JP5640714B2 - ズームレンズ、カメラおよび携帯情報端末装置 - Google Patents
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Description
高性能化という面では、少なくとも、1000万〜1500万画素の撮像素子に対応した解像力を全ズーム域にわたって有することが必要である。
上記の如き4レンズ群構成で、第3レンズ群を物体側から正・正・負の3枚のレンズで構成したズームレンズとして、特許文献1〜4に開示されたものが知られている。
即ち、前記第1レンズ群は物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、物体側に強い凸面を向けた正レンズ、正レンズ、からなり、第2レンズ群は物体側から順に、負レンズ、負レンズ、正レンズ、からなり、第3レンズ群は物体側から順に、両凸形状の正レンズ、物体側に凸面を有する正レンズ、物体側に凸面を有するメニスカス形状の負レンズから成る。
第3レンズ群内の負レンズ(もっとも像側に配置されるレンズ)の、d線に対する屈折率:Ndn、分散:νdn、部分分散比:Pg,Fn、第3レンズ群内の少なくとも1つの正レンズの部分分散比:Pg,Fp3、該正レンズの分散:νdp3が、条件:
(1) 1.9 <Ndn< 2.2
(2A) 15.0 <νdn< 25.0
(3) 0.007<Pg,Fn-(−0.001802×νdn+0.6483)
<0.055
(4) 60.0 <νdp3< 95.0
(5) 0.007<Pg,Fp3−(−0.001802×νdp3+0.6483)
<0.055
を満足する。
Pg,F=(ng−nF)/(nF−nC)
により定義される、レンズ材料に固有の物理量である。
(6) 5.0 <f1/fw< 8.0
を満足することが好ましい(請求項4)。
(7) 0.7 <|r3R|/fw< 1.5
を満足することが好ましい(請求項5)。
(8) 0.10 <X1/fT< 0.35
を満足することが好ましい(請求項6)。
(9) 0.10 <X3/fT< 0.30
を満足することが好ましい(請求項7)。
(10) 0.50 <|f2|/f3< 0.85
を満足することが好ましい(請求項8)。
カメラは「ズームレンズによる像を撮像素子により読取る機能を持つカメラ」として構成することができ、この場合にも、ズームレンズとして請求項1〜8の任意の1に記載のものを用いることができる(請求項10)。
また、この場合、ズームレンズの歪曲収差を「撮像素子により情報化されたデータの電子的な処理により補正」することができる。
この発明のズームレンズのように、物体側から像側に向かって「正・負・正・正の屈折力配分を持つ4レンズ群を有するズームレンズ」では、負の屈折力を持つ第2レンズ群が「主要な変倍作用を負担する所謂バリエータ」として構成されるのが一般的である。
この発明においては、第2レンズ群以外に第3レンズ群にも変倍作用を分担させることにより、第2レンズ群の変倍機能の負担を軽くし、これによって「広角化・高変倍化に伴って困難になる収差補正の自由度」を確保している。
また、広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群を「大きく物体側へ移動させる」ことにより、広角端において第1レンズ群を通過する光線高さを低くし、広角化に伴う第1レンズ群の大型化を抑制するとともに、望遠端では「第1レンズ群と第2レンズ群の間隔を大きく確保」して、長焦点化を達成する。
第3レンズ群の主点位置を「より物体側に配置」することにより「望遠端における全長を短縮する」ことに効果がある。
また、第3レンズ群の最も像側の面(負レンズの像側面)を、物体側に凸の面とすることにより、コマ収差、サジタル像面湾曲の良好な補正に効果がある。
しかし、条件(1)の下限値を超えると上記「物体側に凸の面」の曲率半径が小さくなって第3レンズ群厚が増大し、カメラサイズの増大を招来する恐れがある。
第3レンズ群内の負レンズと「少なくとも1枚の正レンズ」とに、条件(2)〜(5)を満足する光学ガラスを採用すると色収差の良好な補正に効果がある。
条件(2)の上限値を超えるか、条件(4)の下限値を超えると「色収差の補正が不十分」となり、条件(3)および条件(5)の下限値を超えると「色収差の2次スペクトルの補正が不十分」となる。
条件(1)、(2A)、(3)、(4)、(5)の上限値を超える光学ガラスは、存在しないか、存在したとしても非常に特殊かつ高価であり、ズームレンズのコストの面から現実的でない。
なお、より好ましくは、条件(1)、(3)〜(5)の各パラメータは、上記のものよりも若干狭い、以下の条件を満足するのが良い。
(1A) 1.95 <Ndn< 2.2
(3A) 0.0085 <P g,F n
−(−0.001802×νdn+0.6483 )< 0.055
(4A) 63.0 <νdp3< 95.0
(5A) 0.0085 <P g,F p3
−(−0.001802×νdp+0.6483)< 0.055
請求項2のように、第3レンズ群内において「ペアとなって色収差を補正する正レンズと負レンズ」を接合することにより、これら正・負レンズの偏心による性能劣化を抑制でき、加えて、第3レンズ群内が「2つのレンズ要素(物体側の正レンズと、その像側の正・負の接合レンズ)」で構成されることとなり、第3レンズ群内で偏心調整を行う場合も比較的簡便な構造で対応可能となる。
条件(6)の下限値を超えると、第1レンズ群の屈折力が十分に大きくなり、第2レンズ群の結像倍率が等倍に近付いて変倍効率が上がる。このため高変倍化には有利である。しかし、第1レンズ群の各レンズに大きな屈折力が必要になり、特に望遠端での色収差が悪化しやすい。また、第1レンズ群が厚肉化・大口径化し、特に収納状態における小型化の実現に対して不利となる。
なお、さらに望ましくは、以下の条件式を満足するのが良い。
(7A) 0.9 <|r3R|/Fw < 1.3
を満足するのがよい。
条件(8)の上限値を超えると、広角端でのレンズ全長が短くなりすぎるか、望遠端での全長が長くなり過ぎる。
広角端での全長が短くなり過ぎると、第3レンズ群の移動スペースが限定され、第3レンズ群の変倍への寄与が小さくなり、全体の収差補正が困難となる。
望遠端での全長が長くなり過ぎると、全長方向の小型化の妨げになるだけでなく、望遠端での周辺光量確保のために径方向が大型化したり、また、鏡胴の倒れ等の製作誤差による像性能の劣化も招きやすくなったりする。
(8) 0.15 < X1/fT < 0.30
また、第2レンズ群とともに変倍作用を分担する第3レンズ群の移動量に関しては、請求項7のように条件(9)を満足するのが良い。
条件(9)の上限値を超えると、広角端におけるレンズ全長が長くなり、第1レンズ群を通過する光線高さが増加し、第1レンズ群の大型化を招く。
(9A) 0.14 <X3/fT< 0.25
を満足するのが良い。
(10A) 0.55 <|f2|/f3< 0.70
を満足するのが良い。
従って、このような歪曲収差補正を前提とし、ズームレンズに、上記電子的な処理によって補正できる範囲の歪曲収差を許容すれば、歪曲収差以外の収差を「より良好に補正」することができ、広画角化や高変倍化に資することができる。
このため、高変倍化を進めるには、第1レンズ群で発生する収差量を十分に小さく抑える必要があり、そのためには第1レンズ群を上記構成とすることが好ましい。
より好ましくは、物体側から順に、像側に曲率の大きな面を向けた負レンズ、像側に曲率の大きな面を向けた負レンズ、物体側に曲率の大きな面を向けた正レンズの3枚で構成するのが良い。
このとき、第2レンズ群の各レンズは、以下の条件式を満足することが好ましい。
1.75 <N22< 2.10 、25 <ν22< 55
1.75 <N23< 2.10 、15 <ν23< 35
ただし、N2iおよびν2iは第2レンズ群中で「物体側から数えてi番目のレンズ」の屈折率およびアッベ数を表す。
図1〜図3は、ズームレンズの実施の形態を示している。図1〜図3に示すズームレンズはこの順序に、後述する実施例1〜3に関するものである。
後述の実施例1ないし3のうち、実施例1と実施例3とは、条件(2A)を満足せず、従って、この発明の実施例ではないが、繁雑を避けるため、以下において実施例1ないし3として説明する。
符号Fは「透明平行平板」を示す。透明平行平板Fは、光学ローパスフィルタ・赤外カットフィルタ等の各種フィルタやCCDセンサ等の撮像素子のカバーガラス(シールガラス)を「これらに等価な2枚の透明平行平板」として示したものである。
そして、広角端から望遠端への変倍に際し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔が減少し、第1レンズ群G1および第3レンズ群G3が広角端(図の最上段)よりも望遠端(図の最下段)で物体側に位置するように移動する。
第3レンズ群G3は物体側から順に、両凸形状の正レンズ、物体側に凸面を有する正レンズ、物体側に凸面を有するメニスカス形状の負レンズから成り、物体側に凸面を有する正レンズと物体側に凸面を有するメニスカス形状の負レンズとは接合されている。
携帯情報端末装置のシステム構成は、図14に示すように、「ズームレンズ」である撮影レンズ1と「撮像素子」である受光素子13を有し、撮影レンズ1によって形成される撮影対象物の像を受光素子13によって読取るように構成され、受光素子13からの出力を、中央演算装置11の制御を受ける信号処理装置14によって処理してデジタル情報に変換する。
このとき、ファインダ2も撮影レンズ1の画角の変化に連動して変倍する。
実施例における記号の意味は以下の通りである。
F:Fナンバ
ω:半画角
R:曲率半径(非球面にあっては近軸曲率半径)
D:面間隔
Nd:屈折率
νd:アッベ数
K:非球面の円錐定数
A4:4次の非球面定数
A6:6次の非球面定数
A8:8次の非球面定数
A10:10次の非球面定数
A12:12次の非球面定数
A14:14次の非球面定数
「非球面形状」は、近軸曲率半径の逆数(近軸曲率):C、光軸からの高さ:H、円錐定数:K、上記各次数の非球面係数を用い、Xを光軸方向における非球面量として、周知の式:
X=CH2/[1+√{1−(1+K)C2H2}]+A4・H4+A6・H6
+A8・H8+A10・H10+A12・H12+A14・H14
で表され、近軸曲率半径R(=1/C)と円錐定数:K、非球面係数:A4〜A14を与えて形状を特定する。
実施例1は図1に示したズームレンズに関するものである。
面番号 R D Nd νd 硝種
1 29.096 0.85 2.00272 19.32 E-FDS2(HOYA)
2 20.164 2.60 1.59282 68.63 FCD505(HOYA)
3 143.666 0.12
4 22.113 1.68 1.74400 44.79 S-LAM2(OHARA)
5 68.476 可変(A)
6* ∞ 0.8 1.86400 40.58 L-LAH83(OHARA)
7* 4.631 1.78
8 ∞ 0.8 1.88300 40.76 S-LAH58(OHARA)
9 11.300 0.1
10 7.930 1.61 2.00272 19.32 E-FDS2(HOYA)
11 29.636 可変(B)
12 絞り 可変(C)
13* 7.160 2.7 1.55332 71.68 M-FCD500(HOYA)
14* -10.070 0.22
15 6.921 1.67 1.60300 65.44 S-PHM53(OHARA)
16 15.867 0.8 2.00069 25.46 TAFD40(HOYA)
17 4.906 可変(C)
18* 9.770 1.81 1.52528 56.20 光学プラスチック
19* 66.139 可変(E)
20 ∞ 0.28 1.53770 66.60 各種フィルタ
21 ∞ 0.5 1.50000 64.00 各種フィルタ
22 ∞ 。
非球面は、面番号に「*印」を付して示している。
以下の実施例においても同様である。
K=0.0, A4= -2.61648E-04, A6= 2.06221E-05, A8= -6.56301E-07,
A10= 7.51281E-09
「第7面」
K=-1.96308, A4= 1.95377E-03, A6= 5.14744E-08, A8= 3.44622E-06,
A10= -1.05149E-07
「第13面」
K=-1.12624, A4=-2.47087E-04, A6= 2.21707E-05, A8=-1.45750E-06,
A10= 4.94643E-08
「第14面」
K= 1.48308, A4= 4.86958E-04, A6= 2.64766E-05, A8=-1.64690E-06,
A10= 5.80989E-08
「第18面」
K=0.0, A4= -2.67963E-04, A6= 2.09676E-05, A8= -3.61155E-07,
A10= 8.28380E-09
「第20面」
K=0.0, A4= -2.76413E-04, A6= 1.76672E-05
上の表記中、例えば「E-05」は「10−5」を意味する。以下においても同様である。
可変量のデータを以下に示す。
f=4.507 f=14.457 f=46.373
A 0.5100 8.3210 17.2829
B 7.9000 3.1774 1.4062
C 7.2454 3.0953 0.1500
D 4.4038 8.9223 12.7763
E 3.04309 5.3684 2.7454 。
(1) 2.00069
(2A) 25.46
(3) 0.0111
(4) 71.68
(5) 0.0211
(6) 6.77
(7) 1.09
(8) 0.243
(9) 0.174
(10) 0.614 。
実施例2は図2に示したズームレンズに関するものである。
面番号 R D Nd νd 硝種
1 28.956 0.85 2.00272 19.32 E-FDS2(HOYA)
2 19.820 2.61 1.59282 68.63 FCD505(HOYA)
3 133.068 0.12
4 21.183 1.63 1.74400 44.79 S-LAM2(OHARA)
5 67.183 可変(A)
6* 9598.343 0.8 1.86400 40.58 L-LAH83(OHARA)
7* 4.533 1.76
8 ∞ 0.8 1.88300 40.76 S-LAH58(OHARA)
9 11.018 0.1
10 7.809 1.61 2.00272 19.32 E-FDS2(HOYA)
11 29.316 可変(B)
12 絞り 可変(C)
13* 6.881 2.67 1.55332 71.68 M-FCD500(HOYA)
14* -10.586 0.36
15 8.907 1.67 1.48749 70.24 S-FSL5(OHARA)
16 11.786 0.93 2.00178 19.32 M-FDS2(HOYA)
17* 5.680 可変(D)
18* 9.642 1.72 1.52528 65.20 光学プラスチック
19* 41.873 可変(E)
20 ∞ 0.28 1.53770 66.60 各種フィルタ
21 ∞ 0.5 1.50000 64.00 各種フィルタ
22 ∞ 。
非球面のデータを以下に示す。
K=0.0, A4=-2.86348E-04, A6=2.15191E-05, A8=-6.70320E-07,
A10=7.51831E-09
「第7面」
K= -1.90099, A4= 1.98192E-03, A6= -2.85140E-06, A8= 4.19639E-06,
A10= -1.35058E-07
「第13面」
K= -1.03454, A4= -2.15660E-04, A6= 2.09626E-05, A8= -1.60974E-06,
A10= 5.14787E-08
「第14面」
K= 1.65253, A4= 4.62394E-04, A6= 2.38444E-05, A8= -1.72649E-06,
A10= 5.78801E-08
「第17面」
K= 0.09492, A4= 1.23009E-04, A6= 1.33452E-05
「第18面」
K=0.0, A4= -2.91387E-04, A6= 2.12140E-05, A8= -3.80285E-07,
A10= 8.77406E-09
「第19面」
K=0.0, A4= -3.06308E-04, A6= 1.76279E-05 。
可変量のデータを以下に示す。
f=4.504 f=14.458 f=46.408
A 0.5502 7.7380 16.8283
B 7.9000 2.8692 1.3082
C 7.1731 3.3130 0.2500
D 4.8165 9.8398 13.1666
E 2.7402 5.0403 2.6363 。
(1) 2.00178
(2A) 19.32
(3) 0.0311
(4) 71.68
(5) 0.0211
(6) 6.62
(7) 1.26
(8) 0.237
(9) 0.178
(10) 0.604 。
実施例3は図3に示したズームレンズに関するものである。
面番号 R D Nd νd 硝種
1 37.172 0.85 2.00069 25.46 TAFD40(HOYA)
2 20.044 3.02 1.59282 68.63 FCD505(HOYA)
3 357.921 0.12
4 19.932 1.98 1.71700 47.93 S-LAM3(OHARA)
5 88.804 可変(A)
6* ∞ 0.8 1.86400 40.58 L-LAH83(OHARA)
7* 4.599 1.72
8 ∞ 0.8 1.74400 44.79 S-LAM2(OHARA)
9 10.459 0.1
10 7.372 1.58 1.92283 18.90 S-NPH2(OHARA)
11 23.252 可変(B)
12 絞り 可変(C)
13* 7.251 2.68 1.55332 71.68 M-FCD500(HOYA)
14* -10.041 0.55
15 7.063 1.63 1.60300 65.44 S-PHM53(OHARA)
16 18.132 0.8 2.00069 25.46 TAFD40(HOYA)
17 5.050 可変(D)
18* 9.463 1.75 1.52528 56.20 光学プラスチック
19* 49.437 可変(E)
20 ∞ 0.28 1.53770 66.60 各種フィルタ
21 ∞ 0.5 1.50000 64.00 各種フィルタ
22 ∞ 。
非球面のデータを以下に示す。
K=0.0, A4=-1.57540E-04, A6=1.51516E-05, A8=-5.86449E-07,
A10=7.44384E-09
「第7面」
K=-0.72213, A4=5.60950E-04, A6=2.30094E-05, A8=3.28099E-06,
A10=-1.47820E-07
「第13面」
K=-1.09683, A4=-2.38096E-04, A6=2.41431E-05, A8=-1.70190E-06,
A10=6.99019E-08
「第18面」
K=0.0, A4=-3.00142E-04, A6=2.36075E-05, A8=-4.03054E-07,
A10=9.74962E-09
「第19面」
K=0.0, A4=-3.33406E-04, A6=2.11752E-05 。
可変量のデータを以下に示す。
f=4.511 f=14.463 f=46.379
A 0.5100 8.3308 17.8841
B 7.8093 2.5623 1.7191
C 7.3245 4.0361 0.1500
D 4.3665 9.5671 11.7970
E 3.0728 5.1690 2.8042 。
(1) 2.00069
(2A) 25.46
(3) 0.0111
(4) 71.68
(5) 0.0211
(6) 6.766
(7) 1.12
(8) 0.243
(9) 0.154
(10) 0.606 。
実施例1 −16.8% 3.402mm
実施例2 −16.9% 3.402mm
実施例3 −16.9% 3.403mm 。
像面形状Im2は、負の歪曲収差により「樽型形状」となっている。なお、図15の負の歪曲収差は「やや誇張」して描かれている。
この電子的な補正により、中間焦点距離・広角端における理想像高が「所望のイメージサークルの大きさ」である3.93mmとなるようにするのである。即ち、中間焦点距離・広角端における「イメージサークルの大きさ」を所望のイメージサークルの大きさの「(100+Dis(X))/100倍」とすることができる。
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
S 開口絞り
F 各種フィルタ
Claims (11)
- 物体側から像側へ向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有す
る第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群を
配し、第2レンズ群と第3レンズ群との間に開口絞りを配してなり、広角端から望遠端へ
の変倍に際し、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が増大し、第2レンズ群と第3レン
ズ群との間隔が減少し、第1レンズ群および第3レンズ群が広角端よりも望遠端で物体側
に位置するように移動するズームレンズにおいて、
前記第1レンズ群は物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、物体
側に強い凸面を向けた正レンズ、正レンズ、からなり、
前記第2レンズ群は物体側から順に、負レンズ、負レンズ、正レンズ、からなり、
第3レンズ群は物体側から順に、両凸形状の正レンズ、物体側に凸面を有する正レンズ、物体側に凸面を有するメニスカス形状の負レンズから成り、
レンズ材料の部分分散比:Pg,Fを、上記レンズ材料のg線、F線、C線に対する屈折率:ng、nF、nCにより、
Pg,F=(ng-nF)/(nF-nC)
で定義するとき、第3レンズ群内の負レンズの、d線に対する屈折率:Ndn、分散:νdn、部分分散比:Pg,Fn、第3レンズ群内の少なくとも1つの正レンズの部分分散比:Pg,Fp3、該正レンズの分散:νdp3が、条件:
(1) 1.9 <Ndn< 2.2
(2A) 15.0 <νdn< 25.0
(3) 0.007<Pg,Fn-(-0.001802×νdn+0.6483)
<0.055
(4) 60.0 <νdp3< 95.0
(5) 0.007<Pg,Fp3-(-0.001802×νdp3+0.6483)
<0.055
を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 請求項1記載のズームレンズにおいて、
第3レンズ群内の負レンズと、その物体側に位置する正レンズとが接合されていることを特徴とするズームレンズ。 - 請求項2記載のズームレンズにおいて、
第3レンズ群内の負レンズがモールドレンズであることを特徴とするズームレンズ。 - 請求項1〜3の任意の1に記載のズームレンズにおいて、
第1レンズ群の焦点距離:f1、広角端における全系の焦点距離:fwが、条件:
(6) 5.0 <f1/fw< 8.0
を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 請求項1〜4の任意の1に記載のズームレンズにおいて、
第3レンズ群の負レンズの像側面の曲率半径:r3R、広角端における全系の焦点距離:fwが、条件:
(7) 0.7 <|r3R|/fw< 1.5
を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 請求項1〜5の任意の1に記載のズームレンズにおいて、
広角端から望遠端への変倍に際する第1レンズ群の総移動量:X1、望遠端における全系の焦点距離:fTが、条件:
(8) 0.10 <X1/fT< 0.35
を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 請求項1〜6の任意の1に記載のズームレンズにおいて、
広角端から望遠端への変倍に際する第3レンズ群の総移動量:X3、望遠端における全系の焦点距離:fTが、条件:
(9) 0.10 <X3/fT< 0.30
を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 請求項1〜7の任意の1に記載のズームレンズにおいて、
第2レンズ群の焦点距離:f2、第3レンズ群の焦点距離:f3が、条件:
(10) 0.50 <|f2|/f3< 0.85
を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 請求項1〜8の任意の1に記載のズームレンズを、撮影用光学系として有することを特徴とするカメラ。
- ズームレンズによる像を撮像素子により読取る機能を持ち、ズームレンズとして、請求項1〜8の任意の1に記載のものを用いることを特徴とするカメラ。
- 請求項1〜8の任意の1に記載のズームレンズを、カメラ機能部の撮影用光学系として有することを特徴とする携帯情報端末装置。
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