50°(40°以上50°以下、45±5°の範囲)にあるボールペンチップ番号1(実施例1),9(実施例3),17(実施例6),18(実施例7),23(実施例9)は、好ましいボールペンチップ1である。
さらに、その中でも、42°≦θ≦48°(42°以上48°以下、45°±3°の範囲)にあるボールペンチップ番号1(実施例1),9(実施例3),17(実施例6)は、より好ましいボールペンチップ1である。
角度θが、θ<35°,55°<θ(35°より小さいか55°より大きい、45±10°の範囲外)の、ボールペンチップ番号3(比較例1),4(比較例2),5(比較例3),6(比較例4),7(比較例5),8(比較例6),11(比較例7),12(比較例8),13(比較例9),14(比較例10),15(比較例11),20(比較例12),21(比較例13),22(比較例14),24(比較例15),25(比較例16),26(比較例17),27(比較例18)は、比較形態のボールペンチップ1Aである。
それぞれのボールペンチップについて、摩擦係数の測定を5回行い、摩擦係数の平均値を求めた結果を図4に示す。
ボールペンチップ番号3(比較例1),4(比較例2),5(比較例3),6(比較例4),7(比較例5),8(比較例6),11(比較例7),12(比較例8),13(比較例9),14(比較例10),15(比較例11),20(比較例12),21(比較例13),22(比較例14),24(比較例15),25(比較例16),26(比較例17),27(比較例18)のボールペンチップは、摩擦係数0.26以上0.28未満であり、従来と同様で効果がみられなかった。
実施形態のボールペンチップ番号1(実施例1),2(実施例2),9(実施例3),10(実施例4),16(実施例5),17(実施例6),18(実施例7),19(実施例8),23(実施例9)のボールペンチップ1は、摩擦係数が0.20以上0.26未満であり、比較形態と比べて、摩擦係数が小さかった。
ボールペンチップ番号1(実施例1),2(実施例2),9(実施例3),16(実施例5)17(実施例6)のボールペンチップ1は、摩擦係数0.20以上0.24未満で、その中でも好ましいボールペンチップ1であった。
ボールペンチップ番号1(実施例1),9(実施例3),17(実施例6)のボールペンチップ1は、摩擦係数0.20以上0.22未満で、その中でも、より好ましいボールペンチップ1であった。
図3,4においては、摩擦係数が0.24以上0.26未満を示した最薄部Aの位置に三角、摩擦係数0.22以上0.24未満を示した最薄部Aの位置に丸、摩擦係数0.20以上0.22未満を示した最薄部Aの位置に二重丸、摩擦係数が0.26以上0.28未満を示した最薄部Aの位置にバツを付けた。
図示するように、θが35°≦θ≦55°である実施形態のボールペンチップ1はボールペンチップ1の摩擦係数が、0.26以下で、比較形態に比べて低い値を示した。そして、θが45°に近くなるほど、摩擦係数が小さくなる傾向が見られた。
また、x/ボール径が小さくなるほど摩擦係数が小さくなる傾向が見られ、x/ボール径が90%以上の場合の比較形態では、いずれも摩擦係数が0.26以上0.28未満を示した。
以上の結果より、
(1)ボール3を当接面53aに当接させた状態において中心Oと最薄部Aとを結ぶ直線Mと中心線Lとのなす角度θが、35°≦θ≦55°であり、且つ
(2)x/ボール径が90%以下である本実施形態の範囲では、摩擦係数が比較形態と比べて低減し、最大で約20%低減することができた。
次に、ボール3の径がφ0.70mmと上述のφ0.38mmよりも大きな場合について摩擦係数の測定を行った。
バック孔最先端部分41の内径φを0.85mmとし、それぞれにおいて距離xを0.28mmと0.75mmとした2本のボールペンチップを作成した。
距離xが0.28mmのボールペンチップは、θが45°であり、本実施形態の実施例のボールペンチップ1であり、且つx/ボール径が90%以下である。距離xが0.70mmのボールペンチップは、θが25°であり、x/ボール径が90%より大きく、比較例のボールペンチップである。
ボール3の径φ0.38mmの場合と同様に、作成したボールペンチップに油性インク(トンボ鉛筆社製BR-CAE搭載の黒色インク)を詰めて、筆記角度75°、筆記速度5mm/s、筆記荷重100gの条件で自動摩擦摩耗解析装置TSf-502(協和界面科学製)用いて摩擦係数の測定を行った。筆記対象である紙は、王子製紙製マシュマロ(登録商標)CoCを用いた。
それぞれのボールペンチップについて、摩擦係数の測定を5回行い、摩擦係数の平均値を求めた。図5にそれぞれの摩擦係数を示す。
図示するように、実施例のボールペンチップ1の摩擦係数は0.132であり、比較例のボールペンチップの摩擦係数は0.184である。
比較例のようなボール径φ0.7mmの場合、ボール径φ0.38mmと比べて摩擦係数は小さくなっているが、本実施形態のθが45°とした場合、ボール径φ0.7mmにおいても摩擦係数を大幅に低減することができた。
本実施形態のように、ボール3を当接面53aに当接させた状態において中心Oと最薄部Aとを結ぶ直線Mと中心線Lとのなす角度θを、35°≦θ≦55°とすることにより、摩擦係数が低減された理由は、以下のように考える。
ボール3の当接面53aは、ボール3をボール抱持室50の後端壁52aに押圧することで、ボール抱持室50の後端壁52aを球面状に塑性変形させて加工している。押圧加工は塑性変形と同時に弾性変形を生じるため、力を除いた際に弾性変形域が元の位置に戻るスプリングバックを生じる。押圧加工によるスプリングバックの発生は不可避である。
実施形態のように、ボールペンチップ1の中心線とボール3の中心と最薄部Aを結ぶ直線のなす角が45°に近くなると、ボール3をボール抱持室50の後端壁52aに押圧した際に生じるスプリングバックの縦方向と横方向の大きさが略等しくなる。これは、最薄部Aが脆弱なために、弾性変形を生じやすく、最薄部Aがスプリングバックの起点として働くためと考えらえる。
一方、最薄部Aの位置が45°よりも小さくなるに従い、ボール3によりボール抱持室50の後端壁52aを押圧して当接面53aを作成する際に、後端壁52a横方向に発生する弾性変形が大きくなる。その結果、形成された当接面53aは、押圧力が解除されると、スプリングバックによってボール3と当接面53aの外周縁近傍で接触する。したがって、筆記時の摩擦係数が大きくなり、書き味が悪化する。
また、最薄部Aの位置が45°よりも大きくなるに従い、ボール3によりボール抱持室50の後端壁52aを押圧して当接面53aを作成する際に、後端壁52a縦方向に発生する弾性変形が大きくなる。その結果、縦形成された当接面53aは、押圧力が解除されると、スプリングバックによってボール3と当接面53aの内周縁近傍で接触する。この場合、当接面53aの外周縁近傍とボール3とが接する場合よりは影響は小さいが、やはり摩擦係数が大きくなり、書き味が悪化する。
本実施形態によると、最薄部Aの位置が45°近傍であるので、スプリングバックの縦方向と横方向のバランスが調和し、これにより、当接面53aがボール3と略同一の表面形状に形成され、スプリングバックの影響が小さくなると考えられる。
また、x/ボール径が90%以下において摩擦係数が最大で約20%低減することができたのは、ボール抱持室50とバック孔最先端部分41との間の距離xがボール径の90%より大きくなると、最薄部Aに応力が集中しにくくなり、スプリングバックの起点として働きにくくなるためと考えられる。
以上のように、本実施形態によると、ボールペンチップ1の中心線L、ボール3の中心O、バック孔最先端部分41の先端壁41ba(バック孔円錐台状空間部41bの側面,バック孔最先端部分41の底面)と側壁41aa(バック孔円柱状空間部41aの内面)との最薄部Aとしたときに、ボール3を当接面53aに当接させた状態において中心Oと最薄部Aとを結ぶ直線Mと中心線Lとのなす角度θが、図中矢印で示す35°≦θ≦55°(35°以上55°以下、45°±10°の範囲)である。さらに好ましくは40°≦θ≦50°(40°以上50°以下、45±5°の範囲)、より好ましくは42°≦θ≦48°(42°以上48°以下、45°±3°の範囲)である。
これにより、スプリングバックが発生する方向を制御し、当接面53aを球面状に加工でき、当接面53aとボール3とを面接触させることが可能になり、最大で約20%の摩擦係数を低下させることができる。
実施形態によると、ボール3の当接面53aを、バック孔40を深くするといった簡単手法で、略球面状に加工でき、書き味のよいボールペンチップ1を提供できる。
なお、特にボール3が、例えば0.5mm未満の小さいボールペンチップ1においては、複雑な加工を取ることが困難となるので、特に効果的である。
また、従来、バック孔を深くして、最薄部Aをより肉薄にすると、ボール3を押圧して当接面53aを作成する際に、最薄部Aの部分で亀裂や折れが発生するのではないかという懸念があったが、実施形態によると、このような亀裂や折れは発生しないことが分かった。
上述した実施形態では、ボールペンチップ1のバック孔最先端部分41の形状をバック孔円錐台状空間部41bとバック孔円柱状空間部41aとを含む形状とし、最薄部Aは、図3に示すような、バック孔最先端部分41の先端壁41ba(バック孔円錐台状空間部41bの側面,バック孔最先端部分41の底面)と側壁41aa(バック孔円柱状空間部41aの内面)との交点であった。
しかし、本実施形態のような、バック孔円錐台状空間部41bとバック孔円柱状空間部41aとに明確に分離されておらず、その交点に相当する部分にRが設けられている場合もある。例えばバック孔最先端部分41の形状がボール形状、ラジアス形状、R付円錐台形状の場合である。
図6は、このような場合の具体的な最薄部Aの位置を示す図であり、(a)はバック孔最先端部分41の形状がボール形状、(b)はラジアス形状、(c)はR付円錐台形状のときを示す。
すなわち、最薄部Aは、ボールペンチップ1の中心線L、ボール3の中心O、バック孔最先端部分41の先端壁41baと側壁41aaとの交点に限らない。ボールペンチップ1の中心線Lを通るボールペンチップ1の断面において、チップ本体2の外周面2aからバック孔40の内面までの距離が最も短い、すなわち、チップ本体2の肉厚が最も薄い部分が最薄部Aである。
また、本実施形態では、ボールペンチップ1が、先端に向かって径が徐々に小さくなる、いわゆる砲弾型であるが、これに限定されない。すなわち、ボールペンチップは、いわゆるニードル形状のものであってもよい。
なお、最薄部Aよりも後方に、最薄部Aと同様のボールペンチップ1の側面との距離が短い場所があると、その場所を起点としてスプリングバックが生じる可能性があるので、そのような場所がないことが好ましい。
α 抱持室円錐台状空間部の頂角
β バック孔円錐台状空間部の頂角
θ 直線Mと中心線Lとのなす角度
A 最薄部
L ボールペンチップの中心線
M 中心Oと最薄部Aとを結ぶ直線
O ボールの中心
1 ボールペンチップ
2 チップ本体
2a 外周面
3 ボール
23 シャンク部
40 バック孔
41 バック孔最先端部分
41a バック孔円柱状空間部
41aa 側壁
41b バック孔円錐台状空間部
41ba 先端壁
50 ボール抱持室
51 抱持室円柱状空間部
52 抱持室円錐台状空間部
52a 後端璧
53 略球面状空間部
53a 当接面
54 かしめ部
55 インク誘導溝
60 インク誘導孔
R1 当接面の先端側外周縁の径
R2 最薄部におけるバック孔の径
x 後端璧の上端縁と最薄部との間の中心線に沿った方向の距離

Claims (11)

  1. チップ本体とボールとを備えるボールペンチップであって、
    前記チップ本体は、
    前記チップ本体の先端側に設けられ、後端壁に前記ボールが内接する当接面が形成されたボール抱持室と、
    後端側より先端側に向かって段階的に径が小さくなるように設けられたバック孔と、
    前記当接面の中央に形成され、前記バック孔と前記ボール抱持室とを連通するインク誘導孔と、
    前記インク誘導孔から放射状に延びる複数本のインク誘導溝と、
    前記ボール抱持室の先端に設けられたかしめ部と、を備え、
    前記ボールの一部を前記ボール抱持室より突出させるとともに、前記ボールを前記ボール抱持室の内部において回転自在に抱持し、
    前記当接面に当接された状態での前記ボールの中心から、前記チップ本体の外周面と前記バック孔の先端部分の内壁との間の距離が最も短い最薄部のバック孔の内壁面上の点に延びる直線と、前記ボールペンチップの中心線との間の角度が、35°以上55°以下であり、且つ、
    前記後端壁の上端縁と前記最薄部との間の、前記チップ本体の中心線に沿った方向の距離が、前記ボールの径の90%以下である、
    ボールペンチップ。
  2. 前記当接面に当接された状態での前記ボールの中心から、前記最薄部のバック孔の内壁面上の点に延びる直線と、前記ボールペンチップの中心線との間の角度が、40°以上50°以下である、
    請求項1に記載のボールペンチップ。
  3. 前記当接面に当接された状態での前記ボールの中心から、前記最薄部のバック孔の内壁面上の点に延びる直線と、前記ボールペンチップの中心線との間の角度が、42°以上48°以下である、
    請求項1または2に記載のボールペンチップ。
  4. 前記最薄部は、
    前記中心線に沿った断面において、前記バック孔のうちの最も先端側にあるバック孔最先端部分の側壁と前記側壁から前記インク誘導孔へと続く先端壁との交点である、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のボールペンチップ。
  5. 前記ボール抱持室は、
    抱持室円柱状空間部と、
    前記抱持室円柱状空間部の後端から後端側に向って径が小さくなる抱持室円錐台状空間部と、
    前記抱持室円錐台状空間部の後端から続く略球面状空間部と、
    前記抱持室円柱状空間部の先端部に設けられたかしめ部と、を備え、
    前記抱持室円錐台状空間部の頂角αは、90°以上150°以下である、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のボールペンチップ。
  6. 前記ボール抱持室は、
    円柱状空間部と、
    前記円柱状空間部の後端から後端側に向って径が小さくなる抱持室円錐台状空間部と、
    前記抱持室円錐台状空間部の後端から続く略球面状空間部と、
    前記円柱状空間部の先端部に設けられたかしめ部と、を備え、
    前記略球面状空間部の前記ボールと当接する当接面の先端側の外周縁の径は、前記ボールの径の80%以上95%以下である、
    請求項1からのいずれか1項に記載のボールペンチップ。
  7. 前記最薄部における前記バック孔の径は、前記ボールの径の80%以上である、
    請求項1からのいずれか1項に記載のボールペンチップ。
  8. 前記バック孔のうちの最も先端側にあるバック孔最先端部分は、
    後端側から、バック孔円柱状空間部と、
    前記バック孔円柱状空間部の先端から、前記インク誘導孔に向って径が小さくなるバック孔円錐台状空間部を備え、
    前記バック孔円錐台状空間部の頂角は、90°以上180°以下である、
    請求項1からのいずれか1項に記載のボールペンチップ。
  9. 前記ボールの径が、0.5mm未満である、
    請求項1からのいずれか1項に記載のボールペンチップ。
  10. 油性インクを搭載したボールペンリフィルに用いられる、
    請求項1からのいずれか1項に記載のボールペンチップ。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載のボールペンチップを備えるボールペン。
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