JP5598773B2 - 車両用ベゼル取付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体に形成された孔への円環状のベゼルの取付け構造に関する。
電気自動車やプラグインハイブリッドカーの充電コネクタ、ガソリン自動車の給油口、またはフォグランプ等を設けるために、車体には孔があけられている。このような孔には、ベゼルと呼ばれる受け座が備えられる場合がある。
例えば、特許文献1には、車体に形成された取付孔よりも外径の大きなフランジ部が前面部に設けられ、このフランジ部よりも後方の上下外周面に弾性を有する係止爪とブロック形状の固定爪とが備えられたフォグランプベゼルが開示されている。かかるフォグランプベゼルは、弾性を有する係止爪とブロック形状の固定爪とを車体の取付孔の周縁部に係止させてフロントバンパーに固定される。そのため、ブラケットやスクリュを必要とせず、取付け作業を簡単かつ迅速に行うことができ、部品点数も削減することができる。
特開平6−270736号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術のように、ベゼルの爪部(係止爪、固定爪)を車体に形成された孔(取付孔)に係止させる場合、フランジ部の先端が孔の端部と係止の際に擦れあい傷が付くおそれがある。フランジ部の先端に傷が付くと、外観が悪くなるため商品性が低下してしまう。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、ベゼルを車体に形成された孔に取り付ける際に、フランジ部の先端が孔の端部に接触して傷付くのを抑制できる車両用ベゼル取付け構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、車体に形成された孔への円環状のベゼルの取付け構造であって、前記ベゼルは、前記孔に挿入される本体部と、前記孔の縁を外部から覆う円環状のフランジ部とを備え、前記本体部の外周面には、複数の爪部が突設されており、前記複数の爪部のうち前記ベゼルの一側の1つの爪部を前記孔の縁の裏側に差し入れた後に、前記ベゼルの他の爪部を前記縁の他側に係止するものにおいて、前記孔の縁は、基礎円に沿った円弧部分と、前記1つの爪部に対応する位置で前記基礎円に対して径方向外方に切り欠かれた凹部分と、前記凹部分の範囲内で径方向内方に突出した突出片を形成する突出部分とを含み前記ベゼルが前記孔に取り付けられる際、前記1つの爪部に隣接した前記フランジ部の先端で押されて、前記突出片が弾性変形可能であることを特徴とする
かかるベゼルは、フランジ部の裏面と前記1つの爪部に車体に形成された孔の縁(または前記孔の裏側に配置されたケーシングの縁部)を挟持させるように、この孔にベゼルの一側から斜めに傾けた状態で差し入れられる。そして、この斜めに傾けた状態から孔と略水平になるように、ベゼルの他側(前記1つの爪部と反対側)を段階的に回転させることで、ベゼルが孔に取り付けられる。
本発明では、孔の凹部分の範囲内で径方向内方に突出した突出片が形成され、この突出片が、フランジ部の裏面と前記1つの爪部との間で挟持させるように、ベゼルの一側の前記1つの爪部が孔に差し入れられる。そして、この斜めに傾けた状態から孔と略水平になるようにベゼルの他側を段階的に回転させると、前記1つの爪部に隣接したフランジ部の先端で押され、前記突出片が弾性変形する。この弾性変形は、ベゼルの他側を所定の角度以上に回転させるまで継続する。ベゼルの他側を所定の角度以上に回転させると、突出片が一気にフランジ部の裏側に入り込みその弾性変形が解除される。よって、上記構成によれば、フランジ部の先端の擦れあいを低減しつつ、前記1つの爪部を孔に嵌合させることができ、フランジ部の先端の傷つきを抑制できる。
本発明において、上記突出部分(突出片)が円弧状であるとよい。これにより、突出片の弾性と剛性のバランスを取ることができる。剛性が高すぎると、上記ベゼルの他側を回転させる過程で突出片の弾性変形量が不足し、フランジ部の先端に傷が付くことを抑制できない。一方、剛性が低すぎると、この突出片が破損する虞がある。
本発明の好適な態様では、上記孔が車体のバンパーに形成されている。このような配置は、特に、電気自動車やプラグインハイブリッドカーの充電コネクタのベゼルに好適である。
本発明によれば、ベゼルを車体に形成された孔に取り付ける際に、フランジ部の先端が孔の縁に接触して傷付くのを抑制できる、車両用ベゼル取付構造を提供可能である。
本発明実施形態に係るベゼル取付構造が適用される充電コネクタを備えた車両を示す斜視図(a)および充電コネクタの拡大図(b)である。 本発明実施形態に係るベゼルを示す外観図(a)、A−A断面図(b)、および、右側面図(c)である。 本発明実施形態に係るベゼルが取り付けられる孔を示す図(a)、および、比較例に係る孔を示す図(b)である。 本発明実施形態に係る孔へのベゼルの取付けを示す図である。 図4の取付け過程を詳細に示した図である。 比較例に係る孔へのベゼルの取付け過程を詳細に示した図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1(a)は、本発明実施形態に係るベゼル取付構造が適用される充電コネクタを備えた車両を後方から見た斜視図であり、図1(b)は充電コネクタ付近の拡大図である。なお、図1(b)では、便宜上、リヤバンパー104を2点鎖線で示している。
図1(a)に示すように、電気自動車やプラグインハイブリッドカーである車両(以下、自動車102と称する)には、車載バッテリー(不図示)を充電するための充電コネクタ124を備えている。ここでは、充電コネクタ124は、リヤバンパー104に形成された孔106に設けられている。
図1(b)に示すように、充電コネクタ124は、そのケーシング126内部にコネクタ接続部128を有する。コネクタ接続部128は、外部の充電用ケーブルのプラグが挿入されるいわゆる端子(ターミナル)である。コネクタ接続部128は、内蓋130によって被覆される。この内蓋130を設けることで、雨水等から好適にコネクタ接続部128を保護することが可能となる。内蓋130の外側には、円環状のベゼル114とその開口を塞ぐ外蓋132が設けられる。
上記ベゼル114は受け座であって、ケーシング126、コネクタ接続部128、内蓋130および外蓋132を組み合わせた複合体(いわゆるコンプ)を構築してから、この複合体を、図3(a)に示す孔106に取り付ける役割を担う。詳細については、図4〜図6と併せて後述する。
図2(a)は、ベゼル114を示す外観図であり、図2(b)はそのA−A断面図、図2(c)は右側面図(c)である。図2(a)に示すように、ベゼル114は、リヤバンパー104の孔106の外表面を覆うフランジ部114aと、孔106の内部に嵌入される本体部114bとを備え、樹脂製材料により形成される。
図2(b)に示すように、左側に位置したベゼル114の本体部114bには爪部116が突設されている。そして、その反対側(右側)の本体部114bには弾性変形して退没可能な係止部材122aが形成され、係止部122を構成している。
上記の爪部116は、内側が傾斜することによって、根元に近付くほどフランジ部114aの裏面との距離が狭まる形状をしている。なお、爪部116に隣接したフランジ部114aの先端は、図2(a)の範囲Xに位置し、車両完成時において視認される。そのため、傷が付いてしまうと商品性が低下する。
図2(c)に示すように、ベゼル114の上下各側の本体部114bには、孔106の上縁、下縁と嵌合する溝部118a、118bが設けられている。溝部118a、118bの背面側には、孔106の上縁、下縁をこの溝部118a、118bに嵌合するように案内する傾斜面120a、120bが設けられる。傾斜面120a、120bは、背面側にゆくほど低くなっている。
図3(a)は、本発明実施形態に係る孔106の外観図であり、図3(b)は、比較例の孔206を示す外観図である。図3(a)に示すように、孔106は基礎円に沿った円弧部分108と、基礎円に対して部分的に外側(左側)に切り欠かれた凹部分110とから基本的に画成されている。さらに、この凹部分110から孔106の内側に向かって突出する突出片112によって突出部分112aが形成されている。
突出片112は、片持ちであることから、撓みやすい性質を有する。すなわち、所定の外力が加えられると、弾性変形可能である。しかし、この突出片112が、あまりにも剛性に欠ける場合には、これが破損するおそれがある。一方、当然ではあるが、弾性が高すぎると、突出片112がほとんど弾性変形しないこととなる。
そこで、本実施形態では、突出片112の突出部分112aを円弧状に設定している。突出部分112aを円弧状に形成することで、弾性と剛性の最適なバランスを取ることができる。なお、突出部分112aを円弧状に形成することはあくまで好ましい例であって、矩形状等、他の形状に形成してもよい。
一方、図3(b)に示す比較例の孔206は、円弧部分208と凹部分210が形成されているものの、本実施形態の孔106の突出部分112a(突出片112)に相当する構成は備えていない。以下、図4〜図6を参照しながら、本実施形態の孔106と比較例としての孔206について対比しつつ、本実施形態が奏する効果について説明する。
図4は、図3(a)の孔106へのベゼル114の取り付け過程を示す図である。図4に示すように、ベゼル114は、フランジ部114aの裏面と爪部116との間にリヤバンパー104の突出片112と、充電コネクタ124のケーシング126の合計の厚みを挟持させるように、孔106に対して斜めに傾けた状態で矢印a1の方向に差し入れられる(第1ステップ)。そして、この斜めに傾けた状態から、孔106と略水平になるまで、係止部122が形成されたベゼル114の他側を、矢印a2の方向に段階的に回転させる(第2ステップ)。
このように、爪部116を略回転中心とし、ベゼル114の他側を矢印a2の方向に段階的に回転させるのは、回転の途中で傾斜面120a、120b(図2(c)参照)に、円弧部分108である孔106の上縁、下縁を案内させるためである。上記によれば、傾斜面120a、120bが直線的に孔106の上縁、下縁に進入するため、これらを溝部118a、118bに好適に嵌合させることができる。
図5は、図4の取付け過程を詳細に示した図であって、上記第2ステップのベゼル114を矢印a2の方向に段階的に回転させる過程を、図5(a)〜図5(d)に経時的に図示している。なお、図5(a)〜(d)において、孔106の凹部分110の底面の位置を基準線Yで示している。
図5(a)では、上記第1ステップにて突出片112およびケーシング126を挟持させるように爪部116が差し入れられた状態を図示している。この状態から、作業者は、爪部116の先端の方向にベゼル114を押し当てながら、ベゼル114の他側を矢印a2の方向に回転させる。
上述したように、本実施形態では爪部116の内側が傾斜していて、爪部116の根元に近付くほどフランジ部114aの裏面と爪部116との間の距離が狭まるようになっている。したがって、上記のようにベゼル114を押し当てながら回転させると、不動のケーシング126の裏側に爪部116が、より深く進入することによって、爪部116は相対的に車両前方側(図5の上方)に移動する。これにより、フランジ部114aの先端が突出片112を押すこととなる。
図5(b)に示すように、フランジ部114aの先端に押されて、突出片112は弾性変形する(撓む)。ベゼル114の他側を矢印a2の方向へ回転させるにしたがって、フランジ部114aがより突出片112(図5中基準線Yより右側)に押し付けられ、突出片112がさらに撓んで弾性変形が拡大していく。
突出片112の弾性変形は、ベゼル114の他側を矢印a2の方向へ所定の角度以上に回転させるまで継続する。そして、図5(c)に示すように、ベゼル114の他側を所定の角度以上に回転させると、一気に爪部116がケーシング126の裏側に進入して、フランジ部114aによる突出片112の弾性変形が解除される。
本実施形態の特徴は、突出片112が弾性変形している間は、フランジ部114aの先端と突出片112との互いの相対的な位置が変化しないことである。つまりフランジ部114aの先端と突出片112とは互いに擦れあわず、突出片112が弾性変形するのみとなり、フランジ部114aの先端に傷が付くことはない。弾性変形が解除される際には、ベゼル114の中心線M1と、孔106の中心線M2とのなす角度(挿入角度)が浅くなっていて、一気にフランジ部114aが突出片112を覆うことから、フランジ部114aの先端が擦れて傷付くのを防止できる。
図5(d)に示すように、ベゼル114の他側を矢印a2の方向へ回転させる最終段階では、係止部材122aを弾性変形させて後退させ、孔106の縁部を係止部122に係止させる。これにより、視認され得る範囲Xに位置するフランジ部114aにほぼ傷を付けることなく、リヤバンパー104の孔106へのベゼル114(ケーシング126)の取付が完了する。
以下では、比較例として、図3(b)に示した孔206にベゼル114を取り付ける過程について図6(a)〜図6(d)により説明する。かかる孔206への取付も、上述した第1ステップおよび第2ステップの手順で実施される。
図6(a)では、第1ステップにて凹部分210およびケーシング126を挟持させるように爪部116が差し入れられた状態を図示している。この状態から、前記同様に、ベゼル114の他側が矢印a2の方向へ回転させられるが、比較例では、ベゼル114のフランジ部114aで押されても、凹部分210(孔206の端部)が弾性変形しない。したがって、フランジ部114aを凹部分210に押し当てながらベゼル114の他側を矢印a2の方向へ回転させると、フランジ部114aの先端が、孔206の端部と擦れあいながら内側へと移動する(図6(b)中、図6(a)からのフランジ部114aの移動量をL1として示す)。
ベゼル114の他側を矢印a2の方向へ回転させるほど、フランジ部114a先端は孔206の端部と擦れあいながら内側へと移動する。そのため、爪部116がケーシング126の裏側に完全に進入する図6(c)の状態に到るまでに、フランジ部114aの縁に傷が付いてしまうおそれがある(図6(c)中、図6(a)からのフランジ部114aの移動量をL2として示す)。
したがって、図6(d)に示すように、ベゼル114の他側を矢印a2の方向へ回転させる最終段階で係止部122の係止により、孔206へのベゼル114の取付が完了するが、比較例では、視認され得る範囲Xに位置するフランジ部114aの先端に傷が付いてしまい、商品性が低下してしまう。
以上、上述した比較例と対比すれば理解されるように、本実施形態にかかる車両用ベゼル取付構造によれば、ベゼル114を孔106に取り付ける際に、フランジ部114aの先端が孔106の端部に接触して傷が付くことを抑制できる。よって、外観が悪くなり、商品性が低下することを防止できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。例えば、上記実施形態では、車両用ベゼル取付構造を充電コネクタ124に適用する場合について説明したが、他の車両部位に適用することも当然可能である。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車体に形成された孔と、この孔の縁に取り付けられる円環状のベゼルとを有する車両用ベゼル取付構造に利用することができる。
102 自動車
104 リヤバンパー
106、206 孔
108、208 円弧部分
110、210 凹部分
112 突出片
112a 突出部分
114 ベゼル
114a フランジ部
114b 本体部
116 爪部(1つの爪部)
118a、118b 溝部
120a、120b 傾斜面
122 係止部(他の爪部)
122a 係止部材
124 充電コネクタ
126 ケーシング
128 コネクタ接続部
130 内蓋
132 外蓋

Claims (3)

  1. 車体に形成された孔への円環状のベゼルの取付け構造であって、
    前記ベゼルは、前記孔に挿入される本体部と、前記孔の縁を外部から覆う円環状のフランジ部とを備え、前記本体部の外周面には、複数の爪部が突設されており、前記複数の爪部のうち前記ベゼルの一側の1つの爪部を前記孔の縁の裏側に差し入れた後に、前記ベゼルの他の爪部を前記縁の他側に係止するものにおいて、
    前記孔の縁は、基礎円に沿った円弧部分と、前記1つの爪部に対応する位置で前記基礎円に対して径方向外方に切り欠かれた凹部分と、前記凹部分の範囲内で径方向内方に突出した突出片を形成する突出部分とを含み前記ベゼルが前記孔に取り付けられる際、前記1つの爪部に隣接した前記フランジ部の先端で押されて、前記突出片が弾性変形可能であることを特徴とする車両用ベゼルの取付け構造。
  2. 前記突出部分が円弧状であることを特徴とする請求項1に記載の車両用ベゼル取付け構造。
  3. 前記突出片の裏側に車載部品のケーシングが配置され、前記1つの爪部は、前記ケーシングの裏側に係止されることで、前記フランジ部の裏面と前記1つの爪部との間で、前記突出片と前記ケーシングとが挟持されることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ベゼル取付け構造。
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