JP5668544B2 - ズームレンズおよびカメラおよび情報装置 - Google Patents

ズームレンズおよびカメラおよび情報装置 Download PDF

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Description

この発明は、ズームレンズおよびカメラおよび情報装置に関する。
近来、普及の著しいデジタルカメラは、撮影光学系としてズームレンズが一般的となり、また、オートフォーカス(以下「AF」と称する。)機能を有することが主流となっている。デジタルカメラには、さらなる高性能化・小型化が求められ「AFの高速化」に対する要望も強い。
小型化の観点からすると、ズームレンズは、使用時のレンズ全長(最も物体側のレンズ面から像面までの距離)を短縮することが重要である。また、AFの高速化を実現するには、フォーカシングレンズの小型化を図ることが重要である。
また、ズームレンズの高性能化の面では、ハイエンドのデジタルカメラへの適用を考えると、少なくとも500万〜1000万画素を超える撮像素子に対応した解像力を全ズーム域にわたって有することが必要である。
従来、高変倍化等に適したタイプのズームレンズとして知られているものに、物体側より順に、正の焦点距離を持つ第1レンズ群、負の焦点距離を持つ第2レンズ群、負の焦点距離を持つ第3レンズ群、正の焦点距離を持つ第4レンズ群、正の焦点距離を持つ第5レンズ群を配したものが知られている。
このような「正・負・負・正・正の5群構成のズームレンズ」を開示したものとして特許文献1、2がある。
特許文献1は具体的な実施例として、上記5群構成で、第3レンズ群をフォーカス群として移動してフォーカシングを行なうものを開示しているが、フォーカス群である第3レンズ群が「負・正レンズの接合レンズ」であるため、軽量・小型に作製することが難しく、フォーカス群を移動するための負荷が大きくなりやすく、駆動モータ等も大型化しやすい。また、駆動エネルギを十分に大きくしないと「フォーカシングにかかる時間」を短縮することが難しく、AFの高速化の面でなお、改良の余地がある。
特許文献2も、特許文献1と同様のズームレンズを開示しているが、フォーカス群である第3レンズ群が「負・正・負の3枚構成」であり、特許文献1に開示のものと同じく、軽量・小型に作製することが難しく、AFの高速化の面でなお、改良の余地がある。
この発明は上述した事情に鑑み、フォーカシングを行なうフォーカス群がコンパクトで、高速のAF、小型・高性能・広画角でデジタルスチルカメラに特に適したズームレンズを実現可能とすることを課題とする。
この発明はまた、広角端における半画角:41度以上、変倍比:1.9〜3.4程度で、500万〜1000万画素を超える撮像素子に対応した解像力を有し、高速のAF、小型・高性能のズームレンズの実現を課題とする。
この発明はまた、かかるズームレンズを用いるカメラ、情報装置の実現を課題とする。
この発明のズームレンズは、光軸に沿って物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、負の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群、正の屈折力を有する第5レンズ群を配し、第3レンズ群と第4レンズ群との間に開口絞りを配してなる。
そして、広角端から望遠端への変倍に際し、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が大きくなり、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が変動し、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が小さくなり、第4レンズ群と第5レンズ群の間隔が小さくなり、フォーカシングを第3レンズ群で行う。そして、第3レンズ群が負レンズ1枚で構成される。
「第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が変動」するとは、上記変倍の際に、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔の変化が「単調でない場合」を含むことを意味する。
請求項1記載のズームレンズは、以下の特徴を有する。
即ち、第2レンズ群の焦点距離:f2、広角端における全系の焦点距離:fw、望遠端における全系の焦点距離:ftが、条件:
(1) 0.95 <|f2/√(fw×ft)|< 4
を満足する。
請求項1記載のズームレンズは、第2レンズ群の焦点距離:f2、第3レンズ群の焦点距離:f3が、条件:
(2) 0.9 <f2/f3< 6
を満足することが好ましい(請求項2)。
請求項1または2記載のズームレンズは、第1レンズ群の焦点距離:f1、第2レンズ群の焦点距離:f2が、条件:
(3) 0.5 <|f1/f2|< 2.1
を満足することが好ましい(請求項3)。
請求項1〜3の任意の1に記載のズームレンズは「開口絞りが、第4レンズ群と一体に移動する」構成とすることができる(請求項4)。
請求項1〜4に記載のズームレンズは何れも「第5レンズ群が、正レンズ1枚と負レンズ1枚とで構成」されている。
請求項1〜4の任意の1に記載のズームレンズは「ズームレンズによる像を撮像素子により読取る情報装置」に用いられるものであることができる(請求項5)。
ズームレンズによる像を撮像素子で読み取るようにすると、読み取った画像は電気的なデータに変換され、変換された電気的なデータは「電子的な処理」が可能である。
従って、ズームレンズの歪曲収差による像の歪を、電子的な処理で補正することが可能であり、このような電子的な処理が可能な範囲で歪曲収差を許容したズームレンズの設計が可能である。
この発明のカメラは、請求項1〜5の任意の1に記載のズームレンズを、撮影用光学系として有することを特徴とする(請求項6)。
カメラは「ズームレンズによる像を撮像素子により読取る機能を持つカメラ」として構成することができ、この場合には、ズームレンズとして、請求項1〜4の任意の1に記載のものを用いることも、請求項5記載のものを用いることもできる。
即ち、カメラは、デジタルスチルカメラやビデオカメラ、銀塩カメラ等として実施することもできるが、デジタルスチルカメラやビデオカメラのように「ズームレンズによる像を撮像素子により読取る機能を持つカメラ」として実施でき、この場合には、採用するズームレンズとして請求項5記載のものが好適である(請求項7)。
この発明の情報装置は、請求項1〜5の任意の1に記載のズームレンズを、カメラ機能部の撮影用光学系として有し、携帯情報端末装置として構成されたことを特徴とする(請求項8)。
説明を補足する。
請求項1における条件(1)は、第2レンズ群の焦点距離:f2と、中間焦点距離(広角端における全系の焦点距離:fwと、望遠端における全系の焦点距離:ftとの幾何平均)との比の適正範囲を規制する条件である。
条件(1)の上限値:4を超えると、変倍の機能を主として有する第2レンズ群の「変倍時の移動量」が大きくなり、この移動量を確保するために、使用時のズームレンズ全長が長くなり、ズームレンズ、ひいてはこれを搭載するデジタルカメラ等の情報装置の小型化が困難になる。
条件(1)の下限値:0.95を下回ると、第2レンズ群の焦点距離が中間焦点距離に相対的に短くなりすぎ、第2レンズ群の負のパワーが相対的に強くなって「変倍時の収差劣化」が大きくなる。また、製造誤差感度も高くなり、量産性に問題が発生する。
請求項2における条件(2)は、第2レンズ群と第3レンズ群の焦点距離の比の適正な範囲を規制している。
条件(2)の上限値:6を超えると、条件(1)の上限を超える場合と同様に、第2レンズ群の「変倍時の移動量」が大きくなり、使用時のズームレンズ全長が長くなり易い。また、フォーカス群である第3レンズ群の焦点距離が短くなり、第3レンズ群の負のパワーが大きくなって「フォーカス時の収差劣化」が大きくなり易い。
条件(2)の下限値:0.9を下回ると、第2レンズ群の焦点距離が短くなりすぎ、第2レンズ群の負のパワーが強くなって変倍時の収差劣化が大きくなる。また、製造誤差感度も高くなり、量産性に問題が発生する。
あるいはまた、第3レンズ群の焦点距離が長くなって第3レンズ群の負のパワーが弱くなり、フォーカシングに必要な移動量が大きくなり、この移動量を確保するためのズームレンズの使用時の全長が長くなり易い。
請求項3における条件(3)は、第1レンズ群と第2レンズ群の焦点距離の絶対値の比の公的な範囲を規制する条件である。
条件(3)の上限値:2.1を超えると、第2レンズ群の焦点距離が短くなり、第2レンズ群の負のパワーが強くなり、変倍時の収差劣化が大きくなる。また、製造誤差感度も高くなり、量産性に問題が発生する。
条件(3)の下限値:0.5を下回ると、第2レンズ群の焦点距離が長くなり、第2レンズ群のパワーが小さくなって「変倍時の移動量」が大きくなり易く、ズームレンズ使用時の全長が長くなり易い。
請求項4のように、変倍に際して、開口絞りを第4レンズ群と一体に移動させるようにすると、絞り用の移動機構を別途設ける必要が無いため部品点数の削減や鏡胴ユニットの小型化に有利である。
レンズによる結像画像を「撮像素子」の撮像面上に結像させ、撮像素子により画像を情報化する場合、情報化されたデータに対して電子的な処理を行って、結像された画像における歪曲収差を補正できることが知られている。
従って、このような歪曲収差補正を前提とし、「電子的な処理によって補正できる範囲の歪曲収差を許容」すれば、歪曲収差以外の収差を「より良好に補正」することができ、広画角化や高変倍化、高性能化に資することができる。
歪曲収差は、画角が大きくなるほど発生しやすいので、少なくとも広角端側、好ましくは広角端と中間焦点距離を含む変倍領域で、歪曲収差を補正可能とするのがよい。電子的な処理による歪曲収差補正は、歪曲収差20%程度まで可能である。
さらに補足すると、第1レンズ群は物体側より順に「1枚の負レンズと、1枚の正レンズを有する構成」であることが好ましい。より具体的には、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、物体側に強い凸面を向けた正レンズの2枚で構成するのが好ましい。
高変倍化、特に望遠端の焦点距離を長くするには、望遠端における「第2〜第5レンズ群の合成倍率」を大きくする必要があり、合成倍率が大きい分だけ「第1レンズ群で発生した収差が像面上で拡大される」ことになる。
このため、高変倍化を進めるには、第1レンズ群で発生する収差量を十分に小さく抑える必要があり、そのためには第1レンズ群を上記構成とすることが好ましい。
第2レンズ群は物体側から順に、像側に曲率の大きな面を向けた負レンズ、負レンズ、正レンズの3枚で構成することが好ましい。
物体側から順に「負レンズ、負レンズ、正レンズという配置」にすることで「第2レンズ群の主点を像側に近づける」ことが可能となり、望遠端における光学系全長の短縮に寄与できる。
絞りの開放径は「変倍に係らず一定とする」のが機構上簡略となってよいが、望遠端の開放径を広角端に比べて大きくすることにより、Fナンバの変化を小さくすることも出来る。像面に到達する光量を減少させる必要があるときには、絞りを小径化しても良いが、「絞り径を大きく変えることなくNDフィルタ等の挿入により光量を減少」させるほうが回折現象による解像力の低下を防止できて好ましい。
以上に説明したように、この発明によれば新規な、新規なズームレンズを実現できる。 この発明のズームレンズは、上記の如く、フォーカシングを行なう第3レンズが「1枚の負レンズ」で構成され、軽量に構成できるためにフォーカス時の駆動エネルギを小さくでき、高速AFが可能となり、ズームレンズの小型化を実現できる。
また、条件(1)を満足することにより、使用時のズームレンズ全長が長大化するのを抑制し、「変倍時の収差劣化」を抑えて良好な性能の実現可能となる。
そして、条件(1)とともに条件(2)、(3)を満足することにより、後述する実施例に示すように、広角端の半画角が41度以上、変倍比:1.9〜3.4倍程度で、十分に収差補正され、小型でかつ高解像度の撮像素子に対応した解像力を有するズームレンズを実現できる。
また「電子的な処理によって補正できる範囲の歪曲収差を許容」することにより、後述する実施例に示すように、歪曲収差以外の収差の「極めて良好な補正」が可能となる。
このような小型・高性能のズームレンズを撮像用光学系として有することにより、小型で性能のよいカメラ、情報装置を実現できる。
実施例1のズームレンズを説明するための図である。 実施例2のズームレンズを説明するための図である。 実施例3のズームレンズを説明するための図である。 実施例4のズームレンズを説明するための図である。 実施例5のズームレンズを説明するための図である。 実施例6のズームレンズを説明するための図である。 実施例7のズームレンズを説明するための図である。 実施例1の収差図である。 実施例2の収差図である。 実施例3の収差図である。 実施例4の収差図である。 実施例5の収差図である。 実施例6の収差図である。 実施例7の収差図である。 携帯情報端末装置の実施の1形態を説明するための図である。 携帯情報端末装置の実施の1形態を説明するための図である 歪曲収差の電子的な補正を説明するための図である。
以下、実施の形態を説明する。
図1〜図7は、ズームレンズの実施の形態を示している。図1〜図7に示すズームレンズはこの順序に、後述する実施例1〜7に関するものである。
なお、図7に示すズームレンズは、第5レンズ群が、2枚の正レンズと1枚の負レンズで構成されており、「第5レンズ群を、1枚の正レンズと1枚の負レンズにより構成したこの発明のズームレンズ」とは異なる「参考例」であるが、混同の恐れはないと考えられるので、以下において「実施例7」として説明する。
繁雑を避けるため、図1〜7において符号を共通化する。
符号「I」により第1レンズ群、符号「II」により第2レンズ群、符号「III」により第3レンズ群、符号「IV」により第4レンズ群、符号「V」により第5レンズ群を示す。また、符号「S」により開口絞りを示す。図の左方が「物体側」、右方が「像側」である。
符号Fは「透明平行平板」を示す。透明平行平板Fは、光学ローパスフィルタ・赤外カットフィルタ等の各種フィルタ(物体側の透明平行平板)やCCDセンサ等の撮像素子のカバーガラス(シールガラス 像側の透明平行平板)を「これらに等価な2枚の透明平行平板」として示したものである。
図1〜図7の上段の図は「広角端におけるレンズ群配置」、中段の図は「中間焦点距離におけるレンズ群配置」を示し、最下段の図は「望遠端におけるレンズ群配置」を示す図である。広角端から望遠端への変倍に際して、ズームレンズの各レンズ群は、図の最上段の状態から最下段の状態へ向かって、矢印で示すように移動する。
このように、図1〜図7に示すズームレンズは、光軸に沿って物体側から像側へ向かって順に、正の屈折力の第1レンズ群I、負の屈折力の第2レンズ群II、負の屈折力の第3レンズ群III、正の屈折力の第4レンズ群IV、正の屈折力の第5レンズ群Vを配し、第3レンズ群IIIと第4レンズ群IVとの間に絞りSを配してなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群I〜第5レンズ群Vは「互いに独立して物体側へ移動」する。
第3レンズ群IIIは「1枚の負レンズ」により構成され、その変位によりフォーカシングが行なわれる。
そして、これらの実施の形態に対応する後述の実施例1〜7に示すように、各ズームレンズは条件(1)〜(3)を満足する。
図1に示す実施の形態では、第1レンズ群Iは、物体側から順に「物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ」と「物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ」を配して接合した接合レンズである。
第2レンズ群IIは、「物体側に凸面を向け、物体側面に非球面を有した負メニスカスレンズ」、「像側により強い凹面を向けた両凹レンズ」、「物体側により強い凸面を向けた両凸レンズ」をこの順序に物体側から配してなる。
第3レンズ群IIIは「物体側により強い凹面を向けた1枚の両凹レンズ」からなる。
第4レンズ群IVは、「物体側により強い凸面を向け、物体側面が非球面である両凸レンズ」、「物体側により強い凸面を向けた両凸レンズ」、「物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ」をこの順序で物体側から配してなる。
第5レンズ群Vは、「物体側により強い凸面を向けた両凸レンズ」、「像側に凸面を向け、両面非球面な負メニスカスレンズ」をこの順序で物体側から配してなる。
図2の実施の形態では、第2レンズ群IIの「物体側から2番目のレンズが、像側により強い凹面を向けた両凹レンズ」、第4レンズ群IVの「物体側から3番目のレンズが、像側により強い凹面を向けた両凹レンズ」であり、これ以外のレンズは図1のものと同様である。
図3の実施の形態では、第2レンズ群IIの「物体側から2番目のレンズが、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズ」であり、これ以外のレンズは図1のものと同様である。
図4の実施の形態では、第1レンズ群Iの「物体側から2番目のレンズが、物体側により強い凸面を向けた両凸レンズ」、第5レンズ群Vの「物体側から2番目のレンズが、像側にのみ非球面を有するレンズ」であり、これ以外のレンズは図1のものと同様である。
図5の実施の形態では、各レンズ群を構成するレンズは、図1のものと同様である。
図6の実施の形態では、第1レンズ群Iは「物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ」を物体側からこの順序に接合した接合レンズである。
第2レンズ群IIは、「物体側に凸面を向け、物体側面および像側面に非球面を有した負メニスカスレンズ」、「像側により強い凹面を向けた両凹レンズ」、「物体側により強い凸面を向けた両凸レンズ」を物体側からこの順序に配してなる。
第3レンズ群IIIは、「物体側により強い凹面を向けた1枚の両凹レンズ」からなる。
第4レンズ群IVは、「物体側により強い凸面を向け、物体側面および像側面が非球面である両凸レンズ」、「物体側により強い凸面を向けた両凸レンズ」と「両凹レンズ」とを物体側からこの順序に接合した接合レンズを、物体側からこの順序に配してなる。
第5レンズ群Vは、「像側により強い凸面を向けた両凸レンズ」、「像側に凸面を向け、両面非球面な負メニスカスレンズ」を、物体側からこの順序に配してなる。
図7の実施の形態(上述の如く「参考例」である。)では、第1レンズ群I〜第4レンズ群IVは、図6のものと同様であり、第5レンズ群Vは、「像側により強い凸面を向けた両凸レンズ」、「像側に凸面を向けた負メニスカスレンズ」、「物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ」を、物体側からこの順序に配してなる。
図15、図16を参照して、撮像装置としての「携帯情報端末装置」の実施の形態を説明する。
携帯情報端末装置のシステム構成は、図16に示すように、「ズームレンズ」である撮影レンズ1と「撮像素子」である受光素子13を有し、撮影レンズ1によって形成される撮影対象物の像を受光素子13によって読取るように構成され、受光素子13からの出力を、中央演算装置11の制御を受ける信号処理装置14によって処理してデジタル情報に変換する。
デジタル情報に変換された画像は、液晶モニタ7に表示され、半導体メモリ15に記憶され、あるいは通信カード16により外部への通信に供される。この通信機能を除いた部分は「カメラ」を構成する。
撮影レンズ1としては、請求項1〜5の任意の1に記載のズームレンズ、具体的には後述する実施例1〜6のズームレンズの何れかを用いる。
液晶モニタ7には「撮影中の画像」を表示することもできるし、半導体メモリ15に記録されている画像を表示することもできる。
撮影レンズ1は、携帯情報端末装置の携帯時には、図15(A)に示すように「沈胴状態」にあり、電源スイッチ6の操作により電源が入ると筐体5から鏡胴が繰り出される。鏡胴が繰り出された状態において、鏡胴内部でズームレンズの各群は「例えば広角端の配置」となっており、図示されないズームレバーを操作することで各群の配置が変化し、望遠端への変倍を行なうことができる。
このとき、ファインダ2も撮影レンズ1の画角の変化に連動して変倍する。
シャッタボタン4の「半押し」によりフォーカシングがなされる。
フォーカシングは第3レンズ群の移動により行なわれるが、「受光素子の移動」によって行なうこともできる。シャッタボタン4をさらに押し込むと撮影がなされ、その後は上記の処理がなされる。
半導体メモリ15に記録した画像を液晶モニタ7に表示したり、通信カード16等を使用して外部へ送信したりする際は、操作ボタン8を操作して行なう。半導体メモリ15および通信カード16等は、それぞれ専用または汎用のスロット9に挿入して使用される。
撮影レンズが「沈胴状態」にあるとき、ズームレンズの各レンズ群は、必ずしも光軸上に並んでいなくても良い。例えば、第2レンズ群が、光軸上から退避して「他のレンズ群と並列に収納される」如き機構とすれば、携帯情報端末装置のさらなる薄型化を実現できる。
以下、具体的な実施例を7例挙げる。
実施例における記号の意味は以下の通りである。
f:全系の焦点距離
F:Fナンバ
ω:半画角
r:曲率半径(非球面にあっては近軸曲率半径)
d:面間隔
Nd:屈折率
νd:アッベ数
θgF:部分分散比
K:非球面の円錐定数
A4:4次の非球面定数
A6:6次の非球面定数
A8:8次の非球面定数
A10:10次の非球面定数
A12:12次の非球面定数
A14:14次の非球面定数
「非球面形状」は、近軸曲率半径の逆数(近軸曲率):C、光軸からの高さ:H、円錐定数:K、上記各次数の非球面係数を用い、Xを光軸方向における非球面量として、周知の式:
X=CH/[1+√{1−(1+K)C}]+A4・H+A6・H
+A8・H+A10・H10+A12・H12+A14・H14
で表され、近軸曲率半径:R(=1/C)と円錐定数:K、非球面係数:A4〜A14を与えて形状を特定する。
なお「長さの次元を持つ量」の単位は「mm」である。
各実施例における「硝種」中の(HOYA)は「HOYA株式会社」、(OHARA)は「株式会社オハラ」であり、これらの製造会社の光学硝種名を挙げている。
なお、実施例1〜12とも、広角端においては、歪曲収差を電子的に補正し、補正後の像高が14.3mmとなるように近軸像高を13mmとしている。
実施例1
実施例1は、図1に示したズームレンズである。
f=15.99〜46.53 F=3.66〜5.81 ω=41.8〜17.08
実施例1のデータを表1に示す。










Figure 0005668544
「非球面」
非球面は、上記表1において「*印」を付した面である。以下の実施例においても同様である。
実施例1の非球面のデータを以下に示す。
第4面
K=0
A4=1.056440E-06
A6=4.970200E-08
A8=-7.07385E-10
A10=5.361300E-12
A12=-1.57191E-14
第13面
K=0
A4=-7.78796E-05
A6=-2.65621E-07
A8=-1.50697E-09
第21面
K=0
A4=3.625180E-05
A6=1.430340E-06
A8=-1.49906E-08
第22面
K=0
A4=1.042670E-04
A6=1.381650E-06
A8=-1.17092E-08
上記非球面の表記において、例えば「-1.17092E-08」は「-1.17092×10-8」を意味する。以下においても同様である。
「可変量」
可変量のデータを表2に示す。
Figure 0005668544
図8(a)〜(c)に順次、実施例1の広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図を示す。球面収差の図中の破線は「正弦条件」、非点収差の図中の実線はサジタル、破線はメリディオナルをそれぞれ表す。また、「g」、「d」はそれぞれ、g線およびd線を表す。他の収差図についても同様である。
「実施例2」
実施例2は図2に示したズームレンズである。
f=18.65〜54.3 F=3.62〜5.83 ω=37.5〜14.8
実施例2のデータを表3に示す。
Figure 0005668544
「非球面」
実施例2の非球面のデータを以下に示す。
第4面
K=0
A4=-2.56108E-06
A6=1.044020E-07
A8=-1.4309E-09
A10=1.355110E-11
A12=-5.04361E-14
第13面
K=0
A4=-9.25137E-05
A6=-3.51547E-07
A8=-8.00052E-09
第21面
K=0
A4=-2.51375E-04
A6=3.572660E-06
A8=1.359970E-08
第22面
K=0
A4=-1.75754E-04
A6=4.150840E-06
A8=-1.1655E-08 。
「可変量」
可変量のデータを表4に示す。
Figure 0005668544
図9(a)〜(C)に、実施例2のズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図を図8に倣って示す。
「実施例3」
実施例3は、図3に示したズームレンズである。
f=16.15〜38 F=3.63〜5.86 ω=41.5〜20.6
実施例3のデータを表5に示す。
Figure 0005668544
「非球面」
実施例3の非球面のデータを以下に示す。
第4面
K=0
A4=2.777450E-05
A6=-3.99444E-08
A8=6.048460E-10
A10=1.095400E-12
A12=-2.48491E-14
第13面
K=0
A4=-9.36505E-05
A6=4.158310E-08
A8=-5.89151E-09
第21面
K=0
A4=5.741240E-06
A6=-1.82504E-06
A8=4.009180E-09
第22面
K=0
A4=1.736520E-04
A6=-1.06638E-06
A8=2.185120E-08 。
「可変量」
可変量のデータを表6に示す。
Figure 0005668544
図10(a)〜(C)に、実施例3のズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図を図8に倣って示す。
「実施例4」
実施例4は、図4に示したズームレンズである。
f=16.15〜31.66 F=3.62〜5.84 ω=41.5〜24.3
実施例4のデータを表7に示す。
Figure 0005668544
「非球面」
実施例4の非球面のデータを以下に示す。
第4面
K=0
A4=5.736250E-06
A6=1.541920E-07
A8=-1.54552E-09
A10=2.609640E-11
A12=-1.36118E-13
第13面
K=0
A4=-6.60531E-05
A6=-9.67387E-08
A8=-6.97485E-09
第22面
K=0
A4=2.216200E-04
A6=2.466620E-06
A8=-2.45507E-08
A10=6.485260E-10 。
「可変量」
可変量のデータを表8に示す。
Figure 0005668544
図11(a)〜(C)に、実施例4のズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図を図8に倣って示す。
「実施例5」
実施例5は、図5に示したズームレンズである。
f=15.99〜46.56 F=3.65〜5.85 ω=41.8〜17.07
実施例5のデータを表9に示す。
Figure 0005668544
「非球面」
実施例5の非球面のデータを以下に示す。
第4面
K=0
A4=3.219740E-06
A6=3.603850E-08
A8=-5.10179E-10
A10=3.418800E-12
A12=-8.46642E-15
第13面
K=0
A4=-7.30888E-05
A6=-2.79226E-07
A8=-1.37626E-09
第21面
K=0
A4=2.979630E-05
A6=1.179710E-06
A8=-6.349E-09
第22面
K=0
A4=9.580120E-05
A6=1.208010E-06
A8=-8.5897E-09 。
「可変量」
可変量のデータを表10に示す。
Figure 0005668544
図12(a)〜(C)に、実施例5のズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図を図8に倣って示す。
「実施例6」
実施例6は、図6に示したズームレンズである。
f=15.99〜54.41 F=3.66〜5.79 ω=42.04〜14.34
実施例11のデータを表11に示す。
Figure 0005668544
「非球面」
実施例6の非球面のデータを以下に示す。
第4面
K=0.000000E+00
A4=3.572750E-05
A6=-7.660460E-07
A8=8.247110E-09
A10=-3.983520E-11
A12=7.403260E-14
第5面
K=0.000000E+00
A4=1.279760E-05
A6=-8.573790E-07
A8=3.096290E-09
A10=-6.310570E-11
A12=1.179080E-12
第13面
K=0.000000E+00
A4=-7.200890E-05
A6=-8.845630E-07
A8=1.304940E-08
A10=-5.719170E-10
第14面
K=0.000000E+00
A4=2.228670E-05
A6=-8.349910E-07
A8=9.411840E-09
A10=-4.635290E-10
第20面
K=0.000000E+00
A4=-4.248460E-05
A6=-2.236380E-06
A8=2.516120E-08
A10=-4.518890E-11
第21面
K=0.000000E+00
A4=-1.262000E-05
A6=-1.745830E-06
A8=2.242420E-08
A10=-5.413360E-11 。
「可変量」
可変量のデータを表12に示す。
Figure 0005668544
図13(a)〜(C)に、実施例6のズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図を図13に倣って示す。
「実施例7」
実施例7は、図7に示したズームレンズである。
f=15.99〜54.41 F=3.66〜5.84 ω=42.07〜14.41 実施例7のデータを表13に示す。
Figure 0005668544
「非球面」
実施例7の非球面のデータを以下に示す。
第4面
K=0.000000E+00
A4=5.463350E-05
A6=-1.303180E-06
A8=1.469420E-08
A10=-9.076220E-11
A12=3.143270E-13
A14=-4.884080E-16
第5面
K=0.000000E+00
A4=3.368690E-05
A6=-1.005120E-06
A8=-9.216250E-09
A10=1.352820E-10
A12=-3.297500E-13
第13面
K=3.301000E-01
A4=-3.253670E-05
A6=1.894420E-07
A8=-1.969370E-09
A10=-8.485160E-12
第14面
K=0.000000E+00
A4=2.451920E-05
A6=2.930500E-07
A8=-2.639100E-09
A10=2.487870E-12
第23面
K=0.000000E+00
A4=2.548720E-05
A6=1.876180E-08
A8=-8.213990E-10
A10=6.062930E-12 。
「可変量」
可変量のデータを表14に示す。
Figure 0005668544
なお、この実施例7では、変倍に際する開口絞りの変位は「第4レンズ群と独立」に行なわれる。
図14(a)〜(C)に、実施例7のズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図を図8に倣って示す。
上記実施例1〜7における条件式(1)〜(3)のパラメータの値を表15に示す。
Figure 0005668544
このように、実施例1〜7のズームレンズも条件(1)〜(3)を満足している。
上記の如く、実施例1〜7のズームレンズは何れも、広角端の半画角が41度以上、変倍比:1.9〜3.4倍程度で、諸収差が十分に収差補正され、小型でかつ高解像度の撮像素子に対応した解像力を有するズームレンズを実現できる。
また、実施例1〜7のズームレンズとも、広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群Iを「大きく物体側へ移動させる」ことにより、広角端において第1レンズ群Iを通過する光線高さを低くして、広角化に伴う第1レンズ群Iの大型化を抑制している。
さらに、実施例1〜7のズームレンズとも、広角端において「電子的に補正可能な程度の歪曲収差」を許容しており、これらの歪曲収差を電子的に補正する。即ち、広角端において、近軸像高を13mmとし、補正後の像高が14.3mmとなるように電子的に補正する。
歪曲収差の電子的な補正は種々考えられるが、1例を、図17を参照して説明する。
図17において、符号Im1で示すのは「撮像素子の受光面形状」であり、矩形形状をなしている。この受光面形状Im1に外接する円IC1は、受光面形状Im1をカバーするイメージサークルであり、望遠端・中間焦点距離における「結像範囲」である。
図17において、符号1m2で示すのは、「広角端近傍における像面形状」を説明図的に示している。広角端近傍では意図的に負の歪曲収差を許容しているので、像面形状Im2は「樽型形状」となっている。なお、図23の負の歪曲収差は「やや誇張」して描かれている。
このような「樽型形状の歪曲収差」を電子的に補正して、受光面形状Im1に合致する形状にするのである。
図27のように、受光面形状Im1の中心から縦方向の基準線に対して角:θをなす直線上にある「画素」を考えてみる。
図の如く、この画素に対応する受光素子の上記中心からの距離を「X」、上記中心からの距離:Xにおける歪曲収差をDis(X)[%]とすると、距離「X」の位置にある画素を、上記「直線上」において「100X/(100+Dis(X))」の位置に変換する補正を行なえばよい。このようにして「広角端における歪曲収差」を良好に補正した画像を撮像することができる。
この電子的な補正により、中間焦点距離・広角端における理想像高が「所望のイメージサークルの大きさ」である14.3mmとなるようにするのである。即ち、中間焦点距離・広角端における「イメージサークルの大きさ」を所望のイメージサークルの大きさの「(100+Dis(X))/100倍」とすることができる。
歪曲収差は上記の如く電子的な補正が可能であるので、電子的な補正が可能な範囲で、歪曲収差の発生を許容すれば、また、他の収差の補正の自由度や変倍比に対する条件が緩和され、大きい変倍比の実現が可能になる。また、上記のように、中間焦点距離・広角端におけるイメージサークルを小さくできるため、広角化に大きな効果がある。
I 第1レンズ群
II 第2レンズ群
III 第3レンズ群
S 開口絞り
IV 第4レンズ群
V 第5レンズ群
特許3716418号 特許4401451号

Claims (8)

  1. 光軸に沿って物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、負の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群、正の屈折力を有する第5レンズ群を配し、第3レンズ群と第4レンズ群との間に開口絞りを配してなり、
    広角端から望遠端への変倍に際し、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が大きくなり、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が変動し、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が小さくなり、第4レンズ群と第5レンズ群の間隔が小さくなり、フォーカシングを第3レンズ群で行うズームレンズにおいて、
    第3レンズ群が負レンズ1枚で構成され、
    第5レンズ群が、正レンズ1枚と負レンズ1枚とで構成され、
    第2レンズ群の焦点距離:f2、広角端における全系の焦点距離:fw、望遠端における全系の焦点距離:ftが、条件:
    (1) 0.95 <|f2/√(fw×ft)|< 4
    を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 請求項1記載のズームレンズにおいて、
    第2レンズ群の焦点距離:f2、第3レンズ群の焦点距離:f3が、条件:
    (2) 0.9 <f2/f3< 6
    を満足することを特徴とするズームレンズ。
  3. 請求項1または2記載のズームレンズにおいて、
    第1レンズ群の焦点距離:f1、第2レンズ群の焦点距離:f2が、条件:
    (3) 0.5 <|f1/f2|< 2.1
    を満足することを特徴とするズームレンズ。
  4. 請求項1〜3の任意の1に記載のズームレンズにおいて、
    開口絞りが、第4レンズ群と一体に移動することを特徴とするズームレンズ。
  5. 請求項1〜4の任意の1に記載のズームレンズにおいて、
    ズームレンズによる像を撮像素子により読取る情報装置に用いられることを特徴とするズームレンズ。
  6. 請求項1〜5の任意の1に記載のズームレンズを、撮影用光学系として有することを特徴とするカメラ。
  7. ズームレンズによる像を撮像素子により読取る機能を持ち、ズームレンズとして、請求項5記載のものを用いることを特徴とするカメラ。
  8. 請求項1〜5の任意の1に記載のズームレンズを、カメラ機能部の撮影用光学系として有し、携帯情報端末装置として構成されたことを特徴とする情報装置。
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