JP6202342B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
ここで、リテーナの一形態として、電線挿通孔を有しハウジングの後面に当接される本体板と、同本体板の周縁から突出形成されハウジングの後部の外周面に設けられた被ロック部に弾性的に係止する複数のロック片を備えたものが提案されている。ハウジングの後面側の省スペース化等を意図している。
本明細書によって開示されるコネクタは、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、リテーナの装着作業の容易性を確保した上で、装着後における同リテーナの回転方向のがたつきを防止するところにある。
ただし、嵌合壁を端子収容室に正規に嵌めるには、リテーナの回転方向の位置決めが必要であって装着作業に手間取る可能性があるが、装着の初めにロック片の先端を一対のガイドリブに臨ませることで位置決めでき、引き続きガイドリブに沿って押し込むことで、嵌合壁を自ずから端子収容室に嵌合できる。また、リテーナが押し込まれてロックされたときには、ロック片が一対のガイドリブで挟まれた状態にあるから、これもリテーナの回転方向のがたつき防止に有効となる。
結果、リテーナの装着作業の容易性を確保した上で、装着後における同リテーナの回転方向のがたつきを防止でき、ひいてはロックの外れを防止することができる。
(1)前記端子収容室の後端部にはゴム栓が嵌着されるゴム栓収容部が設けられ、前記嵌合壁の突出面が前記ゴム栓の後面に当接する。ゴム栓により個室防水が図られたものにおいて、嵌合壁がゴム栓押さえに兼用される。
(3)当該コネクタが、ガン状ケースの先端に装着されて車両に設けられた車両側コネクタに嵌合される充電用コネクタである。
実施形態を図1ないし図12に基づいて説明する。この実施形態では充電用コネクタCを例示しており、ガン状ケース(図示せず)の先端に装着されて、車両に設けられた車両側コネクタに嵌合されるようになっている。
充電用コネクタC(以下、コネクタC)は、図1及び図2に示すように、電線Wの端末に接続された端子金具10(図10参照)が後方から挿入されて収容されるハウジング20と、ハウジング20の後面に装着されて端子金具10を抜け止めするリテーナ50と、を備えて構成されている。
端子金具10は、パワー端子、アース端子及び信号用端子からなり、種類によって径寸法等を異にする場合があるが、上記の基本的な構造は同様である。
各端子収容筒22の内部には、前後方向に貫通した形態の端子収容室25が形成されている。端子収容室25は、図2に示すように、後半側が若干拡径された段差状に形成されている。
フランジ31の前面には、ハウジング本体21の外周との間に所定間隔を開けて前面開口の筒形をなすフード部32が形成されている。フード部32の外形は、フランジ31よりも一回り小さい弦切円形状に形成されており、図2に示すように、フード部32の開口縁は、ハウジング本体21の前面よりも所定寸法前方に突出している。
リテーナ50は、ハウジング20における取付筒35の後面開口を塞ぎつつハウジング本体21の後面に当接する本体板51と、本体板51の周縁に設けられたロック片55とを備えて構成されている。
中段における背面視右端の電線挿通孔52Mでは、その右側面側に、同電線挿通孔52Mの直径と同幅の導入溝53Mが、本体板51の右縁に開口して形成されている。
中段の中央の電線挿通孔52Mでは、その左側面側に、同電線挿通孔52Mの直径と同幅の導入溝54が、本体板51の左縁に開口して形成されている。したがって、中段における背面視左端の電線挿通孔52(図5に鎖線で図示)は、実質的に導入溝54の途中位置に設けられていることになる。
ロック片55は、リテーナ取付部40におけるロック突部42が設けられた外周面40Aの曲面形状に倣って、幅方向に湾曲した形状とされており、同ロック片55には、ロック突部42が嵌る係止溝56が形成されている。
そのため、図1ないし図3に示すように、ハウジング本体21を構成する7本の端子収容筒22の後端面には、円周の一部(端子収容筒22によって角度範囲は異なる)から、円弧形をなす延出壁22Aが後方に向けて所定長さ(リテーナ50の本体板51の厚さよりも短い寸法)延出形成されている。一部の延出壁22A同士は、補強等のために連結されている。
コネクタCは以下のような手順で組み立てられる。電線Wの端末に、所定の端子金具10とゴム栓15とが装着される。次に、電線Wの端末に装着された端子金具10とゴム栓15とが、ハウジング20に設けられた対応する端子収容室25に後方から挿入される。図10に示すように、端子金具10のフランジ11が段差部26に当たる正規位置まで挿入されたら、端子金具10の端子接続部12が、端子収容室25における接続部収容部27に収容され、ゴム栓15が、ゴム栓収容部28に緊密に嵌着された状態となる。
また、嵌合溝60の内側において電線挿通孔52の孔縁に沿うように位置する円弧形部62の前端面が、ゴム栓収容部28に収容されたゴム栓15の後端面に対向し、ゴム栓15さらには端子金具10が後方に抜けることを防止する。
充電作業時には、ガン状ケースの先端に設けられたコネクタCが、車両のパネルに開口された差込口を通して、相手の車両側コネクタと嵌合される。
すなわち、リテーナ50の装着作業の容易性を確保した上で、装着後における同リテーナ50の回転方向のがたつきを防止でき、ひいてはロックの外れを防止することができる。
リテーナ50の各電線挿通孔52は、導入溝53,54により本体板51の周縁に開口した形態で形成されているから、電線Wを径方向から電線挿通孔52に挿通できる。そのためハウジング20に端子金具10を挿入した後から、リテーナ50をハウジング20の後面に装着することができ、リテーナ50を電線Wに先通ししておく必要が無くて、コネクタCの組み立てに際して利便性に優れたものとなる。
本明細書で開示される技術は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も含まれる。
(1)上記実施形態では、端子収容室の後端に形成された延出壁と、リテーナの嵌合溝との嵌合箇所が、端子収容室の数だけ設定されていたが、嵌合箇所は少なくとも2箇所において設定されていればよい。嵌合箇所が1箇所のみであると、リテーナの回転方向のがたつきを阻止し得ないが、2箇所以上であれば同回転方向のがたつきを防止できる。
(2)上記実施形態とは逆に、端子収容室の後端に延出壁を設けることなく、リテーナにおける電線挿通孔の孔縁部に嵌合壁を形成し、当該嵌合壁を端子収容室の後端部内に嵌合する構造としてもよい。
(4)上記実施形態では充電用コネクタを例示したが、端子金具が収容されるハウジングの後面に、端子金具の抜け止め用のリテーナが装着される構造のコネクタ全般に広く適用することができる。
10…端子金具
15…ゴム栓
20…ハウジング
22…端子収容筒
22A…延出壁
25…端子収容室
28…ゴム栓収容部
35…取付筒
40…リテーナ取付部
40A…(リテーナ取付部40の)外周面
42…ロック突部(被ロック部)
47…ガイドリブ
50…リテーナ
51…本体板
52,52U,52M,52D…電線挿入溝
53,53U,53M,53D,54…導入溝
55…ロック片
56…係止溝
60…嵌合溝
62…円弧形部(嵌合壁)
Claims (4)
- 複数の端子収容筒を備え、前記複数の端子収容筒の内部に複数の端子収容室が形成され、前記複数の端子収容筒の後端面に円弧形をなす複数の延出壁が後方に向けて延出形成されており、電線の端末に接続された複数の端子金具が前記複数の端子収容室に後方から挿入されるハウジングと、
前記電線が挿通される複数の電線挿通孔を有し前記端子金具を抜け止めするべく前記ハウジングの後面に当接される本体板と、同本体板の周縁から突出形成され前記ハウジングの後部の外周面に設けられた被ロック部に弾性的に係止する複数のロック片と、からなるリテーナと、が備えられたコネクタであって、
前記本体板の前面には、前記複数の延出壁を嵌めて逃がす円弧形をなす複数の嵌合溝が形成され、前記嵌合溝の内側において前記電線挿通孔の孔縁に沿うように位置する円弧形部が、対向する前記端子収容室の後端部内に嵌合される嵌合壁とされているとともに、
前記ハウジングの外周面における前記被ロック部の両側には、前記ロック片の進入を案内する一対のガイドリブが設けられているコネクタ。 - 前記端子収容室の後端部にはゴム栓が嵌着されるゴム栓収容部が設けられ、前記嵌合壁の突出面が前記ゴム栓の後面に当接する請求項1に記載のコネクタ。
- 前記リテーナの前記電線挿通孔は、前記本体板の周縁に開口した形態で形成されている請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
- 当該コネクタが、ガン状ケースの先端に装着されて車両に設けられた車両側コネクタに嵌合される充電用コネクタである請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ。
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