JP5705476B2 - 二重袋及びその製造方法 - Google Patents
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Description
互いに重ね合わせ状に配置された平面視略矩形状の一対のフィルムの一方側の側辺縁部がシール接合されて第3サイドシール部が形成され、他方側の側辺縁部がシール接合されて第4サイドシール部が形成され、前記一対のフィルムの底辺縁部がシール接合されてボトムシール部が形成され、頂辺に開口部が設けられ、前記内袋を中に収容し得る大きさを有した外袋とを備え、
前記内袋の開口部と同じ側に前記外袋の開口部が配置され、前記内袋の第1サイドシール部と同じ側に前記外袋の第3サイドシール部が配置される態様で、前記内袋が前記外袋の中に収容され、前記内袋の第1サイドシール部と前記外袋の第3サイドシール部との間の領域において、外袋を構成する一対のフィルムの内面同士が接合された内袋固定用第1接合部が少なくとも1個設けられ、該内袋固定用第1接合部の最内方縁は、前記内袋の第1サイドシール部の外縁に接する位置又は略接する位置にあることを特徴とする二重袋。
前記内袋シール部形成工程の後に、前記一対の内袋用長尺フィルムを外側から挟み込むように一対の外袋用長尺フィルムを重ね合わせ状に配置する被覆工程と、
前記被覆工程の後に、前記外袋用長尺フィルムの外面における前記内袋用長尺フィルムの第1サイドシール部の外縁に接する位置又は外縁に略接する外方側の位置を少なくとも含む領域を第1シール用押圧部で加熱押圧することによって、前記内袋用長尺フィルムの第1サイドシール部と前記外袋用長尺フィルムの第3サイドシール部との間の領域に、前記一対の外袋用長尺フィルムの内面同士を接合した内袋固定用第1接合部を少なくとも1個形成する内袋固定用接合部形成工程と、
前記内袋固定用接合部形成工程の後に、前記一対の内袋用長尺フィルムのボトムシール部の外縁で又は外縁の近傍位置で幅方向に沿って裁断して内袋を形成する内袋形成工程と、
前記一対の外袋用長尺フィルムの幅方向の一方の縁部同士をシール接合して第3サイドシール部を形成すると共に、前記一対の外袋用長尺フィルムの幅方向の他方の縁部同士をシール接合して第4サイドシール部を形成し、前記一対の外袋用長尺フィルムの長さ方向の一部同士を幅方向に沿ってシール接合して前記第3、4サイドシール部の一端部に接続されるボトムシール部を形成する外袋シール部形成工程と、
前記外袋シール部形成工程の後に、前記一対の外袋用長尺フィルムのボトムシール部の外縁で又は外縁の近傍位置で幅方向に沿って裁断して外袋を形成する外袋形成工程と、を含むことを特徴とする二重袋の製造方法。
前記一方の内袋用サイドシールバー51を下降移動させることによって、互いに重ね合わせ状にして移送されてきた一対の内袋用長尺フィルム50、50の幅方向の一方の縁部を加熱押圧して幅方向の一方の縁部同士をシール接合して第1サイドシール部21を形成すると共に、前記他方の内袋用サイドシールバー52を下降移動させることによって、前記一対の内袋用長尺フィルム50、50の幅方向の他方の縁部を加熱押圧して幅方向の他方の縁部同士をシール接合して第2サイドシール部22を形成する。また、前記一対の内袋用長尺フィルム50、50が少し前進して移送された時に、内袋用ボトムシールバー53を下降移動させることによって、互いに重ね合わせ状にして移送されてきた一対の内袋用長尺フィルム50、50の長さ方向の一部を幅方向に沿って加熱押圧して長さ方向の一部同士を幅方向に沿ってシール接合して、前記第1、2サイドシール部21、22の一端部に接続されるボトムシール部23を形成する(図1(b)参照)。なお、図1(a)において、58は、トリミング加工で出た内袋用長尺フィルム50の端材である。
次に、前記第1サイドシール部21、第2サイドシール部22、ボトムシール部23が形成された前記一対の内袋用長尺フィルム50、50を、外側から挟み込むように一対の外袋用長尺フィルム60、60を重ね合わせ状に配置する(図1(a)参照)。
前記被覆工程の後に、前記外袋用長尺フィルム60(30A)の外面における前記内袋用長尺フィルム50の第1サイドシール部21の外縁21aに接する位置(又は外縁21aに略接する外方側の位置)を含むと共に、前記外袋用長尺フィルム60(30A)の外面における前記内袋用長尺フィルム50の第1サイドシール部21の外縁部に対応する領域の長さ方向の一部(半円形状)21Xを含む領域を、押圧面が円形状の第1ポイントシール用押圧部65で加熱押圧することによって、前記一対の外袋用長尺フィルム60、60の内面同士を接合した内袋固定用第1接合部(半円形状)11を形成する(図1(b)参照)。本実施形態では、互いに外袋用長尺フィルム60の長さ方向に沿って離間した2つの内袋固定用第1接合部11、11を形成している。なお、本実施形態では、内袋用長尺フィルム50の外面を構成する樹脂として、外袋用長尺フィルム60の内面を構成する樹脂に熱溶着しない樹脂を用いているから、前記第1ポイントシール用押圧部65で加熱押圧の際に、内袋用長尺フィルム50の第1サイドシール部21の外面と外袋用長尺フィルム60の内面とが溶着接合されることはなく、その結果、押圧面が円形状の第1ポイントシール用押圧部65で加熱押圧することで、半円形状の内袋固定用第1接合部11が形成される(図2参照)。
前記内袋固定用第1接合部11、11及び内袋固定用第2接合部12、12を形成した後、前記一対の内袋用長尺フィルム50、50のボトムシール部23の外縁23aの近傍位置(本実施形態ではボトムシール部23の外縁23aに対しフィルム引き出し方向とは逆方向の近傍位置)で幅方向に沿って裁断して、内袋2を形成する。なお、ボトムシール部23の外縁23aで幅方向に沿って裁断して内袋2を形成してもよいし、ボトムシール部23の外縁部を幅方向に沿って裁断して内袋2を形成してもよい。
前記一方の外袋用サイドシールバー61を下降移動させることによって、互いに重ね合わせ状にして移送されてきた一対の外袋用長尺フィルム60、60の幅方向の一方の縁部を加熱押圧して幅方向の一方の縁部同士をシール接合して第3サイドシール部31を形成すると共に、前記他方の外袋用サイドシールバー62を下降移動させることによって、前記一対の外袋用長尺フィルム60、60の幅方向の他方の縁部を加熱押圧して幅方向の他方の縁部同士をシール接合して第4サイドシール部32を形成する。また、前記一対の外袋用長尺フィルム60、60が少し前進して移送された時に、外袋用ボトムシールバー63を下降移動させることによって、互いに重ね合わせ状にして移送されてきた一対の外袋用長尺フィルム60、60の長さ方向の一部を幅方向に沿って加熱押圧して長さ方向の一部同士を幅方向に沿ってシール接合して、前記第3、4サイドシール部31、32の一端部に接続されるボトムシール部33を形成する(図1(b)参照)。なお、図1(a)において、68は、トリミング加工で出た外袋用長尺フィルム60の端材である。
次に、前記一対の外袋用長尺フィルム60、60のボトムシール部33の外縁33aの近傍位置(本実施形態ではボトムシール部33の外縁33aに対しフィルム引き出し方向とは逆方向の近傍位置)で幅方向に沿って裁断して、外袋3を形成する。なお、ボトムシール部33の外縁33aで幅方向に沿って裁断して外袋3を形成してもよいし、ボトムシール部33の外縁部を幅方向に沿って裁断して外袋3を形成してもよい。
・ナイロン(表面層)/AC/PE押出層(接着剤層)/アルミニウム箔(中間層)/AC/PE押出層(接着剤層)/シーラント層
・ナイロン(表面層)/アルミニウム箔(中間層)/AC/PE押出層(接着剤層)/シーラント層
・PET(表面層)/アルミニウム箔(中間層)/ナイロン(中間層)/AC/PE押出層(接着剤層)/シーラント層。
・ナイロン(表面層)/AC/PE押出層(接着剤層)/シーラント層
・PET(表面層)/AC/PE押出層(接着剤層)/シーラント層
・PET(表面層)/ナイロン(中間層)/AC/PE押出層(接着剤層)/シーラント層
・透明バリア被膜付きPET(表面層)/AC/PE押出層(接着剤層)/シーラント層
・透明バリア被膜付きPET(表面層)/ナイロン(中間層)/AC/PE押出層(接着剤層)/シーラント層。
1)内袋用長尺フィルム50としてPET(表面層;外面)/ナイロン(中間層)/AC/PE押出層(接着剤層)/ポリエチレンシーラント層を用い、外袋用長尺フィルム60としてPET(表面層)/ナイロン(中間層)/AC/PE押出層(接着剤層)/ポリエチレンシーラント層(内面層;内面)を用いる組み合わせ
2)内袋用長尺フィルム50としてナイロン(表面層;外面)/AC/PE押出層(接着剤層)/ポリエチレンシーラント層を用い、外袋用長尺フィルム60としてナイロン(表面層)/AC/PE押出層(接着剤層)/アルミニウム箔(中間層)/AC/PE押出層(接着剤層)/ポリエチレンシーラント層(内面層;内面)を用いる組み合わせ
3)内袋用長尺フィルム50として透明バリア被膜付きPET(表面層;外面)/ナイロン(中間層)/AC/PE押出層(接着剤層)/ポリエチレンシーラント層を用い、外袋用長尺フィルム60としてPET(表面層)/アルミニウム箔(中間層)/ナイロン(中間層)/AC/PE押出層(接着剤層)/ポリエチレンシーラント層(内面層;内面)を用いる組み合わせ
等を例示できる。
前項で説明した二重袋の製造方法(図1参照)を実施して図2に示す二重袋1を製造した。内袋用長尺フィルム50としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム(12μm;外面層)/ナイロンフィルム(15μm)/ポリエチレン押出層(15μm)/ポリエチレンフィルム(35μm)の積層構成からなる積層フィルムを用いた。また、外袋用長尺フィルム60としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム(12μm)/ナイロンフィルム(15μm)/ポリエチレン押出層(15μm)/ポリエチレンフィルム(35μm;内面層)の積層構成からなる積層フィルムを用いた。
前項で説明した二重袋の製造方法(図1参照)を実施して図2に示す二重袋1を製造した。内袋用長尺フィルム50としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム(12μm;外面層)/ポリエチレンフィルム(50μm)の積層構成からなる積層フィルムを用いた。また、外袋用長尺フィルム60としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム(12μm)/ポリエチレンフィルム(50μm;内面層)の積層構成からなる積層フィルムを用いた。
前項で説明した二重袋の製造方法(図1参照)を実施して図2に示す二重袋1を製造した。内袋用長尺フィルム50としては、ナイロンフィルム(15μm;外面層)/ポリエチレン押出層(15μm)/ポリエチレンフィルム(40μm)の積層構成からなる積層フィルムを用いた。また、外袋用長尺フィルム60としては、ナイロンフィルム(15μm)/アルミニウム箔(7μm)/ポリエチレン押出層(15μm)/ポリエチレンフィルム(40μm;内面層)の積層構成からなる積層フィルムを用いた。
内袋固定用接合部として、内袋固定用第1接合部(半円形状)11を1個設けるものとした以外は、実施例1と同様にして図5に示す二重袋1を製造した。なお、第1接合部(半円形状)の面積は2cm2である。
内袋固定用接合部として、互いに外袋の側辺に沿って離間して配置された内袋固定用第1接合部(半円形状)11を2個設けるものとした以外は、実施例1と同様にして図6に示す二重袋1を製造した。なお、第1接合部(半円形状)の1個当たりの面積は2cm2である。また、一方の内袋固定用第1接合部11と他方の内袋固定用第1接合部11との離間間隔は500mmである。
内袋固定用接合部として、内袋固定用第1接合部(半円形状)11を1個設けると共に内袋固定用第2接合部(半円形状)12を1個設けるものとした以外は、実施例1と同様にして図7に示す二重袋1を製造した。なお、接合部(半円形状)の1個当たりの面積は2cm2である。
内袋固定用接合部として、互いに外袋の側辺に沿って離間して配置された内袋固定用第1接合部(半円形状)11を2個設けると共に内袋固定用第2接合部(半円形状)12を1個設けるものとした以外は、実施例1と同様にして図8に示す二重袋1を製造した。なお、接合部(半円形状)の1個当たりの面積は2cm2である。また、一方の内袋固定用第1接合部11と他方の内袋固定用第1接合部11との離間間隔は400mmである。
内袋固定用接合部として、内袋固定用第1接合部(半円形状)11を1個設けると共に内袋固定用第3接合部(半円形状)13を1個設けるものとした以外は、実施例1と同様にして図9に示す二重袋1を製造した。なお、接合部(半円形状)の1個当たりの面積は2cm2である。
内袋固定用接合部として、互いに外袋の側辺に沿って離間して配置された内袋固定用第1接合部(半円形状)11を2個設けると共に内袋固定用第3接合部(半円形状)13を1個設けるものとした以外は、実施例1と同様にして図10に示す二重袋1を製造した。なお、接合部(半円形状)の1個当たりの面積は2cm2である。また、一方の内袋固定用第1接合部11と他方の内袋固定用第1接合部11との離間間隔は400mmである。
内袋固定用接合部として、内袋固定用第1接合部(半円形状)11を1個設け、内袋固定用第2接合部(半円形状)12を1個設けると共に内袋固定用第3接合部(半円形状)13を1個設けるものとした以外は、実施例1と同様にして図11に示す二重袋1を製造した。なお、接合部(半円形状)の1個当たりの面積は2cm2である。
内袋固定用接合部として、互いに外袋の側辺に沿って離間して配置された内袋固定用第1接合部(半円形状)11を2個設け、内袋固定用第2接合部(半円形状)12を1個設けると共に内袋固定用第3接合部(半円形状)13を1個設けるものとした以外は、実施例1と同様にして図12に示す二重袋1を製造した。なお、接合部(半円形状)の1個当たりの面積は2cm2である。また、一方の内袋固定用第1接合部11と他方の内袋固定用第1接合部11との離間間隔は500mmである。
内袋固定用接合部として、互いに外袋の側辺に沿って離間して配置された内袋固定用第1接合部(半円形状)11を2個設け、互いに外袋の側辺に沿って離間して配置された内袋固定用第2接合部(半円形状)12を2個設けると共に内袋固定用第3接合部(半円形状)13を1個設けるものとした以外は、実施例1と同様にして図13に示す二重袋1を製造した。なお、接合部(半円形状)の1個当たりの面積は2cm2である。一方の内袋固定用第1接合部11と他方の内袋固定用第1接合部11との離間間隔は400mmであり、一方の内袋固定用第2接合部12と他方の内袋固定用第2接合部12との離間間隔は400mmである。
シール用押圧部による加熱押圧を全て行わないものとした(内袋固定用接合部は設けないものとした)以外は、実施例1と同様にして二重袋を製造した。
第3シール用押圧部による加熱押圧は行う(内袋固定用第3接合部を1個設ける)ものの、第1シール用押圧部による加熱押圧は行わないものとした(内袋固定用第1接合部は設けないものとした)以外は、実施例8と同様にして二重袋を製造した。
外袋内での内袋の位置の固定安定性を(A)二重袋の製造中及び(B)二重袋の搬送中・使用時において下記判定基準に基づいて評価した。
(二重袋の製造中における固定安定性の判定基準)
「◎」…内袋用長尺フィルムを裁断して内袋を形成した際に、外袋用長尺フィルム内での内袋の配置位置はずれることがなく内袋の位置は安定して一定位置にあった
「○」…内袋用長尺フィルムを裁断して内袋を形成した際に、外袋用長尺フィルム内での内袋の配置位置はほぼずれることがなく内袋の位置は安定してほぼ一定位置にあった
「△」…内袋用長尺フィルムを裁断して内袋を形成した際に、外袋用長尺フィルム内での内袋の配置位置が少しずれた
「×」…内袋用長尺フィルムを裁断して内袋を形成した際に、外袋用長尺フィルム内での内袋の配置位置が顕著にずれた
(二重袋の搬送中・使用時における固定安定性の判定基準)
「◎」…いかなる場合にも外袋内での内袋の配置位置はずれることがなく内袋の位置は極めて安定して一定位置にある
「○」…外袋内での内袋の配置位置はずれることがなく内袋の位置は安定して一定位置にある
「△」…外袋内での内袋の配置位置がずれることが稀に生じるものの、特に問題がないレベルである
「×」…外袋内での内袋の配置位置がずれることが多い。
自動設備を用いて被包装物を二重袋で包装を行い、その時の包装作業性を下記判定基準に基づき評価した。
(判定基準)
「◎」…被包装物を何ら支障なくスムーズに二重袋で包装できた
「○」…被包装物をほぼスムーズに二重袋で包装できた
「△」…被包装物をスムーズに二重袋で包装できないことが稀にあるが、生産する上で特に問題がないレベルである
「×」…被包装物をスムーズに二重袋で包装できないことが多く発生した。
2…内袋
3…外袋
11…内袋固定用第1接合部
11f…内袋固定用第1接合部の最内方縁
12…内袋固定用第2接合部
12f…内袋固定用第2接合部の最内方縁
13…内袋固定用第3接合部
13f…内袋固定用第3接合部の最内方縁
20A、20B…フィルム(内袋)
21…第1サイドシール部(内袋)
21a…第1サイドシール部の外縁
22…第2サイドシール部(内袋)
22a…第2サイドシール部の外縁
23…ボトムシール部(内袋)
23a…ボトムシール部の外縁
24…開口部(内袋)
30A、30B…フィルム(外袋)
31…第3サイドシール部(外袋)
32…第4サイドシール部(外袋)
33…ボトムシール部(外袋)
34…開口部(外袋)
50…内袋用長尺フィルム
51…内袋用サイドシールバー
52…内袋用サイドシールバー
53…内袋用ボトムシールバー
54…内袋用裁断刃部
60…外袋用長尺フィルム
61…外袋用サイドシールバー
62…外袋用サイドシールバー
63…外袋用ボトムシールバー
64…外袋用裁断刃部
65…第1シール用押圧部
66…第2シール用押圧部
67…第3シール用押圧部
21X(71)…外袋用長尺フィルムの外面における第1サイドシール部の外縁部に対応する領域の長さ方向の一部
22X(72)…外袋用長尺フィルムの外面における第2サイドシール部の外縁部に対応する領域の長さ方向の一部
73…外袋用長尺フィルムの外面におけるボトムシール部の外縁部に対応する領域の長さ方向の一部
Claims (12)
- 互いに重ね合わせ状に配置された平面視略矩形状の一対のフィルムの一方側の側辺縁部がシール接合されて第1サイドシール部が形成され、他方側の側辺縁部がシール接合されて第2サイドシール部が形成され、前記一対のフィルムの底辺縁部がシール接合されてボトムシール部が形成され、頂辺に開口部が設けられた内袋と、
互いに重ね合わせ状に配置された平面視略矩形状の一対のフィルムの一方側の側辺縁部がシール接合されて第3サイドシール部が形成され、他方側の側辺縁部がシール接合されて第4サイドシール部が形成され、前記一対のフィルムの底辺縁部がシール接合されてボトムシール部が形成され、頂辺に開口部が設けられ、前記内袋を中に収容し得る大きさを有した外袋とを備え、
前記内袋の開口部と同じ側に前記外袋の開口部が配置され、前記内袋の第1サイドシール部と同じ側に前記外袋の第3サイドシール部が配置される態様で、前記内袋が前記外袋の中に収容され、前記内袋の第1サイドシール部と前記外袋の第3サイドシール部との間の領域において、外袋を構成する一対のフィルムの内面同士が接合された内袋固定用第1接合部が少なくとも1個設けられ、該内袋固定用第1接合部の最内方縁は、前記内袋の第1サイドシール部の外縁に接する位置又は略接する位置にあり、
前記内袋の外面を構成する樹脂として、前記外袋の内面を構成する樹脂に熱溶着しない樹脂が用いられ、前記内袋固定用第1接合部は、前記内袋が前記外袋の中に重ね合わせ状に収容された状態で外袋を構成する一対のフィルムの内面同士が接合されて形成されたものであることを特徴とする二重袋。 - 前記内袋の第2サイドシール部と前記外袋の第4サイドシール部との間の領域において、外袋を構成する一対のフィルムの内面同士が接合された内袋固定用第2接合部が少なくとも1個設けられ、該内袋固定用第2接合部の最内方縁は、前記内袋の第2サイドシール部の外縁に接する位置又は略接する位置にある請求項1に記載の二重袋。
- 前記内袋固定用第2接合部は、2個以上設けられ、これら2個以上の第2接合部は、互いに外袋の側辺に沿って離間して配置されている請求項2に記載の二重袋。
- 前記内袋固定用第1接合部は、2個以上設けられ、これら2個以上の第1接合部は、互いに外袋の側辺に沿って離間して配置されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の二重袋。
- 前記内袋のボトムシール部と前記外袋のボトムシール部との間の領域において、前記外袋を構成する一対のフィルムの内面同士が接合された内袋固定用第3接合部が少なくとも1個設けられ、該内袋固定用第3接合部の最内方縁は、前記内袋のボトムシール部の外縁に接する位置又は略接する位置にある請求項1〜4のいずれか1項に記載の二重袋。
- 前記内袋固定用接合部の1個当たりの接合面積は0.2cm2〜100cm2である請求項1〜5のいずれか1項に記載の二重袋。
- 互いに重ね合わせ状に配置された一対の内袋用長尺フィルムの幅方向の一方の縁部同士をシール接合して第1サイドシール部を形成すると共に、前記一対の長尺フィルムの幅方向の他方の縁部同士をシール接合して第2サイドシール部を形成し、前記一対の長尺フィルムの長さ方向の一部同士を幅方向に沿ってシール接合して前記第1、2サイドシール部の一端部に接続されるボトムシール部を形成する内袋シール部形成工程と、
前記内袋シール部形成工程の後に、前記一対の内袋用長尺フィルムを外側から挟み込むように一対の外袋用長尺フィルムを重ね合わせ状に配置する被覆工程と、
前記被覆工程の後に、前記外袋用長尺フィルムの外面における前記内袋用長尺フィルムの第1サイドシール部の外縁に接する位置又は外縁に略接する外方側の位置を少なくとも含む領域を第1シール用押圧部で加熱押圧することによって、前記内袋用長尺フィルムの第1サイドシール部と前記外袋用長尺フィルムの第3サイドシール部との間の領域に、前記一対の外袋用長尺フィルムの内面同士を接合した内袋固定用第1接合部を少なくとも1個形成する内袋固定用接合部形成工程と、
前記内袋固定用接合部形成工程の後に、前記一対の内袋用長尺フィルムのボトムシール部の外縁で又は外縁の近傍位置で幅方向に沿って裁断して内袋を形成する内袋形成工程と、
前記一対の外袋用長尺フィルムの幅方向の一方の縁部同士をシール接合して第3サイドシール部を形成すると共に、前記一対の外袋用長尺フィルムの幅方向の他方の縁部同士をシール接合して第4サイドシール部を形成し、前記一対の外袋用長尺フィルムの長さ方向の一部同士を幅方向に沿ってシール接合して前記第3、4サイドシール部の一端部に接続されるボトムシール部を形成する外袋シール部形成工程と、
前記外袋シール部形成工程の後に、前記一対の外袋用長尺フィルムのボトムシール部の外縁で又は外縁の近傍位置で幅方向に沿って裁断して外袋を形成する外袋形成工程と、を含み、
前記内袋用長尺フィルムの外面を構成する樹脂として、前記外袋用長尺フィルムの内面を構成する樹脂に熱溶着しない樹脂を用い、
前記内袋固定用接合部形成工程において、前記第1シール用押圧部で加熱押圧する領域は、前記外袋用長尺フィルムの外面における前記内袋用長尺フィルムの第1サイドシール部の外縁部に対応する領域の長さ方向の一部を含むことを特徴とする二重袋の製造方法。 - 前記内袋固定用接合部形成工程において、前記内袋固定用第1接合部を形成すると共に、前記外袋用長尺フィルムの外面における前記内袋用長尺フィルムの第2サイドシール部の外縁に接する位置又は外縁に略接する外方側の位置を少なくとも含む領域を第2シール用押圧部で加熱押圧することによって、前記内袋用長尺フィルムの第2サイドシール部と前記外袋用長尺フィルムの第4サイドシール部との間の領域に、前記一対の外袋用長尺フィルムの内面同士を接合した内袋固定用第2接合部を少なくとも1個形成することを特徴とする請求項7に記載の二重袋の製造方法。
- 前記内袋固定用接合部形成工程において、前記第2シール用押圧部で加熱押圧する領域は、前記外袋用長尺フィルムの外面における前記内袋用長尺フィルムの第2サイドシール部の外縁部に対応する領域の長さ方向の一部を含むことを特徴とする請求項8に記載の二重袋の製造方法。
- 前記内袋固定用接合部形成工程において、前記内袋固定用第1接合部を形成すると共に、前記外袋用長尺フィルムの外面における前記内袋用長尺フィルムのボトムシール部の外縁に接する位置又は外縁に略接する外方側の位置を少なくとも含む領域を第3シール用押圧部で加熱押圧することによって、前記内袋用長尺フィルムのボトムシール部と前記外袋用長尺フィルムのボトムシール部との間の領域に、前記一対の外袋用長尺フィルムの内面同士を接合した内袋固定用第3接合部を少なくとも1個形成することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の二重袋の製造方法。
- 前記内袋固定用接合部形成工程において、前記第3シール用押圧部で加熱押圧する領域は、前記外袋用長尺フィルムの外面における前記内袋用長尺フィルムのボトムシール部の外縁部に対応する領域の長さ方向の一部を含むことを特徴とする請求項10に記載の二重袋の製造方法。
- 前記シール用押圧部の1個当たりの押圧面積は0.2cm2〜100cm2である請求項7〜11のいずれか1項に記載の二重袋の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010179276A JP5705476B2 (ja) | 2010-08-10 | 2010-08-10 | 二重袋及びその製造方法 |
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