JP2020129437A - コネクタ - Google Patents

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慎吾 田嶋
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幸弘 深津
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Abstract

【課題】両ハウジングのがた付きを抑える構造の成形自由度および耐久性を向上させることが可能なコネクタを提供する。【解決手段】コネクタは、互いに嵌合可能な第1ハウジング10および第2ハウジング60を備える。第2ハウジング60は、互いに対向する一対の壁部64を有している。第1ハウジング10は、嵌合空間14を区画するフード部12と、フード部12の周方向両端に連設される一対の側壁19と、両側壁19間に配置されるロックアーム24とを有している。側壁19とロックアーム24との間には、壁部64が進入する進入空間29が嵌合空間14と連通するように区画されている。側壁19の内面には、壁部64に接触する突部31、32が設けられている。【選択図】図6

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1に記載のコネクタは、互いに嵌合可能な雌ハウジングおよび雄ハウジングを備えている。雄ハウジングはフード部を有し、フード部の内面には、台形断面の嵌合溝が設けられている。雌ハウジングは、フード部に嵌合可能な端子収容部を有している。端子収容部の外周面には、断面山型のがた詰めリブが設けられている。両ハウジングの嵌合時に、がた詰めリブが嵌合溝に嵌り、がた詰めリブの両裾部と嵌合溝の開口縁とが潰し合うことにより、両ハウジングのがた付きが規制される。
特開2008−166046号公報
ところで、がた詰めリブの突出寸法は、両ハウジングのクリアランスに対応して規定されることになる。しかし、両ハウジングのクリアランスはもともと小さいので、がた詰めリブの突出寸法をあまり大きく確保することができず、成形が難しいという事情がある。仮に、がた詰めリブの突出寸法が小さくなると、フード部側からの圧力によってがた詰めリブが過剰に押し潰され、両ハウジングのがた付きを規制する本来の機能を果たすことができなくなる懸念がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、両ハウジングのがた付きを抑える構造の成形自由度および耐久性を向上させることが可能なコネクタを提供することを課題とする。
本発明のコネクタは、第2ハウジングと嵌合する第1ハウジングを備えたコネクタであって、前記第1ハウジングは、筒状をなすフード部と、前記フード部の周方向両端に形成される一対の側壁と、前記一対の側壁の間に配置され、前記第2ハウジングを嵌合状態に保持するロックアームと、前記側壁と前記ロックアームとの間に形成され、前記第2ハウジングの一部が進入する進入空間と、前記進入空間と連通して形成され、前記フード部内にて前記第2ハウジングの他部が進入する嵌合空間と、前記一対の側壁の対向面のうち少なくとも一方の対向面に形成され、前記第2ハウジングとの嵌合状態において前記第2ハウジングの一部と接触する突部と、を有する。
第1ハウジングおよび第2ハウジング(両ハウジング)が正規に嵌合されると、突部が第2ハウジングの一部に接触し、両ハウジング間のがた付きが抑えられる。側壁とロックアームとの間に進入空間が区画され、進入空間が嵌合空間と連通するため、第2ハウジングの一部が進入空間に進入した状態で、第2ハウジングの一部が側壁から受ける圧力を小さくすることでき、突部が押し潰される事態を回避することができる。その結果、突部の耐久性を向上させることができる。また、突部に作用する圧力が小さくなることで、突部の突出寸法などを大きくすることができ、突部の成形の自由度を高めることができる。
本発明の実施例1のコネクタにおける第1ハウジングの斜視図である。 第1ハウジングの平面図である。 第2ハウジングの斜視図である。 第2ハウジングの正面図である。 両ハウジングが互いに嵌合された状態の平面図である。 両ハウジングが互いに嵌合された状態の横断面図および要部拡大図である。 両ハウジングが互いに嵌合された状態の側断面図である。 第1ハウジングの正面図である。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
(1)前記突部は、前記第2ハウジングの一部に面接触する平坦な端面を有している。これによれば、突部の端面がより潰れにくくなり、両ハウジングのがた付きを抑える信頼性をいっそう向上させることができる。
(2)前記進入空間は、前記嵌合空間側とは反対側の外側に開放されている。これによれば、作業者が進入空間を通して突部を見ることができるため、両ハウジングの嵌合後、突部が潰れずに適正に機能しているかどうかを確認することができる。
(3)前記突部は、前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングの嵌合初期に前記第2ハウジングの一部に接触する先行突部と、前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングの嵌合終盤に前記第2ハウジングの一部に接触する後行突部とを有している。コネクタは、通常、両ハウジングの嵌合中盤に嵌合ピークが設定される。上記構成によれば、嵌合ピークを、両ハウジングの嵌合初期に先行突部が第2ハウジングの一部に接触して発生する接触抵抗と、両ハウジングの嵌合終盤に後行突部が第2ハウジングの一部に接触して発生する接触抵抗との間に設けることができる。したがって、両ハウジングの嵌合過程の全般にわたって嵌合抵抗を分散させることができ、嵌合作業の負担を軽減することができる。
<実施例1>
本発明の実施例1を図1〜図8によって説明する。本実施例1のコネクタは、互いに嵌合可能な第1ハウジング10および第2ハウジング60を備えている。なお、以下の説明において、前後方向は、両ハウジング(第1ハウジング10および第2ハウジング60)が嵌合開始時に互いに向き合う面側を前側とし、上下方向は、図2および図5を除く各図の上下方向を基準とする。幅方向は、図4および図6の左右方向と同義である。
[第2ハウジング60]
第2ハウジング60は合成樹脂製であって、雄端子金具90を装着可能な雄ハウジングとして構成される。図3に示すように、第2ハウジング60は、奥壁62から前方に突出する筒状の筒部61を有している。奥壁62は、図示しないエンジンなどの機器に設けられ、機器の振動に応じて振動する。図4に示すように、筒部61内には、奥壁62を貫通した雄端子金具90のタブ91が複数突出して配置されている。各タブ91は、筒部61内に横一列に並んで配置されている。なお、筒部61および奥壁62は、第2ハウジング60の他部(本体部)を構成する。
筒部61の上壁は、幅方向に沿って配置される。筒部61の上壁には、外面(上面)の幅方向中央部に、ロック部63が突設されている。ロック部63は、幅方向にやや長い扁平突状の形態になっている。筒部61の上壁には、外面の幅方向両端部に、一対の壁部64が突設されている。図3に示すように、各壁部64は、筒部61の上壁において前後方向の全長に延びるリブ状の形態になっている。各壁部64は、前後方向に同一の断面形状(略矩形状)をなし、ロック部63の突出寸法と同一またはロック部63の突出寸法よりも少し大きい突出寸法を有している。なお、壁部64は、第2ハウジング60の一部(付設部)を構成する。
図4に示すように、筒部61の左右側壁は、上下方向(高さ方向)に沿って配置される。筒部61の左右側壁には、外面の高さ方向中央部より少し下方に、一対の側方壁部65が突設されている。図3に示すように、各側方壁部65は、筒部61の左右側壁において前後方向の全長にわたって延びるリブ状の形態になっている。各側方壁部65は、断面略矩形状をなし、各壁部64の突出寸法より小さい突出寸法を有している。筒部61の左右側壁の後端部には、各側方壁部65の上面から隣接する外面領域にわたって所定厚みに肉盛りされた扁平リブ66が設けられている。
[第1ハウジング10]
第1ハウジング10は合成樹脂製であって、雌端子金具80を収容可能な雌ハウジングとして構成される。図1および図8に示すように、第1ハウジング10は、幅方向に扁平な端子収容部11と、端子収容部11の外周を取り囲む筒状のフード部12とを有している。図7および図8に示すように、フード部12と端子収容部11とは径方向に沿った繋ぎ部13を介して連結されている。端子収容部11の外面には、繋ぎ部13の前方に、シールリング70が嵌め付けられる。フード部12内には、第2ハウジング60を嵌合可能な嵌合空間14が設けられている。第2ハウジング60の筒部61は、嵌合空間14内において端子収容部11に外嵌される。シールリング70は、筒部61の内面と端子収容部11の外面とに密着し、両ハウジング10、60を液密にシールする。
端子収容部11には、前後方向に貫通する複数のキャビティ15が設けられている。図1および図6に示すように、各キャビティ15は、端子収容部11に横一列に並んで配置されている。各キャビティ15の内面には、図7に示すように、前方に突出する撓み可能なランス16が設けられている。
第1ハウジング10の各キャビティ15には、後方から雌端子金具80が挿入される。雌端子金具80は導電金属製であって、図7に示すように、電線85の端末部に接続され、前部に、筒状の接続部81を有している。接続部81には、雄端子金具90のタブ91が挿入されて接続される。雌端子金具80は、接続部81にランス16が係止されることで、キャビティ15内に抜け止めされる。電線85にはゴム栓86が嵌着される。ゴム栓86は、雌端子金具80のバレル部82に保持された状態で、キャビティ15の後部の内面に密着し、キャビティ15内を液密にシールする。なお、端子収容部11にはその前面を覆うようにして図示しないフロントリテーナが装着される。フロントリテーナは、端子収容部11に装着され、ランス16の撓み動作を規制し、雌端子金具80のキャビティ15からの抜け出しを阻止する役割を果たす。
図1および図2に示すように、フード部12は、上部が開放され、上部を除く部分に、周方向に連続する周壁17を有している。図6に示すように、周壁17は、筒部61の外周に対応する形状をなし、左右両側の内面に、一対の溝部18を有している。各溝部18は、断面凹状をなし、前後方向に延び、周壁17の前端に開口している。周壁17の各溝部18には、各側方壁部65が挿入され得る。
第1ハウジング10は、図8に示すように、周壁17の周方向両端から起立する一対の側壁19と、各側壁19の前端部間に架け渡される幅方向に沿った架設部21とを有している。各側壁19は、周壁17の周方向両端において前後方向の全長にわたって延びるリブ状をなし、図2に示すように、後部22が前部23に比べて離間幅を広げて形成される。
図1および図2に示すように、第1ハウジング10は、各側壁19間に、ロックアーム24を有している。ロックアーム24は、架設部21の後方でかつ嵌合空間14の上方に位置し、前後方向に延びる板状のアーム本体25と、アーム本体25の左右両側部と各側壁19とをつなぐ一対の連結部26とを有している。アーム本体25の前端部には、ロック孔27が貫設されている。アーム本体25の後端部には、幅方向両側に張り出す解除操作部28が設けられている。図7に示すように、アーム本体25のロック孔27にロック部63が嵌まり込むことにより、両ハウジング10、60が嵌合状態に保持される。解除操作部28が上方から押圧され、ロック部63がロック孔27から抜け出ることにより、両ハウジング10、60が離脱可能な状態になる。
各側壁19は、アーム本体25を挟んだ幅方向両側において、アーム本体25を左右両側から覆うように配置されている。図1、図2および図6に示すように、アーム本体25の左右両側部と各側壁19との間には、両ハウジング10、60の嵌合時に各壁部64が進入する一対の進入空間29が区画されている。各進入空間29は、下方の嵌合空間14と連通しており、上方に開放されている。各進入空間29の前側の離間幅は、各壁部64の厚み(幅寸法)と実質的に同一となるように設定されている。なお、各側壁19の内面は、各側壁19の相互の対向面に相当する。
各側壁19の前部23の内面(上記対向面であり、各壁部64と直面する面)は、前後方向および上下方向に沿った垂直面とされている。この前部23の内面には、突部31、32が左右に対をなして設けられている。図2に示すように、各突部31、32は、前部23の内面における前端側下部に突設される一対の先行突部31と、前部23の内面における後端側下部に突設される一対の後行突部32とからなる。各先行突部31および各後方突部32は、それぞれ扁平台状をなし、突出方向の先端面(内面)に前後方向および上下方向に沿って平坦な端面33を有し、前後面および左右面が端面33へ向けてテーパ状に傾斜している。各先行突部31および各後行突部32は、上下方向に関して架設部21より下方に配置されている。各先行突部31は、前後方向に関してロック孔27と重なる位置に配置されている。各後行突部32は、前後方向に関してロック孔27より後方に配置されている。図5に示すように、各先行突部31および各後行突部32は、各進入空間29内に臨んで、各進入空間29に進入した各壁部64との間の隙間を埋め、各壁部64に端面33を接触させる。
[嵌合構造および作用]
第1ハウジング10の嵌合空間14内に、第2ハウジング60の筒部61が嵌合される。両ハウジング10、60の嵌合初期には、各側方壁部65が各溝部18に進入するとともに、各壁部64が各進入空間29に進入し、各壁部64の外面(側壁19に直面する面)に各先行突部31の端面33が摺動する。ここで、各壁部64は各先行突部31に押圧され、各先行突部31は各壁部64に押圧される。しかし、各側壁19の付け根部分は、周壁17のみに連結され、周壁17の上部における各側壁19の付け根部分の間がロックアーム24と嵌合空間14との連通領域として開放されている。また、わずかな弾性を有しているため、外側に膨出するように変形し得る。同様に、各壁部64もその付け根部分を支点として倒れるように弾性変形し得る。このため、各壁部64から各先行突部31に作用する圧力が逃がされ、各先行突部31が各壁部64から受ける圧力で押し潰されるのを回避することができる。
両ハウジング10、60の嵌合中盤には、各雄端子金具90のタブ91が各雌端子金具80の接続部81内に挿入接続され、さらにロック部63にアーム本体25が干渉し、ロックアーム24が各連結部26を支点として撓み変形させられる。このため、嵌合操作力のピーク(嵌合ピーク)は、両ハウジング10、60の嵌合途中で現れることになる。
両ハウジング10、60の嵌合終盤には、各壁部64の外面に各後行突部32の端面33が当たる。このとき、各後行突部32は、上記各先行突部31と同様、各側壁19の付け根部分がわずかな弾性を有することから、各後行突部32が各壁部64から受ける圧力で押し潰されるのを回避することができる。各後行突部32が各壁部64の外面に接触するタイミングは、両ハウジング10、60の嵌合途中で嵌合ピークが発生した後になる。このため、各後行突部32が各壁部64の外面に接触する際に発生する接触抵抗が嵌合ピークに加算されることがなく、両ハウジング10、60の嵌合過程で嵌合操作力が一気に上昇するのを防止することができる。
両ハウジング10、60が正規に嵌合されると、ロックアーム24が弾性的に復帰し、ロック部63がロック孔27に嵌まり込む(図5〜図7を参照)。このとき、各雌端子金具80および各雄端子金具90は正規状態で電気的に接続される(図7を参照)。また、各扁平リブ66が各溝部18の内面に強固に接触する。
両ハウジング10、60が正規に嵌合された状態では、各壁部64がアーム本体25を左右両側から覆ってアーム本体25の左右両側部と各側壁19との間に挟まれるように配置される。各壁部64には、前後方向に間隔をあけて各先行突部31の端面33と各後行突部32の端面33とが接触している。作業者は、各壁部64、各先行突部31および各後行突部32を、各進入空間29を通して上方から目視により確認することができる。なお、各壁部64は、各側方壁部65とともに、両ハウジング10、60の嵌合動作をガイドする役割を果たす。
両ハウジング10、60の嵌合後、機器が振動し、その振動力が両ハウジング10、60に伝わっても、各先行突部31の端面33および各後行突部32の端面33が各壁部64に接触する状態が維持され、かつ各扁平リブ66が各溝部18の内面に接触する状態が維持される。このため、第1ハウジング10が第2ハウジング60に対するがた付きを抑制することができる。その結果、各雌端子金具80および各雄端子金具90が振動に起因して摩耗するのを防止することができる。特に、各先行突部31および各後行突部32が平面視においてアーム本体25のロック孔27を挟んで対称となる4箇所に間隔をあけて対をなしているため、両ハウジング10、60のがた付きをより抑えることができる。
以上説明したように、本実施例1によれば、アーム本体25の左右両側部と各側壁19との間に一対の進入空間29が区画され、各進入空間29が嵌合空間14と連通するため、各壁部64が各進入空間29に進入した状態で、各壁部64が各側壁19から受ける圧力を小さくすることでき、各先行突部31および各後行突部32が押し潰される事態を回避することができる。その結果、各先行突部31および各後行突部32の耐久性を向上させることができる。また、各先行突部31および各後行突部32の成形の自由度を高めることができる。
各先行突部31および各後行突部32は、各壁部64の外面に対して平坦な端面33を面接触させるため、点接触または線接触させる場合と比べ、より潰れにくくなり、両ハウジング10、60のがた付きを抑える信頼性をいっそう向上させることができる。
また、各進入空間29が上方(嵌合空間14とは反対側)に開放されているため、作業者が進入空間29を通して各先行突部31および各後行突部32を見ることができ、両ハウジング10、60の嵌合後、各先行突部31および各後行突部32が潰れずに適正に機能しているかどうかを確認することができる。
さらに、各先行突部31が各壁部64の外面に接触して接触抵抗を発生させるタイミングが嵌合初期に設定され、各後行突部32が各壁部64の外面に接触して接触抵抗を発生させるタイミングが嵌合終盤に設定され、嵌合ピークが嵌合中盤に設定されているから、両ハウジング10、60の嵌合過程の全般にわたって嵌合抵抗を分散させることができ、嵌合作業の負担を軽減することができる。
<他の実施例>
以下、他の実施例を簡単に説明する。
(1)上記実施例1とは逆に、第1ハウジングは、雄端子金具が装着され、フード部内にタブが突出する雄ハウジングとして構成され、第2ハウジングは、雌端子金具を収容可能な雌ハウジングとして構成されてもよい。
(2)突部は、各側壁の対向面のうち、いずれか一方の対向面のみに設けられるものであってもよい。
(3)突部は、各側壁と各壁部の双方が直面(対面)する面にそれぞれ設けられていてもよい。
(4)突部は、先行突部および後行突部の区別なく、第1ハウジングの前後方向の一箇所のみに設けられるものであってもよい。
(5)突部は、先行突部および後行突部に加え、第1ハウジングの前後方向に間隔をあけて配置される別の突部を有していてもよい。
(6)突部は、両ハウジングの嵌合後、壁部と側壁との間で若干潰された状態で挟まれていてもよい。
10…第1ハウジング
12…フード部
14…嵌合空間
19…側壁
24…ロックアーム
29…進入空間
31…先行突部(突部)
32…後行突部(突部)
60…第2ハウジング
64…壁部(第2ハウジングの一部)

Claims (4)

  1. 第2ハウジングと嵌合する第1ハウジングを備えたコネクタであって、
    前記第1ハウジングは、
    筒状をなすフード部と、
    前記フード部の周方向両端に形成される一対の側壁と、
    前記一対の側壁の間に配置され、前記第2ハウジングを嵌合状態に保持するロックアームと、
    前記側壁と前記ロックアームとの間に形成され、前記第2ハウジングの一部が進入する進入空間と、
    前記進入空間と連通して形成され、前記フード部内にて前記第2ハウジングの他部が進入する嵌合空間と、
    前記一対の側壁の対向面のうち少なくとも一方の対向面に形成され、前記第2ハウジングとの嵌合状態において前記第2ハウジングの一部と接触する突部と、を有するコネクタ。
  2. 前記突部は、前記第2ハウジングの一部に面接触する平坦な端面を有している請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記進入空間は、前記嵌合空間側とは反対側の外側に開放されている請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記突部は、前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングの嵌合初期に前記第2ハウジングの一部に接触する先行突部と、前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングの嵌合終盤に前記第2ハウジングの一部に接触する後行突部とを有している請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
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