JP6353680B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、第1コネクタハウジングの端子収容部の外周に第2コネクタハウジングの筒状部が嵌合するコネクタに関する。
図8〜図10は、下記特許文献1に開示されたコネクタを示している。
このコネクタ100は、図8及び図9に示すように、第1コネクタハウジング110の端子収容部111の外周に、第2コネクタハウジング120の筒状部121が嵌合する。
第1コネクタハウジング110は、前述の端子収容部111と、該端子収容部111の周囲を囲う筒状構造に形成されたフード部112と、端子収容部111に一体形成されたロックアーム113と、を備えている。
端子収容部111は、コネクタハウジング相互の嵌合方向(図8の矢印Y1方向)に延在する柱状で、その内部に、雌端子金具130を保持する端子収容孔114が形成されている。端子収容部111の先端には、図8に示すフロントホルダ115が嵌合装着される。
第1コネクタハウジング110のフード部112は、図9及び図10に示すように、端子収容部111の周囲に第2コネクタハウジング120の筒状部121が嵌合する隙間116を画成している。
ロックアーム113は、第1コネクタハウジング110と第2コネクタハウジング120との嵌合長が所定値に達したときに、図9に示すように、第2コネクタハウジング120上のロック突起123と係合して、第1コネクタハウジング110と第2コネクタハウジング120との嵌合状態(接続状態)をロックする。
特許文献1におけるコネクタ100は、防水コネクタで、端子収容部111の外周に嵌合する筒状のパッキン150を備えている。また、端子収容部111の端子収容孔114に装着される雌端子金具130と電線131との接続部には、端子収容孔114を封止する防水栓160が装着される。
第2コネクタハウジング120の筒状部121は、図8に示すように、雄端子金具140の先端部である雄タブ141が突出する端子配列空間122の周囲を囲う筒状に形成されている。この筒状部121は、端子収容部111に外嵌する。
この筒状部121の外周には、ロック突起123が突設されている。このロック突起123は、筒状部121と端子収容部111との嵌合長が所定長に達して、第1コネクタハウジング110と第2コネクタハウジング120との嵌合が完了したときに、第1コネクタハウジング110のロックアーム113と係合して、これらのコネクタハウジング相互の嵌合状態(接続状態)をロックする。
筒状部121の先端側は、端子収容部111の基端部に装着されているパッキン150の外周に嵌合し、パッキン150によって端子収容部111との間が封止される。
筒状部121の内周の根本側は、パッキン150には接触せず、直接、端子収容部111の先端部の外周に被さる直接嵌合部125になっている。この直接嵌合部125の内径は、コネクタハウジング相互のガタ付きを抑制するため、筒状部121の先端側よりも小径に設定されている。
特開2012−134104号公報
ところが特許文献1に記載のコネクタ100の場合、パッキン150による弾性力が作用するのは、筒状部121の前端側のみであるため、外部振動が加わると、外部振動に起因したパッキン150の径方向の伸縮に伴い、コネクタハウジング相互間に、互いの中心軸が傾く揺動運動が生じ易い。そして、コネクタハウジング相互の揺動運動によって、第2コネクタハウジング120の直接嵌合部125と端子収容部111の前端側外周とが接触及び離脱を繰り返すガタ付きが生じ易い。このときのガタ付きは、直接嵌合部125と端子収容部111の前端側外周とが局部的に強く接触する拗じりとなるため、ガタ付きを繰り返す相互間に摩耗粉を発生させたり、ガタ付きによる接触部位に変形を招いたりするおそれがあった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、外部振動に起因したコネクタハウジング相互間のガタ付きを抑制して、コネクタハウジング相互間のガタ付きに起因した摩耗粉の発生や変形の発生を防止することができるコネクタを提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1) 第1の端子金具を収容する端子収容部と、該端子収容部の周囲を囲う筒状構造に形成されて前記端子収容部の周囲に接続相手のコネクタハウジングの筒状部が嵌合する隙間を画成するフード部と、を有する第1コネクタハウジングと、
前記第1の端子金具に嵌合させる第2の端子金具の先端部が突出する端子配列空間と、
該端子配列空間の周囲を囲う筒状に形成されて前記端子収容部に外嵌する前記筒状部と、
を有する第2コネクタハウジングと、
を備えるコネクタであって、
前記端子収容部の一側の外周面にコネクタハウジング相互の嵌合方向に沿ってコネクタ幅方向の中央に延設された嵌合方向溝部と、
前記筒状部の根本側内周面上の周方向に離間した複数箇所に周方向に沿って突設されて前記端子収容部と前記筒状部との間のガタ付きを抑制する周上リブと、
前記筒状部の内周面の前記嵌合方向溝部と対向する位置に突設されて、コネクタハウジング相互の嵌合の際に、前記嵌合方向溝部に摺動可能に係合する嵌合方向リブと、
を備え
前記嵌合方向リブは、前記筒状部の内周面の周方向の一か所のみから前記筒状部の根元側端部のみにおいて前記筒状部の中心軸線の近傍位置まで延びていることを特徴とするコネクタ。
(2) 前記周上リブは、前記端子収容部の表面に圧接することを特徴とする上記(1)に記載のコネクタ。
(3) 前記嵌合方向リブは、圧接状態で前記嵌合方向溝部に緊密嵌合することを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のコネクタ。
上記(1)の構成によれば、コネクタが外部振動を受けたとき、コネクタハウジング相互の嵌合方向に沿ってコネクタ幅方向の中央に延設された嵌合方向溝部と、嵌合方向リブとの嵌合が、それぞれのコネクタハウジングの揺動運動を抑制する。即ち、コネクタが外部振動によって振動する場合でも、コネクタハウジング相互のガタ付きの原因となるそれぞれのコネクタハウジングの揺動運動が抑制されることによって、コネクタハウジング相互間のガタ付きが抑制される。そのため、コネクタハウジング間におけるガタ付き時の拗じりの発生を抑制することができる。また、複数の周上リブによって、ガタ付きによって作用する衝撃を周上の複数箇所に分散することができる。その結果、コネクタハウジング相互間のガタ付きに起因した摩耗粉の発生や変形の発生を抑制することができる。
上記(2)の構成によれば、周上リブが端子収容部の表面に圧接することで、外部振動に起因するコネクタハウジング相互間の相対移動が、しっかりと規制される。そのため、外部振動に起因したコネクタハウジング相互間のガタ付きの発生を確実に防止することができる。
上記(3)の構成によれば、嵌合方向リブは、圧接状態で嵌合方向溝部に緊密嵌合して、外部振動に起因するコネクタハウジング相互間の相対移動をしっかりと規制する。そのため、外部振動に起因したコネクタハウジング相互間のガタ付きの発生を確実に防止することができる。
本発明によるコネクタによれば、外部振動に起因したコネクタハウジング相互間のガタ付きを抑制して、コネクタハウジング相互間のガタ付きに起因した摩耗粉の発生や変形の発生を防止することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。さらに、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は本発明に係るコネクタの一実施形態の分解斜視図である。 図2は図1に示した第1コネクタハウジングの正面図である。 図3は図1に示した第1コネクタハウジングの背面図である。 図4は図1に示した第2コネクタハウジングの正面図である。 図5は図1に示した第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングとの接続状態の側面図である。 図6は図5のC−C断面図である。 図7は図6のE−E断面図である。 図8は従来のコネクタの分解斜視図である。 図9は図8に示したコネクタの組立状体における垂直縦断面図である。 図10は図8に示したコネクタの組立状体における水平縦断面図である。
以下、本発明に係るコネクタの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図7は本発明に係るコネクタの一実施形態を示したもので、図1は本発明に係るコネクタの一実施形態の分解斜視図、図2は図1に示した第1コネクタハウジングの正面図、図3は図1に示した第1コネクタハウジングの背面図、図4は図1に示した第2コネクタハウジングの正面図、図5は図1に示した第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングとの接続状態の側面図、図6は図5のC−C断面図、図7は図6のE−E断面図である。
この一実施形態のコネクタ4は、防水コネクタで、図1に示すように、第1コネクタハウジング5と、後述する第1コネクタハウジング5の端子収容部51に嵌合装着される筒状のパッキン6と、第1コネクタハウジング5の一側面から第1コネクタハウジング5内に挿入されるリテーナ7と、第1コネクタハウジング5の接続相手となる第2コネクタハウジング8と、を備えている。
第1コネクタハウジング5は、樹脂材料で一体形成したもので、不図示の第1の端子金具を収容する端子収容部51と、該端子収容部51の周囲を囲う筒状構造に形成されたフード部52と、端子収容部51に一体に形成されたロックアーム53と、を備えている。
端子収容部51は、第2コネクタハウジング8との嵌合方向(図1における矢印X2方向)に沿って延在する略柱状に形成された部位である。この端子収容部51は、図2及び図3に示すように、コネクタ幅方向Y2に沿って一列に複数(図示例では、2個)の端子収容孔511を配列している。それぞれの端子収容孔511は、不図示の第1の端子金具(雌端子金具)を収容する孔であり、第2コネクタハウジング8との嵌合方向X2に沿って延在している。
さらに、本実施形態の端子収容部51は、図2に示すように、嵌合方向溝部513を備えている。嵌合方向溝部513は、第1コネクタハウジング5と第2コネクタハウジング8とを嵌合させたときに、図6に示すように、後述する第2コネクタハウジング8の嵌合方向リブ87が摺動可能に嵌合する溝である。この嵌合方向溝部513は、図2に示すように、端子収容部51の一側(図2では、下側)の外周面上で、コネクタ幅方向Y2の中央に、装備されている。また、嵌合方向溝部513は、コネクタハウジング相互の嵌合方向X2に沿って延設されている。
フード部52は、図1に示すように、端子収容部51の周囲に、後述する第2コネクタハウジング8の筒状部82が嵌合する隙間54を画成している。このフード部52は、隙間54に嵌合する第2コネクタハウジング8の筒状部82の外周に嵌合する。本実施形態のフード部52は、図1及び図6に示すように、後述する第2コネクタハウジング8の水平ガイドリブ84が摺動可能に嵌合する水平ガイド溝521と、後述する第2コネクタハウジング8の垂直ガイドリブ85が摺動可能に嵌合する垂直ガイド溝522と、を備えている。
フード部52に装備された水平ガイド溝521及び垂直ガイド溝522は、第1コネクタハウジング5と第2コネクタハウジング8との嵌合操作時に、後述する第2コネクタハウジング8の水平ガイドリブ84及び垂直ガイドリブ85が嵌合することで、両者の移動方向を規制して一方のコネクタハウジングが傾くことを防止し、拗じりの発生を防止する。
本実施形態の第1コネクタハウジング5では、図1に示すように、フード部52の一側面523に、リテーナ挿入口524が貫通形成されている。リテーナ挿入口524は、リテーナ7を挿入するための開口で、端子収容部51のリテーナ挿通部(図示せず)と対向する位置に設けられている。そのため、リテーナ挿入口524に挿入したリテーナ7のハウジング係止アーム71、仮係止用ランス73、端子ロック部(図示せず)を、リテーナ挿通部に挿通させることができる。
リテーナ7は、図1に示すように、第1コネクタハウジング5の一側面に開口するリテーナ挿入口524から、第1コネクタハウジング5内に、コネクタ幅方向に沿って挿入される。図1の矢印Y3は、リテーナ7の挿入方向を示している。
リテーナ7は、第1コネクタハウジング5内に挿入された際に、端子金具を挿入可能な仮係止位置、及び挿入された端子金具を抜け止めする本係止位置にそれぞれ位置決めされる。
ロックアーム53は、図7に示すように第2コネクタハウジング8の筒状部82と端子収容部51との嵌合長が所定値に達して、第1コネクタハウジング5と第2コネクタハウジング8との嵌合が完了したときに、第2コネクタハウジング8上のロック突起83と係合して、第1コネクタハウジング5と第2コネクタハウジング8との嵌合状態をロックする。
本実施形態のロックアーム53は、フード部52の内側に第2コネクタハウジング8の筒状部82が嵌合するとき、自由端側が第2コネクタハウジング8の筒状部82の表面と直交する方向に撓み変位可能に、端子収容部51に一体に形成されている。
パッキン6は、第1コネクタハウジング5の端子収容部51に外嵌する筒状で、適度な弾性を備えた合成ゴム又は天然ゴムにより一体成形される。
このパッキン6は、図7に示すように、内周面61が端子収容部51の外周面に密着する平滑面になっている。また、パッキン6は、外周面62に、第2コネクタハウジング8筒状部82の内周に密着する2本の環状突起(リップ部)621が装備されている。このパッキン6は、図7に示すように、内周面61を端子収容部51の外周面に密着させ、外周面62の環状突起621を筒状部82の内周面に密着させることで、ハウジング内部の防水性を確保する。
第2コネクタハウジング8は、装置等の筐体9に固定装備されるハウジングである。また、この第2コネクタハウジング8は、樹脂の一体成形品で、図1及び図4に示すように、第2の端子金具の先端部が突出する端子配列空間81と、筒状部82と、ロック突起83と、水平ガイドリブ84と、垂直ガイドリブ85と、周上リブ86と、嵌合方向リブ87と、を備えている。
端子配列空間81は、端子収容部51内の第1の端子金具に嵌合させる第2の端子金具88の先端部88aが突出する空間である。
筒状部82は、端子配列空間81の周囲を囲う筒状で、端子配列空間81を画成している。この筒状部82は、第1コネクタハウジング5の隙間54に挿入されて、端子収容部51の外周に嵌合する。このとき、筒状部82は、フード部52の内周に嵌合した状態になっている。端子収容部51に外嵌した筒状部82の内周面には、図7に示すように、パッキン6の環状突起621が密着し、筒状部82と端子収容部51との間の隙間が密封される。
ロック突起83は、筒状部82の外表面に突設された突起である。このロック突起83は、筒状部82と端子収容部51との嵌合長が所定値に達したときに、図7に示したように、ロックアーム53と係合して、第1コネクタハウジング5と第2コネクタハウジング8との結合状態をロックする。
水平ガイドリブ84は、第1コネクタハウジング5と第2コネクタハウジング8との嵌合時に、図6に示すように、第1コネクタハウジング5の水平ガイド溝521と摺動可能に係合し、ハウジング相互間に傾きが生じることを防止する。
垂直ガイドリブ85は、第1コネクタハウジング5と第2コネクタハウジング8との嵌合時に、図2に示されるように、第1コネクタハウジング5の垂直ガイド溝522と摺動可能に係合し、ハウジング相互間に傾きが生じることを防止する。
即ち、本実施形態の第1コネクタハウジング5と第2コネクタハウジング8は、第1コネクタハウジング5に装備された水平ガイド溝521及び垂直ガイド溝522に、第2コネクタハウジング8の水平ガイドリブ84と垂直ガイドリブ85が係合することで、コネクタハウジング相互の移動方向を、嵌合方向から傾きが生じないように規制する。
周上リブ86は、図4に示すように、筒状部82の根本側内周面上の周方向に離間した複数箇所(図示例では、4箇所)に、周方向に沿って突設されている。この周上リブ86は、第1コネクタハウジング5と第2コネクタハウジング8とが嵌合完了するときに、図6及び図7に示すように、端子収容部51の外周面に近接することで、端子収容部51と筒状部82との間のガタ付きを抑制する。
嵌合方向リブ87は、図4に示すように、筒状部82の内周面の嵌合方向溝部513と対向する位置に突設されている。この嵌合方向リブ87は、コネクタハウジング相互の嵌合の際に、図6及び図7に示すように、嵌合方向溝部513に摺動可能に微小なクリアランスを有して係合して、端子収容部51と筒状部82との間のガタ付きを抑制する。
以上に説明した一実施形態のコネクタ4の構成の場合、コネクタ4が外部振動を受けたとき、図6に示すように、コネクタハウジング相互の嵌合方向に沿ってコネクタ幅方向の中央に延設された嵌合方向溝部513と、嵌合方向リブ87との嵌合が、それぞれのコネクタハウジングの揺動運動を抑制する。即ち、コネクタ4が外部振動によって振動する場合でも、コネクタハウジング相互のガタ付きの原因となるそれぞれのコネクタハウジング5,8の揺動運動が抑制されることによって、コネクタハウジング相互間のガタ付きが抑制される。そのため、コネクタハウジング5,8間におけるガタ付き時の拗じりの発生を抑制することができる。また、複数の周上リブ86によって、ガタ付きによって作用する衝撃を周上の複数箇所に分散することができる。その結果、コネクタハウジング5,8相互間のガタ付きに起因した摩耗粉の発生や変形の発生を抑制することができる。
なお、本実施形態では、第2コネクタハウジング8上には、コネクタハウジング相互の嵌合時に、第1コネクタハウジング5上の水平ガイド溝521に摺動可能に嵌合する水平ガイドリブ84、第1コネクタハウジング5上の垂直ガイド溝522に摺動可能に嵌合する垂直ガイドリブ85が装備されている。そして、これらの水平ガイドリブ84,垂直ガイドリブ85の対応するガイド溝への嵌合も、コネクタハウジング相互のガタ付きを低減させる効果を生むため、一実施形態のコネクタ4では、コネクタハウジング5,8相互間のガタ付きに起因した摩耗粉の発生や変形の発生を効果的に抑制することができる。
また、第2コネクタハウジング8に装備する周上リブ86は、上記一実施形態では、端子収容部51の外周面に近接して相互間のガタ付きを抑制する構造とした。しかし、周上リブ86は、端子収容部51の表面に圧接して、相互間のガタ付きをしっかりと規制する構造としても良い。
このようにすると、周上リブ86が端子収容部51の表面に圧接することで、外部振動に起因するコネクタハウジング相互間の相対移動が、しっかりと規制される。そのため、外部振動に起因したコネクタハウジング相互間のガタ付きの発生を確実に防止することができる。
また、第2コネクタハウジング8の嵌合方向リブ87は、上記一実施形態では、端子収容部51の嵌合方向溝部513に微小なクリアランスを有して摺動可能に係合する構造であった。しかし、嵌合方向リブ87は、嵌合方向溝部513の内壁面に圧接して、相互間のガタ付きをしっかりと規制する構造としても良い。
このようにすると、嵌合方向リブ87は、圧接状態で嵌合方向溝部513に緊密嵌合して、外部振動に起因するコネクタハウジング相互間の相対移動をしっかりと規制する。そのため、外部振動に起因したコネクタハウジング相互間のガタ付きの発生を確実に防止することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係るコネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 第1の端子金具を収容する端子収容部(51)と、該端子収容部(51)の周囲を囲う筒状構造に形成されて前記端子収容部(51)の周囲に接続相手のコネクタハウジング(8)の筒状部(82)が嵌合する隙間(54)を画成するフード部(52)と、を有する第1コネクタハウジング(5)と、
前記第1の端子金具に嵌合させる第2の端子金具(88)の先端部が突出する端子配列空間(81)と、該端子配列空間(81)の周囲を囲う筒状に形成されて前記端子収容部(51)に外嵌する前記筒状部(82)と、を有する第2コネクタハウジング(8)と、
を備えるコネクタ(4)であって、
前記端子収容部(51)の一側の外周面にコネクタハウジング相互の嵌合方向(X2)に沿ってコネクタ幅方向(Y2)の中央に延設された嵌合方向溝部(513)と、
前記筒状部(82)の根本側内周面上の周方向に離間した複数箇所に周方向に沿って突設されて前記端子収容部(51)と前記筒状部(82)との間のガタ付きを抑制する周上リブ(86)と、
前記筒状部(82)の内周面の前記嵌合方向溝部(513)と対向する位置に突設されて、コネクタハウジング相互の嵌合の際に、前記嵌合方向溝部(513)に摺動可能に係合する嵌合方向リブ(87)と、
を備えたことを特徴とするコネクタ(4)。
[2] 前記周上リブ(86)は、前記端子収容部(51)の表面に圧接することを特徴とする上記[1]に記載のコネクタ(4)。
[3] 前記嵌合方向リブ(87)は、圧接状態で前記嵌合方向溝部(513)に緊密嵌合することを特徴とする上記[1]又は[2]に記載のコネクタ(4)。
4 コネクタ
5 第1コネクタハウジング
6 パッキン
7 リテーナ
8 第2コネクタハウジング
51 端子収容部
52 フード部
53 ロックアーム
54 隙間
71 ハウジング係止アーム
75 パッキン押さえ部
81、122 端子配列空間
82、121 筒状部
83 ロック突起
86 周上リブ
87 嵌合方向リブ
88 第2の端子金具
513 嵌合方向溝部
531 基端部
524 リテーナ挿入口

Claims (3)

  1. 第1の端子金具を収容する端子収容部と、該端子収容部の周囲を囲う筒状構造に形成されて前記端子収容部の周囲に接続相手のコネクタハウジングの筒状部が嵌合する隙間を画成するフード部と、を有する第1コネクタハウジングと、
    前記第1の端子金具に嵌合させる第2の端子金具の先端部が突出する端子配列空間と、該端子配列空間の周囲を囲う筒状に形成されて前記端子収容部に外嵌する前記筒状部と、を有する第2コネクタハウジングと、
    を備えるコネクタであって、
    前記端子収容部の一側の外周面にコネクタハウジング相互の嵌合方向に沿ってコネクタ幅方向の中央に延設された嵌合方向溝部と、
    前記筒状部の根本側内周面上の周方向に離間した複数箇所に周方向に沿って突設されて前記端子収容部と前記筒状部との間のガタ付きを抑制する周上リブと、
    前記筒状部の内周面の前記嵌合方向溝部と対向する位置に突設されて、コネクタハウジング相互の嵌合の際に、前記嵌合方向溝部に摺動可能に係合する嵌合方向リブと、
    を備え、
    前記嵌合方向リブは、前記筒状部の内周面の周方向の一か所のみから前記筒状部の根元側端部のみにおいて前記筒状部の中心軸線の近傍位置まで延びていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記周上リブは、前記端子収容部の表面に圧接することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記嵌合方向リブは、圧接状態で前記嵌合方向溝部に緊密嵌合することを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
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