JP4597779B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、振動対策が施されたコネクタに関する。
例えば自動車など車両の配線に使用されるコネクタには車両の走行に伴う振動が作用するが、このような振動によってコネクタの接続端子の接点が磨耗して電気的な接続不良が発生する場合がある。そこで従来、嵌合状態にある雌雄コネクタハウジングの相互のガタツキを抑制し、擦れ合いによる接続端子の接点部の磨耗を低減するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されたコネクタ100は、図9に示すように、雄端子103を保持した雌コネクタハウジング102と、雄端子103と電気的に接続される雌端子101を収容した雄コネクタハウジング104とを備えている。雄コネクタハウジング104は、雌端子101を保持して雌コネクタハウジング102のフード部105に内嵌する雄型のインナハウジング106と、インナハウジング106の外周を囲繞するように設けられた略角筒状のアウタハウジング107とを有し、一体に形成されている。
アウタハウジング107の内周面には規制突部108が形成されており、この規制突部108は、アウタハウジング107とインナハウジング106との間に進入する雌コネクタハウジング102のフード部105の外周壁に接触する。これにより、雌雄コネクタハウジング102,104の嵌合方向と直交する方向の両者のガタツキが防止されるようになっている。
特開2002−198127号公報(第3−4頁、図6)
しかし、上記特許文献1に開示されたコネクタ100の規制突部108は、雌雄コネクタハウジング102,104の嵌合方向と直交する方向のガタツキは防止するものの、嵌合方向のガタツキを防止するものではなかった。さらに、規制突部108は、雌コネクタハウジング102のフード部105と雄コネクタハウジング104のアウタハウジング107とのガタツキは防止するものの、雌端子101を保持したインナハウジング106と雌コネクタハウジング102とのガタツキを直接に防止するものではなかった。このように、上記特許文献1に開示されたコネクタ100の耐振動性能は十分のものとはいえなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、耐振動性能を向上させたコネクタを提供することにある。
上記の目的は、本発明に係る下記(1)〜(3)に記載のコネクタにより達成される。
(1)雄端子を保持した雌コネクタハウジングと、前記雄端子に電気的に接続される雌端子を収容した雄コネクタハウジングと、前記雌コネクタハウジング及び雄コネクタハウジングを完全嵌合状態に維持するようにロック可能であるコネクタ嵌脱動作支援機構と、を備え、前記雄コネクタハウジングが、前記雌端子を保持して当該雌端子を前記雄端子に接続するように前記雌コネクタハウジングに内嵌する雄型のインナハウジングと、前記インナハウジングの外周を囲繞して且つ当該インナハウジングを嵌合方向に沿って前後移動可能に支持するアウタハウジングと、前記インナハウジングと前記アウタハウジングとの間に介装されて当該インナハウジングを嵌合方向の前方に付勢する第1の弾性部材と、を有し、前記インナハウジングの外周壁に、嵌合方向に沿って前後移動可能な可動体と、前記第1の弾性部材とは異なる付勢力にて前記可動体を嵌合方向の前方に付勢する第2の弾性部材と、が装着され、前記可動体及び当該可動体と同一周上に位置する前記インナハウジングの外周壁の部分に、嵌合方向と交差するように傾斜した傾斜面が全周にわたって形成され、前記インナハウジングには、隣り合う前記傾斜面間に凹部が形成され、前記凹部に前記可動体の前記傾斜面が進入するように、前記インナハウジングの外周壁に前記可動体が装着され、前記雌コネクタハウジングの内周壁に、前記可動体及び前記インナハウジングの外周壁に形成された傾斜面と整合する傾斜面が全周にわたって形成され、前記雌コネクタハウジングと前記雄コネクタハウジングとが前記コネクタ嵌脱動作支援機構によりロックされた完全嵌合状態では、圧縮された前記第1の弾性部材及び第2の弾性部材の弾性復元力で前記可動体及びインナハウジングが付勢されて、前記可動体及びインナハウジングの外周壁に形成された前記傾斜面が、前記雌コネクタハウジングの内周壁に形成された傾斜面に当接することを特徴とするコネクタ。
)前記可動体及び前記インナハウジングの外周壁に形成された傾斜面が、前記雌端子の前記雄端子との接点を囲む外周上に配置されていることを特徴とする()に記載のコネクタ。
)前記可動体を付勢する第2の弾性部材が、前記インナハウジングの外周壁と前記雌コネクタハウジングの内周壁との間に介装されて、その間をシールする弾性シール部材であって、前記弾性シール部材が、前記可動体及び前記インナハウジングの外周壁に形成された傾斜面の嵌合方向の後方に配置されていることを特徴とする(1)又は(2)に記載のコネクタ。
) 前記コネクタ嵌脱動作支援機構は、前記アウタハウジングに回動自在に取り付けられるロックレバーであり、該ロックレバーは、その回動によって前記雌コネクタハウジング及び雄コネクタハウジングを嵌合せしむことを特徴とする(1)から()のいずれか一項に記載のコネクタ。
) 前記可動体は、前記インナハウジングに保持された雌端子を本係止するフロントホルダであることを特徴とする()に記載のコネクタ。
本発明者らは、以下の経緯を経て本発明に至った。
まず、本発明者らは、雄コネクタハウジングのアウタハウジングとインナハウジングとを別体に形成し、アウタハウジングによりインナハウジングを嵌合方向に沿って前後移動可能に支持し、インナハウジングを嵌合方向に沿って雌コネクタハウジング側に付勢する弾性部材をインナハウジングとアウタハウジングとの間に介装し、インナハウジングの外周壁及びインナハウジングが内嵌する雌コネクタハウジングのフード部の内周壁に、嵌合方向と交差して互いに整合する傾斜面をそれぞれ全周にわたって形成したコネクタの構成を案出するに至った。
上記の構成のコネクタにおいては、弾性部材に付勢されたインナハウジングが、その外周壁に形成された傾斜面において雌コネクタハウジングのフード部の内周壁に形成された傾斜面に接触し、雌コネクタハウジングに固定される。両傾斜面は嵌合方向と交差しているので、雌端子を保持するインナハウジングと雌コネクタハウジングとの嵌合方向及び嵌合方向と直交する方向の両者のガタツキが防止される。これにより、コネクタの耐振動性能が向上する。
しかしながら、雌雄コネクタハウジングは、通常、樹脂材料を射出成形して形成され、上記の両傾斜面は、射出成形時に雌コネクタハウジング及びインナハウジングに一体に形成される。そのため、ひけ、そり等の成形歪みにより両傾斜面に寸法誤差が生じる場合がある。よって、両傾斜面を全周全面で接触させることは容易ではなく、そして、両傾斜面の非接触の部分においては、その方向にその隙間分のガタツキが発生する虞があり、その方向の振動で接点が磨耗する虞があった。
そこで、上記(1)に記載のコネクタにおいては、インナハウジングの傾斜面を、インナハウジングの外周壁と、嵌合方向に沿って前後移動可能に当該外周壁に装着されて且つ第2の弾性部材により嵌合方向の前方に付勢される可動体とにまたがって形成するようにしている。インナハウジングの外周壁に形成された傾斜面と雌コネクタハウジングの内周壁に形成された傾斜面とに寸法誤差が生じ、両者の全面接触が不完全で接触点数が減少した場合にも、可動体に形成された傾斜面が雌コネクタハウジングの内周壁に形成された傾斜面に必ず接触し、接触点数の減少を補完する。これにより、雌コネクタハウジング及びインナハウジング間のガタツキをより確実に防止して、振動による雌雄端子の接点の磨耗を低減することができる。
上記(2)に記載のコネクタによれば、雌雄端子の接点の近傍において雌コネクタハウジング及びインナハウジング間のガタツキの防止を行うので、振動による雌雄端子の接点の磨耗をより確実に低減することができる。
上記(3)に記載のコネクタによれば、ガタツキの防止を行う傾斜面の嵌合方向の後方、即ち、アウタハウジングの開口から離間した奥側に弾性シール部材を配置しているので、弾性シール部材の傷つきや弾性シール部材への異物の付着を減少させて、当該弾性シール部材のシール性能を向上させることができる。
このように、本発明によれば、耐振動性能を向上させたコネクタを提供することができる。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係るコネクタの一実施形態の分解斜視図、図2は図1に示すコネクタの雄コネクタハウジングの外観斜視図、図3は図2に示す雄コネクタハウジングのインナハウジングの単体斜視図、図4は図3に示すインナハウジングに装着されるフロントホルダの単体斜視図、図5は図1に示すコネクタの雌コネクタハウジングの単体斜視図、図6は図1に示すコネクタの横断面図、図7は図1に示すコネクタの縦断面図である。
図1に示されるように、本実施形態のコネクタ10は、雄コネクタハウジング11と、雄コネクタハウジング11に嵌合可能な雌コネクタハウジング41とを備える。
雄コネクタハウジング11には、雄コネクタハウジング11の枢軸20,20により回動自在に支持されるロックレバー17が組付けられる。ロックレバー17は、雌コネクタハウジング41の係合ロック突起46,46に係合した状態で枢軸20,20を回動支点として回動することにより、梃の原理を利用して雄雌コネクタハウジング11,41とを少ない力で容易に嵌脱せしめ、更には雄雌コネクタハウジング11,41とを完全嵌合状態に維持するようにロック可能であるコネクタ嵌脱動作支援部材である。
雄コネクタハウジング11は、アウタハウジング12と、該アウタハウジング12内でコネクタ嵌合方向に前後移動可能なように当該アウタハウジング12により支持された雄型のインナハウジング13とを含む。
さらに図7を参照して、インナハウジング13は、その内部に雌端子50をそれぞれ収容する端子収容室13dが設けられており、各端子収容室13d内に収容された雌端子50は、端子収容室13d内に設けられた弾性係止ランス13cにより仮係止されて当該端子収容室13d内に保持される。
雄コネクタハウジング11は、更に、端子収容室13d内にて仮係止された雌端子50を当該端子収容室13dに本係止するための可動体であるフロントホルダ15と、弾性シール部材である環状のゴムパッキン14と、一対の金属製のコイルバネ16,16とを備える。一方、雌コネクタハウジング41は、雄端子51を保持する。
ここで、説明の都合上、前後、上下、そして左右の定義を次のように定める。前後方向をコネクタ嵌合方向と定め、『前』を雄コネクタハウジング11、雌コネクタハウジング41各々の嵌合先端側とし、そしてその反対側を『後』とする。また、左右方向を枢軸20の並び方向や係合ロック突起46の並び方向と定める。そして、『上』をロックレバー17の操作部17aが位置する側とし、そしてその反対側を『下』とする。
アウタハウジング12およびインナハウジング13は、それぞれ合成樹脂材料を射出成形することにより形成されたものである。図1および図2に示されるように、アウタハウジング12は、その前面が開口した略角筒状に形成されており、その内部にインナハウジング13がコネクタ嵌合方向に沿って前後移動可能に配置される。アウタハウジング12の前部の外周壁は、インナハウジング13との間に全周にわたって隙間をおいて当該インナハウジング13を囲み、その環状の隙間に嵌入される雌コネクタハウジング41のフード部43を案内するフードとして機能する。
図1、図3、及び図7に示されるように、インナハウジング13は、その後部の外周壁の上下部分にそれぞれ形成された一対の係合突部13bを有している。一方、アウタハウジング12は、その後部の内周壁の上下部分から後方にそれぞれ延長するように片持ち状に形成された一対の係止突部12bを有している。インナハウジング13の係合突部13bはアウタハウジング12内で係止突部12bにより係止され、これによりインナハウジング13はアウタハウジング12に対して前方への所定量以上の移動を規制される。このように、雄コネクタハウジング11は、インナハウジング13がコネクタ嵌合方向にアウタハウジング12から前抜けしないようにする前抜け防止機構(即ち、係合突部13bおよび係止突部12b)を備えている。
図1に示されるように、アウタハウジング12の外周壁の左右の対向箇所には、それぞれコネクタ嵌合方向に沿ってスリット状に形成されたロック突起受け入れ部19が設けられている。また、アウタハウジング12の外周壁でロック突起受け入れ部19それぞれの延長線上には枢軸20がアウタハウジング12の外周壁と一体に形成されている。また、図6に示されるように、アウタハウジング12の後部の内周壁の左右部分には、一対のコイルバネ16,16の後端部をそれぞれ支持するバネ支持部23,23が形成されている。
図3及び図7に示されるように、インナハウジング13の前面には、フロントホルダ15の各雄端子挿入穴15aとそれぞれ一直線上に並ぶ複数の収容室開口21aと、フロントホルダ15の各仕切り板部15bが挿入される挿入穴21bが形成されている。インナハウジング13の収容室開口21aは端子収容室13dと連通しており、雌コネクタハウジング41の雄端子51の電気接触部は、雄コネクタハウジング11と雌コネクタハウジング41との嵌合の際にフロントホルダ15の雄端子挿入穴15aおよびインナハウジング13の収容室開口21aを通って端子収容室13d内へ導かれ、端子収容室13d内に配置された雌端子50の電気接触部と接触して、これと電気的に接続される。
図3に示されるように、インナハウジング13の前部の外周壁にはガタツキ規制部24が周方向に複数突設されている。ガタツキ規制部24には、その後側から前側に向かうに従って徐々にインナハウジング13の軸心線へ近づくように傾斜する傾斜面24aが形成されている。傾斜面24aは、図7に示されるように、雄コネクタハウジング11と雌コネクタハウジング41との完全嵌合時に、雌コネクタハウジング41のフード部43の内周壁に形成された傾斜面45と面接触する。
図3及び図6に示されるように、インナハウジング13の後部には、一対のコイルバネ16,16の前端部をそれぞれ支持するために、アウタハウジング12のバネ支持部23,23にそれぞれ対向するように配置されたバネ支持部25,25が形成されている。
図4に示されるように、フロントホルダ15は、複数の雄端子挿入穴15aを格子状に区画するように格子状に交わる複数の仕切り板部15bと、これら複数の仕切り板部15bの外周を囲繞する略矩形状の枠部35と、各仕切り板部15bの前端部と枠部35とをそれぞれ連結する複数の連結片34とを有している。各連結片34の外側面には、その後側から前側に向かうに従って徐々にインナハウジング13の軸心線へ近づくように傾斜する傾斜面34aが形成されている。傾斜面34aは、図7に示されるように、雄コネクタハウジング11と雌コネクタハウジング41との完全嵌合時に、雌コネクタハウジング41のフード部43の内周壁に形成された傾斜面47と面接触する。
フロントホルダ15は、枠部35を複数のガタツキ規制部24が突設されたインナハウジング13の前部に外嵌させ、周方向に隣り合う一組のガタツキ規制部24,24間に形成された凹部32(図3参照)に連結片34をそれぞれ進入させながら、インナハウジング13に装着され、嵌合方向に前後移動可能に支持されている。図7に示されるように、フロントホルダ15がインナハウジング13に装着された状態において、フロントホルダ15の各連結片34に形成された傾斜面34a及び、インナハウジング13の各ガタツキ規制部24に形成された傾斜面24aは、雌端子50の雄端子51との接点を囲む外周上に位置している。
図3に示されるように、インナハウジング13の外周壁には、フロントホルダ15がインナハウジング13に装着された状態でフロントホルダ15の枠部35の後端に所定の間隔をおくように、環状突部33が設けられている。この環状突部33とフロントホルダ15の枠部35との間にゴムパッキン14が介装される。ゴムパッキン14は、合成ゴム、エラストマ樹脂、等の弾性を有する材料を構成材料とし、インナハウジング13の外周壁に密接するように中空の略楕円筒状に形成されている。
ロックレバー17は、金属、合成樹脂、等により形成されたものである。図1に示されるように、ロックレバー17は、操作部17aと、該操作部17aの左右両側からそれぞれ略直角に折り曲げられた側板部17b,17bと、を備え、断面略コ字形を有する。ロックレバー17の側板部17b,17bの間にはアウタハウジング12が挟まれるように配置される。
操作部17aには、アウタハウジング12の後部の外周壁の上部に設けられた係止部30に係止される被係止点31が設けられている。また、各側板部17bは、アウタハウジング12の枢軸20に回動可能に係合される取付穴26と、円弧形のロック溝28と、を有する。ロック溝28は、それらの延長方向の一端が、雌コネクタハウジング41のフード部43の左右側面上に形成された係合ロック突起46を容易に進入させることができるように開口している。より詳細には、係合ロック突起46をロック溝28内に容易に受け入れ可能とするために、側板部17bの一部をそれぞれ外側に膨出させることにより形成されたロック突起導入口29が、前述したロック溝28の開口と連設されている。
図5に示されるように、雌コネクタハウジング41は、そのフード部43の内側に、前面が開口した有底筒形のコネクタ嵌合室44を有している。コネクタ嵌合室44を画成するフード部43の内周壁において、インナハウジング13のガタツキ規制部24に形成された傾斜面24aと嵌合方向に対向する箇所には、当該傾斜面24aに整合する傾斜面45が形成されており、また、フロントホルダ15の連結片34に形成された傾斜面34aに嵌合方向に対向する箇所には、当該傾斜面34aに整合する傾斜面47が形成されている。傾斜面45,47は、雄コネクタハウジング11と雌コネクタハウジング41との嵌合の際に、それぞれインナハウジング13のガタツキ規制部24の傾斜面24aまたはフロントホルダ15の連結片34の傾斜面34aに当接する面であり、傾斜面24a,34aと同一の傾斜角度でコネクタ嵌合室44を画成するフード部43の内周壁に形成されている。
次に、雄コネクタハウジング11の組立方法について説明する。尚、雌コネクタハウジング41は、雄端子51をインサート成形することにより形成できるので、その組立方法に関しては詳細な説明を省略するが、雌コネクタハウジング41に適宜な端子収容室を設けて、当該端子収容室内で雄端子51を弾性係止ランス等の適宜な係止手段により保持するようにしてもよい。
雄コネクタハウジング11は、次のようにして組み立てられる。端子収容室13dに雌端子50が収容されているインナハウジング13の前部にゴムパッキン14を装着し、そしてインナハウジング13の挿入穴21bにフロントホルダ15の仕切り板部15bを挿入しながらフロントホルダ15をインナハウジング13に装着する。インナハウジング13へのフロントホルダ15の装着により、雌端子50が端子収容室13d内で二重係止され且つゴムパッキン14のインナハウジング13からの前抜けが防止される。
次に、インナハウジング13の後側からバネ支持部25にコイルバネ16の前端部をそれぞれ装着し、これらコイルバネ16の後端部をアウタハウジング12のバネ支持部23に装着しながらインナハウジング13をアウタハウジング12内に嵌入していく。
そして、コイルバネ16の弾性反発力(換言すれば、弾性復元力)に抗しつつもインナハウジング13をアウタハウジング12内の奥側へ深く押し込んでいき、インナハウジング13の係合突部13bをアウタハウジング12の係止突部12bに係合させると、コイルバネ16がインナハウジング13とアウタハウジング12との間で挟まれた状態が維持される。このようにして、インナハウジング13がアウタハウジング12に組み付けられる。尚、インナハウジング13とアウタハウジング12との組立が完了した状態でのコイルバネ16は、インナハウジング13およびアウタハウジング12により圧縮されていても、圧縮されていなくても、どちらでもよい。
次に、ロックレバー17をアウタハウジング12の後側に近づけ、そしてロックレバー17の一対の側板部17b,17bの間にアウタハウジング12が挟まれるように側板部17b,17bの間にアウタハウジング12を挿入していくと、側板部17b,17bの端縁が枢軸20,20にそれぞれ当接し、そして各側板部17b,17bが外側に一時的に押し広げられながら取付穴26,26がそれぞれ枢軸20,20の左右に位置する所まで来たとき取付穴26,26内に枢軸20,20が係合される。このようにアウタハウジング12にロックレバー17が取り付けられて、雄コネクタハウジング11の組立が終了する。
このようにして、ロックレバー17は、アウタハウジング12に対して、枢軸20を中心にして前後方向に回転自在に取り付けられるが、特に、ロックレバー17は、その操作部17aがアウタハウジング12の上面に対して略垂直な方向に沿って配置されて起立した状態になる図2及び図8(a)に示すアンロック位置と、操作部17aがアウタハウジング12の上面に対して略水平な方向に沿って配置されるよう後方に倒された倒伏状態になる図8(b)に示すロック位置と、に切り換え可能である。
尚、図8(a)および図8(b)は、コネクタ10の嵌脱動作支援機構の動作説明図である。図8(a)から明らかなように、ロックレバー17が起立したアンロック位置に配置されているとき、ロック突起導入口29は、前側、即ち、雄コネクタハウジング11と雌コネクタハウジング41との嵌合動作開始時に雌コネクタハウジング41に向かって開口した状態にある。
次に、コネクタ10の嵌合方法について説明する。
雄コネクタハウジング11のロックレバー17をアンロック位置、即ち、図8(a)に示すように配置させた状態で、アウタハウジング12とインナハウジング13との間の環状空間に雌コネクタハウジング41のフード部43を嵌入していくと、インナハウジング13も雌コネクタハウジング41のコネクタ嵌合室44に嵌入していく。その際、雌コネクタハウジング41の係合ロック突起46がアウタハウジング12のロック突起受け入れ部19に進入した後、ロック突起導入口29を通してロック溝28の一端の開口内に配置される。図8(a)は、このときの状態を示しており、雄コネクタハウジング11と雌コネクタハウジング41とは半嵌合状態にある。
次いで操作部17aを後方へ押して枢軸20を中心にロックレバー17を回動し、図8(a)に示されるアンロック位置から後方のロック位置側に倒していくと、係合ロック突起46がロック溝28の一端から他端に向けてロック溝28に案内されながら該ロック溝28に沿って移動し、これにより雄コネクタハウジング11と雌コネクタハウジング41との嵌合動作が進行する。この際、まず、コネクタ嵌合室44の奥側の傾斜面47がフロントホルダ15の連結片34の傾斜面34aに当接し、フロントホルダ15の枠部35とインナハウジング13の環状突起33との間に介装されたゴムパッキン14が圧縮される。この状態から更に操作部17aを後方へ押してロックレバー17を回動していき、コネクタ嵌合室44の奥側の傾斜面45がインナハウジング13のガタツキ規制部24の傾斜面24aに当接する。この状態から更に操作部17aを後方へ押してロックレバー17を回動していき、ロックレバー17を図8(b)に示されるロック位置に配置すると、雄コネクタハウジング11と雌コネクタハウジング41とが完全嵌合し且つそれらの内部では傾斜面45により傾斜面24aが押され、傾斜面47により傾斜面34aが押されてコイルバネ16が圧縮される。尚、コイルバネ16の弾性係数はゴムパッキン14の弾性係数よりも高く設定されている。
このコネクタ完全嵌合状態では、ロックレバー17等のコネクタ嵌脱動作支援機構により雄コネクタハウジング11と雌コネクタハウジング41とが離脱不能にロックされ、それらの嵌合状態が維持されるので、雌コネクタハウジング41の傾斜面45がガタツキ規制部24の傾斜面24aを介してコイルバネ16の弾性復元力により付勢されて、また、雌コネクタハウジング41の傾斜面47がフロントホルダ15の傾斜面34aを介してゴムパッキン14の弾性復元力により付勢されている。また、このコネクタ完全嵌合状態では、雌端子50の箱形の電気接触部内に雄端子51の平板形の電気接触部が挿入されており、雌端子50の電気接触部と雄端子51の電気接触部とが電気的に接続されている。また、このコネクタ完全嵌合状態では、ゴムパッキン14が、図6及び図7に示されるように、雌コネクタハウジング41のコネクタ嵌合室44の内周壁とインナハウジング13の外周壁とにより挟持されて、それら内周壁と外周壁との間を液密に封止する。
雄コネクタハウジング11と雌コネクタハウジング41との離脱動作は、アウタハウジング12の係止部30により操作部17aの被係止点31が係止されている状態を解除した上で、嵌合時の回動操作とは逆方向にロックレバー17を回動操作することにより為される。
本実施形態のレバー式コネクタ10によれば、インナハウジング13の傾斜面を、インナハウジング13のガタツキ規制部24と、ゴムパッキン14より嵌合方向の前方に付勢されるフロントホルダ15の連結片34とにまたがって形成している。インナハウジング13のガタツキ規制部24に形成された傾斜面24aと雌コネクタハウジング41の内周壁に形成された傾斜面45とに寸法誤差が生じ、両者の全面接触が不完全で接触点数が減少した場合にも、フロントホルダ15の連結片34に形成された傾斜面34aが雌コネクタハウジング41の内周壁に形成された傾斜面47に必ず接触し、接触点数の減少を補完する。これにより、雌コネクタハウジング41及びインナハウジング13間のガタツキをより確実に防止して、振動による雌雄端子の接点の磨耗を低減することができる。
そして、本実施形態のコネクタ10によれば、雌雄端子50,51の接点の近傍において雌コネクタハウジング41及びインナハウジング13間のガタツキの防止を行うので、振動による雌雄端子51,50の接点の磨耗をより確実に低減することができる。
さらに、本実施形態のコネクタ10によれば、ガタツキの防止をおこなう傾斜面24a,34aの嵌合方向の後方、即ち、アウタハウジング12の開口から離間した奥にゴムパッキン14を配置しているので、ゴムパッキン14の傷つきやゴムパッキンへの異物の付着を減少させて、ゴムパッキン14のシール性能を向上させることができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、前述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明に係るコネクタの一実施形態の分解斜視図である。 図1に示すコネクタの雄コネクタハウジングの外観斜視図である。 図2に示す雄コネクタハウジングのインナハウジングの単体斜視図である。 図3に示すインナハウジングに装着されるフロントホルダの単体斜視図である。 図1に示すコネクタの雌コネクタハウジングの単体斜視図である。 図1に示すコネクタの横断面図である。 図1に示すコネクタの縦断面図である。 (a)および(b)は図1に示すコネクタの嵌脱動作支援機構の動作説明図である。 (a)は従来のコネクタ横断面図、(b)は同図(a)に示すコネクタの縦断面図である。
符号の説明
10 コネクタ
11 雄コネクタハウジング
12 アウタハウジング
13 インナハウジング
14 ゴムパッキン(第2の弾性部材、弾性シール部材)
15 フロントホルダ(可動体)
16 コイルバネ(第1の弾性部材)
24a 傾斜面
34a 傾斜面
41 雌コネクタハウジング
45 傾斜面
47 傾斜面
50 雌端子
51 雄端子

Claims (5)

  1. 雄端子を保持した雌コネクタハウジングと、前記雄端子に電気的に接続される雌端子を収容した雄コネクタハウジングと、前記雌コネクタハウジング及び雄コネクタハウジングを完全嵌合状態に維持するようにロック可能であるコネクタ嵌脱動作支援機構と、を備え、
    前記雄コネクタハウジングが、前記雌端子を保持して当該雌端子を前記雄端子に接続するように前記雌コネクタハウジングに内嵌する雄型のインナハウジングと、前記インナハウジングの外周を囲繞して且つ当該インナハウジングを嵌合方向に沿って前後移動可能に支持するアウタハウジングと、前記インナハウジングと前記アウタハウジングとの間に介装されて当該インナハウジングを嵌合方向の前方に付勢する第1の弾性部材と、を有し、
    前記インナハウジングの外周壁に、嵌合方向に沿って前後移動可能な可動体と、前記第1の弾性部材とは異なる付勢力にて前記可動体を嵌合方向の前方に付勢する第2の弾性部材と、が装着され、
    前記可動体及び当該可動体と同一周上に位置する前記インナハウジングの外周壁の部分に、嵌合方向と交差するように傾斜した傾斜面が全周にわたって形成され、
    前記インナハウジングには、隣り合う前記傾斜面間に凹部が形成され、前記凹部に前記可動体の前記傾斜面が進入するように、前記インナハウジングの外周壁に前記可動体が装着され、
    前記雌コネクタハウジングの内周壁に、前記可動体及び前記インナハウジングの外周壁に形成された傾斜面と整合する傾斜面が全周にわたって形成され、
    前記雌コネクタハウジングと前記雄コネクタハウジングとが前記コネクタ嵌脱動作支援機構によりロックされた完全嵌合状態では、圧縮された前記第1の弾性部材及び第2の弾性部材の弾性復元力で前記可動体及びインナハウジングが付勢されて、前記可動体及びインナハウジングの外周壁に形成された前記傾斜面が、前記雌コネクタハウジングの内周壁に形成された傾斜面に当接することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記可動体及び前記インナハウジングの外周壁に形成された傾斜面が、前記雌端子の接点を囲む外周上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記可動体を付勢する第2の弾性部材が、前記インナハウジングの外周壁と前記雌コネクタハウジングの内周壁との間に介装されて、その間をシールする弾性シール部材であって、
    前記弾性シール部材が、前記可動体及び前記インナハウジングの外周壁に形成された傾斜面の嵌合方向の後方に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記コネクタ嵌脱動作支援機構は、前記アウタハウジングに回動自在に取り付けられるロックレバーであり、該ロックレバーは、その回動によって前記雌コネクタハウジング及び雄コネクタハウジングを嵌合せしむことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のコネクタ。
  5. 前記可動体は、前記インナハウジングに保持された雌端子を本係止するフロントホルダであることを特徴とする請求項4に記載のコネクタ。
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