JP5692272B2 - 耐久型防水・防湿性コーティング組成物 - Google Patents
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Description
項1.
(I)カルボキシル基に対して直接又は2価の有機基を介してエステル結合したフルオロアルキル基を有し、α位に置換基を有することのあるフルオロアルキル基含有アクリル酸エステルをラジカル重合して得られる重合体であって、下記(1)又は(2)に示す含重合体からなるフッ素ポリマー
(1)該フルオロアルキル基含有アクリル酸エステルとアルコキシシリル基含有ラジカル重合性モノマーを含む単量体成分をラジカル重合させることによって得られる重合体、
(2)アルコキシシリル基含有メルカプタンの存在下で、該フルオロアルキル基含有アクリル酸エステルをラジカル重合させることによって得られる重合体、
及び
(II)フッ素系溶剤
を含有することを特徴とする耐久型防水・防湿性コーティング組成物。
項2. フルオロアルキル基含有アクリル酸エステルが、下記一般式(1):
項3. フルオロアルキル基含有アクリル酸エステルが、一般式(1)において、Rfが炭素数4〜6の直鎖状または分岐状のフルオロアルキル基であり、Xが水素以外の原子又は基である、α位が置換されたカルボン酸エステルである、上記項2に記載の耐久型防水・防湿性コーティング組成物。
項4. 含フッ素ポリマーが、フルオロアルキル基含有アクリル酸エステルとアルコキシシリル基含有ラジカル重合性モノマーを含む単量体成分をラジカル重合させることによって得られる重合体であって、更に、単量体成分として、高軟化点モノマーを用いて得られる共重合体である、上記項1〜3のいずれかに記載の耐久型防水・防湿性コーティング組成物。
項5. 含フッ素ポリマーが、アルコキシシリル基含有メルカプタンの存在下で、該フルオロアルキル基含有アクリル酸エステルをラジカル重合させることによって得られる重合体であって、更に、単量体成分として、高軟化点モノマーを用いて得られる共重合体である、上記項1〜3のいずれかに記載の耐久型防水・防湿性コーティング組成物。
項6. 含フッ素ポリマーが、アルコキシシリル基含有メルカプタンの存在下で、該フルオロアルキル基含有アクリル酸エステルをラジカル重合させることによって得られる重合体であって、更に、単量体成分として、アルコキシシリル基含有ラジカル重合性モノマーを用いて得られる共重合体である、上記項1〜3、及び5のいずれかに記載の耐久型防水・防湿性コーティング組成物。
項7. アルコキシシリル基含有ラジカル重合性モノマーが、式(2)
項8. アルコキシシリル基含有メルカプタンが、一般式(3):
項9. 高軟化点モノマーが、該高軟化点モノマーからなるホモポリマーのガラス転移点又は融点が100℃以上となるモノマーである、上記4〜8のいずれかに記載の耐久型防水・防湿性コーティング組成物。
項10. 含フッ素ポリマーが、下記一般式(5):
項11. 含フッ素ポリマーが、下記一般式(6):
項12. フッ素系溶剤が、ハイドロフルオロエーテルである上記項1〜11のいずれかに記載の耐久型防水・防湿性コーティング組成物。
項13. 更に、パーフルオロポリエーテル骨格を有する化合物を含有する上記項1〜12のいずれかに記載の耐久型防水・防湿性コーティング組成物。
項14. パーフルオロポリエーテル骨格を有する化合物の含有量が、含フッ素ポリマー100重量部に対して1〜20重量部である、上記項1〜13のいずれかに記載の耐久型防水・防湿性コーティング組成物。
項15. 固形分濃度が0.2〜2重量%である、上記項1〜14のいずれかに記載の電子部品のコネクタ用耐久型防水・防湿性コーティング組成物。
項16. 被処理物が電子部品である、上記項1〜15のいずれかに記載の耐久型防水・防湿性コーティング組成物。
項17. 上記項1〜16のいずれかに記載の耐久型防水・防湿性コーティング組成物に被処理物を接触させる工程を含む、耐久型防水・防湿性皮膜の形成方法。
項18. 被処理物が電子部品である、上記項17に記載の耐久型防水・防湿性皮膜の形成方法。
項19. 上記項15に記載の耐久型防水・防湿性コーティング組成物によって防水・防湿性皮膜が形成された電子部品のコネクタ。
項20. 下記一般式(5):
項21. 一般式(6):
本発明のコーティング組成物に配合する含フッ素ポリマーは、カルボキシル基に対して直接又は2価の有機基を介してエステル結合したフルオロアルキル基を有し、α位に置換基を有することのあるアクリル酸エステル(以下、「フルオロアルキル基含有アクリル酸エステル」ということがある)を単量体成分として用いて得られる重合体であって、該アルコキシシリル基含有アクリル酸エステルとアルコキシシリル基含有ラジカル重合性モノマーを含む単量体成分を共重合して得られる共重合体、又は該フルオロアルキル基含有アクリル酸エステルをアルコキシシリル基含有メルカプタンの存在下でラジカル重合して得られる重合体である。
(1)フルオロアルキル基含有アクリル酸エステル
本発明組成物で用いるフッ素系ポリマーの製造に用いる単量体成分のうちで、フルオロアルキル基含有アクリル酸エステルは、α位に置換基を有することのあるアクリル酸に対して、フルオロアルキル基が直接又は2価の有機基を介してエステル結合したものである。
本発明で用いるアルコキシシリル基含有ラジカル重合性モノマーは、下記組成式(2)
アルコキシリル基含有メルカプタンは、連鎖移動剤として作用するものであり、ポリマーの重合度を調整すると共に、その一部が、形成されるフッ素系ポリマーに結合して、末端に存在するアルコキシシリル基が基材に対する密着性の向上に寄与し,耐摩耗性に優れた含フッ素ポリマーを作製することが可能である。
以下、本発明で用いる含フッ素ポリマーの製造方法について、フルオロアルキル基含有アクリル酸エステルとアルコキシシリル基含有ラジカル重合性モノマーを含む単量体成分をラジカル重合させることによって得られる含フッ素ポリマー(以下、「含フッ素ポリマー1」ということがある)と、アルコキシシリル基含有メルカプタンの存在下で、フルオロアルキル基含有アクリル酸エステルをラジカル重合させることによって得られる含フッ素ポリマー(以下、「含フッ素ポリマー2」ということがある)に分けて記載する。
含フッ素ポリマー1は、フルオロアルキル基含有アクリル酸エステルとアルコキシシリル基含有ラジカル重合性モノマーを必須成分として含む単量体成分をラジカル重合させることによって得ることができる。
CH2=C(R11)COOR12 (4)
(式中、R11は、H又はCH3であり、R12は、炭素数4〜20で水素原子に対する炭素原子の比率が0.58以上の飽和アルキル基を有する基である。)で表される(メタ)アクリル酸エステルが好ましい。一般式(4)において、炭素数4〜20で水素原子に対する炭素原子の比率が0.58以上の飽和アルキル基の具体例としては、イソボルニル、ボルニル、フェンシル(以上はいずれもC10H17, 炭素原子/水素原子=0.58)、アダマンチル(C10H15, 炭素原子/水素原子=0.66)、ノルボルニル(C7H12, 炭素原子/水素原子=0.58)などの架橋炭化水素環を有する基が挙げられる。これらの架橋炭化水素環は、カルボキシル基に直接結合してもよく、或いは、炭素数1〜5の直鎖状又は分枝鎖状のアルキレン基を介して、カルボキシル基に結合していてもよい。これらの架橋炭化水素環には、更に、水酸基やアルキル基(炭素数、例えば1〜5)が置換していても良い。
含フッ素ポリマー2は、上記したアルコキシシリル基含有メルカプタンの存在下で、フルオロアルキル基含有アクリル酸エステルをラジカル重合させることによって得ることができる。
本発明のコーティング組成物は、上記した方法で得られる含フッ素ポリマー1又は含フッ素ポリマー2をフッ素系溶剤に溶解したものである。
式: CmF2m+1-O-CzH2z+1
[式中、mは1〜6の数、zは1〜6の数である。]
で示される化合物が好ましい。この様なハイドロフルオロエーテルとしては、例えば、米国3M社のノベックHFE7100(化学式C4F9OCH3),7200(化学式C4F9OC2H5),7300(化学式 C2F5CF(OCH3)C3F7)などを用いることができる。
上記式において、A1及びA2は、同一又は異なって、1個またはそれ以上のフッ素原子により置換されていてもよいC1−16アルキル基、又は基:−SiQkYa 3−k(式中:Yaは、水酸基、加水分解可能な基、又は炭化水素基を示し、Qは−Za−SiRb jRc 3−j(Zaは二価の有機基であり、Rbは水酸基又は加水分解可能な基であり、RcはC1−22アルキル基又はQ’であり、Q’はQと同義であり、jは各Q及びQ’において、それぞれ独立して0〜3の整数であって、jの総和は1以上である。)を示し、kは1〜3の整数を示す。)を示す。B1及びB2は、同一又は異なって、単結合又は2価の有機基を示し、Raはパーフルオロポリエーテル基を示す。
−CH2O(CH2)3−、
−CH2O(CH2)6−、
−CH2O(CH2)3Si(CH3)2OSi(CH3)2(CH2)2−、
−CH2O(CH2)3Si(CH3)2OSi(CH3)2OSi(CH3)2(CH2)2−、
−CH2O(CH2)3Si(CH3)2O(Si(CH3)2O)2Si(CH3)2(CH2)2−、
−CH2O(CH2)3Si(CH3)2O(Si(CH3)2O)3Si(CH3)2(CH2)2−、
−CH2O(CH2)3Si(CH3)2O(Si(CH3)2O)10Si(CH3)2(CH2)2−、
−CH2O(CH2)3Si(CH3)2O(Si(CH3)2O)20Si(CH3)2(CH2)2−
などが挙げられる。
四つ口フラスコに、α−クロロアクリル酸(パーフルオロヘキシル)エチル(CH2=C(Cl)COOCH2CH2C6F13:以下、「Rf(C6)α-Clアクリレート」略記することがある)35g、メルカプトプロピルトリメトキシシラン(以下、「MPS」略記することがある)1.824g、及びパーフルオロヘキシルメチルエーテル(C2F5CF(OCH3)C3F7:「HFE7300」と略記することがある)66gを仕込み、10分間窒素バージし、80℃に加熱した。これにアゾビスイソブチロニトリル(以下、「AIBN」と略記することがある)0.127gを投入し、6時間反応した。
MPSの使用量を1.079gとすること以外は製造例1と同じ方法で、含フッ素ポリマーを合成し、後述する実施例で用いる所定濃度のHFE7200溶液を調製した。得られたポリマーの重量平均分子量は36,900であった。
MPSの使用量を0.365gとすること以外は製造例1と同じ方法で、含フッ素ポリマーを合成し、後述する実施例で用いる所定濃度のHFE7200溶液を調製した。得られたポリマーの重量平均分子量は42,300あった。
製造例1において、Rf(C6)α-Clアクリレートに代えて、メタクリル酸(パーフルオロヘキシル)エチル(CH2=C(CH3)COOCH2CH2C6F13:以下、「Rf(C6)メタアクリレート」略記することがある)を使用し、MPSの使用量を0.365gとすること以外は、製造例1と同じ方法で、後述する実施例で用いる所定濃度のHFE7200溶液を調製した。得られたポリマーの重量平均分子量は6,800であった。
MPSの使用量を0.159gとすること以外は製造例4と同じ方法で、含フッ素ポリマーを合成し、後述する実施例で用いる所定濃度のHFE7200溶液を調製した。得られたポリマーの重量平均分子量は13,400であった。
MPSの使用量を0.080gとすること以外は、製造例4と同じ方法で、含フッ素ポリマーを合成し、所定濃度のHFE7200溶液を調製した。得られたポリマーの重量平均分子量は25,000であった。
四つ口フラスコに、Rf(C6)メタクリレート60.24gメタクリル酸イソボルニル(以下、iBMAと略することがある)8.78g、MPS0.858g、及びパーフルオロブチルエチルエーテル(C4F9OC2H5:以下、「HFE7200」と略記することがある)280.0gを仕込み、10分間窒素バージし、70℃に加熱した。これにAIBN0.298gを投入し、6時間反応した。
四つ口フラスコに、Rf(C6)メタクリレート30.72g、iBMA4.48g、MPS0.463g、メタクリル酸3−(トリメトキシシリル)プロピル(以下、「TMSMA」と略記することがある)0.732g、及びHFE7200140.6gを仕込み、10分間窒素バージし、70℃に加熱した。これにAIBN0.156gを投入し、6時間反応した。
四つ口フラスコに、Rf(C6)メタクリレート91.81g、iBMA13.30g、TMSMA2.179g、及びHFE7200420.03gを仕込み、10分間窒素バージし、70℃に加熱した。これにAIBN0.464gを投入し、6時間反応した。
MPSを使用することなく、それ以外は製造例1と同じ方法で、含フッ素ポリマーを合成し、後述する比較例で用いる所定濃度のHFE7200溶液を調製した。得られたポリマーの重量平均分子量は171,900であった。
MPSを使用することなく、それ以外は製造例4と同じ方法で、含フッ素ポリマーを合成し、後述する比較例で用いる所定濃度のHFE7200溶液を調製した。得られたポリマーの重量平均分子量は269,600であった。
製造例1において、Rf(C6)α-Clアクリレートに代えて、メタクリル酸パーフルオロオクチル(CH2=C(CH3)COOC8F17:以下、「Rf(C8)メタアクリレート」略記することがある)を使用し、MPSを使用することなく、それ以外は製造例1と同じ方法で、後述する比較例で用いる所定濃度のHFE7200溶液を調製した。得られたポリマーの重量平均分子量は228,300であった。
TMSMAを使用することなく、それ以外は製造例9と同じ方法で、含フッ素ポリマーを合成し、製造例7と同様の手法にて重合後のポリマーの樹脂固形分濃度を算出した。その後,樹脂固型分濃度を算出した溶液をHFE7200で希釈することで,後述する実施例で用いる所定の濃度の溶液を調製した。
シリコンウエハを被処理物として用い、アセトン中で30分間超音波洗浄を行い、次いで、HFE7200に浸漬した後、乾燥することによって、前処理を行った。
製造例2及び5で得られた各含フッ素ポリマーのHFE7200溶液と、比較製造例1〜3で得られた各含フッ素ポリマーのHFE7200溶液を用いて、実施例1と同様の方法でシリコンウエハを浸漬処理して試験片を作製した。
製造例2及び5で得られた各含フッ素ポリマーのHFE7200溶液と、比較製造例1〜3で得られた各含フッ素ポリマーのHFE7200溶液を用いて、以下の方法で防湿性と防錆性を評価した。結果を下記表4に示す。
防湿性は透湿度(カップ法、JIS Z0208)により評価した。透湿度(g/m2・day)は、防湿膜を透過する水蒸気量で定義され、この値が小さいほど防湿性が良好である。
防錆性は、塩水噴霧試験(JIS Z 2371)により、以下の条件にて評価した。
塩濃度:5重量%、pH6.5〜7.2
噴霧温度:60±1℃
基板としては、JIS H 3100(C1100P) バフ研磨加工、サイズ2.0×15×60mmの銅基板(日本テストパネル工業製)を用い、各含フッ素ポリマーの2%HFE7200溶液に1回浸漬することにより製膜した(膜厚 約100nm)。塩水噴霧後、96時間後の外観を、◎(全く変化なし)、○、△、×、××(ひどく変色=未処理)の五段階で評価した。
製造例7〜9で得られた各含フッ素ポリマーのHFE7200溶液と、比較製造例4で得られた各含フッ素ポリマーのHFE7200溶液を用いて、実施例1と同様の方法でシリコンウエハを浸漬処理して試験片を作製した。
製造例9で得られた含フッ素ポリマーのHFE7200溶液(樹脂固型分濃度2重量%)と比較製造例4で得られた含フッ素ポリマーのHFE7200溶液(樹脂固型分濃度2重量%)と調製した。また、これらの含フッ素ポリマーのHFE7200溶液とパーフルオロポリエーテル(PFPE)骨格を有する化合物のHFE7200溶液(樹脂固型分濃度2重量%)を重量比90/10にて混合して、樹脂固形分濃度2重量%の溶液を調製した。尚、パーフルオロポリエーテル(PFPE)骨格を有する化合物としては、PFPE骨格を有するシラン化合物(ダイキン工業製、オプツールDSX)と、未変性PFPEオイル(ダイキン工業製、デムナムS-20)を用いた。(以下,オプツールDSXをDSX、デムナムS-20をS-20と略記する場合がある。)
これらの溶液を用いて、実施例1と同様の方法でシリコンウエハを浸漬処理して試験片を作製した。得られた各試験片について、実施例7〜8及び比較例4〜6と同様の手法で荷重を250g、摩擦子をスチールウールとして耐摩耗性を評価した。下記表6に、摩擦子をスチールウールとした時の摩耗回数と、対水静的接触角の初期接触角に対する比率を示し、図4に、摩耗回数と、対水静的接触角の初期接触角に対する比率との関係をグラフとして示す。
市販スマートフォン(サムスン電子製Galaxy S II)を充電後にその電源を切り、micro USB部位が上向きになるように垂直に立てた。micro USBのレセプタクルのプラグ嵌合口内部に、各種濃度(0.1, 0.2, 0.5, 1, 2, 5, 10重量%)に調整した製造例9のコーティング剤、又は比較製造例4のコーティング剤をスポイトで満たした後、ただちにmicro USBの開口部が下に向くようにスマートフォンを回転させて、コーティング剤を排出することにより、プラグ嵌合口内部をコーティング処理した。処理後、温度25℃、湿度60%の環境で1時間処理した後、以下の試験を実施した。
電極(5極)の接触抵抗を測定することにより、初期の導通性の程度を評価した。5極共に接触抵抗が50mΩ未満の場合、導通性あり(○)とし、1極でも50mΩ以上であれば、導通不良(×)とした。次に、micro USBが上向きになるように垂直に立て、スポイトで水道水をプラグ嵌合口内部に満たした後、ただちにmicro USBを下向きにし、1cmの高さから机の上に落とすことにより、水道水を排出した。プラグ嵌合口内部に残留した水の弾き方(撥水性)を以下の基準で目視判定した。撥水性が高いほど、プラグ嵌合口内部に残留する水滴が少なくなり、電極の電界腐蝕が起こりにくいことを意味する。
◎:非常に良く弾く(接触角110°程度)
○:良く弾く(接触角100°程度)
△:弾く(接触角90°程度)
×:(接触角50〜80°程度)
××:(接触角50°以下)
防水加工したmicro USB にプラグを5000回抜き差しした後、接触抵抗を測定した。次に、初期と同様に撥水性を評価した。次にスマートフォンの電源をオンにし、micro USBが上向きになるように垂直に立て、スポイトで水道水をプラグ嵌合口内部に満たした後、水が入ったままの状態で10分間放置した。micro USBを下向きにし、1cmの高さから机の上に落とすことにより、水道水を排出した。実体顕微鏡(倍率30倍)でUSB電極の変色の程度を以下の5段階で観察することにより、電界腐食の有無を判定した。
◎:全く変色しない
○:わずかに変色
△:やや変色
×:変色
××:ひどく変色
Claims (11)
- (I)下記一般式(1)で表されるフルオロアルキル基含有アクリル酸エステルをラジカル重合して得られる重合体であって、下記(1)又は(2)に示す重合体からなる含フッ素ポリマー
(1)該フルオロアルキル基含有アクリル酸エステルと下記一般式(2)で表されるアルコキシシリル基含有ラジカル重合性モノマーを含む単量体成分をラジカル重合させることによって得られる重合体、
(2)下記一般式(3)で表されるアルコキシシリル基含有メルカプタンの存在下で、該フルオロアルキル基含有アクリル酸エステルをラジカル重合させることによって得られる重合体、
及び
(II)フッ素系溶剤
を含有し、かつ
固形分濃度が0.2〜2重量%である
ことを特徴とする、電子部品のコネクタ用耐久型防水・防湿性コーティング組成物:
基である。)、−CH 2 CH(OY 1 )CH 2 − 基(但し、Y 1 は水素原子またはアセチル基である。)、又は-(CH 2 ) n SO 2 - 基(nは1〜10)であり、Rfは炭素数4〜6の直鎖状または
分岐状のフルオロアルキル基である。);
- (1)に示す含フッ素ポリマーが、
アルコキシシリル基含有ラジカル重合性モノマーの使用量が、単量体成分として用いるフルオロアルキル基含有アクリル酸エステル100重量部に対して、0.1〜20重量部であり、かつ
さらに、単量体成分として、高軟化点モノマーを用いて得られる共重合体であり、また、(2)に示す含フッ素ポリマーが、
アルコキシシリル基含有メルカプタンの使用量が、単量体成分として用いるフルオロアルキル基含有アクリル酸エステル100重量部に対して、0.1〜5重量部であり、かつさらに、単量体成分として、高軟化点モノマーを用いて得られる共重合体であり、かつ、フッ素系溶剤が、ハイドロフルオロエーテルである、
請求項1に記載の電子部品のコネクタ用耐久型防水・防湿性コーティング組成物。 - 含フッ素ポリマーが、アルコキシシリル基含有メルカプタンの存在下で、該フルオロアルキル基含有アクリル酸エステルをラジカル重合させることによって得られる重合体であって、更に、単量体成分として、アルコキシシリル基含有ラジカル重合性モノマーを用いて得られる共重合体である、請求項1又は2に記載の電子部品のコネクタ用耐久型防水・防湿性コーティング組成物。
- 高軟化点モノマーが、該高軟化点モノマーからなるホモポリマーのガラス転移点又は融点が100℃以上となるモノマーである、請求項2又は3に記載の電子部品のコネクタ用耐久型防水・防湿性コーティング組成物。
- 含フッ素ポリマーが、下記一般式(5):
ノ基、炭素数1〜21の直鎖状若しくは分岐状のフルオロアルキル基、置換若しくは非置換のベンジル基、置換若しくは非置換のフェニル基、又は炭素数1〜20の直鎖状または分岐状アルキル基である。Yは、直接結合、酸素原子若しくは硫黄原子を有していてもよい炭素数1〜10の脂肪族基、酸素原子を有していてもよい炭素数6〜10の芳香族基、酸素原子を有していてもよい炭素数6〜10の環状脂肪族基、酸素原子を有していてもよい炭素数6〜10の芳香脂肪族基、−CH2CH2N(R1)SO2 −基(但し、R1は炭素数
1〜4のアルキル基である。)、−CH2CH(OY1)CH2 −基(但し、Y1は水素原子またはアセチル基である。)、又は-(CH2)nSO2 -基(nは1〜10)である。Rfは、炭素数4
〜6の直鎖状または分岐状のフルオロアルキル基である。R2、R3及びR4は、同一又は異なって、炭素数1〜4のアルコキシ基である。R5‘は、ラジカル重合性不飽和結合を含む基に由来する2価の基である。R11は、H又はCH3であり、R12は、炭素数4〜20で水素原子に対する炭素原子の比率が0.58以上の飽和アルキル基を有する基であ
る。l、m及びnは、それぞれ1以上の整数であって、l、m及びnの合計は、重量平均分子量が3,000〜500,000となる数値である。尚、l、m、及びn付して括弧でくくられた各繰り返し単位の存在順序は式中において任意である。)で表される構造部分を有するものである、請求項1〜4のいずれかに記載の電子部品のコネクタ用耐久型防水・防湿性コーティング組成物。 - 含フッ素ポリマーが、下記一般式(6):
1〜4のアルキル基である。)、−CH2CH(OY1)CH2 −基(但し、Y1は水素原子またはアセチル基である。)、又は-(CH2)nSO2 -基(nは1〜10)である。Rfは、炭素数4
〜6の直鎖状または分岐状のフルオロアルキル基である。R7、R8及びR9は、同一又は異なって、炭素数1〜4のアルコキシ基である。R10は、炭素数1〜12の直鎖状のアルキレン基である。nは、重量平均分子量が3,000〜500,000となる数値である。)で表される末端にアルコキシシリル基を有するポリマーを含むものである、請求項1〜5のいずれか記載の電子部品のコネクタ用耐久型防水・防湿性コーティング組成物。 - 更に、パーフルオロポリエーテル骨格を有する化合物を含有する請求項1〜6のいずれかに記載の電子部品のコネクタ用耐久型防水・防湿性コーティング組成物。
- パーフルオロポリエーテル骨格を有する化合物の含有量が、含フッ素ポリマー100重量部に対して1〜20重量部である、請求項7に記載の電子部品のコネクタ用耐久型防水・防湿性コーティング組成物。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の耐久型防水・防湿性コーティング組成物に被処理物を接
触させる工程を含む、耐久型防水・防湿性皮膜の形成方法。 - 被処理物が電子部品のコネクタである、請求項9に記載の耐久型防水・防湿性皮膜の形成方法。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の耐久型防水・防湿性コーティング組成物によって防水・防湿性皮膜が形成された電子部品のコネクタ。
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