JP4748054B2 - コネクタ - Google Patents

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本発明は、互いに嵌合される雄雌一対のハウジングを備えたコネクタに関する。
防水コネクタの一般的な構造は、雄端子を収容する雄ハウジングが、同雄端子の先端のタブを臨ませる小フード部を有する形状とされる一方、雌ハウジングは、雌端子を収容する端子収容部の回りに大フード部が形成された形状となっている。そして両ハウジングは、雌ハウジングの端子収容部を相手の小フード部の内側に、また大フード部を同小フード部の外側に嵌合しつつ組み付けられ、小フード部と大フード部との間に設けられたロック機構部により嵌合状態にロックされるとともに、端子収容部の基端側の外周に嵌着されたシールリングを、相手の小フード部の内周面との間で弾性的に挟持することによって、両ハウジング間のシールが取られるようになっている。
この種の防水コネクタでは、上記のように両ハウジングの間にシールリングが介在されているため、その弾力が利用されてがたつき難い構造とは言えるが、それでも高振動を受けやすい場所に設置される等の条件によっては、なおがたつきが生じるおそれがある。
そのため従来では、特許文献1に記載されたように、小フード部の外周面に、前後方向を向いたがた詰めリブを突設し、このがた詰めリブを相手の大フード部の内周面との間で圧潰することにより、がたつきを低減するようにしている。
特開2004−134187公報
しかしながらこの種の防水コネクタでは、両ハウジングを嵌合状態にロックするためのロックアーム等からなるロック機構部が、雄ハウジングの小フード部と雌ハウジングの大フード部との間に設けられているため、上記した従来のがた詰め手段では、小フード部の外周面のうちの少なくともロック機構部が設けられる側の面では、がた詰めリブが設定できず、端的には、全周からがた詰めをすることができなくて、なおがた詰め機能に劣る嫌いがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、ハウジング間のがた詰め機能をさらに高めるところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、前方に開口した小フード部を有し、雄端子が前記小フード部内に突出した状態で収容される雄ハウジングと、雌端子が内部に収容れる端子収容部の外周側に、フード部が設けられた雌ハウジングと、前記雌ハウジングの端子収容部が前記小フード部の内周側に嵌合し、前記大フード部が前記小フード部の外周側に嵌合した姿勢で前記両ハウジングを嵌合状態にロックするック機構部と、記雌ハウジングの端子収容部の外周面と、これと対向した前記雄ハウジングの小フード部の内周面との間で圧潰される前後方向を向いたがた詰めリブと、を備えたコネクタにおいて、前記端子収容部と前記小フード部との間には、前記ロック機構部を設けることなく前記がた詰めリブが全周にわたって設定されている一方、前記小フード部と前記大フード部との間に前記ロック機構部を設けた構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記がた詰めリブが断面山形に形成される一方、相手の周面には前記がた詰めリブが嵌る嵌合溝が形成され、かつ、この嵌合溝の開口縁の方が前記がた詰めリブの裾部よりも幅狭に形成されており、前記がた詰めリブは、両側の裾部を前記嵌合溝の両開口縁に押し付けられる構成となっているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記雌ハウジングの端子収容部は、雌端子が収容されるタワー部の先端部に、キャップ形の前壁部材が嵌着された構造になり、この前壁部材の外周面に、前記がた詰めリブが形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
がた詰めリブが、雌ハウジングの端子収容部と雄ハウジングの小フード部との間に設けられており、そのため雄雌の端子金具が嵌合接続された位置から近い位置で振動防止が図られるから、雄雌の端子金具間の摺動摩耗等を有効に防止できる。また、雌ハウジングの端子収容部と雄ハウジングの小フード部との間には、通常ロック手段等の格別の手段は設けられないから、がた詰めリブを全周にわたって設定可能であり、全周から満遍なくがた詰めを行うことができる。
<請求項2の発明>
がた詰めリブの両裾部と、嵌合溝の対応する開口縁同士が互いに潰し合うことで、がた詰めが行われる。リブが嵌合溝内に嵌ることで、回動方向の位置ずれ規制により有効となる。また、各リブごとに2箇所ずつでがた詰めが行われることになるから、がた詰め機能により優れたものになる。
<請求項3の発明>
端子収容部がいわゆる2ピースとなっているものについても、同様に適用することができる。
<実施形態>
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図5に基づいて説明する。
この実施形態では機器直結型の防水コネクタを例示しており、図1に示すように、互いに嵌合される雄ハウジング10と雌ハウジング40とを備えている。なお以下では、それぞれの嵌合面側を前面側として説明する。
雄ハウジング10は、合成樹脂製の機器ケース11における縦向きの壁面12から一体的に突設された小フード部14を備えている。この小フード部14は、図2にも示すように、断面形状がやや横長の方形で角に丸みを付けた前面開口の筒形に形成され、その内周面は、奥側が縮径部15Aで、傾斜部15Bを挟んで開口側が拡径部15Cとされた段付き状に形成されている。小フード部14の外周面には、その上面に、前後方向を向いた左右2本の保護壁17が立てられ、両保護壁17の間に、後記する雌ハウジング40のロックアーム45と係合するロック突部18が形成されている。また、小フード部14の外周面における左右の側面の下端部寄りの位置と、下面の右端の位置とには、それぞれ相手の雌ハウジング40との嵌合を案内する(こじり防止)ための同じく前後方向を向いた都合3本のガイド壁19が全長にわたって形成されている。
雄ハウジング10には、導電性に優れた金属材からなる2本の雄端子20が装着され、各雄端子20の一端のタブ21が、小フード部14の奥面から左右に間隔を開けて並んだ状態で突設されている。各タブ21の先端は、縮径部15Aと傾斜部15Bとのほぼ境の位置まで突出している。
雌ハウジング40は、ともに合成樹脂製になるハウジング本体41と、前壁部材60とから構成され、電線Wの端末に接続された雌端子30が2本収容されるようになっている。雌端子30は、導電性に優れた金属板をプレス成形して形成されており、相手の雄端子20のタブ21が挿入される角筒形の接続部31を有し、後端に設けられたバレル部32が、防水用のゴム栓33ともども電線Wの端末にかしめ圧着されている。なお、接続部31内には、タブ21に弾接する弾性接触片31Aが配されている。
雌ハウジング40のハウジング本体41は、タワー部42の回りに大フード部43が形成された形状である。大フード部43は、図3にも示すように、上記した雄ハウジング10の小フード部14の外周側にほぼ緊密に嵌合される前面開口の筒形に形成されている。ただし上面については背の低いアーチ部44が形成され、同アーチ部44内に、雄ハウジング10側の両保護壁17を含めたロック突部18の形成領域が嵌合可能となっている。
アーチ部44内には、ロックアーム45が形成されている。このロックアーム45は、後端側の支点部46がタワー部42の後端部に連結されることで、前方を向いた片持ち状に支持され、支点部46を中心として先端側が上下方向に弾性変位可能となっている。このロックアーム45の先端部に、雌ハウジング40のロック突部18が嵌合可能なロック孔47が開口されている。
また、大フード部43の内周面には、その左右の側面の下端部寄りの位置と、下面の左端の位置において、上記した雌ハウジング40のガイド壁19を嵌合するガイド溝49が、前縁から切り込み形成されている。
一方、ハウジング本体41のタワー部42は、雄ハウジング10の小フード部14における縮径部15Aよりも一回り小さい断面形状で、かつ先端面が大フード部43の開口縁よりも所定寸法後退した位置にある。
タワー部42内には、雌端子30が収容される2本のキャビティ50が、相手の雄ハウジング10側の雄端子20と同じピッチで左右に並んで形成されている。各キャビティ50は前後方向に貫通して形成され、雌端子30における接続部31の前端から少し後退した位置から、ゴム栓33までを収容可能となっている。キャビティ50の天井面には、雌端子30の接続部31の上面に形成された前側係止部35に弾性的に係止するランス52が設けられている。
タワー部42の前面には、ハウジング本体41とは別体に形成された前壁部材60が嵌着されている。前壁部材60は、タワー部42の前面に当接される厚肉の前壁部61の後面の周縁部から、タワー部42における前端側の半分強の外周面を覆う筒部62が突設された形状となっており、筒部62は、相手の雄ハウジング10の縮径部15A内にほぼ緊密に嵌合される断面形状となっている。
前壁部61の後面側には、雌端子30の接続部31の前端部分を収容するべく補助キャビティ64が、タワー部42の各キャビティ50と整合する位置において形成されているとともに、前面側には、雄端子20のタブ21が挿入可能な端子挿入口65が、補助キャビティ64に連通して形成されている。
前壁部材60は、筒部62の内周面に突設された係止突部66を、タワー部42の外周面に周設された係止溝67に嵌めることで、タワー部42の前端側の外周に一体的に嵌着され、このとき前壁部材60の前壁部61の前面が、大フード部43の開口縁の位置とほぼ一致するとともに、前壁部材60の補助キャビティ64が、タワー部42のキャビティ50の前面開口と整合するようになっている。このタワー部42と前壁部材60とによって、本発明の端子収容部70が形成されている。
雌端子30は、キャビティ50の後面側からランス52を弾性変位させつつ同キャビティ50と補助キャビティ64とにわたって挿入され、接続部31の前面が前壁部61に当たったところで挿入が停止され、併せてランス52が復元変位して前側係止部35に係止することで一次係止される。そして、タワー部42に横差しされたリテーナ72が、接続部31の上面の後縁に突設された後側係止部36に係止することで、雌端子30が二重係止されるようになっている。
なお、タワー部42の基端側の外周面には、相手の雄ハウジング10の小フード部14における拡径部15Cとの間で弾縮されるパッキン74が嵌着されるようになっており、上記した前壁部材60は、このパッキン74の抜け止めを果たす機能を兼ねている。
さて、上記した前壁部材60の筒部62の外周面には、前後方向を向いたがた詰めリブ75が形成されている。がた詰めリブ75は詳細には、図3に示すように、頂上が尖った断面山形に形成されており、上記した筒部62の上下左右の4面において、各面の幅をほぼ3等分する位置ごとに2本ずつ、都合8本形成されている。各がた詰めリブ75は、筒部62の前縁から全長のほぼ1/2にわたる長さだけ奥側に延びて形成され、がた詰めリブ75の前面は、後方に向けて上り勾配となったガイド面76となっている。
一方、雄ハウジング10の小フード部14における縮径部15Aの内周面には、上記した各がた詰めリブ75が嵌る前後方向を向いた嵌合溝25が、がた詰めリブ75の形成位置と対応した位置ごとに、都合8本形成されている。嵌合溝25は、縮径部15Aの全長にわたって形成されている。嵌合溝25は、奥側に向けて次第に幅狭となった台形断面に形成されているが、特に嵌合溝25の開口縁25Aの幅Aが、上記したがた詰めリブ75の裾部75A(厳密には裾よりも少し上方位置)の幅Bよりも小さく設定されている。
なお、雌ハウジング40における大フード部43の内周面にも、前後方向を向いた補助的ながた詰めリブ78(以下、補助リブ78という)が、ほぼ全長にわたって形成されている。詳細には、大フード部43の内周面における下面のほぼ中央部の1箇所と、アーチ部44の内面の両隅部の2箇所とに、それぞれ大きめのほぼ半円形断面の補助リブ78Aが形成されている。また、大フード部43の内周面における左右の側面に形成されたガイド溝49では、上下両面と奥面との都合3箇所ずつと、下面に形成されたガイド溝49では、対向した左右両面の2箇所において、それぞれ小さめのほぼ半円形断面の補助リブ78Bが形成されている。
続いて、本実施形態の作用を説明する。
雌ハウジング40側の組み付けは、以下のようにして行われる。ハウジング本体41のタワー部42の基端にパッキン74が嵌着され、そののちタワー部42の前端部に前壁部材60が嵌着されて一体結合される。リテーナ72は、係止部がキャビティ50の側方に退避した退避位置に仮保持された状態とされる。この状態から、電線Wの端末に接続された雌端子30が対応するキャビティ50に後方から挿入され、前壁部材60の前壁部61に当たったところで挿入が停止されてランス52により一次係止され、併せてキャビティ50の入口がゴム栓33でシールされる。続いて、リテーナ72を係止位置に押し込むことで、雌端子30が二重係止される。
このように組み付けられた雌ハウジング40が、図1の矢線に示すように、相手の雄ハウジング10に向けて嵌合される。雌ハウジング40は、両側面と下面のガイド溝49を、雄ハウジング10の対応するガイド壁19に合わせて押し込まれ、ガイド壁19がガイド溝49に進入することで、こじることなく真直に案内されつつ、雌ハウジング40の端子収容部70が小フード部14の内側に進入し、また大フード部43が小フード部14の外側に進入しつつ嵌合される。この間、大フード部43の内面やガイド溝49の内面の補助リブ78A,78Bが、相手の壁面に押し付けられて潰されつつ押し込まれる。
嵌合の途中から、ロックアーム45の先端がロック突部18に乗り上げてロックアーム45が撓み変位しつつ押し込まれるとともに、雌ハウジング40における前壁部材60の筒部62の外周面に設けられたがた詰めリブ75が、雄ハウジング10の小フード部14における縮径部15Aに形成された嵌合溝25に進入しつつ押し込まれる。ここで、嵌合溝25の開口縁25Aの幅Aの方が、がた詰めリブ75の裾部75Aの幅Bよりも小さく形成されているから、図5に示すように、嵌合溝25の開口縁25Aと、がた詰めリブ75の裾部75Aとが互いに潰れ合った状態で嵌り合う。また、雄端子20のタブ21が端子挿入口65から進入して、雌端子30の接続部31内に前面から挿入されるようになる。
雌ハウジング40の前壁部材60の前面が、雄ハウジング10の小フード部14の奥面に当たる正規位置まで押し込まれると、図4に示すように、雄端子20のタブ21が対応する雌端子30の接続部31内に正規量進入して雄雌の端子金具20,30同士が電気的に接続されるとともに、ロックアーム45のロック孔47がロック突部18を通過することで、ロックアーム45が復元変位しつつロック突部18がロック孔47内に嵌り、雄雌のハウジング10,40が嵌合状態にロックされる。
この状態では、図5に示すように、雌ハウジング40における端子収容部70(前壁部材60の筒部62)の外周面に設けられたがた詰めリブ75の両裾部75Aと、相手の雄ハウジング10の小フード部14の内周面に設けられた嵌合溝25の対応する開口縁25A同士が互いに潰し合って嵌ることで、両ハウジング10,40間のがた詰めが行われる。また、大フード部43の内面やガイド溝49の内面の補助リブ78が、相手の壁面に押し付けられて潰されることで、これも両ハウジング10,40間のがた詰めに寄与し得る。
以上のように本実施形態によれば、特に雌ハウジング40の端子収容部70と雄ハウジング10の小フード部14との間にがた詰め部分が設定されており、その結果、雄雌の端子金具20,30が嵌合接続された位置から近い位置で振動防止が図られるから、雄雌の端子金具20,30間の摺動摩耗等を有効に防止できる。また、雌ハウジング40の端子収容部70と雄ハウジング10の小フード部14との間には、ロック機構部が設けられていないから、がた詰め部分を全周にわたって設定でき、全周から満遍なくがた詰めを行うことができる。
また、同がた詰め部分では、雌ハウジング40の端子収容部70の外周面に形成された断面山形のがた詰めリブ75が、これと対向した雄ハウジング10の小フード部14の内周面に形成された嵌合溝25に嵌り、かつ、嵌合溝25の開口縁25Aの方ががた詰めリブ75の裾部75Aよりも幅狭に形成された構造となっているから、がた詰めリブ75の両裾部75Aと、嵌合溝25の対応する開口縁25A同士が互いに潰し合ってがた詰めが行われる。すなわち、がた詰めリブ75が嵌合溝25内に嵌ることで、回動方向の位置ずれ規制により有効となり、また、各がた詰めリブ75ごとに2箇所ずつでがた詰めが行われることになるから、がた詰め機能により優れたものになる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、雌ハウジングの端子収容部がタワー部と前壁部材との2ピースで構成されている場合を例示したが、前壁部材を備えることなく端子収容部が単体で形成されたものについても、本発明は同様に適用することができる。
(2)上記実施形態とは逆に、小フード部の内面側にがた詰めリブを、端子収容部の外面側に嵌合溝を設けるようにしてもよい。
(3)がた詰めリブと嵌合溝の形成本数は任意である。
(4)また、嵌合溝を設けることなく、がた詰め防止リブのみを設けた構造としてもよい。
(5)補助用のがた詰めリブについては、それを設けることで両ハウジング間のがた詰め機能により優れたものとなるが、これについては必ずしも設けなくてもよい。
(6)雄側のコネクタとしては、機器一体型のコネクタに限らず、ワイヤハーネスの端末に接続されたコネクタであってもよい。
(7)また本発明は、防水機能を備えない通常のコネクタにも適用することが可能である。
本発明の一実施形態に係る雄雌のハウジングの嵌合前の状態を示す側断面図 雄ハウジングの正面図 雌ハウジングの正面図 両ハウジングの嵌合状態の側断面図 同横断面図
符号の説明
10…雄ハウジング
14…小フード部
18…ロック突部(ロック機構部)
20…雄端子
25…嵌合溝
25A…(嵌合溝25の)開口縁
30…雌端子
40…雌ハウジング
42…タワー部
43…大フード部
45…ロックアーム(ロック機構部)
50…キャビティ
60…前壁部材
62…筒部
64…補助キャビティ
70…端子収容部
75…がた詰めリブ
75A…(がた詰めリブ75の)裾部

Claims (3)

  1. 前方に開口した小フード部を有し、雄端子が前記小フード部内に突出した状態で収容される雄ハウジングと、
    雌端子が内部に収容れる端子収容部の外周側に、フード部が設けられた雌ハウジングと、
    前記雌ハウジングの端子収容部が前記小フード部の内周側に嵌合し、前記大フード部が前記小フード部の外周側に嵌合した姿勢で前記両ハウジングを嵌合状態にロックするック機構部と、
    記雌ハウジングの端子収容部の外周面と、これと対向した前記雄ハウジングの小フード部の内周面との間で圧潰される前後方向を向いたがた詰めリブと、
    を備えたコネクタにおいて、
    前記端子収容部と前記小フード部との間には、前記ロック機構部を設けることなく前記がた詰めリブが全周にわたって設定されている一方、前記小フード部と前記大フード部との間に前記ロック機構部を設けたことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記がた詰めリブが断面山形に形成される一方、相手の周面には前記がた詰めリブが嵌る嵌合溝が形成され、かつ、この嵌合溝の開口縁の方が前記がた詰めリブの裾部よりも幅狭に形成されており、前記がた詰めリブは、両側の裾部を前記嵌合溝の両開口縁に押し付けられる構成となっていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記雌ハウジングの端子収容部は、雌端子が収容されるタワー部の先端部に、キャップ形の前壁部材が嵌着された構造になり、この前壁部材の外周面に、前記がた詰めリブが形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ。
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