JP5246461B2 - 電子素子及び電子素子の製造方法 - Google Patents

電子素子及び電子素子の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子素子及び電子素子の製造方法に関し、特に、薄い接着層を有する電子素子及びその製造方法に関する。
近年、携帯電話やノートパソコン等の小型携帯機器が急速に普及している。これらの機器の小型・薄型化と高性能化を両立させるために、これらに使用されるコンデンサ、インダクタ、抵抗等の電子素子についても、小型・薄型化を進めることが要求されている。
かかる要求に応えるべく、絶縁板の少なくとも片面に表面がほぼ平滑になるように導体パターンを埋め込み、接着シート(接着層)を挟んで該導体パターンの埋め込まれた絶縁板同士を積層一体化することで、電子素子の小型・薄型化を図った製造技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−214633号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された方法では、プレス後の接着シート(接着層)の厚みを20μm以下に設定すると、該接着層の厚さばらつきや絶縁基板同士を積層一体化するプレス機の面圧ばらつき、プレス面の凹凸等に起因して、絶縁耐圧(以下、単に耐圧)が大きくばらついてしまう。
耐圧に関する信頼性試験においては、耐圧の下限値を保障する必要があるため、接着層の厚みを厚くせざるを得ず、結果として電子素子の小型・薄型化を実現するのは困難であった。
本発明は、以上説明した事情を鑑みてなされたものであり、小型・薄型化の要請に応えつつ、耐圧ばらつきの小さな信頼性の高い電子素子、及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る電子素子は、凹部を有する絶縁層と、前記凹部における開口部の内側に上面を有する前記凹部内に設けられた導体パターンとを備える第1電子素子部と、導体パターンを備える第2電子素子部と、前記第1電子素子部と第2電子素子部とを接着する接着層と、を有し、前記第1電子素子部の導体パターンが前記接着層に対向して接着されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、第1電子素子部と第2電子素子部とを接着層を介して接着されている電子素子について、第1電子素子部の導体パターンは、絶縁層に形成された開口部の内側に上面を有しており、かつ、該導体パターンが接着層に対向して接着されているため、第1電子素子部の導体パターンと第2電子素子部の導体パターンとの間の絶縁は確実に担保され、耐圧ばらつきを抑制するとともに耐圧を向上させることが可能となる。さらに、接着層を薄く設定することができるため、低背化・薄型化が可能となる。
また、上記構成にあっては、前記第1電子素子部の導体パターンと前記第2電子素子部の導体パターンとが対向して配置されている態様が好ましく、さらに、前記第2電子素子部は、凹部を有する絶縁層と、前記凹部における開口部の内側に上面を有する前記凹部内に設けられた導体パターンとを備える態様が好ましい。
また、本発明に係る電子素子を内蔵する基板は、凹部を有する絶縁層と、前記凹部における開口部の内側に上面を有する前記凹部内に設けられた導体パターンとを備える第1電子素子部と、導体パターンを備える第2電子素子部と、前記第1電子素子部と第2電子素子部とを接着する接着層と、を有し、前記第1電子素子部の導体パターンが前記接着層に対向して接着されていることを特徴とする。
また、本発明に係る電子素子の製造方法は、転写用基板上に導体パターンを形成する導体パターン形成工程と、前記導体パターンを覆う絶縁層を形成する絶縁層形成工程と、前記転写用基板を剥離する剥離工程と、前記剥離工程で露出した前記導体パターンの表面をエッチングするエッチング工程と、前記エッチング工程の後に得られる第1電子素子部と、導体パターンとを備える第2電子素子部とを、接着層を介して接着する接着工程とを備え、前記接着工程においては、前記第1電子素子の導体パターンを前記接着層に対向して接着することを特徴とする。
本発明によれば、小型・薄型化の要請に応えつつ、絶縁耐圧のばらつきの小さな信頼性の高い電子素子、及び電子素子の製造方法を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。さらに、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。また、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。さらに、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。
A.電子素子及びその製造方法
<実施例1>
図1は、本発明に係る平面コイル100の要部を示す透視上面図であり、図2〜図9は、平面コイル100を製造している状態を示す工程図であり、各々図1におけるIX−IX線
視断面図である。なお、本実施例では、導体パターンとして平面コイル100を形成するコイルパターンを想定する。
平面コイル100は、凹部を有する絶縁層と、この凹部の空間の一部を占有するように設けられた導体パターン4とを備える点に特徴がある。以下、平面コイル100の製造工程について説明する。
まず、導電性基板1上に電気めっきにより厚さ0.5μm程度のNi膜2を形成する(図2参照)。導電性基板1は転写用基板として用いられ、材料に限定はないが、例えばステンレス板を用いることができる。ステンレス板は、工程中の基板の強度および寸法安定性を確保するため、例えば厚さが0.1〜2mm程度であることが好ましい。転写用基板としてのステンレス板は、適度の粗さを有することが望ましく、その表面粗さはRmax=0.2〜2μmの範囲であることが好ましい。Rmaxが0.2μm未満では、レジストおよび導体パターンとステンレス板との密着性が不十分となり剥離し易くなるため好ましくない。また、Rmaxが2μmを超えると、導体パターンの膜厚のばらつきに提供し、また高周波用に用いる場合には導体損失が増大するので好ましくない。ステンレス板の表面は、導体パターンとの剥離性を確保するために不動態化処理で不動態膜を形成することが好ましい。例えば、導電性基板1として、1mm厚で表面粗さRmaxが0.5μmのステンレス板(SUS304テンションアニール材)の表面を不動態化処理し、100mm角のサイズに切り出したものを用いることができる。
次にNi膜2の形成された導電性基板1の上に厚さ50μm程度のフォトレジストとしてのドライフィルムを貼り付け、フォトリソグラフィ処理(露光、現像処理)することで、コイルパターン(本実施例ではスパイラルパターン)に応じたレジスト層3を形成する(図3参照)。かかる導体パターンの幅および間隔は特に限定はないが、例えば、幅を100μm、間隔を30μmとする。
次に、導電性基板1を下地とした電気めっきにより、レジスト層3のコイルパターンに応じた開口部3aに導体パターン4を形成する(図4参照)。導体パターン4としては、Au、Ag、Al、Cuなどの電気抵抗の小さい金属を使用するのが好ましいが、コスト、めっきの生産性の面からはCuが最も好ましい。光沢硫酸銅めっきでCuの導体パターンを形成する場合には、例えば硫酸銅五水塩200g/l、硫酸100g/l、塩素60mg/lに光沢材が適量添加された硫酸銅めっき液等を利用すれば良い。なお、導体パターン4の厚みについて特に限定はないが、例えば35μm〜45μm程度とする。
次に、レジスト層3を剥離する(図5参照)。具体的には、5%の水酸化ナトリウム水溶液を50℃に加温して導体パターン側に0.15MPaの圧力でスプレーすることにより、レジスト層3を剥離する。もちろん、レジスト層3の剥離方法はこれに限る趣旨ではなく、種々の方法を採用することができる。
その後、導体パターン4とこれを被覆する樹脂5との接着力を強化すべく、導体パターン4の表面を粗化する。この粗化処理では、次亜塩素酸ナトリウムによる黒化処理、蟻酸系処理液による処理(例えばメック社のCZ処理)、硫酸過水系の処理(例えば日本マクダーミッド社のMB処理)等が使用される。硫酸過水系の処理は処理液を塩素フリー化できるので、信頼性上好ましい。黒化処理の場合は処理液そのものの中に、またはCZ処理では後処理に塩酸を用いるので好ましくない。またここで導体パターン4の上面、両側面の3面が粗化されるが、ステンレスによって形成された導電性基板1は粗化されない。このように導電性基板1にステンレスを用いると導体パターンのみを粗化処理できる処理液が多数選択できるので好ましい。
次に、接着性を有する絶縁性シート(絶縁層)5に、導体パターン4を対向させて、絶縁性シート5および導体パターン4を重ねて加熱加圧する(図6参照)。接着性を有する絶縁性シートとしては例えばプリプレグを用い、導体パターン4が形成された導電性基板1をコンベクションオーブンで100℃、30分乾燥した後に、50μm厚の芯材のないエポキシ樹脂製プリプレグをパターン面に配置して、その上にテフロン(登録商標)シートを置いて加熱プレスする。これにより、上面および側面が粗化された導体パターン4がプリプレグの表面に埋め込まれる。別言すれば、加熱プレスすることによって絶縁シートに凹部5aが形成され、この凹部内の前空間を占有するように導体パターン4が設けられる。ここで、プレスにはボイドの発生を抑制するために、真空プレスを用いることが好ましい。なお、芯材無しのプリプレグの代わりに、芯材入りのプリプレグを使用してもよい。また、芯材の代わりに、または芯材とともに、線膨張係数の調整のためのフィラーを混入した接着シートや、高誘電率フィラーを混入して誘電率の増大を図った絶縁性シート5を使用してもよい。
次に、導電性基板1を剥離した後(図7参照)、導体パターン4および絶縁シート5側に付着しているNi膜2を除去する(図8参照)。なお、Ni膜2については、導体パターン10に対して選択的にエッチングできる手法で除去する。
その後、導電性基板1を剥離した側の面に露出している導体パターン4にエッチングを施す(図9参照)。かかるエッチングを施すことで、図11に示すように、絶縁層5における凹部5aの開口部5bの内側に上面を有する導体パターン4が形成される。本実施例では、導体パターン4としてCuを利用しているため、例えば塩化第二鉄溶液(エッチング溶液)を用いて5μm程度のエッチングを行う。なお、エッチングの程度は、1μm〜20μm、さらには5μm〜10μmが好ましい。なお、本実施例では、エッチング深さが、導体パターン4の形成された全領域にわたって略均一となっているが、エッチング形状はこれに限定する趣旨ではない。例えば、図12に示すように導体パターン4の中央部が窪んだ形状であっても良い。要は、絶縁層5における凹部5aの開口部5bの内側に導体パターン4の上面があるのであれば、どのようなエッチング形状であっても良い。ここで、エッチング深さ(エッチング量)Lは、狙いとする耐圧や接着シートの厚み、プレス圧(いずれも後述)などに応じて決定すれば良い。また、エッチング深さLや形状は、エッチング溶液の種類やエッチング溶液の濃度、浸漬する時間を調整することで、制御すれば良い。
以上の工程を経て、図1に示す平面コイル100が形成される。なお、図1では、スパイラルパターンの平面コイルを示したが、ミアンダパターンや角型パターンのコイルであってもよい。また、コイル用の導体パターン4に限定されず、抵抗、コンデンサ、トランジスタ等の電子素子の製造に本発明を適用可能である。本願明細書では、電子素子とは、導体パターンを含む機能素子を全て含み、受動素子、能動素子のいずれも含む。また、本発明はこのような電子素子を内蔵する基板の製造に好適である。
このように形成した平面コイル(第1電子素子部、第2電子素子部)100を2枚用意し、各平面コイル100におけるエッチングされた導体パターン4の面(以下、エッチング面)を同じ向きにあわせた後(図10では下向き)、厚さ5μm程度のエポキシ製の接着層6を挟んで加熱しながら真空プレスすることで、積層コイル(電子素子)200を形成した(図10参照)。別言すれば、上層の平面コイル(第1電子素子部)100の導体パターン4と下層の平面コイル(第2電子素子部)100の導体パターンを同じ向きにして配置した後、接着層6を挟んで加熱しながら真空プレスする。これにより、上層の平面コイル(第1電子素子部)100の導体パターン4のみが接着層6に対向して接着される。
この際、真空プレスの圧力を上げて絶縁シート5上の接着層6の厚さD1が1μm以下となるようにした。このように、真空プレスの圧力を上げて接着層6の厚さを薄くしても、余剰となった接着層6は絶縁層5における凹部5aに形成された空間に充填されるため(図11参照)、上層の導体パターン4と下層の導体パターン4との絶縁は確実に担保されるとともに、接着層6の厚みばらつきも抑制することが可能となる(詳細は後述)。なお、接着層6はできるだけ薄いことが望ましいが、圧力を上げすぎると絶縁シート5を潰してしまう。よって、絶縁シート5を潰さない範囲で圧力を上げるのが望ましい。
<実施例2>
実施例2では、実施例1に示す平面コイル(第1電子素子部、第2電子素子部)100を2枚用意し、各平面コイル100のエッチング面を対向させた後、厚さ5μm程度のエポキシ製の接着層6を挟んで加熱真空プレスすることで、積層コイル200’を形成した(図13参照)。別言すれば、上層の平面コイル(第1電子素子部)100の導体パターン4と下層の平面コイル(第2電子素子部)100の導体パターンを対向して配置した後、接着層6を挟んで加熱しながら真空プレスする。これにより、上層の平面コイル(第1電子素子部)100及び下層の平面コイル(第2電子素子部)100の両導体パターン4が接着層6に対向して接着される。なお、実施例1、2では、エッチングされた導体パターン4を有する平面コイル100を2段積層したが、N段(N≧3)積層しても良い。
<比較例1>
比較例1では、まず、実施例1に示す導体パターン4のエッチング工程以外の工程(図3〜図8参照)を実施することで平面コイル100’を形成した。そして、このように形成した平面コイル100を2枚用意し、実施例1と同様、各平面コイル100’におけるエッチング面を同じ向きにあわせた後、厚さ5μm程度のエポキシ製の接着層6を挟んで加熱真空プレスすることで、積層コイル200’’を形成した(図14参照)。
<比較例2>
比較例2では、比較例2に示す平面コイル100’を2枚用意し、各平面コイル100’のエッチング面を対向させた後、厚さ5μm程度のエポキシ製の接着層6を挟んで真空プレスすることで、積層コイル200’’’を形成した(図15参照)。
B.評価
上述した各実施例、各比較例において形成した積層コイル200〜200’’’を10mmの幅でそれぞれ切断し、各切断面の絶縁層の厚さ(具体的には上下層の近接する導体パターン間の距離)D1〜D4をデジタル顕微鏡(キーエンス社製)を用いて3000倍にて100点分測定した(図10、図13〜図15参照)。
さらに、各実施例、各比較例において形成した積層コイル200〜200’’’を50枚ずつ用意して、上層と下層間に印加する電圧を変化させ、電流値が1mAを越えた電圧を耐圧として耐圧のばらつきを測定した。
これらの結果を表1及び表2並びに図16〜図19に示す。なお、図16〜図19に示すヒストグラムは、横軸にランク名を示し、縦軸にサンプル数を示す。
Figure 0005246461
Figure 0005246461
各表及び各図から明らかなように、実施例1、2の如く導体パターン4をエッチングした場合には、比較例1、2の結果に比して接着層6の厚さばらつき及び耐圧ばらつきも小さく、耐圧も向上することが判明した。これは、真空プレスによって余剰となった接着層6が凹部5aの空間5bに充填されるため(図11参照)、該プレスによる面圧ばらつきが生じたとしても、上層の導体パターン4と下層の導体パターン4との絶縁が確実に担保されるためだと推定される。
以上説明したように、絶縁層の凹部に形成された導体パターンについて、凹部における開口部の内側に上面を有するように所定深さだけエッチングすることで、耐圧ばらつきを抑制するとともに耐圧を向上させることが可能となる。
さらに、接着層を薄く設定することができるため、導体パターンをエッチングせずに積層する比較例1、2に比べて、低背化・薄型化が可能となる。
また、真空プレスによって余剰となった接着層は凹部内の空間に充填されるため、プレスによる面圧ばらつきが生じたとしても、上層の導体パターンと下層の導体パターンとの絶縁が確実に担保される。このため、プレス機のプレス条件のマージンを大きく出来るとともに、基板サイズを大きくしたとしても上層と下層の絶縁が確実に担保されるというメリットがある。
なお、上述した実施例1、2では、上下層ともエッチングされた導体パターン4を有する平面コイル100を配置し、これを積層加圧して積層コイルを形成したが(図10、図11参照)、例えば上層にエッチングされた導体パターン4を有する平面コイル(第1電子素子部)100を配置し、下層にエッチングされていない導体パターン4を有する平面コイル(第2電子素子部)100’を配置し、これを積層加圧して積層コイル(電子素子)を形成しても良い。
本発明に係る平面コイルの要部を示す透視上面図である。 平面コイルを製造する手順の一例を示す工程図である。 平面コイルを製造する手順の一例を示す工程図である。 平面コイルを製造する手順の一例を示す工程図である。 平面コイルを製造する手順の一例を示す工程図である。 平面コイルを製造する手順の一例を示す工程図である。 平面コイルを製造する手順の一例を示す工程図である。 平面コイルを製造する手順の一例を示す工程図である。 平面コイルを製造する手順の一例を示す工程図である。 実施例1に係る積層コイルを製造する手順の一例を示す工程図である。 導体パターンの部分拡大図である。 導体パターンの部分拡大図である。 実施例2に係る積層コイルを製造する手順の一例を示す工程図である。 比較例1に係る積層コイルを製造する手順の一例を示す工程図である。 比較例2に係る積層コイルを製造する手順の一例を示す工程図である。 実施例1に係る耐圧ランクとサンプル数の関係を示すグラフである。 実施例2に係る耐圧ランクとサンプル数の関係を示すグラフである。 比較例1に係る耐圧ランクとサンプル数の関係を示すグラフである。 比較例2に係る耐圧ランクとサンプル数の関係を示すグラフである。
符号の説明
100,100’…平面コイル、1…導電性基板、2…ニッケル層、3…レジスト層、4…導体パターン、5…絶縁シート、5a…凹部、6…接着層、200,200’,200’’,200’’’…積層コイル。

Claims (8)

  1. 凹部を有する絶縁層と、前記凹部内に設けられた導体パターンとを備える第1電子素子部と、
    導体パターンを備える第2電子素子部と、
    前記第1電子素子部と第2電子素子部とを接着する接着層と、
    を有し、
    前記第1電子素子部の導体パターンは、前記接着層に対向して接着されており、かつ、該導体パターンの上面が、前記凹部における開口部の端縁よりも該凹部の底壁側に位置するように形成されており
    前記第1電子素子部の導体パターンと前記第2電子素子部の導体パターンとが対向して配置されている、
    ことを特徴とする電子素子。
  2. 凹部を有する絶縁層と、前記凹部内に設けられた導体パターンとを備える第1電子素子部と、
    導体パターンを備える第2電子素子部と、
    前記第1電子素子部と第2電子素子部とを接着する接着層と、
    を有し、
    前記第1電子素子部の導体パターンは、前記接着層に対向して接着されており、
    前記凹部には、該導体パターンの上面を底壁とする溝が形成されており
    前記第1電子素子部の導体パターンと前記第2電子素子部の導体パターンとが対向して配置されている、
    ことを特徴とする電子素子。
  3. 前記開口部の端縁と前記導体パターンの上面との距離が1〜20μmである、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子素子。
  4. 前記導体パターンの上面の中央部が前記凹部の底側へ窪んだ形状を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子素子。
  5. 前記第2電子素子部は、凹部を有する絶縁層と、前記凹部における開口部の内側に上面を有する前記凹部内に設けられた導体パターンとを備える、
    ことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の電子素子。
  6. 凹部を有する絶縁層と、前記凹部内に設けられた導体パターンとを備える第1電子素子部と、
    導体パターンを備える第2電子素子部と、
    前記第1電子素子部と第2電子素子部とを接着する接着層と、
    を有し、
    前記第1電子素子部の導体パターンは、前記接着層に対向して接着されており、かつ、該導体パターンの上面が、前記凹部における開口部の端縁よりも該凹部の底壁側に位置するように形成されており
    前記第1電子素子部の導体パターンと前記第2電子素子部の導体パターンとが対向して配置されている、
    電子素子を内蔵する基板。
  7. 転写用基板上に導体パターンを形成する導体パターン形成工程と、
    前記導体パターンを覆う絶縁層を形成する絶縁層形成工程と、
    前記転写用基板を剥離する剥離工程と、
    前記剥離工程で露出した前記導体パターンの表面をエッチングするエッチング工程と、
    前記エッチング工程の後に得られる第1電子素子部と、導体パターンとを備える第2電子素子部とを、接着層を介して接着する接着工程と、
    を備え、
    前記接着工程においては、前記第1電子素子の導体パターンを前記接着層に対向して接着且つ、前記第1電子素子部の導体パターンと前記第2電子素子部の導体パターンとを対向して接着する、
    ことを特徴とする電子素子の製造方法。
  8. 前記第2電子素子は、前記第1電子素子と同じ工程で作成される、
    ことを特徴とする請求項に記載の電子素子の製造方法。
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