JP5703380B2 - 車体上部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体のサイドボデーにルーフを結合している車体上部構造に関する。
この種の車体上部構造は、車体の左右のサイドボデーと、該サイドレールに接合されたルーフのフロントレールとを備えている。左右に延びるフロントレールの一端および他端は、サイドボデーのルーフサイドレールに接合されている。この一端および他端を接合したルーフサイドレールの内部にはステーが立設されているので、ステーに、ルーフサイドレールにルーフのルーフパネルを片側アクセススポット溶接する際の押し付け力を伝達することができ、強度を向上させることができる(例えば、特許文献1参照)。
車体上部構造は、ルーフサイドレール(サイドレール)に左右に延びるフロントレールの両端を接合することでT字形の交差部が形成されている。この交差部は、車両がロールオーバーした際の車室内空間(キャビン)の保護やNV(車体のノイズ、車体の振動)性能に影響を及ぼす車体剛性に大きく寄与する部位であり、近年、この交差部の剛性・強度向上が望まれている。
特許文献1に開示されている車体上部構造では、ステーは片側アクセススポット溶接する際の押し付け力を伝達することで、ロールオーバーした際の車室内空間(キャビン)の保護やNV性能の向上に寄与しているが、車体上部の交差部の強度をさらに高めることが望まれる。強度を高めるために、フロントレールの板厚を厚くすることが考えられるが、フロントレールの板厚を厚くすると、片側アクセススポット溶接を施したときに、溶接の溶け込みが十分に行われず、溶接強度は小さくなる。
特開2009−40098号公報
本発明の課題は、フロントレールの板厚を厚くしても、溶接の溶け込みを十分に行え、サイドレールとフロントレールとの交差部(T字突き合わせ結合部)の剛性、強度を高めた車体上部構造を提供することにある。
請求項1に係る発明によれば、車体上部構造であって、車体側部の上部に車体前後方向へ延びるよう設けられた左右のサイドレールと、車幅方向に延びて左のサイドレールに一方の端部が接合され、右のサイドレールに他方の端部が接合され、車体前後方向に所定の幅を有するフロントレールとを具備しており、フロントレールの一端と他端の少なくとも一方に、厚板部と前記厚板部よりも板厚の薄い薄板部とが車体前後方向に配列されており、薄板部はサイドレールに結合され、フロントレールは、一端及び他端を有するフロントレールアッパと、一端又は他端に結合し、フロントレールアッパの板厚よりも薄い薄板に形成されているブラケットとを備えており、フロントレールアッパは、一端又は他端に、薄板部に一致させて形成した切り欠き部または貫通孔を有し、ブラケットは、一端又は他端に重なり切り欠き部または貫通孔から露出する露出部を有し、薄板部は、露出部により形成され、厚板部は、フロントレールアッパの切り欠き部または貫通孔が形成されていない残りの部位と、ブラケットとを重ねることで形成され、フロントレールは、フロントレールアッパの下方に配置され、フロントレールアッパよりも車幅方向寸法が短く形成されたフロントレールロアを備えており、サイドレールは、車幅の中央へ向け延出して車体前後方向へ延在し、一端および他端を載置している載置部を有しており、サイドレールから載置部よりも車幅の中央へ向け延出して、フロントレールロアの車幅方向外側のロア端部を載せることで、フロントレールロアを支持しているエクステンションを備え、ブラケットは、エクステンションとフロントレールアッパとの間に配置され、且つエクステンションとフロントレールアッパとに重なって、これらの3枚が結合されている車体上部構造が提供される。
請求項2に係る発明では、好ましくは、サイドレールは、サイドレールインナと、サイドレールインナに車室の外方から重なり結合して閉断面形状を形成しているサイドレールスチフナと、サイドレールインナとサイドレールスチフナとの間に配置されたステーとを備えており、ステーは、厚板部に車体上下方向で重なるステー上部を備えている。
請求項3に係る発明では、好ましくは、厚板部は車体前後方向へ複数配列され、薄板部は車体前後方向へ複数配列されている。
請求項4に係る発明によれば、車体上部構造であって、車体側部の上部に車体前後方向へ延びるよう設けられた左右のサイドレールと、車幅方向に延びて左のサイドレールに一方の端部が接合され、右のサイドレールに他方の端部が接合され、車体前後方向に所定の幅を有するフロントレールとを具備しており、フロントレールの一端と他端の少なくとも一方に、厚板部と厚板部よりも板厚の薄い薄板部とが車体前後方向に配列されており、薄板部はサイドレールに結合され、フロントレールは、一端及び他端を有するフロントレールアッパと、一端又は他端に結合し、フロントレールアッパの板厚よりも薄い薄板に形成されているブラケットと、を備えており、フロントレールアッパは、一端又は他端に、薄板部に一致させて形成した切り欠き部または貫通孔を有し、ブラケットは、一端又は他端に重なり切り欠き部または貫通孔から露出する露出部を有し、薄板部は、露出部により形成され、厚板部は、フロントレールアッパの切り欠き部または貫通孔が形成されていない残りの部位と、ブラケットとを重ねることで形成され、フロントレールアッパは、フロントレールアッパの長手方向に延びるアッパビードを有しており、ブラケットは、アッパビードに沿うように延びるとともに、アッパビードに車体上下方向で重なるブラケットビードを有している車体上部構造が提供される。
請求項5に係る発明では、好ましくは、アッパビードは厚板部へ向かって延びている。
請求項1に係る発明では、先ず、
薄板部が、サイドレールに結合しているので、薄板部によってサイドレールに対する溶接の溶け込みを十分に行うことができる。すなわち、薄板部とサイドレールを重ねて溶接(片側アクセススポット溶接)したときに、厚板部に比べ、溶け込み不足が起きず、溶接した部位の溶接強度の低下を防止することができる。
さらに、厚板部が、サイドレールに重なるまで延びているので、サイドレールとフロントレールとの交差部(T字突き合わせ結合部)の剛性、強度を高めることができる。従って、NV(車体のノイズ、車体の振動)性能、ロールオーバー(車両横転時のキャビン保護)性能を向上させることができる。
また本発明では、フロントレールは、切り欠き部または貫通孔を形成したフロントレールアッパの一端および他端に、薄い板厚の鋼板を用いたブラケットを重ねて結合するだけの簡単な構成で厚板部および薄板部を形成することができ、厚板部および薄板部の形成は容易になる。また、厚板部および薄板部の板厚の設定も簡略化できる。
さらに、厚板部(切り欠き部または貫通孔を形成していない部位)は、フロントレールアッパとブラケットとを重ねて一体的に結合されており、この2部材を結合した部位(厚板部)がサイドレールに達して重なることによって、サイドレールとフロントレールとの交差部(T字突き合わせ結合部)の剛性、強度を高めることができる。
さらにまた本発明では、ブラケットは、エクステンションとフロントレールアッパとの間に配置され、且つエクステンションとフロントレールアッパとに重なって結合されているので、3枚を重ねて結合した3枚結合部の剛性、強度が向上し、且つブラケットの結合強度も向上する。従って、サイドレールとフロントレールとの交差部(T字突き合わせ結合部)の剛性、強度を高めることができる。
請求項2に係る発明では、厚板部の近傍をスポット溶接(片側アクセススポット溶接)する際の上方から下方へ向けたスポットガンの押し付け力を厚板部からステーに伝達することができる。すなわち、厚板部を設けた一端、他端を下方へ押し付ける力に対し支持することができ、比較的大きな押し付け力がサイドレールに入力されても、サイドレールは変形しない。このように、片側アクセススポット溶接を施すことができ、溶接箇所の数が増加して、結果的にサイドレールとフロントレールとの結合力を高めることができ、サイドレールとフロントレールとの交差部(T字突き合わせ結合部)の剛性、強度を高めることができる。
請求項3に係る発明では、厚板部が、車両前後方向へ複数配列され、薄板部が車両前後方向へ複数配列されているので、サイドレールに一端、他端を溶接している溶接部が薄板部によって所定の間隔をとって複数形成される。この結果、サイドレールとフロントレールとの結合力を高めることができる。さらに、厚板部は所定の間隔をとって複数形成される。つまり、厚板部は剛性、強度を向上させる部であり、剛性、強度を向上させる部を所定の間隔をとって複数設けることとなる。この結果、サイドレールとフロントレールとの結合力を高めることができ、サイドレールとフロントレールとの交差部(T字突き合わせ結合部)の剛性、強度を高めることができる。
請求項4に係る発明では、薄板部が、サイドレールに結合しているので、薄板部によってサイドレールに対する溶接の溶け込みを十分に行うことができる。すなわち、薄板部とサイドレールを重ねて溶接(片側アクセススポット溶接)したときに、厚板部に比べ、溶け込み不足が起きず、溶接した部位の溶接強度の低下を防止することができる。
また、厚板部が、サイドレールに重なるまで延びているので、サイドレールとフロントレールとの交差部(T字突き合わせ結合部)の剛性、強度を高めることができる。従って、NV(車体のノイズ、車体の振動)性能、ロールオーバー(車両横転時のキャビン保護)性能を向上させることができる。
また、フロントレールは、切り欠き部または貫通孔を形成したフロントレールアッパの一端および他端に、薄い板厚の鋼板を用いたブラケットを重ねて結合するだけの簡単な構成で厚板部および薄板部を形成することができ、厚板部および薄板部の形成は容易になる。また、厚板部および薄板部の板厚の設定も簡略化できる。
さらに、厚板部(切り欠き部または貫通孔を形成していない部位)は、フロントレールアッパとブラケットとを重ねて一体的に結合されており、この2部材を結合した部位(厚板部)がサイドレールに達して重なることによって、サイドレールとフロントレールとの交差部(T字突き合わせ結合部)の剛性、強度を高めることができる。
さらにまた、フロントレールアッパは、このフロントレールアッパの長手方向に延びるアッパビードを備え、ブラケットは、アッパビードに沿うように延びるとともに、アッパビードに車両上下方向で重なるブラケットビードを備えているので、ブラケットビードに荷重を分散させることができ、フロントレールの剛性、強度を向上させることができる。
請求項5に係る発明では、アッパビードは、厚板部へ向かって延びているので、アッパビードから厚板部に荷重を滑らかに伝えて、厚板部によってアッパビードの荷重(応力)をより小さくすることができる。従って、フロントレールの剛性、強度を向上させることができる。
本発明の実施例1による車体上部構造を備えた車体の斜視図である。 図1に示した車体の分解図である。 図1の3−3線に沿った拡大された断面図である。 図1の4−4線に沿った拡大された断面図である。 図1に示されたサイドレールとフロントレールの結合状態を示した斜視図である。 図5に示したサイドレールとフロントレールとステーの結合状態を示した斜視図である。 図2の領域7を拡大した図であり、フロントレールアッパ、ブラケットおよびエクステンションの斜視図である。 図5の8−8線に沿った拡大断面図である。 図5の9−9線に沿った拡大断面図である。 実施例2による車体上部構造の断面図であって、圧板部と薄板部とを示した図9に対応した断面図である。 実施例3による車体上部構造の斜視図であって、図5に対応した斜視図である。
以下、本発明の好ましい幾つかの実施例について、添付した図面に基づいて詳細に説明する。
図1、図2に示すように、実施例1による車体上部構造13は、車体12に採用されている。車体12は、車室15の左右の壁をなす左右の車体側部(サイドボデー)16、17と、ルーフ18とを備えている。
ルーフ18は、ルーフパネル21と、ルーフ18の前部に設けられたフロントレール組立体22と、車体側部16、17に接合されているルーフパネル21のルーフパネルサイド部23、24とを備えている。
車体側部16、17は、下のサイドシル26と、前のフロントピラー27と、中央のセンタピラー28と、リヤピラー31と、上のサイドレール32とを備えている。
そして、これらサイドシル26、フロントピラー27、センタピラー28、リヤピラー31、サイドレール32の各々のサイドシルアウタパネル26a、フロントピラーアウタパネル27a、センタピラーアウタパネル28a、リヤピラーアウタパネル31a、サイドレールアウタ32aを一体に形成したものがサイドアウタパネル34である。
サイドレール32は、図2、図3、図5、図6に示すように、サイドレールインナ36と、サイドレールアウタ32aと、サイドレールスチフナ37と、内部のインナ補強部材38、アウタ補強部材41とを含んでいる。図6は、サイドレールアウタ32a、サイドレールスティフナ37、アウタ補強部材41を取り外して示している。
サイドレール32は、サイドレールインナ36の上フランジ部42および下フランジ部43に、サイドレールアウタ32aの上フランジ部45および下フランジ部46をサイドレールスチフナ37を介して接合した構造をしている。
サイドレールインナ36とサイドレールスチフナ37とで閉断面形状を形成して中空部47(図4)を形成している。この中空部47の内部にインナ補強部材38、アウタ補強部材41、前ステー51、後ステー52が配置されている。
左右の車体側部16,17は、車体12の車幅方向中央を基準にしてほぼ対称に配置されている。
車体上部構造13は、左の車体側部16にルーフ18の前の一端部54(図1)を接合し、右の車体側部17にルーフ18の前の他端部55(図1)を接合している。
図1に示すように、車体上部構造13は、車室15(図1)の左右の車体側部16、17の上部に車体前後方向へ延ばして設けられた左右のサイドレール32と、車幅方向に延びて左のサイドレール32に一方の端部57が接合され、右のサイドレール32に他方の端部58が接合され、車体前後方向に所定の幅を有するフロントレール22とを備える。
図5及び図6に示すように、フロントレール22の一端57と他端58の少なくとも一方に、厚板部61、62と厚板部61、62よりも板厚の薄い薄板部63、64、65とを車体前後方向に配置している。薄板部63、64、65は、左右のサイドレール32にそれぞれ結合している。
フロントレール22は、一端57及び他端58を有するフロントレールアッパ67と、一端57又は他端58に結合し、フロントレールアッパ67の板厚tu(図3、図9)よりも薄い薄板(板厚tb)に形成されているブラケット68と、を備える。
フロントレールアッパ67は、一端57又は他端58に、薄板部63、64、65に一致させて形成した第1切り欠き部71、第2切り欠き部72、第3切り欠き部73を備える。
ブラケット68は、一端57又は他端58に重なり第1切り欠き部71、第2切り欠き部72、第3切り欠き部73から露出する第1溶接点部142、第3溶接点部144、第5溶接点部146を備える。薄板部63、64、65は、第1溶接点部142、第3溶接点部144、第5溶接点部146により形成されている。厚板部61、62は、フロントレールアッパ67の第1切り欠き部71、第2切り欠き部72、第3切り欠き部73が形成されない残りの部位75、76と、ブラケット68とを重ねることで形成されている。
図3に示すように、サイドレール32は、サイドレールインナ36と、サイドレールインナ36に車室15の外方から(図2の矢印a1の方向)重なり結合して閉断面形状を形成しているサイドレールスチフナ37と、サイドレールインナ36とサイドレールスチフナ37との間に配置された前ステー51と、を備える。前ステー51は、厚板部61に車両11上下方向で重なるステー上部77を有する。
図2、図3、図4に示すように、フロントレール22は、フロントレールアッパ67の下方に配置され、フロントレールアッパ67の長さLuよりも車幅方向寸法が短く形成された長さLwのフロントレールロア78を備える。サイドレール32は、車幅の中央へ向け延出して車体前後方向へ延在し、一端57および他端58を載置している載置部81を有する。
サイドレール32から載置部81よりも車幅の中央へ向け延出して、フロントレールロア78の車幅方向外側のロア端部82のうちの前ロアフランジ部84および後ロアフランジ部85を前フランジ部87および後フランジ部88(図7参照)に載せることで、フロントレールロア78を支持しているエクステンション91を備える。
ブラケット68は、図5、図7、図8に示す通り、エクステンション91とフロントレールアッパ67との間に配置され、且つエクステンション91の前フランジ部87および後フランジ部88のうちの後フランジ部88とフロントレールアッパ67とに重なって、これらの3枚が溶接部93で結合されている。
厚板部61、62は、車体前後方向に配列されている。薄板部63、64、65は、車体前後方向に配列されている。
フロントレールアッパ67は、このフロントレールアッパ67の本体94の長手方向(車幅方向)に延びるアッパビード95を有する。ブラケット68は、アッパビード95に沿うように延びるとともに、アッパビード95に車体上下方向で重なるブラケットビード96を有する(図8)。アッパビード95は、厚板部61へ図6の矢印a3のように向かって延びている。
次に、実施例1による車体上部構造13の構成について説明する。図2に示すように、車体上部構造13は、サイドレール32のサイドレール完成前組立体98と、ルーフ18のフロントレール22とを備える。
サイドレール完成前組立体98は、ルーフパネル21やサイドレールアウタ32aを接合する前のものである。サイドレール完成前組立体98は、ルーフ18の範囲に対応してルーフ18を取り付ける上部サイドレールインナ組体101と、この上部サイドレールインナ組体101に連続して下方へ延びる下部サイドレールインナ組体102とからなる。
サイドレール完成前組立体98は、詳しくは、サイドレールインナ36と、前ステー51と、後ステー52と、インナ補強部材38と、アウタ補強部材41と、サイドレールスチフナ37と、サイドレールインナ36およびルーフ18に接合しているエクステンション91とからなる。ブラケット68は含まない。
サイドレール完成前組立体98は、図2〜図4に示す通り、サイドレールインナ36にサイドレールスチフナ37を接合している。より詳しくは、上フランジ部42、下フランジ部43に、スチフナ上フランジ部37a、スチフナ下フランジ部37bを重ねて接合している。
サイドレール完成前組立体98は、サイドレールインナ36にインナ補強部材38を重ねている。インナ補強部材38はサイドレールインナ36に接合されている。
アウタ補強部材41は、サイドレールスチフナ37に重ねられ、サイドレールスチフナ37に接合されている。加えて、図3に示すように、インナ補強部材38とアウタ補強部材41との間に前ステー51が配置されている。
前ステー51は、図2、図3、図6に示す通り、L字形で、サイドレールインナ36に載るステー上部77が形成され、ステー上部77に連ねてルーフバックアップ106がサイドレールスチフナ37の内面に接触するように形成されている。また、ルーフバックアップ106に連続して下方へ延ばした縦部107が形成され、縦部107に連ねてステー下部108が形成されている。
ステー下部108およびステー上部77は、サイドレールインナ36とサイドレールスチフナ37に挟まれて接合している。ステー上部77は、車幅方向に延びるフロントレール22の左右の端部57、58に、サイドレールスチフナ37を介して重なり接合している(図3)。
このフロントレール22の端部57、58は、サイドレール完成前組立体98のエクステンション91に載って結合している。
エクステンション91は、図2〜図4、図6〜図8に示す通り、サイドレールインナ36に一端(サイドレール接合部)111を接合し、他端(フロントレール接合部)112を開放している。
すなわち、エクステンション91は、サイドレール接合部111からフロントレール接合部112まで底部114が形成され、この底部114に連ねて前側部115、後側部116が形成され、前側部115に前フランジ部87、後側部88に後フランジ部88が形成されている。そして、前フランジ部87、後フランジ部88をフロントレールロア78の前ロアフランジ部84、後ロアフランジ部85に接合している。エクステンション91は、サイドレール完成前組立体98とフロントレール組立体22が交差する交差部(T字突き合わせ結合部)121(図3)に配置されている。
フロントレール組立体22は、フロントレールアッパ67と、フロントレールロア78と、ブラケット68と、レール補強部材123と、からなる。
フロントレールアッパ67は、左のサイドレールインナ36から右のサイドレールインナ36まで延び、一端57、他端58を接合している。フロントレールアッパ67は、図8に示すように、天部125、アッパ前壁126、アッパ後壁127で断面U字形状に形成されている。アッパ前壁126、アッパ後壁127にそれぞれ前アッパフランジ部117、後アッパフランジ部118を連続している。フロントレールアッパ67の一端57、他端58は、ほぼ対称であるため、一端57についてのみ説明する。
図7に示すように、フロントレールアッパ67の一端57には、天部125(図8)に連ねて側壁131が形成され、側壁131に連ねて一端フランジ132が形成されている。一端フランジ132は、前から順に、第1切り欠き部71、中央溶接点部133、第2切り欠き部72、後端溶接点部134、第3切り欠き部73を所定の間隔p1〜p4で形成されている。
すなわち、一端フランジ132はサイドレールインナ36に沿って延び、この延びている一端フランジ132の中央に中央溶接点部133を設け、中央溶接点部133の前方に第1切り欠き部71、後方に第2切り欠き部72を設けている。中央溶接点部133から後方へ所定の距離だけ離して後端溶接点部134を設け、後端溶接点部134の後方に第3切り欠き部73を設けている。
フロントレールアッパ67は、天部125にアッパビード95が形成されている。アッパビード95は、天部125の車体前後方向の中央をフロントレールロア78へ向け溝状に押し込んだ部位である。
アッパビード95の延長線136(図5)は、車両11の上方から見て(図5、図6の視点)、中央溶接点部133を通る、または中央溶接点部133に近接している。フロントレールアッパ67は、長さがLu(図2)であり、フロントレールロア78の長さLwより長い。フロントレールアッパ67は、一端57から他端58に亘って全体が板厚tu(図3)である。一端には、板厚tuより薄いブラケット68を取付けている。
図7に示すように、ブラケット68は、中央にブラケットビード96を形成し、ブラケットビード96に沿って別のブラケットビード138を形成し、連ねてブランク材残部141を形成している。
ブランク材残部141には、前から順に、露出する第1溶接点部142、第2溶接点部143、露出する第3溶接点部144、第4溶接点部145、露出する第5溶接点部146が所定の間隔で設定されている。すなわち、第1溶接点部142、第3溶接点部144、第5溶接点部146はフロントレール(フロントレール組立体22)の薄板部63、64、65に形成される。
図2に示すように、フロントレールロア78は、断面コ字形である。フロントレールロア78とフロントレールアッパ67の間にレール補強部材123が設けられている。レール補強部材123は、フロントレールロア78の一端、他端に配置され、前ロアフランジ部84、後ロアフランジ部85、前アッパフランジ部117(図7)、後アッパフランジ部118に挟まれ接合している。
次に、実施例1による車体上部構造13の組付け要領およびスポット溶接の要領を簡単に説明する。まず、図2に示すように、予めサイドレール完成前組立体98とフロントレール組立体22それぞれを完成させる。次に、サイドレール完成前組立体98に対してサイドアウタパネル34を接合することで、サイドレール32を完成させる。次に、サイドレール32に対してフロントレール組立体22を接合する。最後に、ルーフパネル21を載せる。
サイドレール完成前組立体98では、サイドレールインナ36にインナ補強部材38をスポット溶接の溶接部(図に示していない)で接合する。サイドレールスチフナ37にアウタ補強部材41をスポット溶接の溶接部(図に示していない)で接合する。
そして、サイドレールインナ36にサイドレールスチフナ37を接合する。その際、前ステー51、後ステー52を配置し、上フランジ部42とスチフナ上フランジ部37aで挟み、下フランジ部43とスチフナ下フランジ部37bで挟む。
その次に、上フランジ部42とスチフナ上フランジ部37aをスポット溶接の溶接部(図に示していない)で接合し、下フランジ部43とスチフナ下フランジ部37bをスポット溶接の溶接部(図に示していない)で接合する。その次に、エクステンション91の一端(サイドレール接合部)111(図7)をサイドレールインナ36に接合してサイドレール完成前組立体98が完成する。
一方、フロントレール22では、フロントレールアッパ67にブラケット68を取付ける(図3)。フロントレールアッパ67の天部125にブラケット68の中央接合部151(図5)、前接合部152をスポット溶接の溶接部153、154で結合する。
フロントレールアッパ67の一端フランジ132の中央溶接点部133、後端溶接点部134にブラケット68の第2溶接点部143(図3)、第4溶接点部145(図7)をスポット溶接の溶接部155(図5)で接合する。
ここで、厚板部61、62(図3)が、フロントレールアッパ67の中央溶接点部133にブラケット68の第2溶接点部143を重ね、フロントレールアッパ67の後端溶接点部134(図7)にブラケット68の第4溶接点部145を重ねた部位である。薄板部63、64、65はブラケット68の第1溶接点部142、第3溶接点部144、第5溶接点部146である。
このようにして、サイドレール完成前組立体98とフロントレール22とをそれぞれ完成させた後に、サイドレール完成前組立体98に対してサイドアウタパネル34を接合することで、サイドレール32を完成させる。
次に、完成したサイドレール32にフロントレール22を載せて接合する。このとき、フロントレールロア78のロア端部82が、エクステンション91の他端であるフロントレール接合部112の上に載置され、フロントレールアッパ67の一端57および他端58のそれぞれが、サイドレールインナ36の上フランジ部42およびサイドレールスチフナ37のスチフナ上フランジ部37aの上に載置される。
図4〜図6に示す通り、サイドレールインナ36の上フランジ部42、サイドレールスチフナ37のスチフナ上フランジ部37a、ブラケット68の第1溶接点部142、第3溶接点部144、第5溶接点部146を重ね、合計3枚を片側アクセススポット溶接の溶接部156で結合する。
フロントレールアッパ67の後アッパフランジ部118、ブラケット68の後接合部158、エクステンション91の後フランジ部88を重ね、合計3枚をスポット溶接の溶接部93で結合する。このように、ブラケット68、エクステンション91、フロントレールアッパ67を重ねて接合した部位を3枚結合部とする(図8)。
フロントレールアッパ67の前アッパフランジ部117、後アッパフランジ部118にエクステンション91の前フランジ部87、後フランジ部88をスポット溶接の溶接部161で結合する。
最後に、サイドレール32にルーフパネル21を載せ、接合する。ルーフパネル21のルーフフランジ部163(図3)、サイドレールアウタ32aのフランジ部45、サイドレールスチフナ37のスチフナ上フランジ部37aを重ね、合計3枚を前ステー51、後ステー52(図2)に向けて押し付けるように片側アクセススポット溶接し、その溶接部164で結合する。
次に、実施例1に係る車体上部構造13の作用を説明する。車体上部構造13では、フロントレール22の薄板部63、64、65(第1溶接点部142、第3溶接点部144、第5溶接点部146)によってサイドレール32に対する溶接を十分に行うことができる。
すなわち、薄板部63、64、65(第1溶接点部142、第3溶接点部144、第5溶接点部146)とサイドレール32(サイドレールインナ36とサイドレールスチフナ37を接合したもの)を重ねて、3枚を溶接(片側アクセススポット溶接)したときに、厚板部61、62に比べ、溶け込み不足が起きず、溶接した部位(T字突き合わせ結合部)121の溶接強度の低下を防止することができる。
さらに、薄板部64、65(第2溶接点部143(図7)、第5溶接点部146)に連続する前の厚板部61、62または、薄板部63、64(第1溶接点部142、第3溶接点部144)に連続する後の厚板部61、62が、サイドレール32(サイドレールインナ36とサイドレールスチフナ37を接合したもの)に重なるまで延びているので、サイドレール32とフロントレールとの交差部(T字突き合わせ結合部)121の剛性、強度を高めることができる。
厚板部61、62の近傍、つまりルーフパネル21を片側アクセススポット溶接する際の上方から下方へ向けたスポットガン166(図3)の押し付け力を厚板部61、62から前ステー51に矢印a4(図6も参照)、矢印a5のように伝達することができる。
次に、実施例2による車体上部構造13Bを図10で説明する。図10は図9に対応する。図1〜9に示した実施例1と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
実施例2による車体上部構造13Bは、フロントレールアッパ67Bに厚板部61B、62Bおよび薄板部63B、64B、65Bを一体に形成している。具体的には、フロントレールアッパ67Bを板厚の厚い板材で形成し、このフロントレールアッパ67Bの一端及び他端に、部分的に削り加工(切削や研削)あるいは凹み加工(塑性加工)を加えて薄板部63B、64B、65Bを形成する。この場合、厚板部61B、62Bは、削り加工(切削や研削)や凹み加工(塑性加工)を加えていない部分である。
実施例2による車体上部構造13Bは、実施例1による車体上部構造13と同様の作用、効果を発揮する。
実施例2では、実施例1のブラケット68を1枚重ねることで厚板部61、62を形成した場合に比べ、ブラケット68を廃止することができ、塑性加工、管理、溶接工程を省くことができるため、厚板部61B、62B及び薄板部63B、64B、65Bの製造はより容易になる。
次に、実施例3による車体上部構造13Cを図11で説明する。図11は図5に対応する。図1〜9に示した実施例1と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
実施例3による車体上部構造13Cは、フロントレールアッパ67Cを有し、フロントレールアッパ67Cは、一端57C又は他端(一端57Cに対称)に、薄板部63C、64Cに一致させて形成した貫通孔168を有する。
ブラケット68は、一端57C又は他端に重なり貫通孔168から露出する露出部63C、64Cを備える。厚板部61C、62Cが、貫通孔168を形成した残りの部位75C、76Cにブラケット68を重ねることで形成されている。貫通孔168は、スポット溶接を実施することができる最小の大きさである。
実施例3による車体上部構造13Cは、実施例1による車体上部構造13と同様の作用、効果を発揮する。
さらに、実施例3では、実施例1の切り欠き部(第1切り欠き部71、第2切り欠き部72)に比べ、縁169が一体に連続しているので、荷重をより分散させることができ、T字突き合わせ結合部121Cの剛性、強度をより高めることができる。
本発明の車体上部構造13は、実施例1では、厚板部61、62がブラケット68を1枚重ねることで形成されているが、ブラケット68を複数枚重ねることも可能である。
本発明の車体上部は、自動車に好適である。
11…車両、13…車体上部、15…車室、16…左の車体側部(サイドボデー)、17…右の車体側部(サイドボデー)、22…フロントレール、32…左右のサイドレール、36…サイドレールインナ、37…サイドレールスチフナ、51…前ステー、57…フロントレールの一方の端部、58…フロントレールの他方の端部、61、62…厚板部、63、64、65…薄板部、63C,64C…露出部、67…フロントレールアッパ、68…ブラケット、71…第1切り欠き部、72…第2切り欠き部、73…第3切り欠き部、75、76…残りの部位、75C,76C…残りの部位、77…ステー上部、78…フロントレールロア、81…載置部、82…フロントレールロアのロア端部、84…フロントレールロアの前のフランジ(前ロアフランジ部)、85…後のフランジ(後ロアフランジ部)、91…エクステンション、94…フロントレールアッパの本体、95…アッパビード、96…ブラケットビード、168…貫通孔、Lu…フロントレールアッパの長さ、Lw…フロントレールロアの長さ、tb…ブラケットの板厚、tu…フロントレールアッパの板厚。

Claims (5)

  1. 車体上部構造であって、
    車体側部の上部に車体前後方向へ延びるよう設けられた左右のサイドレールと、
    車幅方向に延びて前記左のサイドレールに一方の端部が接合され、前記右のサイドレールに他方の端部が接合され、車体前後方向に所定の幅を有するフロントレールとを具備しており、
    前記フロントレールの前記一端と前記他端の少なくとも一方に、厚板部と前記厚板部よりも板厚の薄い薄板部とが車体前後方向に配列されており、前記薄板部は前記サイドレールに結合され、
    前記フロントレールは、前記一端及び前記他端を有するフロントレールアッパと、前記一端又は前記他端に結合し、前記フロントレールアッパの板厚よりも薄い薄板に形成されているブラケットとを備えており、
    前記フロントレールアッパは、前記一端又は前記他端に、前記薄板部に一致させて形成した切り欠き部または貫通孔を有し、
    前記ブラケットは、前記一端又は前記他端に重なり前記切り欠き部または前記貫通孔から露出する露出部を有し、
    前記薄板部は、前記露出部により形成され、
    前記厚板部は、前記フロントレールアッパの前記切り欠き部または前記貫通孔が形成されていない残りの部位と、前記ブラケットとを重ねることで形成され、
    前記フロントレールは、前記フロントレールアッパの下方に配置され、前記フロントレールアッパよりも車幅方向寸法が短く形成されたフロントレールロアを備えており、
    前記サイドレールは、車幅の中央へ向け延出して車体前後方向へ延在し、前記一端および前記他端を載置している載置部を有しており、
    前記サイドレールから前記載置部よりも車幅の中央へ向け延出して、前記フロントレールロアの車幅方向外側のロア端部を載せることで、前記フロントレールロアを支持しているエクステンションを備え、
    前記ブラケットは、前記エクステンションと前記フロントレールアッパとの間に配置され、且つ前記エクステンションと前記フロントレールアッパとに重なって、これらの3枚が結合されている、
    ことを特徴とする車体上部構造。
  2. 前記サイドレールは、サイドレールインナと、前記サイドレールインナに車室の外方から重なり結合して閉断面形状を形成しているサイドレールスチフナと、前記サイドレールインナと前記サイドレールスチフナとの間に配置されたステーとを備えており、
    前記ステーは、前記厚板部に車体上下方向で重なるステー上部を備えている、請求項1に記載の車体上部構造。
  3. 前記厚板部は車体前後方向へ複数配列され、前記薄板部は車体前後方向へ複数配列されている、請求項1に記載の車体上部構造。
  4. 車体上部構造であって、
    車体側部の上部に車体前後方向へ延びるよう設けられた左右のサイドレールと、
    車幅方向に延びて前記左のサイドレールに一方の端部が接合され、前記右のサイドレールに他方の端部が接合され、車体前後方向に所定の幅を有するフロントレールとを具備しており、
    前記フロントレールの前記一端と前記他端の少なくとも一方に、厚板部と前記厚板部よりも板厚の薄い薄板部とが車体前後方向に配列されており、前記薄板部は前記サイドレールに結合され、
    前記フロントレールは、前記一端及び前記他端を有するフロントレールアッパと、前記一端又は前記他端に結合し、前記フロントレールアッパの板厚よりも薄い薄板に形成されているブラケットとを備えており、
    前記フロントレールアッパは、前記一端又は前記他端に、前記薄板部に一致させて形成した切り欠き部または貫通孔を有し、
    前記ブラケットは、前記一端又は前記他端に重なり前記切り欠き部または前記貫通孔から露出する露出部を有し、
    前記薄板部は、前記露出部により形成され、
    前記厚板部は、前記フロントレールアッパの前記切り欠き部または前記貫通孔が形成されていない残りの部位と、前記ブラケットとを重ねることで形成され、
    前記フロントレールアッパは、前記フロントレールアッパの長手方向に延びるアッパビードを有しており、
    前記ブラケットは、前記アッパビードに沿うように延びるとともに、前記アッパビードに車体上下方向で重なるブラケットビードを有している、
    ことを特徴とする車体上部構造。
  5. 前記アッパビードは、前記厚板部へ向かって延びている、請求項4に記載の車体上部構造。
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