JP2001085111A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2001085111A
JP2001085111A JP25689099A JP25689099A JP2001085111A JP 2001085111 A JP2001085111 A JP 2001085111A JP 25689099 A JP25689099 A JP 25689099A JP 25689099 A JP25689099 A JP 25689099A JP 2001085111 A JP2001085111 A JP 2001085111A
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connector
rubber ring
spring
fitting
housings
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Yukinori Saka
幸則 阪
Masamitsu Chishima
正光 千島
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
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    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5219Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタの小型化を図る。 【解決手段】 雌ハウジング20には、雌側端子金具2
4を収容する端子収容部21が備えられ、その周面には
嵌合される雄ハウジング10のフード部11の内周面に
密着して防水するゴムリング33が嵌着されているとと
もに、端子収容部21と外筒部23との間に前端にばね
押さえ59を備えたコイルばね60を収容したスプリン
グホルダ50が組み付けられている。ゴムリング33
は、その内面とリテーナ30の抜け止め部31の外面と
の間に隙間が空いた仮止め位置から、端子収容部21の
全周にわたって密着される正規位置へと、両ハウジング
10,20の嵌合動作に伴って移動可能とされている。
嵌合前では、スプリングホルダ50のばね押さえ59
は、仮止め位置に配されたゴムリング33の後面に当接
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、嵌合検知機能と防
水機能とを備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアバッグ装置等の重要回路に用
いられるコネクタでは、装置の誤作動を防ぐために、互
いに嵌合される雄雌のハウジングにおける半嵌合を防止
する手段が備えられており、その一例として特開平11
−111390号公報に記載されたものが知られてい
る。このコネクタは、図19に示すように、雌ハウジン
グ1側には、コイルばね2Aとばね押さえ2Bとからな
るばねユニット2が備えられるとともに、雄ハウジング
4側にはフード部5の外面にリブ5Aが突設されてお
り、両ハウジング1,4が嵌合されると、リブ5Aがば
ね押さえ2Bを押圧することでコイルばね2Aが次第に
圧縮され、嵌合操作を途中で止めると、コイルばね2A
に蓄積された弾発力によって両ハウジング1,4が離間
され、もって半嵌合に留められることが防止されるよう
になっている。そして、この種のコネクタで防水性が必
要とされる場合は、同図に示すように、雌ハウジング1
の内筒部3の奥端周面に防水用のゴムリング6を嵌着
し、嵌合される雄ハウジング4のフード部5の内周面に
密着させる構造が採用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な半嵌合検知機能と防水機能とを備えたコネクタにおい
ても、その小型化は漸次要求されるところである。その
ためまず、ばねユニット2を径方向の内側の引っ込んだ
位置に配するとともに、リブ5Aを除去してフード部5
の端縁でばね押さえ2Bを押圧する構造として、小型化
を図ることが考えられた。このとき、ばねユニット2を
ゴムリング6と高さが重なる位置まで引っ込めようとす
ると、図20の模式図のように、ばねユニット2をゴム
リング6の装着位置の後ろに設けなければならない。し
かしながら、ばねユニット2の位置を嵌合方向の後側へ
ずらすと、そのずらした分だけ雄ハウジング4のフード
部5が奥深く進入した嵌合段階からしかコイルばね2A
を圧縮することができなくなる。すなわち、コイルばね
2Aを圧縮するタイミングが遅くなるため、途中で嵌合
操作を止めた場合のコイルばね2Aの圧縮代を十分に稼
ぐことができず、両ハウジング1,4の端子金具が完全
に離間する位置まで両ハウジング1,4を引き離せなく
なるおそれがある。仮に、両端子金具を完全に離間させ
ないままにコネクタの導通検査などを行うと、半嵌合状
態でも正規嵌合したものと誤検知されるおそれがあっ
た。
【0004】このような事態を回避するため、すなわち
コイルばね2Aを嵌合の早い段階から圧縮するために
は、ばねユニット2が後方にずれた分だけ、雄ハウジン
グ4のフード部5を前方に延長して形成することが考え
られるが、嵌合方向にコネクタ全体が大型化するため現
実的ではない。一方、両ハウジング1,4を勢いよく離
間させるために、コイルばね2Aの素材として剛性の高
いものを選択して、少ない圧縮代でも高い弾発力が得ら
れるようにすることが考えられるが、今度は両ハウジン
グ1,4を嵌合させるのに必要な力が大きくなって、嵌
合操作性が悪化するという問題が生じることになり、な
かなか対処できなかった。本発明は上記のような事情に
基づいて完成されたものであって、コネクタの小型化を
図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合する一
対のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジ
ングには、他方のコネクタハウジングが内側に進入可能
なフード部が備えられ、前記他方のコネクタハウジング
には、嵌合動作に伴い前記フード部の端縁により弾縮さ
れて前記一方のコネクタハウジングに対する戻し方向の
ばね力を蓄勢するばね手段と、前記フード部の内周側に
密着して両コネクタハウジング間の防水を図るゴムリン
グとが備えられているコネクタであって、前記ゴムリン
グは、前記他方のコネクタハウジング上において正規位
置よりも奥行き方向の手前の仮止め位置に予め装着可能
とされ、かつ、両コネクタハウジングの間に設けられた
移動手段により両コネクタハウジングの嵌合動作に伴っ
て前記正規位置へ移動可能とされているとともに、前記
ばね手段は、前記仮止め位置にあるゴムリングの後ろに
重なって設けられている構成としたところに特徴を有す
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記両コネクタハウジングが嵌合する途中で
前記フード部の内側に前記他方のコネクタハウジングと
によって密閉空間が形成され、嵌合が進むに従ってこの
密閉空間内の空気が圧縮されるようになっており、その
空気圧により前記移動手段が構成されているところに特
徴を有する。
【0007】請求項3の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記フード部の内面には、前記両コネクタハ
ウジングの嵌合動作に伴って前記ゴムリングを押圧可能
な押込部が張り出し形成され、この押込部により前記移
動手段が構成されているところに特徴を有する。
【0008】請求項4の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記両コネクタハウジングの嵌合が進むに従
って前記密閉空間内で圧縮される空気の空気圧と、前記
フード部の内面に設けられた前記押込部とにより前記移
動手段が構成されているところに特徴を有する。
【0009】請求項5の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記他方のコネクタハウジングには、端子金
具が収容可能とされるとともに、この端子金具に係止し
て抜け止めするためのリテーナが側方から装着可能とさ
れており、前記仮止め位置では前記ゴムリングの内面と
前記リテーナの外面との間には隙間が形成される一方、
前記正規位置に移動されたゴムリングの内面には、前記
他方のコネクタハウジングの全周にわたって密着される
ようになっているところに特徴を有する。
【0010】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>両コネクタ
ハウジングを嵌合させると、フード部の端縁によりばね
手段が押されて弾縮されるとともに、移動手段によって
ゴムリングは仮止め位置から正規位置へ向けて移動され
る。両コネクタハウジングが正規嵌合に至ると、正規位
置に移動したゴムリングが他方のコネクタハウジングと
フード部の内周側とに密着して、両コネクタハウジング
間の安定した防水性が確保される。ここで、仮に両コネ
クタハウジングが正規に嵌合されてもゴムリングが仮止
め位置から移動されないと、両コネクタハウジング間の
防水性は不完全なものとなる。嵌合操作が途中で止めら
れると、フード部により弾縮されて蓄勢されたばね手段
のばね力により一方のコネクタハウジングが押し戻され
て、両コネクタハウジングが半嵌合であったことが検知
される。
【0011】ばね手段がゴムリングと前後に重なる位置
に、すなわち径方向の内方に引っ込んで設けられている
から、その分コネクタの径方向の小型化が図られる。こ
のように、コネクタの小型化を図ろうとすると、ばね手
段はゴムリングの後側に配されることになり、フード部
でばね手段を押し込むタイミングが遅れがちとなる。そ
こで、嵌合前の状態におけるばね手段の位置を、ゴムリ
ングの最終的な装着位置である正規位置よりも奥行き方
向の手前側である仮止め位置のゴムリングの後側とする
ことで、ばね手段をゴムリングが移動する分だけ手前側
に配することができるから、フード部がばね手段を押し
始めるタイミングを嵌合段階の早い段階に保つことがで
きる。
【0012】<請求項2の発明>嵌合途中でフード部が
取り囲んだ空間が密閉空間となることで、さらなる嵌合
動作の進行に伴って密閉空間内の空気が圧縮され、その
空気圧によってゴムリングが奥の正規位置に移動され
る。
【0013】<請求項3の発明>嵌合動作に伴って押込
部で直接にゴムリングを押すことで、ゴムリングを奥側
の正規位置へ移動させることができる。
【0014】<請求項4の発明>ゴムリングは、嵌合動
作の進行に伴って密閉空間内で圧縮される空気圧によっ
て正規位置に移動される。万が一に密閉空間から空気の
漏れがあった場合でも、フード部の内面から張り出して
設けられた押込部が直接にゴムリングを押し込むから、
ゴムリングを確実に正規位置へ移動させることができ
る。
【0015】<請求項5の発明>端子金具の抜け止めを
図るためのリテーナを側方から装着するタイプのコネク
タハウジングでは、通常、防水用のゴムリングの前側に
リテーナを取り付けるようにしている。そのため、ゴム
リングをできるだけ前側に装着しようとすると、リテー
ナと重なる位置にならざるを得ないことがあり、そのよ
うな位置では、ゴムリングとリテーナとの間に隙間が生
じる場合がある。このような隙間が生じると、隙間が空
く部分においてゴムリングが密着せず、両コネクタハウ
ジング間の防水が不完全になる。そこで、ゴムリングが
リテーナと重なる位置を仮止め位置とし、両コネクタハ
ウジングが正規嵌合されることによって、ゴムリングを
他方のコネクタハウジングの全周にわたって密着する正
規位置に移動するようにすれば、両コネクタハウジング
間の安定した防水性が確保されるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1ないし
図18によって説明する。図1及び図2に示す符号1
0,20は、互いに嵌合可能な雄コネクタハウジング1
0と雌コネクタハウジング20(以下、単に雄ハウジン
グ10、雌ハウジング20という)であり、このうち雌
ハウジング20側にはコイルばね60を備えたスプリン
グホルダ50が組み付けられるようになっている。な
お、両ハウジング10,20において、嵌合面側をそれ
ぞれ前方とする。
【0017】先に雄ハウジング10について説明する。
この雄ハウジング10は、電気機器に直結されているも
のであり、図1ないし図3に示すように、前方へ開口す
るとともに扁平の環形状に形成されたフード部11内に
4本の雄側端子金具12が並列して突設されている。こ
のフード部11の上面中央部には、前面がテーパ状に形
成されたロック突部13が設けられている。また、フー
ド部11の図3に示す右側面には、雌ハウジング20と
の嵌合時に上下反転した向きで嵌合されるのを防止する
ための突縁14が設けられている。
【0018】続いて雌ハウジング20について説明す
る。この雌ハウジング20は、図1、図2及び図4に示
すように、大まかには、雌側端子金具24を収容する端
子収容部21の上面にロックアーム22が設けられると
ともに、これら端子収容部21とロックアーム22とを
包み込むようにして略角筒状の外筒部23が一体的に設
けられている。この外筒部23は、前後に開放して形成
されており、その内側には前方から端子収容部21の周
囲に嵌合される雄ハウジング10のフード部11が進入
可能とされており、後方からはスプリングホルダ50が
組付可能とされている。
【0019】端子収容部21内には、雌側端子金具24
を収容可能なキャビティ25が幅方向に4室並んで設け
られており、雌側端子金具24の後端側に備えられた防
水ゴム栓26がキャビティ25の後半部分の内面に密着
することで、キャビティ25内の防水が図られるように
なっている。このキャビティ25における前半部分の図
2における上下の壁面には、雌側端子金具24に切り起
こし形成されたランス27を係止可能な係止溝28が前
方に開放して形成されている。端子収容部21における
長さ方向の中央からやや前寄りの位置には、各キャビテ
ィ25を横切ってリテーナ取付溝29が設けられてお
り、このリテーナ取付溝29内に串刺し状態で装着され
るリテーナ30によって雌側端子金具24は二重に抜け
止めが図られるようになっている。
【0020】このリテーナ30は、リテーナ取付溝29
内に差し込まれる抜け止め部31と、その前側において
端子収容部21の周面を挟み込んで保持する保持部32
とが連結されて形成されている。このリテーナ30は、
図1に示すように、抜け止め部31に設けられた係止部
31Aが雌側端子金具24に係止して、その抜け止めが
図られる本係止位置と、図1の奥方へ飛び出した位置
で、係止部31Aがキャビティ25から退避し、雌側端
子金具24のキャビティ25に対する挿抜が許容される
仮係止位置とに装着できるようになっている。この保持
部32が取り付けられる端子収容部21の周面は、段付
き状に凹んで形成されており、詳しくは、図2に示すよ
うに、リテーナ取付溝29のやや前位置で、且つ図4に
示す右半分が凹んで形成されている。
【0021】図1及び図2に示すように、端子収容部2
1において、リテーナ30の保持部32のすぐ後側で、
リテーナ取付溝29が開口している部分には、後に詳し
く説明する、両ハウジング10,20間の防水を図るた
めのゴムリング33が嵌着されている。このゴムリング
33は、図2に示すように、リテーナ30の保持部32
に当接されることで前方への抜け止めがなされている。
ここで、図1に示すように、リテーナ30が図示しない
仮係止位置に配されたときには、抜け止め部31の外面
がゴムリング33の内面とほぼ面一状に配されて互いに
接触されるようになっているが、リテーナ30が図1に
示す本係止位置に移動したときは、抜け止め部31の外
面とゴムリング33の内面との間に、リテーナ30の移
動距離分に相当する隙間が形成されることになる。
【0022】このゴムリング33から後側にやや間隔を
空けた位置における端子収容部21の周面は、図4に示
すように、外側に拡がるようにして形成されることで段
部34が設けられている。この段部34の高さは、図2
に示すように、雄ハウジング10のフード部11の内周
面の高さとほぼ同じ大きさとされ、フード部11が段部
34の周面に丁度嵌まるようになっている。一方、図1
及び図4に示すように、この段部34の側面における中
央には、溝状の凹部35が設けられている。この凹部3
5には、スプリングホルダ50のばね押さえ59が進入
可能とされている。
【0023】図2に示すように、この段部34の後側に
おける端子収容部21の上面には、シーソー状に撓み変
形可能なロックアーム22が前後に延出して設けられて
いる。ロックアーム22の前端には鈎状のロック爪22
Aが設けられており、両ハウジング10,20が正規に
嵌合されたときに、この係止爪57Aが雄ハウジング1
0側のロック突部13と係合されることで、両ハウジン
グ10,20を離間不能にロックできるようになってい
る。
【0024】図4に示すように、このロックアーム22
の根元部分の両側方の位置で、且つ端子収容部21の上
面におけるコーナ部分には、スプリングホルダ50の保
持アーム57を引っ掛けるための一対の引掛け突部36
が端子収容部21の周面から斜め上方へ向けて張り出し
て設けられている。これらの引掛け突部36の前端は、
図6及び図7に示すように、ロックアーム22の根元部
分の前端とほぼ同じ位置に配され、また引掛け突部36
の後端面は、テーパ状に形成されている。
【0025】上記した外筒部23は、雌ハウジング20
の後側においては、図5に示すように、端子収容部21
の後部側の下面に連結されている。詳しくは、外筒部2
3は、端子収容部21の下面から側方に一旦張り出した
後、上方へ一対の側壁23Aが突設され、これらの側壁
23Aがロックアーム22から所定間隔を空けて設けら
れる上壁23Bによって繋げられている。これら上壁2
3Bと両側壁23Aとに囲まれて形成された略門型の空
間が後方へ開放されており、この開放部分からスプリン
グホルダ50が取り付けられるようになっている。
【0026】一方、外筒部23は雌ハウジング20の前
側においては、図2及び図4に示すように、上壁23B
と両側壁23Aとが端子収容部21の下面から前方へ突
設された下壁23Cと繋げられることで環状に形成さ
れ、その内側に前方から雄ハウジング10のフード部1
1が進入可能とされている。また、図2に示すように、
外筒部23の前縁からは、前壁37が垂れ下がるように
して設けられ、この前壁37がスプリングホルダ50の
前止まりとして機能するようになっている。ここで両側
壁23Aは、図1に示すように、後半部分よりも前半部
分の方が段付き状に狭く形成されており、ここに段付き
部38が設けられている。また、図1における奥方の側
壁23Aには、外部からリテーナ30を端子収容部21
に取り付けるための開口部39が開放して設けられてい
る。
【0027】スプリングホルダ50は、図1及び図2に
示すように、雌ハウジング20内において前後方向へ移
動可能に取り付けられている。このスプリングホルダ5
0は、図9に示すように、大まかには略板状の本体部5
1の下面両側部から一対の脚部52がそれぞれ下方へ突
出して設けられている。そして、図2に示すように、本
体部51は雌ハウジング20におけるロックアーム22
と外筒部23の上壁23Bとの間に収容され、図1に示
すように、脚部52は端子収容部21と外筒部23の側
壁23Aとの間に収容されるようになっている。
【0028】このうちの本体部51における側面から
は、図9に示すように、一対のガイド突部53が突設さ
れており、このガイド突部53が、図5に示すように、
外筒部23側の側壁23Aに設けられたガイド溝40に
嵌まり合うことで、スプリングホルダ50の前後方向へ
の移動を案内するようになっている。本体部51の下面
側には、図2に示すように、ロックアーム22の上方へ
の撓み変形を許容する逃がし凹部54が設けられてお
り、この逃がし凹部54の前面に撓み変形したロックア
ーム22の前端面が係止することで、スプリングホルダ
50の後退動作が規制可能とされている(図11参
照)。
【0029】また、本体部51の後端側の中央には操作
部55が設けられている。この操作部55の前方には、
図6及び図9に示すように、一対の突部56が設けられ
ており、外筒部23の上部における内面側に設けられた
溝41に進入可能とされるとともに、溝41の後端側に
設けられた突起42に係止可能とされ、スプリングホル
ダ50が後退移動したときの後ろ止めが図られるように
なっている。また、この後退時のスプリングホルダ50
の後端は、雌ハウジング20の後端とほぼ面一となる位
置に配されるようなっている(図17参照)。
【0030】両脚部52は、図6に示すように、本体部
51の後端から長さ方向の中央よりやや前側にわたって
設けられるとともに、図9に示すように、本体部51の
側方へ突出してから、下方へ向けて屈曲して形成されて
いる。
【0031】これらの脚部52の屈曲部分における内側
には、撓み変形可能な一対の保持アーム57が斜めに傾
いた姿勢で設けられている。この保持アーム57の斜め
上方には、保持アーム57の撓み変形を許容する撓み空
間Sが形成されている。保持アーム57の前端には、鈎
状の係止爪57Aが設けられており、図8に示すよう
に、この係止爪57Aが端子収容部21の引掛け突部3
6に引っ掛かることで、スプリングホルダ50の後退動
作が規制されるようになっている。そして、前方から嵌
合される雄ハウジング10のフード部11の端面が係止
爪57Aの前端に当接可能とされ、嵌合が正規の深さに
達すると、係止爪57Aが押し上げられて、その係止状
態が解除されるようになっている(図12参照)。
【0032】脚部52の下端部には、図6に示すよう
に、前端側にばね押さえ59を装着したコイルばね60
(本発明の構成要件であるばね手段に相当)を収容する
ばね収容部58がそれぞれ設けられている。このばね収
容部58の前端における外側からは、図1に示すよう
に、壁面61がばね押さえ59の中央近くまで張り出し
て形成され、この壁面61にばね押さえ59が係止され
ることでコイルばね60の抜けが規制されている。そし
て、この壁面61に覆われない開口部分を介して、前方
から雄ハウジング10のフード部11がばね収容部58
内に進入可能とされている。このフード部11がばね押
さえ59を押圧することで、コイルばね60はばね力を
蓄積しつつ圧縮されるようになっている。このばね押さ
え59には、内側に突出するガイド突片59Aが設けら
れており、図1及び図5に示すように、このガイド突片
59Aは、ばね押さえ59が前後方向へ変位される際に
端子収容部21側の凹部35に嵌められるようになって
おり、これによりばね押さえ59の移動が案内されるよ
うになっている。
【0033】また、図9に示す脚部52の内側で、且つ
図7に示す保持アーム57よりも後側には、上記した本
体部51の上面の突部56と同様に、スプリングホルダ
50の後ろ止めの機能を有する突部62が突設され、端
子収容部21の上面におけるロックアーム22の両脇に
設けられた溝43に進入可能とされるとともに、溝43
の後端側に設けられた突起44に係止可能とされてい
る。
【0034】さて、図1に示すように、このスプリング
ホルダ50が雌ハウジング20に組み付けられた状態で
は、上記したばね収容部58は、壁面61が外筒部23
の側壁23Aに形成された段付き部38に突き当たって
配されている。そして、ばね収容部58内のばね押さえ
59は、ガイド突片59Aの内縁が端子収容部21の側
面に当接されているとともに前面がゴムリング33の後
面に当接して配されている。つまり、ばね押さえ59及
びコイルばね60とゴムリング33は、雌ハウジング2
0の径方向において互いに重なった位置に配されてい
る。
【0035】詳しくは、このばね押さえ59は、前面の
外側部分がばね収容部58の壁面61に当接されるとと
もに前面のガイド突片59A側がゴムリング33に当接
されており、前面の中央部分はこれら壁面61とゴムリ
ング33との間から前方へ臨んで配されている。そし
て、ここに前方から進入されるフード部11の端面によ
って、ばね押さえ59は丁度前面の中央部分が押圧され
るようになっている。
【0036】さらには、このゴムリング33は、図2に
示すように、リテーナ30の保持部32の後側で、リテ
ーナ取付溝29と重なる位置とされることで仮止め位置
に装着されている。この仮止め位置では前述したよう
に、抜け止め部31の外面との間に隙間があってゴムリ
ング33の端子収容部21の外周面に対する密着状態が
甘く、防水状態が不完全になる。そこで、このゴムリン
グ33を仮止め位置から両ハウジング10,20の嵌合
動作に伴って後方へ移動するようにし、移動後は、図1
6に示すように、リテーナ取付溝29の直後で、端子収
容部21の外周面の全周にわたって隙間なく密着する正
規位置に配されるようにしてある。ゴムリング33が最
終的な装着位置である正規位置に移動されることで、両
ハウジング10,20間の安定した防水性が確保される
ようになる。この正規位置でゴムリング33は、後面が
端子収容部21の段部34に突き当たるようになってい
る。
【0037】また、雄ハウジング10のフード部11の
内周面における所定深さ奥まった位置には、図2及び図
3に示すように、全周にわたって押込部15が張り出し
て設けられている。この押込部15は、両ハウジング1
0,20を嵌合する際にゴムリング33の前面に直接に
当接されるようになっており、嵌合動作に伴ってゴムリ
ング33を奥方の正規位置へと押し込むことができるよ
うになっている。
【0038】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその作用について説明する。両ハウジング10,2
0を嵌合させると、図11に示すように、雄ハウジング
10のフード部11の内周面の先端側にゴムリング33
が接触されるとともに、フード部11の上面側ではロッ
ク突部13にロックアーム22のロック爪22Aが当接
されて、ロックアーム22はこのロック突部13に乗り
上げつつ上方へ撓み変形される。撓んだロックアーム2
2は、スプリングホルダ50における本体部51の逃が
し凹部54内に進入するとともに、ロック爪22Aの前
端面が逃がし凹部54の前面に当接することで、スプリ
ングホルダ50が後退するのが規制される。このとき、
図12に示すように、スプリングホルダ50の保持アー
ム57が端子収容部21の引掛け突部36に引っ掛かっ
ていることで、スプリングホルダ50は二重に後退動作
が規制されている。
【0039】そして、図10に示すように、フード部1
1の端面がばね押さえ59の中央部分に当接される。こ
のとき、雌ハウジング20のキャビティ25内が防水ゴ
ム栓26で密閉されているとともに、両ハウジング1
0,20間がゴムリング33によって密閉されること
で、フード部11に取り囲まれた空間は密閉空間とされ
る。また、このときの雄側端子金具12はその先端が僅
かに雌側端子金具24と接触されている。この状態から
嵌合操作を進めると、図13に示すように、フード部1
1の端面がばね押さえ59を押圧することでコイルばね
60が押し縮められるとともに、密閉空間内の空気が圧
縮されて、その空気圧を受けてゴムリング33は仮止め
位置から後方へと移動される。
【0040】ここで、ロックアーム22は、図14に示
すように、ロック爪22Aが完全にロック突部13上に
乗り上げて、さらに傾動した状態とされている。一方、
図15に示すように、保持アーム57は、係止爪57A
の前端面にフード部11の端面が当接されるとともに、
係止爪57Aが上方へ持ち上げられることで撓み変形さ
れている。この段階では、係止爪57Aの引掛け突部3
6に対する引っ掛かり代は僅かに残されており、スプリ
ングホルダ50は未だ二重に後退動作が規制されてい
る。
【0041】仮に、上記のような半嵌合状態で嵌合操作
を止めると、フード部11によって押し縮められていた
コイルばね60に蓄積されたばね力が開放され、このば
ね力によって両ハウジング10,20は離間されるか
ら、両ハウジング10,20が半嵌合であったことが判
る。ここで、図10及び図11に示すように、フード部
11がばね押さえ59に当接されたときの雄側端子金具
12の雌側端子金具24に対する接触深さは比較的浅く
なっており、このような嵌合段階の初期のうちからコイ
ルばね60を圧縮できるので、半嵌合時におけるコイル
ばね60の圧縮代を十分に稼ぐことができ、両ハウジン
グ10,20を両端子金具12,24同士が完全に離れ
る位置まで引き離すことができる。
【0042】両ハウジング10,20が正規に嵌合され
ると、図18に示すように、保持アーム57の係止爪5
7Aが完全にフード部11の上面側へ乗り上げて、引掛
け突部36に対する係止状態が解除される。これとほぼ
同時に、ロックアーム22のロック爪22Aがロック突
部13を乗り越えることでロックアーム22は、図17
に示すように、弾性復帰して、ロック爪22Aがロック
突部13に係合して、両ハウジング10,20間は離間
不能にロックされる。このロックアーム22の弾性復帰
に伴って、ロック爪22Aの前端面がスプリングホルダ
50の逃がし凹部54の前面に対する係止状態が解除さ
れる。これにより、スプリングホルダ50は、保持アー
ム57とロックアーム22によって後退動作が規制され
ていたのが解除される。
【0043】そして、フード部11によって押し縮めら
れてコイルばね60に蓄積されたばね力が開放されて、
図16に示すように、スプリングホルダ50は後方へ移
動される。このスプリングホルダ50の移動とともに、
図17に示すように、スプリングホルダ50における本
体部51の上面に設けられた突部56と、脚部52の下
面側に設けられた突部62とが雌ハウジング20側の各
溝41,43に沿って摺動し、これらの溝41,43の
後側の突起42,44にそれぞれ突き当たることで、ス
プリングホルダ50の後退動作が停止され、その後方へ
の抜けが規制される。このとき、ゴムリング33は、後
面が段部34に突き当たって後方へのそれ以上の移動が
規制された正規位置まで移動されるとともに端子収容部
21の外周面とフード部11の内周面とに隙間なく密着
しており、両ハウジング10,20間の安定した防水性
が確保されている。
【0044】また、このときコイルばね60は、図16
に示すように、自然長に戻されるから、正規嵌合に至っ
た両ハウジング10,20を離間させる力が作用するこ
とがない。さらには、図17に示すように、後退したス
プリングホルダ50の本体部51における逃がし凹部5
4の前部がロックアーム22の上方に配されてロックア
ーム22を押さえ付けているから、ロックアーム22の
上方への撓み変形が規制され、ロック突部13に対する
ロックが二重になり、保持力が向上されている。
【0045】ところで、両ハウジング10,20の嵌合
に伴ってフード部11に取り囲まれて形成される密閉空
間において、万が一、密閉状態が不完全で内部の空気が
漏れていた場合は、両ハウジング10,20を嵌合させ
ても、ゴムリング33を正規位置まで移動させるのに十
分な空気圧が得られないことがある。その場合は、図1
6及び図17に示すように、フード部11の内側に張り
出した押込部15がゴムリング33を直接に押圧するか
ら、確実にゴムリング33を正規位置まで移動させるこ
とができる。
【0046】以上説明したように本実施形態によれば、
ゴムリング33とコイルばね60及びばね押さえ59と
の位置を雌ハウジング20の径方向に重ねることで、コ
ネクタの小型化を図ることができ、且つ、両ハウジング
10,20が嵌合されるのに伴ってゴムリング33が仮
止め位置から安定した防水機能を果たすことができる正
規位置へ移動するようにしたから、ゴムリング33が移
動する分だけフード部11がばね押さえ59を押し始め
るのを両ハウジング10,20の嵌合段階における初期
に保つことができる。また、フード部11の端面によっ
てばね押さえ59の中央部分を押圧することができるか
ら、安定した姿勢でコイルばね60を圧縮することがで
きる。
【0047】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態では、ゴムリングを確実に正規
位置へ押し込むために押込部を設けた場合を示したが、
必ずしも押込部を設ける必要はない。
【0048】(2)ゴムリングの移動手段としては、上
記実施形態に示した空気圧に頼らず、例えば実施形態中
では補助的な移動手段として示した押込部によって構成
されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタの分解平断
面図
【図2】コネクタの分解側断面図
【図3】雄ハウジングの正面図
【図4】雌ハウジングの正面図
【図5】雌ハウジングの背面図
【図6】雌ハウジングとスプリングホルダの側断面図
【図7】雌ハウジングとスプリングホルダにおける図4
のX−X線断面図
【図8】スプリングホルダを組み付けた雌ハウジングに
おける図4のX−X線断面図
【図9】スプリングホルダの正面図
【図10】フード部がばね押さえに当接した状態を示す
平断面図
【図11】ロックアームがロック突部に乗り上げた状態
を示す側断面図
【図12】保持アームが引掛け突部に係止した状態を示
す部分拡大断面図
【図13】コイルばねが圧縮された状態を示す平断面図
【図14】ロックアームがロック突部に係合する直前の
状態を示す側断面図
【図15】保持アームがフード部によって撓まされた状
態を示す部分拡大断面図
【図16】両ハウジングが正規嵌合に至ってスプリング
ホルダが移動された状態を示す平断面図
【図17】ロックアームがロック突部に係合した状態を
示す側断面図
【図18】保持アームがフード部に完全に乗り上げた状
態を示す部分拡大断面図
【図19】従来例を示す側断面図
【図20】ばねユニットをゴムリングと高さが重なる位
置まで引っ込めた状態を示す模式図
【符号の説明】
10…雄ハウジング(一方のコネクタハウジング) 11…フード部 15…押込部 20…雌ハウジング(他方のコネクタハウジング) 24…雌側端子金具(端子金具) 30…リテーナ 33…ゴムリング 60…コイルばね(ばね手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FB09 FB20 FC32 FC36 FC38 FC40 HC09 JA04 KA06 5E087 EE02 EE12 FF01 FF06 FF12 GG17 GG26 GG31 GG32 HH02 HH04 LL03 LL04 LL12 MM08 QQ04 RR12 RR25 RR49

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合する一対のコネクタハウジン
    グのうちの一方のコネクタハウジングには、他方のコネ
    クタハウジングが内側に進入可能なフード部が備えら
    れ、前記他方のコネクタハウジングには、嵌合動作に伴
    い前記フード部の端縁により弾縮されて前記一方のコネ
    クタハウジングに対する戻し方向のばね力を蓄勢するば
    ね手段と、前記フード部の内周側に密着して両コネクタ
    ハウジング間の防水を図るゴムリングとが備えられてい
    るコネクタであって、 前記ゴムリングは、前記他方のコネクタハウジング上に
    おいて正規位置よりも奥行き方向の手前の仮止め位置に
    予め装着可能とされ、かつ、両コネクタハウジングの間
    に設けられた移動手段により両コネクタハウジングの嵌
    合動作に伴って前記正規位置へ移動可能とされていると
    ともに、 前記ばね手段は、前記仮止め位置にあるゴムリングの後
    ろに重なって設けられていることを特徴とするコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記両コネクタハウジングが嵌合する途
    中で前記フード部の内側に前記他方のコネクタハウジン
    グとによって密閉空間が形成され、嵌合が進むに従って
    この密閉空間内の空気が圧縮されるようになっており、
    その空気圧により前記移動手段が構成されていることを
    特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記フード部の内面には、前記両コネク
    タハウジングの嵌合動作に伴って前記ゴムリングを押圧
    可能な押込部が張り出し形成され、この押込部により前
    記移動手段が構成されていることを特徴とする請求項1
    記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記両コネクタハウジングの嵌合が進む
    に従って前記密閉空間内で圧縮される空気の空気圧と、
    前記フード部の内面に設けられた前記押込部とにより前
    記移動手段が構成されていることを特徴とする請求項1
    記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記他方のコネクタハウジングには、端
    子金具が収容可能とされるとともに、この端子金具に係
    止して抜け止めするためのリテーナが側方から装着可能
    とされており、前記仮止め位置では前記ゴムリングの内
    面と前記リテーナの外面との間には隙間が形成される一
    方、前記正規位置に移動されたゴムリングの内面には、
    前記他方のコネクタハウジングの全周にわたって密着さ
    れるようになっていることを特徴とする請求項1記載の
    コネクタ。
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