JP2002367726A - 嵌合検知コネクタ - Google Patents
嵌合検知コネクタInfo
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
で実現することの可能な嵌合検知コネクタを提供する。 【解決手段】 雌側コネクタハウジング20には、雄側
コネクタハウジング10との嵌合方向に対して斜め方向
に移動可能なスライダ40と、このスライダ40を嵌合
方向の前側に付勢するコイルバネ30とが備えられてい
る。両コネクタハウジング10,20を嵌合すると、雄
側コネクタハウジング10の係止突部12がスライダ4
0のロック突部42に突き当たり、スライダ40を後側
へ押圧する。正規嵌合状態に至ると、係止突部12とロ
ック突部42との掛かり代がなくなり、コイルバネ30
の復元変形によってスライダ40が前端位置に復帰し、
ロック突部42が係止突部12の後側に係止することで
両コネクタハウジング10,20が離間不能にロックさ
れる。
Description
に関する。
する際に、一方のコネクタハウジングに組み込まれたバ
ネを圧縮していき、両コネクタハウジングが正規嵌合状
態に至る前に嵌合操作を止めてしまった場合には、バネ
の復帰変形力によって両コネクタハウジングが離間され
ることで、正規嵌合されていないことを作業者に知らせ
る嵌合検知式のコネクタが知られている。しかし、正規
嵌合に至った状態でも引き続きバネが圧縮状態である
と、バネがへたってしまうおそれがあるため、正規嵌合
に至った時点でバネを開放させるようにしたものが、例
えば特開平11−111390号公報に記載されてい
る。
嵌合可能な雌雄一対のコネクタハウジング1,2を備え
ている。雌側コネクタハウジング1は、雄側コネクタハ
ウジング2の係止突部3に係止可能なロックアーム4を
備えると共に、スライダ5が前後方向への移動可能に組
み込まれ、さらにこのスライダ5にはコイルバネ6が収
容されている。両コネクタハウジング1,2を嵌合して
いくと、まず図13に示すように、ロックアーム4の先
端が係止突部3に乗り上げてスライダ5に係止する。こ
れによりスライダ5の後退が規制されるため、嵌合を進
めるにつれてコイルバネ6が圧縮されていく(図14参
照)。そして、両コネクタハウジング1,2が正規嵌合
状態に至ると、図15に示すように、ロックアーム4が
復動して係止突部3に係止すると共に、スライダ5との
係止が解かれ、コイルバネ6が元の位置よりも後方へ復
元変形してスライダ5が後退する。
ネクタでは、嵌合動作に伴ってコイルバネ6の圧縮・開
放を実現するため、スライダ5の係止及び解除をロック
アーム4の動作に連動させたり、あるいはコイルバネ6
を前後に移動させたりといった構造をとることから、全
体の構成が複雑になるという問題があった。本発明は、
上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、正規嵌
合時におけるバネの開放を簡単な構成で実現することの
可能な嵌合検知コネクタを提供するところにある。
めの請求項1の発明に係る嵌合検知コネクタは、互いに
嵌合・離脱可能な雌雄一対のコネクタハウジングのうち
の一方のコネクタハウジングには、両コネクタハウジン
グの嵌合方向に対して斜め方向に移動可能なスライダ
と、このスライダを前記嵌合方向の前側に付勢するバネ
部材とが取り付けられ、前記両コネクタハウジングの嵌
合過程では、前記他方のコネクタハウジングに設けられ
た押圧部が前記スライダの被押圧部に突き当たって押圧
することで、前記スライダが前記バネ部材を圧縮しつつ
嵌合方向の後側に移動され、正規嵌合に至ると共に、前
記押圧部と前記被押圧部との掛かり代がなくなること
で、前記バネ部材が前記スライダを嵌合方向の前側へ移
動させつつ復元変形するようにしたところに特徴を有す
る。
において、前記正規嵌合状態において前記バネ部材が復
元変形したときには、前記スライダの係止部が前記他方
のコネクタハウジングの被係止部に対して嵌合方向の後
側に係止することで両コネクタハウジングが離間不能に
ロックされるところに特徴を有する。
において、前記係止部及び前記被係止部は、共に前記ス
ライダの移動方向に沿った傾斜面を備え、互いの傾斜面
同士が接した状態で係止可能とされているところに特徴
を有する。
のいずれかに記載のものにおいて、前記スライダは、前
記一方のコネクタハウジングに収容されると共に、前記
嵌合方向の後側へ操作するための解除操作用突起を備
え、かつこの解除操作用突起は前記一方のコネクタハウ
ジングの外面に形成された溝部の内側に非突出状態で配
されているところに特徴を有する。
コネクタハウジングが正規嵌合に至る前に嵌合操作が中
断した場合には、バネの復元力によって両コネクタハウ
ジングが引き離されるため、半嵌合状態が検知される。
また、正規嵌合状態に至ると、押圧部と被押圧部との掛
かり代がなくなることで、バネ部材が復元変形し、スラ
イダが嵌合方向の前側に移動される。例えばスライダの
係止・解除をロックアームの動作に連動させる等の構造
が必要ないため、構成を簡単にすることができる。
ジングが正規嵌合状態に至ると、スライダが嵌合方向に
対して斜め方向に移動して、係止部が他方のコネクタハ
ウジングの被係止部に対して嵌合方向の後側に係止する
ことで両コネクタハウジングが離間不能にロックされ
る。従って、他にロックアーム等のロック手段を設けず
に済むため、構成を簡単にできる。
ジングが正規嵌合状態に至ったときにコイルバネの復元
変形によってスライダが嵌合方向の前側に移動すること
で、両傾斜面同士が接した状態で係止し、両コネクタハ
ウジングが離間不能にロックされる。
が溝部の内側に配されているため、スライダを不用意に
動かして両コネクタハウジングを外してしまうことを防
止できる。
1実施形態について図1から図7を参照して説明する。
本実施形態の嵌合検知コネクタは、互いに嵌合・離脱可
能な雄側コネクタハウジング10(本発明の「他方のコ
ネクタハウジング」に相当)と、雌側コネクタハウジン
グ20(本発明の「一方のコネクタハウジング」に相
当)とを備えている。なお、以下の説明においては、雌
雄の各コネクタハウジング10,20について、互いに
嵌合する側を前方とする。
い電気機器に接続されるものであって、図1及び図2に
示すように、合成樹脂材によって前方へ開口する角筒状
に形成され、内部には図示3つの雄側端子金具11が横
方向に並んで突設されている。また、雄側コネクタハウ
ジング10の上面の幅方向中央位置には係止突部12
(本発明の「押圧部」及び「被係止部」に相当)が突設
されており、この係止突部12は、前面が嵌合方向に対
して垂直な押圧面12Aとなっており、上面が緩やかな
前上がりの傾斜面12Bとなっている。
1,図3及び図4等に示すように、同じく合成樹脂材に
より略直方体状に形成され、その下部には、雄側コネク
タハウジング10を前方から嵌合可能な嵌合部21が形
成されている。嵌合部21にはその奥面から前方へ略角
筒状の突出部22が設けられ、突出部22の内部には前
後に開口するキャビティ23が計3つ左右に並んで形成
されている。各キャビティ23には、それぞれ電線Wの
端末が接続された雌側端子金具24が収容され、雌雄両
コネクタハウジング10,20を嵌合したときには雌雄
の端子金具11,24が電気的に接続されるようになっ
ている。
幅方向中央に概ね前後方向に延びて前面に開口する断面
略正方形状のバネ収容部26が形成されている。より詳
細には、このバネ収容部26は、緩やかな前下がりに傾
斜しており、言い換えれば、嵌合方向の後側へゆくにつ
れて嵌合部21から離間するように傾斜している。
発明の「バネ部材」に相当)が収容されている。コイル
バネ30の後端はバネ収容部26の奥壁に当接してお
り、前端はスライダ40に当接して抜止めされた状態と
なっている。スライダ40は、合成樹脂材よりなり、本
体部分が断面略正方形をなして、バネ収容部26内に収
容されている。スライダ40の左右両側部にはストッパ
41が突設され、一方のバネ収容部26の左右両側面に
はその延長方向に沿ってストッパ41が嵌合されるガイ
ド溝27が形成され、ストッパ41がガイド溝27内を
移動することでスライダ40がバネ収容部26に沿っ
て、即ち嵌合方向に対して斜め方向に移動可能とされて
いる。また、ガイド溝27の前端には前止まり壁27A
が設けられ(図5参照)、スライダ40がバネ収容部2
6の前端に位置する前端位置(図1参照)ではストッパ
41が前止まり壁27Aに係止することでスライダ40
が抜止めされる。なお、スライダ40は、コイルバネ3
0より常に嵌合方向の前側、即ち前端位置側へ付勢さ
れ、スライダ40が前端位置にあるときコイルバネ30
はほぼ自然状態になるように設定されている。
中央にロック突部42(本発明の「被押圧部」及び「係
止部」に相当)が突設され、一方の雌側コネクタハウジ
ング20にはバネ収容部26から下方の嵌合部21へ貫
通して前面に開口する貫通溝28が設けられ、この貫通
溝28内をロック突部42が移動可能となっている。さ
らに、この貫通溝28には前記した雄側コネクタハウジ
ング10の係止突部12が進入可能となっている。ロッ
ク突部42は、前面が嵌合方向に対して垂直な被押圧面
42Aとなっており、下面が緩やかな前下がりの傾斜面
42Bとなっている。なお、この傾斜面42Bと係止突
部12の傾斜面12Bとは、共にバネ収容部26の延長
方向、即ちスライダ40の移動方向に沿った傾斜となっ
ている。
雄両コネクタハウジング10,20を嵌合させると、係
止突部12の押圧面12Aとロック突部42の被押圧面
42Aとが突き当たり、スライダ40が嵌合方向の後側
へ押圧される。そして、両コネクタハウジング10,2
0が正規嵌合状態に至ると共にスライダ40が図6に示
す後端位置に至るが、このとき係止突部12の押圧面1
2Aとロック突部42の被押圧面42Aとの掛かり代が
なくなるように設定されている。
40を前端位置から後端位置へ操作するための解除操作
用突起43が突設されている。一方、雌側コネクタハウ
ジング20には、バネ収容部26から雌側コネクタハウ
ジング20の上面に貫通して前面に開口する溝部29が
設けられ、解除操作用突起43はこの溝部29の内側に
前後方向への移動可能に配されている。また、解除操作
用突起43は、この溝部29内において前端位置から後
端位置のいずれの位置にあるときも常に雌側コネクタハ
ウジング20の上面から突出しないような非突出状態と
なっている。
雄両コネクタハウジング10,20を嵌合させる場合に
は、まず図1に示すように、雄側コネクタハウジング1
0の係止突部12と雌側コネクタハウジング20の貫通
溝28とを適合させながら、両コネクタハウジング1
0,20を対向させる。そして、雌側コネクタハウジン
グ20を雄側コネクタハウジング10へ押し込んでゆく
と、雄側コネクタハウジング10が嵌合部21内に進入
し、係止突部12の押圧面12Aがロック突部42の被
押圧面42Aに突き当たる。さらに嵌合がなされると、
図5に示すように、スライダ40が嵌合方向の後側に押
圧されてバネ収容部26に沿って移動し、コイルバネ3
0が圧縮されていく。このとき、スライダ40は、バネ
収容部26の傾斜によって後方へ行くにつれ上昇するた
め、係止突部12の押圧面12Aとロック突部42の被
押圧面42Aとの掛かり代が次第に減少していく。
が正規嵌合状態に至る前に嵌合操作を止めてしまった場
合には、コイルバネ30の弾性復元力によって両コネク
タハウジング10,20が離間されることで、半嵌合状
態であることが作業者に検知される。
ジング10,20が正規嵌合状態に至ると、スライダ4
0が図6に示すように後端位置に至り、係止突部12の
押圧面12Aとロック突部42の被押圧面42Aとの掛
かり代がなくなり、続いて、スライダ40はコイルバネ
30の復元変形力によって傾斜面12B,42A同士を
摺接させつつバネ収容部26に沿って前方へ移動する。
こうして、図7に示すように、スライダ40が前端位置
に至ると、ストッパ41がガイド溝27の前止まり壁2
7Aに突き当たってスライダ40が停止し、コイルバネ
30がほぼ自然状態になる。また、スライダ40のロッ
ク突部42は、両傾斜面12B,42B同士が接するこ
とで、係止突部12に対して嵌合方向の後側に係止した
状態となっており、これにより雌雄両コネクタハウジン
グ10,20が離間不能にロックされる。
せる場合には、治具等を用いて解除操作用突起43を後
側へ押圧し、図6に示すようにスライダ40を後端位置
にすると、係止突部12及びロック突部42の両傾斜面
12B,42B同士の係止が解除され、雌側コネクタハ
ウジング20を雄側コネクタハウジング10から引き離
すことができるようになる。
ネクタハウジング10,20が正規嵌合に至る前に嵌合
操作が中断した場合には、コイルバネ30の弾性復元力
によって両コネクタハウジング10,20が引き離され
るため、半嵌合状態が検知される。また、正規嵌合状態
に至ると、係止突部12とロック突部42との掛かり代
がなくなることで、コイルバネ30が復元変形し、スラ
イダ40が嵌合方向の前側に移動される。従来のよう
に、例えばスライダの係止・解除をロックアームの動作
に連動させる等の機構が必要ないため、簡易な構成にす
ることができる。また、同じく従来のようにコイルバネ
をスライダと共に前後に移動させないため、雌側コネク
タハウジング20の前後方向の寸法を小さくすることが
できる。
正規嵌合状態に至ると、スライダ40が嵌合方向に対し
て斜め方向に移動して、ロック突部42が雄側コネクタ
ハウジング10の係止突部12に対して嵌合方向の後側
に係止することで両コネクタハウジング10,20が離
間不能にロックされる。従って、他にロックアーム等の
ロック手段を設けずに済むため、構成を簡単にできる。
は、共にスライダ40の移動方向に沿った傾斜面12
B,42Bが設けられ、両コネクタハウジング10,2
0が正規嵌合状態に至ったときにコイルバネ30の復元
変形によってスライダ40が前端位置に移動すること
で、両傾斜面12B,42B同士が接した状態で係止
し、両コネクタハウジング10,20が離間不能にロッ
クされる。
が溝部29の内側に非突出状態で配されているため、ス
ライダ40を不用意に動かして両コネクタハウジング1
0,20を外してしまうことを防止できる。
発明の他の実施形態を示した。この実施形態では、上記
の第1実施形態のものとは、主に雄側コネクタハウジン
グ50とスライダ60の一部の形状が異なっており、以
下の説明においては第1実施形態と概ね同様の構成には
同一符号を付して説明を省略する。本実施形態のスライ
ダ60は、ロック突部61が第1実施形態のものよりも
長くされており、貫通溝28を通ってその先端部が嵌合
部21内に突出している。また、ロック突部61は、前
面が嵌合方向に対して垂直な被押圧面61Aとされ、下
面にはやはりスライダ60の移動方向に沿って傾斜する
傾斜面61Bが形成されている。一方、雄側コネクタハ
ウジング50の上面には係止凹部51(本発明の「係止
部」に相当)が設けられ、その底面がスライダ60の移
動方向に沿った傾斜面51Bになっている。また、雄側
コネクタハウジング10(本発明の「押圧部」に相当)
の前端面上部は押圧面51Aとされており、その上縁部
が傾斜面51Bの前縁部と一致している。
合すると、押圧面51Aがロック突部61の被押圧面6
1Aに突き当たり、スライダ60が嵌合方向の後側に押
圧されて移動し、コイルバネ30が圧縮されていく。そ
して、嵌合が進むにつれ、雄側コネクタハウジング10
の押圧面51Aとロック突部61の被押圧面61Aとの
掛かり代が減少していき、両コネクタハウジング50,
20が正規嵌合状態に至ると、図10に示すようにスラ
イダ60が後端位置に至り、押圧面51Aと被押圧面6
1Aとの掛かり代がなくなる。続いて、スライダ60は
コイルバネ30の復元変形力によって傾斜面51B,6
1B同士を摺接させつつバネ収容部26に沿って前方へ
移動し、ロック突部61の先端が係止凹部51内に進入
する。そして、スライダ60が、図11に示すように前
端位置に至ると、両傾斜面51B,61B同士が接する
ことで、ロック突部61が係止凹部51に対して嵌合方
向の後側に係止した状態となり、これにより雌雄両コネ
クタハウジング50,20が離間不能にロックされる。
この実施形態によれば、第1実施形態のように、雄側コ
ネクタハウジングの上面に突起を設けずに済むため、雄
側コネクタハウジング50を小型化することができる。
によって限定されるものではなく、例えば、次に記載す
るようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。 (1)本発明によれば、雄側のコネクタハウジングにス
ライダとバネ部材とを取り付けるようにしても良い。 (2)スライダは、正規嵌合後に必ずしも相手側のコネ
クタハウジングと係止してロックする必要はなく、半嵌
合状態のときに両コネクタハウジングを離間させるよう
になっていればよい。また、両コネクタハウジングをロ
ックするためのロックアーム等のロック手段を別に設け
ても良い。
2は押圧部と被係止部を兼ね、ロック突部42は、被押
圧部と係止部とを兼ねた構成となっているが、本発明に
よれば、押圧部と被係止部、あるいは被押圧部と係止部
とは、別々の部位であっても良い。また、係止部又は被
係止部には、スライダの移動方向に沿った傾斜面を必ず
しも設けなくても良い。
嵌合前の状態を示す縦断面図
図
面図
嵌合前の状態を示す縦断面図
面図
断面図
示す縦断面図
ハウジング) 12…係止突部(押圧部、被係止部) 12B,51B…傾斜面 20…雌側コネクタハウジング(一方のコネクタハウジ
ング) 29…溝部 30…コイルバネ(バネ部材) 40,60…スライダ 42,61…ロック突部(被押圧部、係止部) 42B…傾斜面 43…解除操作用突起 51…係止凹部(被係止部)
Claims (4)
- 【請求項1】 互いに嵌合・離脱可能な雌雄一対のコネ
クタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングに
は、両コネクタハウジングの嵌合方向に対して斜め方向
に移動可能なスライダと、このスライダを前記嵌合方向
の前側に付勢するバネ部材とが取り付けられ、 前記両コネクタハウジングの嵌合過程では、前記他方の
コネクタハウジングに設けられた押圧部が前記スライダ
の被押圧部に突き当たって押圧することで、前記スライ
ダが前記バネ部材を圧縮しつつ嵌合方向の後側に移動さ
れ、正規嵌合に至ると共に、前記押圧部と前記被押圧部
との掛かり代がなくなることで、前記バネ部材が前記ス
ライダを嵌合方向の前側へ移動させつつ復元変形するよ
うにしたことを特徴とする嵌合検知コネクタ。 - 【請求項2】 前記正規嵌合状態において前記バネ部材
が復元変形したときには、前記スライダの係止部が前記
他方のコネクタハウジングの被係止部に対して嵌合方向
の後側に係止することで両コネクタハウジングが離間不
能にロックされることを特徴とする請求項1に記載の嵌
合検知コネクタ。 - 【請求項3】 前記係止部及び前記被係止部は、共に前
記スライダの移動方向に沿った傾斜面を備え、互いの傾
斜面同士が接した状態で係止可能とされていることを特
徴とする請求項2に記載の嵌合検知コネクタ。 - 【請求項4】 前記スライダは、前記一方のコネクタハ
ウジングに収容されると共に、前記嵌合方向の後側へ操
作するための解除操作用突起を備え、かつこの解除操作
用突起は前記一方のコネクタハウジングの外面に形成さ
れた溝部の内側に非突出状態で配されていることを特徴
とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の嵌合検
知コネクタ。
Priority Applications (3)
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