JP5592599B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5592599B2
JP5592599B2 JP2008127706A JP2008127706A JP5592599B2 JP 5592599 B2 JP5592599 B2 JP 5592599B2 JP 2008127706 A JP2008127706 A JP 2008127706A JP 2008127706 A JP2008127706 A JP 2008127706A JP 5592599 B2 JP5592599 B2 JP 5592599B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
fuse
transistor
input
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008127706A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009277294A (ja
Inventor
淳二 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PS4 Luxco SARL
Original Assignee
PS4 Luxco SARL
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PS4 Luxco SARL filed Critical PS4 Luxco SARL
Priority to JP2008127706A priority Critical patent/JP5592599B2/ja
Priority to US12/436,285 priority patent/US8014213B2/en
Publication of JP2009277294A publication Critical patent/JP2009277294A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5592599B2 publication Critical patent/JP5592599B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C17/00Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards
    • G11C17/14Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards in which contents are determined by selectively establishing, breaking or modifying connecting links by permanently altering the state of coupling elements, e.g. PROM
    • G11C17/18Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory

Description

本発明は、レーザー切断ヒューズまたは電気的破壊ヒューズなどを用いて、製造後の内部電圧調整またはタイミング調整をする半導体記憶装置の技術に関する。
半導体記憶装置では、レーザー切断ヒューズ、電気的破壊ヒューズなどを用いて、製造後の内部電圧調整、タイミング調整などを行っているが、一旦破壊したはずのヒューズが復活する、あるいは、逆に、本来破壊されていてはいけないはずのヒューズが破壊されるといった問題があった。
このため、従来の半導体記憶装置では、例えば、電気的破壊ヒューズのような信頼度の低いヒューズを使用する場合には、1ビットの情報を記録するために2本のヒューズを使用し、2本のヒューズのうちいずれかのヒューズが破壊されていれば破壊されていると見做す、又は、両方が破壊されない限り破壊されていると見做さないといった方法によって、信頼度を確保していた。
例えば、特許文献1には、2本のヒューズの片側の端子をMOSスイッチで直接つなぐことによって、ORとして動作させる方式が開示されており、この方式を用いると比較的小さい面積でOR動作を行うことが可能である。しかし、この方式では、片方のヒューズが、本来接続されるべきでない電位に短絡されるような故障が発生した場合、ORとして正常に動作しない問題があった。
また、特許文献2には、2本のヒューズそれぞれに対応して破壊状態を記憶する2個のラッチ回路を用意し、更に、2個のラッチ回路の出力のOR又はANDを取る論理回路を用意することで信頼度を確保することが開示されている。
図9は、上述した特許文献2に記載された半導体記憶装置の一例である。ここでは、ヒューズ判定回路105は、ヒューズ破壊と判定した場合にHigh(ハイレベル)を出力するものとすると、ヒューズ101またはヒューズ102のいずれか一方が破壊と判定されれば、この回路全体からの出力、すなわち、OR回路110からの出力はHigh、つまり、ヒューズ破壊と判定されるように構成されている。
特開2007−080302号公報 特開2006−108394号公報
しかしながら、この図9に示した特許文献2に示す半導体記憶装置においては、2本のヒューズそれぞれに対応して、ラッチ回路106と107との2個のラッチ回路が必要となるという問題があった。このラッチ回路106または107の回路を、図10に示す。更に、ラッチ回路106と107との出力のOR又はANDを取る論理回路も必要となる(この場合は、OR回路110も必要となる)ことから、全体としての回路面積が増大してしまうという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、製造後の内部電圧調整またはタイミング調整などを行うためのヒューズが、本来接続されるべきでない電位に短絡されるような故障が発生した場合においても正常に動作するとともに、ヒューズの破壊または非破壊の判定に対する信頼度を向上しつつ、ヒューズを判定するための回路全体のチップ面積を低減できる半導体記憶装置を提供することにある。
この発明は、複数の不揮発性素子のそれぞれの情報をまとめた結果を一つの情報として記憶する、セットリセット端子を備えるフリップフロップを有し、前記それぞれの情報が、前記フリップフロップのセット端子へ連続に入力され、前記フリップフロップのリセット端子によって予め初期化された第1の状態が、前記それぞれの情報のうちのいずれかの情報の情報値によって第2の状態へ反転する、ことを特徴とする半導体装置である。
この発明によれば、半導体記憶装置が、複数のヒューズまたはアンチヒューズと、複数のヒューズまたはアンチヒューズを順に選択するセレクタ回路と、セレクタ回路により選択されたヒューズまたはアンチヒューズが切断されているか否かに基づき、LowからHigh、または、HighからLowの一方向のみにデータをセット可能な片方向ラッチ回路とを有することにより、ヒューズの破壊または非破壊の判定に対する信頼度を向上しつつ、ヒューズを判定するための回路全体のチップ面積を低減できる半導体記憶装置を提供することが可能となる。
すなわち、この発明によれば、半導体記憶装置が、複数本のヒューズのOR又はANDを取ってヒューズ読み出し結果の信頼度を上げる場合に、複数回に分割してヒューズを順に選択して判定し、LowからHigh又は、HighからLowの一方向のみにデータをセット可能なラッチ回路、すなわち、片方向にのみデータをセット可能なラッチ回路である片方向ラッチ回路に順にヒューズの判定結果を入力し、この片方向ラッチ回路1つで、複数本のヒューズのOR又はANDの結果を得ることが可能である。
また、この発明によれば、半導体記憶装置が、ヒューズを順に選択して判定するために、製造後の内部電圧調整またはタイミング調整などを行うためのヒューズが、本来接続されるべきでない電位に短絡されるような故障が発生した場合においても正常に動作することが可能である。
<第1の実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1〜図3は、この発明の一実施形態による半導体記憶装置の回路図である。図1は、本発明における半導体記憶装置の一例としての回路図である。図2は図1の半導体記憶装置における後述する片方向ラッチ回路6の一例としての回路図であり、図3は図1の半導体記憶装置における後述するヒューズ判定制御回路3の一例としての回路図である。なお、各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略するものとする。
まず、図1を参照して、本実施形態における半導体記憶装置について説明する。この半導体記憶装置は、1ビットの情報を記録するために複数のヒューズを有するが、ここでは、半導体記憶装置が、ヒューズ1とヒューズ2との2つのヒューズを用いて1ビットの情報を記録する場合について、説明する。
この半導体記憶装置は、ヒューズ1とヒューズ2との2つのヒューズを有する。また、この半導体記憶装置は、外部から入力されるヒューズ判定リセット信号FRとヒューズ判定パルス信号FPとに基づき、ヒューズ選択信号FS(第1の制御信号)、ヒューズ判定信号FD(第4の制御信号)、ラッチイネーブル信号LE(第3の制御信号)、および、プリチャージ信号PC(第2の制御信号)を発生するヒューズ判定制御回路3を有する。なお、このヒューズ判定リセット信号FRのHighパルスと、ヒューズ判定パルス信号FPのHighパルスとは、たとえば、本実施形態による半導体記憶装置が起動される場合に、外部の制御装置が生成して出力するものである。また、本実施形態の説明においては、電位において、ハイレベルをHighと称し、ロウレベルをLowと称して説明する。
また、この半導体記憶装置は、ヒューズ選択信号FSに基づきヒューズ1とヒューズ2とのうちいずれか1つのヒューズを選択するセレクタ回路4と、ヒューズ判定制御回路3からのヒューズ判定信号FDに基づき、セレクタ回路4が選択したヒューズの破断状態を判定するヒューズ判定回路5と、を有する。
また、この半導体記憶装置は、ラッチイネーブル信号LE及びプリチャージ信号PCによって制御されヒューズ判定回路5の出力を受け、所定の場合にヒューズ判定回路5の出力を記憶するLowからHighの一方向のみにデータをセット可能な片方向ラッチ回路6を有する。
この片方向ラッチ回路6のプリチャージ端子PREには、ヒューズ判定制御回路3からのプリチャージ信号PCが入力され、イネーブル端子ENには、ヒューズ判定制御回路3からのラッチイネーブル信号LEが入力される。また、この片方向ラッチ回路6のデータ端子Dには、ヒューズ判定回路5からのヒューズ判定結果信号FJが入力される。また、この片方向ラッチ回路6の出力端子Qより、ラッチ出力信号LOが出力される。
次に、図2を用いて、図1の片方向ラッチ回路6の一例としての回路について説明する。図2に示すように、本実施形態における片方向ラッチ回路6は、電源電位と接地電位との間に直列に接続された第1のPMOSトランジスタ61と、第1のNMOSトランジスタ62と、第2のNMOSトランジスタ63と、を有する。
すなわち、この第1のPMOSトランジスタ61のソース端子は電源電位に接続され、第1のPMOSトランジスタ61のドレイン端子は、第1のNMOSトランジスタ62のドレイン端子に接続されている。また、第1のNMOSトランジスタ62のソース端子は、第2のNMOSトランジスタ63のドレイン端子に接続されている。また、第2のNMOSトランジスタ63のソース端子は、接地電位に接続されている。
また、この片方向ラッチ回路6は、この第1のPMOSトランジスタ61と第1のNMOSトランジスタ62との接続ノード(接続ノードXと称する)に、入力端子が接続されている出力インバータ回路(Output Inverter)64と、入力端子が出力インバータ回路64の出力端子に接続されるとともに、出力端子が出力インバータ回路64の入力端子に接続されているフィードバックインバータ回路(Feedback inverter)65と、を有する。
なお、このフィードバックインバータ回路65の出力端子は、第1のPMOSトランジスタと第1のNMOSトランジスタとの接続ノードである接続ノードXと、出力インバータ回路64の入力端子との接続ノード(接続ノードYと称する)に接続されていてもよい。
ここで、第1のPMOSトランジスタ61のゲート端子は、片方向ラッチ回路6のプリチャージ端子PREに対応し、このプリチャージ端子PREには、ヒューズ判定制御回路3からのプリチャージ信号PCが入力される。また、第1のNMOSトランジスタ62のゲート端子は、片方向ラッチ回路6のデータ端子Dに対応し、このデータ端子Dには、ヒューズ判定回路5からの出力信号であるヒューズ判定結果信号FJが入力される。
また、第2のNMOSトランジスタのゲート端子は、片方向ラッチ回路6のイネーブル端子ENに対応し、このイネーブル端子ENには、ヒューズ判定制御回路3からのラッチイネーブル信号LEが入力される。また、出力インバータ回路64の出力端子、または、出力インバータ回路64の出力端子とフィードバックインバータ回路65の入力端子との接続ノード(接続ノードZと称する)は、片方向ラッチ回路6の出力端子Qに対応し、この出力端子Qからラッチ出力信号LOを出力する。
次に、図3を参照して、図1で説明したヒューズ判定制御回路3の一例としての構成について説明する。このヒューズ判定制御回路3は、第1の遅延回路31と、入力が第1の遅延回路の出力に接続された第2の遅延回路32と、非同期セット付きD型フリップフロップ回路33と、第1のインバータ回路34(第5のインバータ回路)と第2のインバータ回路35(第1のインバータ回路)とで構成されている。
ここで、第1の遅延回路31の入力端子及びD型フリップフロップ回路33のクロック端子CKには、ヒューズ判定パルス信号FPが外部から入力される。また、D型フリップフロップの非同期セット端子S及び第2のインバータ回路35の入力には、ヒューズ判定リセット信号FRが外部から入力される。
また、第1の遅延回路31の出力は、第2の遅延回路32の入力端子に入力されるとともに、ヒューズ判定信号FDとして、図1に示したヒューズ判定回路5に出力される。また、第2の遅延回路32の出力は、ラッチイネーブル信号LEとして図1に示した片方向ラッチ回路6に出力される。また、第2のインバータ回路35の出力はプリチャージ信号PCとして、図1に示した片方向ラッチ回路6に出力される。
また、D型フリップフロップ回路33の出力端子Qからの出力は、ヒューズ選択信号FSとして、図1に示したセレクタ回路4に出力されるとともに、第1のインバータ回路34に入力される。そして、この第1のインバータ回路34の出力は、D型フリップフロップ回路33のデータ入力端子Dに接続されている。
このヒューズ判定制御回路3は、ヒューズの判定開始段階において外部から入力されるパルス信号であるヒューズ判定リセット信号FRと、ヒューズ判定リセット信号FRに続いて、複数のヒューズまたはアンチヒューズの個数に応じて、外部から入力される複数のパルス信号であるヒューズ判定パルス信号FPとに基いて、プリチャージ信号PCとヒューズ選択信号FSとヒューズ判定信号FDとラッチイネーブル信号LEとを生成して出力する。
すなわち、このヒューズ判定制御回路3は、片方向ラッチ回路6がラッチしているデータをリセットすることを示すプリチャージ信号PCを生成して片方向ラッチ回路6に出力する。また、このヒューズ判定制御回路3は、ヒューズ1またはヒューズ2である複数のヒューズの中から、いずれかのヒューズを順に選択するためのヒューズ選択信号FSを生成してセレクタ回路4に出力する。また、このヒューズ判定制御回路3は、セレクタ回路4により選択されたヒューズが切断されているか否かを判定することを示すヒューズ判定信号FDを順に生成してヒューズ判定回路5に出力する。また、このヒューズ判定制御回路3は、ヒューズ判定回路5が判定した結果をラッチすることを示すラッチイネーブル信号LEを生成して片方向ラッチ回路6に出力する。
ここで、図9を用いて説明した従来技術による半導体記憶装置の構成と、図1を用いて説明した本実施形態による半導体記憶装置の構成とを対比すると、使用しているラッチ回路の数は、従来技術が2個であるのに対して、本実施形態では1個であり、本実施形態による半導体記憶装置が、従来技術の半導体記憶装置に対比して、ラッチ回路の個数が少ないことがわかる。
また、それぞれで使用しているラッチ回路についても、図9中のラッチ回路106または107(図10に一例を示す)と、図1中の片方向ラッチ回路6(図2に一例を示す)とにおいて、それぞれで使用されているMOSトランジスタの個数を比較すると、CMOS回路ではインバータ回路はPMOSとNMOSから構成されるため、図2に一例を示した本実施形態において用いられるラッチ回路の方が、図10に一例を示した従来技術において用いられるラッチ回路に対比して、回路規模が小さいことがわかる。
従って、図1に記載の本実施形態による半導体記憶装置の回路規模は、図9の従来技術による半導体記憶装置よりも、回路規模が小さく、小面積で実現が可能な回路となる。
尚、図1および図3を用いて説明したヒューズ判定制御回路3は、図9および図10を用いて説明した従来技術による半導体記憶装置に対比して、新たに必要となる回路であるが、このヒューズ判定制御回路3自体は、多数存在するヒューズに対して1個あれば良い回路であるため、全体の面積に与える影響は少ない。
<半導体記憶装置の動作の説明>
次に、図4〜図6を用いて、図1〜図3を用いて説明した本実施形態の半導体記憶装置の動作について説明する。この半導体記憶装置は、次に説明するように、所定の手順でヒューズ判定動作を行うことにより、図9に示す従来例と同様に、ヒューズの破断状態の信頼度を高める動作を行うことが可能である。
なお、この実施形態において、セレクタ回路4は、ヒューズ選択信号FSがLowの場合にヒューズ1を選択し、ヒューズ選択信号FSがHighの場合にヒューズ2を選択するものとして説明する。また、ヒューズ判定回路5は、セレクタ回路4により選択されたヒューズに対して、ヒューズ破壊状態と判定した場合に、Highを出力し、ヒューズ破壊状態でないと判定した場合に、Lowを出力するものとして説明する。
また、この半導体記憶装置には、ヒューズ判定リセット信号FRのHighのパルスが入力された後、判定するヒューズの個数に応じたヒューズ判定パルス信号FPのHighのパルスが入力されるものとして説明する。本実施形態においては、判定するヒューズの個数は、ヒューズ1とヒューズ2との2個であるため、この半導体記憶装置には、ヒューズ判定リセット信号FRのHighのパルスが1つ入力された後、ヒューズ判定パルス信号FPのHighのパルスが2つ入力される。
また、以降の説明においては、半導体記憶装置に入力される2つのヒューズ判定パルス信号FPのHighのパルスのうち、最初に入力されるヒューズ判定パルス信号FPを第1のヒューズ判定パルス信号FPのHighパルスと称し、次に入力されるヒューズ判定パルス信号FPを第2のヒューズ判定パルス信号FPのHighパルスと称して説明する。
<第一の場合:ヒューズ1およびヒューズ2がいずれも正常に破壊された場合>
第一の場合として、ヒューズ1およびヒューズ2が、いずれも正常に破壊されている場合の半導体記憶装置の動作について、図4を用いて説明する。
ヒューズ判定動作が開始されると、まず、ヒューズ判定制御回路3にヒューズ判定リセット信号FRのHighのパルスが外部から入力されることにより(図4−A)、このヒューズ判定制御回路3内の第2のインバータ回路35がプリチャージ信号PCのLowパルスを発生するとともに(図4−B)、ヒューズ判定制御回路3内のD型フリップフロップ回路33がHighにセットされ、D型フリップフロップ回路33が出力するヒューズ選択信号FSはHighとなる(図4−C)。
なお、D型フリップフロップ回路33が出力するヒューズ選択信号FSはHighであるため、D型フリップフロップ回路33のデータ入力端子Dには、D型フリップフロップ回路33が出力するHighであるヒューズ選択信号FSが、第1のインバータ回路34により論理反転されて、Lowが入力される。
また、このヒューズ判定制御回路3が発生したプリチャージ信号PCのLowパルスは、片方向ラッチ回路6のプリチャージ端子PREに入力され、片方向ラッチ回路6が出力するラッチ出力信号LOをLowにリセットする(図4−D)。この場合の片方向ラッチ回路6の動作は、図2に示す片方向ラッチ回路6の回路図で、プリチャージ端子PREがLowに落ちることで、接続ノードXの電位がHighにプリチャージされ、出力端子QがLowに遷移することによって実現される。なお、一旦、接続ノードXの電位がHighになると、フィードバックインバータ回路65の作用で、接続ノードXの電位がHighに保持されるため、出力端子Qの電位はLowに保持されることになる。
次に、半導体記憶装置に第1のヒューズ判定パルス信号FPのHighパルスがD型フリップフロップ回路33のクロック端子CKに外部から入力されたことに応じて(図4−E)、D型フリップフロップ回路33のデータ入力端子にはLowが入力されているために、D型フリップフロップ回路33にはLowがセットされ、D型フリップフロップ回路33が出力するヒューズ選択信号FSはLowとなる(図4−F)。このLowとなったヒューズ選択信号FSがD型フリップフロップ回路33から入力されたセレクタ回路4は、ヒューズ1を選択する。
なお、D型フリップフロップ回路33が出力するヒューズ選択信号FSがLowとなるため、D型フリップフロップ回路33のデータ入力端子Dには、D型フリップフロップ回路33が出力するLowであるヒューズ選択信号FSが、第1のインバータ回路34により論理反転されて、Highが入力される。
また、半導体記憶装置に第1のヒューズ判定パルス信号FPのHighパルスが外部から入力されたことに応じて、ヒューズ判定制御回路3の第1の遅延回路31が、入力されたヒューズ判定パルス信号FPのHighパルスを第1の遅延回路31による第1の遅延時間だけ遅らせた信号として、ヒューズ判定信号FDのHighパルスを発生する(図4−G)。このヒューズ判定制御回路3の第1の遅延回路31により発生されたヒューズ判定信号FDのHighパルスは、ヒューズ判定回路5に入力される。
ここで、第1の遅延回路31によるヒューズ判定パルス信号FPに対するヒューズ判定信号FDのHighパルスの遅延量(第1の遅延時間)は、例えば、10nsとする。この第1の遅延量として、たとえば、ヒューズ選択信号FSによりセレクタ回路4が選択してから、この選択されたヒューズをヒューズ判定回路5が判定できるまでの期間に相当する遅延量が予め設定されている。
上述したようにセレクタ回路4がヒューズ1を選択している状態において、ヒューズ判定信号FDのHighパルスがヒューズ判定回路5に入力されたことに応じて、ヒューズ判定回路5は、ヒューズ1の破壊判定を実行する。
ここでは、ヒューズ1、2がいずれも破壊された場合について説明しているため、すなわち、ヒューズ1が破壊されているため、ヒューズ判定回路5は、ヒューズ判定信号FDのHighパルスが入力されてから、ヒューズの破壊判定に必要な時間の経過後、ヒューズ判定結果信号FJをHighとして出力する(図4−H)。
次に、ヒューズ判定制御回路3が、ヒューズ判定パルス信号FPのHighパルスを第1の遅延回路31及び第2の遅延回路32で遅らせた信号として、ラッチイネーブル信号LEのHighパルスを発生する(図4−I)。
ここで、第1の遅延回路31及び第2の遅延回路32によるヒューズ判定パルス信号FPからの遅延量の合計は、例えば、20nsとする。上記に説明したように、第1の遅延回路31によるヒューズ判定パルス信号FPに対するヒューズ判定信号FDのHighパルスの遅延量(第1の遅延時間)を、例えば、10nsとする場合には、この第2の遅延回路32による遅延量は、例えば、10nsである。
なお、この第2の遅延回路32による遅延量は、たとえば、ヒューズ判定信号FDに応じて片方向ラッチ回路6のデータセット端子Dに入力されるヒューズ判定回路5からのヒューズ判定結果信号FJに対して、片方向ラッチ回路6のイネーブル端子ENに入力されるラッチイネーブル信号LEが、セットアップ時間を満たすようにするための予め定められた時間である。
このヒューズ判定制御回路3が発生したラッチイネーブル信号LEのHighパルスは片方向ラッチ回路6に入力される。この片方向ラッチ回路6は、ラッチイネーブル信号LEのHighパルスがラッチイネーブル端子ENに入力されたことに応じて、ヒューズ判定結果信号FJを片方向ラッチ回路6内部に取り込む。
すなわち、前述の通りヒューズ判定結果信号FJはHighであるから、ラッチイネーブル信号LEのHighパルスで、片方向ラッチ回路6において接続ノードXがLowにセットされ、片方向ラッチ回路6のラッチ出力信号LOはHighとなる(図4−J)。
なお、この動作は、図2に示す片方向ラッチ回路6において、データ端子Dに入力されるデータ入力であるヒューズ判定結果信号FJと、イネーブル端子ENに入力されるラッチイネーブル信号LEとが、ともにHighになり、接続ノードXがLowになり、そのため、出力端子Qから出力されるラッチ出力信号LOがHighになることによって実現される。
次に、半導体記憶装置に第2のヒューズ判定パルス信号FPのHighパルスが外部から入力されたことに応じて(図4−a)、D型フリップフロップ回路33のデータ入力端子Dには第1のインバータ回路34によりHighが入力されているため、ヒューズ判定制御回路3内のD型フリップフロップ回路33の出力が、すなわち、ヒューズ選択信号FSがLowからHighに遷移する(図4−b)。
その後、ヒューズ選択信号FSがHigh、つまり、セレクタ回路4によりヒューズ2が選択された状態で、再び、ヒューズ判定信号FD、ラッチイネーブル信号LEが上述のヒューズ1の場合と同様のタイミングで発生し(図4−c,e)、片方向ラッチにヒューズ2の判定結果がラッチされる。
この場合、ヒューズ2は正常に破壊され、ヒューズ判定結果信号FJはHighであるから(図4−d)、片方向ラッチ回路6には、ヒューズ1の場合と同様に、再びHighがセットされることになる。この動作は、図2に示す片方向ラッチ回路6の接続ノードXをLowに引くことに相当するが、ヒューズ1の判定結果で、接続ノードXはすでにLowに落ちており、フィードバックインバータ回路65の作用で、Lowの状態が保持されていることから、片方向ラッチ回路6の内部状態はLowのまま変化せず、片方向ラッチ回路6の出力であるラッチ出力信号LOはHighのまま変わらない(図4−f)。
以上より、ヒューズ1およびヒューズ2が、いずれも正常に破壊されている場合には、半導体記憶装置はラッチ出力信号LOとしてHighを出力する。
<第二の場合:ヒューズ1のみが正常に破壊され、ヒューズ2が破壊されていない場合>
第二の場合として、ヒューズ1のみが正常に破壊され、ヒューズ2が破壊されていない場合の半導体記憶装置の動作について、図5を用いて説明する。この図5の半導体記憶装置の動作は、図4の半導体記憶装置の動作と対比して、ヒューズ1が正常に破壊されているため、第1のヒューズ判定パルス信号FPのHighパルスが外部から入力され、ヒューズ1のヒューズ判定結果信号FJが片方向ラッチ回路6に取り込まれるところまでは同様である。つまり、ヒューズ1の判定が終わった時点で、片方向ラッチ回路6の接続ノードXはLowであり、半導体記憶装置はラッチ出力信号LOとしてHigh出力を保持している(図5−A〜J)。
次に、第2のヒューズ判定パルス信号FPのHighパルスが外部から入力され(図5−a)、ヒューズ選択信号FSがHighに遷移し(図5−b)、ヒューズ2が選択された状態で、再び、ヒューズ判定信号FD、ラッチイネーブル信号LEがそれぞれ所定のタイミングで発生し(図5−c,e)、片方向ラッチ回路6に、ヒューズ2に対してのヒューズ判定結果信号FJがラッチされる。
ここで、ヒューズ2は破壊されていないため、ヒューズ判定回路5が出力するヒューズ判定結果信号FJはLowである(図5−d)。よって、ラッチイネーブル信号LEがHighの場合に片方向ラッチ回路6のデータ入力端子Dに入力されるヒューズ判定結果信号FJは、Lowである。
この場合、図2の片方向ラッチ回路6の回路図から明らかなように、接続ノードXは変化せず、片方向ラッチ回路6の内部状態は変化しない。つまり、ヒューズ1が破壊と判定され、一旦、片方向ラッチ回路6が出力Highの状態にセットされると、その後で、ヒューズ2の判定結果が非破壊と判定されても、片方向ラッチ回路6の状態は変化することがなく、片方向ラッチ回路6が出力するラッチ出力信号LOはHighのままである(図5−f)。
以上より、ヒューズ1のみが正常に破壊され、ヒューズ2が破壊されていない場合には、半導体記憶装置はラッチ出力信号LOとしてHighを出力する。
<第三の場合:ヒューズ2のみが正常に破壊され、ヒューズ1が破壊されていない場合>
第三の場合として、ヒューズ2のみが正常に破壊され、ヒューズ1が破壊されていない場合の半導体記憶装置の動作について、図6を用いて説明する。この図6の半導体記憶装置の動作は、図4の半導体記憶装置の動作と対比して、ヒューズ判定リセット信号FRのHighパルスが外部から入力されたことに応じて、プリチャージ信号PCを発生して、片方向ラッチ回路6の出力がLowにセットされるところまでは同様である(図6−A〜D)。
この状態で、図4と同様に、第1のヒューズ判定パルス信号FPのHighパルスが外部から入力され(図6−E)、ヒューズ1の判定動作が開始される。つまり、ヒューズ選択信号FSがLowの状態で、ヒューズ判定信号FD、ラッチイネーブル信号LEがそれぞれ所定のタイミングで発生し(図6−G,I)、ヒューズ1に対してのヒューズ判定結果信号FJを片方向ラッチ回路6に取り込もうとする。
この場合、図4とは異なり、ヒューズ1の判定結果は非破壊であるから、ヒューズ判定結果信号FJはLowである(図6−H)。よって、ラッチイネーブル信号がHighの場合に片方向ラッチ回路6のデータ入力端子Dに入力されるヒューズ判定結果信号FJは、Lowである。このことから、片方向ラッチ回路6の接続ノードXはHighのまま変化せず、片方向ラッチ回路6の内部状態は変化しない。そのため、片方向ラッチ回路6の出力であるラッチ出力信号LOはLowの状態を保持する(図6−J)。
次に、第2のヒューズ判定パルス信号FPのHighパルスが外部から入力され(図6−a)、ヒューズ選択信号FSがHighに遷移し(図6−b)、ヒューズ2が選択された状態で、再び、ヒューズ判定信号FD、ラッチイネーブル信号LEがそれぞれ所定のタイミングで発生し(図6−c,e)、片方向ラッチ回路6に、ヒューズ2に対してのヒューズ判定結果信号FJがラッチされる。
ここで、ヒューズ2は正常に破壊されており、ヒューズ判定回路5が出力するヒューズ判定結果信号FJの出力はHighである(図6−d)。よって、ラッチイネーブル信号LEがHighの場合に片方向ラッチ回路6のデータ入力端子Dに入力されるヒューズ判定結果信号FJは、Highである。
そのため、片方向ラッチ回路6の接続ノードXがLowに引かれ、片方向ラッチ回路6が出力するラッチ出力信号LOはHighに遷移する(図6−f)。
以上より、ヒューズ2のみが正常に破壊され、ヒューズ1が破壊されていない場合には、半導体記憶装置はラッチ出力信号LOとしてHighを出力する。
<第四の場合:ヒューズ1とヒューズ2とがともに破壊されていない場合>
第四の場合として、ヒューズ1とヒューズ2とがともに破壊されていない場合の半導体記憶装置の動作について、図7を用いて説明する。
この場合の半導体記憶装置の動作は、図6の半導体記憶装置の動作と対比して、ヒューズ1が破壊されていないため、第1のヒューズ判定パルス信号FPのHighパルスが外部から入力され、ヒューズ1のヒューズ判定結果信号FJが片方向ラッチ回路6に取り込まれるところまでは同様である。つまり、ヒューズ1の判定が終わった時点で、片方向ラッチ回路6の接続ノードXはHighであり、半導体記憶装置はラッチ出力信号LOとしてLow出力を保持している(図7−A〜J)。
この状態で、第2のヒューズ判定パルス信号FPのHighパルスが外部から入力され(図7−a)、ヒューズ選択信号FSがHighに遷移し(図7−b)、ヒューズ2が選択された状態で、再び、ヒューズ判定信号FD、ラッチイネーブル信号LEがそれぞれ所定のタイミングで発生し(図7−c,e)、片方向ラッチ回路6に、ヒューズ2に対してのヒューズ判定結果信号FJがラッチされる。
ここで、ヒューズ2は破壊されておらず、ヒューズ判定回路5が出力するヒューズ判定結果信号FJの出力はLowである(図7−d)。よって、ラッチイネーブル信号LEがHighの場合に片方向ラッチ回路6のデータ入力端子Dに入力されるヒューズ判定結果信号FJは、Lowである。
そのため、片方向ラッチ回路6の接続ノードXはHighを維持し、片方向ラッチ回路6が出力するラッチ出力信号LOはLowのままである(図7−f)。
以上より、ヒューズ1とヒューズ2とがともに破壊されていない場合には、半導体記憶装置はラッチ出力信号LOとしてLowを出力する。
以上に説明した第一から第四の動作をまとめると、半導体記憶装置は、ヒューズ判定リセット信号FRが入力されるヒューズの判定開始段階において、片方向ラッチ回路6の出力がLowに初期化され、ヒューズを順に判定し、ヒューズが破壊されていれば、片方向ラッチ回路6の出力がLowからHighに遷移し、その後のヒューズの判定においては、判定するヒューズが破壊されている場合であっても、破壊されていない場合であっても、片方向ラッチ回路6は出力はHighに保持される。
以上より、この半導体記憶装置は、ヒューズ1またはヒューズ2のいずれかが破壊されている状態か、両方が破壊されている状態であれば、片方向ラッチ回路6の出力は最終的にHighに遷移して、その状態が保持される。一方、この半導体記憶装置は、ヒューズ1とヒューズ2とがともに破壊されていない状態であれば、片方向ラッチ回路6の出力は最終的にLowの状態が保持される。
したがって、図1に示す本発明の実施形態による半導体記憶装置は、図9に示す従来例と同様の動作を行うことができる。
<第2の実施形態>
上記に説明した第1の実施形態においては、片方向ラッチ回路6として、図2に示したように、LowからHighへの遷移のみ許容するものについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図2に示したLowからHighへの遷移のみ許容する片方向ラッチ回路6に代えて、図8に示すように、HighからLowへの遷移のみ許容の片方向ラッチ回路6Aを用いることも出来る。
図8に示す片方向ラッチ回路6Aは、電源電位と接地電位との間に直列に接続された第1のPMOSトランジスタ61A(第1のPMOSトランジスタ)と、第2のPMOSトランジスタ62A(第2のPMOSトランジスタ)と、第1のNMOSトランジスタ63A(第1のNMOSトランジスタ)とを有する。
すなわち、この第1のPMOSトランジスタ61Aのソース端子は電源電位に接続され、第1のPMOSトランジスタ61Aのドレイン端子は、第2のPMOSトランジスタ62Aのソース端子に接続されている。また、第2のPMOSトランジスタ62Aのドレイン端子は、第1のNMOSトランジスタ63Aのドレイン端子に接続されている。また、第1のNMOSトランジスタ63Aのソース端子は、接地電位に接続されている。
また、この片方向ラッチ回路6Aは、この第2のPMOSトランジスタ62Aと第1のNMOSトランジスタ63Aとの接続ノード(接続ノードXAと称する)に入力端子が接続された出力インバータ回路64Aと、入力端子が出力インバータ回路64Aの出力端子に接続されるとともに、出力端子が出力インバータ回路64Aの入力端子に接続されているフィードバックインバータ回路65Aと、を有する。
なお、フィードバックインバータ回路65Aの出力端子は、第2のPMOSトランジスタ62Aと第1のNMOSトランジスタ63Aとの接続ノードXAと、出力インバータ回路64Aの入力端子との接続ノード(接続ノードYAと称する)に接続されていてもよい。
ここで、第1のNMOSトランジスタ63Aのゲート端子は、片方向ラッチ回路6Aのリセット端子RSTに対応する。このリセット端子RSTには、ヒューズ判定制御回路3からのプリチャージ信号PCが、インバータ回路68(第2のインバータ回路)を介して論理反転されて、リセット信号として入力される。
また、第1のPMOSトランジスタ61Aのゲート端子は、片方向ラッチ回路6Aのイネーブルバー端子ENBに対応する。このイネーブルバー端子ENBには、ヒューズ判定制御回路3からのラッチイネーブル信号LEが、インバータ回路66(第3のインバータ回路)を介して論理反転されて、イネーブルバー信号として入力される。
また、第2のPMOSトランジスタ62Aのゲート端子は、片方向ラッチ回路6Aのデータバー端子DBに対応する。このデータバー端子DBには、ヒューズ判定回路5からのヒューズ判定結果信号FJが、インバータ回路67(第4のインバータ回路)を介して論理反転されて、ヒューズ判定結果バー信号FJBとして入力される。
また、出力インバータ回路64Aの出力端子、または、出力インバータ回路64Aの出力端子とフィードバックインバータ回路65Aの入力端子との接続ノード(接続ノードZAと称する)は、片方向ラッチ回路6Aの出力端子Qに対応し、この出力端子Qからラッチ出力信号LOを出力する。
上記に図8を用いて説明した片方向ラッチ回路6Aを用いた半導体記憶装置においては、ヒューズ1および2が共に破壊されている場合のみ、片方向ラッチ回路6Aが出力するラッチ出力信号LOがHighとなる。
この第2の実施形態において説明したHighからLowへの遷移のみ許容する片方向ラッチ回路6Aを用いる半導体記憶装置は、第1の実施形態において説明したLowからHighへの遷移のみ許容する片方向ラッチ回路6を用いた半導体記憶装置に対比して、全てのヒューズが破壊されている場合にラッチ出力信号LOがHighとなるため、ヒューズの故障モードとして、破壊されやすく、復活されにくい場合に有効である。
<複数のヒューズの場合>
また、本実施形態においては、ヒューズ1及びヒューズ2の2本のヒューズ素子の状態に基づいて1つのラッチ出力信号LOが出力される例について述べたが、本発明におけるヒューズ素子は2本に限定されるものではなく、より多くのヒューズ素子を用いることも可能である。
2本以上の複数のヒューズを用いる場合には、たとえば、図3を用いて説明したD型フリップフロップ回路33と第1のインバータ回路34とに代わって、複数のヒューズの個数に応じてカウントすることが可能なカウンタ回路を用いる。例えば、ヒューズの個数がN個(Nは任意の自然数)の場合には、このカウンタ回路は、内部のカウンタの値を、0からN−1までヒューズ判定パルス信号FPのHighパルスが入力される毎にカウントアップし、このカウントした内部のカウンタの値に応じた信号をヒューズ選択信号としてセレクタ回路4に出力する。そして、セレクタ回路4は、このカウンタ回路から入力されたカウンタの値に応じたヒューズ選択信号に応じて、複数のヒューズの中からいずれかのヒューズを選択するようにする。
また、この半導体記憶装置には、ヒューズの判定開始段階において、ヒューズ判定リセット信号FRのHighパルスに続いて、ヒューズの個数に応じたヒューズ判定パルス信号FPのHighパルスが、外部から入力されるようにする。
このようにすることにより、複数のヒューズがある場合においても、上記にヒューズが2個ある場合に説明した場合と同様の動作により、複数のヒューズの判定結果を、1つの片方向ラッチを用いて判定することが可能である。
また、上記の説明においては、破壊前は電流を通し、破壊により電流が通らなくなるいわゆるヒューズを用いた場合について説明したが、破壊前は電流が通らず、破壊により電流が通るようになるアンチヒューズと呼ばれる素子を用いることも可能である。
<発明の他の実施形態>
なお、図1に示した第1の実施形態による半導体記憶装置において、ヒューズ判定回路5の出力を論理反転すれば、ヒューズ1とヒューズ2とがともに破壊と判定された場合のみ、半導体記憶装置が出力するラッチ出力信号LOとして、Lowを出力する構成とすることが出来る。
<効果>
以上説明したように、本実施形態によれば、LowからHigh又は、HighからLowの一方向のみにデータをセット可能なラッチ回路である片方向ラッチ回路を用い、複数本のヒューズを複数回に分けて読み出して片方向ラッチ回路に順に入力することで、片方向ラッチ回路1つで、複数本のヒューズのOR又はANDの結果を得ることができる。
また、以上説明した本実施形態によれば、特許文献1および特許文献2に開示されている技術に対比して、次の説明するような効果を奏する。
まず、特許文献1に開示されている2本のアンチヒューズの片側の端子をMOSスイッチで直接つなぐことによって、ORとして動作させる方式でも、本実施形態と同様に、比較的小面積で同様の動作が可能である。しかしながら、この特許文献1に開示されている技術においては、片方のアンチヒューズ素子が正常に破壊されて、本来接続されるべき電位、例えばVDD電位に接続され、もう片方のアンチヒューズ素子が、本来接続されるべきでない電位、例えばVSS電位に短絡されるような故障が発生した場合、2つのアンチヒューズ素子をMOSスイッチで接続をすると、VDD電位とVSS電位の中間電位となるため、ヒューズ判定回路の出力が不定となり、ORとして正常に動作しないという問題がある。
これに対して、本実施形態によれば、同様の故障が発生した場合、2つのアンチヒューズ素子は、別々にヒューズ判定回路で判定されるため、片方は破壊判定、もう片方は非破壊判定となり、正常にOR回路を動作させることができることから、信頼度が向上するという効果がある。
また、特許文献2に開示されている2本のヒューズそれぞれにヒューズラッチ回路を用意する方式と本実施形態による半導体記憶装置とを比較すると、ヒューズラッチ回路の個数を減らして、チップ面積を低減できるという効果を奏する。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
この発明の一実施形態による半導体記憶装置の構成を示す回路図である。 図1に示す半導体記憶装置の、一例としての第1の片方向ラッチ回路の回路図である。 図1に示す半導体記憶装置の、一例としてのヒューズ判定制御回路の回路図である。 図1に示す半導体記憶装置で、2本のヒューズがともに破壊と判定された場合の動作波形である。 図1に示す半導体記憶装置で、2番目に判定されるヒューズのみが破壊と判断された場合の動作波形である。 図1に示す本発明の実施形態で、1番目に判定されるヒューズのみが破壊と判断された場合の動作波形である。 図1に示す本発明の実施形態で、2本のヒューズがともに非破壊と判断された場合の動作波形である。 図1に示す半導体記憶装置の、一例としての第2の片方向ラッチ回路の回路図である。 2本のヒューズと2個のラッチ回路とOR回路を用い、いずれかのヒューズが破壊された場合に、Highを出力する従来の半導体記憶装置の回路図である。 図9に示す半導体記憶装置の、一例としてのラッチ回路の回路図である。
符号の説明
1、2、101、102…ヒューズ、3…ヒューズ判定制御回路、4…セレクタ回路、5、105…ヒューズ判定回路、6、6A…片方向ラッチ回路、31…第1の遅延回路、32…第2の遅延回路、33…D型フリップフロップ回路、34…第1のインバータ回路、35…第2のインバータ回路、61…第1のPMOSトランジスタ、61A…第1のPMOSトランジスタ、62…第1のNMOSトランジスタ、62A…第2のPMOSトランジスタ、63…第2のNMOSトランジスタ、63A…第1のNMOSトランジスタ、64、64A…出力インバータ回路、65、65A…フィードバックインバータ回路、FD…ヒューズ判定信号、FJ…ヒューズ判定結果信号、FP…ヒューズ判定パルス信号、FR…ヒューズ判定リセット信号、FS…ヒューズ選択信号、LE…ラッチイネーブル信号、LO…ラッチ出力信号、PC…プリチャージ信号、X、XA、Y、YA、Z、ZA…接続ノード

Claims (15)

  1. 複数の不揮発性素子のそれぞれの情報をまとめた結果を一つの情報として記憶する、セットリセット端子を備えるフリップフロップを有し、
    前記それぞれの情報が、前記フリップフロップのセット端子へ連続に入力され、前記フリップフロップのリセット端子によって予め初期化された第1の状態が、前記それぞれの情報のうちのいずれかの情報の情報値によって第2の状態へ反転する、ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記半導体装置の起動に対応して、リセット信号が前記リセット端子に入力される、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記フリップフロップは、
    高電位の第1の電位と低電位の第2の電位との間に直列に接続され、第1の制御信号がゲートに入力される第1のトランジスタと、第2の制御信号が入力される第2のトランジスタと、を有するとともに、
    前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタとの間のノードに入力端子が接続され、出力端子が前記フリップフロップの出力端子に接続される出力インバータと、
    入力端子が前記出力インバータ回路の出力端子に接続されるとともに、出力端子が前記出力インバータの入力端子に接続されるフィードバックインバータと、を備え、
    前記第1の制御信号と前記第2の制御信号に対応して、前記フリップフロップの状態が制御されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記リセット端子が前記第1のトランジスタのゲート又は前記第2のトランジスタのゲートに入力され、前記セット端子が前記第2のトランジスタのゲート又は前記第1のトランジスタのゲートに入力され、いずれかの組み合わせによって、前記第1の状態の論理値が異なる、ことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記フリップフロップは、更に前記第1の状態から第2の状態への変化を許可する制御信号がゲートに入力される第3のトランジスタを備え、
    前記第1の電位または前記第2の電位と前記ノードとの間に、前記第1のトランジスタまたは前記第2のトランジスタと、前記第3のトランジスタとが、直列に接続される、ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の半導体装置。
  6. 複数のヒューズまたはアンチヒューズと、
    前記複数のヒューズまたはアンチヒューズを順に選択するセレクタ回路と、
    前記セレクタ回路により選択されたそれぞれのヒューズまたはアンチヒューズが切断されているか否かに基づき、LowからHigh、または、HighからLowの一方向のみにデータをセット可能な一つの片方向ラッチ回路と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  7. 前記選択されたヒューズまたはアンチヒューズが切断されているか否かを判定し、該判定した結果を前記片方向ラッチ回路に出力するヒューズ判定回路、を有することを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 外部から入力されるヒューズ判定リセット信号及びヒューズ判定パルス信号を受け、前記セレクタ回路を制御する第1の制御信号と前記片方向ラッチ回路を制御する第2及び第3の制御信号と前記ヒューズ判定回路を制御する第4の制御信号とを発生するヒューズ判定制御回路、を有することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記片方向ラッチ回路が、
    前記第2の制御信号の活性化に応じて、ラッチしているデータをリセットし、前記第3の制御信号の活性化に応じて、前記データをセット可能な状態となること、を特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記ヒューズ判定制御回路が、
    前記ヒューズ判定パルス信号を第1の遅延回路にて遅延して前記第4の制御信号を発生し、前記第4の制御信号を第2の遅延回路にて遅延して前記第3の信号を発生する、ことを特徴とする請求項8または9に記載の半導体装置。
  11. 前記片方向ラッチ回路が、LowからHighの一方向のみにデータをセット可能なラッチ回路である場合には、
    前記片方向ラッチ回路が、
    高電位の第1の電位と低電位の第2の電位との間に直列に接続された第1導電型電界効果トランジスタの第1のトランジスタと、第2導電型電界効果トランジスタの第2のトランジスタと、第2導電型電界効果トランジスタの第3のトランジスタとを有するとともに、
    前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタとの接続ノードに、入力端子が接続されている出力インバータ回路と、
    入力端子が前記出力インバータ回路の出力端子に接続されるとともに、出力端子が前記出力インバータ回路の入力端子に接続されているフィードバックインバータ回路と、
    を有することを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の半導体装置。
  12. 前記第1のトランジスタのゲート端子に前記第2の制御信号が入力され、
    前記第2のトランジスタのゲート端子に前記ヒューズ判定回路の出力信号が入力され、
    前記第3のトランジスタのゲート端子に前記第3の制御信号が入力される、
    ことを特徴とする請求項11に記載の半導体装置。
  13. 前記片方向ラッチ回路が、HighからLowの一方向のみにデータをセット可能なラッチ回路である場合には、
    前記片方向ラッチ回路が、
    高電位の第1の電位と低電位の第2の電位との間に直列に接続された第1導電型電界効果トランジスタの第1のトランジスタと、第1導電型電界効果トランジスタの第3のトランジスタと、第2導電型電界効果トランジスタの第2のトランジスタとを有するとともに、
    前記第3のトランジスタと前記第2のトランジスタとの接続ノードに、入力端子が接続されている出力インバータ回路と、
    入力端子が前記出力インバータ回路の出力端子に接続されるとともに、出力端子が前記出力インバータ回路の入力端子に接続されているフィードバックインバータ回路と、
    を有することを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の半導体装置。
  14. 前記第2のトランジスタのゲート端子には前記第2の制御信号が入力され、
    前記第1のトランジスタのゲート端子には前記第3の制御信号が入力され、
    前記第3のトランジスタのゲート端子には前記ヒューズ判定回路の出力信号が入力される、
    ことを特徴とする請求項13に記載の半導体装置。
  15. 複数のヒューズまたはアンチヒューズと、
    前記複数のヒューズまたはアンチヒューズの破壊状態を順に入力し、前記複数のヒューズまたはアンチヒューズの破壊状態の論理和または論理積を出力する一つの片方向ラッチ回路と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
JP2008127706A 2008-05-14 2008-05-14 半導体装置 Expired - Fee Related JP5592599B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008127706A JP5592599B2 (ja) 2008-05-14 2008-05-14 半導体装置
US12/436,285 US8014213B2 (en) 2008-05-14 2009-05-06 Semiconductor memory device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008127706A JP5592599B2 (ja) 2008-05-14 2008-05-14 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009277294A JP2009277294A (ja) 2009-11-26
JP5592599B2 true JP5592599B2 (ja) 2014-09-17

Family

ID=41316011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008127706A Expired - Fee Related JP5592599B2 (ja) 2008-05-14 2008-05-14 半導体装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8014213B2 (ja)
JP (1) JP5592599B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101156030B1 (ko) 2010-07-06 2012-06-18 에스케이하이닉스 주식회사 안티퓨즈 회로 및 그를 포함하는 반도체 집적회로
KR101752151B1 (ko) 2010-08-27 2017-06-30 삼성전자주식회사 퓨즈 회로, 이를 포함하는 퓨즈 어레이, 반도체 메모리 장치 및 반도체 소자의 제조 방법
JP2012069565A (ja) 2010-09-21 2012-04-05 Renesas Electronics Corp 半導体集積回路及び制御方法
KR101878972B1 (ko) 2012-04-26 2018-07-16 삼성전자주식회사 안티퓨즈 선택 방법 및 안티퓨즈 모니터링 방법
KR102152690B1 (ko) * 2014-06-26 2020-09-07 에스케이하이닉스 주식회사 래치 회로 및 이를 포함하는 반도체 장치
KR102548102B1 (ko) * 2017-09-25 2023-06-28 도레이 카부시키가이샤 착색 수지 조성물, 착색막, 컬러필터 및 액정 표시 장치
WO2022239623A1 (ja) * 2021-05-14 2022-11-17 ローム株式会社 不揮発性メモリ装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01196794A (ja) * 1988-01-30 1989-08-08 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JPH02235287A (ja) * 1989-03-09 1990-09-18 Fujitsu Ltd 制御信号発生回路および該回路を用いた半導体集積回路装置
JP2002133895A (ja) * 2000-08-17 2002-05-10 Toshiba Corp アンチフューズを用いたリダンダンシ回路及び半導体メモリにおける不良アドレス検索方法
JP2004199833A (ja) * 2002-12-20 2004-07-15 Fujitsu Ltd 不揮発性半導体記憶装置の制御方法及び不揮発性半導体記憶装置
JP4108519B2 (ja) * 2003-03-31 2008-06-25 エルピーダメモリ株式会社 制御回路、半導体記憶装置、及び制御方法
JP4478980B2 (ja) * 2004-10-05 2010-06-09 エルピーダメモリ株式会社 ヒューズ回路及びそれを利用した半導体装置
JP2007066380A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Elpida Memory Inc 冗長回路及びその冗長回路を備えた半導体装置
JP4764115B2 (ja) * 2005-09-09 2011-08-31 株式会社東芝 半導体集積回路
JP2007172720A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Nec Electronics Corp 半導体装置、半導体記憶装置、制御信号生成方法、及び救済方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20090285033A1 (en) 2009-11-19
US8014213B2 (en) 2011-09-06
JP2009277294A (ja) 2009-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5592599B2 (ja) 半導体装置
TWI655578B (zh) 具反熔絲型差動記憶胞之隨機碼產生器及相關感測方法
US8861249B2 (en) Circuit and system of a low density one-time programmable memory
JP2018026190A (ja) 電圧ブースト可能な小規模アンチヒューズ回路を備えるメモリシステム
JP5571303B2 (ja) 半導体装置
JP2006172660A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
KR100718901B1 (ko) 어드레스 발생 회로
US9036445B1 (en) Semiconductor devices
US8193851B2 (en) Fuse circuit of semiconductor device and method for monitoring fuse state thereof
US7782093B2 (en) Integrated circuit and method of detecting a signal edge transition
US6882202B2 (en) Multiple trip point fuse latch device and method
KR20150093080A (ko) 반도체장치
KR100732428B1 (ko) 반도체 장치 및 반도체 장치 초기 설정 방법
CN110379452B (zh) 反熔丝胞电路及集成芯片
KR20160132290A (ko) Otp 메모리 읽기 회로
EP1184874B1 (en) On-chip trim link sensing and latching circuit for fuse links
US10438022B2 (en) Logic encryption using on-chip memory cells
JP2011060410A (ja) メモリ回路及びこれを備える電圧検出回路
WO2023098063A1 (zh) 一种读取时间可控的反熔丝存储器读取电路
JP2009009682A (ja) プログラマブルrom
KR101061341B1 (ko) 반도체 메모리 소자의 캠 셀 독출 제어 회로 및 독출 방법
JP6103815B2 (ja) 不揮発性メモリ回路、及び半導体装置
US9406372B2 (en) Secure non-volatile memory
US20100110751A1 (en) Semiconductor storage device
JP2007265540A (ja) ツェナーザップprom回路およびその動作方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110309

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130905

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20131030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131111

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140801

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5592599

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees