JP5574655B2 - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、搬送される原稿の画像を読み取る画像処理装置の制御に関する。
従来、画像形成装置において、複数枚の原稿を自動原稿搬送装置にセットし自動的に1枚ずつ原稿を搬送することによって原稿読み取り位置に固定された読み取り光学系機器を用いて原稿の読み取りを行う通称"流し読み"といわれる方式がある。この方式では棒状の光源を使用し、長手方向(主走査方向)と平行に読み取りラインを設定し、この読み取りラインに対して直角な方向(副走査方向)に原稿を搬送する。そして、搬送中の原稿の画像面に対して光源から光を照射し、画像面が読み取りラインを通過するときの反射光を受光して順次、画像面の画像を読み取るようにしている。
従って、原稿が斜めに搬送されて、その画像が読み取りラインを斜めに通過(以下、斜行と呼ぶ。)した場合には、画像が斜めに読み取られてしまうことになる。上述の画像形成装置において、このように斜行した画像に基づいて画像形成が行われた場合には、記録材に対して画像が斜めに形成されるという画像不良が発生する。
このような画像不良を発生させないために、原稿搬送路中に原稿搬送方向と直角方向に2箇所のセンサを配置し、原稿がそれぞれの位置に配置されたセンサを横切ったことを示す信号に基づいて傾きを検出し、原稿の斜行を補正する技術がある(例えば特許文献1参照。)。
この方法では、それぞれ独立駆動の搬送ローラ対の原稿搬送スピードを制御して原稿の傾きを補正するので、原稿の搬送を一旦停止させることなく斜行補正できる。
よって他の斜行補正方法に比べて原稿搬送能率を高めることができ、実質的に画像形成速度の向上を図ることができる。
さらに、搬送ローラ対の速度差による機械的な斜行補正だけでは精度の高い補正が困難であるために、上述した補正後に読み取られたデジタル画像データを回転補正する技術がある(例えば特許文献2参照。)。
特開平8−81089号公報 特開平10−32682号公報
しかしながら上述した技術では、斜行補正を搬送ローラによる機械的な補正と読み取った画像データを元にしたソフト的な補正の2回に分けて行っている。このため、原稿の傾きの検出のためのセンサも原稿搬送路上に2ヶ所必要となるため、装置全体としてコストアップしてしまうという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、1カ所に備える原稿検知手段により搬送される原稿の先端と後端とを検出することで、機械的または電気的に、あるいは機械的及び電気的に搬送される原稿の斜行補正を行える仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の画像処理装置は以下に示す構成を備える。
原稿を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される原稿の先端を計測することにより、当該原稿の読取前の第1のずれ量を検知する第1の検知手段と、前記第1のずれ量が第1の定値より大きい場合に、前記搬送手段により搬送される原稿を回転させることにより、当該原稿のずれを補正する第1の補正手段と、前記第1の補正手段が前記原稿のずれを補正した後に、当該原稿を読み取って画像データを入力する入力手段と、前記搬送手段により搬送された原稿の後端を計測することにより、当該原稿の読取後の第2のずれ量を検知する第2の検知手段と、前記第2のずれ量が前記第1の所定値より小さい第2の定値より大きい場合に、前記入力手段により入力された画像データに対して画像処理を実行することにより、当該画像データに含まれる原稿のずれを補正する第2の補正手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、1カ所に備える原稿検知手段により搬送される原稿の先端と後端とを検出することで、機械的または電気的に、あるいは機械的及び電気的に搬送される原稿の斜行補正を行える。
画像処理装置のハードウエア構成を説明するブロック図である。 スキャナIF画像処理部の構成を示すブロック図である。 スキャナの構成を説明する断面図である。 原稿の斜行状態検出例を説明する図である。 画像処理装置における斜行補正機構を説明する図である。 斜行補正用メモリへの書込又は読出の処理を説明する図である。 画像処理装置の斜行補正制御例を示すフローチャートである。 画像処理装置で表示されるUIの一例を示す図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
<画像形成装置のハードウエア>
図1は、本実施形態を示す画像処理装置のハードウエア構成を説明するブロック図である。
図1において、コントローラ200は、画像入力デバイスであるスキャナ140や、画像出力デバイスであるプリンタ120や、LAN10や、公衆回線(WAN)12と接続され、画像形成装置の動作を統括的に制御すると共に画像情報やデバイス情報の入出力制御を行う。
CPU2100は、画像形成装置全体を制御するプロセッサであり、ROM2120に記憶された制御プログラム等に基づいて接続中の各種デバイスとのアクセスを統括的に制御する。さらに、CPU2100は、コントローラ200内部で行われる各種処理についても統括的に制御する。RAM2110は、システムワークメモリであり、画像データなどを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM2120は、ブートROMであり、システムのブートプログラムを格納する。HDD2130は、ハードディスクドライブで、主に、コンピュータを起動・動作させるために必要な情報(システムソフトウェア)や画像データを格納する。これらのデータは、HDD2130に限らず、電源が切れても記憶保持可能な記録媒体に格納してもよい。
LANC(LANコントローラ)2200は、LAN10に接続し、ユーザPC20との間で出力用画像データの入出力や機器制御にかかわる情報の入出力を行う。ローカルIF(ローカルインタフェース)2210は、USBやセントロニクス等のインタフェースであり、ケーブル11にてユーザPC21やプリンタと接続し、データの入出力を行う。
MODEM2220は、公衆回線12に接続し、データの入出力を行う。プリンタIF画像処理部2300は、プリンタ120と接続し、プリンタ120に搭載されたCPUと通信を行う。
また、プリンタIF画像処理部2300は、画像データの同期系/非同期系の変換やプリント出力のための画像処理を行う。スキャナIF画像処理部2400は、スキャナ部140と接続し、スキャナ部140に搭載されたCPUと通信を行う。
また、スキャナIF画像処理部2400は、画像データの同期系/非同期系の変換や後述する斜行補正処理等の画像処理を行う。操作部IF2500は、操作ユニット160に表示する画像データをコントローラ200から操作ユニット160に出力し、かつ、画像形成装置の使用者が操作ユニット160から入力した情報をコントローラ200に出力するためのインタフェースである。
<スキャナIF画像処理部>
図2は、図1に示したスキャナIF画像処理部2400の構成例を示すブロック図である。なお、図2の(A)はスキャナIF画像処理部2400全体の構成に対応し、図2の(B)はスキャナIF画像処理部2400が備える第2の斜行補正手段の詳細構成に対応し、図2の(C)は斜行量を説明する斜行搬送モデルに対応する。なお、スキャナIF画像処理部2400は、原稿の斜行搬送状態を電気的、すなわち、後述する斜行補正要メモリに書き込んだ画像情報の読み出しを制御して補正する。
後述する図3に示す流し読みモードの場合の光学系固定位置の原稿読み取りにおいて、シェーディング補正部2410には、スキャナ部140が出力するDinの画素信号(図2の(A)参照)を入力する。シェーディング補正部2410は、公知の技術を用いて光学系や撮像系の特性による輝度ムラに対して、一様な明るさの画像になるように補正処理を施す。シェーディング補正処理の施された画素信号Dshが後段に出力される。
ガンマ補正部2420は、公知の技術を用いて、読み取り素子と機器との間の色特性の差を補正する。ガンマ補正処理の施された画素信号Dgが後段へ出力される。
斜行補正部2430は、斜行情報Pを前述した原稿検知センサ対1414からCPU2100を介して取得し、記録材に対して画像が斜めに形成されるのを防ぐ補正処理を行う。具体的には、斜行補正部2430は、斜行情報Pを元にして画像の位置補正処理を実行する。
ここで、斜行情報Pは、斜行量θbを元にCPU2100によって算出された主走査補正幅や副走査補正幅といった情報となっている。斜行補正処理の詳細な補正方法に関しては後述する。斜行補正処理の施された画素信号Dsが後段へ出力される。
2440はDMAコントローラ(DMAC)で、CPU2100を介さずに、直接、斜行補正部2430が出力する画素信号Dsを画像メモリ(RAM2110)の指定された領域へデータDoutとして書き込む制御を実行する。
<斜行補正部の詳細>
図2の(B)に示す斜行補正部2430において、2431はメモリ制御処理部、2432は斜行補正用メモリ、2433は補間処理部である。
まず、メモリ制御処理部2431と斜行補正用メモリ2432の動作について説明する。メモリ制御処理部2431は、斜行補正部2430に入力された画素信号Dgを斜行補正用メモリ2432のどの位置(アドレス)に書き込むか、またはどの位置から書き込んだ画素信号を読み出すかを主に制御する。
この制御によって、原稿の斜行による画像の位置ずれを1画素単位で補正する。つまり、斜行補正用メモリ2432の書込み位置/読出し位置を斜行情報Pを参照し変化させることで補正を実現する。
前述した原稿検知センサ対1414によって搬送される原稿の先端又は後端が検出される。そして、検出されたタイミングからCPU2100が斜行量を求めると、必然的に画像データをどのようにずらせば(どのように斜行補正用メモリ2432の書込み位置/読出し位置を変化させれば)斜行していない正常な画像データになるかが求まる。
以下、図2の(C)に示す斜行搬送モデルを一例として斜行補正処理を説明する。
例えば、図2の(C)に示すように、主走査幅W2が600画素で、副走査幅L2が6ラインであったとする。このとき、副走査方向のずれ量を補正したいならば、メモリの書き出し位置を100画素単位で下方に1ライン(副走査方向に1画素)ずらせばよい。
また、図2の(C)に示す主走査幅W1が4画素で、副走査幅L1が400ラインであったとする。このとき主走査方向のずれ量を補正したいならばメモリの読出し位置を100ライン単位で右方向に1画素ずらせばよい。
また、2の(C)において、W1、W2、L1、L2といった値は図中の斜行量θと原稿サイズが分かっていれば三角関数を用いて算出することが可能である。
例えば、原稿の副走査サイズをC1ライン、主走査サイズをC2画素とすると、W1=C1・sinθ,W2=C2・cosθ,L1=C1・cosθ,L2=C2・sinθとなる。本実施形態において斜行情報Pは、このW1、W2、L1、L2といった情報を指すものとする。
図3は、本実施形態を示す画像処理装置が備えるスキャナの構成を説明する断面図であり、本例は、リニアイメージセンサを用いたスキャナ部140に対応する。特に図3では、原稿フィーダ141を動作させることによって原稿を読み取る"流し読み"の場合の主要構成及び読取動作について説明する。なお、スキャナ部140は、図示しないプリンタエンジンを含む画像処理を制御するコントローラと通信可能に接続され、コントローラから読み取り指示に従い、後述する原稿読み取り処理を実行する。
図3において、読み取られるべき原稿束100Pは、ユーザによりトレイ142上に置かれている。また、原稿搬送方向の下部には、送り出しローラ1411と分離搬送ローラ対1412、レジストローラ対1413が配置されている。ここで、レジストローラ対1413は、斜行搬送状態を補正する第1の斜行補正手段であって、機械的に原稿の斜行状態をCPU2100の制御で補正する。
送り出しローラ1411は図示しない駆動源により回転され、トレイ142上に置かれた原稿束100Pから分離した1枚の原稿を下流側に送り出す。
送り出しローラ1411の下流に配置された分離搬送ローラ対1412は、前記駆動源によって回転可能な駆動ローラと停止ローラとから成る。
従って、分離搬送ローラ対1412は搬送された原稿束100Pから最上位の原稿100を分離して搬送する。分離搬送ローラ対1412の下流に配置されたレジストローラ対1413は、駆動源に接続して回転可能なレジストローラと従動ローラとから成る。
レジストローラ対1413の回転開始は、以降の原稿100の搬送タイミングや画像読取タイミングの基準となる。また、詳細は後述するが回転可能なレジストローラ1413は、原稿100の搬送方向に対して垂直方向に配置されたレジストローラ1413aとレジストローラ1413bとで構成され、原稿100に対する搬送時の斜行を補正する機能を備えている。
なお、本画像形成装置は、レジストローラ対1413の下流に配置された原稿検知センサ対1414の原稿検出結果を参照して斜行を補正する処理を実行する。
原稿検知センサ対1414もレジストローラ1413と同様に、原稿100の搬送方向に対して垂直方向に配置された原稿検知センサ1414aと原稿検知センサ1414bとで構成される。
これら送り出しローラ1411、分離搬送ローラ対1412、レジストローラ対1413を駆動する駆動源は、例えばステッピングモータなどで構成される。
レジストローラ対1413から排出された原稿100は、案内板1418に沿って進行し、回転する大径の搬送ドラム1415と従動ローラ1416a、1416b、1416cにより狭持され、搬送ドラム1415の外周に沿って搬送される。このとき、原稿100は、一度原稿台ガラス1401の面を通って図2の矢印の方向へ等速で搬送されることとなる。
原稿100の後述する画像読取手段による画像読取は、原稿100が原稿台ガラス1401の面を通過する際に行われる。
画像読取後は、引き続き搬送ドラム1415の外周に沿って搬送され、排紙ローラ1417によって原稿フィーダ141上に排出される。
この流し読みモードにおいては、原稿を一定方向に移動させればよいだけなので、大量の原稿を連続して高速に読み取ることが可能となる。なお、本例は原稿片面の画像を読み取る例であるが、原稿両面を読み取る画像読取装置であっても、本発明を適用可能である。
次に、本実施形態における画像読取装置の原稿読み取り動作を説明する。
流し読みモードにおいて、原稿100は前述したように原稿台ガラス1401の面を通過する。このとき、第1ミラーユニット1409及び第2ミラーユニット1410はモータ1408により移動され、図に示した位置に固定配置されている。よって、原稿100は原稿台ガラス1401の面に相対したときに第1ミラーユニット1409内の照明ランプ1402により照射され、その反射光はミラー1403、1404、1405を経て、レンズ1406によりCCDセンサ1407上に結像される。
CCDセンサ1407に入力された反射光はセンサによって電気信号に変換され、その画素の電気信号は図示しないA/D変換器によってデジタルデータに変換され、コントローラ200に画素信号Dinとして入力される。
また、上記流し読みモード以外に原稿台ガラス1401上に読み取られるべき原稿を置くことで画像読取を行う方式がある。この方式の場合、ミラー1403、照明ランプ1402を含む第1ミラーユニット1409は速度Vで原稿の置かれた原稿台ガラス1401の下を副走査方向に移動する。
さらに、ミラー1404、1405を含む第2ミラーユニット1410が速度1/2Vで第1ミラーユニット1409と同様の方向に移動することにより、原稿100の前面を走査する。
第1ミラーユニット1409及び第2ミラーユニット1410はモータ1408により駆動する。
<原稿検知センサ対による原稿先端部における斜行量検出>
図4は、本実施形態を示す画像処理装置における第1の斜行補正処理例を説明する図である。
図4の(A)は、搬送される原稿の先端部における斜行量θaを検出する状態を示し、図4の(B)は、その斜行検出タイミングを示すタイミングチャートである。以下、コントローラ200が搬送される原稿の先端部における斜行状態を原稿検知センサ対1414で検出して、レジストローラ対で補正する処理を説明する。
また、斜行量の検出には前述した原稿検知センサ対1414を用いる。原稿検知センサ対1414は図4の(A)に示しているように原稿100の搬送方向に対して垂直方向に配置された原稿検知センサ1414aと原稿検知センサ1414bとで構成される。
また、これら2つの原稿検知センサ1414aと1414bは距離dだけ離れて配置されている。原稿検知センサ1414aと1414bは例えば発光部と受光部を備えた公知の反射型センサを利用することができる。
これら原稿検知センサ1414aと1414bは、本実施形態ではレジストローラ1413a、1413bの原稿搬送方向の後方側に位置している。さらに、原稿検知センサ対1414とレジストローラ対1413の距離は、原稿100の垂直方向の長さに対して短い距離をもって配置される。
図4の(A)に示す搬送状態では、原稿100が原稿搬送方向に対して反時計方向に角度θaだけ斜行(原稿先端における斜行)している場合を示しており、さらに原稿の先端部が原稿検知センサ対1414に検出された状態を示している。
この場合の原稿100の斜行量θaの検出タイミングを図4の(B)のタイミングチャートに示す。
図4の(B)において、縦軸はセンサ出力(原稿有り出力と原稿無し出力)を原稿検知センサ1414a、原稿検知センサ1414bそれぞれに対して示しており、横軸は時間経過tを示している。
図4の(B)に示されているように、原稿100が斜行している場合、原稿検知センサ1414aの出力が時刻T1において、原稿無し(V1)から原稿有り(V2)に変化する。また、原稿検知センサ1414bの出力が時刻T2において、原稿無し(V1)から原稿有り(V2)に変化する。よって、その変化の時間差はT2−T1=t1(但し、T2>T1)となる。
このとき、原稿100の搬送速度がs(mm/sec)であるとすると、CPU2100は斜行量θaは以下の式に基づいて斜行量θaを求める。
θa = tan−1{ s×t1/d}
この演算処理は、スキャナ部140に搭載された図示しないCPUで行ってもよいし、後述するコントローラ200内のCPU2100を用いて行ってもよい。
なお、検出した斜行量θaに基づいて、レジストローラ対1413の駆動を制御する処理については、図7において詳述する。以下、コントローラ200が検出した原稿先端の斜行量(第1の原稿斜行量)をレジストローラ対1413の駆動を制御して補正する第1の斜行補正処理と、以下の第2の斜行補正処理を実行する場合を説明する。なお、第2の斜行補正処理は、コントローラ200が搬送される原稿の後端部における斜行状態を原稿検知センサ対1414で検出して、スキャナIF画像処理部2400による画像処理で電動的に補正する処理に対応する。
<レジストローラ対による斜行補正詳細>
図5は、本実施形態を示す画像処理装置における第1の斜行補正処理例を説明する図である。図5の(A)に示す斜行補正は、レジストローラ対1413の駆動を制御して原稿100の斜行を機械的に補正している例である。
本実施形態に示す斜行補正では、コントローラ200がレジストローラ対1413による第1の斜行補正と、スキャナIF画像処理部2400の画像処理による第2の斜行補正を制御する。
ここでは、前者のレジストローラ対1413による第1の斜行補正処理を説明する。実際には前述した原稿100の先端部で検出された斜行量θaに基づいてレジストローラ1413aとレジストローラ1413bの回転速度をコントローラ100が制御する。ここで、斜行量θaを第1の原稿斜行量と呼ぶ。
なお、レジストローラ1413aとレジストローラ1413bの回転速度を制御するステッピングモータM1、M2は、各々独立駆動となる。よって、レジストローラ1413a、1413bは独立的(選択的)に回転の停止、減速、あるいは加速が可能な構成となっている。
また、本実施形態では、先行している側のレジストローラ1413aの回転速度を一定区間だけ加減速制御させることで斜行補正を行う。つまり、目的とする補正量の半分の補正ができるまで回転速度を減速させ、半分の補正が完了した時点から回転速度を折り返し加速させ、減速前の速度に戻すことで補正を実現する。なお、斜行量θaからの回転速度の減速量算出処理は、スキャナ部140が備えるリーダ用のCPUがコントローラ200の指示に従い実行する。
このレジストローラ1413a、1413bによる第1の斜行補正処理は、スキャナIF画像処理部2400による後段の画像処理による第2の斜行補正が可能な範囲まで斜行量を補正することを目的としている。
例えば、スキャナIF画像処理部2400による後段の画像処理による斜行補正ではx°以下を対象(可能)としたものであるならば、レジストローラ1413a、1413bによる斜行補正では、x°を超える斜行量をx°以下に機械的に補正する。
なお、スキャナIF画像処理部2400による後段の画像処理による斜行補正が可能な範囲(x°以下)で原稿搬送が行われることが保証される構成であれば、本レジストローラ1413a、1413bによる斜行補正による補正処理は実行しない構成としてもよい。
<原稿検知センサ対による原稿後端部における斜行量検出>
図5の(B)は搬送される原稿100の後端部における斜行量θbを検出する方法を示している。ここで、斜行量θbを第2の原稿斜行量と呼ぶ。前述したように斜行補正はレジストローラ1413a、1413bによる第1の斜行補正と画像処理による第2の斜行補正の2つがあり、原稿後端部における斜行量検出は、後者のスキャナIF画像処理部2400の画像処理による補正のために行われる。なお、後述するが、画像処理による斜行補正はコントローラ200内のスキャナIF画像処理部2400で行われる。
また、搬送される原稿の後端における斜行量の検出には原稿100の先端部による検出と同様に、前述した原稿検知センサ対1414を用いる。図5の(B)に示す状態は、原稿100が搬送方向に対して反時計方向に角度θbだけ斜行している場合を示しており、さらに原稿100の後端部が原稿検知センサ対1414に検出されるときを示している。
このとき、原稿100の後端部が原稿検知センサ対1414に検出されるタイミングは前述したレジストローラ1413a、1413bによる斜行補正が行われた後のタイミングとする。つまり、図5の(B)に示すように原稿100は、レジストローラ1413a、1413bにより搬送される搬送範囲から外れているタイミングとなる。
よって、このとき検出される斜行量θbは前述のレジストローラ1413a、1413bによる斜行補正の精度によって発生する補正誤差となる。一般的に原稿の搬送を停止させないで行うレジストローラ1413a、1413bの回転速度調整による機械的な斜行補正だけでは精度の高い補正が困難とされている。
この場合の原稿100の斜行量θbの検出タイミングを図5の(C)に示す。図5の(C)に示すタイミングチャートでは、原稿100がレジストローラ1413a、1413bによる斜行補正の後も若干斜行している場合、原稿検知センサ1414aの出力が時刻T3において、原稿有り(V2)から原稿無し(V1)に変化する。
また、原稿検知センサ1414bの出力が時刻T4において、原稿有り(V2)から原稿無し(V1)に変化する。よって、その変化の時間差T4−T3=t2(但し、T4>T3)が発生する。
このとき原稿100の搬送速度がs(mm/sec)であるとすると、斜行量θbは以下の式で求まる。
θb = tan−1{s×t2/d}
この演算は、スキャナ部140に搭載された図示しないCPUで行ってもよいし、後述するコントローラ200内のCPUを用いて行ってもよい。
また、前述したように原稿後端部における斜行量検出は、レジストローラ1413a、1413bによる斜行補正が行われた後に行われるので、必然的にθb < θa の関係が成立する。
さらに、レジストローラ1413a、1413bの回転速度調整による機械的な斜行補正の補正精度(前述のx°)が元々分かっているならば、θbの最大角度を定義することができる。
これにより後述するコントローラ200内での画像処理による斜行補正の補正最大角度(補正範囲)を定義することができる(詳細は後述)。
次に、図6を参照して、斜行補正用メモリ2432へのメモリ制御処理部2431による書込み制御の一例を説明する。
図6は、図2の(B)に示した斜行補正用メモリ2432に対する書込又は読み出し処理を説明する図である。なお、図6の(A)、(B)において、901は主走査方向を示し、902は副走査方向を示す。また、図6の(A)は斜行補正用メモリ2432に対する画素信号Dgの書込み状態を示し、図6の(B)は斜行補正用メモリ2432からの画像信号Dgの読み出し状態を示す。
なお、斜行補正用メモリ2432の主走査方向のサイズは前述した図2の(C)に示したW1+W2の画素分だけ用意する。
また、斜行補正用メモリ2432の副走査方向のサイズは前述した斜行量θbによるずれ量L2+1ライン分用意する。
このとき、レジストローラ1413a、1413bの回転速度調整による機械的な斜行補正の補正精度(前述のx°)が分かっているならば、θbの最大角度が分かるので、ハードウエアとして用意すべき斜行補正用メモリ2432の最大サイズを計算によりあらかじめ求めることが可能となる。
図6の(A)に示す例では、副走査方向のサイズをL2(6ライン)+1の7ラインとして図示している。このとき入力される画素信号Dgは、図の矢印の方向に書き込まれることとなる。なお、入力される画素信号Dgは図5の(A)に示した点線内で囲まれた長方形の領域すべての画素となる。
もし、斜行量θbが0度であれば、書込みは主走査方向901に沿って行われる。しかし、本実施形態のように斜行量θbが0度でない場合は、メモリ制御処理部2431が斜行補正要メモリ2432に対する書込を以下のように制御する。
本例のように斜行している場合には、メモリ制御処理部2431が斜行補正要メモリ2432に対して、副走査方向902に書込み位置をずらしながら画素信号Dgを書き込みし、副走査方向の位置ずれを1画素(1ライン)単位で補正する。
例えば前述したように図2の(C)に示した主走査幅W2が600画素で、副走査幅L2が6ラインであったならば100画素単位で下方に1ライン書き込み位置をずらすこととなる。これにより、副走査方向902の位置ずれを1ライン(画素)単位で補正する。
次に、図6の(B)を参照して、斜行補正用メモリ2432からメモリ制御処理部2431により画素信号Dsを読出しする制御例を説明する。
前述したように斜行補正用メモリ2432への書き込みの際に、原稿斜行による副走査方向の位置ずれはメモリ制御処理部2431により補正されているので、読み出しは主走査方向901に沿って図の矢印の向きに行われる。
このとき、読み出しを開始する主走査方向の位置はラインごとにずらす。例えば前述したように図2の(C)の主走査幅W1が4画素で、副走査幅L1が400ラインである場合は、100ライン単位で右方向に1画素読み出し開始位置をずらすこととなる。これにより主走査方向の位置ずれを1画素単位で補正する。
また、斜行補正用メモリ2432を本実施形態のように7ライン(L2+1)しか持たない場合、メモリ上の7ライン目の書き込みが完了したならば、図6の(A)、(B)に示しているように先頭ラインに副走査方向の書き込み位置が戻る。これは読み出しの場合も同様である。
そして、副走査方向902の書き込みの開始位置が7ライン(L2+1)目になったところで、メモリ制御処理部2431が6ライン(L2)目からメモリの読み出し制御を開始する。
さらに、書き込み開始位置が1ライン目に戻った場合は、読み出しは7ライン目を、書き込み開始位置が2ライン目ならば読み出しは1ライン目を行う。このように、メモリ制御処理部2431が斜行補正用メモリ2432に対する書き込みと読み出しを同期的に制御する。これによって、斜行補正用メモリ2432のメモリ容量が画像サイズに対して少ない容量でも、書き込み(或いは読み出し)によって画像データを壊さずに斜行補正し、後段へ出力することが可能となる。
また、前述した画像信号を書き込む又は読み出すメモリ制御では補正は主走査・副走査方向に対して1画素単位でしか行えないので画像データにガタつきが発生してしまう。
よって、補間処理部2433では、そのガタつき(ジャギー)を補間処理によって滑らかに補正する。つまり、1画素未満の補正を実行する。この画像補間処理は公知の技術であるバイリニア法やバイキュービック法などで実行する。
<処理フローチャート>
図7は、本実施形態を示す画像処理装置の斜行補正制御例を示すフローチャートである。なお、S101〜S110は各ステップを示し、各ステップは、HDD2130に格納されたプログラムをRAM2110にロードしてCPU2100が実行することで実現される。以下、原稿検知センサ対1414による原稿の先端又は後端の検出状態に基づく原稿斜行補正制御を詳述する。
まず、S101において、CPU2100は、流し読みモードで搬送されてきた原稿の先端部にて原稿の斜行量θaの検出を行う。なお、斜行量の検出は、原稿検知センサ対1414を用いてスキャナ140のCPUが実行し、その検出結果をコントローラ200のCPU2100に通知することで、CPU2100が斜行量を認識することが可能となる。
次に、S102において、CPU2100は、検出された斜行量θaが角度x°以下かどうかの判断を行う。ここで、x°とは後段で行うレジストローラ1413a、1413bによる機械的な斜行補正の補正精度の閾値角度(第1の斜行補正閾量)である。
S102において、検出された斜行量θaがx°を超えるとCPU2100が判断した場合は、レジストローラ1413a、1413bによる機械的な斜行補正を行うためにS103へ進む。
そして、S103では、CPU2100は、スキャナ140内のCPUに指示して、検出された斜行量に基づいてレジストローラ対1413の回転速度調整による機械的に斜行を補正する処理を実行する。
一方、S102において、検出された斜行量θaがx°以下であるとCPU2100が判断した場合は、機械的な斜行補正は必要ないので、S104へ進む。
そして、S104で、検出された斜行量θaが角度y°以下かどうかの判断を行う。ここで、y°とは、後段で行うスキャナ画像処理部2400による斜行補正の補正精度の閾値角度(第2の斜行補正閾量)であり、前述の機械的な斜行補正よりも精密な精度のものである。
S104において、検出された斜行量θaがy°以下であるとCPU2100が判断した場合は、上述した第1,第2の斜行補正を実行する必要がないので、S110に進む。
一方、S104において、検出された斜行量θaがy°を超えるとCPU2100が判断した場合は、第2の斜行補正を実行するためにS105に進む。
そして、S105で、CPU2100は、スキャナ140から流し読みモードで搬送されてきた原稿の後端部にて原稿の斜行量θbの検出結果を受け取る。
なお、斜行量の検出処理は、S101と同様に原稿検知センサ対1414を用いて行う。また、S105にて角度の検出を行うときにはS103でのレジストローラ対1413による第1の斜行補正処理は処理済みの状態となる。
よって、S103を実行してS105を実行するフローを辿った場合は、S101とは異なる角度がS105で検出されることとなる。
次に、S106において、CPU2100は、S105で検出された斜行量θbが角度x°以下かどうかの判断を行う。ここで、角度x°を超えるとCPU2100が判断した場合は、レジストローラ対1413による機械的な斜行補正処理が適切に処理されていないことになり、S108へ進む。
そして、S108で、CPU2100は、図8に一例を示す斜行補正エラーを示すメッセージを操作ユニット160の液晶操作パネル161に表示して、ユーザへその旨の通知を行い、S110へ進む。
一方、S106において、S105で検出された斜行量θbが角度x°以下であるとCPU2100が判断した場合には、レジストローラ対1413による機械的な斜行補正処理が適切に実行されたものと判断して、S107へ進む。
そして、S107では、CPU2100は検出された斜行量θbが角度y°以下かどうかの判断を行う。前述したようにy°とは後段で行うスキャナ画像処理部2400による斜行補正の補正精度の閾値角度である。
S107において、S105で検出された斜行量θbが角度y°を超えるとCPU2100が判断した場合は、第2の斜行補正を実行するためにS109に進む。
そして、S109で、CPU2100は、スキャナIF画像処理部2400内の斜行補正部2430によって上述した第2の斜行補正処理を実行させる。
なお、S109での第2の斜行補正は、S103の第1の斜行補正と違い、画像データ処理として補正処理を実行する。よって、補正精度はS103での斜行補正とは異なるものとなる。
一方、S107において、S105で検出された斜行量θbが角度y°以下であるとCPU2100が判断した場合は、スキャナ画像処理部2400による斜行補正は必要なしと判定して、S110に進む。
そして、S110で、CPU2100は、スキャナ140からの通知に基づいて、続けて画像読取が行われるかどうかの判断を行う。これは、原稿フィーダ141上のトレイ142にまだ原稿が残っているかどうかで判断される。ここで、トレイ142上に読み取るべき原稿が残っていることがスキャナ140からCPU2100に通知されている場合には、101に戻り、読み取るべき原稿が残っていない場合には、本処理を終了する。
これにより、原稿を搬送するレジストローラ対よりも上流側に1カ所原稿検知センサを設けるという構成で、かつ、原稿検知センサ上を搬送されて通過する原稿の先端と、後端を検知して得られる原稿斜行量に従う斜行補正を実行可能となる。したがって、上記特許文献2等に記載されるように2カ所原稿検知センサを設ける必要がなくなり、コストダウンが図られる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
200 画像処理装置
140 スキャナ
141 原稿フィーダ
2400 スキャナIF画像処理部

Claims (5)

  1. 原稿を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される原稿の先端を計測することにより、当該原稿の読取前の第1のずれ量を検知する第1の検知手段と、
    前記第1のずれ量が第1の定値より大きい場合に、前記搬送手段により搬送される原稿を回転させることにより、当該原稿のずれを補正する第1の補正手段と、
    前記第1の補正手段が前記原稿のずれを補正した後に、当該原稿を読み取って画像データを入力する入力手段と、
    前記搬送手段により搬送された原稿の後端を計測することにより、当該原稿の読取後の第2のずれ量を検知する第2の検知手段と、
    前記第2のずれ量が前記第1の所定値より小さい第2の定値より大きい場合に、前記入力手段により入力された画像データに対して画像処理を実行することにより、当該画像データに含まれる原稿のずれを補正する第2の補正手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1の補正手段は、前記搬送手段のレジストローラの駆動を制御することにより、前記搬送手段により搬送される原稿のずれを補正することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記入力手段により入力された画像データを記憶する記憶手段を更に有し、
    前記第2の補正手段は、前記画像データを前記記憶手段に書き込むタイミング又は前記画像データを前記記憶手段から読み出すタイミングを制御することにより、前記入力手段により入力された画像データに含まれる原稿のずれを補正することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 画像処理装置の制御方法であって、
    原稿を搬送する搬送工程と、
    前記搬送工程により搬送される原稿の先端を計測することにより、当該原稿の読取前の第1のずれ量を検知する第1の検知工程と、
    前記第1のずれ量が第1の定値より大きい場合に、前記搬送工程により搬送される原稿を回転させることにより、当該原稿のずれを補正する第1の補正工程と、
    前記第1の補正工程が前記原稿のずれを補正した後に、当該原稿を読み取って画像データを入力する入力工程と、
    前記搬送工程により搬送された原稿の後端を計測することにより、当該原稿の読取後の第2のずれ量を検知する第2の検知工程と、
    前記第2のずれ量が前記第1の所定値より小さい第2の定値より大きい場合に、前記入力工程により入力された画像データに対して画像処理を実行することにより、当該画像データに含まれる原稿のずれを補正する第2の補正工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
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