JP5511274B2 - ズームレンズおよびそれを有するカメラ - Google Patents

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Description

本発明はズームレンズに関する。本発明のズームレンズは、例えば、デジタルスチルカメラ等の撮影光学系に好適である。
最近、固体撮像素子を用いた撮像装置(デジタルスチルカメラ)の高機能化にともない、それに用いる撮影光学系には高ズーム比でコンパクトなズームレンズが求められている。
カメラのコンパクト化とズームレンズの高ズーム比化を両立するための1つの方式として、非撮影時に各レンズ群の間隔を撮影状態と異なる間隔まで縮小してカメラ筐体内に収納する、沈胴式のズームレンズが広く用いられている。
また、別の方式として、特許文献1,2には、反射面を含んだプリズム等で撮影光学系の光路を90°折り曲げてカメラの厚みを薄くした、屈曲式のズームレンズが開示されている。
更に、両方式を複合した方式として、特許文献3には、プリズム等の反射ユニットが移動することによって生じた空間に、反射ユニットの物体側に位置するレンズ群を沈胴収納する方式が開示されている。以下、この方式を「屈曲沈胴式」と称する。
特開2008−089690号公報 特開2004−102089号公報 特開2006−259685号公報
特許文献1、2のズームレンズは、第2レンズ群に反射ユニットが配置されているため、ズーミング時に第2レンズ群は不動である。そして、第1レンズ群が大きく移動することによって高いズーム比を実現している。また、第1レンズ群の屈折力が小さいため、ズーミング時の移動量が大きくなってしまい、カメラの厚みを薄くすることが難しい。
特許文献3のような屈曲沈胴式のズームレンズは、カメラの薄型化と高いズーム比を高いレベルで両立可能な構成ではあるが、反射ユニットを退避させつつ、反射ユニットの物体側に位置するレンズ群を移動させるため、その機構を考慮した光学系にする必要がある。ところが、特許文献3のように、ズーミングに際して第1レンズ群を大きく移動させる光学系は機構上不利であり、カメラの薄型化と高いズーム比を両立させることが困難である。
具体的に説明する。反射ユニットを退避させつつ、反射ユニットの物体側に位置するレンズ群を沈胴させるためには、反射ユニットの物体側に位置するレンズ群を移動させるためのカム筒に、反射ユニット退避用の大きな切欠を設けなければならない。この切欠によって、カム筒の回転角度が十分に確保できなくなり、第1レンズ群を大きく移動させることができなくなる。
本発明は、高いズーム比と薄型化を両立できるズームレンズを提供することを目的とする。
本発明は、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、光路を折り曲げるための反射面を含んだ反射ユニット、負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、正または負の屈折力の第5レンズ群を有し、
広角端から望遠端へのズーミングに際して、少なくとも前記第2レンズ群、第4レンズ群が移動すると共に、前記反射ユニットが不動であり、
前記第1レンズ群の焦点距離をf1、広角端及び望遠端における全系の焦点距離をそれぞれfw、ftとしたとき、
0.7<f1/√(fw・ft)<1.7
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、高いズーム比と薄型化を両立したズームレンズを実現することができる。
本発明の実施例1のレンズ断面図 本発明の実施例1の収差図 本発明の実施例2のレンズ断面図 本発明の実施例2の収差図 本発明の実施例3のレンズ断面図 本発明の実施例3の収差図 本発明の実施例4のレンズ断面図 本発明の実施例4の収差図 本発明の実施例5のレンズ断面図 本発明の実施例5の収差図 本発明のズームレンズを用いた撮像装置の概略構成図
以下、図面を用いて本発明のズームレンズの実施例について説明する。初めに本発明のズームレンズの概略について説明する。
図11は、本発明のズームレンズを有するデジタルスチルカメラの概略構成図である。図11(A)は撮影状態であり、図11(B)は収納状態(沈胴状態)を表している。
図11において、L1は、正の屈折力(光学的パワー=焦点距離の逆数)の第1レンズ群、L2は負の屈折力の第2レンズ群である。PRは光路を折り曲げるための反射面を含んだ反射ユニットとしてのプリズムである。L3は負の屈折力の第3レンズ群である。L4は正の屈折力の第4レンズ群である。L5は正または負の屈折力の第5レンズ群である。なお、第5レンズ群の像側に、正の屈折力の第6レンズ群を更に備えていても良い。IPは、ズームレンズによって形成された像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。
本発明のズームレンズでは、広角端から望遠端へのズーミングに際して、少なくとも第2レンズ群L2と第4レンズ群L4を移動させると共に、反射ユニットPRを不動としている。
ズーミング時に不動の反射ユニットPRを配置することにより、ズームレンズの光路を折り曲げてカメラボディ内部のスペースを有効利用することが可能になり、高ズーム比の薄型ズームレンズを構成することができる。
また、最も物体側に正の屈折力の第1レンズ群L1を配置すると共に、少なくとも第2レンズ群L2と第4レンズ群L4を移動させてズーミングを行なうことにより、高いズーム比を達成することができる。
特に、負の屈折力の第3レンズ群L3を配置することにより、ズーミング時の移動量が大きい第4レンズ群L4の正の屈折力を大きくすることができる。このように、プリズムPRよりも像側に配置されたレンズ群の変倍分担を大きくすることによって高いズーム比を実現するとともに、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2による変倍分担を低減することによってカメラの厚みを薄くすることが可能になる。つまり、本発明によれば、第1レンズ群L1をズーミングに際して不動もしくは移動量を小さくしても、全体として高いズーム比を達成することができる。
さらに、本発明のズームレンズは、以下の条件式を満足することを特徴としている。
0.7<f1/√(fw・ft)≦1.7・・・(1)
ただし、第1レンズ群L1の焦点距離をf1、広角端及び望遠端における全系の焦点距離をそれぞれfw、ftとしている。
条件式(1)は第1レンズ群L1の屈折力が比較的大きいことを特定している。第1レンズ群L1の屈折力を比較的大きくしたことにより、ズーミング時の第1レンズ群L1および第2レンズ群L2の移動量を小さくすることができるため、カメラの厚みを薄くすることができる。
条件式(1)の下限を超えると、第1レンズ群L1の屈折力が大きくなりすぎて、第1レンズ群L1を構成する正レンズの厚みが大きくなってしまう。逆に、条件式(1)の上限を超えると、第1レンズ群L1の屈折力が小さくなりすぎるため、所望のズーム比を実現するためのレンズ群の移動量が大きくなり、カメラの厚みを薄くすることができない。
望ましくは、条件式(1a)を満足するように構成すると良い。条件式(1a)を満足することにより、特にカメラの厚みを薄く設計することができる。
1.0<f1/√(fw・ft)≦1.7・・・(1a)
次に本発明のズームレンズにおける好ましい構成について説明する。
撮影状態(図11(A))から収納状態(図11(B))へ移る際は、反射ユニットPRであるプリズムが移動すると共に、プリズムPRが移動することによって生じた空間に第1レンズ群L1及び第2レンズ群L2を沈胴収納するのが好ましい。このような屈曲沈胴式のズームレンズを採用することによって、カメラのさらなる薄型化を実現することができる。
前述したように、プリズムPRを退避させつつ、第1レンズ群L1及び第2レンズ群L2を沈胴させるためには、カム筒にプリズム退避用の大きな切欠(開口)が必要になる。このため、第1レンズ群L1をズーミングに際して移動させるためのカム溝をカム筒に設けることが困難となる。そこで、ズーミングに際して第1レンズ群L1を不動もしくは移動量を小さくする代わりに、第2レンズ群L2を第1レンズ群L1に比して大きく移動させるのが良い。第2レンズ群L2は、第1レンズ群L1に比べて小型軽量なレンズ群であるため、ステッピングモータ等の小型の駆動源と送りネジとによる駆動機構を第2レンズ群L2の周囲に配置できる。このため、カム筒による駆動機構を採用せずとも第2レンズ群L2を移動させることができる。
このような構成により、無理のない機構での屈曲沈胴式のズームレンズを実現している。
また、本発明のズームレンズにおいて、広角端から望遠端までズーミングするときの前記第1レンズ群の移動量をM1(物体側への移動量を−符号とする)としたとき、
−0.5<M1/√(fw・ft)<0.2・・・(2)
なる条件式を満足することが好ましい。
条件式(2)の下限を超えて、第1レンズ群を物体側へ大きく移動させた場合には、ズーム比を高くするためには有利であるが、第1レンズ群L1を移動させるためのカム筒が長くなり、カメラの厚みを薄くすることが難しくなる。逆に、条件式(2)の上限を超えると、所望のズーム比を実現することが難しくなる。
望ましくは、条件式(2a)を満足するように構成すると良い。条件式(2a)を満足することで、カメラの厚みを薄くすると共に、高いズーム比を達成するためにより適した設計ができる。
−0.45<M1/√(fw・ft)<0.15・・・(2a)
また、条件式(2b)を満足するように、第1レンズ群を物体側へ移動させると、高いズーム比を実現しやすくなるため更に好ましい。
−0.45<M1/√(fw・ft)<0・・・(2b)
また、本発明のズームレンズにおいて、第4レンズ群L4の焦点距離をf4としたとき、
0.4<f4/√(fw・ft)<1.5・・・(3)
なる条件式を満足することが好ましい。
条件式(3)は、第4レンズ群L4の屈折力を特定したものである。条件式(4)の下限を超えると、第4レンズ群L4の屈折力が大きくなりすぎるため、必要となる正レンズの枚数が多くなり、カメラの薄型化が難しくなる。逆に、条件式(3)の上限を超えると、第4レンズ群L4の屈折力が小さくなりすぎるため、所望のズーム比を達成することが困難になる。
望ましくは、条件式(3a)を満足するように構成すると良い。条件式(3a)を満足することで、カメラの厚みを薄くすると共に、高いズーム比を達成するためにより適した設計ができる。
0.6<f4/√(fw・ft)<1.3・・・(3a)
また、本発明のズームレンズにおいて、第3レンズ群L3の焦点距離をf3としたとき、
0.0<f4/|f3|<0.4・・・(4)
なる条件式を満足することが好ましい。
条件式(4)は、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の焦点距離の比を規定したものである。条件式(4)の上限と下限のどちらを超えても、第3レンズ群L3または第4レンズ群L4の屈折力が大きくなり過ぎるため、所望のズーム比を達成できないか、必要なレンズ枚数が多くなってカメラが大型化してしまう。
望ましくは、条件式(4a)を満足するように構成すると良い。条件式(4a)を満足することで、カメラの厚みを薄くすると共に、高いズーム比を達成するためにより適した設計ができる。
0.0<f4/|f3|<0.25・・・(4a)
また、本発明のズームレンズにおいて、第2レンズ群L2は、少なくとも1枚の負レンズと、少なくとも1枚の正レンズを含み、それぞれの平均アッベ数をvn,vpとしたとき、
1.5<vn/vp<5.0・・・(5)
なる条件式を満足することが好ましい。
条件式(5)は、第2レンズ群L2を構成する少なくとも1枚の負レンズと、少なくとも1枚の正レンズについて、それぞれの平均アッベ数の比を規定したものである。なお、第2レンズ群L2を構成する負レンズ、正レンズが1枚であるときは、平均アッベ数vn,vpは、1枚の負レンズまたは1枚の正レンズのアッベ数そのものとする。
条件式(5)の下限を超えると、第2レンズ群L2の内部における色収差の補正が困難になるため、ズーミング時の収差変動が大きくなりやすい。逆に上限を超えると、負レンズに関して低屈折率材を採用せざるを得なくなり、カメラを薄型にすることが難しくなる。
望ましくは、条件式(5a)満足するように構成すると良い。条件式(5a)を満足することで、よりカメラの厚みを薄くすることができる。
1.9<vn/vp<3.0・・・(5a)
次に、図面を用いて本発明のズームレンズの実施例を具体的に説明する。
図1は実施例1のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図2(A)、(B)はそれぞれ、実施例1のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
図3は実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図4(A)、(B)はそれぞれ、実施例2のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
図5は実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図6(A)、(B)はそれぞれ、実施例3のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
図7は実施例4のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図8(A)、(B)はそれぞれ、実施例4のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
図9は実施例5のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図10(A)、(B)はそれぞれ、実施例5のズームレンズの広角端、望遠端における縦収差図である。
実施例1〜5は、それぞれ後述する数値実施例1〜5に対応する。
図1,3,5,7に示したレンズ断面図において、L1は正の屈折力の第1レンズ群、L2は負の屈折力の第2レンズ群、L3は負の屈折力の第3レンズ群、L4は正の屈折力の第4レンズ群、L5は正の屈折力の第5レンズ群である。実施例3におけるL6は正の屈折力の第6レンズ群である。
図9に示したレンズ断面図において、L1は正の屈折力の第1レンズ群、L2は負の屈折力の第2レンズ群、L3は負の屈折力の第3レンズ群、L4は正の屈折力の第4レンズ群、L5は負の屈折力の第5レンズ群、L6は正の屈折力の第6レンズ群である。
各レンズ断面図において、左側が物体側(前方)、右側が像側(後方)であり、物体側から像側へ順に、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、プリズムPR、第3レンズ群L3、第4レンズ群L4、第5レンズ群L5が配置されている。なお、図5、9に示した実施例3、実施例5においては、第5レンズ群L5の像側に第6レンズ群L6が配置されている。
SPは開口絞りである。GBは光学フィルタや撮像素子のフェースプレート等を想定して設計上設けられたガラスブロックであり、複数の平行平板により構成されている。IPは像面である。本実施例のズームレンズをデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する場合、像面IPはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当する。
図2,4,6,8,10に示した収差図では、各実施例のズームレンズの球面収差、非点収差、歪曲、倍率色収差を示している。球面収差を表す図において、縦軸はFナンバー(Fno)である。実線dはd線、破線gはg線を表す。非点収差、歪曲、倍率色収差を表す図における縦軸は、半画角(ω)である。非点収差を表す図における一点鎖線△Mはd線のメリディオナル像面、実線△Sはサジタル像面を表す。歪曲はd線によって表している。倍率色収差はg線によって表している。
レンズ断面図における矢印は、広角端から望遠端へズーミングする際の各レンズ群の移動軌跡(ズーム位置に対して各レンズ群の位置をプロットしたもの)を示している。
実施例1〜5のズームレンズは、ズーミングに際して、少なくとも第2レンズ群L2、第4レンズ群L4が光軸に沿って移動している。プリズムPRはズーミングのためには移動せず、不動である。なお、広角端、望遠端とはレンズ群が機構上、光軸上を移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。
実施例1においては、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群L1と反射ユニットPR、第3レンズ群L3は不動とし、第2レンズ群L2を単調に像側へ、第4レンズ群L4を単調に物体側へ移動させている。なお、第2レンズ群L2は像側に凸状の軌跡で像側に移動させても良い。
変倍に伴う像面変動の補償は、第5レンズ群L5を物体側に凸状の軌跡で移動させることで行っている。撮影距離が変化したときのフォーカシングは、第5レンズ群L5にて行なっている。
手ぶれ補正は、第4レンズ群L4を構成するレンズの一部(第4レンズ群L4の物体側から数えて3番目の凸レンズ)を光軸に対して垂直方向の成分を持つように移動させることにより行なっている。
実施例2は、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第3レンズ群L3を物体側に移動させることで、ズーム中間位置における球面収差・コマ収差などを良好に補正していることを特徴としており、その他の構成は実施例1と同様である。
実施例3では、広角端から望遠端へのズーミングに際し、反射ユニットPR、第3レンズ群L3は不動としている。また、第1レンズ群L1を像側に凸の軌跡を描きながら物体側へ、第2レンズ群L2を単調に像側へ、第4レンズ群L4を単調に物体側へ、第5レンズ群L5を単調に物体側へ移動させている。本実施例は、正の屈折力を有する第6レンズ群L6を備えており、変倍に伴う像面変動の補償は、第6レンズ群L6を物体側に凸状の軌跡で移動させることで行っている。また、撮影距離が変化したときのフォーカシングを第6レンズ群L6にて行なっている。
なお、手ぶれ補正は、第4レンズ群L4全体を光軸に対して垂直方向の成分を持つように移動させることにより行なっている。
実施例4では、広角端から望遠端へのズーミングに際し、反射ユニットPRが不動である。本実施例は、全てのレンズ群をズーミングに際して移動させることにより、大型化を抑制しつつ、所望のズーム比を確保している。
実施例5では、広角端から望遠端へのズーミングに際し、反射ユニットPR、第3レンズ群L3は不動としている。また、第1レンズ群を物体側へ、第2レンズ群を単調に像側へ、第4レンズ群を単調に物体側へ、第5レンズ群を単調に物体側へ、第6レンズ群を移動させている。本実施例は、広角端から望遠端へのズーミングに際して、負の屈折力の第5レンズ群を物体側に移動させることで、ズーミング時の収差変動を補正している。なお、第5レンズ群はズーミングに際して不動であっても良い。また、撮影距離が変化したときのフォーカシングを第6レンズ群L6にて行なっている。
手ぶれ補正は、第4レンズ群L4を構成するレンズの一部を光軸に対して垂直方向の成分を持つように移動させることにより行なっている。具体的には、第4レンズ群の最も像側に配置された正レンズを移動させることによって手ぶれ補正を行っている。
いずれの実施例においても、カメラの厚みに影響する第1レンズ群L1と第2レンズ群L2のズーミング時の移動量を小さくするために、条件式(1)を満足するように第1レンズ群L1の屈折力を設定している。また、負の屈折力の第3レンズ群L3を配置したことにより、第4レンズ群L4の正の屈折力が大きくなり、第4レンズ群L4を物体側へ大きく移動させることより、高いズーム比を実現している。
これらの効果により、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2のズーミング時の移動量を減じて、高いズーム比と薄型化を高いレベルで両立している。
また、第1レンズ群L1を移動させるためのカム筒の長さを短くしつつ、所望のズーム比を達成するため、ズーミング時の第1レンズ群L1の移動量M1に関して、条件式(2)を満足している。
また、大きな屈折力を与えつつ薄型化を実現するため、第4レンズ群L4の屈折力を、条件式(3)を満足するように設定している。
また、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4を構成するレンズ枚数を少なくしつつ、所望のズーム比を達成するため、条件式(4)を満足するように、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の屈折力を適切に設定している。
また、カメラの薄型化と光学性能を良好にバランスさせるため、第2レンズ群L2を構成する負レンズと正レンズを、条件式(5)を満足するように設定している。
実施例1〜5のズームレンズにおいて、ズーミング時のFナンバーの変動を低減するため、ズーム位置に応じた開口絞りの制御を行っても良い。また、デジタルスチルカメラの場合には、光学系の残存する歪曲の電気的な補正(画像処理での補正)を行っても良い。
次に、実施例1〜5に各々対応する数値実施例1〜5を示す。
各数値実施例において、rは各面の曲率半径(単位:mm)、dは隣接する面の間隔(単位:mm)である。ndは部材のd線に対する屈折率である。νdは以下の式で表されるd線を基準とした部材のアッベ数である。
νd=(Nd−1)/(NF−NC)
Nd:d線(波長587.6nm)に対する屈折率
NF:F線(波長486.1nm)に対する屈折率
NC:C線(波長656.3nm)に対する屈折率
非球面形状は、光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を、面頂点を基準にしてxとするとき以下の式で定義される。
x=(h/R)/[1+{1−(1+k)(h/R)1/2
+A4h+A6h+A8h+A10h10
ここで、Kは円錐定数、A4,A6,A8,A10は各項の非球面係数である。Rは近軸曲率半径である。
前述の各条件式と数値実施例における諸数値との関係を表1に示す。
数値実施例1
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 47.193 1.25 1.84666 23.8 24.96
2 22.500 4.42 1.59201 67.0 22.74
3 -294.131 0.08 22.04
4 21.328 3.02 1.77250 49.6 20.57
5 96.161 (可変) 19.99
6 -185.505 0.75 1.88300 40.8 14.54
7 8.659 3.30 11.53
8 -20.793 1.00 1.77250 49.6 11.41
9* 23.729 0.05 11.52
10 17.009 1.71 1.94595 18.0 11.70
11 1312.287 (可変) 11.61
12 ∞ 8.75 1.83400 37.2 8.61
13 ∞ (可変) 7.44
14 -43.096 0.45 1.51633 64.1 7.22
15 -51.920 (可変) 7.29
16* 7.916 3.13 1.58913 61.1 8.08
17 -25.562 0.25 7.56
18 -37.626 0.55 1.74950 35.3 7.32
19 14.424 1.65 6.99
20(絞り) ∞ 4.10 6.83
21* 10.708 2.92 1.49710 81.6 7.88
22 -69.699 4.01 7.58
23 -6.942 0.68 1.74320 49.3 6.88
24 -13.764 (可変) 7.27
25* 26.780 2.69 1.69350 53.2 10.39
26 -18.810 0.55 1.84666 23.8 10.33
27 -36.499 (可変) 10.33
28 ∞ 0.30 1.49400 75.0 21.46
29 ∞ 0.00 21.46
30 ∞ 0.50 1.51633 64.1 21.46
31 ∞ 21.46


非球面データ
第9面
K =-1.02310e+000 A 4=-9.07934e-006 A 6=-1.20746e-007 A 8= 1.15417e-008 A10=-1.81191e-010

第16面
K =-3.45590e-001 A 4=-5.08301e-005 A 6=-7.53344e-007 A 8=-7.29355e-009

第21面
K =-4.39252e-001 A 4=-5.74677e-005 A 6= 2.23307e-006 A 8=-9.10787e-008 A10= 2.94561e-009

第25面
K = 3.03952e-001 A 4=-4.90484e-006 A 6= 4.37117e-007 A 8=-3.76365e-010 A10=-1.29106e-010

各種データ
ズーム比 9.39
広角 中間 望遠
焦点距離 7.02 23.33 65.88
Fナンバー 3.10 4.15 5.55
画角 28.90 9.43 3.37
像高 3.88 3.88 3.88
レンズ全長 55.74 55.74 55.74
BF 55.74 55.74 55.74

d 5 1.00 7.81 12.20
d11 12.00 5.16 0.81
d13 1.20 1.20 1.20
d15 15.57 4.93 0.50
d24 5.17 13.01 22.39
d27 5.36 8.13 3.17


入射瞳位置 21.70 51.19 98.57
射出瞳位置 -38.11 -177.00 120.47
前側主点位置 27.44 71.45 200.60
後側主点位置 -6.65 -22.96 -65.51

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 27.32 8.77 2.39 -2.90
2 6 -8.03 6.81 0.64 -4.51
PR 12 ∞ 8.75 2.39 -2.39
3 14 -499.82 0.45 -1.48 -1.78
4 16 18.18 17.29 -5.12 -14.72
5 25 24.87 3.24 0.77 -1.16
6 28 ∞ 0.80 0.27 -0.27

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -52.00
2 2 35.49
3 4 34.86
4 6 -9.35
5 8 -14.21
6 10 18.21
7 12 0.00
8 14 -499.82
9 16 10.63
10 18 -13.85
11 21 18.90
12 23 -19.69
13 25 16.33
14 26 -46.51
15 28 0.00
16 30 0.00
数値実施例2
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 45.825 1.25 1.84666 23.8 25.53
2 22.500 4.55 1.59201 67.0 23.20
3 -341.036 0.08 22.51
4 21.603 3.12 1.77250 49.6 21.06
5 100.716 (可変) 20.47
6 -112.924 0.75 1.88300 40.8 14.76
7 8.706 3.27 11.70
8 -24.097 1.00 1.77250 49.6 11.61
9* 25.397 0.05 11.73
10 17.854 1.70 1.94595 18.0 11.91
11 1419.123 (可変) 11.81
12 ∞ 8.75 1.83400 37.2 8.56
13 ∞ (可変) 7.65
14 -30.818 0.50 1.65844 50.9 7.72
15 -61.136 (可変) 7.81
16* 8.160 3.17 1.58913 61.1 8.78
17 -30.248 0.23 8.22
18 -52.236 0.55 1.74950 35.3 7.95
19 15.466 1.65 7.55
20(絞り) ∞ 3.41 7.11
21* 11.206 2.96 1.49710 81.6 8.30
22 -55.609 4.65 8.01
23 -6.875 0.55 1.74320 49.3 7.09
24 -11.546 (可変) 7.44
25* 28.108 2.44 1.69350 53.2 9.69
26 -24.166 0.55 1.84666 23.8 9.60
27 -70.476 (可変) 9.58
28 ∞ 0.30 1.49400 75.0 21.46
29 ∞ 0.00 21.46
30 ∞ 0.50 1.51633 64.1 21.46
31 ∞ 21.46


非球面データ
第9面
K =-1.94708e+000 A 4=-1.75848e-005 A 6=-4.88121e-007 A 8= 1.84742e-008 A10=-3.30788e-010

第16面
K =-3.63782e-001 A 4=-5.76821e-005 A 6=-6.84932e-007 A 8=-4.25839e-009

第21面
K =-5.07037e-001 A 4=-6.45555e-005 A 6= 1.94216e-006 A 8=-8.03587e-008 A10= 2.50413e-009

第25面
K = 1.95064e+000 A 4= 1.71821e-006 A 6= 4.25399e-007 A 8=-5.19636e-009 A10= 1.22742e-011

各種データ
ズーム比 9.42
広角 中間 望遠
焦点距離 7.02 23.31 66.13
Fナンバー 3.10 4.16 5.18
画角 28.91 9.44 3.35
像高 3.88 3.88 3.88
レンズ全長 54.12 54.12 54.12
BF 54.12 54.12 54.12

d 5 1.10 7.63 12.24
d11 11.96 5.41 0.81
d13 5.00 1.75 1.20
d15 10.88 3.90 0.50
d24 5.42 11.92 22.09
d27 5.45 9.15 3.00


入射瞳位置 22.29 50.54 101.80
射出瞳位置 -31.37 -64.14 -391.74
前側主点位置 27.76 65.44 156.78
後側主点位置 -6.55 -22.84 -65.67

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 27.25 8.99 2.42 -3.01
2 6 -8.26 6.77 0.51 -4.64
PR 12 ∞ 8.75 2.39 -2.39
3 14 -95.00 0.50 -0.31 -0.61
4 16 16.37 17.17 -3.00 -13.86
5 25 33.24 2.99 0.39 -1.36
6 28 ∞ 0.80 0.27 -0.27

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -53.53
2 2 35.82
3 4 35.00
4 6 -9.13
5 8 -15.87
6 10 19.10
7 12 0.00
8 14 -95.00
9 16 11.25
10 18 -15.87
11 21 19.04
12 23 -24.07
13 25 19.10
14 26 -43.68
15 28 0.00
16 30 0.00
数値実施例3
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 27.409 1.20 1.84666 23.8 23.14
2 17.000 5.67 1.69680 55.5 20.78
3* -63.919 (可変) 19.44
4 -45.403 0.80 1.88300 40.8 16.16
5 9.646 3.35 13.08
6* -32.193 1.00 1.69680 55.5 13.10
7* 25.549 0.10 13.33
8 19.232 2.25 1.92286 18.9 13.62
9 -257.294 (可変) 13.53
10 ∞ 10.00 1.80610 33.3 10.75
11 ∞ (可変) 9.74
12 -21.336 0.50 1.77250 49.6 9.62
13 -28.020 (可変) 9.69
14(絞り) ∞ 0.10 8.32
15* 11.844 2.23 1.48749 70.2 9.08
16 -26.746 0.10 9.08
17 6.162 2.26 1.52249 59.8 8.68
18 9.470 0.60 2.00330 28.3 7.74
19 5.405 (可変) 6.95
20 23.624 2.21 1.51633 64.1 7.70
21 68.762 (可変) 7.69
22* 12.864 2.23 1.48749 70.2 9.32
23 66.456 (可変) 9.05
24 ∞ 0.60 1.51633 64.1 20.00
25 ∞ 0.80 20.00
26 ∞ 0.40 1.51633 64.1 20.00
27 ∞

非球面データ
第3面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.21839e-005 A 6=-2.23611e-008 A 8= 5.93495e-011 A10=-4.26858e-014

第6面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.65389e-005 A 6= 3.78954e-006 A 8=-3.68810e-008 A10= 3.08029e-010

第7面
K =-1.75374e+001 A 4= 3.15322e-005 A 6= 1.71209e-006 A 8=-2.07971e-008 A10=-1.36630e-011

第15面
K = 1.48056e+000 A 4=-2.46088e-004 A 6=-1.41274e-006 A 8=-3.94810e-008

第22面
K =-1.42172e-002 A 4=-1.07342e-005 A 6= 5.72804e-006 A 8=-3.33770e-007 A10= 6.81978e-009

各種データ
ズーム比 9.44
広角 中間 望遠
焦点距離 5.96 13.95 56.23
Fナンバー 2.93 3.89 5.69
画角 30.08 13.90 3.51
像高 3.45 3.45 3.45
レンズ全長 32.37 32.37 32.37
BF 32.37 32.37 32.37

d 3 0.77 5.57 12.08
d 9 11.57 5.97 0.55
d11 1.20 1.20 1.20
d13 21.74 13.23 0.50
d19 10.11 13.07 1.42
d21 4.83 12.22 35.76
d23 3.75 1.86 2.72

入射瞳位置 19.49 33.30 62.95
射出瞳位置 -66.87 1616.30 147.29
前側主点位置 24.92 47.37 140.67
後側主点位置 -5.82 -13.81 -56.09

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 31.13 6.87 1.18 -2.94
2 4 -9.56 7.50 0.02 -5.86
PR 10 ∞ 10.00 2.77 -2.77
3 12 -119.68 0.50 -0.93 -1.22
4 14 20.51 5.29 -5.21 -6.64
5 20 68.56 2.21 -0.75 -2.18
6 22 32.28 2.23 -0.35 -1.83
7 24 ∞ 1.80 0.73 -0.73

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -55.82
2 2 19.84
3 4 -8.95
4 6 -20.30
5 8 19.47
6 10 0.00
7 12 -119.68
8 15 17.16
9 17 27.35
10 18 -13.55
11 20 68.56
12 22 32.28
13 24 0.00
14 26 0.00
数値実施例4
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 59.490 1.20 1.84666 23.8 27.54
2 26.459 4.68 1.59240 68.3 26.62
3 -144.991 0.05 26.54
4 22.311 3.71 1.77250 49.6 24.88
5 75.691 (可変) 24.20
6 30.075 0.70 1.88300 40.8 13.52
7 7.435 3.81 10.57
8 -11.600 0.70 1.88300 40.8 10.17
9 38.883 0.05 10.30
10* 20.145 2.89 2.14352 17.8 10.43
11 -129.690 (可変) 10.24
12 ∞ 8.50 1.83400 37.2 8.48
13 ∞ (可変) 7.67
14 100.003 1.00 1.83400 37.2 7.97
15* 39.837 (可変) 7.63
16* 7.974 2.70 1.65100 56.2 7.73
17 91.754 0.94 7.64
18 17.630 0.70 1.80610 33.3 7.55
19 7.501 0.79 7.26
20* 23.449 2.46 1.49700 81.6 7.33
21 -23.680 (可変) 7.72
22* 14.214 2.84 1.51633 64.1 10.67
23 -34.599 0.60 1.84666 23.8 10.41
24 -280.114 (可変) 10.32
25 ∞ 0.31 1.54427 70.6 20.94
26 ∞ 0.50 1.49400 75.0 20.94
27 ∞ 0.40 20.94
28 ∞ 0.50 1.49831 65.1 20.94
29 ∞ 20.94


非球面データ
第10面
K =-1.03347e+000 A 4=-2.38398e-005 A 6=-4.83283e-008 A 8=-2.47510e-008 A10= 3.89006e-010

第15面
K =-3.31844e+000 A 4=-6.56456e-006 A 6=-1.69541e-007

第16面
K =-4.63421e-001 A 4=-8.00900e-005 A 6=-3.40259e-007 A 8=-1.39155e-008

第20面
K = 1.20084e+000 A 4= 1.36295e-005 A 6= 1.60782e-007 A 8= 1.34386e-007

第22面
K = 6.91777e-002 A 4= 4.66205e-006 A 6= 7.37313e-007 A 8=-2.79366e-008 A10= 4.46765e-010

各種データ
ズーム比 7.68
広角 中間 望遠
焦点距離 7.20 18.75 55.33
Fナンバー 3.11 3.72 4.42
画角 28.28 11.68 4.01
像高 3.88 3.88 3.88
レンズ全長 70.26 70.26 70.26
BF 70.26 70.26 70.26

d 5 0.60 7.62 13.77
d11 6.48 3.04 0.80
d13 12.60 5.70 2.30
d15 3.18 1.87 0.28
d21 11.62 17.57 27.28
d24 6.75 8.99 4.26


入射瞳位置 20.95 46.64 106.90
射出瞳位置 -45.37 -87.31 -2326.92
前側主点位置 27.06 61.46 160.91
後側主点位置 -5.07 -16.62 -53.19

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 29.89 9.63 2.37 -3.36
2 6 -7.89 8.15 1.17 -4.70
PR 12 ∞ 8.50 2.32 -2.32
3 14 -80.00 1.00 0.91 0.36
4 16 16.63 7.60 -0.09 -5.80
5 22 33.09 3.44 -0.37 -2.55
6 25 ∞ 1.71 0.63 -0.63

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -57.24
2 2 38.16
3 4 39.75
4 6 -11.35
5 8 -10.05
6 10 15.41
7 12 0.00
8 14 -80.00
9 16 13.25
10 18 -16.71
11 20 24.12
12 22 19.91
13 23 -46.68
14 25 0.00
15 26 0.00
16 28 0.00
数値実施例5
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd 有効径
1 43.287 1.25 1.84666 23.8 23.45
2 22.500 3.72 1.59201 67.0 22.41
3 337.014 0.08 22.23
4 22.221 3.02 1.77250 49.6 21.48
5 85.423 (可変) 20.92
6 241.556 1.00 1.84862 40.0 13.88
7* 7.319 3.24 10.49
8 -16.585 0.75 1.77250 49.6 10.41
9 28.603 0.05 10.53
10 17.010 1.58 1.94595 18.0 10.70
11 -268.954 (可変) 10.62
12 ∞ 8.75 1.83400 37.2 7.97
13 ∞ (可変) 6.78
14 162.477 0.50 1.48749 70.2 6.53
15 55.082 (可変) 6.57
16* 7.893 3.12 1.58913 61.1 8.25
17 -31.205 0.19 7.76
18 -206.191 0.55 1.80610 33.3 7.51
19 13.007 1.72 7.17
20(絞り) ∞ 4.17 7.03
21* 11.285 2.85 1.49700 81.6 7.92
22 -42.485 (可変) 7.76
23 -7.778 0.55 1.74320 49.3 7.35
24 -12.738 (可変) 7.64
25* 22.070 2.49 1.69350 53.2 9.86
26 -43.370 0.55 1.84666 23.9 9.68
27 -10000.000 (可変) 9.61
像面 ∞

非球面データ
第7面
K =-2.53272e-002 A 4= 7.25940e-006 A 6=-3.82125e-007 A 8= 2.31405e-008 A10= 2.33230e-010

第16面
K =-4.16021e-001 A 4=-5.25909e-005 A 6=-7.99241e-007 A 8=-3.79321e-010

第21面
K =-4.07748e-001 A 4=-5.40459e-005 A 6= 1.43022e-006 A 8=-4.39568e-008 A10= 1.62988e-009

第25面
K = 6.93554e-001 A 4= 3.70565e-006 A 6=-8.05622e-007 A 8= 3.60423e-008 A10=-4.98167e-010

各種データ
ズーム比 9.42
広角 中間 望遠
焦点距離 6.69 17.74 63.03
Fナンバー 3.10 3.87 5.54
画角 30.08 12.32 3.52
像高 3.88 3.88 3.88
レンズ全長 83.19 84.27 88.72
BF 5.12 10.34 4.02

d 5 0.75 7.33 15.29
d11 9.86 4.36 0.81
d13 1.20 1.20 1.20
d15 14.05 4.87 0.50
d22 2.66 2.78 2.95
d24 9.44 13.27 23.82
d27 5.12 10.34 4.02

入射瞳位置 19.01 40.12 119.74
射出瞳位置 -35.90 -54.90 -314.68
前側主点位置 24.61 53.03 170.31
後側主点位置 -1.57 -7.40 -59.01

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 31.08 8.07 1.65 -3.17
2 6 -7.78 6.61 0.75 -4.32
PR 12 ∞ 8.75 2.39 -2.39
3 14 -171.20 0.50 0.51 0.17
4 16 14.54 12.59 5.79 -7.71
5 23 -28.21 0.55 -0.52 -0.85
6 25 35.54 3.04 -0.18 -1.94

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -56.91
2 2 40.55
3 4 38.08
4 6 -8.91
5 8 -13.49
6 10 16.96
7 12 0.00
8 14 -171.20
9 16 11.02
10 18 -15.16
11 21 18.26
12 23 -28.21
13 25 21.42
14 26 -51.45
Figure 0005511274
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば、本願実施例の反射ユニットとしてはプリズムPRを採用しているが、ミラーを選択しても良い。
また、第2レンズ群の負レンズの枚数を1枚で構成しても良く、第2レンズ群の正レンズの枚数を2枚以上のレンズで構成しても良い。
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
L5 第5レンズ群
L6 第6レンズ群
PR プリズム
IP 像面
SP 開口絞り
GB ガラスブロック
△S サジタル像面
△M メリディオナル像面

Claims (7)

  1. 物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、光路を折り曲げるための反射面を含んだ反射ユニット、負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、正または負の屈折力の第5レンズ群を有し、
    広角端から望遠端へのズーミングに際して、少なくとも前記第2レンズ群、第4レンズ群が移動すると共に、前記反射ユニットが不動であり、
    前記第1レンズ群の焦点距離をf1、広角端及び望遠端における全系の焦点距離をそれぞれfw、ftとしたとき、
    0.7<f1/√(fw・ft)≦1.7
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 広角端から望遠端へズーミングするときの前記第1レンズ群の移動量をM1(像側へ移動する場合を正とする)としたとき、
    −0.5<M1/√(fw・ft)<0.2
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第4レンズ群の焦点距離をf4としたとき、
    0.4<f4/√(fw・ft)<1.5
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第3レンズ群の焦点距離をf3としたとき、
    0.0<f4/|f3|<0.4
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 前記第2レンズ群は、少なくとも1枚の負レンズと、少なくとも1枚の正レンズを含み、それぞれの平均アッベ数をvn,vpとしたとき、
    1.5<vn/vp<5.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 前記第1レンズ群及び前記第2レンズ群の沈胴において、前記反射ユニットが移動することによって生じる空間へ前記第1レンズ群及び前記第2レンズ群を移動させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズが形成する像を受光する光電変換素子とを有することを特徴とするカメラ。
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