JP5021361B2 - 固体電解コンデンサー組立体 - Google Patents

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Description

[関連出願]
本願は、2006年4月28日に出願された、米国仮特許第60/795,970号を基礎とする優先権を主張し、同出願の全文をここで参照によって引用する。
モデムの技術的用途の多様性によって、それに使用される、効率的な電子部品と、集積回路とに対するニーズが生じた。コンデンサーは基本的な部品であって、フィルタリング、デカップリング、バイパス、及びそうした現代的な用途におけるその他の観点に使用され、かかる用途には、無線通信、高速処理、ネットワーク、回路スイッチ、及び多くのその他の用途が含まれる。集積回路の速度及びパッケージ密度の劇的な高まりは、デカップリングコンデンサー要素の技術についての進歩を要求する。高容量のデカップリングコンデンサーが、多くの今日の用途における高い周波数を受けるとき、動作特性はますます重要になる。コンデンサーは、そうした広範囲の用途において基本的なものであるから、コンデンサーの精度及び効率は不可欠である。従って、コンデンサーのデザインにおける多くの特定の観点は、コンデンサーの動作特性を改良するための焦点であった。固体電解コンデンサー(例えば、タンタルコンデンサー)は、電子回路の小型化への主要な貢献者であって、過酷な環境におけるそうした回路の適用を可能にした。例えば、タンタルコンデンサーを作るには、代表的に、タンタル粉末をペレットに圧縮し、ペレットを焼結して多孔質体を形成し、次に、これを陽極酸化して、焼結された本体に連続した誘電酸化膜を形成する。タンタルアノードの静電容量は、焼結された粉末の特定の表面積の直接的な関数である。静電容量を増やすために、より細かいタンタル粒子の使用によって、より大きな特定の表面積が達成される。残念ながら、焼結中には、細かい粒子の間に、しばしば「ネック」が形成される。使用中には、電流がアノードを通り抜けるとき、これらのネックは、過熱する傾向があって、それにより、コンデンサーに損傷をもたらす。
従って、サイズ及び性能に関する産業界の要求条件を満足することができ、不十分な電力損に起因する使用中の過熱を防ぐことができるような、コンデンサーに対する要望が現在存在している。
本発明のひとつの実施形態によれば、開示されるコンデンサー組立体は、第1の固体電解コンデンサー要素と、第1の固体電解コンデンサー要素に隣接して配置された、第2の固体電解コンデンサー要素とから構成される。第1及び第2の固体電解コンデンサー要素のそれぞれは、約70,000μF・V/g以上の比電荷を有するバルブメタル組成物(例えば、タンタル又は酸化ニオブ)から形成されたアノードを含んでいる。熱伝導材料(例えば、金属)は、第1及び第2の固体電解コンデンサー要素の間に配置されており、熱伝導材料は、温度20℃において約100W/m・K以上の熱伝導率を有している。ケースは、第1及び第2の固体電解コンデンサー要素を包被している。
本発明の別の実施形態によれば、開示されるコンデンサー組立体は、第1の固体電解コンデンサー要素と、第1の固体電解コンデンサー要素に隣接して配置された、第2の固体電解コンデンサー要素とから構成される。第1及び第2の固体電解コンデンサー要素のそれぞれは、バルブメタル組成物から形成されたアノードを含んでいる。アノードは約0.1〜約4mmの厚みを有している。第1の固体電解コンデンサー要素は第1のアノード・リード線を有し、第2の固体電解コンデンサー要素は第2のアノード・リード線を有し、第1のアノード・リード線は、第2のアノード・リード線に対して、実質的に平行で、実質的に水平な配置になっている。また、組立体は、上側領域と下側領域とを有する部分を備えたアノード端子を備え、上側領域は第1のアノード・リード線に電気的に接続され、下側領域は第2のアノード・リード線に電気的に接続されている。カソード端子は、第1及び第2の固体電解コンデンサー要素の間に配置されて、これらに電気的に接続されており、カソード端子は熱伝導材料を含んでいる。ケースは、第1及び第2の固体電解コンデンサー要素を包被しており、アノード端子及びカソード端子の露出した部分を残している。
本発明のさらに別の実施形態によれば、コンデンサー組立体を形成する方法が開示される。方法は、第1の固体電解コンデンサー要素と第2の固体電解コンデンサー要素とを提供する段階であって、第1及び第2の固体電解コンデンサー要素はそれぞれアノードから延びた第1及び第2のアノード・リード線を備え、アノードはバルブメタル組成物から形成されているような、上記提供する段階を備える。また、リードフレームが提供され、リードフレームは、第1の面と、この面とは反対側の第2の面とを有し、リードフレームはカソード端子とアノード端子とを形成しており、リードフレームは熱伝導材料を含んでいる。第1の固体電解コンデンサー要素を、カソード端子における第1の面に電気的に接続し、第1のアノード・リード線を、アノード端子に溶接する。第2の固体電解コンデンサー要素を、カソード端子における第2の面に電気的に接続し、第2のアノード・リード線を、アノード端子に溶接する。
本発明のその他の特徴及び観点については、以下に詳しく説明される。
本発明のベストモードを含む、当業者に向けられた、本発明の完全な開示は、本願の残りの部分において、添付図面を参照して、詳しく明らかにされる。
本明細書及び添付図面において、同一又は対応する特徴ないし要素には、同一の参照符号を繰り返して使用している。
当業者には理解されるように、本願における説明は、例示的な実施形態を開示するものに過ぎず、例示的な構成において具体化される、本発明の広義の観点を限定することを意図してはいない。
概して、本発明は、便利で省スペースなパッケージにおいて、改良された動作特性を提供する、統合されたコンデンサー組立体に関する。コンデンサー組立体は、互いに隣接して配置された(例えば、積み重ねられた)、少なくとも2つの固体電解コンデンサー要素を含んでいる。それぞれのコンデンサー要素は、バルブメタル組成物から形成されたアノードを備えている。バルブメタル組成物は、高い比電荷を有し、例えば、約70,000マイクロファラデー・ボルト/グラム("μF・V/g")以上、いくつかの実施形態においては、約80,000μF・V/g以上、いくつかの実施形態においては、約100,000μF・V/g以上、いくつかの実施形態においては、約120,000μF・V/g以上である。バルブメタル組成物は、バルブメタル(すなわち、酸化可能な金属)又はバルブメタルをベースとする組成物、例えば、タンタル、ニオブ、アルミニウム、ハフニウム、チタン、これらの合金、これらの酸化物、これらの窒化物などである。例えば、アノードが形成されるバルブメタル酸化物が有している、金属対酸素の原子比率は、1:25未満、いくつかの実施形態においては、1:2.0未満、いくつかの実施形態においては、1:1.5未満、いくつかの実施形態においては、1:1である。そうしたバルブメタル酸化物の例には、酸化ニオブ(例えば、NbO)や、酸化タンタルなどが含まれ、より詳しくは、FiFeによる米国特許第6,322,912号に開示されているので、同文献の全文をここで参照によって引用する。
様々な従来の製造手順は、アノードを形成するために一般的に利用される。ひとつの実施形態においては、所定の粒子サイズを有するタンタル又はニオブ酸化物が最初に選択される。粒子サイズは、結果物たるコンデンサー要素に求められる電圧に応じて変化する。例えば、比較的大きい粒子サイズをもった粉末(例えば、約10μm)は、高い電圧のコンデンサー要素を生産するためにしばしば使用され、一方、比較的小さい粒子サイズをもった粉末(例えば、約0.5μm)は、低い電圧のコンデンサー要素を生産するためにしばしば使用される。粒子は、任意的事項として、バインダー及び/又は潤滑剤と混合されて、アノードを形成すべくプレスされたとき、粒子同士が互いに適切に付着することを確実にしている。適当なバインダーには、樟脳、ステアリン及びその他の石鹸質の脂肪酸、Carbowax(Union Carbide 社)、Glyptal(General Electric 社)、ポリビニールアルコール、ナフタレン、植物蝋、及びマイクロワックス(精製パラフィン)が含まれる。バインダーは、溶媒に溶かされて分散される。例示的な溶媒には、水、アセトン、メチルイソブチルケトン、トリクロロメタン、フッ化炭化水素(フレオン)(DuPont 社)、アルコール、及び塩素化炭化水素(四塩化炭素)が含まれる。使用時には、バインダー及び/又は潤滑剤の割合は、総質量の約0.1%〜約8%の重量の範囲で変化する。しかしながら、本発明においては、バインダー及び潤滑剤は必須ではないことを理解されたい。いったん形成されたならば、粉末は、任意の在来の粉末プレス型を用いて圧縮される。例えば、プレス型は、抜き型と1又は複数の押抜き具とを使用した、単一ステーションの圧縮プレスである。変形例としては、抜き型と単一の下側押抜き具とだけを用いた、金床タイプの圧縮プレス型を使用しても良い。単一ステーションの圧縮プレス型としては、いくつかの基本的なタイプが利用可能であって、例えば、カム、トグル/ナックル及び偏心/クランク・プレスであって、可変容量をもったもの、例えば、単動、複動、浮動抜き型、可動プラテン、対向ラム、ネジ、衝撃、高温プレス、圧印加工、又はサイジングが含まれる。粉末は、アノード・リード線(例えば、タンタルワイヤ)のまわりにおいて圧縮される。アノード・リード線は、変形例としては、アノードをプレス及び/又は焼結した後に、アノードに取り付けても良い(例えば、溶接)ことを認識されたい。
圧縮の後には、すべてのバインダー/潤滑剤を除去するために、真空下において、数分間にわたって、所定の温度(例えば、約150℃〜約500℃)に、ペレットを加熱する。変形例としては、バインダー/潤滑剤を除去するために、ペレットを水溶液に接触させても良いが、これについては、Bishopらによる米国特許第6,197,252号に開示されているので、同文献の全文をここで参照によって引用する。その後に、ペレットを焼結して、多孔質で一体的な塊を形成する。例えば、ひとつの実施形態においては、約1200℃〜約2000℃の温度にて、ペレットは焼結され、いくつかの実施形態においては、約1500℃〜約1800℃の温度にて、真空下で焼結される。焼結に際しては、ペレットは、粒子間の結合の成長に起因して、収縮する。上述した技術に加えて、本発明においては、アノードを形成する任意の他の技術を利用することができ、それらには、例えば、Galvaqniによる米国特許第4,085,435号、Sturmerらによる米国特許第4,945,452号、Galvaqniによる米国特許第5,198,968号、Salisburyによる米国特許第5,357,399号、Galvaqniらによる米国特許第5,394,295号、Kulkarniによる米国特許第5,495,386号、及び、Fifeによる米国特許第6,322,912号があるので、これらの文献の全文をここで参照によって引用する。
アノードが形成される特定のやり方にかかわらず、本発明においては、アノードの厚みは、コンデンサー組立体の電気的性能を高めるように選択される。例えば、それぞれの個別のコンデンサー要素におけるアノードの厚み(図1における−z方向)は、代表的には、約0.1〜約4mmであり、いくつかの実施形態においては、約0.2〜約3mmであり、いくつかの実施形態においては、約0.4〜約1mmである。そうした比較的小さなアノードの厚み(すなわち「偏平」)によって、高い比電荷の粉末によって発生する熱の放散が助けられ、また、ESR及びインダクタンスを最小化する、短い伝達経路が提供される。さらに、コンデンサー要素における組み合わせられたアノードの厚みは、従来の単一のコンデンサーのアノードの厚みと同等であるけれども、それぞれの個別のコンデンサー要素に小さなアノードの厚みを用いることで、誘電体及び固体電解質の含浸が改善され、それにより、結果的に電気的性能が高められる。
また、アノードの形状は、結果物としてのコンデンサー組立体の電気的特性を改善するように選択される。例えば、アノードは、曲線状、シヌソイド状、矩形状、U字形、V字形などの形状を有することができる。また、アノードは「溝付」の形状を有していても良く、すなわち、1又は複数のくびれ、溝部、窪み、又は刻み目を含み、体積に対する表面の比率を高め、ESRを最小化して、キャパシタンスの周波数応答を延ばす。そうした「溝付」のアノードについては、例えば、Webberらによる米国特許第6,191,936号、Maedaらによる米国特許第5,949,639号、及び、Bourgaultらによる米国特許第3,345,545号、また、Hahnらによる米国特許公開公報第2005/0270725号に開示されているので、これらのすべての文献の全文をここで参照して引用する。
アノードは、陽極処理を施され、多孔質のアノードにかぶせて及び内部に、誘電膜が形成される。陽極処理は、アノード金属を酸化して、比較的誘電率の高い材料を形成するための電気化学処理である。例えば、タンタルのアノードに陽極処理を施して、誘電率“k”が約27である、五酸化タンタル(Ta2O5)を形成する。アノードは、温度を上昇させて(例えば、約85℃)、弱い酸性溶液(例えば、燐酸)に浸されて、所定の厚みを有する五酸化タンタルを形成するために、制御された量の電圧及び電流を供給される。必要な形成電圧に達するまで、電源は、当初には、一定の電流に保たれる。その後、電源は、一定の電圧に保たれ、タンタルペレットの表面にわたって所望の誘電品質が形成されることを確保する。陽極処理の電圧は、代表的には、約5〜約200ボルトの範囲であり、いくつかの実施形態においては、約20〜約100ボルトである。アノードの表面に形成されるのに加えて、誘電酸化膜の一部分は、代表的に、細孔の表面にも形成される。誘電膜は、他のタイプの材料から、異なる技術を用いて、形成しても良いことを理解されたい。
いったん誘電膜が形成されたならば、任意的事項として、例えば、比較的絶縁性の樹脂材料(天然又は合成)などの、保護コーティングが施される。材料が有する抵抗率は、約0.05Ω・cmより大きく、いくつかの実施形態においては、約5より大きく、いくつかの実施形態においては、約1,000Ω・cmより大きく、いくつかの実施形態においては、約1×105Ω・cmより大きく、いくつかの実施形態においては、約1×1010Ω・cmより大きい。本発明において利用されるいくつかの樹脂材料には、限定はしないが、ポリウレタン、ポリスチレン、不飽和又は飽和脂肪酸のエステル(例えば、グリセリド)などが含まれる。例えば、適当な脂肪酸のエステルには、限定はしないが、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、エレオステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アロイリチン酸、シェロリック酸のエステルなどが含まれる。これらの脂肪酸のエステルは、「乾燥油」を形成するための比較的複雑な組合せにおいて使用するとき、結果物たる膜を迅速に重合させて安定した層にすることから、特に有用であることが見い出された。そうした乾燥油には、モノ−、ジ−、及び/又は、トリ−グリセリドが含まれ、これらは、グリセリンの主鎖に、それぞれ、1つ、2つ、3つの脂肪酸の残基がエステル化されている。例えば、使用されるいくつかの適当な乾燥油には、限定はしないが、オリーブ油、亜麻仁油、ヒマシ油、桐油、ダイズ油、及び、セラックが含まれる。これらの及びその他の保護コーティング材料は、Fifeらによる米国特許第6,674,635号にさらに詳細に開示されているので、同文献の全文をここで参照して引用する。
陽極処理を施された部分は、その後、従来技術に従った、カソード形成段階を受ける。例えば、誘電膜に重ね合わせて、固体電解質のカソードが形成される。カソードを形成するには、硝酸マンガン(Mn(NO3)2)を熱分解して、二酸化マンガン(MnO2)のカソードを形成する。そうした技術は、例えば、Sturmerらによる米国特許第4,945,452号に開示されているので、同文献の全文をここで参照して引用する。変形例としては、導電性のポリマーコーティングを用いて、固体電解コンデンサー要素のカソードを形成しても良い。導電性のポリマーコーティングには、1又は複数の導電性のポリマー、例えば、ポリピロール、ポリチオフェン、例えば、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)(PEDT)、ポリアニリン、ポリアセチレン、ポリ−p−フェニレン、及びそれらの派生物が含まれる。さらに、必要があれば、導電性のポリマーコーティングは、複数の導電性のポリマー層から形成しても良い。例えば、ひとつの実施形態においては、導電性のポリマーコーティングは、PEDTから形成されたひとつの層と、ポリピロールから形成された別の層とを含む。導電性のポリマーコーティングをアノード部分に適用するには、様々な方法が利用される。例えば、導電性のポリマーコーティングを形成するためには、電気重合、スクリーン印刷、浸漬、電気泳動コーティング、スプレー噴霧などの従来技術が使用される。例えば、ひとつの実施形態においては、導電性ポリマーを形成するために用いられるモノマー(例えば、3,4−エチレンジオキシチオフェン)は、最初に、重合触媒に混合されて、分散液を形成する。例えば、ひとつの適した重合触媒は、BAYTRON Cであり、これは、Bayer社から販売されている、鉄(III)トルエン−スルフォネート及びn−ブタノールである。BAYTRON Cは、BAYTRON Mのための商業的に入手可能な触媒であって、BAYTRON Mは、同じくBayer社から販売されている、PEDTモノマーである、3,4−エチレン・ジオキシチオフェンである。ほとんどの実施形態において、いったん適用されると、導電性のポリマーは回復される。回復は、導電性のポリマー層の毎回の適用後に、または、すべての導電性のポリマーコーティングの適用の後に起こる。様々な方法について上述したけれども、本発明においては、カソード層に適用するために、任意の他の方法を利用できることを理解されたい。
いったん固体電解層が形成されたならば、次に、パッドに、炭素コーティング(例えば、グラファイト)及び銀のコーティングをそれぞれ適用する。銀のコーティングは、半田付け可能な導体として、及び/又は、コンデンサー要素の電荷コレクタとして働き、炭素コーティングは、銀のコーティングが固体電解質に接触するのを制限する。次に、当業者に良く知られているように、リード電極を設ける。それぞれの個別のコンデンサー要素における全体の厚みの範囲は、約0.1〜約4mmであり、いくつかの実施形態においては、約0.2〜約3mmであり、いくつかの実施形態においては、約0.4〜約1mmである。
本発明においては、例えば2個〜8個のコンデンサー要素(例えば、2、3、又は4個)など、任意の数の固体電解コンデンサー要素を採用でき、ひとつの特定の実施形態においては2個のコンデンサー要素が用いられる。使用される数にかかわらず、少なくとも2つのコンデンサー要素の間には、熱伝導材料が配置され、高い比電荷のアノードによって発生する熱をさらに放散させる。これにより、コンデンサー組立体は、通常は過熱を引き起こすであろう、大電流を扱うことができる。概して、熱伝導材料が有する熱伝導率は、温度20℃において測定したとき、約100ワット/メートル・ケルビン(W/m・K)以上であり、いくつかの実施形態においては、約150〜約500W/m・Kであり、いくつかの実施形態においては、約200〜約400W/m・Kである。導電金属(例えば、銅、ニッケル、銀、ニッケル、亜鉛、スズ、パラジウム、鉛、銅、アルミニウム、モリブデン、チタン、鉄、ジルコニウム、マグネシウム、及びこれらの合金)など、任意の熱伝導材料を採用することができる。特に適した導電金属には、例えば、銅、銅の合金(例えば、銅−ジルコニウム、銅−マグネシウム、銅−亜鉛、又は銅−鉄)、ニッケル、及びニッケルの合金(例えば、ニッケル−鉄)が含まれる。熱伝導材料の厚みは、一般に、熱の放散と、体積効率との両方を最適化するように選択される。例えば、熱伝導材料の厚みの範囲は、約0.01〜約1mmであり、いくつかの実施形態においては、約0.05〜約0.5mmであり、いくつかの実施形態においては、約0.1〜約0.2mmである。ひとつの例示的な熱伝導材料は、Batten & Allen 社(英国)から入手可能な、銅−鉄の合金金属板である。
固体電解コンデンサー要素の特性は、結果物としてのコンデンサー組立体の性能を最適化するように制御される。例えば、固体電解コンデンサー要素は、低い等価直列抵抗(ESR)を呈し、ESRは、静電容量と直列にされたコンデンサー要素が有する抵抗の大きさを示し、充電及び放電を遅らせて、電気回路の損失を引き起こす。例えば、固体電解コンデンサー要素のESRは、2ボルトのバイアスを加えて1ボルトの100kHzの周波数の信号を与えて測定したとき、約1Ω未満であり、いくつかの実施形態においては、約300mΩ未満であり、いくつかの実施形態においては、約200mΩ未満であり、いくつかの実施形態においては、約100mΩ未満である。同様に、等価直列インダクタンス("ESL")の値は、2ボルトのバイアスを加えて1ボルトの100kHzの周波数の信号を与えて測定したとき、約10ナノヘンリー("nH")未満であり、いくつかの実施形態においては、約1.5nH未満である。固体電解コンデンサー要素の静電容量の範囲は、120Hzの周波数で測定したとき、約1〜約5,000μFであり、いくつかの実施形態においては、約250〜約2,500μFであり、いくつかの実施形態においては、約400〜約1,000μFである。
コンデンサー組立体は、固体電解コンデンサー要素それ自体に加えて、コンデンサー要素のアノード・リード線が電気的に接続される、アノード端子を含んでいる。代表的には、アノード・リード線は、互いに実質的に平行で、同じ側部に面している。このように、アノード・リード線は、近くに隣接した関係に配置され、このことは、リード線がアノード端子に接続される効率を高める。また、アノード・リード線は、実質的に水平な整列に配置され(すなわち、−x方向)、このことは、コンデンサー組立体の寸法的な安定性を高める。これを達成するには、例えば、ひとつのアノード・リード線を、アノード端子における上側領域に接続し、他方のアノード・リード線を、アノード端子における下側領域に接続する。また、コンデンサー組立体は、固体電解コンデンサー要素におけるカソードが電気的に接続されるカソード端子も備えている。ひとつの実施形態においては、例えば、カソード端子は、コンデンサー要素の間に配置され、熱伝導材料としても同時に機能する。また、コンデンサー組立体は、個別の要素を包被するケースを含んでいるが、それぞれの端子部分は露出したままに残され、回路用途のための実装面を形成している。
図1を参照すると、本発明のひとつの特定の実施形態によるコンデンサー組立体64が示されており、以下、詳細に説明する。コンデンサー組立体64は、第1の固体電解コンデンサー要素22と、これに電気的に接続された、第2の固体電解コンデンサー要素24とを具備している。この実施形態においては、固体電解コンデンサー要素は、略矩形の角柱状の形状を有していて、これらは積み重ねられ、組立体の体積効率を最適化するように、最も大きな領域を有する表面を互いに隣接させている。すなわち、幅(−x方向)と長さ(−y方向)とによって形成された、固体電解コンデンサー要素22の表面90は、固体電解コンデンサー要素24における対応する表面80に隣接して配置されている。コンデンサー要素22,24は、表面90が、−x方向及び/又は−y方向に対して実質的に垂直である平面に設けられるような、垂直な構成において積み重ねられ、同様に、表面90が、−z方向に対して実質的に垂直である平面に設けられるような、水平な構成において積み重ねられる。例えば、図示の実施形態においては、コンデンサー要素22,24は、−z方向に対して垂直な平面において、水平に積み重ねられる。コンデンサー要素22,24は、同じ方向に延びている必要はないことを理解されたい。例えば、コンデンサー要素22の表面90は、−x方向に対して実質的に垂直である平面に設けられ、コンデンサー要素24の表面80は、−y方向に対して実質的に垂直である平面に設けられる。しかしながら、両方のコンデンサー要素22,24は、実質的に同じ方向に延びていることが好ましい。
固体電解コンデンサー要素22,24は、共通する電気端子に平行に接続されて、コンデンサー組立体64を形成している。例えば、コンデンサー組立体64は、固体電解コンデンサー要素22,24のカソードに電気的に接続された、カソード端子72を含んでいる。この特定の実施形態においては、カソード端子72は、コンデンサー要素22,24の間に配置され、カソード端子は、当初には、コンデンサー組立体64の底面77に対して略平行な平面に設けられる。しかしながら、詳しくは後述するように、カソード端子72は、後に屈曲されて実装端子を形成することになる、露出した部分42を含む。従って、コンデンサー要素22,24の間に配置されるカソード端子72は、底面77に対して平行に残されるけれども、露出した部分42は、最終的なコンデンサー組立体64においては、かかる部分が屈曲されるやり方に基づき、表面77に対して様々な任意の角度に配置される(例えば、垂直)。
熱伝導材料から形成されたとき、カソード端子72は、使用中に発生した熱を放散させる、上述した熱伝導材料としても機能する。例えば、カソード端子72は、熱伝導性の銅又は銅の合金から形成される。必要に応じて、当業者に知られているように、最終部品を回路基板に実装可能にするように、カソード端子72の表面に、ニッケル、銀、金、スズなどを用いて、電気メッキしても良い。ひとつの特定の実施形態においては、カソード端子72の両面には、それぞれニッケル及び銀を用いたフラッシュメッキを施され、一方、実装面には、スズ半田層がメッキされる。しかしながら、カソード端子は、熱伝導材料として機能することは必要ではなく、そうした構成要素は別個になっていても良いことを理解されたい。例えば、熱伝導材料は、直接的に又は追加的な導電要素(例えば、金属)を介して、カソード端子に電気的に接続される(例えば、レーザ溶接、導電性接着剤など)。
また、コンデンサー組立体64は、第1の部分65と第2の部分67とから形成されてなる、アノード端子62を具備する。図1に示すように、第1の部分65は、第2の部分67と一体的になっている。しかしながら、これらの部分65,67は、変形例としては、直接的に又は追加的な導電要素(例えば、金属)を介して、互いに接続される別個の部品であっても良いことを理解されたい。図示の実施形態においては、第1の部分65は、当初には、コンデンサー組立体64の底面77に対して実質的に平行な平面に設けられる。しかしながら、詳しくは後述するように、第1の部分65は、後に屈曲されて実装端子を形成することになる。従って、第1の部分65は、最終的なコンデンサー組立体64においては、かかる部分が屈曲されるやり方に基づき、表面77に対して様々な任意の角度に配置される(例えば、垂直)。
アノード端子62における第2の部分67は、コンデンサー組立体64の底面77に対して略垂直な平面に設けられる。第2の部分67は、アノード・リード線6aに電気的に接続される上側領域51と、アノード・リード線6bに電気的に接続される下側領域53とを有している。図示の如く、第2の部分67は、アノード・リード線6a,6bを実質的に水平に整列させて保持し(すなわち、−x方向)、コンデンサー組立体64の寸法的な安定性をさらに高めている。また、領域51,53は、「U字形」を有し、リード線6a,6bの表面接触と機械的な安定性とをさらに高めている。第2の部分67は、上側弓形面55と下側弓形面57とを含み、それぞれ上側領域51と下側領域53とに隣接して配置されている。弓形面55,57の間には、開口部75が形成されており、コンデンサー要素22,24に接続するときの、アノード端子62の取扱いを容易にしている。必須ではないけれども、第2の部分67は、2つの追加的な対向する弓形面58,59を具備し、これらは、第2の部分67の強度をさらに高める。上述したやり方で構成したとき、アノード端子62は、効率的であるが効果的な方法で、固体電解コンデンサー要素22,24に容易に接続される。
図2乃至図7に示したコンデンサー組立体64を形成するための、ひとつの実施形態による技術について、以下、詳細に説明する。これに関して、図2に示した、リードフレーム87は、本発明に従って、複数のコンデンサー組立体を形成するために使用される。複数のコンデンサー要素組立体が大量に製造されるとき、コンデンサー要素をフレーム87に取り付けた後に、リードフレーム87は個別の組立体(図3参照)に切断される。そうしたコンデンサー要素をリードフレーム87に取り付ける、例示的なやり方について、説明を簡単にするため、単一のコンデンサー組立体を参照して説明する。
初めに、カソード端子72の表面33に、導電性接着剤89を塗布する。導電性接着剤89には、例えば、樹脂組成物を含有した導電性金属粒子が含まれる。金属粒子は、銀、銅、金、白金、ニッケル、亜鉛、ビスマスなどである。樹脂組成物には、熱硬化性樹脂(例えば、エポキシ樹脂)、硬化剤(例えば、酸無水物)、及びカップリング剤(例えば、シランカップリング剤)が含まれる。ひとつの特に適した接着剤は、Emerson and Cuming 社から、"Amicon CE 3513"の名称で入手可能な、銀入りのエポキシ樹脂である。その他の適当な導電性接着剤は、Osakoらによる米国特許公開公報第2006/0038304号に開示されているので、同文献の全体をここで参照して引用する。導電性接着剤89をカソード端子72に適用するには、任意の様々な技術が使用される。例えば、印刷技術は、それらが実用的で、コスト節約の利益が得られるために使用される。
図4において、矢印によって示すように、アノード端子62における第2の部分67は、上向きに屈曲されて、部分67は、コンデンサー要素22の面90に対して実質的に垂直に配置される。その後に、コンデンサー要素22は、カソード端子72の表面33上に配置され、底面90は接着剤89に接触し、アノード・リード線6aは上側のU字形領域51に受け入れられる。次に、アノード・リード線6aは、機械的溶接、レーザ溶接、導電性接着剤など、当業者に知られた任意の技術を用いて、上側領域51に電気的に接続される。例えば、図5に示すように、アノード・リード線6aは、レーザ97を用いて、上側領域51に溶接される。レーザは、一般的に、誘導放出によって光子を放出できるレーザ媒体を含んでなる共振器と、レーザ媒体の要素を励起するエネルギー源とを備えている。ひとつのタイプの適当なレーザは、レーザ媒体がアルミニウムとイットリウムガーネット(YAG)からなるレーザ、及びネオジム(Nd)をドープされたレーザである。励起された粒子は、ネオジムイオンNd3+である。エネルギー源は、レーザ媒体が連続したレーザビームを放出するように、連続的なエネルギーを提供するか、または、パルス状のレーザビームを放出するように、エネルギーを放電する。アノード・リード線6aをアノード端子62に電気的に接続したならば、その後に、導電性接着剤89を硬化させる。例えば、加熱プレスを用いて、熱及び圧力を適用することで、コンデンサー要素22が接着剤89によって適切にカソード端子72に付着することを確保する。加熱する温度及び時間は、一般に、接着剤の硬化温度に基づく(例えば、Amicon CE 3513 の接着剤の場合には、約195℃にて10秒間である。)。
図6を参照すると、カソード端子72における反対側の表面35に、導電性接着剤99が適用されている。次に、第2のコンデンサー要素24は、カソード端子72の表面35に隣接して配置され、その上面80は接着剤99に接触し、アノード・リード線6bは下側のU字形領域53に受け入れられる。次に、アノード・リード線6bは、例えば、図7に示したレーザ溶接97を用いて、下側領域53に電気的に接続される。必要に応じて、レーザ溶接機97は、コンデンサー組立体64の他方の側に配置して、組立体におけるその他の構成要素との干渉の程度を減少させても良い。上述の如く、加熱プレスを用いて、熱及び圧力を適用することで、コンデンサー要素24が接着剤99によって適切にカソード端子72に付着することを確保する。しかしながら、接着剤89,99を同時に硬化させることで、別々の加熱プレス段階を必要としないようにしても良いことを理解されたい。
いったんコンデンサー要素が取り付けられたならば、リードフレームは、「Vケース」、「Dケース」、又は「Yケース」(AVX社)などの、樹脂のケーシングの内部に囲まれてから、シリカ又は任意の他の公知の包被材料を充填される。ひとつの実施形態による、そうした包被ケースを、図8においては、要素58として示している。包被ケース58は、コンデンサー組立体64のために、追加的な構造的及び熱的な保護を提供する。包被した後には、アノード端子62及びカソード端子72のそれぞれの露出した部分65,42をトリミングして、ケーシング58の外側に沿って屈曲させる(例えば、約90度の角度)。このように、部分65,42は、仕上げられたコンデンサー組立体64において、J字形のリードを形成するが、本発明においては、任意の他の公知の形態に形成しても良い。結果物としてのコンデンサー組立体64は、所望の表面上に取り付けられる表面77を有している。
本発明の結果、優れた電気特性を呈するコンデンサー組立体が形成される。例えば、本発明によるコンデンサー組立体は、熱を放散する能力を有するため、比較的高いピークサージ電流及びリップル電流が達成される。例えば、ピークサージ電流は、約12.0アンペア以上であり、いくつかの実施形態においては、約13.0アンペア以上であり、いくつかの実施形態においては、約14.0〜約30.0アンペアである。同様に、最大リップル電流(すなわち、100kHzの周波数において、コンデンサー組立体の温度を10℃上昇させるのに必要な電流)は、約2.5アンペア以上であり、いくつかの実施形態においては、約3.0アンペア以上であり、いくつかの実施形態においては、約3.5アンペア以上である。コンデンサー組立体の等価直列抵抗は、2ボルトのバイアスを加えて1ボルトの100kHzの周波数の信号を与えて測定したとき、約60mΩ未満であり、いくつかの実施形態においては、約50mΩ未満であり、いくつかの実施形態においては、35mΩ未満である。また、コンデンサー組立体の損失係数(DF)も、比較的低レベルに維持されると信じられている。損失係数(DF)は、一般に、コンデンサー組立体において発生する損失であり、理想的な性能に対するパーセンテージとして表現される。例えば、本発明によるコンデンサー組立体の損失係数は、120Hzの周波数で測定したとき、代表的には、約15%未満であり、いくつかの実施形態においては、約5%未満である。同様に、コンデンサー組立体の静電容量の範囲は、120Hzの周波数で測定したとき、約100〜約5,000μFであり、いくつかの実施形態においては、約150〜約1,500μFであり、いくつかの実施形態においては、約200〜約800μFである。
本発明は、以下の例を参照することによって、より良く理解されるだろう。
[試験手順]
等価直列抵抗(ESR)、静電容量、及び損失係数:
等価直列抵抗は、Agilent 4284A 型の精密LCRメーターと共に、Agilent 16089B 型のケルビンリードを用いて、2ボルトのバイアスを加え、1ボルトの信号にて測定した。動作周波数は、100kHzとした。乾燥した静電容量に対する湿った静電容量の割合についても決められた。「乾燥した静電容量」とは、グラファイト及び銀の層を適用した後における静電容量であり、一方、「湿った静電容量」とは、誘電層を形成した後に、液体電解質中で測定した静電容量である。湿った静電容量と乾燥した静電容量の割合は、湿った静電容量を乾燥した静電容量でわり算してから、“1”を引き算し、“100”をかけ算することで決定される。
漏れ電流:
漏れ電流(“DCL”)は、英国の Mantracourt Electronics LTD 社が製造している、MC 190 型の漏れ電流試験セットを用いて測定した。MC 190 による試験は、温度25℃において、所定の定格電圧を加えた10秒後に、漏れ電流を測定する。
降伏電圧:
コンデンサーの降伏電圧の値は、一定の電流において、加える電圧を0.5ボルトの増分で上昇させることで決定した。コンデンサーが破壊された電圧を、降伏電圧として記録した。
ピークサージ電流:
ピークサージ電圧を決定するために、測定コンデンサーを、5kΩの抵抗器を介して定格電圧に45秒間、予め充電して、放電させた。予め定格電圧の1.1倍に充電した電解コンデンサーを、0.33Ωの抵抗器を介して測定コンデンサーに放電させた。回路の電流は、わずか数ミリセカンド後にピーク値ないし最大値に達し、次に、回路のRC定数で減少した。最大電流は、Placepower UK, Ltd 社の“PLUT”テスターを用いて監視した。
リップル電流:
リップル電流は、100kHzの周波数において、コンデンサー組立体の温度を10℃上昇させるのに必要な電流である。電流は、Fluke 社の、Fluke Scopemeter(R) 99B を用いて測定し、コンデンサーの温度は、マサチューセッツ州のボストンにある、Flir Systems 社の、Inframetrics ThermaCamTM PM250 を用いて測定した。
[例1]
コンデンサー組立体は、図1乃至図8に示して説明したように、2つのタンタルコンデンサー要素から構成した。それぞれのコンデンサー要素を形成するのに用いた、タンタル粉末の比電荷は、150,000μF・V/gであった(H.C.Starck 社から入手可能)。タンタル粉末は、公知の技術を使用してプレスし、結果物たるペレットは、長さが約5.35mm、幅が3.7mm、厚みが0.75mmであった。ペレットは、1245℃で10分間、焼結した。ペレットは、15ボルトの電圧で陽極処理を施して、二酸化マンガンを含浸させてから、上述したやり方で、グラファイト及び銀の層でコーティングした。それぞれの個々のタンタル部品の静電容量は、約500μFであった。部品は、上述したように、平行に結合させて、アノード及びカソード端子を共通とし、最終的な組立体の静電容量は、約1000μFで、定格電圧は、4ボルトであった。コンデンサー組立体は、長さが約7.5mmで、幅が約4.5mmで、高さが約3.1mmのケースで包被した(「Dケース」、AVX社)。
[比較例1]
単一のタンタルコンデンサーをタンタル粉末から形成し、タンタル粉末の比電荷は、150,000μF・V/gであった(H.C.Starck 社から入手可能)。タンタル粉末は、公知の技術を使用してプレスし、結果物たるペレットは、長さが約5.00mm、幅が3.7mm、厚みが1.95mmであった。ペレットは、1245℃で10分間、焼結した。ペレットは、15ボルトの電圧で陽極処理を施して、二酸化マンガンを含浸させてから、上述したやり方で、グラファイト及び銀の層でコーティングした。結果物たるタンタル部品の静電容量は、約1000μFであった。コンデンサーには、従来の技術を用いて端子を設け、長さが約7.5mmで、幅が約4.5mmで、高さが約3.1mmのケースで包被した(「Dケース」、AVX社)。例1と比較例1との10〜50個のサンプルについて様々な電気特性を試験した。結果は、以下の表1に明らかにしている。
[表1:電気特性の比較]
(測定値の平均)
+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+−−−−−+
| パラメータ | 比較例1 | 例1 |
+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+−−−−−+
| 静電容量(μF) | 893.00 | 1070.00 |
+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+−−−−−+
| 湿った対乾燥した静電容量(%) | 42.70 | 10.30 |
+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+−−−−−+
| 損失係数(%) | 54.60 | 19.30 |
+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+−−−−−+
| ESR(mΩ) | 78.00 | 32.00 |
+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+−−−−−+
| DCL(μA) | 11.38 | 7.45 |
+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+−−−−−+
| 降伏電圧(V) | 11.80 | 14.10 |
+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+−−−−−+
| サージ破壊可能性(%) | 0.70 | 0.05 |
+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+−−−−−+
| ピークサージ電流(A) | 11.60 | 14.00 |
+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+−−−−−+
| 最大リップル電流(A) | 2.00 | 3.50 |
+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+−−−−−+−−−−−+
表1に示すように、本発明によるコンデンサー組立体は、比較例に比べて、優れた電気特性を示した。
[例2]
コンデンサー組立体は、図1乃至図8に示して説明したように、2つの酸化ニオブ("NbO")のコンデンサー要素から構成した。コンデンサー要素を形成するのに用いた、酸化ニオブ粉末の比電荷は、80,000μF・V/gであった(H.C.Starck 社から入手可能)。酸化ニオブ粉末は、公知の技術を使用してプレスし、結果物たるペレットは、長さが約5.35mm、幅が3.7mm、厚みが0.75mmであった。ペレットは、1380℃で10分間、焼結した。ペレットは、27ボルトの電圧で陽極処理を施して、二酸化マンガンを含浸させてから、上述したやり方で、グラファイト及び銀の層でコーティングした。それぞれの個々の酸化ニオブ部品の静電容量は、約110μFであった。部品は、上述したように、平行に結合させて、アノード及びカソード端子を共通とし、最終的な組立体の静電容量は、約220μFで、定格電圧は、4ボルトであった。コンデンサー組立体は、長さが約7.5mmで、幅が約4.5mmで、高さが約3.1mmのケースで包被した(「Dケース」、AVX社)。
[例3]
コンデンサー組立体は、アノードを溝付きとし、形成電圧を21ボルトとした点を除き、例2と同様に構成した。溝付きのアノードは、アノードの長さ全体に沿って(−x方向)、両側に延びた平行な溝部を有していた。それぞれの溝部は、幅が0.4mmで、厚みは0.25mmであった。溝付きアノードは、長さが約5.35mm、幅が3.7mm、厚みが0.76mmであった。
[比較例2]
単一の酸化ニオブのコンデンサーを酸化ニオブ粉末から形成し、酸化ニオブ粉末の比電荷は、80,000μF・V/gであった(H.C.Starck 社から入手可能)。酸化ニオブ粉末は、公知の技術を使用してプレスし、結果物たるペレットは、長さが約4.10mm、幅が3.7mm、厚みが1.95mmであった。ペレットは、1380℃で10分間、焼結した。ペレットは、27ボルトの電圧で陽極処理を施して、二酸化マンガンを含浸させてから、上述したやり方で、グラファイト及び銀の層でコーティングした。結果物としての部品の静電容量は、約220μFであった。コンデンサーには、従来技術を用いて端子を設け、長さが約7.5mmで、幅が約4.5mmで、高さが約3.1mmのケースで包被した(「Dケース」、AVX社)。
[比較例3]
単一の酸化ニオブのコンデンサーは、アノードを溝付きとし、電圧を27ボルトとした点を除き、比較例2と同様に構成した。溝付きのアノードは、アノードの長さ全体に沿って(−x方向)、両側に延びた平行な溝部を有していた。アノードの角部は丸めた。それぞれの溝部は、幅が0.4mmで、厚みは0.25mmであった。溝付きアノードは、長さが約4.90mm、幅が3.6mm、厚みが1.95mmであった。例2及び例3と共に、比較例2及び比較例3について、10〜50個のサンプルを用いて様々な電気特性を試験した。結果は、以下の表2に明らかにしている。
[表2:電気特性の比較]
(測定値の平均)
+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−+−−−+−−−+
| パラメータ |比較例|比較例| 例2 | 例3 |
| | 2 | 3 | | |
+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−+−−−+−−−+
| 静電容量(μF) |211.00|219.00|229.00|225.00|
+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−+−−−+−−−+
|湿った対乾燥した静電容量(%)|-14.00|-12.40| -9.80| -8.00|
+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−+−−−+−−−+
| 損失係数(%) | 3.50| 2.30| 1.60| 1.70|
+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−+−−−+−−−+
| ESR(mΩ) | 82.00| 48.00| 31.00| 29.00|
+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−+−−−+−−−+
| DCL(μA) | 0.87| 0.67| 0.84| 1.36|
+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−+−−−+−−−+
| 降伏電圧(V) | 12.10| 12.80| 13.70| 13.90|
+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−+−−−+−−−+
| サージ破壊可能性(%) | 0.70| 0.40| 0.03| 0.02|
+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−+−−−+−−−+
| ピークサージ電流(A) | 12.00| 14.00| 14.50| 14.80|
+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−+−−−+−−−+
| 最大リップル電流(A) | 1.50| 2.80| 3.40| 3.60|
+−−−−−−−−−−−−−−−+−−−+−−−+−−−+−−−+
表2に示すように、本発明によるコンデンサー組立体は、比較例に比べて、優れた電気特性を示した。
本発明のこれらの及びその他の改変例及び変形例は、本発明の精神及び範囲から逸脱せずに、当業者によって実施できる。加えて、様々な実施形態における観点を、全体的に又は部分的に交換しても良いことを理解されたい。さらに、前述した説明は、単なる例示であって、特許請求の範囲に開示された発明を限定する意図はないことを当業者は認識するだろう。
図1は、本発明の実施形態によるコンデンサー組立体を示した斜視図である。 図2は、本発明において使用される、リードフレームの実施形態を示した上面図である。 図3は、本発明において使用される、リードフレームの部分の実施形態を示した斜視図である。 図4は、第1の固体電解コンデンサーを、図3のリードフレームに取り付けるための、ひとつの実施形態を示した斜視図である。 図5は、図4の第1の固体電解コンデンサーを、リードフレームにレーザ溶接するための、ひとつの実施形態を示した斜視図である。 図6は、第2の固体電解コンデンサーを、図3のリードフレームに取り付けるための、ひとつの実施形態を示した斜視図である。 図7は、図6の第2の固体電解コンデンサーを、リードフレームにレーザ溶接するための、ひとつの実施形態を示した斜視図である。 図8は、図1のコンデンサー組立体を、包被ケースと共に示した斜視図である。
符号の説明
22 コンデンサー要素
24 コンデンサー要素
62 アノード端子
64 コンデンサー組立体
65 第1の部分
67 第2の部分
72 カソード端子
77 底面
89 導電性接着剤
90 表面

Claims (56)

  1. コンデンサー組立体であって、この組立体が、
    第1の固体電解コンデンサー要素と、
    第1の固体電解コンデンサー要素に隣接して配置された、第2の固体電解コンデンサー要素であって、第1及び第2の固体電解コンデンサー要素のそれぞれは、約70,000μF・V/g以上の比電荷を有するバルブメタル組成物から形成されたアノードを含み、アノードは約0.1〜約4mmの厚みを有しているような、上記第2の固体電解コンデンサー要素と、
    第1及び第2の固体電解コンデンサー要素の間に配置されて、これらに電気的に結合された、熱伝導材料であって、熱伝導材料は、温度20℃において約100W/m・K以上の熱伝導率を有しているような、上記熱伝導材料と、
    第1及び第2の固体電解コンデンサー要素における第1及び第2のアノード・リード線がそれぞれ電気的に結合されたアノード端子であって、上側領域と下側領域とを有する部分を備え、上側領域は第1のアノード・リード線に電気的に接続され、下側領域は第2のアノード・リード線に電気的に接続され、上記部分は、2以上の弓形の面を備え、これらの間に開口部が形成されている、上記アノード端子と、
    第1及び第2の固体電解コンデンサー要素におけるカソードが電気的に結合されたカソード端子と、
    第1及び第2の固体電解コンデンサー要素を包被するケースであって、アノード端子及びカソード端子の露出した部分を残している上記ケースと、
    を備えていることを特徴とするコンデンサー組立体。
  2. バルブメタル組成物は、約80,000以上の比電荷を有していることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  3. バルブメタル組成物は、約120,000以上の比電荷を有していることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  4. バルブメタル組成物は、タンタルを含むことを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  5. バルブメタル組成物は、酸化ニオブを含むことを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  6. 第1及び第2の固体電解コンデンサー要素は、アノードの上に重ねた誘電膜と、誘電膜の上に重ねた固体電解質とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  7. アノードは、約0.2〜約3mmの厚みを有していることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  8. アノードは、約0.4〜約1mmの厚みを有していることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  9. 熱伝導材料は、温度20℃において、約200〜約400W/m・Kの熱伝導率を有していることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  10. 熱伝導材料は、銅、ニッケル、銀、亜鉛、スズ、パラジウム、鉛、アルミニウム、モリブデン、チタン、鉄、ジルコニウム、マグネシウム、及びこれらの合金からなるグループから選択された金属から形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  11. 金属は、銅、または、銅の合金である、ことを特徴とする請求項10に記載のコンデンサー組立体。
  12. 熱伝導材料は、約0.01〜約1mmの厚みを有していることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  13. 熱伝導材料は、約0.1〜約0.2mmの厚みを有していることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  14. 第1及び第2の固体電解コンデンサー要素は、水平な構成において積み重ねられていることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  15. 熱伝導材料は、導電性接着剤を用いて、第1及び第2の固体電解コンデンサー要素に電気的に結合されていることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  16. 熱伝導材料は、カソード端子によって形成されていることを特徴とする請求項に記載のコンデンサー組立体。
  17. 上側領域、下側領域、または、これらの両方は、U字形を有していることを特徴とする請求項に記載のコンデンサー組立体。
  18. 第1のアノード・リード線は、第2のアノード・リード線に対して、実質的に平行で、実質的に水平な配置になっていることを特徴とする請求項に記載のコンデンサー組立体。
  19. アノード端子の部分は、コンデンサー組立体の底面に対して実質的に垂直に配置されていることを特徴とする請求項に記載のコンデンサー組立体。
  20. 第1の固体電解コンデンサー要素に隣接して配置された、追加的な固体電解コンデンサー要素をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  21. 組立体は、約12.0アンペア以上のピークサージ電流を有していることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  22. 組立体は、約14.0〜約30.0アンペアのピークサージ電流を有していることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  23. 組立体は、約2.5アンペア以上の最大リップル電流を有していることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  24. 組立体は、約3.5アンペア以上の最大リップル電流を有していることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  25. 上記アノード端子の部分は、上側弓形面と下側弓形面とを形成する、請求項1に記載のコンデンサー組立体。
  26. 上側弓形面と下側弓形面とは、それぞれ上側領域と下側領域とに隣接して配置されている、請求項25に記載のコンデンサー組立体。
  27. 上記アノード端子の部分は、上側弓形面と下側弓形面とに対して実質的に垂直に配置された2つの追加的な対向する弓形面を備える、請求項26に記載のコンデンサー組立体。
  28. コンデンサー組立体であって、この組立体が、
    第1の固体電解コンデンサー要素と、
    第1の固体電解コンデンサー要素に隣接して配置された、第2の固体電解コンデンサー要素であって、第1及び第2の固体電解コンデンサー要素のそれぞれは、バルブメタル組成物から形成されたアノードを含み、アノードは約0.1〜約4mmの厚みを有しており、第1の固体電解コンデンサー要素は第1のアノード・リード線を有し、第2の固体電解コンデンサー要素は第2のアノード・リード線を有し、第1のアノード・リード線は、第2のアノード・リード線に対して、実質的に平行で、実質的に水平な配置になっているような、上記第2の固体電解コンデンサー要素と、
    上側領域と下側領域とを有する部分を備えたアノード端子であって、上側領域は第1のアノード・リード線に電気的に接続され、下側領域は第2のアノード・リード線に電気的に接続され、上記部分は、2以上の弓形の面を備え、これらの間に開口部が形成されているような、上記アノード端子と、
    第1及び第2の固体電解コンデンサー要素の間に配置されて、これらに電気的に接続されたカソード端子であって、カソード端子は熱伝導材料を含んでいるような、上記カソード端子と、
    第1及び第2の固体電解コンデンサー要素を包被するケースであって、アノード端子及びカソード端子の露出した部分を残しているような、上記ケースと、
    を備えていることを特徴とするコンデンサー組立体。
  29. バルブメタル組成物は、約70,000μF・V/g以上の比電荷を有していることを特徴とする請求項28に記載のコンデンサー組立体。
  30. バルブメタル組成物は、約120,000μF・V/g以上の比電荷を有していることを特徴とする請求項28に記載のコンデンサー組立体。
  31. バルブメタル組成物は、タンタル又は酸化ニオブを含んでいることを特徴とする請求項28に記載のコンデンサー組立体。
  32. アノードは、約0.4〜約1mmの厚みを有していることを特徴とする請求項28に記載のコンデンサー組立体。
  33. 熱伝導材料は、温度20℃において約100W/m・K以上の熱伝導率を有していることを特徴とする請求項28に記載のコンデンサー組立体。
  34. 熱伝導材料は、銅、または、銅の合金であることを特徴とする請求項28に記載のコンデンサー組立体。
  35. 第1及び第2の固体電解コンデンサー要素は、水平な構成において積み重ねられていることを特徴とする請求項28に記載のコンデンサー組立体。
  36. 上側領域、下側領域、または、これらの両方は、U字形を有していることを特徴とする請求項28に記載のコンデンサー組立体。
  37. アノード端子の部分は、コンデンサー組立体の底面に対して実質的に垂直に配置されていることを特徴とする請求項28に記載のコンデンサー組立体。
  38. 上記アノード端子の部分は、上側弓形面と下側弓形面とを形成する、請求項28に記載のコンデンサー組立体。
  39. 上側弓形面と下側弓形面とは、それぞれ上側領域と下側領域とに隣接して配置されている、請求項38に記載のコンデンサー組立体。
  40. 上記アノード端子の部分は、上側弓形面と下側弓形面とに対して実質的に垂直に配置された2つの追加的な対向する弓形面を備える、請求項39に記載のコンデンサー組立体。
  41. コンデンサー組立体を形成する方法であって、この方法が、
    第1の固体電解コンデンサー要素と第2の固体電解コンデンサー要素とを提供する段階であって、第1及び第2の固体電解コンデンサー要素はそれぞれアノードから延びた第1及び第2のアノード・リード線を備え、アノードはバルブメタル組成物から形成されているような、上記提供する段階と、
    第1の面と、この面とは反対側の第2の面とを有してなるリードフレームを提供する段階であって、リードフレームはカソード端子とアノード端子とを形成しており、アノード端子は、上側領域と下側領域とを有する部分を含み、この部分は、2以上の弓形の面を備え、これらの間に開口部が形成されており、リードフレームは熱伝導材料を含んでいるような、上記提供する段階と、
    アノード端子の部分を曲げる段階と、
    第1の固体電解コンデンサー要素を、カソード端子における第1の面に電気的に接続する段階と、
    第1のアノード・リード線を、アノード端子の部分の上側領域に溶接する段階と、
    第2の固体電解コンデンサー要素を、カソード端子における第2の面に電気的に接続する段階と、
    第2のアノード・リード線を、アノード端子の部分の下側領域に溶接する段階と、
    を備えていることを特徴とする方法。
  42. バルブメタル組成物は、約70,000μF・V/g以上の比電荷を有していることを特徴とする請求項41に記載の方法。
  43. バルブメタル組成物は、約120,000μF・V/g以上の比電荷を有していることを特徴とする請求項41に記載の方法。
  44. バルブメタル組成物は、タンタル又は酸化ニオブを含んでいることを特徴とする請求項41に記載の方法。
  45. アノードは、約0.1〜約4mmの厚みを有していることを特徴とする請求項41に記載の方法。
  46. アノードは、約0.4〜約1mmの厚みを有していることを特徴とする請求項41に記載の方法。
  47. 熱伝導材料は、銅、または、銅の合金を含んでいることを特徴とする請求項41に記載の方法。
  48. 第1及び第2の固体電解コンデンサー要素は、水平な構成において一緒に積み重ねられていることを特徴とする請求項41に記載の方法。
  49. 上側領域、下側領域、または、これらの両方は、U字形を有していることを特徴とする請求項41に記載の方法。
  50. 第1のアノード・リード線は、第2のアノード・リード線に対して、実質的に平行で、実質的に水平な配置になっていることを特徴とする請求項41に記載の方法。
  51. 第1及び第2のリード線は、アノード端子にレーザ溶接されることを特徴とする請求項41に記載の方法。
  52. コンデンサー要素を、ケース内に包被させる段階をさらに備えていることを特徴とする請求項41に記載の方法。
  53. 第1及び第2の表面実装端子を形成するために、ケースの周囲に沿って、リードフレームの部分を曲げる段階をさらに備えていることを特徴とする請求項41に記載の方法。
  54. 上記アノード端子の部分は、上側弓形面と下側弓形面とを形成する、請求項41に記載の方法。
  55. 上側弓形面と下側弓形面とは、それぞれ上側領域と下側領域とに隣接して配置されている、請求項54に記載の方法。
  56. 上記アノード端子の部分は、上側弓形面と下側弓形面とに対して実質的に垂直に配置された2つの追加的な対向する弓形面を備える、請求項55に記載の方法。
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