JP6907910B2 - 車両用パネル構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用パネル構造に関する。
特許文献1には、車両外側からルーフパネル、サイドメンバアウタパネル、アウタパネル(レールアウタパネル)及びインナパネル(レールインナパネル)の順で重ねられた状態でスポット溶接された溶接部を備える車両用パネル構造が開示されている。
特開2004−306884号公報
ここで、特許文献1の車両用パネル構造において、最外層のパネル(ルーフパネル)の板厚を薄くした場合、溶接部において、最外層のパネルの板厚に対するパネル全体の板厚の板厚比(パネル全体の板厚/最外層のパネルの板厚)が高くなる。そして、スポット溶接では、ナゲットがパネル全体における板厚方向の中央部に形成されるため、前述の板厚比が高くなると、スポット溶接のナゲットが最外層のパネルに形成されず、溶接不良が発生する場合がある。
一方で、溶接不良の発生を抑制するために、アウタパネルの板厚を薄くすることでパネル全体の板厚を薄くして、前述の板厚比を低く抑えると、アウタパネルの車両衝突(前面衝突や側面衝突)に対する耐力が低下する。
本発明は、上記事実を考慮して、最外層のパネルの板厚を薄くした場合でも、溶接不良の発生を抑制しつつ、アウタパネルの車両衝突に対する耐力を維持できる車両用パネル構造を得ることが目的である。
請求項1に係る車両用パネル構造は、ルーフサイドレール又はフロントピラーの外板を構成するアウタパネルと、前記アウタパネルの車両幅方向外側に配置されたサイドメンバアウタパネルと、前記アウタパネルの車両幅方向内側に配置された内側パネルと、車両外側から前記内側パネル、前記サイドメンバアウタパネル及び前記アウタパネルの順で重ねられた状態で、又は、車両外側から前記サイドメンバアウタパネル、前記アウタパネル及び前記内側パネルの順で重ねられた状態で、前記内側パネル、前記サイドメンバアウタパネル及び前記アウタパネルを含む3枚以上のパネルがスポット溶接された溶接部と、を備え、前記溶接部において、最も車両外側に配置された最外層パネルの板厚は、該最外層パネルの車両内側に重ねられたパネルのいずれの板厚よりも薄くされ、前記アウタパネルは、前記溶接部の車両幅方向外側に配置され且つ車両外側へ凸状とされた稜線部を有し、該稜線部の板厚よりも前記溶接部における板厚が薄くされている。
請求項1に係る車両用パネル構造によれば、溶接部は、車両外側から内側パネル、サイドメンバアウタパネル及びアウタパネルの順で重ねられた状態で、又は、車両外側からサイドメンバアウタパネル、アウタパネル及び内側パネルの順で重ねられた状態で、内側パネル、サイドメンバアウタパネル及びアウタパネルを含む3枚以上のパネルがスポット溶接されている。
したがって、内側パネル、サイドメンバアウタパネル、及び他のパネル(内側パネル、サイドメンバアウタパネル及びアウタパネル以外のパネル)のいずれかによって、溶接部における最外層のパネルが構成される。さらに、内側パネル、サイドメンバアウタパネル及びアウタパネルを含む3枚以上のパネルによって、溶接部におけるパネル全体が構成される。
そして、アウタパネルは、溶接部の車両幅方向外側に配置され且つ車両外側へ凸状とされた稜線部を有し、稜線部の板厚よりも溶接部における板厚が薄くされている。
このため、アウタパネルにおける溶接部を含む全体の板厚を、アウタパネルの稜線部の板厚まで厚くした場合(第一比較例)に比べ、溶接部におけるパネル全体の板厚を薄くできる。
これにより、請求項1の車両用パネル構造では、第一比較例に比べ、溶接部において、最外層のパネルの板厚に対するパネル全体の板厚の板厚比を低く維持できる。したがって、最外層のパネルの板厚を薄くした場合でも、溶接不良の発生を抑制できる。
さらに、請求項1の車両用パネル構造では、アウタパネルにおける稜線部を含む全体の板厚を、アウタパネルの溶接部の板厚まで薄くした場合(第二比較例)に比べ、車両外側へ凸状とされた稜線部の板厚が厚くされる。このため、請求項1の車両用パネル構造では、第二比較例に比べ、車両衝突における車両外側からの入力に対して稜線部が変形しにくく、アウタパネルの車両衝突に対する耐力を維持できる。
したがって、請求項1の構成によれば、最外層のパネルの板厚を薄くした場合でも、溶接不良の発生を抑制しつつ、アウタパネルの車両衝突に対する耐力を維持できる。
請求項2に係る車両用パネル構造では、前記アウタパネルは、前記稜線部から前記溶接部へ向かって徐々に板厚が薄くされている。
ここで、アウタパネルにおける稜線部と溶接部との間で板厚が急激に変化する場合(第三比較例)では、車両衝突において変化部分に応力が集中する。これに対して、請求項2の構成では、アウタパネルは、稜線部から溶接部へ向かって徐々に板厚が薄くされているので、第三比較例に比べ、車両衝突においてアウタパネルの一部に応力が集中することを抑制できる。
本発明は、上記構成としたので、最外層のパネルの板厚を薄くした場合でも、溶接不良の発生を抑制しつつ、アウタパネルの車両衝突に対する耐力を維持できるという優れた効果を有する。
本実施形態に係る車両用パネル構造が適用された車両の斜視図である。 本実施形態に係る車両用パネル構造を示す正断面図(図1の2−2線断面図)である。 第一比較例に係る車両用パネル構造を示す正断面図である。 本実施形態に係る第一溶接部を拡大して示す正断面図である。 第二比較例に係る車両用パネル構造を示す正断面図である。 第二比較例に係る車両用パネル構造において、補強材を設けた構造を示す正断面図である。 変形例に係る車両用パネル構造を示す正断面図である。 本実施形態に係る車両用パネル構造を示す正断面図(図1の8−8線断面図)である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。なお、各図に適宜示される矢印FR、矢印UP及び矢印INは、それぞれ、車両前方側、車両上方側、車両幅方向内側を示している。また、車両幅方向は、車両の左右方向に沿った方向であり、車両幅方向において中央から両端側へ向かう方向と車両幅方向外側といい、その反対方向を車両幅方向内側という。また、以下では、車両における前、後、左、右、上及び下を、それぞれ、単に、前、後、左、右、上及び下と表現する場合がある。また、各部の車両幅方向外側の端部を外端部といい、各部の車両幅方向内側の端部を内端部という場合がある。
(車両用パネル構造10)
本実施形態に係る車両用パネル構造10について説明する。
図1は、車両用パネル構造10が適用された車両100を示す斜視図である。図2は、車両用パネル構造10を示す正断面図(図1の2−2線断面図)である。
図1に示されるように、車両用パネル構造10は、自動車等の車両100におけるルーフパネル20の左右両側の部分に適用されている。車両用パネル構造10は、ルーフパネル20の右側の部分に適用されるものと、ルーフパネル20の左側の部分に適用されるものとで、左右が反転された点を除いて同様の構造を有しているので、以下、ルーフパネル20の左側の部分に適用された車両用パネル構造10について説明する。
車両用パネル構造10は、図2に示されるように、ルーフパネル20(内側パネルの一例)と、レールアウタパネル30(アウタパネルの一例)と、レールインナパネル40と、サイドメンバアウタパネル50と、第一溶接部11(溶接部の一例)と、第二溶接部12と、第三溶接部13と、を備えている。
ルーフパネル20は、車両100の屋根部を構成するパネルであり、鋼板等の金属で形成されている。ルーフパネル20は、正断面視(図1の2−2線での断面視)における断面形状が、車両下方側に向けて開口した略ハット形状とされている。なお、図2では、ルーフパネル20の左側の一部分のみを図示している。
具体的には、ルーフパネル20は、本体部22と、フランジ部24と、を有している。本体部22は、平面視にて略矩形状に形成されており、車両幅方向両端部に上下方向に沿った縦壁22Aを有している。フランジ部24は、縦壁22Aの下端部から車両幅方向外側へ向かって張り出している。
レールアウタパネル30は、ルーフパネル20の車両幅方向外側で車両前後方向に沿って延在されたルーフサイドレール16の外板を構成している。レールアウタパネル30は、鋼板等の金属で形成されている。具体的には、レールアウタパネル30は、ハイテン(高張力)材、ホットスタンプ材等の高強度鋼板で形成されている。
レールアウタパネル30は、ルーフパネル20の車両幅方向外側に配置されている。換言すれば、ルーフパネル20は、レールアウタパネル30の車両幅方向内側に配置されている。
レールアウタパネル30は、具体的には、本体部32と、フランジ部34、36と、を有している。本体部32は、第一壁部321と、第二壁部322と、第三壁部323と、第四壁部324と、第五壁部325と、を有している。
第一壁部321は、正断面視にて、車両幅方向外側上方へ向かって傾斜している。第二壁部322は、正断面視にて、第一壁部321の外端部から車両幅方向外側下方へ向かって傾斜している。第三壁部323は、正断面視にて、第二壁部322の外端部(下端部)から車両幅方向内側下方へ向かって傾斜している。第四壁部324は、正断面視にて、第三壁部323の内端部(下端部)から車両幅方向外側下方へ向かって傾斜している。第五壁部325は、正断面視にて、第四壁部324の外端部(下端部)から車両幅方向内側下方へ向かって傾斜している。
そして、本体部32では、第一壁部321と第二壁部322との間に車両外側(車両上方側)へ凸状とされた稜線部32Aが形成されている。また、第二壁部322と第三壁部323との間には、車両外側(車両幅方向外側)へ凸状とされた稜線部32Bが形成されている。第三壁部323と第四壁部324との間には、車両内側(車両幅方向内側)へ凸状とされた稜線部32Cが形成されている。第四壁部324と第五壁部325との間には、車両外側(車両幅方向外側)へ凸状とされた稜線部32Dが形成されている。
なお、稜線部32Aは、車両外側へ凸状とされた複数の稜線部のうち、フランジ部34に最も近いに設けられている。
フランジ部34は、正断面視にて、本体部32の第一壁部321の内端部から車両幅方向内側へ張り出している。フランジ部36は、正断面視にて、本体部32の第五壁部325の内端部から車両幅方向外側下方へ傾斜して張り出している。
レールインナパネル40は、ルーフサイドレール16の内板を構成している。レールインナパネル40は、レールアウタパネル30の車両内側(車両幅方向内側)に配置されている。このレールインナパネル40は、鋼板等の金属で形成されている。レールインナパネル40は、具体的には、本体部42と、フランジ部44、46と、を有している。
本体部42は、正断面視にて、L字形状に形成されている。具体的には、本体部42は、正断面視にて、上下方向へ延びる第一壁部421と、第一壁部421の下端部から車両幅方向外側へ延びる第二壁部422と、を有している。
フランジ部44は、本体部42の第一壁部421の上端部から車両幅方向内側へ張り出している。フランジ部46は、本体部42の第二壁部422の外端部から車両幅方向外側下方へ傾斜して張り出している。なお、レールインナパネル40は、フランジ部44、46がレールアウタパネル30のフランジ部34、36と溶接されることで、レールアウタパネル30とで、閉断面構造のルーフサイドレール16を構成する。
サイドメンバアウタパネル50は、レールアウタパネル30の車両幅方向外側に配置されている。サイドメンバアウタパネル50は、ルーフサイドレール16に沿って、車両前後方向に沿って延在されており、鋼板等の金属で形成されている。サイドメンバアウタパネル50は、正断面視における断面形状が、車両幅方向内側下方に向けて開口した略ハット形状とされている。具体的には、サイドメンバアウタパネル50は、本体部52と、フランジ部54、56と、を有している。
本体部52は、内端部に上下方向に沿った縦壁52Aと、外端部に車両幅方向内側下方へ向かって傾斜した傾斜壁52Bと、を有している。フランジ部54は、縦壁52Aの下端部から車両幅方向内側へ向かって張り出している。フランジ部56は、傾斜壁52Bの下端部から車両幅方向外側下方へ傾斜して張り出している。
第一溶接部11は、車両外側(車両上方側)からルーフパネル20のフランジ部24、サイドメンバアウタパネル50のフランジ部54及びレールアウタパネル30のフランジ部34の順で重ねられた状態で、フランジ部24、54、34の3枚のパネルがスポット溶接されることで形成されている。
スポット溶接では、重ねた状態のパネルに電気を流し、その抵抗熱で金属を溶融して接合する。なお、スポット溶接によって溶融凝固した部分をナゲットという。第一溶接部11には、ナゲットNAが形成されている。
第二溶接部12は、レールアウタパネル30のフランジ部34において、第一溶接部11に対する車両幅方向外側の下面にレールインナパネル40のフランジ部44が重ねられた状態で、フランジ部34、44が溶接されることで形成されている。溶接としては、例えば、スポット溶接が用いられるが、他の溶接方法を用いてもよい。
第三溶接部13は、車両外側(車両幅方向外側)からサイドメンバアウタパネル50のフランジ部56、レールアウタパネル30のフランジ部36及びレールインナパネル40のフランジ部46の順で重ねられた状態で、フランジ部56、36、46が溶接されることで形成されている。溶接としては、例えば、スポット溶接が用いられるが、他の溶接方法を用いてもよい。
ここで、レールアウタパネル30は、稜線部32Aの板厚よりも第一溶接部11(すなわち、フランジ部34)における板厚が薄くされている。レールアウタパネルは、稜線部32Aから第一溶接部11(フランジ部34)へ向かって徐々に板厚が薄くされている。すなわち、第一壁部321の板厚が、車両幅方向外側から車両幅方向内側へ向かって徐々に(連続的に)薄くされている。
レールアウタパネル30において、稜線部32Aからフランジ部36までの部分(フランジ部36を含む)は、稜線部32Aと同じ板厚とされており、一定の板厚を有している。フランジ部34も一定の板厚を有している。したがって、フランジ部34の板厚は、稜線部32A、32B、32C、32Dの板厚よりも薄くされている。
なお、ルーフパネル20、レールインナパネル40及びサイドメンバアウタパネル50はそれぞれ、全体において、一定に板厚とされている。また、ルーフパネル20の板厚は、サイドメンバアウタパネル50、レールインナパネル40、及びレールアウタパネル30のフランジ部34のいずれの板厚よりも薄くされている。サイドメンバアウタパネル50は、レールインナパネル40、及びレールアウタパネル30のフランジ部34のいずれの板厚よりも薄くされている。レールインナパネル40は、レールアウタパネル30の稜線部32Aの板厚よりも薄く、例えば、レールアウタパネル30のフランジ部34と同じ板厚とされている。
(車両用パネル構造10の作用効果)
次に、車両用パネル構造10の作用効果について説明する。
車両用パネル構造10では、前述のように、第一溶接部11は、車両外側(車両上方側)からルーフパネル20のフランジ部24、サイドメンバアウタパネル50のフランジ部54及びレールアウタパネル30のフランジ部34の順で重ねられた状態で、フランジ部24、54、34の3枚のパネルがスポット溶接されることで形成されている。
したがって、ルーフパネル20のフランジ部24によって、第一溶接部11における最外層のパネルが構成される。さらに、フランジ部24、54、34によって、第一溶接部11におけるパネル全体が構成される。
そして、レールアウタパネル30は、稜線部32A、32B、32C、32Dの板厚よりも第一溶接部11(フランジ部34)における板厚が薄くされている。
ここで、図3に示されるように、レールアウタパネル30における第一溶接部11(フランジ部34)を含む全体の板厚を稜線部32A、32B、32C、32Dの板厚まで厚くした場合(第一比較例)では、最外層のパネル(ルーフパネル20)の板厚aを薄くした場合、第一溶接部11において、最外層のパネルの板厚aに対するパネル全体(ルーフパネル20、サイドメンバアウタパネル50及びレールアウタパネル30)の板厚(a+b+c)の板厚比[(a+b+c)/a]が高くなる(図4参照)。そして、スポット溶接では、ナゲットNAがパネル全体における板厚方向の中央部に形成されるため、前述の板厚比が高くなると、図4に示されるように、スポット溶接のナゲットNAが最外層のパネルに形成されず、溶接不良が発生する場合がある。
これに対して、車両用パネル構造10では、レールアウタパネル30は、稜線部32A、32B、32C、32Dの板厚よりも第一溶接部11(フランジ部34)における板厚cが薄くされているので、第一比較例に比べ、第一溶接部11におけるパネル全体の板厚(a+b+c)を薄くできる。
これにより、車両用パネル構造10では、第一比較例に比べ、第一溶接部11において、最外層のパネルの板厚aに対するパネル全体の板厚(a+b+c)の板厚比[(a+b+c)/a]を低く維持できる。したがって、最外層のパネルの板厚を薄くした場合でも、溶接不良の発生を抑制できる。
さらに、図5に示されるように、レールアウタパネル30における稜線部32A、32B、32C、32Dを含む全体の板厚を、レールアウタパネル30の第一溶接部11(フランジ部34)の板厚まで薄くした場合(第二比較例)では、車両衝突(前面衝突や側面衝突)における車両外側からの入力に対して稜線部32A、32B、32C、32Dが変形しやすく、レールアウタパネル30の車両衝突に対する耐力が低下する。
車両用パネル構造10では、第二比較例に比べ、稜線部32A、32B、32C、32Dの板厚が厚くされる。このため、車両用パネル構造10では、第二比較例に比べ、車両衝突における車両外側からの入力に対して稜線部32A、32B、32C、32Dが変形しにくく、レールアウタパネル30の車両衝突に対する耐力を維持できる。特に、車両外側へ凸状とされた稜線部32A、32B、32Dの板厚が厚いことで、レールアウタパネル30が車両内側へ変形することを抑制できる。
以上のように、車両用パネル構造10によれば、最外層のパネル(ルーフパネル20)の板厚を薄くした場合でも、溶接不良の発生を抑制しつつ、レールアウタパネル30の車両衝突に対する耐力を維持できる。なお、ルーフパネル20は、車両100へ設置した状態で車室側からアクセス可能であるため、板厚が薄いルーフパネル20を用いた場合でも、ルーフパネル20の車両100への設置後にルーフパネル20に補強材を取り付けて補強することができる。
また、図5に示す第二比較例において、レールアウタパネル30の車両衝突に対する耐力を向上される場合には、図6に示されるように、例えば、第一壁部321、第二壁部322及び第三壁部323に補強材130を設けることが考えられる。この場合では、部品点数が増加し、コストアップ及びレールアウタパネル30の質量の増加につながる。これに対して、車両用パネル構造10によれば、補強材130を設けずに、レールアウタパネル30の車両衝突に対する耐力を維持できるため、図6に示す構成に比べ、部品点数が低減できる。
さらに、車両用パネル構造10では、レールアウタパネル30は、稜線部32Aから第一溶接部11(フランジ部34)へ向かって徐々に板厚が薄くされている。ここで、レールアウタパネル30における稜線部32Aと第一溶接部11(フランジ部34)との間で板厚が急激に変化する場合(第三比較例)では、車両衝突において変化部分に応力が集中する。これに対して、車両用パネル構造10では、前述のように、レールアウタパネル30は、稜線部32Aから第一溶接部11(フランジ部34)へ向かって徐々に板厚が薄くされているので、第三比較例に比べ、車両衝突においてレールアウタパネル30の一部に応力が集中することを抑制できる。
(車両用パネル構造10の変形例)
車両用パネル構造10は、前述のように、第二溶接部12を有していた。すなわち、車両用パネル構造10では、レールアウタパネル30のフランジ部34において、第一溶接部11に対する車両幅方向外側の下面にレールインナパネル40のフランジ部44を重ねられた状態で、フランジ部34、44が溶接されていたが、これに限られない。例えば、図7に示されるように、レールインナパネル40のフランジ部44は、第一溶接部11にて溶接されていてもよい。すなわち、第一溶接部11は、車両外側(車両上方側)からルーフパネル20のフランジ部24、サイドメンバアウタパネル50のフランジ部54、レールアウタパネル30のフランジ部34、及びレールインナパネル40のフランジ部44の順で重ねられた状態で、フランジ部24、54、34、44の4枚のパネルがスポット溶接されることで形成されていてもよい。
このように、車両用パネル構造10では、溶接部としては、4枚以上のパネルがスポット溶接された溶接部であってもよい。なお、図7に示す構成では、ルーフパネル20が内側パネルの一例として機能し、レールインナパネル40が他のパネル(内側パネル、サイドメンバアウタパネル及びアウタパネル以外のパネル)として機能する。さらに、図7に示す構成では、レールインナパネル40を内側パネルの一例として把握し、ルーフパネル20を他のパネル(内側パネル、サイドメンバアウタパネル及びアウタパネル以外のパネル)として把握することもできる。
また、車両用パネル構造10では、レールアウタパネル30は、稜線部32A、32B、32C、32Dの板厚よりも第一溶接部11(フランジ部34)における板厚が薄くされていたが、これに限られない。第一溶接部11(フランジ部34)における板厚は、少なくとも、車両外側へ凸状とされた稜線部32A、32B、32Dの1つよりも薄くされていればよい。
また、車両用パネル構造10では、レールアウタパネル30は、稜線部32Aから第一溶接部11(フランジ部34)へ向かって徐々に板厚が薄くされていたが、これに限られない。レールアウタパネル30は、例えば、稜線部32Aから第一溶接部11(フランジ部34)へ向かって段階的に(不連続に)板厚が薄くされていてもよい。
(車両用パネル構造19)
本実施形態に係る車両用パネル構造19について説明する。
図8は、車両用パネル構造19を示す正断面図(図1の8−8線断面図)である。
図1に示されるように、車両用パネル構造19は、自動車等の車両100におけるフロントウインドウシールドガラス18(以下、フロントガラス18という)に対する左右両側の部分(フロントピラー17が配置された部分)に適用されている。車両用パネル構造19は、フロントガラス18に対する右側の部分に適用されるものと、フロントガラス18に対する左側の部分に適用されるものとで、左右が反転された点を除いて同様の構造を有しているので、以下、フロントガラス18に対する左側の部分に適用された車両用パネル構造19について説明する。
車両用パネル構造19は、図8に示されるように、ピラーアウタパネル60(アウタパネルの一例)と、ピラーインナパネル70(内側パネルの一例)と、サイドメンバアウタパネル80と、第四溶接部14(溶接部の一例)と、第五溶接部15と、を備えている。
ピラーアウタパネル60は、車両前部で車両上下方向に延在されたフロントピラー17の外板を構成している。ピラーアウタパネル60は、鋼板等の金属で形成されている。具体的には、ピラーアウタパネル60は、ハイテン(高張力)材、ホットスタンプ材等の高強度鋼板で形成されている。このピラーアウタパネル60は、フロントガラス18の車両幅方向外側に配置されている。
ピラーアウタパネル60は、車両用パネル構造10におけるレールアウタパネル30と同様に構成されているので、ピラーアウタパネル60の各部にレールアウタパネル30の各部と同一の符号を付して、説明を適宜省略する。
ピラーインナパネル70は、フロントピラー17の内板を構成している。ピラーインナパネル70は、ピラーアウタパネル60の車両内側(車両幅方向内側)に配置されている。このピラーインナパネル70は、鋼板等の金属で形成されている。
ピラーインナパネル70は、車両用パネル構造10におけるレールインナパネル40と同様に構成されているので、ピラーインナパネル70の各部にレールインナパネル40の各部と同一の符号を付して、説明を適宜省略する。なお、ピラーインナパネル70は、フランジ部44、46がピラーアウタパネル60のフランジ部34、36と溶接されることで、ピラーアウタパネル60とで、閉断面構造のフロントピラー17を構成する。
サイドメンバアウタパネル80は、ピラーアウタパネル60の車両幅方向外側に配置されている。サイドメンバアウタパネル80は、フロントピラー17に沿って車両上下方向に沿って延在されており、鋼板等の金属で形成されている。サイドメンバアウタパネル80は、車両用パネル構造10におけるサイドメンバアウタパネル50と同様に構成されているので、サイドメンバアウタパネル80の各部にサイドメンバアウタパネル50の各部と同一の符号を付して、説明を適宜省略する。
第四溶接部14は、車両外側(車両上方側)からサイドメンバアウタパネル80のフランジ部54、ピラーアウタパネル60のフランジ部34及びピラーインナパネル70のフランジ部44の順で重ねられた状態で、フランジ部54、34、44の3枚のパネルがスポット溶接されることで形成されている。
スポット溶接では、重ねた状態のパネルに電気を流し、その抵抗熱で金属を溶融して接合する。なお、スポット溶接によって溶融凝固した部分をナゲットという。第四溶接部14には、ナゲットNAが形成されている。
第五溶接部15は、車両外側(車両幅方向外側)からサイドメンバアウタパネル80のフランジ部56、ピラーアウタパネル60のフランジ部36及びピラーインナパネル70のフランジ部46の順で重ねられた状態で、フランジ部56、36、46が溶接されることで形成されている。溶接としては、例えば、スポット溶接が用いられるが、他の溶接方法を用いてもよい。
ここで、ピラーアウタパネル60は、稜線部32Aの板厚よりも第四溶接部14(すなわち、フランジ部34)における板厚が薄くされている。レールアウタパネルは、稜線部32Aから第四溶接部14(フランジ部34)へ向かって徐々に板厚が薄くされている。すなわち、第一壁部321の板厚が、車両幅方向外側から車両幅方向内側へ向かって徐々に(連続的に)薄くされている。
ピラーアウタパネル60において、稜線部32Aからフランジ部36までの部分(フランジ部36を含む)は、稜線部32Aと同じ板厚とされており、一定の板厚を有している。フランジ部34も一定の板厚を有している。したがって、フランジ部34の板厚は、稜線部32A、32B、32C、32Dの板厚よりも薄くされている。
なお、ピラーインナパネル70及びサイドメンバアウタパネル80はそれぞれ、全体において、一定に板厚とされている。サイドメンバアウタパネル80は、ピラーインナパネル70、及びピラーアウタパネル60のフランジ部34のいずれの板厚よりも薄くされている。ピラーインナパネル70は、ピラーアウタパネル60の稜線部32Aの板厚よりも薄く、例えば、ピラーアウタパネル60のフランジ部34と同じ板厚とされている。
(車両用パネル構造19の作用効果)
次に、車両用パネル構造19の作用効果について説明する。
車両用パネル構造19では、前述のように、第四溶接部14は、車両外側(車両上方側)からサイドメンバアウタパネル80のフランジ部54、ピラーアウタパネル60のフランジ部34及びピラーインナパネル70のフランジ部44の順で重ねられた状態で、フランジ部54、34、44の3枚のパネルがスポット溶接されることで形成されている。
したがって、サイドメンバアウタパネル80のフランジ部54によって、第四溶接部14における最外層のパネルが構成される。さらに、フランジ部54、34、44によって、第四溶接部14におけるパネル全体が構成される。
そして、ピラーアウタパネル60は、稜線部32A、32B、32C、32Dの板厚よりも第四溶接部14(フランジ部34)における板厚が薄くされている。
このため、ピラーアウタパネル60における第四溶接部14(フランジ部34)を含む全体の板厚を、稜線部32A、32B、32C、32Dの板厚まで厚くした場合(第四比較例)に比べ、第四溶接部14におけるパネル全体の板厚を薄くできる。
これにより、車両用パネル構造19では、第四比較例に比べ、第四溶接部14において、最外層のパネルの板厚aに対するパネル全体の板厚(a+b+c)の板厚比[(a+b+c)/a]を低く維持できる(図4参照)。したがって、最外層のパネルの板厚を薄くした場合でも、溶接不良の発生を抑制できる。
さらに、車両用パネル構造19では、ピラーアウタパネル60における稜線部32A、32B、32C、32Dを含む全体の板厚を、ピラーアウタパネル60の第四溶接部14(フランジ部34)の板厚まで薄くした場合(第五比較例)に比べ、稜線部32A、32B、32C、32Dの板厚が厚くされる。このため、車両用パネル構造19では、第五比較例に比べ、車両衝突における車両外側からの入力に対して稜線部32A、32B、32C、32Dが変形しにくく、ピラーアウタパネル60の車両衝突に対する耐力を維持できる。特に、車両外側へ凸状とされた稜線部32A、32B、32Dの板厚が厚いことで、ピラーアウタパネル60が車両内側へ変形することを抑制できる。
以上のように、車両用パネル構造19によれば、最外層のパネル(サイドメンバアウタパネル80)の板厚を薄くした場合でも、溶接不良の発生を抑制しつつ、ピラーアウタパネル60の車両衝突に対する耐力を維持できる。
また、車両用パネル構造19では、ピラーアウタパネル60は、稜線部32Aから第四溶接部14(フランジ部34)へ向かって徐々に板厚が薄くされているので、ピラーアウタパネル60における稜線部32Aと第四溶接部14(フランジ部34)との間で板厚が急激に変化する構成(第三比較例)に比べ、車両衝突においてピラーアウタパネル60の一部に応力が集中することを抑制できる。
(車両用パネル構造19の変形例)
車両用パネル構造19では、第四溶接部14は、フランジ部54、34、44の3枚のパネルがスポット溶接されることで形成されていたが、これに限られない。例えば、溶接部としては、4枚以上のパネルがスポット溶接された溶接部であってもよい。
また、車両用パネル構造19では、ピラーアウタパネル60は、稜線部32A、32B、32C、32Dの板厚よりも第四溶接部14(フランジ部34)における板厚が薄くされていたが、これに限られない。フランジ部34の板厚は、少なくとも、車両外側へ凸状とされた稜線部32A、32B、32Dの1つよりも薄くされていればよい。
また、車両用パネル構造19では、ピラーアウタパネル60は、稜線部32Aから第四溶接部14(フランジ部34)へ向かって徐々に板厚が薄くされていたが、これに限られない。ピラーアウタパネル60は、例えば、稜線部32Aから第四溶接部14(フランジ部34)へ向かって段階的に(不連続に)板厚が薄くされていてもよい。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形、変更、改良が可能である。
10 車両用パネル構造
11 第一溶接部(溶接部の一例)
16 ルーフサイドレール
14 第四溶接部(溶接部の一例)
17 フロントピラー
19 車両用パネル構造
20 ルーフパネル(内側パネルの一例)
30 レールアウタパネル(アウタパネルの一例)
32A 稜線部
50 サイドメンバアウタパネル
60 ピラーアウタパネル(アウタパネルの一例)
70 ピラーインナパネル(内側パネルの一例)
80 サイドメンバアウタパネル

Claims (2)

  1. ルーフサイドレール又はフロントピラーの外板を構成するアウタパネルと、
    前記アウタパネルの車両幅方向外側に配置されたサイドメンバアウタパネルと、
    前記アウタパネルの車両幅方向内側に配置された内側パネルと、
    車両外側から前記内側パネル、前記サイドメンバアウタパネル及び前記アウタパネルの順で重ねられた状態で、又は、車両外側から前記サイドメンバアウタパネル、前記アウタパネル及び前記内側パネルの順で重ねられた状態で、前記内側パネル、前記サイドメンバアウタパネル及び前記アウタパネルを含む3枚以上のパネルがスポット溶接された溶接部と、
    を備え、
    前記溶接部において、最も車両外側に配置された最外層パネルの板厚は、該最外層パネルの車両内側に重ねられたパネルのいずれの板厚よりも薄くされ、
    前記アウタパネルは、前記溶接部の車両幅方向外側に配置され且つ車両外側へ凸状とされた稜線部を有し、該稜線部の板厚よりも前記溶接部における板厚が薄くされている
    車両用パネル構造。
  2. 前記アウタパネルは、前記稜線部から前記溶接部へ向かって徐々に板厚が薄くされている
    請求項1に記載の車両用パネル構造。
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