JP2014203647A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】第1接続端子と第2接続端子の接触部分への振動伝達を吸収して防止することができる、新規な構造のコネクタを提供すること。
【解決手段】第1接続端子12を収容保持する第1ハウジング14と、第1接続端子12と電気的に接続される第2接続端子16を収容保持すると共に、第1ハウジング14にロック機構を介して離脱可能に嵌合される第2ハウジング18と、を備えたコネクタ10であって、第1ハウジング14には、第1ハウジング14と第2ハウジング18の嵌合方向において、第1接続端子12を第2ハウジング18側に付勢する付勢手段138が配設されており、第1ハウジング14と第2ハウジング18の嵌合状態において、第2接続端子16に接続された第1接続端子12が、付勢手段138の付勢力に抗して、ロック機構の隙間寸法:L1よりも大きな押込寸法:L2で、第1ハウジング14側に押し込まれるようにした。
【選択図】図6

Description

本発明は、電線の接続等に使用されるコネクタに関し、一方の接続端子を収容するハウジングと他方の接続端子を収容するハウジングがロック機構を介して着脱可能に嵌合されるコネクタに関するものである。
従来から、自動車には、多種多様な電子機器が搭載されており、電子機器に電力や制御信号等を送るために、ワイヤハーネスが配索されている。そして、これらの電子機器とワイヤハーネスや、ワイヤハーネス間の接続は、それぞれの端末に設けられたコネクタ同士を嵌合させることで、実現されるようになっている。
ところで、このようなコネクタは、特開平8−288014号公報(特許文献1)の図6等に記載のように、接続される一方の部材端末に設けられた第1ハウジング内に収容された第1接続端子と、接続される他方の部材端末に設けられた第2ハウジング内に収容された第2接続端子とが、所定の接触圧で圧接させることで、端子同士が接続されるようになっている。そして、第1接続端子と第2接続端子を接続状態に保持するために、第1ハウジングと第2ハウジングが、ロック突起とロック穴等によるロック機構を介して離脱可能に嵌合保持されるようになっている。
ところが、従来構造のコネクタでは、第1ハウジングと第2ハウジングがロック機構を介して固定されていることから、車両走行時の振動等により、ロック機構の隙間寸法分だけ、第1ハウジングと第2ハウジング間がガタつくことが避けられなかった。それ故、第1ハウジングに収容保持された第1接続端子と第2ハウジングに収容保持された第2接続端子の接続部分が、振動等により摺動することにより、両端子の接続部分が摩耗して接触不良を発生するおそれがあった。
このような問題に対して、特許文献1では、ロック突起とロック穴の間に板バネ部材を配設し、板バネ部材の付勢力によりロック突起とロック穴の隙間を詰めてハウジング間のガタツキを防止する構造が提案されている。また、特開2006−202557号公報(特許文献2)では、ハウジング内に収容したばね部材の付勢力を、各接続端子の接続部分に直接及ぼすことにより各接続端子間の圧接力を高めて接続端子間の摺動を抑制することが提案されている。
しかしながら、これら特許文献1、2の構造では、ばねの付勢力を利用して、摺動は抑えられているものの、第1接続端子と第2接続端子の接続部分に車両からの振動が伝達されることに代わりはなかった。従って、比較的大きな振動が及ぼされた際には、各端子の接続部分が強く圧接された状態で摺動されることになり、かえって端子の摩耗や破損が生じるおそれもあり、各端子の接続部分の摺動防止について、根本的な解決を図り得るものではなかった。
なお、各接続端子の表面に施されるめっきを厚くすることで、摺動してもめっきの残存を確実にして接触不良の防止を図ることも考えられるが、コストが嵩み現実的ではなかった。
特開平8−288014号公報 特開2006−202557号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、第1接続端子と第2接続端子の接触部分への振動伝達を吸収して防止することができる、新規な構造のコネクタを提供することにある。
以下、前述の如き課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
本発明の第一の態様は、第1接続端子を収容保持する第1ハウジングと、前記第1接続端子と電気的に接続される第2接続端子を収容保持すると共に、前記第1ハウジングにロック機構を介して離脱可能に嵌合される第2ハウジングと、を備えたコネクタであって、前記第1ハウジングには、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合方向において、前記第1接続端子を前記第2ハウジング側に付勢する付勢手段が配設されており、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合状態において、前記第2接続端子に接続された前記第1接続端子が、前記付勢手段の付勢力に抗して、前記ロック機構の隙間寸法よりも大きな押込寸法で、前記第1ハウジング側に押し込まれるようになっていることを特徴とする。
本態様によれば、第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合状態において、第2接続端子に接続された前記第1接続端子が、前記付勢手段の付勢力に抗して、第1ハウジング側に押し込まれるようになっている。しかも、第2接続端子に接続された第1接続端子の第1ハウジング側への押込寸法が、第1ハウジングと前記第2ハウジングを嵌合状態に保持するロック機構に設けられる隙間寸法よりも大きくされている。これにより、第2接続端子に接続された第1接続端子を、第1ハウジングや第2ハウジングに対して、付勢手段を介して弾性支持された状態に保持することができる。従って、自動車の走行時等の振動により第1ハウジングと前記第2ハウジングが嵌合方向に相対変位した場合でも、その振動は付勢手段によって吸収又は絶縁することができる。それ故、第1接続端子と第2接続端子の接続部分に振動等が各ハウジングを介して伝達されることが回避され、第1接続端子と第2接続端子の接続部分の摺動の発生防止について根本的な解決を図ることができたのである。
要するに、本発明は、第2接続端子に接続された第1接続端子の第1ハウジング側への押込寸法が、ロック機構に設けられる隙間寸法よりも大きく形成することにより、各ハウジング間のガタツキを全て付勢手段の弾性変形により吸収するという、従来にない全く新しい構成により、第1接続端子と第2接続端子の接続部分への振動の伝達を有利に防止することが可能になったものである。従って、第1接続端子と第2接続端子の接続部分に直接ばねの付勢力を及ぼして圧接力を高める場合に比して、第1接続端子および第2接続端子の挿入力を向上させることなく、それらの接続安定性や耐久性を確保することができるのである。
また、そもそも、第1接続端子と第2接続端子の接続部分をハウジングから伝達される振動に対して絶縁状態に保持できることから、両端子の接続部分への振動伝達が避けられない従来構造に比して、自動車の走行時等の振動による接続部分の摩耗や位置ずれ等の問題発生を確実に防止することができる。
なお、第1接続端子が第2接続端子に接続された状態で、付勢手段の付勢力に抗して第1ハウジング側に押し込まれるためには、付勢手段の付勢力が第1接続端子と第2接続端子間の挿入力よりも大きいことが必要となることは、言うまでもない。
本発明の第二の態様は、前記第一の態様に記載のものにおいて、前記第1ハウジングには、前記第1接続端子が前記嵌合方向に移動可能に収容される収容筒部が設けられており、該収容筒部の先端側には、前記第2接続端子に向かって開口する開口部が設けられている一方、前記収容筒部の基端側には、前記第1接続端子の基端部が前記付勢手段の付勢力により当接保持される当接部が設けられているものである。
本態様によれば、第1ハウジングにおいて、第1接続端子を嵌合方向で移動可能に収容する収容筒部が設けられていることから、付勢手段により移動可能とされる第1接続端子の嵌合方向における位置決め安定性を有利に確保することができ、第2接続端子に接続状態とされた第1接続端子をハウジング内の所定位置で安定して弾性保持することができる。それ故、第1接続端子と第2接続端子の接続安定性を有利に確保できるのである。
本発明の第三の態様は、前記第二の態様に記載のものにおいて、前記嵌合方向において、前記第1接続端子の基端部を間に挟んで前記当接部と反対側には、前記第1接続端子の基端部を前記当接部に付勢する前記付勢手段としてのコイルばねが、前記収容筒部と同軸状に配設されているものである。
本態様によれば、第1ハウジングと第1接続端子の基端側との隙間スペースを有効利用してコイルばねを収容筒部と同軸状に配設することにより、第1接続端子の第1ハウジング内での位置決め安定性を確保しつつ、第1接続端子を第2ハウジング側に付勢させることができる。これにより、コネクタの省スペース化を図りつつ、第2接続端子に接続された第1接続端子を、第1ハウジングや第2ハウジングに対して、付勢手段を介して弾性支持させる構造を安定して実現することができるのである。
本発明の第四の態様は、前記第一乃至第三の何れか1つの態様に記載のものにおいて、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合対向面間には、前記嵌合方向に直交する方向で圧接される弾性部材が収容配置されているものである。
本態用によれば、第1ハウジングと第2ハウジングの嵌合対向面間に収容された弾性部材が嵌合方向に直交する方向で圧接されていることから、嵌合方向に直交する方向に伝達される微振動等を弾性部材で吸収することができ、第1接続端子と第2接続端子の接続部への振動伝達を一層有利に防止して、コネクタの耐久性や接続安定性の更なる向上を図ることができる。
本発明のコネクタによれば、第2接続端子に接続された第1接続端子の第1ハウジング側への押込寸法が、ロック機構に設けられる隙間寸法よりも大きく形成されている。これにより、各ハウジング間のガタツキを全て付勢手段の弾性変形により吸収でき、第1接続端子と第2接続端子の接続部分への振動の伝達を有利に防止できる。従って、従来の如き第1接続端子および第2接続端子の挿入力を向上させることなく、それらの接続安定性や耐久性を確保することができる。また、第1接続端子と第2接続端子の接続部分をハウジングから伝達される振動に対して絶縁状態に保持できることから、従来の如き自動車の走行時等の振動による接続部分の摩耗や位置ずれ等の問題発生を確実に防止できる。
本発明の一実施形態としてのコネクタを示す分解斜視図。 本発明の一実施形態としてのコネクタを示す斜視図。 図1に示すオス端子の正面図。 図1に示すメス端子の背面図。 図1のV−V断面拡大図。 図2のVI−VI断面拡大図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1〜6に、本発明の一実施形態としてのコネクタ10を示す。図1に示されているように、コネクタ10は、第1接続端子たるオス端子12を収容保持する第1ハウジングたるオスハウジング14と、オス端子12と電気的に接続される第2接続端子たるメス端子16を収容保持すると共に、オスハウジング14にロック機構を介して離脱可能に嵌合される第2ハウジングたるメスハウジング18と、を備えて構成されている。以下の説明において、前方とは、図1中の左方、後方とは、図1中の右方、また上方とは、図1中の上方、下方とは、図1中の下方を言うものとする。
図1〜6に示されているように、メスハウジング18は、略長円断面形状の筒体部20を有しており、例えばポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)等の合成樹脂により射出成形等によって一体形成されている。筒体部20は、一方の端部(図1中、右側)が開口されていると共に、他方の端部(図1中、左側)が軸直角方向に広がる壁部22で塞がれた略有底筒体形状を有している。壁部22は、筒体部20の外周縁部よりさらに外方に広がって形成されており、全体として略矩形の平板形状とされている。壁部22の四隅には取付孔24が貫設されており、図示しないボルトにより電気接続箱の筐体やワイヤハーネスのプロテクタ等に固定されるようになっている。壁部22のオスハウジング14に嵌合される側(図5中、右側)の中央部分には、メス端子16を収容保持するメス端子収容部26が突設されており、壁部22のもう一方の側(図5中、左側)に開口する略有底筒体形状を有している。そして、この開口部の外周縁部には、略円環形状のフランジ部27が突設されており、図示しない電線等が挿通されるようになっている。また、メス端子収容部26を構成する筒体28の底部30には、オス端子12を挿通するための貫通孔32が貫設されている。なお、図1に示されているように、フランジ部27は、壁部22の中心部において、筒体部20の長手方向に離隔して一対設けられており、同様に、フランジ部27の内面36と連通するメス端子収容部26も一対設けられている。
また、図1及び図5に示されているように、壁部22のオスハウジング14に嵌合される側(図1及び図5中、右側)の上方には、嵌合方向に突出する矩形平板形状の係合突部38が設けられている一方、係合突部38の突出端部の中央部分から筒体部20に向って係合突起40が突設されている。さらに、係合突部38の突出方向両側面から筒体部20に向って、一対の延出部42,42が、係合突起40の突出寸法よりも大きな寸法で延出されている。そして、壁部22の上方に貫設された貫通孔44により、係合突部38と一対の延出部42,42により構成された逆樋状の枠体が、壁部22の他方の側(図5中、左側)に向かって開口されるようになっている。
そして、このような構造とされたメスハウジング18に、メス端子16を組み込む。より詳細には、図5に示されているように、メス端子16は、略円筒形状の筒状部46を有しており、銅や銅合金等の金属材料により形成されている。筒状部46の一方の端部(図5中、右側)の外周縁部から軸方向内方に向かって、略円弧断面形状の複数の弾性接触片48が突設されている。また、弾性接触片48の延出方向先端部分を軸方向外方に屈曲することにより、適切な弾性力が付与された接続部50が形成されている。加えて、図5に示されているように、筒状部46の内面には、軸方向に延出すると共に中心軸方向に向かって略矩形形状で突出する複数のストッパ54が設けられている。そして、メス端子16は、図1及び図5に示されているように、壁部22の他方の側(図1,5中、左側)から挿入され、フランジ部27を挿通して、メスハウジング18のメス端子収容部26に収容保持されるようになっている。
一方、図1〜2に示されているように、オスハウジング14は、略長円断面形状の筒部56を有しており、例えばポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)等の合成樹脂により射出成形等によって一体形成されている。図1及び図5に示されているように、筒部56は、前後両方向に開口されている略筒体形状を有している一方、筒部56の基端側(図1及び図5中、右側)には、軸直方向外方(図1及び図5中、下方)に向って突出する電線収容筒体58が設けられている。電線収容筒体58は、一方の端部である突出端部が外方(図1及び図5中、下方)に向って開口されている一方、もう一方の端部である基端部が筒部56の内面60に向って開口されている。
筒部56の先端側(図5中、左側)の中央部分には、オス端子12が嵌合方向に移動可能に収容される収容筒部62が設けられている。収容筒部62の先端側(図5中、左側)には、メス端子16に向かって開口する開口部64が設けられている一方、収容筒部62の基端側の底部66には、オス端子12を挿通するための貫通孔68が貫設されていると共に、貫通孔68の外周縁部には軸方向右方に向かって突出する円環状の当接部70が形成されている。また、筒部56と収容筒部62に囲まれた略長円環状のメスハウジング収容溝72は、筒部56に隣接する深底の筒体収容部74と、収容筒部62に隣接する浅底のパッキン収容部76と、を含んで構成されている。なお、図1に示されているように、収容筒部62は、略長円断面形状とされる筒部56の中心部の長手方向に対して一対設けられている。
さらに、図1及び図5に示されているように、筒部56の先端側(図1及び図5中、左側)の外周縁部の上部には、断面L字形状で基端側に向かって突設されて、片持ち構造とされた矩形状の係合突部80が設けられており、係合突部80の中央部には、軸直方向斜め後方に向かって突出する係合突起82が設けられている。一方、筒部56の基端側(図1及び図5中、右側)の外周部の上部には、断面L字形状で先端側に向かって突設されて、片持ち構造とされた矩形状の係合解除部83が設けられている。そして、係合突部80と係合解除部83は、平面視において、互いの突出端部が重なるような構成とされている。また、係合突部80の軸方向の両側面から所定距離離隔した位置には、一対のガイド壁84,84が外方に向って突設されていると共に、一対のガイド壁84,84の後方の端部には、周方向に上部を連結する連結部85が形成されている。
そして、このような構造とされたオスハウジング14に、オス端子12を組み込む。より詳細には、予め、パッキン86を、オスハウジング14に嵌め込む。図1及び図5に示されているように、略円環形状のパッキン86を、パッキン収容部76の底まで押し入れる。そして、略円環状のパッキン固定部材88を、パッキン収容部76に嵌め込まれたパッキン86に当接するまで押し入れる。これにより、パッキン固定部材88の内周面に突設された係合突起90が、収容筒部62に貫設された係合孔92に係合されて、パッキン固定部材88が固定されると共に、パッキン86が所定の位置に固定される。なお、パッキン固定部材88は、パッキン86に当接する側の端部がフランジ状とされており、より確実にパッキン86を所定の位置に固定できるようになっている。同様に、電線収容筒体58の突出端部から、パッキン94とパッキン固定部材98を押し入れることにより、パッキン固定部材98の外周面に突設された係合突起100が、電線収容筒体58に貫設された係合孔102に係合されて、パッキン固定部材98が固定されると共に、パッキン94が所定の位置に固定されるようになっている。
次に、このような構造とされたオスハウジング14に、オス端子12を組み込む。より詳細には、先ず、筒部56の基端側(図5中、右側)からオス端子12を挿入し、貫通孔68を挿通して収容筒部62に収容保持する。オス端子12は、略円柱形状を有しており、銅や銅合金等の金属材料により形成されている。オス端子12の基端部104は、それ以外の部分に比べて大径とされており、貫通孔68の内径寸法よりも大きな外径寸法を有している。それ故、基端部104が貫通孔68に当接することにより、ストッパ機能を発揮するようになっている。また、基端部104の底面に開口してねじ孔106が形成されている。オス端子12の先端部108にはねじ溝が形成されており、合成樹脂製のキャップ110が螺合されている。
続いて、被覆電線112が圧着された圧着端子114を、オスハウジング14に嵌め込む。図1及び図5に示されているように、被覆電線112の先端側の絶縁被覆116を剥いで芯線118を露出させ、芯線118が露出された被覆電線112の先端部分を、圧着端子114の芯線加締め部120に加締め加工することにより、被覆電線112が圧着端子114に固定・接続される。この被覆電線112が圧着された圧着端子114を、電線収容筒体58の突出端部から挿入し、圧着端子114の接続部122の貫通孔124と収容筒部62の底部66に設けられた貫通孔68の中心軸が一致する位置に配設する。そして、圧着端子114の接続部122に設けられた貫通孔124を通して、筒部56の基端側(図1及び図5中、右側)の開口部125から挿入したボルト126をオス端子12のねじ孔106に螺合することにより、圧着端子114の接続部122とオス端子12が固定されて、被覆電線112がオス端子12と電気的に接続されるようになっている。
次に、筒部56の基端側の開口部125を、略楕円盤形状の蓋体130により覆蓋する。図1に示されているように、蓋体130に設けられた係合枠132と、筒部56に突設された係合突起134を係合させることにより、覆蓋状態が保持されるようになっている。図5に示されているように、蓋体130の内面136の中央部には、付勢手段としてのコイルばね138が固着されており、圧着端子114の接続部122の周縁部と当接することにより、オス端子12に軸方向左方(メスハウジング18側)に向う付勢力が付勢されるようになっている。要するに、オスハウジング14には、オスハウジング14とメスハウジング18の嵌合方向である軸方向において、オス端子12をメスハウジング18側に付勢する付勢手段たるコイルばね138が配設されているのである。そして、コイルばね138は、軸方向(嵌合方向)において、オス端子12の基端部104を間に挟んで当接部70と反対側に、オス端子12の基端部104を当接部70に当接保持する付勢力を与える付勢手段として設けられている一方、収容筒部62と同軸状に配設されている。なお、コイルばね138の材料としては、金属材料は勿論のこと、合成樹脂材料等、用途に応じて、任意の材料が選択可能である。そして、図5に示されているように、オスハウジング14へのオス端子12の組込み状態においては、オス端子12は、基端部104が当接部70に、コイルばね138の付勢力により当接状態に保持されるようになっている。
最後に、オス端子12を組み込んだオスハウジング14に、メス端子16を組み込んだメスハウジング18を嵌合する。より詳細には、図1及び図2に示されているように、メスハウジング18の係合突部38から延出された一対の延出部42,42を、オスハウジング14に突設された係合突部80と一対のガイド壁84,84の隙間に挿入する。さらに、メスハウジング18をオスハウジング14に向かって押し込むことにより、係合突部38の先端部に突設された係合突起40が、係合突部80に突設された係合突起82に係合して、オス端子12を組み込んだオスハウジング14に、メス端子16を組み込んだメスハウジング18が嵌合されるようになっている。すなわち、メスハウジング18に形成された係合突起40と、オスハウジング14に形成された係合突起82を含んで、ロック機構が構成されているのである。また、係合解除部83を押すことにより、片持ち構造とされた係合解除部83が下方に弾性変形される。これにより、係合突部80の突出端部が下方に弾性変形されて、係合突起40と係合突起82による係合が解除されることから、メスハウジング18をオスハウジング14から外すことができる。要するに、係合突起40と係合突起82に係合解除部83を加えることにより、離脱可能なロック機構が構成されているのである。ここで、係合突部38と一対のガイド壁84,84の連結部85との間には、隙間寸法:L1の隙間が形成されている。
上述の如き構造とされたコネクタ10は、図5及び図6に示されているように、オスハウジング14のメスハウジング収容溝72にメスハウジング18の筒体部20が、またオスハウジング14の収容筒部62にメスハウジング18のメス端子収容部26を構成する筒体28が、収容保持されるようになっている。これにより、メス端子16の弾性接触片48の接続部50がオス端子12の外周に弾性保持されると共に、メス端子16とオス端子12が電気的に接続されるようになっている。また、オスハウジング14のメスハウジング収容溝72にメスハウジング18の筒体部20が嵌め込まれることにより、オスハウジング14とメスハウジング18の嵌合対向面間、すなわちオスハウジング14の収容筒部62の外面とメスハウジング18の筒体部20の内面の間、に収容配置されている弾性部材たるパッキン86は、軸直方向(嵌合方向に直交する方向)で圧接されるようになっている。これにより、嵌合方向に直交する方向に伝達される微振動等をパッキン86で吸収することができ、オス端子12とメス端子16の接続部50への振動伝達を有利に防止して、コネクタ10の耐久性や接続安定性の向上を図ることができるのである。そして、図6に示すように、メス端子16に接続したオス端子12が図5中の右方向に押し込まれることにより、オス端子12の基端部104と当接部70間に隙間寸法:L2の隙間が形成される。ここで、隙間寸法:L2は、係合突部38と連結部85間の隙間寸法:L1よりも大きくされている。要するに、オスハウジング14とメスハウジング18の嵌合状態において、メス端子16に接続されたオス端子12が、コイルばね138の付勢力に抗して、ロック機構の隙間寸法:L1よりも大きな押込寸法:L2で、オスハウジング14側に押し込まれるようになっているのである。なお、オス端子12がメス端子16に接続された状態で、コイルばね138の付勢力に抗して第1ハウジング側に押し込まれるためには、コイルばね138の付勢力がオス端子12とメス端子16間の挿入力よりも大きいことが必要となることは、言うまでもない。
このような構造とされたコネクタ10によれば、嵌合状態において、メス端子16に接続されたオス端子12が、コイルばね138の付勢力に抗して、オスハウジング14側に押し込まれるようになっている。しかも、メス端子16に接続されたオス端子12のオスハウジング14への押込寸法:L2が、ロック機構に設けられる隙間寸法:L1よりも大きくされている。これにより、メス端子16に接続されたオス端子12を、オスハウジング14やメスハウジング18に対して、コイルばね138を介して弾性支持された状態に保持することができる。その結果、自動車の走行時等の振動によりオスハウジング14とメスハウジング18が嵌合方向に相対変位した場合でも、その振動はコイルばね138によって吸収又は絶縁することができる。それ故、オス端子12とメス端子16の接続部分(接続部50)に振動等が各ハウジング14,18を介して伝達されることが回避され、オス端子12とメス端子16の接続部分(接続部50)の摺動の発生防止について根本的な解決を図ることができたのである。
また、これにより、従来の如きオス端子12とメス端子16の接続部分(接続部50)に直接ばねの付勢力を及ぼして圧接力を高める場合に比して、オス端子12とメス端子16の挿入力を増加させることなく、それらの接続安定性や耐久性を確保することができる。さらに、オス端子12とメス端子16の接続部分(接続部50)を各ハウジング14,18から伝達される振動に対して絶縁状態に保持できることから、従来構造に比して、自動車の走行時等の振動による接続部分(接続部50)の摩耗や位置ずれ等の問題発生を確実に防止することができる。
しかも、オスハウジング14において、オス端子12を嵌合方向で移動可能に収容する収容筒部62が設けられていることから、オス端子12の嵌合方向における位置決め安定性を有利に確保することができる。それ故、メス端子16に接続状態とされたオス端子12をハウジング内の所定位置で安定して弾性保持することができ、オス端子12とメス端子16の接続安定性を有利に確保できる。
加えて、オスハウジング14とオス端子12の基端部104側との隙間スペースを有効利用してコイルばね138を収容筒部62と同軸状に配設することにより、オス端子12のオスハウジング14内での位置決め安定性を確保しつつ、オス端子12をメスハウジング18側に付勢させることができる。これにより、コネクタ10の省スペース化を図りつつ、メス端子16に接続されたオス端子12を、オスハウジング14やメスハウジング18に対して、コイルばね138を介して弾性支持させる構造を安定して実現することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、これはあくまでも例示であって、本発明は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものではない。
例えば、オス端子12の基端部104が大径化されることによって、コイルばね138の付勢力によりオス端子12が当接部70に当接状態に保持されるようになっていたが、これに限定されない。例えば、オス端子12を径寸法が一定の筒状となし、オス端子12の基端部104の周囲に合成樹脂製の筒体を取り付け、該筒体に設けた大径部をコイルばねの付勢力により、当接部70に当接状態に保持するようにしてもよい。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
10:コネクタ、12:オス端子(第1接続端子)、14:オスハウジング(第1ハウジング)、16:メス端子(第2接続端子)、18:メスハウジング(第2ハウジング)、40:係合突起(ロック機構)、62:収容筒部、64:開口部、70:当接部、82:係合突起(ロック機構)、83:係合解除部(ロック機構)、86:パッキン(弾性部材)、104:基端部、138:コイルばね(付勢手段)

Claims (4)

  1. 第1接続端子を収容保持する第1ハウジングと、
    前記第1接続端子と電気的に接続される第2接続端子を収容保持すると共に、前記第1ハウジングにロック機構を介して離脱可能に嵌合される第2ハウジングと、を備えたコネクタであって、
    前記第1ハウジングには、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合方向において、前記第1接続端子を前記第2ハウジング側に付勢する付勢手段が配設されており、
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合状態において、前記第2接続端子に接続された前記第1接続端子が、前記付勢手段の付勢力に抗して、前記ロック機構の隙間寸法よりも大きな押込寸法で、前記第1ハウジング側に押し込まれるようになっている
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記第1ハウジングには、前記第1接続端子が前記嵌合方向に移動可能に収容される収容筒部が設けられており、該収容筒部の先端側には、前記第2接続端子に向かって開口する開口部が設けられている一方、前記収容筒部の基端側には、前記第1接続端子の基端部が前記付勢手段の付勢力により当接保持される当接部が設けられている、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記嵌合方向において、前記第1接続端子の基端部を間に挟んで前記当接部と反対側には、前記第1接続端子の基端部を前記当接部に付勢する前記付勢手段としてのコイルばねが、前記収容筒部と同軸状に配設されている請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合対向面間には、前記嵌合方向に直交する方向で圧接される弾性部材が収容配置されている請求項1〜3の何れか1項に記載のコネクタ。
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