JP2019175628A - コネクタ及び防水コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】がたつきを防ぐことが可能なコネクタ及び防水コネクタを提供する。【解決手段】相手側コネクタ10のフード部12に嵌合されるコネクタ30であって、前記フード部12の内側に収容される端子保持部32と、前記フード部12の外側に嵌まり込む外筒部33とを有し、前記端子保持部32は、前記相手側コネクタ10との正規嵌合状態において、前記フード部12の内周面に接する内側接触部41を有し、前記外筒部33は、前記正規嵌合状態において、前記フード部12の外周面に接する外側接触部42を有している。【選択図】図7

Description

本発明は、コネクタ及び防水コネクタに関する。
従来、互いに嵌合可能な一対のコネクタを備え、両コネクタの嵌合部がシールリングによってシールされる防水コネクタが知られている。例えば下記特許文献1に記載された防水コネクタは、雄端子金具を保持した雄コネクタと、雄端子金具と接続可能な雌端子金具を保持した雌コネクタとを備えている。雄コネクタは、雄端子金具の先端を包囲するフード部を有し、雌コネクタは、フード部の内側に嵌合する端子保持部、及びフード部の外側に嵌合する外筒部を有している。雄コネクタと雌コネクタとの正規の嵌合状態では、端子保持部の外周面とフード部の内周面とにシールリングが密着する。
特開2007−200767号公報
しかしながら、上記のような構成では、一対のコネクタの正規の嵌合状態において、フード部と端子保持部との間、もしくはフード部と外筒部との間にクリアランスが形成されるため、振動により両コネクタがガタつくことがある。端子金具の接触部分の摺動による摩耗を防ぐためには、コネクタのがたつきを防止することが重要であるため、対策が望まれていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、がたつきを防ぐことが可能なコネクタ及び防水コネクタを提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、相手側コネクタのフード部に嵌合されるコネクタであって、 前記フード部の内側に収容される端子保持部と、前記フード部の外側に嵌り込む外筒部とを有し、前記端子保持部は、前記相手側コネクタとの正規嵌合状態において、前記フード部の内周面に接する内側接触部を有し、前記外筒部は、前記正規嵌合状態において、前記フード部の外周面に接する外側接触部を有している相手側コネクタのフード部に嵌合可能なコネクタであり、相手側端子金具と接続可能な端子金具を保持して前記フード部の内側に嵌合する端子保持部と、前記フード部の外側に嵌合する外筒部とを有し、前記端子保持部は、前記相手側コネクタとの正規嵌合状態において、前記フード部の内周面に接する内側接触部を有し、前記外筒部は、前記正規嵌合状態において、前記フード部の外周面に接する外側接触部を有しているものである。
本発明の防水コネクタは、相手側端子金具を保持して前記相手側端子金具を包囲するフード部を有する相手側コネクタと、前記コネクタと、を備えているものである。
本発明によれば、相手側コネクタとコネクタとの正規嵌合状態では、端子保持部に設けられた内側接触部がフード部の内面に接し、外筒部に設けられた外側接触部がフード部の外面に接するから、コネクタのがたつきを防ぐことができる。
本実施例における防水コネクタであって、第1コネクタと第2コネクタとの正規嵌合状態を示す断面図 第1コネクタを示す斜視図 第1コネクタを示す正面図 第2コネクタを示す斜視図 第2コネクタを示す正面図 第2コネクタを示す平断面図 第2コネクタを示す断面図であって、図5のA−A位置における断面に相当する断面図 第2コネクタを示す断面図であって、図5のB−B位置における断面に相当する断面図 シールリングを示す正面図 シールリングを示す側面図 シールリングを示す平面図
本発明の好ましい形態を以下に示す。
本発明のコネクタは、前記フード部の内周面と前記端子保持部の外周面とに密着するシールリングを有し、前記内側接触部が、前記端子保持部の外周面に突出して形成され、前記外側接触部が、前記外筒部の内周面に突出して形成され、前記端子保持部の外周面のうち前記シールリングが密着する面からの前記内側接触部の高さ寸法が、前記外筒部の内周面からの前記外側接触部の高さ寸法より大きいものとしてもよい。ここで、シールリングが、フード部の内周面と端子保持部の外周面とに密着するものにおいては、フード部の内周面と端子保持部の外周面との間隔が、フード部の外周面と外筒部の内周面との間隔に比して大きくなりがちであるところ、このような構成によれば、内側接触部をフード部の内周面に接することができる。
また、本発明のコネクタは、前記内側接触部が、前記端子保持部の外周面に突出して形成された土台部に設けられているものとしてもよい。このような構成によれば、土台部により高さ寸法を稼ぐことができるから、その分、内側接触部の高さ寸法を小さくすることができ、強度上有利である。
また、本発明のコネクタは、前記シールリングが、前記土台部の前側に位置し、前記シールリングの後端部に、前記土台部が嵌合する嵌合凹部が設けられているものとしてもよい。このような構成によれば、シールリングの全体を土台部より前方に配置する場合に比して、コネクタの前後方向の寸法を小さくすることができる。
また、本発明のコネクタは、前記土台部が、前記端子保持部の上下に一対又は左右に一対設けられ、前記一対の土台部の前記端子保持部の周方向における寸法が同等とされているものとしてもよい。このような構成によれば、シールリングの上下又は左右の嵌合凹部の形状を等しくできるから、シールリングを上下逆向き又は左右逆向きで使用できる。
また、本発明の防水コネクタは、前記相手側コネクタが、前記コネクタより硬い合成樹脂製であるものとしてもよい。このような構成によれば、防水コネクタの嵌合及び離脱を繰り返し行っても、内側接触部又は外側接触部がフード部を傷つけることを防ぐことができる。
<実施例>
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図11を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例における防水コネクタCは、図1に示すように、互いに嵌合可能な第1コネクタ(相手側コネクタ)10と第2コネクタ(コネクタ)30とを有し、第1コネクタ10と第2コネクタ30との嵌合部がシールリング50によりシールされるものである。第1コネクタ10は、タブ状をなす雄型の第1端子金具(相手側端子金具)11を備えた雄型のコネクタを構成し、第2コネクタ30は、第1端子金具11と電気的に接続可能な雌型の第2端子金具31を備えた雌型のコネクタを構成する。
以下、各構成部材において、両コネクタ10,30における嵌合面側(第1コネクタ10は図1の右側、第2コネクタ30は図1の左側)をそれぞれ前方とし、また、図1の上側を上方、下側を下方として説明する。
第1コネクタ10は、例えば内部に回路基板を収容するECUの筐体に一体に設けられたものである。
第1コネクタ10は、第2コネクタ30より硬い合成樹脂製であって、ガラス繊維等の補強繊維が含有されたPBT(ポリブチレンテレフタレート)やSPS(シンジオタクチックポリスチレン)等とされている。第1コネクタ10は、第1端子金具11を包囲するフード部12を有している。第1端子金具11は、フード部12の奥壁13から前方に突出している。本実施例では、第1端子金具11は、左右方向に3本が等間隔で配されている。
フード部12は、前方に開口する筒状をなしている。フード部12を正面から見ると、図3に示すように、横方向に長い形状をなしている。フード部12の内周面の先端部には、全周にわたってテーパ面14が形成されている。テーパ面14は、フード部12の先端から後方に向かって径方向の内側に張り出すように傾斜している。
フード部12の内周面には、テーパ面14に続いてシールリング50が密着する第1シール面15が形成されている(図1参照)。第1シール面15は、フード部12の内周面全域にわたって形成され、対向する面は互いに平行しており、かつ平坦面とされている。
フード部12の内周面には、第1シール面15の後側に続いて段差面16が形成されている。段差面16は、フード部12の前後方向における中央部に位置し、後方に向かって次第に径方向の内側に張り出すように傾斜している。段差面16は、前後方向においてロック突起18や第1端子金具11の先端と概ね同じ位置に配されている。
フード部12の内周面には、段差面16に続いて奥周面17が形成されている。奥周面17は、第1シール面15より一段フード部12の内側に位置し、第1シール面15と略平行な面とされている。
フード部12の上面には、第2コネクタ30のロックアーム38が係止可能なロック突起18が設けられている。ロック突起18は、フード部12の上面の左右方向における中央部に突出して形成されている(図3参照)。なお、ロック突起18の左右両側には、一対の上面リブ19が前後方向に延びて設けられている。
フード部12の左右両側面には、フード部12の全長にわたって前後方向に延びた側面リブ21が設けられている。左右一対の側面リブ21は、上下方向における中央より若干下側に位置している。側面リブ21の断面(前後方向に対して直交する断面)は、方形状をなしている。側面リブ21の上下両面は、前後方向に略平行をなしている。
第2コネクタ30は、合成樹脂製であって、図1に示すように、第2端子金具31を保持してフード部12の内側に収容される端子保持部32と、フード部12の外側に嵌合する外筒部33とを有している。
端子保持部32には、第2端子金具31が収容されるキャビティ34が、左右方向に並列して3室設けられている。各キャビティ34には、片持ち状をなすランス35が弾性撓み可能に設けられ、第2端子金具31の抜け止めがなされる。端子保持部32の前端部にはキャップ36が嵌着されていて、第2端子金具31の前止まりがなされる。シール用のゴム栓Gは、第2端子金具31と電線を加締めつけると同時に電線に装着される。
外筒部33は、端子保持部32との間にフード部12が嵌合される嵌合空間Sを有して設けられている。外筒部33は端子保持部32の略前半部分を包囲している。外筒部33の上面は上方に開放された開放部37とされている。開放部37には、上下方向に撓み可能なロックアーム38が設けられている。ロックアーム38は、第1コネクタ10と第2コネクタ30とが正規の嵌合状態に至ると、第1コネクタ10のロック突起18に係止し、両コネクタ10,30を嵌合状態にする。
外筒部33の左右両側には、第1コネクタ10の側面リブ21が前方から挿入される側面溝39が設けられている(図5参照)。側面溝39は、外筒部33の左右両側に一対設けられている。側面溝39は、側面リブ21の外形に対応した形状をなして外筒部33の内周面に凹設されている。側面溝39は、外筒部33の上下方向における中央より若干下側に配されている。
端子保持部32は、フード部12の内周面に接する内側接触部41を有し、外筒部33は、フード部12の外周面に接する外側接触部42を有している。内側接触部41及び外側接触部42については、後ほど詳しく説明する。
シールリング50は、図1に示すように、フード部12の内周面と端子保持部32の外周面とに密着するものである。シールリング50は、端子保持部32の外周面のうちキャップ36の後側であって、後述する土台部43の前側に嵌着されている。以後、端子保持部32の外周面のうちシールリング50が密着する面を第2シール面46と称する。
シールリング50は、端子保持部32の外周を包囲する筒状をなす本体部51を有している。本体部51の外周面には、フード部12の第1シール面15に密着する外側リップ52が設けられ、本体部51の内周面には、端子保持部32の外周面に密着する内側リップ53が設けられている。シールリング50の後端部には、土台部43が嵌合する嵌合凹部54が設けられている。嵌合凹部54については、後ほど詳しく説明する。
土台部43は、端子保持部32の外周面に突出して形成されている。土台部43は、図5に示すように、端子保持部32の上下に一対と左右に一対とが設けられている。土台部43は、図7及び図8に示すように、嵌合空間Sの後端部に位置している。土台部43の突出面44は、外側リップ52の突出端より低い位置に配されている。土台部43の前端には、後方に向かって次第に突出寸法が増す傾斜が設けられている。
土台部43のうち端子保持部32の上下両側に設けられた一対の第1土台部43Fは、図5に示すように、端子保持部32の上面及び下面のうち左右両端角部の丸み部を除く平坦な部分の概ね全幅に設けられている。一対の第1土台部43Fは、高さ寸法(上下方向の寸法)及び幅寸法(左右方向の寸法)が等しくされている。
土台部43のうち端子保持部32の左右両側に設けられた一対の第2土台部43Sは、図5に示すように、端子保持部32の左面及び右面のうち上下方向における中央部に設けられている。一対の第2土台部43Sは、高さ寸法(左右方向の寸法)及び幅寸法(上下方向の寸法)が等しくされている。
内側接触部41は、土台部43の突出面44に設けられている。内側接触部41の前後方向の寸法は、土台部43の前後方向の全体にわたる寸法とされている。内側接触部41は、幅寸法(端子保持部32の周方向の寸法)より前後方向の寸法が大きい壁状をなしている。内側接触部41は、正面から見ると、略方形状をなしている。内側接触部41は、フード部12の内周面のうち第1シール面15の前端部に接する。
内側接触部41は、端子保持部32の上面側に位置する上面内側接触部41Uと、下面側に位置する下面内側接触部41Sと、左面及び右面に位置する側面内側接触部41Lとを備えている。内側接触部41は、端子保持部32の左右方向における中心を基準に対称をなしている。
上面内側接触部41Uは、端子保持部32の左右方向における中央部に一つ設けられている。上面内側接触部41Uは、第1土台部43Fの左右方向における中央部に位置している。下面内側接触部41Sは、端子保持部32の左右方向における両端近傍に一対設けられている。下面内側接触部41Sは、第1土台部43Fの左右方向における両端に位置している。すなわち上面内側接触部41Uと下面内側接触部41Sとは、数が異なっている。
側面内側接触部41Lは、端子保持部32の上下方向における中央部に一つずつ設けられている。側面内側接触部41Lは、第2土台部43Sの上下方向における中央部に位置している。
外側接触部42は、外筒部33の内周面に突出して形成されている。外側接触部42は、フード部12の外周面のうち先端部(テーパ面14から第1シール面15の前端部に対応する部分)に接する。外側接触部42の外筒部33の内周面からの高さ寸法H1は、図7及び図8に示すように、内側接触部41の第2シール面46からの高さ寸法H2より小さい。なお、内側接触部41の第2シール面46からの高さ寸法H2は、土台部43の高さ寸法を加算した寸法である。
外側接触部42は、図5に示すように、正面側から見ると、略三角形状をなしている。外側接触部42の前端には、後方に向かって次第に突出寸法が増す傾斜が設けられている。
外側接触部42は、図5に示すように、内側接触部41と対応して設けられている。すなわち外側接触部42は、上面内側接触部41Uに対応した上面外側接触部42Uと、下面内側接触部41Sに対応した下面外側接触部42Sと、側面内側接触部41Lに対応した側面外側接触部42Lとを備えている。
上面外側接触部42Uは、外筒部33の左右両側に設けられている。上面外側接触部42Uは、側面溝39の上面に突出して形成されている。
下面外側接触部42Sは、外筒部33の下面に一対設けられている。下面外側接触部42Sは、下面内側接触部41Sと対をなす。一対の下面外側接触部42Sは、一対の下面内側接触部41Sと左右方向において揃った位置に配されている。
側面外側接触部42Lは、外筒部33の左右両側に設けられている。側面外側接触部42Lは、側面内側接触部41Lと対をなす。側面外側接触部42Lは、側面内側接触部41Lと上下方向において概ね揃った位置に配されている。側面外側接触部42Lは、側面溝39の上方に位置している。
上面外側接触部42U及び下面外側接触部42Sは、図5に示すように、同じ形状とされている。側面外側接触部42Lは、上面外側接触部42U及び下面外側接触部42Sより突出寸法が小さい。
シールリング50の後端部には、土台部43に嵌まり込む嵌合凹部54が設けられている。嵌合凹部54は、本体部51の後面から前方に切りかかれた形態をなしている。嵌合凹部54は、本体部51の上下両側及び左右両側に設けられている。
第1土台部43Fに嵌まり込む第1嵌合凹部54Fは、図11に示すように、本体部51の周方向に長い方形状をなしている。第2土台部43Sが嵌合可能な第2嵌合凹部54Sは、図10に示すように、前後方向に長い方形状をなしている。
第2嵌合凹部54Sの上下両側には、本体部51の側面から外方に突出するとともに本体部51の後面から後方に突出した形態の突出片部55が設けられている。突出片部55は、第2コネクタ30の嵌合空間Sを形成する後面の窪み部45に嵌まるようになっている(図8参照)。
シールリング50は、本体部51の中心軸を基準に上下及び左右に対称とされている。嵌合凹部54が土台部43に嵌合することにより、シールリング50の位置ずれを防止する。
次に、上記のように構成された実施例の作用および効果について説明する。
本実施例の第2コネクタ30は、第1コネクタ10のフード部12に嵌合可能なコネクタであり、第1端子金具11と接続可能な第2端子金具31を保持してフード部12の内側に嵌合する端子保持部32と、フード部12の外側に嵌合する外筒部33とを有し、端子保持部32は、第1コネクタ10との正規嵌合状態において、フード部12の内周面に接する内側接触部41を有し、外筒部33は、正規嵌合状態において、フード部12の外周面に接する外側接触部42を有しているものである。
この構成によれば、第1コネクタ10と第2コネクタ30との正規嵌合状態では、端子保持部32に設けられた内側接触部41がフード部12の内面に接し、外筒部33に設けられた外側接触部42がフード部12の外面に接するから、第1コネクタ10と第2コネクタ30とのがたつきを防ぐことができる。
また、シールリング50が、フード部12の内周面と端子保持部32の外周面とに密着するものであり、内側接触部41が、端子保持部32の外周面に突出して形成され、外側接触部42が、外筒部33の内周面に突出して形成されており、端子保持部32の外周面のうちシールリング50が密着する第2シール面46からの内側接触部41の高さ寸法が、外筒部33の内周面からの外側接触部42の高さ寸法より大きい寸法とされている。ここで、シールリング50が、フード部12の内周面と端子保持部32の外周面とに密着するものにおいては、フード部12の内周面と端子保持部32の外周面との間隔が、フード部12の外周面と外筒部33の内周面との間隔に比して大きくなりがちであるところ、この構成によれば、内側接触部41をフード部12の内周面に接することができる。
また、内側接触部41が、端子保持部32の外周面に突出して形成された土台部43の突出面44に設けられている。この構成によれば、土台部43により高さ寸法を稼ぐことができるから、その分、内側接触部41の高さ寸法を小さくすることができ、強度に優れる。
また、シールリング50が、土台部43の前側に配されるものであり、シールリング50の後端部に、土台部43が嵌合する嵌合凹部54が設けられている。この構成によれば、シールリング50の全体を土台部43より前方に配置する場合に比して、第2コネクタ30の前後方向の寸法を小さくすることができることから、防水コネクタCを小型化できる。
また、土台部43が、端子保持部32の上下に一対の第1土台部43Fと、左右に一対の第2土台部43Sとを有し、一対の第1土台部43F及び一対の第2土台部43Sの端子保持部32の周方向における寸法がそれぞれ同等とされている。この構成によれば、シールリング50の上下に設けられた第1嵌合凹部54F及び左右に設けられた第2嵌合凹部54Sの寸法を等しくできるから、上下逆向き又は左右逆向きで使用でき、第2コネクタ30の組み付け作業を容易に行うことができる。
また、第1コネクタ10が、第2コネクタ30より硬い合成樹脂製である。この構成によれば、防水コネクタCの嵌合及び離脱時に、内側接触部41又は外側接触部42がフード部12を傷つけることを防ぐことができる。特に、内側接触部41が、フード部12の第1シール面15を傷つけないから、嵌合・離脱によって防水性が低下することを防ぐことができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、シールリング50が、フード部12の内周面と端子保持部32の外周面とに密着するものとされているが、これに限らず、シールリングは、フード部の前端面と嵌合空間の後面とに密着するものや、フード部の外周面と外筒部の内周面とに密着するものであってもよい。
(2)上記実施例では、嵌合凹部54が、シールリング50の後面から前方に切り欠かれた形態で設けられているが、これに限らず、嵌合凹部は、例えば全周が閉じた形態の孔であってもよい。
(3)上記実施例では、内側接触部41が、土台部43の突出面44に設けられているが、これに限らず、内側接触部は、土台部を設けることなく端子保持部の外周面に設けても良い。
(4)上記実施例では、上下一対の第1土台部43F及び左右一対の第2土台部43Sの幅寸法がそれぞれ同等とされているが、これに限らず、対応する一対の土台部の幅寸法を異なる寸法としてもよい。
(5)上記実施例では、内側接触部41及び外側接触部42の数や位置を例示したが、これに限らず、内側接触部及び外側接触部の数や位置は変更してもよい。
(6)上記実施例では、本発明を、第1コネクタ10のフード部12が標準化されたものに適用した場合を例示したが、これに限らず、本発明は、第1コネクタのフード部が標準化されていないものにも適用することができる。
C…防水コネクタ
H1…外側接触部の高さ寸法
H2…内側接触部の高さ寸法
10…第1コネクタ(相手側コネクタ)
11…第1端子金具(相手側端子金具)
12…フード部
30…第2コネクタ(コネクタ)
31…第2端子金具(端子金具)
32…端子保持部
33…外筒部
41…内側接触部
42…外側接触部
43…土台部
44…突出面
46…第2シール面(端子保持部の外周面のうちシールリングが密着する面)
50…シールリング
54…嵌合凹部

Claims (7)

  1. 相手側コネクタのフード部に嵌合されるコネクタであって、
    前記フード部の内側に収容される端子保持部と、前記フード部の外側に嵌まり込む外筒部とを有し、
    前記端子保持部は、前記相手側コネクタとの正規嵌合状態において、前記フード部の内周面に接する内側接触部を有し、
    前記外筒部は、前記正規嵌合状態において、前記フード部の外周面に接する外側接触部を有しているコネクタ。
  2. 前記フード部の内周面と前記端子保持部の外周面とに密着するシールリングを有し、
    前記内側接触部が、前記端子保持部の外周面に突出して形成され、
    前記外側接触部が、前記外筒部の内周面に突出して形成され、
    前記端子保持部の外周面のうち前記シールリングが密着する面からの前記内側接触部の高さ寸法が、前記外筒部の内周面からの前記外側接触部の高さ寸法より大きい請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記内側接触部が、前記端子保持部の外周面に突出して形成された土台部に設けられている請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記シールリングが、前記土台部の前側に位置し、
    前記シールリングの後端部に、前記土台部が嵌合する嵌合凹部が設けられている請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記土台部が、前記端子保持部の上下に一対又は左右に一対設けられ、
    前記一対の土台部の前記端子保持部の周方向における寸法が同等とされている請求項4に記載のコネクタ。
  6. 相手側端子金具を包囲するフード部を有する相手側コネクタと、
    請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のコネクタと、
    を備えている防水コネクタ。
  7. 前記相手側コネクタが、前記コネクタより硬い合成樹脂製である請求項6に記載の防水コネクタ。
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