JP5670058B2 - 容積効率を改善するダイスカット電解コンデンサアセンブリ及び製造方法 - Google Patents

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Description

電解コンデンサは、それらの高いキャパシタンス値及びコンパクト性に関して従来から公知である。公知の電解コンデンサ及び電解コンデンサアレイの既存のコンパクト性に関わらず、こうした電子構成要素の容積を低減し、対応する容積効率への絶え間ない努力が存在している。
従来型の電解コンデンサの例示的な構成要素は、それぞれのアノード及びカソード部分を含む主コンデンサ本体、アノードリード(例えば、コンデンサ本体に埋め込まれたアノードワイヤ)、及びカソードリード(例えば、カソード部分に接続したリードフレーム)を含み、全ては、封入樹脂パッケージに互いに成形されている。電解コンデンサの容積効率は、成形コンデンサパッケージ全体の容積に対する主コンデンサ本体容積の割合として通常定められる。こうしたコンデンサのアノード及びカソードリードは、コンデンサ構造体へのそれぞれ正及び負の電気接続部を形成する。これらの電気接続部は、時にコンデンサ構造体から軸線方向に延び、そのような場合は、コンデンサパッケージ内の有意な量の空間を占める可能性がある。
他の電解コンデンサ構成において、アノード及びカソードリードは、電解コンデンサの表面装着に適応するように配置され、それは、電解コンデンサがいずれかの種類の集積回路環境で使用される時に特に有用とすることができる。従って、チップ型電解コンデンサは、容積性能特性を考慮に入れるのみならず、基板へのデバイス装着が容易になるようにも設計されてきた。こうした容易にされたデバイス装着は、多くの場合に、両方の電気終端部をコンデンサの選択された表面から延びるように構成することによって達成される。いくつかの公知の例は、基板への電解コンデンサの表面装着を容易にする実質的に同一平面の終端部配列を用いる。
米国特許第6、322、912号 米国特許第6、197、252号 米国特許第4、085、435号 米国特許第4、945、452号 米国特許第5、198、968号 米国特許第5、357、399号 米国特許第5、394、295号 米国特許第5、495、386号 米国特許第6、191、936号 米国特許第5、949、639号 米国特許第3、345、545号 米国特許出願公開第2005/0270725号 米国特許第6、674、635号 米国特許出願公開第2006/0038304号
表面装着電解コンデンサの様々な構成が存在しているが、こうしたコンデンサのアノード及びカソードリード、並びに樹脂パッケージは、依然として全体コンデンサアセンブリ内の有意な量の空間を占める場合がある。従って、容積効率、デバイスプロフィール、及び電気性能特性の更なる改善を提供するコンデンサシステム及び対応する製造方法に対する必要性が現在存在する。
本発明の一実施形態により、表面装着構成及び改善した容積効率を有する固体電解コンデンサを形成する方法を提供する。コンデンサは、バルブ金属組成物(以下に限定されるものではないが、タンタル及び酸化ニオブのうちの1つ又はそれよりも多くを含む組成物など)から形成されたアノードと、アノードの上に重なる誘電体膜と、誘電体膜の上に重なる固体電解質(以下に限定されるものではないが、酸化マンガン又は導電性ポリマーを含有するものなど)とを収容するコンデンサ要素を含む。固体電解質又は他の外面は、コンデンサ要素のためのカソードを形成する。コンデンサ要素は、第1及び第2の対向する端面によって特徴付けられる。アノードリード(例えば、アノードワイヤ)は、アノードに埋め込まれ、コンデンサ要素の第1の端面から延びている。
リードフレームは、コンデンサに対するそれぞれのアノード及びカソード終端部を形成するように設けられる。アノード終端部は、アノードリードに電気的に接続され、かつ第1のアノード終端部分がコンデンサ要素の第1の端面に対して実質的に平行であるように構成される。第2のアノード終端部分は、第1の部分に対して実質的に垂直方向に構成することができる。カソード終端部は、少なくとも第1及び第2の部分を含み、その一方又は両方は、カソードに直接電気的に接続することができる。第1のカソード終端部分は、コンデンサ要素の第2の端面に対して平行であり、かつ第2のカソード終端部分に対して実質的に垂直である。第2のアノード終端部分及び第2のカソード終端部分は、実質的に同一平面に設けることができる。
コンデンサ要素は、2つの異なる位置でリードフレームに接続される。最初に、アノードリードは、第1のアノード終端部分内に形成された窪んだ溝にこのリードを例えばレーザ溶接することによって接続することができる。コンデンサ要素のカソード部分は、導電性接着剤又は他の適切な固定手段により、第1及び/又は第2のカソード終端部分に接続することができる。望ましくない電気短絡の防止を助けるために、絶縁材料を設けることによって第2のアノード終端部分をカソードから隔離することが望ましいであろう。
デバイスパッケージを作成するために、封入材料(成形樹脂ケースのような)が形成される。封入材料は、コンデンサ要素とリードフレームの各部分を実質的に取り囲むように形成される。封入は、第2のアノード終端部分と第2のカソード終端部分とを所定の装着表面に沿って露出したままに残すことができる。代替的に、このような第2の終端部分は、封入されたデバイス本体を通して形成された1つ又はそれよりも多くのダイスカット切断部によって露出することができる。
過剰の封入材料を除去して全体容積効率を改善するために、コンデンサ要素のそれぞれの表面に各々実質的に平行な1つ又はそれよりも多くの位置で、付加的なダイスカット段階により、封入されたデバイス本体を通して切断することもできる。一実施形態では、ダイスカットは、第1及び第2の対向する切断面を形成し、その一方は、第1の切断端面に沿って第1のアノード終端部分を露出させ、他方は、第2の切断端面に沿って第1のカソード終端部分を露出させる。
次に、第1及び/又は第2のアノード及びカソード終端部分を含む露出したアノード及びカソード終端部にわたって、外部終端部を付加することができる。一例において、第1の外部終端部は、第1の端面に沿って露出した第1のアノード終端部分を覆い、かつ所定の装着表面に沿って露出した第2のアノード終端部分上を覆って包み込む。同様に、第2の外部終端部は、第2の端面に沿って露出した第1のカソード終端部分を覆い、かつ所定の装着表面に沿って露出した第2のカソード終端部分上を覆って包み込む。別の例においては、各第1及び第2の外部終端部は、端面の全体を覆い、かつ4つの隣接する表面の各々の回りを包み込む。こうした外部終端部構成は、単一デバイス表面での表面装着及び回路取付を考慮する終端部形態を準備するものである。
本発明の他の特徴及び態様を以下でより詳細に示す。
添付図面を参照する本明細書の残りの部分において、本発明のその最良のモードを含み当業者に向けられた完全かつ権現付与する開示をより詳細に示す。
本明細書及び図面における参照文字の反復使用は、本発明の同じか又は類似の特徴又は要素を表すように意図している。
本発明の電解コンデンサを形成する方法に使用することができる例示的な段階の流れ図である。 本発明に使用することができるアノード及びカソード部分を有する例示的な電解コンデンサ要素の斜視図である。 複数のコンデンサ要素(図2に示すような)が位置決めされ、各コンデンサ要素のためのそれぞれのアノード及びカソード終端部をもたらす例示的なリードフレームを示す、−X、−Y、及び−Z軸に対する斜視図である。 複数のコンデンサ要素(図2に示すような)が位置決めされ、各コンデンサ要素のためのそれぞれのアノード及びカソード終端部をもたらす例示的なリードフレームを示す、X−Y平面での上面図である。 複数のコンデンサ要素(図2に示すような)が位置決めされ、各コンデンサ要素のためのそれぞれのアノード及びカソード終端部をもたらす例示的なリードフレームを示す、Z−Y平面での側面図である。 複数のコンデンサ要素(図2に示すような)が位置決めされ、各コンデンサ要素のためのそれぞれのアノード及びカソード終端部をもたらす例示的なリードフレームを示す、Z−X平面での端面図である。 それぞれのコンデンサ要素にわたって封入材料を設けた後のコンデンサ要素を有する例示的なリードフレームを示す、−X、−Y、及び−Z軸に対する斜視図である。 それぞれのコンデンサ要素にわたって封入材料を設けた後のコンデンサ要素を有する例示的なリードフレームを示す、X−Y平面での上面図である。 それぞれのコンデンサ要素にわたって封入材料を設けた後のコンデンサ要素を有する例示的なリードフレームを示す、Z−Y平面での側面図である。 それぞれのコンデンサ要素にわたって封入材料を設けた後のコンデンサ要素を有する例示的なリードフレームを示す、Z−X平面での端面図である。 図7−図10に表されたリードフレームの切断時に形成される3つの例示的な得られるコンデンサ構造体の斜視図である。 アノード及びカソード終端部が切り取られた後の例示的なコンデンサ構造体を示す、−X、−Y、及び−Z軸に対する上部斜視図である。 アノード及びカソード終端部が切り取られた後の例示的なコンデンサ構造体を示す、−X、−Y、及び−Z軸に対する底部斜視図である。 アノード及びカソード終端部が切り取られた後の例示的なコンデンサ構造体を示す、Z−X平面での対向する端面図の一方を提供する図である。 アノード及びカソード終端部が切り取られた後の例示的なコンデンサ構造体を示す、Z−X平面での対向する端面図の他方を提供する図である。 アノード及びカソード終端部が切り取られた後の例示的なコンデンサ構造体を示す、Z−Y平面での側面図である。 アノード及びカソード終端部が切り取られた後の例示的なコンデンサ構造体を示す、X−Y平面での底面(表面装着)図である。 本発明による2つの例示的なダイスカットされたコンデンサを示す、2つのコンデンサのアノード側でのダイスカットされたコンデンサ端部の一方の斜視図である。 本発明による2つの例示的なダイスカットされたコンデンサを示す、2つのコンデンサのアノード側でのダイスカットされたコンデンサ端部の他方の斜視図である。 本発明による2つの例示的なダイスカットされたコンデンサを示す、2つのコンデンサのカソード側でのダイスカットされたコンデンサ端部の一方の斜視図である。 本発明による2つの例示的なダイスカットされたコンデンサを示す、2つのコンデンサのカソード側でのダイスカットされたコンデンサ端部の他方の斜視図である。 本発明による2つの例示的なダイスカットされたコンデンサを示す、2つの例示的なダイスカットされたコンデンサの一方の側面図である。 本発明による2つの例示的なダイスカットされたコンデンサを示す、2つの例示的なダイスカットされたコンデンサの他方の側面図である。 本発明による2つの例示的なダイスカットされたコンデンサを示す、コンデンサのアノード側でのダイスカットされたコンデンサ端部の一方の平面図である。 本発明による2つの例示的なダイスカットされたコンデンサを示す、コンデンサのアノード側でのダイスカットされたコンデンサ端部の他方の平面図である。 本発明による2つの例示的なダイスカットされたコンデンサを示す、コンデンサのカソード側でのダイスカットされたコンデンサ端部の一方の平面図である。 本発明による2つの例示的なダイスカットされたコンデンサを示す、コンデンサのカソード側でのダイスカットされたコンデンサ端部の他方の平面図である。 本発明による第1の例示的な外部終端部を有するダイスカットされたコンデンサを示す、−X、−Y、及び−Z軸に対する斜視図である。 本発明による第1の例示的な外部終端部を有するダイスカットされたコンデンサを示す、Z−Y平面での側面図である。 本発明による第1の例示的な外部終端部を有するダイスカットされたコンデンサを示す、Z−X平面での端面図である。 本発明による第2の例示的な外部終端部を有するダイスカットされたコンデンサを示す、−X、−Y、及び−Z軸に対する斜視図である。 本発明による第2の例示的な外部終端部を有するダイスカットされたコンデンサを示す、Z−Y平面での側面図である。 本発明による第2の例示的な外部終端部を有するダイスカットされたコンデンサを示す、Z−X平面での端面図である。
本説明は、例示的な実施形態の説明であるのみであり、例示的な構成において具現化される本発明のより広範な態様を制限する意図ではないことは、当業者によって理解されるものとする。
一般的に、本発明は、表面装着構成及び改善した容積効率を有する固体電解コンデンサに関する。コンデンサは、バルブ金属組成物から形成されたアノードと、アノードの上に重なる誘電体膜と、誘電体膜の上に重なる固体電解質とを収容するコンデンサ要素を含む。固体電解質又は他の外面は、コンデンサ要素のためのカソードを形成する。コンデンサ要素は、第1及び第2の対向する端面によって特徴付けられる。アノードリード(例えば、アノードワイヤ)は、アノードに埋め込まれ、コンデンサ要素の第1の端面から延びている。
リードフレームは、コンデンサのためのそれぞれのアノード及びカソード終端部を形成するように提供される。アノード終端部は、アノードリードに電気的に接続され、第1のアノード終端部分が、コンデンサ要素の第1の端面に対して実質的に平行であるように構成される。第2のアノード終端部分は、底部(表面装着)位置に沿って第1の部分に対して垂直の関係で設けることができる。カソード終端部は、第1及び第2の部分を含み、その一方又は両方は、カソードに直接電気的に接続することができる。第1のカソード終端部分は、コンデンサ要素の第2の端面に平行であり、第2のカソード終端部分に対して実質的に垂直である。第2のカソード終端部分は、第2のアノード終端部分と同じ底面に沿って設けることができる。
封入材料(成形樹脂パッケージのような)は、デバイスパッケージを作るように形成される。この封入は、コンデンサ要素とリードフレームの部分を実質的に取り囲んで形成され、次に、アノード及びカソード終端部の1つ又はそれよりも多くの選択された部分を露出した状態とするようにダイスカットされる。一実施形態では、第1のアノード終端部分及び第1のカソード終端部分は、デバイスパッケージの対向する端面で露出される。第2のアノード及びカソード終端部分も、ダイスカットによるか又は封入材料が設けられる方法によるかのいずれかで、デバイスの底部(装着)表面で露出することができる。次に、外部終端部を露出したアノード及びカソード終端部にわたって付加することができ、かつ対向する端面から、両方の対向する端面に隣接する少なくとも1つの所定の表面上に延びることができる。こうした外部終端部構成は、単一デバイス表面での表面装着及び回路取付を考慮する終端部形態を準備するものである。
本発明は、様々な技術のいずれかを用いて形成することができる固体電解コンデンサの形成方法に等しく関連する。本発明の一実施形態による例示的な段階は、図1の流れ図に示されている。この段階は、コンデンサ要素を準備する第1の段階10で始まる順序で論ずることになる。以下でより詳細に説明するように、そのようなコンデンサ要素は、第1及び第2の対向する端面、及び第1の端面から延びるアノードワイヤによって特徴付けられる固体電解コンデンサ本体に対応することができる。
様々な特定の技術を使用して、固体電解コンデンサを形成し、かつ従って準備することができる。例えば、こうしたコンデンサは、バルブ金属組成物で形成されたアノードを通常含む。バルブ金属組成物は、高い比電荷を有することができる。一部の実施形態では、比電荷は、約10、000マイクロファラッド*ボルト/グラム(μF*V/g)から約150、000μF*V/gの範囲内で提供することができ、他の実施形態では、更に約150、000μF*V/gを超えて提供することができる。バルブ金属組成物は、タンタル、ニオブ、アルミニウム、ハフニウム、チタン、それらの合金、それらの酸化物、それらの窒化物などのようなバルブ金属(すなわち、酸化可能な金属)又はバルブ金属ベースの化合物を含有する。例えば、アノードは、1:2.5未満、一部の実施形態では1:2.0未満、一部の実施形態では1:1.5未満、かつ一部の実施形態では1:1の金属の酸素に対する原子比率を有するバルブ金属酸化物で形成することができる。こうしたバルブ金属酸化物の例としては、酸化ニオブ(例えば、NbO)、酸化タンタルなどが挙げられ、より詳細には、Fifeに付与された米国特許第6、322、912号に説明されており、この特許は、全ての目的に対してその引用により全体的に本明細書に組み込まれている。
従来型の製造手順は、アノードを形成するために一般的に利用することができる。一実施形態では、特定の粒径を有するタンタル又は酸化ニオブ粉末が最初に選択される。この粒径は、得られるコンデンサの要求電圧によって変えることができる。例えば、比較的大きい粒径(例えば、約10マイクロメートル)を有する粉末は、多くの場合、高電圧コンデンサを製造するのに使用され、一方で比較的小さい粒径(例えば、約0.5マイクロメートル)を有する粉末は、多くの場合、低電圧コンデンサを製造するのに使用される。次に、この粒子は、アノードを形成するためにプレスされた時に粒子が互いに適切に接着することを保証するために、結合剤及び/又は滑剤と任意的に混合される。適切な結合剤としては、樟脳、ステアリン酸、及び他の滑らかな性状の脂肪酸、カーボワックス(Union Carbide)、グリプタル(General Electric)、ポリビニルアルコール、ナフタリン、植物性ワックス、マイクロワックス(精製パラフィン)を含むことができる。結合剤は、溶媒内に溶解又は分散させることができる。例示的な溶媒としては、水、アセトン、メチルイソブチルケトン、トリクロロメタン、フッ素化炭化水素類(フレオン)(DuPont)、アルコール類、及び塩素化炭化水素類(四塩化炭素)を含むことができる。使用される場合、結合剤及び/又は滑剤の百分率は、全重量の約0.1重量%から約8重量%まで変えることができる。しかし、本発明においては、結合剤及び滑剤は要求されないことを理解すべきである。形成された状態で、粉末は、いずれかの従来的な粉末プレス成形を用いて圧密化される。例えば、プレス成形は、ダイと1つ又は複数のパンチとを用いる単一ステーション圧密プレス成形とすることができる。代替的に、アンビル型圧密プレス成形を使用することができ、これは、ダイと単一のより低いパンチとだけを用いる。単一ステーション圧密プレス成形は、シングルアクション、ダブルアクション、フローティング・ダイ、可動プラテン、対向ラム、スクリュー、衝撃、ホットプレス、コイニング、又はサイジングのような様々な機能を有するカム、トグル/ナックル、及び偏心/クランクのようないくつかの基本型で利用することができる。粉末は、タンタル又は他の適切な材料で製造されたワイヤのようなアノードリードの周囲に圧密化することができる。代替的に、アノードワイヤは、アノードのプレス及び/又は焼結に引き続いてアノードに取り付ける(例えば、溶接する)ことができることを更に認めるべきである。
圧縮の後、ペレットをある一定の温度(例えば、約150℃から約500℃)で数分間真空の下で加熱することにより、あらゆる結合剤/滑剤を除去することができる。代替的に、Bishop他に付与された米国特許第6、197、252号に説明されているように、ペレットと水溶液との接触によって結合剤/滑剤を除去することができ、この特許は、全ての目的に対してその引用により全体的に本明細書に組み込まれている。その後、ペレットは焼結され、多孔質の一体化集塊を形成する。例えば、一実施形態では、ペレットは、約1200℃から約2000℃の温度で、かつ一部の実施形態では約1500℃から約1800℃の温度で真空の下で焼結させることができる。焼結時に、粒子間の結合の成長によってペレットが収縮する。上述の技術に加え、アノードを形成するためのいずれかの他の技術も本発明により利用することができ、それらの技術は、Galvaqniに付与された米国特許第4、085、435号、Sturmer他に付与された米国特許第4、945、452号、Galvaqniに付与された米国特許第5、198、968号、Salisburyに付与された米国特許第5、357、399号、Galvaqni他に付与された米国特許第5、394、295号、Kulkarniに付与された米国特許第5、495、386号、及びFifeに付与された米国特許第6、322、912号に説明されているようなものであり、それらの特許は、全ての目的に対してそれらの引用により全体的に本明細書に組み込まれている。
アノードの形状も、得られるコンデンサアセンブリの電気的特性を改善するように選択することができる。例えば、アノードは湾曲、正弦波、方形、U字形、V字形などである形状を有することができる。アノードは、表面の容積に対する比率を高めてESRをできるだけ低下させ、かつキャパシタンスの周波数応答を拡大させるために、その中に1つ又はそれよりも多くの山、溝、凹部、又は欠刻を含む「溝付き」形状も有することができる。そのような「溝付き」アノードは、例えば、Webber他に付与された米国特許第6、191、936号、Maeda他に付与された米国特許第5、949、639号、及びBourqault他に付与された米国特許第3、345、545号、並びにHahn他に付与された米国特許出願公開第2005/0270725号に説明されており、それらの全ては、全ての目的に対してそれらの引用により全体的に本明細書に組み込まれている。
アノードは、誘電体膜が多孔質アノードの上にかつその内部に形成されるように陽極酸化することができる。陽極酸化は、それによってアノード金属が酸化されて比較的高い誘電率を有する材料を形成する電気化学処理である。例えば、タンタルアノードは、酸化されて五酸化タンタル(Ta25)を形成することができ、これは、約27の誘電率「k」を有する。アノードは、弱酸溶液(例えば、リン酸)内に高温(例えば、約85℃)で浸漬することができ、制御された量の電圧及び電流が供給されてある一定の厚みを有する五酸化タンタルのコーティングが形成される。電力供給は、所要の陽極酸化電圧に達するまで、最初に一定の電流が保たれる。その後、電力供給は一定電圧で保たれ、要求の誘電性質がタンタルペレットの表面の上に形成されることが保証される。陽極酸化電圧は、通常約5から約200ボルト、一部の実施形態では約20から約100ボルトの範囲である。アノードの表面上に形成されるのに加え、誘電性酸化物膜の一部分は、間隙の表面上にも通常形成されることになる。誘電体膜は、他の種類の材料、かつ様々な技術を用いて形成することができることを理解すべきである。
誘電体膜が形成された状態で、比較的絶縁性の樹脂性材料(天然又は合成)で製造されるような保護コーティングを任意的に付加することができる。そのような材料は、約0.05オーム−cmよりも大きく、一部の実施形態では約5よりも大きく、一部の実施形態では約1、000オーム−cmよりも大きく、一部の実施形態では約1×105オーム−cmよりも大きく、かつ一部の実施形態では約1×1010オーム−cmよりも大きい比抵抗を有することができる。本発明で利用することができる一部の樹脂性材料としては、以下に限定されるものではないが、ポリウレタン、ポリスチレン、及び不飽和又は飽和脂肪酸のエステル(例えば、グリセライド)などが挙げられる。例えば、適切な脂肪酸のエステルとしては、以下に限定されるものではないが、ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、エレオステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アレウリチン酸、及びシェロール酸などのエステルが挙げられる。これらの脂肪酸エステルは、比較的複雑な組合せで「乾性油」を形成して使用される時に特に有用であることが見出されており、これは、得られる膜を急速に重合させて安定な層とする。そのような乾性油としては、エステル化した脂肪酸残基をそれぞれ1個、2個、及び3個有するグリセリン骨格を有するモノ−、ジ−、及び/又はトリ−グリセライドを含むことができる。例えば、使用することができる一部の適切な乾性油としては、以下に限定されるものではないが、オリーブ油、アマニ油、ヒマシ油、キリ油、大豆油、及びシェラックが挙げられる。これらの及び他の保護コーティング材料は、Fife他に付与された米国特許第6、674、635号により詳細に説明されており、この特許は、全ての目的に対して引用により全体的に本明細書に組み込まれている。
陽極酸化された部分は、コンデンサ内で真のカソードとして作用する固体電解質を形成する段階をその後受ける。電解質は、硝酸マンガン(Mn(NO32)の熱分解によって形成することができ、二酸化マンガン(MnO2)カソードが生成される。そのような技術は、例えば、Sturmer他に付与された米国特許第4、945、452号に説明されており、この特許は、全ての目的に対して引用により全体的に本明細書に組み込まれている。代替的に、導電性ポリマーコーティングを固体電解質を形成するために使用することができる。導電性ポリマーコーティングは、ポリピロール類、ポリ(3、4−エチレンジオキシチオフェン)(PEDT)のようなポリチオフェン類、ポリアニリン類、ポリアセチレン類、ポリ−p−フェニレン類、及びそれらの誘導体のような1つ又はそれよりも多くの導電性ポリマーを含むことができる。更に、必要に応じて、導電性ポリマーコーティングは、複数の導電性ポリマー層で形成することができる。例えば、一実施形態では、導電性ポリマーコーティングは、PEDTで形成された1つの層とポリピロールで形成された別の層とを含むことができる。導電性ポリマーをアノード部分の上に付加するために様々な方法を利用することができる。例えば、電解重合法、スクリーン印刷法、浸漬法、電着コーティング法、及び噴霧法のような従来型の技術は、導電性ポリマーコーティングを形成するために使用することができる。例えば、一実施形態では、導電性ポリマーを形成するのに使用されるモノマー(例えば、3、4−エチレンジオキシチオフェン)は、溶液を形成するために、最初に重合触媒と混合させることができる。例えば、1つの適切な重合触媒は、「Clevios C」であり、これは、トルエンスルホン酸鉄(III)及びn−ブタノールであり、「H.C.Starck」から販売されている。「Clevios C」は、同じく「H.C.Starck」から販売されているPEDTモノマーの3、4−エチレンジオキシチオフェンである「Clevios M」のための市販の触媒である。殆どの実施形態では、付加された状態で、その導電性ポリマーがヒーリングされる。ヒーリングは、導電性ポリマー層の各付加後に行うことができ、又は導電性ポリマーコーティング全体の付加後に行うことができる。様々な方法を上述したが、電解質を付加するためのあらゆる他の方法も、本発明において利用することができることを理解すべきである。
固体電解質が形成された状態で、次に、その部分にカーボンコーティング(例えば、グラファイト)及び銀コーティングがそれぞれ付加される。銀コーティングは、例えば、コンデンサ要素のための半田付け可能な導体、接触層、及び/又は電荷コレクタとしての機能を果たし、カーボンコーティングは、固体電解質との銀コーティングの接触を制限することができる。
図1の段階10で要求されるコンデンサ要素の形成及び準備は、図2に示すような得られる構造をもたらす。ここで図2を参照すると、コンデンサ要素30は、カソード32及びアノードワイヤ34を含む。コンデンサ要素30は、第1及び第2の対向する端面36及び38によって特徴付けられる。アノードワイヤ34は、コンデンサ要素30の第1の表面36から延びている。上述のように、コンデンサ要素30の外側コーティングは、コンデンサのカソード32として機能して、コンデンサ要素への第1の電気接続部を形成し、アノードワイヤ34は、コンデンサ要素30のための第2の電気接続部を提供する。コンデンサ要素30は、カソードとアノードワイヤとが互いに直接に電気的接触しないようにして形成されていることを認めるべきである。これは、コンデンサ本体を形成するように付加された誘電体コーティング又はアノードワイヤ34の基部の周囲に置かれた絶縁性キャップ又は他の部分によって容易にすることができる(図示せず)。
再度図1を参照すると、本発明の方法に従った第2の例示的な段階12は、リードフレームを準備する段階に対応する。それぞれのコンデンサ要素30がそこに配置された例示的なリードフレーム40が図3−図6に示されている。図3は、−x、−y及び−z軸に関連する3次元図を提供する。図4−図6は、コンデンサ要素30を有する同じリードフレーム40の対応する2次元図を提供する。図4は、X−Y平面での断面に関連して示される。図5は、Z−Y平面に関連する断面を示している。図6は、Z−X平面での断面を提供する。リードフレーム40は、導電性金属(例えば、銅、ニッケル、銀、亜鉛、錫、パラジウム、鉛、アルミニウム、モリブデン、チタン、鉄、ジルコニウム、マグネシウム、及びそれらの合金)のようないずれかの導電材料で形成することができる。特に適切な導電性金属としては、例えば、銅、銅合金(例えば、銅−ジルコニウム、銅−マグネシウム、銅−亜鉛、又は銅−鉄)、ニッケル、及びニッケル合金(例えば、ニッケル−鉄)が挙げられる。1つの例示的な導電材料は、Wieland(ドイツ)から入手可能である銅−鉄合金のメタルプレートである。
関連技術分野で公知のように、リードフレーム40は、その各々がそれぞれのコンデンサ要素のための収容位置を定める複数の列と行を含むことができる。そのようなリードフレーム構成は、大量のコンデンサの製造を容易にするが、1つのコンデンサ要素のための単一収容位置のみを含むリードフレームも利用することができることを認めるべきである。本明細書での図の多くは、複数の生成容量デバイスを形成するためのリードフレームを示しているが、本発明は、大量製造の段階及び方法に不要に限定すべきでないことを認めるべきである。
図3−図6のリードフレーム40は、それぞれの複数の収容位置に埋め込まれることになる容量性要素30を有して示されている。6つの収容位置及び対応するコンデンサ要素が示されているが、リードフレームは、更に多くの容量要素に対応するように提供することができる。例えば、リードフレーム40は、付加的なコンデンサ要素を準備するために−x方向に延びることができる。図4に最も良好に示すように、リードフレーム40は、コンデンサ要素のそれぞれの列に各々が対応する第1及び第2の部分42及び44から成る。リードフレーム部分42及び44は、分割ライン46の周りに対称とすることができ、それによってリードフレーム部分42の収容位置に提供されたコンデンサ要素は、リードフレーム部分44内の対応する反対側の収容位置内に提供されたコンデンサ要素の反対側に方向付けられる。
リードフレーム40内の所定のコンデンサ要素30のための収容位置をより詳細に参照すると、そのような収容位置は、それぞれのアノード及びカソード終端部を定めるように形成することができる。アノード終端部を形成するリードフレーム40の部分は、第1のアノード終端部分50及び第2のアノード終端部分52である2つの部分で一般的に構成される。第1のアノード終端部分50及び第2のアノード終端部分52は、互いに対してほぼ垂直であり、第1のアノード終端部分50はそこに配置されたコンデンサ要素30の第1の端面36に対してほぼ平行であるように構成される。図6で最も良好に見られるように、第1のアノード終端部分50は、2つの延長タブ56及び58の間に窪んだ溝54を有して形成される。溝54は、コンデンサ要素30のアノードワイヤ34を収容するようになっている。
図3−図6を更に参照すると、カソード終端部を形成するリードフレーム40の部分は、第1のカソード終端部分62、第2のカソード終端部分60、及び第3のカソード終端部分64である3つの部分で一般的に構成される。第1のカソード終端部分62は、第2のカソード終端部60に対してほぼ垂直である。第1のカソード終端部分62は、コンデンサ要素30の底面(カソード32の一部分に該当する)に平行であり、かつこれと電気的に接続することができる。第2の終端部分60は、コンデンサ要素30の第2の端面38に平行であり、かつこれと電気的に接続することができる。一部の実施形態では、第1及び第2のカソード終端部分62及び60のうちの一方のみがコンデンサ30のカソード32と直接接触しているが、組立を容易にして更に安定にするために両方が接続することができることを認めるべきである。第3のカソード終端部64は、第のカソード終端部分62にほぼ垂直であり、コンデンサ要素30の第2の端面38から離れて延びている。一部の実施形態では、第2のアノード終端部分52と第3のカソード終端部分64とは、実質的に同じ平面に設けられる。
図1を再び参照すると、次に、段階13は、アノード終端部を隔離する段階を含む。隔離形態は、コンデンサ30のカソード32から第2のアノード終端部分52の全て又は一部を隔離し、従って、カソードとアノード終端部の間の電気短絡の危険性を低下させるために設けることができる。隔離段階13は、コンデンサ要素30がリードフレーム40のそれぞれの収容位置内部に配置される前に、各々の第2のアノード終端部分52の選択された上面部分へ絶縁材料51を設ける段階を伴う場合がある。絶縁材料51の例示的な描写は、図5、図14a及び図14bで様々に提供されている。絶縁材料51は、絶縁テープで形成することができ、又は蒸着、分注、又は遮蔽マスクのような当業技術で公知のいずれかの適切な技術によって所要のリードフレーム位置に付加された絶縁性又は非導電性材料で形成することができる。
図1を再び参照すると、本発明により電解コンデンサを形成する方法での第4の段階14は、カソード終端部に、すなわち、第1及び/又は第2のカソード終端部分62及び60に、カソード32の少なくとも一部分を電気的に接続する段階を含む。コンデンサ要素30をリードフレーム40内の収容位置に付加するために、導電性接着剤をカソード32の1つ又はそれよりも多くの表面に最初に付加することができる。導電性接着剤は、例えば、樹脂組成物に含有された導電性金属粒子を含むことができる。金属粒子は、銀、銅、金、白金、ニッケル、亜鉛、ビスマスなどとすることができる。樹脂組成物は、熱硬化樹脂(例えば、エポキシ樹脂)、硬化剤(例えば、酸無水物)、及びカプリング剤(例えば、シランカプリング剤)を含むことができる。適切な導電性接着剤は、Osako他に付与された米国特許出願公開第2006/0038304号に説明されており、この出願公開は、全ての目的に対して引用により全体的に本明細書に組み込まれている。様々な技術のうちのいずれかをカソード32に導電性接着剤を付加するために使用することができる。その後、コンデンサ要素30は、リードフレーム40上に配置され、それによって接着剤は、コンデンサ要素30の底面を第のカソード終端部分60に結合する。任意的に、付加的な接着剤が、コンデンサ30の端面38を第のカソード終端部分62に結合することができる。
更に図1を参照すると、次に、段階16は、アノードワイヤ34をアノード終端部に、すなわち、第1のアノード終端部分50に電気的に接続する段階を含む。これは、機械的接合、レーザ溶接、導電性接着剤などのような当業技術で公知のいずれかの技術を用いて達成することができる。例えば、アノードワイヤ34は、第1のアノード終端部分50内部に形成された溝54内にレーザを用いて溶接することができる。レーザは、誘導放出によってフォトンを放射することができるレーザ媒体とレーザ媒体の要素を励起するエネルギ源とを一般的に含む。適切なレーザの1つの種類は、レーザ媒体が、ネオジム(Nd)でドープされたイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)から成るものである。励起粒子は、ネオジムイオンNd3+である。エネルギ源は、連続したレーザビームが放射されるように連続したエネルギをレーザ媒体に供給することができ、又はパルスレーザビームを放射するようにエネルギ放出を供給することができる。アノードワイヤ34が、第1のアノード終端部50に電気的に接続されると、カソードをカソード終端部に電気的に接続するのに使用された導電性接着剤を硬化させることができる。コンデンサ要素30がカソード終端部に接着剤によって十分に接着されることを保証するために、例えば、ヒートプレスを使用して熱及び圧力を印加することができる。
段階14及び段階16によってコンデンサ要素がリードフレームに取り付けられた状態で、各コンデンサ要素30とリードフレーム40のそれぞれの部分とは、段階18において、各々のそのような要素を、シリカ又はいずれかの他の公知の封入材料でその後充填することができる樹脂ケーシング内部にそれぞれ包み込むことによって封入される。適切なケーシングとしては、例えば、「F」、「G」、「H」、「J」、「K」、「L」、「N」、「P」、「R」、「S」、「T」、「W」、「Y」、又は「X」ケース(AVX Corporation)を含むことができる。そのような封入ケースの一実施形態は、図7−図10において要素66として示されている。封入ケース66は、得られるコンデンサのための付加的な構造的及び熱的保護を提供する。
一例において、各封入ケース66は、コンデンサ要素30の全体、並びにリードフレーム44の少なくとも一部を実質的に覆っている。一部の実施形態では、図10に示すように、封入ケースは、第のアノード終端部分50及び第のカソード終端部分62を取り囲み、一方で第のアノード終端部分52の少なくとも底面、並びに第のカソード終端部分60及び第3のカソード終端部分64を封入されたデバイスの底部(装着)表面に沿って露出したままに残す。
図1の段階20は、切り取り又は切断段階に関し、それによってリードフレームは、複数のそれぞれのコンデンサ内に分割される。切断段階20の後の3つの例示的な得られる容量性構造体が図11に示され、各々は、封入のためのケース66に対応し、アノードリードは、第2のアノード終端部分52に対応し、かつカソードリードは、第3のカソード終端部分64に対応する。各封入ケースは、第1及び第2の対向する端面70及び72、並びに上面74によって特徴付けることができる。
段階20の一部として、それぞれの第2のアノード終端部分52及び第3のカソード終端部分64の露出した部分はまた、エージング、スクリーニング、及び切り取ることができ、その過剰部分が除去される。段階20での切断と切り取りの実行の後でのコンデンサ構造体の例示的な図は、図12a−図15に示されている。図12aは、コンデンサ要素の上側斜視図、及び図12bは底側斜視図を提供し、ケース66の側部表面70を超えて延びる第2のアノード終端部分52とケース66の側部表面72を超えて延びるカソード終端部分64との一部を切り取ることができる方法が示されている。図13a及び図13bは、Z−X平面内でのそれぞれの端面図として示されるそのような例示的なコンデンサ構成の同様の態様を説明する。図13aは、表面70の端面図(コンデンサの別の側部に対する)を示し、一方で図13bは、表面72の端面図(コンデンサのカソード側から)を示している。図14は、切り取られたコンデンサ要素の側面図を示し、図15は、切り取られたコンデンサの底面(表面装着)図を示している。
図12a−図15に示すコンデンサは、表面装着可能電解コンデンサを提供するために適切であるが、付加的な段階を本発明により取り込むことができ、それによれば、図1の段階24によって各々の封入されたコンデンサ要素を1つ又はそれよりも多くの位置でダイスカットすることにより、容積効率における更に別の改善を達成することができる。
例えば、図16a、図17a、図18a、図19a、及び図20aは、第1及び第2のデバイス端面上にアノード及びカソード終端部分を露出させるためにダイスカットされた第1の例示的な得られるコンデンサ80aの様々な図をそれぞれ示している。図16b、図17b、図18b、図19b、及び図20bは、これもダイスカットされた第2の例示的な得られるコンデンサ80bの様々な図をそれぞれ示している。コンデンサ80a及び80bを得るために、ダイスカットは、6つの別々の位置で行うことができる(図12−図15に示されている封入ケース66の各表面に対して1つ)。代替的に、同様な構造体は、4つの側面位置でのダイスカットだけによって得ることができる。他の数のダイスカットカットも、本発明の装置及び方法の実施形態に従って実施することができる。
段階26に含まれるダイスカットを行うために使用される例示的な技術としては、例えば、高精度のマイクロプロセッサ制御ダイスカット・ソー又は高カットレートのダイヤモンド切断ホイールによる切断及び機械加工が限定ではなく含まれる。しかし、図16−図20に表された本体形状を形成するための付加的な技術としては、レーザ切断、水流切断、エッチング、研削、又は他の公知の方法を含むことができる。切断は、好ましくは、内部コンデンサ要素の1つ又はそれよりも多くの表面に垂直又は実質的に垂直な1つ又は複数の平面を通過して行われる。
更に図16a−図20aによれば、得られるコンデンサ80aは、第1及び第2の対向する端面82及び84、並びに第1及び第2の端面82及び84に隣接する上面86によって特徴付けられる矩形プリズムのような概略の形状である。段階24からの少なくとも1つのコンデンサ切断部は、コンデンサ80の第1の端面82に沿って第1のアノード終端部分50を露出させる。同様に、第のカソード終端部分62は、第2の端面84に沿ってコンデンサ封入材料から露出される。ダイスカット段階が行われた後のコンデンサ80aの得られる寸法は、EIA標準ケース寸法(AVXによって上述のアルファベースの参照で参照したもののような)に対応することができる。従って、例えば、図7−図10で示される「A」ケース寸法を有して封入されたデバイスは、「R」ケース寸法を有する構造体を形成するようにダイスカットすることができる。同様に、図7−図10で示される「R」ケース寸法を有して封入されたデバイスは、「J」ケース寸法を有する構造体を形成するようにダイスカットすることができる。同様な変換が他のケース寸法の間で行うことができ、かつ得られるコンデンサ寸法は、AVX又は他の会社によって示された従来型のケースサイズに対応するものに限定されない。
更に図16b−図20bによれば、得られるコンデンサ80bは、第1のアノード終端部分50及び第のカソード終端部分62がダイスカット段階24によって露出されていないことを除けば、上述のコンデンサ80aと実質的に同様である。その代わり、図18bから理解されるように、少なくとも1つのコンデンサ切断部は、第1のアノード終端部分50を露出させないが、得られるデバイスの容積効率を最大にするために十分に接近する方式で、第1のアノード終端部分50に実質的に平行に形成される。同様に、少なくとも1つのコンデンサ切断部は、第のアノード終端部分62を露出させないが、容積効率を改善する方式で、第のアノード終端部分62に対して実質的に平行に形成される。
図1の例示的方法に従った更に別の段階は、図16a−図20bに示す得られるコンデンサ構造体80a及び80bのための外部終端部を形成する段階26に対応する。そのような外部終端部は、一部の実施形態では必要でない場合があるが、デバイスのそれぞれのアノード及びカソード終端部へのより信頼性のある電気接続を提供することが望ましい時は、外部終端部を形成することができる。また、外部終端部は、対称的な方法で形成することができ、より多目的なデバイスが得られる。更に、コンデンサの表面装着を容易にするように、コンデンサの単一の所定の表面を包み込む複数の終端部を形成することができる。
ここで図21−図23を参照すると、第1の例示的な外部終端部90a及び92aが示されている。第1の外部終端部90aは、第1の端面82(ダイスカット切断部のうちの1つによって露出されている時は、第1のアノード終端部分50の露出表面を含む)の少なくとも実質的な部分を覆う第1の部分94aを有して形成される。第1の外部終端部90aの任意的な第2の部分96aは、部分94aに対して実質的に垂直な方式で形成され、コンデンサの上面86を包み込み、露出した第2のアノード終端部分52を実質的に覆う。第2の外部終端部92aは、第2の端面84(ダイスカットカットの1つによって露出されている時は、第のカソード終端部分62の露出表面を含む)の少なくとも実質的な部分をほぼ覆うことができる第1の部分97aと、コンデンサの上面86を包み込み、露出したカソード終端部分60を実質的に覆う任意的な第2の部分98aとを有して形成される。
ここで図24−図26を参照すると、第2の例示的な外部終端部90b及び92bを有するコンデンサが、図21−図23に類似した参照図の状態で示されている。第1の例示的な外部終端部分90bは、コンデンサの第1の端面82の全体を実質的に覆う第1の部分94bを有して形成される。包み込み終端部分96bは、第1の部分94bから第1の端面82に隣接する4つのデバイス表面の各々の少なくとも一部の上に延びている。第2の例示的な外部終端部分92bは、コンデンサの第の端面84の全体を実質的に覆う第1の部分97bを有して形成される。包み込み終端部分98bは、第1の部分97bから第2の端面84に隣接する4つのデバイス表面の各々の少なくとも一部の上に延びている。一部の実施形態では、包み込み終端部分96b及び98bは、それらのそれぞれの付加デバイス表面に沿って、露出したアノード終端部分52及びカソード終端部分60を実質的に覆い、並びにコンデンサのための表面装着区域を提供するのに十分に大きく延びている。
外部終端部は、以下に限定されるものではないが、導電性金属(例えば、銅、ニッケル、銀、亜鉛、錫、パラジウム、鉛、アルミニウム、モリブデン、チタン、鉄、ジルコニウム、マグネシウム、及びそれらの合金)のようないずれかの導電材料で形成された1つ又はそれよりも多くの層を含むことができる。特に適切な導電性金属としては、例えば、銅、銅合金(例えば、銅−ジルコニウム、銅−マグネシウム、銅−亜鉛、又は銅−鉄)、ニッケル、及びニッケル合金(例えば、ニッケル−鉄)が挙げられる。一例において、外部終端部90a/90b及び92a/92bは、浸出抵抗を高めるためのニッケルの第1の層と、下層を酸化から保護して集積回路(IC)環境における終端部の容易な半田付けを容易にするための銀の第2の層と、錫又は他の半田合金の第3の層とをそれぞれ含む。
外部終端部は、印刷法、蒸着、遮蔽マスク、スパッタリング、電気メッキ、及び無電解又は浸漬メッキなどのような様々な方式で形成することができる。1つの方法は、露出した導電性部分を有する電子構成要素が、電気的バイアスによって特徴付けられる電解性ニッケル又は電解性錫のようなメッキ溶液に露出される電気メッキ又は電気化学的堆積に対応する。次に、構成要素それ自体にメッキ溶液の極性と反対の極性にバイアスがかけられ、メッキ溶液内の導電性元素が構成要素の露出した金属化部分に引き付けられる。無電解メッキは、極性バイアスのないメッキ溶液内の電子構成要素の完全浸漬を含む。外部終端部90a/90b、92a/92bを形成するのに利用することができる更に別の技術は、メッキ材料の磁気的吸引、電気泳動、又は静電技術に関連する。
本発明の結果として、優れた電気的特性を示すコンデンサアセンブリを形成することができる。例えば、このコンデンサは、高いキャパシタンス及び低い等価直列抵抗を示すことができ、等価直列抵抗とは、コンデンサがキャパシタンスと直列に抵抗を有する程度を称するものであり、それは、充電及び放電を遅延させて電気回路での損失を生じさせる。本発明は、以下の実施例を参照してより良好に理解することができる。
試験手順
等価直列抵抗(ESR)、キャパシタンス、及び消散係数:
等価直列抵抗は、バイアス0ボルト及び信号1ボルトで、「Hewlett Packard 4192A LCZ」メータを使用して測定された。作動周波数は、100kHzであった。キャパシタンス及び消散係数は、バイアス2ボルト及び信号1ボルトで、「Hewlett Packard 4192A LCZ」メータを使用して測定された。作動周波数は、120Hz、温度は、23℃±2℃であった。
漏れ電流:
漏れ電流(DCL)は、「Keithley 2400」ソースメータを使用して測定された。「Keithley 2400」は、23℃±2℃の温度、かつ12秒後の1、1の定格電圧で漏れ電流を測定した。
コンデンサが、上述のように本発明によって構成された。具体的には、コンデンサは、高さ約0.74mm、幅約1.28mm、及び長さ約1.71の寸法であり、従って、約1.62mm3の得られる容積サイズを有するコンデンサ本体を有するコンデンサ要素を最初に提供することによって形成された。そのようなコンデンサ要素のアノードワイヤとカソードとがリードフレームに取り付けられた後、約1.18mmの高さ、約1.68mmの幅、及び約3.4mmの長さに対応し、従って、約6.74mm3の全体容積サイズをもたらす薄型「S」ケースサイズ(EIA「A」ケースのフットプリントで最大高さ1.2mmを有する)での封入が行われた。次に、この構成要素は、5つの側面をダイスカットされて、約1.18mmの高さ、約1.47mmの幅、及び約2.21mmの長さに対応し、かつ約3.83mm3の得られる容積サイズの「R」ケースサイズを有するものと実質的に同等であるデバイスが得られた。デバイスアセンブリの容積効率は、コンデンサ要素のサイズの全体コンデンササイズに対する比較を提供し、得られたダイスカットされたアセンブリに関する容積効率は、約1.49/3.83=39%に対応する。
上述の容積効率の相対的比較を提供するために、同じ全体ケースサイズを有するコンデンサを形成するための従来技術の構成技術を用いる標準型タンタルコンデンサの容積効率が計算される。そのような標準技術によれば、最大コンデンサ部分は、約0.65mmの高さ、1.15mmの幅、及び0.98mmの長さの寸法によって特徴付けられることになり、従って、約0.73mm3の得られる容積サイズを有する。同様な「R」ケースサイズにおいて、これは、約0.73/3.83=19%の全体的容積効率を生じさせる。従って、本発明の態様に従って構成された実施例1のコンデンサは、標準型電解コンデンサに比較して、容積効率において約20%の増加を達成する。
1つの試料の様々な電気的特性が試験された。結果は、以下の表1に示されている。
(表1)
Figure 0005670058
示されたように、本発明のコンデンサアセンブリは、優れた電気特性を示している。
コンデンサが、上述のように本発明によって構成された。具体的には、コンデンサは、高さ約0.56mm、幅約0.74mm、及び長さ約1.27の寸法であり、従って、約0.53mm3の得られる容積サイズを有するコンデンサ本体を有するコンデンサ要素を最初に提供することによって形成された。そのようなコンデンサ要素のアノードワイヤとカソードとがリードフレームに取り付けられた後、約1.12mmの高さ、約1.43mmの幅、及び約2.2mmの長さに対応し、従って、約3.52mm3の全体容積サイズをもたらす標準「R」ケースサイズでの封入が行われた。次に、この構成要素は、6つの側面をダイスカットされて、約0.84mmの高さ、約0.87mmの幅、及び約1.67mmの長さに対応し、かつ約1.22mm3の得られる容積サイズの「J」ケースサイズを有するものと実質的に同等であるデバイスが得られた。デバイスアセンブリの容積効率は、コンデンサ要素のサイズの全体コンデンササイズに対する比較を提供し、得られるダイスカットされたアセンブリに関する容積効率は、約0.53/1.22=43%に対応する。
上述の容積効率の相対的比較を提供するために、同じ全体ケースサイズを有するコンデンサを形成するための従来技術の構成技術を用いる標準型タンタルコンデンサの容積効率が計算される。そのような標準技術によれば、最大コンデンサ部分は、約0.53mmの高さ、0.69mmの幅、及び0.68mmの長さの寸法によって特徴付けられることになり、従って、約0.25mm3の得られる容積サイズを有する。同様な「J」ケースサイズに封入された時、これは、約0.25/1.22=20%の全体容積効率を生じさせる。従って、本発明の態様に従って構成された実施例2のコンデンサは、標準型電解コンデンサに比較して、容積効率において約23%の増加を達成する。
1つの試料の様々な電気特性が試験された。結果は、以下の表2に示されている。
(表2)
Figure 0005670058
本発明のこれら及び他の修正及び変形は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく当業者によって実施することができる。更に、様々な実施形態の態様は、全部又は一部の両方で入れ替えることができることを理解すべきである。更に、以上の説明は、例証としてのみのものであり、添付の特許請求の範囲において更に説明される本発明を限定する意図のものでないことを当業者は認めるであろう。
10 コンデンサ要素を準備する第1の段階
12 リードフレームを準備する段階
13 アノード終端部を隔離する段階

Claims (10)

  1. コンデンサを形成する方法であって、
    対向する第1及び第2の端面と、カソードと、該第1の端面から延びるアノードワイヤとによって特徴付けられるコンデンサ要素を準備する段階と、
    第1及び第2のほぼ垂直なアノード終端部分を含むアノード終端部と、第1及び第2のほぼ垂直なカソード終端部分を含むカソード終端部とを形成するリードフレームを準備する段階と、
    前記アノードワイヤを前記第1のアノード終端部分に電気的に接続し、それによって該第1のアノード終端部分が、前記コンデンサ要素の前記第1の端面に対して実質的に平行になる段階と、
    前記カソードを前記カソード終端部に電気的に接続し、それによって前記第1のカソード終端部分が、前記コンデンサ要素の前記第2の端面に対して実質的に平行になる段階と、
    前記コンデンサ要素と前記リードフレームの少なくとも一部分とを封入材料によって封入し、前記第1のアノード終端部分及び前記第1のカソード終端部分は封入され、前記第2のアノード終端部分及び前記第2のカソード終端部分が、所定の装着表面上で封入材料から露出されたままである段階と、
    封入されたコンデンサ要素を通して1つ又はそれよりも多くのダイスカット切断部を形成して過剰の封入材料を除去し、得られるコンデンサの容積効率を改善する段階と、
    を含み、
    前記ダイスカットする段階は、より詳細には、前記封入されたコンデンサ要素を通して第1の切断部を形成し、前記得られるコンデンサの第1の端面上の前記第1のアノード終端部分を露出する段階と、該封入されたコンデンサ要素を通して第2の切断部を形成し、該得られるコンデンサの第2の対向する端面上の前記第1のカソード終端部分を露出する段階とを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記ダイスカットする段階は、より詳細には、各々が前記コンデンサ要素のそれぞれの表面に実質的に平行である複数の切断部を前記封入されたコンデンサ要素を通して形成する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ダイスカットする段階は、前記コンデンサ要素の異なる表面に沿って少なくとも4つの切断部を形成する段階を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. コンデンサ要素を準備する前記段階は、バルブ金属組成物から形成されたアノードと、該アノードの上に重なる誘電体膜と、該誘電体膜の上に重なる固体電解質とを収容する固体電解コンデンサを準備する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記アノードワイヤを前記第1のアノード終端部分に電気的に接続する前記段階は、レーザ溶接する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記カソードを前記カソード終端部に電気的に接続する前記段階は、前記コンデンサ要素の少なくとも1つの表面を前記第2のカソード終端部分に導電性ペーストを用いて接続する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記露出した第2のアノード終端部分の上に第1の外部終端部、及び前記露出した第2のカソード終端部分の上に第2の外部終端部を形成する段階を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記露出した第1のアノード終端部分の上に隣接する第1の端面を包み込んで、前記露出した第2のアノード終端部分の上に第1の外部終端部を、かつ前記露出した第1のカソード終端部分の上に隣接する第2の端面を包み込んで、前記露出した第2のカソード終端部分の上に第2の外部終端部を形成する段階を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 第1及び第2の外部終端部を形成する前記段階は、前記露出したアノード及びカソード終端部分にわたって導電材料を電気メッキする段階を含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記第2のアノード終端部分を前記コンデンサ要素の前記カソードから電気的に隔離する段階を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
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