JP5604723B2 - コイル部品製造方法及びコイル部品 - Google Patents

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Description

本発明は、コイル部品製造方法及びコイル部品に関する。
電子機器の高速化及び多機能化に伴って、データ伝送速度の増加への要求が益々上げている。このような高速データ送信インターフェースにおいて、コモンモードノイズを効果よく除去するためのコモンモードフィルタ(Common Mode Filter:CMF)の機能を向上するための研究が盛んに行われている実情である。
また、電子機器において、通信に使っている周波数帯域が徐徐に高周波帯域に移しており、電子機器の小型化が加速化されている趨勢を考慮すると、通信を行う電子機器に必須に採用されているコモンモードフィルタも小型化及び高性能化への要求が高まっている。
特許文献1には、コモンモードフィルタ及びそのコモンモードフィルタの製造方法に対する技術が提案されている。
特許文献1によるコモンモードフィルタは、コモンモードインピーダンスを増加させるために、磁性体間に非磁性絶縁体を形成し、該非磁性絶縁体の内部に二つの層の導体コイルと入出力リード端子線とを形成する。コモンモードフィルタの基板への実装の際、リード端子線が基板の回路パターンと半田付けられるように外部電極部を形成している。
特開2009−188111号公報
しかし、特許文献1などで提案しているコモンモードフィルタは、上下磁性体間で導体コイル部を含めたコモンモードフィルタの中間層全体を非磁性絶縁体で構成しているため、コモンモードフィルタのメイン磁束ルーを抑制するという問題点があった。
一方、場合によって、導体コイル部の高さを増加させると共に、幅は狭める必要性がある。言い替えれば、導体コイルの縦横比(aspect ration)を大きくし、高精細(fine pitch)の微細導体コイルを形成しなければならない場合がある。
ところが、従来の一般的なフォトレジストパターンを用いるメッキ工法を用いて、縦横比の大きい高精細の微細導体コイルを形成する場合、フォトレジストパターンの崩れや歪みが生じて、縦横比が増加するか、微細導体コイルを形成するのに限界があった。
本発明は上記の問題点に鑑みて成されたものであって、コイル部を成すメッキパターンの縦横比を増加させると共に微細パターン化が可能なコイル部品製造方法を提供することに、その目的がある。
また、本発明の他の目的は、縦横比が増加され、高精細の微細パターン化されたメッキパターンを含むコイル部品を提供することにある。
上記目的を解決するために、本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法は、メッキパターンからなるコイル部が基板上に設けられた第1の補助層及び第2の補助層を形成するステップと、前記第1の補助層のコイル部の上面と第2の補助層のコイル部の上面とが対向して隣接するように前記第1の補助層と前記第2の補助層とを整列するステップと、前記第1の補助層のコイル部の上面と前記第2の補助層のコイル部の上面との間に導電性結合部を形成するステップと、を含む。
一実施形態によれば、前記第1の補助層及び前記第2の補助層は、基板にシード層を形成するステップと、前記シード層の表面にフォトレジストパターンを形成するステップと、前記シード層をめっきしてメッキ層を形成するステップと、前記フォトレジストパターンを除去するステップと、前記シード層の中で前記メッキ層の形成されない部分であるシード残留物を除去して前記コイル部を形成するステップとによって形成される。
また、前記第1の補助層及び前記第2の補助層は、基板に絶縁層を形成するステップと、前記絶縁層の表面にシード層を形成するステップと、前記シード層の表面にフォトレジストパターンを形成するステップと、前記シード層をめっきしてメッキ層を形成するステップと、前記フォトレジストパターンを除去するステップと、前記シード層の中で前記メッキ層の形成されない部分であるシード残留物を除去して前記コイル部を形成するステップとによって形成される。
また、前記導電性結合部は、無電解めっき方式によって形成されることが望ましい。
上記目的を解決するために、本発明の他の実施形態によるコイル部品製造方法は、メッキパターンからなるコイル部が基板上に設けられた第1の補助層及び第2の補助層を形成するステップと、前記第1の補助層のコイル部の上面と第2の補助層のコイル部の上面とが対向して隣接するように前記第1の補助層と前記第2の補助層とを整列するステップと、前記第1の補助層のコイル部の上面と前記第2の補助層のコイル部の上面との間に第1の導電性結合部を形成するステップと、前記第1の補助層または前記第2の補助層のうちのいずれか一つの基板を除去するステップとによって第1のパターン層を形成し、前記第1のパターン層のコイル部を覆う第1の絶縁部を形成するステップと、前記第1の絶縁部の上面に第1のシード部を形成するステップと、前記第1のシード部の表面にフォトレジストパターンを形成するステップと、前記第1のシード部をめっきして第1のメッキ部を形成するステップと、前記フォトレジストパターンを除去するステップと、前記第1のシード部の中で前記第1のめっき部の形成されない部分である露出シード部を除去して第1の付加コイル部を形成するステップと、メッキパターンからなるコイル部が基板上に設けられた第2の付加補助層を形成するステップと、前記第2の付加補助層のコイル部の上面と前記第1の付加コイル部の上面とが対向して隣接するように第2の付加補助層を前記第1の付加コイル部上で整列するステップと、前記第1の付加コイル部の上面と前記第2の付加補助層のコイル部の上面との間に第2の導電性結合部を形成して第2のパターン層を形成するステップと、前記第2のパターン層の基板を除去するステップと、前記第2のパターン層のコイル部を覆う第2の絶縁部を形成するステップと、前記第2の絶縁部の上面に外部電極を形成するステップと、前記第1の絶縁部と前記第2の絶縁部とを覆う磁性体を形成するステップと、を含む。
一実施形態によれば、前記導電性結合部は、無電解めっき方式によって形成されることが望ましい。
また、一実施形態によれば、前記基板は、軟磁性材料で焼成されてから成ることが望ましい。
また、一実施形態によれば、前記フォトレジストパターンは、露光及び現像工程を用いて形成される。
また、上記目的を解決するために、本発明のさらに他の実施形態によるコイル部品製造方法は、メッキパターンからなるコイル部が基板上に設けられた第1の補助層及び第2の補助層を形成するステップと、前記第1の補助層のコイル部の上面と第2の補助層のコイル部の上面とが対向して隣接するように前記第1の補助層と前記第2の補助層とを整列するステップと、前記第1の補助層のコイル部の上面と前記第2の補助層のコイル部の上面との間に第1の導電性結合部を形成するステップと、前記第1の補助層または前記第2の補助層のうちのいずれか一つの基板を除去するステップとによって第1のパターン層を形成し、メッキパターンからなるコイル部が基板上に設けられた第1の付加補助層及び第2の付加補助層を形成するステップと、前記第1の付加補助層のコイル部の上面と第2の付加補助層のコイル部の上面とが対向して隣接するように第1の付加補助層と第2の付加補助層とを整列するステップと、前記第1の付加補助層のコイル部の上面と第2の付加補助層のコイル部の上面との間に第2の導電性結合部を形成するステップと、前記第1の付加補助層または前記第2の付加補助層のうちのいずれか一つの基板を除去するステップとによって第2のパターン層を形成した後、前記第1のパターン層のコイル部を覆う第1の絶縁部を形成するステップと、前記第1の絶縁部の上面に前記第2のパターン層のコイル部が接触されるように前記第2のパターン層を結合するステップと、前記第2のパターン層の基板を除去するステップと、前記第2のパターン層のコイル部を覆う第2の絶縁部を形成するステップと、前記第2の絶縁部の上面に外部電極を形成するステップと、前記第1の絶縁部と前記第2の絶縁部とを覆う磁性体を形成するステップとを含む。
一実施形態によれば、前記導電性結合部は、無電解めっき方式によって形成されることが望ましい。
また、一実施形態によれば、前記基板は、軟磁性材料で焼成されてから成ることが望ましい。
また、一実施形態によれば、前記フォトレジストパターンは、露光及び現像工程を用いて形成されることが望ましい。
本発明のさらに他の実施形態によるコイル部品は、基板上に設けられた第1のメッキパターンと、前記第1のメッキパターンの上面に設けられた導電性結合部と、前記導電性結合部の上面に設けられた第2のメッキパターンと、を含む。
一実施形態によれば、前記第1のメッキパターン及び前記第2のメッキパターンは、電解メッキによって形成され、前記導電性結合部は、無電解メッキによって形成される。
また、本発明のコイル部品は、前記基板と前記第1のメッキパターンとの間に設けられた絶縁層を、さらに含む。
また、本発明のさらに他の実施形態によるコイル部品は、基板上に設けられた第1のメッキパターンと、前記第1のメッキパターンの上面に設けられた第1の導電性結合部と、前記導電性結合部の上面に設けられた第2のメッキパターンと、前記第1のメッキパターン、前記第1の導電性結合部及び前記第2のメッキパターンを覆う第1の絶縁部と、前記第1の絶縁部の上面に設けられた第1の付加メッキと、前記第1の付加メッキパターンの上面に設けられた第2の導電性結合部と、前記第2の導電性結合部の上面に設けられた第2の付加メッキパターンと、前記第1の付加メッキパターン、前記第2の導電性結合部及び前記第2の付加メッキパターンを覆う第2の絶縁部と、前記第2の絶縁部の上面に設けられた外部電極と、前記第1の絶縁部と前記第2の絶縁部とを覆って前記外部電極の少なくとも一面を露出する磁性体と、を含む。
一実施形態によれば、前記第1のメッキパターン、前記第2のメッキパターン、前記第1の付加メッキパターン及び前記第2の付加メッキパターンは、電解メッキによって形成され、前記第1の導電性結合部及び前記第2の導電性結合部は、無電解メッキによって形成される。
また、本発明のコイル部品は、前記基板と前記第lのメッキパターンとの間に設けられた絶縁層を、さらに含む。
また、一実施形態によれば、前記磁性体は、フェライトと樹脂との混合物からなる。
前述のように構成された本発明は、縦横比の大きい高精細の微細厚膜パターンからなるコイル部品及びその製造方法を提供することができる。
また、メッキパターンの接着力及び接続性が優秀で、外部電極との優秀なメッキ性が確保され、メッキパターンが従来より均一であると共に厚くなることができるので、コイル部品で求められるインピーダンス、インダクタンス、磁気結合係数などの特性を向上させることができる。
また、メッキパターン間の接続性が向上するので、露光及び現像工程やメッキ工程に投入される各種の化学物質による偏差が減少されることができる。
また、高精細の微細メッキパターンを複数の層で具現することができるので、層間奇生成分が減少し、挿入損失が減るようになる。
本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法の中で第1の補助層を形成する過程であって、第1の基板を形成する過程を示す断面図である。 同じく、第1の絶縁層を形成する過程を示す断面図である。 同じく、第1のシード層を形成する過程を示す断面図である。 同じく、第1のフォトレジストパターンを形成する過程を示す断面図である。 同じく、第1のメッキ層を形成する過程を示す断面図である。 第1のフォトレジストパターンを除去する過程を示す断面図である。 同じく、第1のコイル部を形成する過程を概略的に示す断面図である。 本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法の中で第1のパターン層を形成する過程であって、第1の補助層と第2の補助層とを提供する過程を示す断面図である。 同じく、第1の補助層と第2の補助層とを整列する過程を示す断面図である。 同じく、第1の補助層と第2の補助層とを結合する過程を示す断面図である。 第1の基板及び第1の絶縁層または第2の基板及び第2の絶縁層のうちのいずれか一つを除去する過程を概略的に示す断面図である。 本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法で第1のパターン層の平面形状を概略的に示す模式図である。 本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法で第2のパターン層の平面形状を概略的に示す模式図である。 本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法を示す流れ図である。 本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法を概略的に示すもので、第1の補助層と第2の補助層とを提供する過程を示す断面図である。 同じく、第1のパターン層を形成する過程を示す断面図である。 同じく、第1のパターン層に第1の絶縁部を形成する過程を示す断面図である。 同じく、フォトレジストパターンを形成する過程を示す断面図である。 同じく、第1のメッキ部を形成する過程を示す断面図である。 同じく、フォトレジストパターンを除去する過程を示す断面図である。 同じく、露出シード部を除去して第1の付加コイル部を形成する過程を示す断面図である。 同じく、第2の付加補助層を提供する過程を示す断面図である。 同じく、第2の付加補助層と第1の付加コイル部とを結合する過程を示す断面図である。 同じく、第4の基板及び第4の絶縁層を除去し第2の絶縁部を形成し、外部電極を形成する過程を示す断面図である。 同じく、磁性体を充填する過程を概略的に示す断面図である。 本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法を概略的に示す流れ図である。 本発明の他の実施形態によるコイル部品製造方法を概略的に示すもので、第1の補助層と第2の補助層とを提供する過程を示す断面図である。 同じく、第1のパターン層を形成する過程を示す断面図である。 同じく、第1の付加補助層と第2の付加補助層とを提供する過程を示す断面図である。 同じく、第2のパターン層を形成する過程を示す断面図である。 同じく、第1のパターン層と第2のパターン層とを整列する過程を示す断面図である。 同じく、第1のパターン層と第2のパターン層とを結合する過程を示す断面図である。 同じく、第2のパターン層の基板及び絶縁層を除去し、第2の絶縁部を形成し、外部電極を形成する過程を示す断面図である。 同じく、磁性体を充填する過程を概略的に示す断面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態は図面を参考にして詳細に説明する。次に示される各実施の形態は当業者にとって本発明の思想が十分に伝達されることができるようにするために例として挙げられるものである。従って、本発明は以下示している各実施の形態に限定されることなく他の形態で具体化されることができる。そして、図面において、装置の大きさ及び厚さなどは便宜上誇張して表現されることができる。明細書全体に渡って同一の参照符号は同一の構成要素を示している。
本明細書で使われた用語は、実施形態を説明するためのものであって、本発明を制限しようとするものではない。本明細書において、単数形は文句で特別に言及しない限り複数形も含む。明細書で使われる「含む」とは、言及された構成要素、ステップ、動作及び/又は素子は、一つ以上の他の構成要素、ステップ、動作及び/又は素子の存在または追加を排除しないことに理解されたい。
本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法は、メッキパターンからなるコイル部が基板または絶縁層上に設けられる第1の補助層と第2の補助層とを形成し、整列し、結合する過程を含む。
第1の補助層及び第2の補助層のコイル部は電解めっき方式によって形成され、第1の補助層及び第2の補助層のコイル部を電気的・物理的に結合するための導電性結合部は、無電解めっき方式によって形成される。
こうして形成された第1の補助層及び第2の補助層を含むコイル部品は、一例として、縦横比の大きいコイルパターンが単一層上に設けられる形態のコイル部品で具現されることができる。このような具現過程において、外部端子、磁性体、ハウジングなどがさらに具備されてもよい。
これによって、フォトレジストパターンを用いるメッキ工法を適用し、縦横比の大きい高精細の微細導体コイルを形成しなければならない場合にも、フォトレジストパターンの崩れや歪みによる限界が克服されることができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の構成及び作用効果について詳記する。
図1a〜図1gは各々、本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法の中で第1の補助層を形成する過程を概略的に示す断面図である。
まず、図1aは、第1の基板10−1を提供する過程、図1bは、第1の絶縁層20−1を形成する過程、図1cは、第1のシード層30−1を形成する過程を各々概略的に示す断面図である。
第1の基板10−1は、コイル部品として用いられる一般的な材料で具現されることができる。ただ、マグネチックフラックスが発生した時、スピンが磁場の方へ平行に配置されることを容易にするために、軟磁性付き焼成体基板10またはポリマ基板10で具現されることが望ましい。
一方、第1の基板10−1は、フェライトなど導電性材料が含まれた材料で具現されることもできる。このような導電性材料が含まれる場合、第1の基板10−1上に形成される第1のメッキパターン60a−1の中で絶縁性が確保されなければならないパターン間で電流が流れることがある。
このような問題を解決するために、第1の基板10−1上に第1の絶縁層20−1を設けた状態で、第1のシード層30−1がさらに設けられるようにする。
図1dは、第1のフォトレジストパターン40−1を形成する過程を概略的に示す断面図である。同図においては示されていないが、感光性ポリマを第1のシード層30−1の表面に塗布後、所定のマスクを用いて所定の区域を光に露出させ、該光に露出されていない感光性ポリマを除去するか(ネガ感光性ポリマ)、光に露出した感光性ポリマを除去する(ポジ感光性ポリマ)ような方式で第1のフォトレジストパターン40−1を形成することができる。
図1eは、第1のめっき層50−1を形成する過程を概略的に示す断面図である。同図のように、第1のフォトレジストパターン40−1の形成されない部分、すなわち露出した第1のシード層30−1の部分に第1のめっき層50−1が形成される。この第1のめっき層50−1は、電解めっき方式で設けられてもよい。
図1fは、第1のフォトレジストパターン40−1を除去する過程、図1gは、第1のコイル部60−1を形成する過程を各々概略的に示す断面図である。同図のように、第1のフォトレジストパターン40−1を化学的または物理的方法で除去し、フォトレジストパターン140の下部に位した第1のシード層30−1である第1のシード残留物31−1を除去することによって、第1のメッキパターン60a−1が完成され、該第1のメッキパターン60a−1からなる第1のコイル部60−1が形成される。
一方、図1a〜図1gは第1の補助層を形成する過程だけ例示したが、第2の補助層も第1の補助層と同様な方式によって形成されることができる。
図2a〜図2dは、本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法の中で第1のパターン層1PPを形成する過程を概略的に示すもので、図2aは、第1の補助層と第2の補助層とを提供する過程、図2bは、第1の補助層と第2の補助層とを整列する過程、図2cは、第1の補助層と第2の補助層とを結合する過程、図2dは、第1の基板10−1と第1の絶縁層20−1または第2の基板10−2と第2の絶縁層20−2のうちのいずれか一つを除去する過程を、各々概略的に示す断面図である。
図2a〜図2dに示すように、第1の補助層及び第2の補助層が準備され、続いて、第1の補助層と第2の補助層とを整列する。この時、第1のコイル部60−1の上面と第2のコイル部60−2の上面とが対向するように整列され、第1のコイル部60−1の上面と第2のコイル部60−2の上面との間に第1の導電性結合部70がめっき方式によって形成されるように、第1の補助層と第2の補助層とを整列して固定する。
続いて、第1のコイル部60−1の上面と第2のコイル部60−2の上面との間に第1の導電性結合部70をめっき方式で形成する。
一実施形態によれば、機械的メッキ方式を用いて第1の導電性結合部70を形成する場合、接続されるべき接触面の状態によって接着強さ、厚さ、形状、整列状態などの偏差が発生する恐れがあり、化学的メッキ方式である無電解メッキ方式を適用することが望ましい。
こうして、第1の補助層と第2の補助層とが結合された状態で、第1のコイル部60−1、第2のコイル部60−2及び第1の導電性結合部70の表面に絶縁物質をコートした後、磁性体90を充填することによって、コイル部60が単一層で具現されたコイル部品として使われることができる。
また、図2cのコイル部品は、コイル部60が複数層で形成されたコイル部品を製造するのに利用されることができる。すなわち、インダクタンスや結合係数など所要のコイル部品の特性が満たさない場合に特に有利である。
図2dを参照して、第1の基板10−1及び第1の絶縁層20−1または第2の基板10−2及び第2の絶縁層20−2のうちのいずれか一つ基板と絶縁層とが除去されることによって、第1のパターン層1PPが形成されることが分かる。
こうして、第1のパターン層1PPを形成する場合、コイル部60を覆う絶縁部を形成する工程の効率性が向上し、外部電極OT及び磁性体90を具備するにおいてもさらに有利になる。
特に、第1のパターン層1PP及び第1のパターン層1PPと類似の方式で製造されることができる第2のパターン層2SPを積層する方式で、コイル部60が複数層で形成されたコイル部品を製造することができる。
図3aは、本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法で、第1のパターン層1PPの平面形状を概略的に示す模式図であり、図3bは、本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法で、第2のパターン層2SPの平面形状を概略的に示す模式図である。
図3a及び図3bを参照して、前述の第1のパターン層1PPは、第1の一次コイルP1及び第1の二次コイルS1が所定の間隔をおいて巻き取られた形態で構成される。また、前述の第2のパターン層2SPは、第2の一次コイルP2及び第2の二次コイルS2が所定の間隔をおいて巻き取られた形態で構成される。
また、第1の一次コイルP1及び第2の二次コイルS2は、内部に形成された端子部がビアなどによって電気的に接続される。第1の二次コイルS1及び第2の二次コイルS2も同様に構成されることによって、コイル部60が複数層で形成されたコイル部品を製造することができる。
図4は、本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法を概略的に示す流れ図である。
図4に示すように、まず、第1の補助層及び第2の補助層を形成し(S110)、これらの第1の補助層と第2の補助層とを結合することによって第1のパターン層1PPを形成する(S120)。
続いて、第1のパターン層1PP上に第1の付加コイル部1Sを形成し(S130)、別に用意した第2の付加補助層2S(S140)を第1の付加コイル部1S上に結合することによって第2のパターン層2SP(S150)を形成する。
続いて、外部電極OTを形成し(S160)、磁性体90を充填し(S170)、コイル部品を具現する。
図5a〜図5kは各々、本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法を概略的に示す断面図である。以下、図5a〜図5kを参照して、本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法について詳記する。
図5aは、第1の補助層と第2の補助層とを提供する過程、図5bは、第1のパターン層1PPを形成する過程を、各々概略的に示す断面図である。
第1の補助層及び第2の補助層の製造過程、及びこれらの層を結合して第1のパターン層1PPを形成する過程は、前述と同様で重複する説明は省略することにする。
図5cは、第1のパターン層1PPに第1の絶縁部120を形成する過程を概略的に示す。同図のように、第1の絶縁部120は、第1のパターン層1PPのコイル部60を覆うように形成される。この場合、第1のパターン層1PPのコイル部60のうちの少なくともいずれか一つのメッキパターン60aの上面には、貫通ホールVが設けられ、後述の第1の付加コイル部1Sと電気的に接続されるようにすることが望ましい。
図5dは、フォトレジストパターン140を形成する過程、図5eは、第1のめっき部150を形成する過程、図5fは、フォトレジストパターン140を除去する過程、図5gは、露出されたシード部を除去して第1の付加コイル部1Sを形成する過程を、各々概略的に示す断面図である。図5d〜図5gに示すように、まず、第1の絶縁部120上に第1のシード部130を形成した後、感光性ポリマを塗布ーし、露光及び現像過程を行って、フォトレジストパターン140を形成する。
続いて、露出された第1のシード部130に第1のめっき部150を形成した後、フォトレジストパターン140と露出されたシード部とを除去し、第1の付加メッキパターン160a−1からなる第1の付加コイル部1Sを形成する。
一実施形態によれば、第1の絶縁部120に形成された貫通ホールVを介して第1のパターン層1PPのコイル部60のうちの少なくともいずれか一つのメッキパターン60aと第1の付加メッキパターン160a−1とが電気的に接続されることができる。
図5hは、第2の付加補助層2Sを提供する過程、図5iは、第2の付加補助層28と第1の付加コイル部18とを結合する過程を、各々概略的に例示する断面図である。
図5h及び図5iに示すように、第2の付加補助層28が提供され、第1の付加コイル部18と結合される。
一実施形態によれば、第2の付加補助層28は、前述の第1の補助層と同様な方式で製造されることができる。
また、第2の付加補助層28の第2の付加メッキパターン160a−2の上面が第1の付加コイル部18の上面と対向して隣接するように整列される。これらは、第2の付加メッキパターン160a−2の上面と第1の付加コイル部18の上面との間に第2の導電性結合部170が形成されることによって接続されることができる。
図5jは、第4の基板10−4及び第4の絶縁層20−4を除去して第2の絶縁部220を形成し、外部電極OTを形成する過程、図5kは、磁性体90を充填する過程を、各々概略的に例示する断面図である。
図5j及び図5kに示すように、まず、第2の付加補助層28の第4の基板10−4及び第4の絶縁層20−4が除去された後、第2の付加メッキパターン160a−2、第2の導電性結合部170及び第1の付加コイル部18が覆われるように第2の絶縁部220が形成される。
続いて、外部電極OTが第2の絶縁部220上に形成され、磁性体90が充填されることによってコイル部品が製造されることができる。
図6は、本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法を概略的に示す流れ図である。
図6を参照して、まず、第1の補助層及び第2の補助層を形成し(S210)、第1の補助層と第2の補助層とを結合することによって第1のパターン層1PPを形成する(S220)。同様な方式で、第1の付加補助層18'及び第2の付加補助層28を形成し(S230)結合することによって第2のパターン層2SPを形成する(S240)。
続いて、第1のパターン層1PPと第2のパターン層2SPとを結合し(S250)、外部電極OTを形成し(S260)、磁性体90を充填し(S270)、コイル部品を具現することができる。
図7a〜図7hは各々、本発明の他の実施形態によるコイル部品製造方法を概略的に示す断面図である。以下、図7a〜図7hを参照して、本発明の一実施形態によるコイル部品製造方法について詳記する。
図7aは、第1の補助層と第2の補助層とを提供する過程、図7bは、第1のパrターン層1PPを形成する過程、図7cは、第1の付加補助層1S'と第2の付加補助層2Sとを提供する過程、図7dは、第2のパターン層2SPを形成する過程を、各々概略的に示す断面図である。
第1の補助層及び第2の補助層の製造過程、及びこれらの層を結合して第1のパターン層1PPを形成する過程と、第1の付加補助層1S'及び第2の付加補助層2Sの製造過程及びこれらの層を結合して第2のパターン層2SPを形成する過程とは、前述と同様で重複する説明は省略することにする。
図7eは、第1のパターン層1PPと第2のパターン層2SPとを整列する過程、図7fは、第1のパターン層1PPと第2のパターン層2SPとを結合する過程を、各々概略的に例示する断面図である。
まず、第1のパターン層1PPのコイル部60を覆う第1の絶縁部120を形成する。この場合、第1のパターン層1PPのコイル部60のうちの少なくともいずれか一つのメッキパターン60aの上面には、貫通ホールVが設けられ、第2のパターン層2SPの付加コイル部160の付加メッキパターン160aと電気的に接続されるようにすることが望ましい。
図7gは、第2のパターン層2SPの基板10及び絶縁層20を除去し、第2の絶縁部220を形成し、外部電極OTを形成する過程を、図7hは、磁性体90を充填する過程を、各々概略的に例示する断面図である。
図7g及び図7hを参照して、まず、第2のパターン層2SPの基板10及び絶縁層20が除去された後、第2のパターン層2SPの付加コイル部160が覆われるように第2の絶縁部220を形成する。
続いて、外部電極OTが2絶縁部220上に形成され、磁性体90が充填されることによって、コイル部品が製造されることができる。
これによって、フォトレジストパターン140を用いるメッキ工法を適用し、縦横比の大きい高精細の微細導体コイルを形成しなければならない場合にも、フォトレジストパターン140の崩れや歪みによる限界が克服されることができる。
図2a及び図2dに示すように、本発明の一実施形態によるコイル部品は、基板10上に設けられた第1のメッキパターン60a−1と、この第1のメッキパタ−ン60a−1の上面に設けられた導電性結合部と、この導電性結合部の上面に設けられた第2のメッキパターン60a−2とを含む。
一実施形態によれば、前記第1のメッキパターン60a−1及び第2のメッキパターン60a−2は電解メッキによって形成されたもので、前記導電性結合部は無電解メッキによって形成されたものであってもよい。
また、前記基板10と前記第1のメッキパターン60a−1との間に設けられた絶縁層20を、さらに含んでもよい。
図7hに示すように、本発明の一実施形態によるコイル部品は、基板10上に設けられた第1のメッキパターン60a−1と、この第1のメッキパターン60a−1の上面に設けられた第1の導電性結合部70と、この導電性結合部の上面に設けられた第2のメッキパターン60a−2と、該第1のメッキパターン60a−1、該第1の導電性結合部70及び該第2のメッキパターン60a−2を覆う第1の絶縁部120と、この第1の絶縁部120の上面に設けられた第1の付加メッキパターン160a−1と、この第1の付加メッキパターン160a−1の上面に設けられた第2の導電性結合部170と、この第2の導電性結合部170の上面に設けられた第2の付加メッキパターン160a−2と、該第1の付加メッキパターン160a−1、該第2の導電性結合部170及び該第2の付加メッキパターン160a−2を覆う第2の絶縁部220と、この第2の絶縁部220の上面に設けられた外部電極OTと、該第1の絶縁部120及び該第2の絶縁部220を覆って外部電極OTの少なくとも一面を露出する磁性体90と、を含む。
一実施形態によれば、第1のメッキパターン60a−1、第2のメッキパターン60a−2、第1の付加メッキパターン160a−1及び第2の付加メッキパターン160a−2は電解メッキによって形成されたもので、第1の導電性結合部70及び第2の導電性結合部170は無電解メッキによって形成されたものであってもよい。
また、前記基板10と前記第1のメッキパターン60a−1との間に設けられた絶縁層20を、さらに含んでもよい。また、前記磁性体90は、フェライトと樹脂との混合物からなってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、前記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 基板
10−1 第1の基板
10−2 第2の基板
10−3 第3の基板
10−4 第4の基板
20 絶縁層
20−1 第1の絶縁層
20−2 第2の絶縁層
20−3 第3の絶縁層
20−4 第4の絶縁層
30−1 第1のシード層
31−1 第1のシード残留物
40−1 第1のフォトレジストパターン
50−1 第1のめっき層
60 コイル部
60a メッキパターン
60−1 第1のコイル部
60−2 第2のコイル部
60a−1 第1のメッキパターン
60a−2 第2のメッキパターン
70 第1の導電性結合部
90 磁性体
P1 第1の一次コイル
S1 第1の二次コイル
P2 第2の一次コイル
S2 第2の李チャコな
2SP 第2のパターン層
1PP 第1のパターン層
V 貫通ホール
1S 第1の付加コイル部
1S' 第1の付加補助層
2S 第2の付加補助層
120 第1の絶縁部
130 第1のシード部
140 フォトレジストパターン
150 第1のめっき部
160 付加コイル部
160a 付加メッキパターン
160a−1 第1の付加メッキパターン
160a−2 第2の付加メッキパターン
170 第2の導電性結合部
220 第2の絶縁部
OT 外部電極

Claims (18)

  1. 各々がメッキパターンを含むコイル部を有し基板上に設けられた第1の補助層及び第2の補助層を形成するステップと、
    前記第1の補助層のコイル部と前記第2の補助層のコイル部とが対向して隣接するように前記第1の補助層と前記第2の補助層とを整列するステップと、
    前記第1の補助層のコイル部と前記第2の補助層のコイル部との間に導電性結合部を形成するステップ
    とを含むコイル部品製造方法。
  2. 前記第1の補助層及び前記第2の補助層は、
    前記基板にシード層を形成するステップと、
    前記シード層の表面にフォトレジストパターンを形成するステップと、
    前記シード層をめっきしてメッキ層を形成するステップと、
    前記フォトレジストパターンを除去するステップと、
    前記シード層の中で前記メッキ層の形成されない部分であるシード残留物を除去して前記コイル部を形成するステップ
    とによって形成される、請求項1に記載のコイル部品製造方法。
  3. 前記第1の補助層及び前記第2の補助層は、
    前記基板に絶縁層を形成するステップと、
    前記絶縁層の表面にシード層を形成するステップと、
    前記シード層の表面にフォトレジストパターンを形成するステップと、
    前記シード層をめっきしてメッキ層を形成するステップと、
    前記フォトレジストパターンを除去するステップと、
    前記シード層の中で前記メッキ層の形成されない部分であるシード残留物を除去して前記コイル部を形成するステップ
    とによって形成される、請求項1に記載のコイル部品製造方法。
  4. 前記導電性結合部は、無電解めっき方式によって形成される、請求項1から3の何れか1項に記載のコイル部品製造方法。
  5. 各々がメッキパターンを含むコイル部を有し基板上に設けられた第1の補助層及び第2の補助層を形成するステップと、
    前記第1の補助層のコイル部と前記第2の補助層のコイル部とが対向して隣接するように前記第1の補助層と前記第2の補助層とを整列するステップと、
    前記第1の補助層のコイル部と前記第2の補助層のコイル部との間に第1の導電性結合部を形成するステップと、
    前記第1の補助層及び前記第2の補助層のうちのいずれか一つが設けられている前記基板を除去して第1のパターン層を形成するステップと、
    前記第1のパターン層のコイル部を覆う第1の絶縁部を形成するステップと、
    前記第1の絶縁部に第1のシード部を形成するステップと、
    前記第1のシード部の表面にフォトレジストパターンを形成するステップと、
    前記第1のシード部をめっきして第1のメッキ部を形成するステップと、
    前記フォトレジストパターンを除去するステップと、
    前記第1のシード部の中で前記第1のめっき部の形成されない部分である露出シード部を除去して第1の付加コイル部を形成するステップと、
    メッキパターンを含むコイル部を有し基板上に設けられる第2の付加補助層を形成するステップと、
    前記第2の付加補助層のコイル部と前記第1の付加コイル部とが対向して隣接するように前記第2の付加補助層を前記第1の付加コイル部上で整列するステップと、
    前記第1の付加コイル部と前記第2の付加補助層のコイル部との間に第2の導電性結合部を形成して第2のパターン層を形成するステップと、
    前記第2のパターン層の基板を除去するステップと、
    前記第2のパターン層のコイル部を覆う第2の絶縁部を形成するステップと、
    前記第2の絶縁部に外部電極を形成するステップと、
    前記第1の絶縁部及び前記第2の絶縁部を覆う磁性体を形成するステップ
    とを含むコイル部品製造方法。
  6. 前記第1の導電性結合部及び前記第2の導電性結合部は、無電解めっき方式によって形成される、請求項5に記載のコイル部品製造方法。
  7. 前記基板は、軟磁性材料で焼成されてから成る、請求項5または6に記載のコイル部品製造方法。
  8. 前記フォトレジストパターンは、露光及び現像工程によって形成される、請求項5から7の何れか1項に記載のコイル部品製造方法。
  9. 各々がメッキパターンを含むコイル部を有し基板上に設けられた第1の補助層及び第2の補助層を形成するステップと、
    前記第1の補助層のコイル部と前記第2の補助層のコイル部とが対向して隣接するように前記第1の補助層と前記第2の補助層とを整列するステップと、
    前記第1の補助層のコイル部と前記第2の補助層のコイル部との間に第1の導電性結合部を形成するステップと、
    前記第1の補助層または前記第2の補助層が設けられている前記基板を除去するステップと、を含んで第1のパターン層を形成し、
    メッキパターンを含むコイル部を有し基板上に設けられた第1の付加補助層及び第2の付加補助層を形成するステップと、
    前記第1の付加補助層のコイル部と前記第2の付加補助層のコイル部とが対向して隣接するように前記第1の付加補助層と前記第2の付加補助層を整列するステップと、
    前記第1の付加補助層のコイル部と第2の付加補助層のコイル部の間に第2の導電性結合部を形成するステップと、
    前記第1の付加補助層または前記第2の付加補助層が設けられている前記基板を除去して第2のパターン層を形成するステップと、
    前記第1のパターン層のコイル部を覆う第1の絶縁部を形成するステップと、
    前記第1の絶縁部に前記第2のパターン層のコイル部が接触されるように前記第2のパターン層を結合するステップと、
    前記第2のパターン層の基板を除去するステップと、
    前記第2のパターン層のコイル部を覆う第2の絶縁部を形成するステップと、
    前記第2の絶縁部に外部電極を形成するステップと、
    前記第1の絶縁部と前記第2の絶縁部を覆う磁性体を形成するステップ
    とを含むコイル部品製造方法。
  10. 前記第1の導電性結合部及び前記第2の導電性結合部は、無電解めっき方式によって形成される、請求項9に記載のコイル部品製造方法。
  11. 前記基板は、軟磁性材料で焼成されてから成る、請求項9または10に記載のコイル部品製造方法。
  12. 基板上に設けられた第1のメッキパターンと、
    前記第1のメッキパターンの上面全体に設けられた導電性結合部と、
    前記導電性結合部の上面全体に設けられた第2のメッキパターン
    とを含むコイル部品。
  13. 前記第1のメッキパターン及び第2のメッキパターンは、電解メッキによって形成され、
    前記導電性結合部は、無電解メッキによって形成される、請求項12に記載のコイル部品。
  14. 前記基板と前記第1のメッキパターンとの間に設けられた絶縁層を、さらに含む請求項12または13に記載のコイル部品。
  15. 基板上に設けられた第1のメッキパターンと、
    前記第1のメッキパターンに設けられた第1の導電性結合部と、
    前記第1の導電性結合部に設けられた第2のメッキパターンと、
    前記第1のメッキパターン、前記第1の導電性結合部及び前記第2のメッキパターンを覆う第1の絶縁部と、
    前記第1の絶縁部に設けられた第1の付加メッキパターンと、
    前記第1の付加メッキパターンに設けられた第2の導電性結合部と、
    前記第2の導電性結合部に設けられた第2の付加メッキパターンと、
    前記第1の付加メッキパターン、前記第2の導電性結合部及び前記第2の付加メッキパターンを覆う第2の絶縁部と、
    前記第2の絶縁部に設けられた外部電極と、
    前記第1の絶縁部及び前記第2の絶縁部を覆って前記外部電極の少なくとも一面を露出する磁性体
    とを含むコイル部品。
  16. 前記第1のメッキパターン、前記第2のメッキパターン、前記第1の付加メッキパターン及び前記第2の付加メッキパターンは、電解メッキによって形成され、
    前記第1の導電性結合部及び前記第2の導電性結合部は、無電解メッキによって形成される、請求項15に記載のコイル部品。
  17. 前記基板と前記第1のメッキパターンとの間に設けられた絶縁層を、さらに含む請求項15または16に記載のコイル部品。
  18. 前記磁性体は、フェライトと樹脂との混合物から成る、請求項15から17の何れか1項に記載のコイル部品。
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