JP2006086090A - コネクタ - Google Patents

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Abstract


【課題】 コネクタの小型化を図る。
【解決手段】 第1コネクタハウジング10の嵌合周面14とロックアーム15との間には、第2コネクタハウジング60のフード部62の進入を許容するための空間が形成されている。この第1コネクタハウジング10の嵌合周面14とロックアーム15との間の空間のうちフード部62が進入しない領域(収容空間18)はデッドスペースであるが、このデッドスペースにバネ部材50を収容した。これにより、バネ部材50を配置するための専用スペースを確保する必要がなく、コネクタ全体として小型化を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、嵌合検知機能を備えたコネクタに関するものである。
嵌合検知機能を備えたコネクタとして、嵌合可能な2つのコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングに、両コネクタハウジングを嵌合状態にロックするためのロックアームと、初期位置と検知位置との間での変位を可能とされたスライダと、両コネクタハウジングの嵌合の進行に伴ってスライダを検知位置側へ付勢するためのバネ力が蓄勢されるバネ部材とを設けた構造のものがある(例えば、特許文献1に記載されているもの)。
両コネクタハウジングを嵌合する途中では、ロックアームが弾性撓みしてスライダを初期位置に保持する。そして、両コネクタハウジングが正規嵌合状態に至ると、ロックアームが弾性復帰してスライダの嵌合位置への変位を許容し、バネ部材の付勢によって前記スライダが検知位置へ変位するようになっている。もし、半嵌合状態のままで作業を終えた場合には、バネ部材の付勢により両コネクタハウジングが離間する。
特開平10−50408号公報
上記のコネクタでは、バネ部材が、ロックアームの左右両側に設けられていたため、バネ部材を配置するための専用のスペースを確保する必要があり、その分、コネクタ全体として大型化することが避けられなかった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタの小型化を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、1コネクタハウジングと、前記第1コネクタハウジングに対して嵌合を可能とされた第2コネクタハウジングと、前記第1コネクタハウジングに設けられ、前記第2コネクタハウジングに係合することで前記両コネクタハウジングを正規嵌合状態にロックするロックアームと、前記第1コネクタハウジングに設けられ、初期位置と検知位置との間での変位を可能とされたスライダと、前記第1コネクタハウジングに設けられ、前記両コネクタハウジングの嵌合の進行に伴い、前記スライダを検知位置側へ付勢するためのバネ力が蓄勢されるバネ部材とを備えてなり、前記両コネクタハウジングの嵌合途中では、前記ロックアームが弾性撓みして前記スライダを初期位置に保持し、前記両コネクタハウジングが正規嵌合状態に至ると、前記ロックアームが弾性復帰して前記スライダの嵌合位置への変位を許容し、前記バネ部材の付勢によって前記スライダが検知位置へ変位するようになっており、前記第1コネクタハウジングの嵌合周面と前記ロックアームとの間に、前記第2コネクタハウジングのフード部の進入を許容するための空間が形成されているコネクタにおいて、前記第1コネクタハウジングの嵌合周面と前記ロックアームとの間の空間のうち、前記フード部が進入しない領域が、前記バネ部材を収容するための収容空間とされているところに特徴を有するコネクタ。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ロックアームがシーソー状に弾性撓みするようになっているとともに、前記両コネクタハウジングの嵌合過程では、前記ロックアームにおける前記収容空間との対応領域が前記第1コネクタハウジングの嵌合周面に接近する方向へ変位するようになっているものであって、前記ロックアームにおける前記収容空間との対向面に、前記バネ部材の一部を収容可能な逃がし部が形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
第1コネクタハウジングの嵌合周面とロックアームとの間の空間のうちフード部が進入しない領域はデッドスペースである。本願発明では、このデッドスペースにバネ部材を収容したので、バネ部材を配置するための専用スペースを確保する必要がなく、コネクタ全体として小型化を図ることができる。
<請求項2の発明>
ロックアームにおける収容空間との対向面には、バネ部材の一部を収容可能な逃がし部を設けたので、ロックアームの弾性撓みに伴って収容空間が小さくなった場合でも、その収容空間の容積を大きく確保できる。これにより、バネ部材を大型化することができ、ひいては、嵌合検知機能の信頼性向上を図ることが可能である。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図13を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、第1コネクタハウジング10と第2コネクタハウジング60とを互いに嵌合させるようにしたものであって、第1コネクタハウジング10にはスライダ30とバネ部材50が設けられている。
第1コネクタハウジング10は、合成樹脂製であて、雌端子金具(図示せず)が収容されるハウジング本体11と、このハウジング本体11を包囲する筒状嵌合部12とを一体形成したものである。ハウジング本体11には前方からフロントリテーナ13が組み付けられており、このフロントリテーナ13の外周面とハウジング本体11の外周面のうちフロントリテーナ13よりも後方の領域は嵌合周面14となっており、この嵌合周面14には、第2コネクタハウジング60のフード部62が前方から外嵌されるようになっている。筒状嵌合部12は前方へ突出しており、ハウジング本体11と筒状嵌合部12との間の筒状空間内にフード部62が前方から嵌入されるようになっている。
ハウジング本体11の上方にはロックアーム15が配されている。ロックアーム15は、全体として前後方向(両コネクタハウジング10,60の嵌合方向と平行な方向)に長い板状をなし、その前端部には下方(ハウジング本体11の嵌合周面14に接近する方向)へ突出するロック突起16が形成されている。ロックアーム15の長さ方向における中央よりも少し後方の位置には、その左右両側縁から下方へ延出する左右一対の脚部17が形成され、脚部17の下端が嵌合周面14に連なっている。つまり、ロックアーム15は、両脚部17においてハウジング本体11の嵌合周面14に支持され、嵌合周面14とロックアーム15の下面との間には、フード部62を嵌入させるための間隔が確保されている。ロックアーム15は、自由状態では嵌合周面14と平行(両コネクタハウジング10,60の嵌合方向と略平行)な姿勢であるが、嵌合の過程では脚部17を支点として前上がりの姿勢を取るように弾性変位するようになっている。換言すると、ロックアーム15はシーソー状に傾動変位し得るようになっている。
ロックアーム15と嵌合周面14との間の間隔のうち、フード部62が進入するのは脚部17よりも前方の領域だけであり、脚部17よりも後方の領域は、後述するバネ部材50を収容するための収容空間18となっている。また、ロックアーム15の下面(嵌合周面14との対向面)のうち、脚部17よりも後方の収容空間18と対応する領域には、前後方向に視て円弧状をなす逃がし部19が形成されている。この逃がし部19の円弧の曲率は、バネ部材50の外周とほぼ同じ曲率となっている。
筒状嵌合部12の略上半分領域は、ロックアーム15とスライダ30とバネ部材50を上方及び左右両側から覆う覆い部20となっている。覆い部20の内部空間のうち、ロックアーム15よりも上方の空間は、スライダ30を収容するためのスライド空間21となっている。スライド空間21の左右両内側壁には、前後方向に延びる直線状のガイド溝22が形成され、スライド空間21の天井面には、左右一対の受け部23が形成されている。スライド空間21の前端には前面壁24が形成され、スライド空間21を構成する上面板の後端縁は前止まり部25となっている。また、嵌合周面14の上面の左右両側縁部には、一対のセミロック用突起26が形成されている。
スライダ30は、合成樹脂製であって、全体として前後方向に細長い方形の板状をなす本体部31と、この本体部31の後端部に連なるバネ保持部32とからなる。本体部31は、その板面をロックアーム15と平行(水平)に向けた姿勢で第1コネクタハウジング10に取り付けられる。本体部31の左右両側面には前後方向に細長い一対のガイドリブ33が形成され、本体部31の上面には左右一対の抜止め突起34が形成され、本体部31の前端部には下方へ突出する変位規制部35が形成されている。また、本体部31の後端縁からは、本体部31に対して弾性的に傾動する形態で変位可能な解除操作部36が形成されている。
バネ保持部32は、本体部31の後端部から下方へ延出する肉厚の一対の側壁37と、この両側壁37の前端から更に前方へ延出する平面形状「コ」字形をなす枠部38と、両側壁37の後端同士を連結する形態の後壁39とからなり、両側壁37、枠部38及び後壁39によって囲まれた下面開放の空間は、バネ部材50を収容するためのバネ収容部40となっている。バネ収容部40は、上下側と下面側とに開放されており、その左右両内壁面は、上記したロックアーム15の円弧状の逃がし部19と同じ曲率であり、且つスライダ30を第1コネクタハウジング10に組み付けた状態において逃がし部19と同心の円弧状をなしている。また、このバネ収容部40と解除操作部36との間には、前後方向に貫通する貫通空間41が形成されている。さらに、バネ保持部32には、前方へ片持ち状に延出する形態のセミロック片42が左右一対形成されている。
バネ収容部40内には、1つのバネ部材50とバネ受け体51が収容されている。バネ部材50は、圧縮コイルバネからなり、軸線を前後方向(両コネクタハウジング10,60の嵌合方向及びスライダ30の移動方向と平行な方向)に向けた姿勢で後壁39に対して前方から当接されている。バネ受け体51は、バネ部材50の前端部に対して前方から嵌合された嵌合保持部52と、嵌合保持部52の前端に形成され且つ嵌合保持部52よりも外径が大きい拡径壁53と、拡径壁53の前端面における略上半分領域から前方へ突出する被押圧突部54とからなる。拡径壁53の前面のうち被押圧突部54の形成されていない領域は突当面55となっており、この突当面55が、枠部38の前壁43に対して後方から当接されている。このとき、バネ部材50は軸方向に弾性的に縮められている。
第2コネクタハウジング60は、合成樹脂製であり、雄端子金具65を保持するブロック状の端子保持部61と、この端子保持部61から前方へ突出するフード部62とを有する。雄端子金具65の先端のタブ66は、端子保持部61の前端面から前方へ突出し、フード部62によって包囲されている。フード部62の前端縁における上縁部は押圧部63となっており、フード部62の外周上面にはロック突部64が形成されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
バネ部材50とバネ受け体51が組み付けられているスライダ30は、第1コネクタハウジング10の後方からスライド空間21内に組み付けられる。組付けに際しては、貫通空間41にロックアーム15における脚部17よりも後方の領域を進入させつつ、ガイドリブ33をガイド溝22に嵌合させる。スライダ30を最も前方の初期位置まで押し込むと、解除操作部36の前端面が筒状嵌合部12の前止まり部25に突き当たってスライダ30が前止まりされるとともに、セミロック片42がセミロック用突起26に係止することによってスライダ30が後方への戻りを規制され、もって、スライダ30が初期位置に保持される。
スライダ30が初期位置にある状態では、収容空間18内にバネ収容部40、バネ部材50及びバネ受け体51が収容され、バネ収容部40の上面側の開口がロックアーム15における逃がし部19の形成されている領域によって覆われ、バネ収容部40の下面側の開口がハウジング本体11の外周面のうちフロントリテーナ13よりも後方の領域によって塞がれる。また、ロックアーム15が弾性撓みしていない状態では、逃がし部19の下面とバネ部材50の上面との間に、ロックアーム15がロック解除のために傾動変位するのを許容するためのクリアランスが確保されている。
さらに、ロックアーム15が弾性撓みしていない状態では、ロックアーム15がスライダ30の本体部31よりも下方に位置するため、スライダ30の後方(検知位置側)へのスライドが可能となっている。同じくロックアーム15が弾性撓みしていない状態では、ロックアーム15の後端部の上面に対してスライダ30の解除操作部36の下面が上から当接した状態、又は僅かな隙間を空けて対応した状態となっている。
この状態から第1コネクタハウジング10と第2コネクタハウジング60との嵌合が行われる。嵌合に際しては、第2コネクタハウジング60のフード部62を第1コネクタハウジング10の筒状空間内に嵌入される。フード部62の嵌入が進むと、図2に示すように、フード部62の前端の押圧部63がバネ受け体51の被押圧突部54の前端面に突き当たる。これとほぼ同時に、ロック突起16がロック突部64に乗り上がるのに伴って、ロックアーム15が前上がりの姿勢に傾動し、ロックアーム15の前端がスライダ30の前端の変位規制部35に対して後方から係止し、この係止によってスライダ30の後方(検知位置側)へのスライドを規制する。このとき、逃がし部19内にバネ部材50の一部(上端部)が進入する。
その後、両コネクタハウジング10,60の嵌合を進めると、図3に示すように、ロックアーム15によってスライダ30が後方変位を規制されたまま、フード部62に押されたバネ受け体51が後退し、それに伴なってバネ部材50が弾縮されられ、バネ部材50には前後方向に伸張する方向に付勢力が蓄勢される。この付勢力は、第1コネクタハウジング10に対して第2コネクタハウジング60を後方(離脱方向)へ押し戻す力として作用し得ると同時に、両コネクタハウジング10,60に対してスライダ30を第1コネクタハウジング10の後方(検知位置側)へ押圧する力として作用し得るものである。
そして、両コネクタハウジング10,60が正規の嵌合状態に至ると、図4に示すようにロック突起16がロック突部64を通過することによって、ロックアーム15が弾性復帰し、ロック突起16がロック突部64に係止することによって、両コネクタハウジング10,60が嵌合状態にロックされる。また、ロックアーム15が弾性復帰するのに伴ない、ロックアーム15が変位規制部35から外れる。すると、バネ部材50に蓄勢された付勢力により、セミロック片42とセミロック用突起26との係止が解除されてスライダ30が後方へスライドして検知位置に至る。そして、スライダ30が検知位置へ変位したことをもって、両コネクタハウジング10,60が正規嵌合状態に至ったことが検知される。
さて、上記とは異なり、両コネクタハウジング10,60の嵌合操作を途中で止めた場合には、図3に示すように、弾縮されられたバネ部材50に蓄勢されている付勢力により、バネ受け体51がフード部62を押し戻し、両コネクタハウジング10,60が強制的に離間させられる。この両コネクタハウジング10,60の離間動作をもって、両コネクタハウジング10,60が正規の嵌合状態には至らなかったことが検知される。
また、正規嵌合状態の両コネクタハウジング10,60を離脱させる際には、スライダ30をバネ部材50を弾縮させつつ前方の初期位置までスライドさせ、その位置で解除操作部36を下方へ押し操作する。すると、この解除操作部36によってロックアーム15の後端側が押し下げられ、ロックアーム15が傾動してロック突起16がロック突部64から外れる。ロック突起16がロック突部64から解離すると、スライダ30の初期位置へのスライドに伴なってバネ部材50に蓄勢された付勢力により、両コネクタハウジング10,60が強制的に離脱される。
上述のように本実施形態においては、第1コネクタハウジング10の嵌合周面14とロックアーム15との間に第2コネクタハウジング60のフード部62の進入を許容するための空間を確保した上で、第1コネクタハウジング10の嵌合周面14とロックアーム15との間の空間のうち、フード部62が進入しない領域を、バネ部材50を収容するための収容空間18としているが、この収容空間18は、フード部62が進入しないためデッドスペースとなっている。このように、デッドスペースにバネ部材50を収容したので、バネ部材50を配置するための専用スペースを確保する必要がなく、コネクタ全体として小型化を図ることができる。
また、ロックアーム15がシーソー状に弾性撓みするようになってするとともに、両コネクタハウジング10,60の嵌合過程では、ロックアーム15における収容空間18との対応領域が第1コネクタハウジング10の嵌合周面14に接近する方向へ変位するようになっているのであるが、本実施形態では、ロックアーム15における収容空間18との対向面に、バネ部材50の一部を収容可能な逃がし部19を形成している。このように、ロックアーム15における収容空間18との対向面に逃がし部19を設けたので、ロックアーム15の弾性撓みに伴って収容空間18が小さくなった場合でも、その収容空間18の容積を大きく確保できる。これにより、バネ部材50を大型化することができ、ひいては、嵌合検知機能の信頼性向上を図ることが可能である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態ではバネ部材の数を1つだけとしたが、本発明によれば、バネ部材の数を複数としてもよい。
(2)上記実施形態ではロックアームに収容空間と対応する領域を局部的に凹ませた形態の逃がし部を設けたが、本発明によれば、このような局部的に凹ませた形態の逃がし部を設けない形態としてもよい。
(3)上記実施形態では逃がし部を円弧状としたが、本発明によれば、楕円形、長円形、方形、台形、三角形等、円弧以外の形状としてもよい。
実施形態1において両コネクタハウジングが離脱した状態をあらわす断面図 両コネクタハウジングの嵌合過程をあらわす断面図 両コネクタハウジングの嵌合過程をあらわす断面図 両コネクタハウジングが正規嵌合した状態をあらわす断面図 第1コネクタハウジングのスライダを外した状態をあらわす正面図 第1コネクタハウジングの正面図 第1コネクタハウジングの背面図 図5のA−A断面図 図7のB−B断面図 スライダの正面図 スライダの背面図 スライダの側面図 スライダの断面図
符号の説明
10…第1コネクタハウジング
14…嵌合周面
15…ロックアーム
18…収容空間
19…逃がし部
30…スライダ
50…バネ部材
60…第2コネクタハウジング
62…フード部

Claims (2)

  1. 第1コネクタハウジングと、
    前記第1コネクタハウジングに対して嵌合を可能とされた第2コネクタハウジングと、
    前記第1コネクタハウジングに設けられ、前記第2コネクタハウジングに係合することで前記両コネクタハウジングを正規嵌合状態にロックするロックアームと、
    前記第1コネクタハウジングに設けられ、初期位置と検知位置との間での変位を可能とされたスライダと、
    前記第1コネクタハウジングに設けられ、前記両コネクタハウジングの嵌合の進行に伴い、前記スライダを検知位置側へ付勢するためのバネ力が蓄勢されるバネ部材とを備えてなり、
    前記両コネクタハウジングの嵌合途中では、前記ロックアームが弾性撓みして前記スライダを初期位置に保持し、
    前記両コネクタハウジングが正規嵌合状態に至ると、前記ロックアームが弾性復帰して前記スライダの嵌合位置への変位を許容し、前記バネ部材の付勢によって前記スライダが検知位置へ変位するようになっており、
    前記第1コネクタハウジングの嵌合周面と前記ロックアームとの間に、前記第2コネクタハウジングのフード部の進入を許容するための空間が形成されているコネクタにおいて、
    前記第1コネクタハウジングの嵌合周面と前記ロックアームとの間の空間のうち、前記フード部が進入しない領域が、前記バネ部材を収容するための収容空間とされていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ロックアームがシーソー状に弾性撓みするようになっているとともに、
    前記両コネクタハウジングの嵌合過程では、前記ロックアームにおける前記収容空間との対応領域が前記第1コネクタハウジングの嵌合周面に接近する方向へ変位するようになっているものであって、
    前記ロックアームにおける前記収容空間との対向面に、前記バネ部材の一部を収容可能な逃がし部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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