JP2006024456A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コネクタ10は、インナハウジング13の外周面に形成された第1ガタツキ規制傾斜面24aと、第1ガタツキ規制傾斜面24aと嵌合方向に並んでインナハウジング13の外周面に形成された第2ガタツキ規制傾斜面24cと、雌型コネクタハウジング42のコネクタ嵌合室44の内周面に形成された第1規制面45aと、第1規制面45aと嵌合方向に並んでコネクタ嵌合室44の内周面に形成された第2規制面45cと、を備えている。インナハウジング13と雌型コネクタハウジング42との嵌合時に第1ガタツキ規制傾斜面24aと第1規制面45aとが面接触し且つ第2ガタツキ規制傾斜面24cと第2規制面45cとが面接触する。
【選択図】図1
Description
(1) 雄端子を保持する雌型コネクタハウジングと、
前記雄端子と電気的に接続可能な雌端子を保持し、且つ該雌端子を前記雄端子に接続するように前記雌型コネクタハウジングと嵌合可能である雄型のインナハウジングと、
前記インナハウジングの外周面に形成された第1ガタツキ規制傾斜面と、
前記第1ガタツキ規制傾斜面と前記嵌合方向に並んで前記インナハウジングの外周面に形成された第2ガタツキ規制傾斜面と、
前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの嵌合時に前記インナハウジングを受け入れるために前記雌型コネクタハウジング内に形成されたコネクタ嵌合室と、
前記コネクタ嵌合室の内周面に形成された第1規制面と、
前記第1規制面と前記嵌合方向に並んで前記コネクタ嵌合室の内周面に形成された第2規制面と、
を備え、
前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの嵌合時に前記第1ガタツキ規制傾斜面と前記第1規制面とが面接触し且つ前記第2ガタツキ規制傾斜面と前記第2規制面とが面接触すること。
(2) 上記(1)の構成のコネクタにおける前記第1ガタツキ規制傾斜面と前記第1規制面との面接触および前記第2ガタツキ規制傾斜面と前記第2規制面との面接触が前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの完全嵌合時に同時になされるように前記インナハウジングおよび前記雌型コネクタハウジングが形成されていること。
(3) 上記(2)の構成のコネクタが、前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの嵌合方向に前記インナハウジングを移動自在に保持するアウタハウジングと、
前記インナハウジングと前記アウタハウジングとの間に配置され且つ、前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの完全嵌合時に前記第1ガタツキ規制傾斜面が前記第1規制面を押圧し且つ前記第2ガタツキ規制傾斜面が前記第2規制面を押圧するように前記インナハウジングを前記雌型コネクタハウジングへの嵌合方向に弾性反発力で付勢する弾性部材と、
を更に備えたこと。
(4) 上記(1)の構成のコネクタのインナハウジングが、その周壁上を前記嵌合方向に摺動自在な環状のガタツキ規制部材を含み、当該ガタツキ規制部材の外周面が前記インナハウジングの外周面の一部を形成すると共に前記第1ガタツキ規制傾斜面を有しており、当該コネクタが、
前記インナハウジングに設けられ且つ、前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの完全嵌合時に前記第1ガタツキ規制傾斜面が前記第1規制面を押圧するように前記ガタツキ規制部材を前記インナハウジングの前記雌型コネクタハウジングへの嵌合方向に弾性反発力で付勢する第1弾性部材と、
前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの嵌合方向に前記インナハウジングを移動自在に保持するアウタハウジングと、
前記インナハウジングと前記アウタハウジングとの間に配置され且つ、前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの完全嵌合時に前記第2ガタツキ規制傾斜面が前記第2規制面を押圧するように前記インナハウジングを前記雌型コネクタハウジングへの嵌合方向に弾性反発力で付勢する第2弾性部材と、
を更に備えたこと。
(5) 上記(3)の構成のコネクタが、前記インナハウジングと前記アウタハウジングとの間に設けられた前抜け防止機構を更に備え、当該前抜け防止機構が前記弾性部材による前記アウタハウジングからの前記インナハウジングの前記嵌合方向の前抜けを防止すること。
(6) 上記(4)の構成のコネクタが、
前記インナハウジングに設けられた第1前抜け防止機構と、
前記インナハウジングと前記アウタハウジングとの間に設けられた第2前抜け防止機構と、
を更に備え、
前記第1前抜け防止機構が前記第1弾性部材による前記インナハウジングからの前記ガタツキ規制部材の前記嵌合方向の前抜けを防止し、そして、
前記第2前抜け防止機構が前記第2弾性部材による前記アウタハウジングからの前記インナハウジングの前記嵌合方向の前抜けを防止すること。
(7) 上記(1)〜(6)のいずれかの構成のコネクタが、前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの嵌合動作を支援し、更には前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの完全嵌合状態を維持可能なコネクタ嵌脱動作支援機構を更に備えたこと。
(8) 上記(7)の構成のコネクタのコネクタ嵌脱動作支援機構が、
前記雌型コネクタハウジングの外周面上で前記嵌合方向と直交する方向に並ぶように前記雌型コネクタハウジングの両側に形成された一対の係合ロック突起と、
前記アウタハウジングの外周面上で前記嵌合方向と直交する方向に並ぶように前記アウタハウジングの両側に形成された一対の枢軸と、
前記枢軸を中心に回動自在となるように前記枢軸に取り付けられた回転ロックレバーと、
を備え、
前記回転ロックレバーが前記係合ロック突起をそれぞれ受け入れて案内する一対の円弧形のロック溝を有しており、前記回転ロックレバーが回動されることにより前記係合ロック突起が前記ロック溝に案内されて前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとが嵌合または離脱すること。
(9) 上記(3)〜(8)のいずれかの構成のコネクタにおける前記第1ガタツキ規制傾斜面が前記インナハウジングの前記雌型コネクタハウジングへの嵌合方向の前側に位置し、前記第2ガタツキ規制傾斜面が前記インナハウジングの前記雌型コネクタハウジングへの嵌合方向の後側に位置し、前記第1規制面が前記雌型コネクタハウジングの前記インナハウジングへの嵌合方向の後側に位置し、そして前記第2規制面が前記雌型コネクタハウジングの前記インナハウジングへの嵌合方向の前側に位置すること。
(10) 上記(1)〜(9)のいずれかの構成のコネクタにおける前記第1ガタツキ規制傾斜面および前記第2ガタツキ規制傾斜面の少なくとも一方を複数に分割するように、前記インナハウジングの周壁に前記嵌合方向に延びるスリットが周方向に間隔をおいて複数設けられていること。
上記(2)の構成のコネクタによれば、インナハウジングと雌型コネクタハウジングとの完全嵌合時に第1規制面と第1ガタツキ規制傾斜面ならびに第2規制面と第2ガタツキ規制傾斜面が同時に面接触するので、コネクタ嵌合直交方向およびコネクタ嵌合方向のガタツキ防止効果が高められる。
上記(3)の構成のコネクタによれば、インナハウジングと雌型コネクタハウジングとの完全嵌合時に第1規制面と第1ガタツキ規制傾斜面ならびに第2規制面と第2ガタツキ規制傾斜面が弾性部材の弾性反発力(換言すれば、弾性復元力)を受けて強固に面接触するので、コネクタ嵌合直交方向およびコネクタ嵌合方向のガタツキ防止効果がより高められる。
上記(4)の構成のコネクタによれば、インナハウジングと雌型コネクタハウジングとの完全嵌合時に、第1規制面と第1ガタツキ規制傾斜面が第1弾性部材の弾性反発力(換言すれば、弾性復元力)を受けて強固に面接触し、それとは独立して第2規制面と第2ガタツキ規制傾斜面が第2弾性部材の弾性反発力(換言すれば、弾性復元力)を受けて強固に面接触するので、コネクタ嵌合直交方向およびコネクタ嵌合方向のガタツキが確実に防止される。また、上記(4)の構成のコネクタによれば、第1ガタツキ規制傾斜面と第2ガタツキ規制傾斜面との間の距離と第1規制面と第2規制面との間の距離との許容寸法公差を大きくとれるので、雌雄コネクタハウジングの成形が容易となり、またコストダウンも図れる。
上記(5)の構成のコネクタによれば、弾性部材によるアウタハウジングからのインナハウジングの嵌合方向の前抜けが前抜け防止機構を設けることにより防止される。
上記(6)の構成のコネクタによれば、第1弾性部材によるインナハウジングからのガタツキ規制部材の嵌合方向の前抜けが第1前抜け防止機構を設けることにより防止され、そして第2弾性部材によるアウタハウジングからのインナハウジングの嵌合方向の前抜けが第2前抜け防止機構を設けることにより防止される。
上記(7)の構成のコネクタによれば、コネクタ嵌脱動作支援機構によって、特に、雌型コネクタハウジングと当該雌型コネクタハウジング側へ弾性部材により付勢されているインナハウジングとの完全嵌合を容易に行なうことができる。
上記(8)の構成のコネクタによれば、簡単な構成でインナハウジングと雌型コネクタハウジングとの嵌合動作を支援でき、更にはインナハウジングと雌型コネクタハウジングとの完全嵌合状態を維持可能なので、好ましい。
上記(9)の構成のコネクタによれば、コネクタの構造を簡単にすることができる。
上記(10)の構成のコネクタによれば、分割された第1ガタツキ規制傾斜面がそれぞれ雌型コネクタハウジングの第1規制面に面接触および/または分割された第2ガタツキ規制傾斜面がそれぞれ雌型コネクタハウジングの第2規制面に面接触する。例えば、インナハウジングの周壁が切れ目無く連続的な第1ガタツキ規制傾斜面および切れ目無く連続的な第2ガタツキ規制傾斜面を有している場合、第1ガタツキ規制傾斜面全周ならびに第2ガタツキ規制傾斜面全周にわたって精度良く平滑に形成されていないと、第1規制面および第2規制面に対して良好に密着できず、所々に隙間ができて、これら隙間で傾き等が生じる可能性が高い。しかし、分割された第1ガタツキ規制傾斜面をそれぞれ第1規制面に当接させ且つ分割された第2ガタツキ規制傾斜面をそれぞれ第2規制面に当接させると、例え寸法誤差があったとしても、分割されているインナハウジングの周壁の各部分に生じる変形によって寸法誤差が吸収され、良好な面接触が得られることになり、この良好な面接触によってインナハウジングと雌型コネクタハウジングとが相互に強く結合される。
即ち、コネクタ10(100)は、
雄端子51を保持する雌型コネクタハウジング42と、
雄端子51と電気的に接続可能な雌端子50を保持し、且つ該雌端子50を雄端子51に接続するように雌型コネクタハウジング42と嵌合可能である雄型のインナハウジング13(113)と、
インナハウジング13(113)の外周面に形成された第1ガタツキ規制傾斜面24a(124a)と、
第1ガタツキ規制傾斜面24a(124a)と嵌合方向に並んでインナハウジング13(113)の外周面に形成された第2ガタツキ規制傾斜面24cと、
インナハウジング13(113)と雌型コネクタハウジング42との嵌合時にインナハウジング13(113)を受け入れるために雌型コネクタハウジング42内に形成されたコネクタ嵌合室44と、
コネクタ嵌合室44の内周面に形成された第1規制面45a(145a)と、
第1規制面45a(145a)と嵌合方向に並んでコネクタ嵌合室44の内周面に形成された第2規制面45cと、
を備え、
インナハウジング13(113)と雌型コネクタハウジング42との嵌合時に第1ガタツキ規制傾斜面24a(124a)と第1規制面45a(145a)とが面接触し且つ第2ガタツキ規制傾斜面24cと第2規制面45cとが面接触する。
また、コネクタ10では、第1ガタツキ規制傾斜面24aと第1規制面45aとの面接触および第2ガタツキ規制傾斜面24cと第2規制面45cとの面接触がインナハウジング13と雌型コネクタハウジング42との完全嵌合時に同時になされるようにインナハウジング13および雌型コネクタハウジング42が形成されている。
また、コネクタ10は、
インナハウジング13と雌型コネクタハウジング42との嵌合方向にインナハウジング13を移動自在に保持するアウタハウジング12と、
インナハウジング13とアウタハウジング12との間に配置され且つ、インナハウジング13と雌型コネクタハウジング42との完全嵌合時に第1ガタツキ規制傾斜面24aが第1規制面45aを押圧し且つ第2ガタツキ規制傾斜面24cが第2規制面45cを押圧するようにインナハウジング13を雌型コネクタハウジング42への嵌合方向に弾性反発力で付勢するコイルバネ16と、
を更に備えている。
また、コネクタ100では、インナハウジング113が、その周壁上を嵌合方向に摺動自在な環状のガタツキ規制部材130を含み、当該ガタツキ規制部材130の外周面がインナハウジング113の外周面の一部を形成すると共に第1ガタツキ規制傾斜面124aを有しており、当該コネクタ100が、
インナハウジング113に設けられ且つ、インナハウジング113と雌型コネクタハウジング42との完全嵌合時に第1ガタツキ規制傾斜面124aが第1規制面145aを押圧するようにガタツキ規制部材130をインナハウジング113の雌型コネクタハウジング42への嵌合方向に弾性反発力で付勢するコイルバネ131と、
インナハウジング113と雌型コネクタハウジング42との嵌合方向にインナハウジング113を移動自在に保持するアウタハウジング12と、
インナハウジング113とアウタハウジング42との間に配置され且つ、インナハウジング113と雌型コネクタハウジング42との完全嵌合時に第2ガタツキ規制傾斜面24cが第2規制面45cを押圧するようにインナハウジング113を雌型コネクタハウジング42への嵌合方向に弾性反発力で付勢するコイルバネ16と、
を更に備えている。
また、コネクタ10(100)は、インナハウジング13とアウタハウジング12との間に設けられた前抜け防止機構を更に備え、当該前抜け防止機構がコイルバネ16によるアウタハウジング12からのインナハウジング13の嵌合方向の前抜けを防止する。
また、コネクタは、
インナハウジング113に設けられた第1前抜け防止機構と、
インナハウジング113とアウタハウジング12との間に設けられた第2前抜け防止機構と、
を更に備え、
第1前抜け防止機構がコイルバネ131によるインナハウジング113からのガタツキ規制部材130の嵌合方向の前抜けを防止し、そして、
第2前抜け防止機構がコイルバネ16によるアウタハウジング12からのインナハウジング13の嵌合方向の前抜けを防止する。
また、コネクタ10(100)は、インナハウジング13(113)と雌型コネクタハウジング42との嵌合動作を支援し、更にはインナハウジング13(113)と雌型コネクタハウジング42との完全嵌合状態を維持可能なコネクタ嵌脱動作支援機構を更に備えている。
また、コネクタ10(100)のコネクタ嵌脱動作支援機構は、
雌型コネクタハウジング42の外周面上で嵌合方向と直交する方向に並ぶように雌型コネクタハウジング42の両側に形成された一対の係合ロック突起46と、
アウタハウジング12の外周面上で嵌合方向と直交する方向に並ぶようにアウタハウジング12の両側に形成された一対の枢軸20と、
枢軸20を中心に回動自在となるように枢軸20に取り付けられた回転ロックレバー17と、
を備え、
回転ロックレバー17が係合ロック突起46をそれぞれ受け入れて案内する一対の円弧形のロック溝28を有しており、回転ロックレバー17が回動されることにより係合ロック突起46がロック溝28に案内されてインナハウジング13(113)と雌型コネクタハウジング42とが嵌合または離脱する。
また、コネクタ10(100)における第1ガタツキ規制傾斜面24a(124a)がインナハウジング13(113)の雌型コネクタハウジング42への嵌合方向の前側に位置し、第2ガタツキ規制傾斜面24cがインナハウジング13(113)の雌型コネクタハウジング42への嵌合方向の後側に位置し、第1規制面45a(145a)が雌型コネクタハウジング42のインナハウジング13(113)への嵌合方向の後側に位置し、そして第2規制面45cが雌型コネクタハウジング42のインナハウジング13(113)への嵌合方向の前側に位置する。これにより、第1ガタツキ規制傾斜面24a、第2ガタツキ規制傾斜面24c、第1規制面45a(145a)、および第2規制面45cについて他の位置関係を採用するよりもコネクタ10(100)の構造を簡単にすることができる。
また、コネクタ10(100)における第1ガタツキ規制傾斜面24a(124a)および第2ガタツキ規制傾斜面45a(145a)の少なくとも一方を複数に分割するように、インナハウジング13(113)の周壁に嵌合方向に延びるスリット31が周方向に間隔をおいて複数設けられている。
また、コネクタ10によれば、インナハウジング13と雌型コネクタハウジング42との完全嵌合時に第1規制面45aと第1ガタツキ規制傾斜面24aならびに第2規制面45cと第2ガタツキ規制傾斜面24cが同時に面接触するので、コネクタ嵌合直交方向およびコネクタ嵌合方向のガタツキ防止効果が高められる。
また、コネクタ10によれば、インナハウジング13と雌型コネクタハウジング42との完全嵌合時に第1規制面45aと第1ガタツキ規制傾斜面24aならびに第2規制面45cと第2ガタツキ規制傾斜面24cがコイルバネ16の弾性反発力(換言すれば、弾性復元力)を受けて強固に面接触するので、コネクタ嵌合直交方向およびコネクタ嵌合方向のガタツキ防止効果がより高められる。
また、コネクタ100によれば、インナハウジング113と雌型コネクタハウジング42との完全嵌合時に、第1規制面145aと第1ガタツキ規制傾斜面124aがコイルバネ131の弾性反発力(換言すれば、弾性復元力)を受けて強固に面接触し、それとは独立して第2規制面45cと第2ガタツキ規制傾斜面24cがコイルバネ16の弾性反発力(換言すれば、弾性復元力)を受けて強固に面接触するので、コネクタ嵌合直交方向およびコネクタ嵌合方向のガタツキが確実に防止される。また、コネクタ100によれば、第1ガタツキ規制傾斜面124aと第2ガタツキ規制傾斜面24cとの間の距離と第1規制面45aと第2規制面45cとの間の距離との許容寸法公差を大きくとれるので、雌雄コネクタハウジングの成形が容易となり、またコストダウンも図れる。
また、コネクタ10(100)によれば、コイルバネ16によるアウタハウジング12からのインナハウジング13(113)の嵌合方向の前抜けが前抜け防止機構を設けることにより防止される。
また、コネクタ100によれば、コイルバネ131によるインナハウジング113からのガタツキ規制部材130の嵌合方向の前抜けが第1前抜け防止機構を設けることにより防止され、そしてコイルバネ16によるアウタハウジング12からのインナハウジング113の嵌合方向の前抜けが第2前抜け防止機構を設けることにより防止される。
また、コネクタ10(100)によれば、コネクタ嵌脱動作支援機構によって、特に、雌型コネクタハウジング42と当該雌型コネクタハウジング42側へコイルバネ16(131)により付勢されているインナハウジング13(113)との完全嵌合を容易に行なうことができる。
また、コネクタ10(100)によれば、簡単な構成でインナハウジング13(113)と雌型コネクタハウジング42との嵌合動作を支援でき、更にはインナハウジング13(113)と雌型コネクタハウジング42との完全嵌合状態を維持可能なので、好ましい。
また、コネクタ10(100)によれば、分割された第1ガタツキ規制傾斜面24a(124a)がそれぞれ雌型コネクタハウジング42の第1規制面45a(145a)に面接触および/または分割された第2ガタツキ規制傾斜面24cがそれぞれ雌型コネクタハウジング42の第2規制面45cに面接触する。例えば、インナハウジング13(113)の周壁が切れ目無く連続的な第1ガタツキ規制傾斜面24a(124a)および切れ目無く連続的な第2ガタツキ規制傾斜面24cを有している場合、第1ガタツキ規制傾斜面24a(124a)全周ならびに第2ガタツキ規制傾斜面24c全周にわたって精度良く平滑に形成されていないと、第1規制面45a(145a)および第2規制面45cに対して良好に密着できず、所々に隙間ができて、これら隙間で傾き等が生じる可能性が高い。しかし、分割された第1ガタツキ規制傾斜面24a(124a)をそれぞれ第1規制面45a(145a)に当接させ且つ分割された第2ガタツキ規制傾斜面24cをそれぞれ第2規制面45cに当接させると、例え寸法誤差があったとしても、分割されているインナハウジング13(113)の周壁の各部分に生じる変形によって寸法誤差が吸収され、良好な面接触が得られることになり、この良好な面接触によってインナハウジング13(113)と雌型コネクタハウジング42とが相互に強く結合される。
11 雄型コネクタ
12 アウタハウジング
12b 係止突部
12c 係止突起
13 インナハウジング
13a 周壁
13b 係合突部
13c 係合突起
13d 端子収容室
14 防水パッキン
15 フロントホルダ
16 コイルバネ
17 回転ロックレバー
18 ハウジング装着部
19 ロック突起受け入れ部
20 枢軸
23 バネ収容穴
24a 第1ガタツキ規制傾斜面
24b 中間外周面
24c 第2ガタツキ規制傾斜面
25 バネ収容穴
26 取付穴
27 バネ板部
28 ロック溝
29 ロック突起導入口
41 雌型コネクタ
42 雌型コネクタハウジング
43 周壁
44 コネクタ嵌合室
45a 第1規制面
45b 中間内周面
45c 第2規制面
46 係合ロック突起
50 雌端子
51 雄端子
Claims (6)
- 雄端子を保持する雌型コネクタハウジングと、
前記雄端子と電気的に接続可能な雌端子を保持し、且つ該雌端子を前記雄端子に接続するように前記雌型コネクタハウジングと嵌合可能である雄型のインナハウジングと、
前記インナハウジングの外周面に形成された第1ガタツキ規制傾斜面と、
前記第1ガタツキ規制傾斜面と前記嵌合方向に並んで前記インナハウジングの外周面に形成された第2ガタツキ規制傾斜面と、
前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの嵌合時に前記インナハウジングを受け入れるために前記雌型コネクタハウジング内に形成されたコネクタ嵌合室と、
前記コネクタ嵌合室の内周面に形成された第1規制面と、
前記第1規制面と前記嵌合方向に並んで前記コネクタ嵌合室の内周面に形成された第2規制面と、
を備え、
前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの嵌合時に前記第1ガタツキ規制傾斜面と前記第1規制面とが面接触し且つ前記第2ガタツキ規制傾斜面と前記第2規制面とが面接触することを特徴とするコネクタ。 - 前記第1ガタツキ規制傾斜面と前記第1規制面との面接触および前記第2ガタツキ規制傾斜面と前記第2規制面との面接触が前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの完全嵌合時に同時になされるように前記インナハウジングおよび前記雌型コネクタハウジングが形成されていることを特徴とする請求項1に記載したコネクタ。
- 前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの嵌合方向に前記インナハウジングを移動自在に保持するアウタハウジングと、
前記インナハウジングと前記アウタハウジングとの間に配置され且つ、前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの完全嵌合時に前記第1ガタツキ規制傾斜面が前記第1規制面を押圧し且つ前記第2ガタツキ規制傾斜面が前記第2規制面を押圧するように前記インナハウジングを前記雌型コネクタハウジングへの嵌合方向に弾性反発力で付勢する弾性部材と、
を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載したコネクタ。 - 前記インナハウジングが、その周壁上を前記嵌合方向に摺動自在な環状のガタツキ規制部材を含み、当該ガタツキ規制部材の外周面が前記インナハウジングの外周面の一部を形成すると共に前記第1ガタツキ規制傾斜面を有しており、
前記インナハウジングに設けられ且つ、前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの完全嵌合時に前記第1ガタツキ規制傾斜面が前記第1規制面を押圧するように前記ガタツキ規制部材を前記インナハウジングの前記雌型コネクタハウジングへの嵌合方向に弾性反発力で付勢する第1弾性部材と、
前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの嵌合方向に前記インナハウジングを移動自在に保持するアウタハウジングと、
前記インナハウジングと前記アウタハウジングとの間に配置され且つ、前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの完全嵌合時に前記第2ガタツキ規制傾斜面が前記第2規制面を押圧するように前記インナハウジングを前記雌型コネクタハウジングへの嵌合方向に弾性反発力で付勢する第2弾性部材と、
を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載したコネクタ。 - 前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの嵌合動作を支援し、更には前記インナハウジングと前記雌型コネクタハウジングとの完全嵌合状態を維持可能なコネクタ嵌脱動作支援機構を更に備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載したコネクタ。
- 前記第1ガタツキ規制傾斜面および前記第2ガタツキ規制傾斜面の少なくとも一方を複数に分割するように、前記インナハウジングの周壁に前記嵌合方向に延びるスリットが周方向に間隔をおいて複数設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載したコネクタ。
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