JP6107515B2 - 画像形成システムおよび画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成システムおよび画像処理装置に関する。
公報記載の従来技術として、表面の画像と共に、画像領域外の1箇所に基準マークの画像を形成し、これらの画像を用紙の表面に転写する画像形成部と、画像を用紙に定着する定着部と、用紙の表面に形成された定着後の基準マークを検知するラインセンサと、定着前の基準マークのサイズと検知された定着後の基準マークのサイズとに基づいて用紙の収縮率を求め、求められた収縮率に基づいて裏面に形成する画像の位置及び倍率を決定する演算部を有し且つ算出された位置および倍率に基づき前記用紙の裏面に画像を形成するように制御する制御部とを有する画像形成装置が存在する(特許文献1参照)。
また、他の公報記載の従来技術として、シートを搬送するシート搬送手段と、搬送中のシートを検出するシート検出手段と、シート検出手段の検出結果に基づいて、シート長実測値を算出するシート長算出手段と、シート長算出手段の算出結果と、予め入力された固定シート長とを用い、シート長実測値を補正するための補正値を算出する補正値算出手段と、補正値算出手段が算出した第1の補正値と第2の補正値の差に基づいて、シート長実測値の補正に用いる補正値を決定する補正値決定手段とを備え、シート長実測値の補正に用いる補正値を自動的に算出するようにしたシート搬送装置が存在する(特許文献2参照)。
特開2007−206667号公報 特開2002−104692号公報
本発明は、例えば記録材の一度の搬送でこの記録材の表裏両面に形成された画像を読み取った場合に、読取結果における表裏両面の画像の大きさのずれを抑制することを目的とする。
請求項1記載の発明は、記録材の第1面および第2面にそれぞれ画像を形成する画像形成手段と、搬送される前記記録材の前記第1面を第1読取部で読み取り、搬送される当該記録材の前記第2面を第2読取部で読み取る画像読取手段と、前記第1面の読取結果に基づいて前記記録材の搬送方向の長さである第1記録材長を算出し、前記第2面の読取結果に基づいて当該記録材の搬送方向の長さである第2記録材長を算出する算出手段と、前記第1記録材長と前記第2記録材長とに基づいて前記第2面の読取結果を補正する補正手段と、前記第1面の読取結果と補正された前記第2面の読取結果とに基づいて前記画像形成手段における画像形成条件を調整する調整手段とを含む画像形成システムである。
請求項2記載の発明は、前記算出手段は、前記第1面の読取結果に基づいて前記記録材の搬送方向と交差する方向の長さである第1記録材幅を算出するとともに、前記第2面の読取結果に基づいて当該記録材の搬送方向と交差する方向の長さである第2記録材幅を算出し、前記補正手段は、前記第1記録材幅と前記第2記録材幅とに基づいて前記第2面の読取結果をさらに補正することを特徴とする請求項1記載の画像形成システムである。
請求項3記載の発明は、前記画像読取手段において、前記第2読取部が前記第1読取部からみて前記記録材の搬送方向下流側に位置していることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成システムである。
請求項4記載の発明は、前記画像読取手段において、前記第1読取部は、前記記録材の前記第1面に形成された第1画像を、当該第1面の端部よりも外側に位置する第1外側画像とともに読み取り、前記第2読取部は、前記記録材の前記第2面に形成された第2画像を、当該第2面の端部よりも外側に位置する第2外側画像とともに読み取ること
を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成システムである。
請求項5記載の発明は、搬送される記録材の第1面を読み取って得た第1読取画像データに基づいて当該記録材の搬送方向の長さである第1記録材長を算出し、当該記録材の第2面を読み取って得た第2読取画像データに基づいて当該記録材の搬送方向の長さである第2記録材長を算出する算出手段と、前記第1記録材長と前記第2記録材長とに基づいて前記第2読取画像データの前記搬送方向の倍率を補正する補正手段とを含む画像処理装置である。
請求項6記載の発明は、前記算出手段は、前記第1読取画像データに基づいて前記記録材の搬送方向と交差する方向の長さである第1記録材幅をさらに算出するとともに、前記第2読取画像データに基づいて当該記録材の搬送方向と交差する方向の長さである第2記録材幅をさらに算出し、前記補正手段は、前記第1記録材幅と前記第2記録材幅とに基づいて前記第2読取画像データの前記搬送方向と交差する方向の倍率をさらに補正することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置である。
請求項1記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、例えば記録材の一度の搬送でこの記録材の表裏両面に形成された画像を読み取った場合に、読取結果における表裏両面の画像の大きさのずれを抑制することができ、画像形成条件の調整における誤差を低減することができる。
請求項2記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、読取結果における表裏両面の画像の大きさのずれをさらに抑制することができ、画像形成条件の調整における誤差をさらに低減することができる。
請求項3記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、読取結果における表裏両面の画像の大きさのずれが大きくなりやすい場合であっても、この画像の大きさのずれを相殺することができる。
請求項4記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、読取結果における表裏両面の倍率ずれを把握しやすくすることができる。
請求項5記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、例えば記録材の一度の搬送でこの記録材の表裏両面に形成された画像を読み取った場合に、読取結果における表裏両面の画像の大きさのずれを抑制することができる。
請求項6記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、読取結果における表裏両面の画像の大きさのずれをさらに抑制することができる。
本発明の実施の形態が適用される複写機の全体構成例を示した図である。 複写機に設けられた画像読取装置の構成例を示した図である。 複写機の制御系の構成例を示したブロック図である。 画像読取制御部の構成例を示したブロック図である。 画像形成制御部の構成例を示したブロック図である。 (a)、(b)は、アライメント調整動作において、画像形成装置が出力するアライメントチャートの構成例を示した図である。 調整用画像解析部の構成例を示したブロック図である。 アライメント調整動作における、調整用画像解析部による処理の内容を説明するためのフローチャートである。 (a)〜(d)は、調整用画像解析部が表面読取画像データに施す処理の内容を説明するための図である。 (a)〜(d)は、調整用画像解析部が裏面読取画像データに施す処理の内容を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される複写機1の全体構成例を示した図である。
画像形成システムの一例としての複写機1は、記録材の一例としての用紙に画像を形成する画像形成装置10と、原稿に形成された画像を読み取る画像読取装置20と、ユーザからの操作指示を受け付けるとともにユーザに対して各種情報を表示する操作受付装置30とを備えている。なお、この複写機1は、図示しないネットワークを介してコンピュータ装置等と接続されており、画像読取装置20と画像形成装置10とを用いたコピー(複写)動作に加えて、画像形成装置10を用いたプリント(画像形成)動作や画像読取装置20を用いたスキャン(画像読取)動作が可能となっている。
これらのうち、画像形成手段の一例としての画像形成装置10は、例えば公知の電子写真方式にて、イエロー、マゼンタ、シアンおよび黒のトナー像を形成するトナー像形成部11と、トナー像形成部11に対向して配置されるとともに循環搬送される中間転写ベルト12と、トナー像形成部11が形成したトナー像を中間転写ベルト12に一次転写する一次転写部13と、中間転写ベルト12に一次転写されたトナー像を用紙に二次転写する二次転写部14と、用紙に二次転写されたトナー像を加熱加圧定着する定着部15と、二次転写部14に向けて用紙を供給する用紙供給部16とを備えている。また、画像形成装置10は、用紙供給部16から供給されてくる用紙を、二次転写部14および定着部15を介して機外に設けられた用紙排出部19に搬送するための第1搬送経路17と、定着部15を通過した用紙を、その表裏を反転させた状態で、二次転写部14へと再度搬送するための第2搬送経路18とを備えている。
したがって、この画像形成装置10では、用紙供給部16から供給されてくる用紙の第1面(表面)にトナー像を形成して用紙排出部19に排出する片面画像形成動作と、用紙供給部16から供給されてくる用紙の第1面(表面)にトナー像を形成した後、その表裏を反転させることで今度は用紙の第2面(裏面)にトナー像を形成して用紙排出部19に排出する両面画像形成動作とが実行できるようになっている。
また、操作受付装置30は、ユーザに各種情報を表示するための表示パネル31と、ユーザから各種操作指示を受け付けるためのボタン群32とを備えている。
図2は、図1に示す複写機1に設けられた画像読取装置20の構成例を示した図である。
画像読取手段の一例としての画像読取装置20は、積載された原稿束から原稿を順次搬送する原稿送り装置70と、スキャンによって原稿の第1面(表面)の画像を読み取るスキャナ装置90とを備えている。
原稿送り装置70は、複数枚の原稿からなる原稿束を積載する原稿収容部71、この原稿収容部71の下方に設けられ、読取が終了した原稿を積載する排紙収容部72を備える。また、原稿送り装置70は原稿収容部71の原稿を取り出して搬送する取り出しロール73を備える。さらに、取り出しロール73の原稿搬送方向下流側には、原稿を1枚ずつに捌く捌き機構74が設けられる。原稿収容部71から排紙収容部72に向けて原稿が搬送される搬送路75には、原稿搬送方向上流側から順に、第1搬送ロール76、第2搬送ロール77、第3搬送ロール78および第4搬送ロール79が設けられる。これらのうち、第1搬送ロール76および第2搬送ロール77は、スキャナ装置90による第1面の読取位置に向けて原稿を送り出す。第3搬送ロール78は、第1面の読取位置を通過することによりスキャナ装置90にて読み込まれた原稿をさらに下流に搬送する。そして、第4搬送ロール79は、読み込まれた原稿をさらに搬送するとともに排紙収容部72に排出する。
また、原稿送り装置70における第1面(表面)の読取位置には、図中手前側から奥側に向かって伸びる白色の板状部材にて構成され、第1面(表面)の読取位置を通過する原稿の背景ともなる第1反射板80が設けられている。この第1反射板80は、シェーディング補正用の白基準としても用いられる。
また、原稿送り装置70は、原稿収容部71に収容される原稿の幅(主走査方向の長さ)を検知する原稿幅検知センサ81を備えている。
そして、原稿送り装置70は、搬送路75のうち第3搬送ロール78よりも原稿搬送方向下流側且つ第4搬送ロール79よりも原稿搬送方向上流側において、搬送される原稿の第2面(裏面)の画像を読み取るCIS82(Contact Image Sensor)をさらに備えている。第2読取部の一例としてのCIS82は、所謂密着光学系を用いて結像を行うものである。また、搬送路75を介してCIS82と対向する位置には、図中手前側から奥側に向かって伸びる白色の板状部材にて構成され、第2面(裏面)の読取位置を通過する原稿の背景ともなる第2反射板83が設けられている。この第2反射板83は、シェーディング補正用の白基準としても用いられる。
なお、本実施の形態では、CIS82が、光源と受光部と光学系とを内蔵しており(すべて図示せず)、受光部として、それぞれが主走査方向に沿って設けられた赤色用、緑色用および青色用の各撮像素子列を、副走査方向に並べて配置したものを用いている。これにより、CIS82を用いて、原稿に形成された画像をフルカラー画像として読み取るようになっている。
一方、第1読取部の一例としてのスキャナ装置90は、上述した原稿送り装置70を開閉可能に支持するとともに、この原稿送り装置70を装置フレーム91によって支え、また、原稿送り装置70によって搬送される原稿の第1面(表面)の画像読取を行う。このスキャナ装置90は、筐体を形成する装置フレーム91、画像を読み込むべき原稿が静止させた状態で置かれる第1プラテンガラス92A、第1反射板80の下方に設けられ、原稿送り装置70によって搬送される原稿を読み取るための光の開口部を構成する第2プラテンガラス92Bを備えている。
また、スキャナ装置90は、第2プラテンガラス92Bの下に静止し、あるいは第1プラテンガラス92Aの全体にわたってスキャンして画像を読み込むフルレートキャリッジ93、フルレートキャリッジ93から得られた光を結像部へ供給するハーフレートキャリッジ95を備えている。ここで、フルレートキャリッジ93は、原稿に光を照射する光源装置94A(白色光源)および光源装置94Aからの光を原稿に向けて反射する光源ミラー94Bと、原稿から得られた反射光を受光する第1ミラー96Aとを備えている。一方、ハーフレートキャリッジ95は、第1ミラー96Aから得られた光を結像部へ提供する第2ミラー96Bおよび第3ミラー96Cを有している。
さらにまた、スキャナ装置90は、結像用レンズ97および受光部98を備えている。これらのうち、結像用レンズ97は、第3ミラー96Cから得られた光学像を光学的に縮小する。また、受光部98は、結像用レンズ97によって結像された光学像を光電変換する。つまり、スキャナ装置90では、所謂縮小光学系を用いて受光部98に像を結像させている。また、本実施の形態では、受光部98として、それぞれが主走査方向に沿って設けられた赤色用、緑色用および青色用の各撮像素子列を、副走査方向に並べて配置したものを用いている。これにより、受光部98を用いて、原稿に形成された画像をフルカラー画像として読み取るようになっている。
この画像読取装置20において、第1プラテンガラス92Aに積載された原稿の画像を読み取る固定読取動作では、フルレートキャリッジ93とハーフレートキャリッジ95とが、2:1の割合でスキャン方向(矢印方向)に移動する。このとき、フルレートキャリッジ93に設けられた光源装置94Aからの光が、原稿の第1面(表面)に照射される。そして、原稿からの反射光が第1ミラー96A、第2ミラー96B、および第3ミラー96Cの順に反射されて結像用レンズ97に導かれる。結像用レンズ97に導かれた光は、受光部98の受光面に結像される。受光部98を構成する各色用の撮像素子列はそれぞれ1次元のセンサで構成されており、主走査方向の1ライン分を同時に処理している。このライン方向(読取の主走査方向)と交差する方向(読取の副走査方向)にフルレートキャリッジ93およびハーフレートキャリッジ95を移動させ、原稿の次の1ラインを読み取る。これを原稿の全体に亘って実行することで、1ページの原稿読取を完了させる。
一方、この画像読取装置20において、原稿送り装置70によって搬送される原稿の画像を読み取る搬送読取動作では、副走査方向に搬送される原稿がこの第2プラテンガラス92Bの上を通過する。このとき、フルレートキャリッジ93およびハーフレートキャリッジ95は、図2に示す実線の位置に停止した状態におかれる。そして、搬送されてくる原稿の1ライン目の反射光が、第1ミラー96A、第2ミラー96B、および第3ミラー96Cを経て結像用レンズ97にて結像され、受光部98によって画像が読み込まれる。それから、受光部98によって主走査方向の1ライン分を同時に処理した後、原稿送り装置70によって副走査方向に搬送される原稿の次の主走査方向の1ライン分が読み込まれる。これを原稿の全体にわたって実行することで、1ページの原稿読取を完了させる。
この画像読取装置20では、上記搬送読取動作において、フルレートキャリッジ93とハーフレートキャリッジ95とを停止させ、第2プラテンガラス92Bを介して受光部98により原稿の第1面の読取を行う原稿の搬送時に、原稿送り装置70に設けられたCIS82によって、この原稿の第2面の読取を行うことが可能である。すなわち、受光部98とCIS82とを用いて、搬送路75への原稿の一度の搬送で、この原稿における表裏両面の画像を読み取ることを可能としている。なお、以下の説明においては、前者を「片面搬送読取動作」と呼び、後者を「両面搬送読取動作」と呼ぶ。ここで、本実施の形態では、受光部98による原稿の第1面(表面)の読取位置よりも、CIS82による原稿の第2面(裏面)の読取位置を、原稿搬送方向下流側にずらしている。
図3は、図1に示す複写機1の制御系の構成例を示したブロック図である。
複写機1の制御系は、操作受付装置30にて受け付けたユーザの指示に基づいて、複写機1全体の動作を制御する主制御部40と、主制御部40からの指示に基づいて画像形成装置10の動作を制御する画像形成制御部50と、主制御部40からの指示に基づいて画像読取装置20の動作を制御する画像読取制御部60とを備えている。この例では、主制御部40および画像形成制御部50が画像形成装置10に内蔵され、画像読取制御部60が画像読取装置20に内蔵される。ただし、複写機1の場合は、これら主制御部40、画像形成制御部50および画像読取制御部60を、すべて画像形成装置10に内蔵させてもかまわない。なお、画像形成制御部50は、画像形成動作を制御するほかに画像形成動作に関連する画像処理も行い、画像読取制御部60は、画像読取動作を制御するほかに画像読取動作に関連する画像処理も行う。
図4は、図3に示す画像読取制御部60の構成例を示したブロック図である。
この画像読取制御部60は、受光部98およびCIS82のそれぞれに設けられた赤色用撮像素子列、緑色用撮像素子列および青色用撮像素子列(すべて図示せず)から入力されてくる読取画像データに処理を施す信号処理部61と、原稿送り装置70およびスキャナ装置90の動作を制御する制御部62とを備えている。
画像読取制御部60において、信号処理部61は、受光部98から入力されてくる原稿の第1面(表面)の受光データに各種画像処理を施し、得られた表面読取画像データD1を出力する表面画像処理部611と、CIS82から入力されてくる原稿の第2面(裏面)の受光データに各種画像処理を施し、得られた裏面読取画像データD2を出力する裏面画像処理部612とを備える。ここで、表面画像処理部611および裏面画像処理部612は、入力されてくる各受光データに対し、それぞれ、ゲイン調整、A(アナログ)/D(デジタル)変換、シェーディング補正およびギャップ補正などの前処理を施すとともに、必要に応じて、色空間を変換する処理や拡大・縮小処理などの後処理を施す。
一方、制御部62は、読取コントローラ621、受光部ドライバ622、光源ドライバ623、スキャンドライバ624および搬送機構ドライバ625を有している。
読取コントローラ621は、各種原稿読取の制御等を含め、図2に示す原稿送り装置70およびスキャナ装置90の全体を制御する。
受光部ドライバ622は、受光部98およびCIS82による受光データの取り込み動作を制御する。
光源ドライバ623は、点灯信号を出力し、原稿の読取タイミングに合わせて光源装置94A(図2参照)およびCIS82に設けられた光源(図示せず)の点灯・消灯を制御する。
スキャンドライバ624は、スキャナ装置90におけるモータのオン/オフなどを行い、図2に示すフルレートキャリッジ93およびハーフレートキャリッジ95によるスキャン動作を制御する。
搬送機構ドライバ625は、図2に示す原稿送り装置70におけるモータの制御、各種ロール、クラッチ、およびゲートの切り替え動作等を制御する。
これらの各種ドライバからは、原稿送り装置70およびスキャナ装置90に対して制御信号が出力され、かかる制御信号に基づいて、これらの動作制御が可能となる。読取コントローラ621は、ホストシステムからの制御信号や、例えば自動選択読取機能に際して検出されるセンサ出力、操作受付装置30(図1参照)を介して受け付けたユーザからの選択等に基づいて読取モードを設定し、原稿送り装置70およびスキャナ装置90を制御している。この読取モードとしては、上述した、固定読取モード(固定読取動作)および搬送読取モード(搬送読取動作)や、搬送読取モードにおける片面搬送読取モード(片面搬送読取動作)や両面搬送読取モード(両面搬送読取動作)等が挙げられる。
図5は、図3に示す画像形成制御部50の構成例を示したブロック図である。
本実施の形態の画像形成制御部50は、形成画像処理部51と、調整用画像記憶部52と、調整用画像解析部53と、ずれ補正部54とを備える。
形成画像処理部51は、例えば画像読取装置20から主制御部40を介して入力されてくる表面読取画像データD1や裏面読取画像データD2、さらには調整用画像記憶部52から読み出した調整用画像データ(詳細は後述する)など、画像形成装置10による画像形成の対象となる画像データを、トナー像形成部11での画像形成方式に対応させた画像信号に変換する処理を行う。
調整用画像記憶部52は、画像形成装置10による画像形成動作において、画像形成装置10を構成する各部(例えばトナー像形成部11)のアライメントのずれに起因した、各色画像の相対的なずれや用紙に対する各色画像の相対的なずれを調整するアライメント調整動作において、用紙に形成する調整用画像の内容(調整用画像データ)を記憶する。
調整用画像解析部53は、上記アライメント調整動作において、画像形成装置10で調整用画像を形成した用紙(以下では、アライメントチャートと呼ぶ)を、画像読取装置20で読み取って得られた表面読取画像データD1および裏面読取画像データD2(調整用読取画像データ)に基づき、実際に用紙に形成された調整用画像の内容を解析する。
調整手段の一例としてのずれ補正部54は、調整用画像解析部53による調整用画像の解析結果に基づき、トナー像形成部11等のアライメント調整(タイミング調整)を行うことで、上記各種ずれを補正する。
図6は、上述したアライメント調整動作において、画像形成装置10が出力するアライメントチャート100の構成例を示した図である。なお、この例において、アライメントチャート100は、1枚の用紙の第1面(表面)に第1の調整用画像(表面調整用画像)が形成され、且つ、この用紙の第2面(裏面)に第2の調整用画像(裏面調整用画像)が形成されたものとなっている。ここで、図6(a)はアライメントチャート100におけるチャート表面100Aを、図6(b)はアライメントチャート100におけるチャート裏面100Bを、それぞれ示している。
この例において、アライメントチャート100を構成する用紙は長方形状を呈するようになっており、用紙の短辺側が主走査方向FS(搬送方向と交差する方向)に沿い、且つ、用紙の長辺側が副走査方向SS(搬送方向)に沿うようになっている。ただし、用紙の長辺側が主走査方向FSに沿い、且つ、用紙の短辺側が副走査方向SSに沿う場合もあり得る。なお、以下の説明においては、アライメントチャート100のうち、チャート表面100Aからみたときに、副走査方向SSの上流側となる辺を用紙前端101と呼び、副走査方向SSの下流側となる辺を用紙後端102と呼び、チャート表面100Aの左側となる辺を用紙左端103と呼び、チャート表面100Aの右側となる辺を用紙右端104と呼ぶ。したがって、チャート裏面100Bからみたときには、用紙左端103が図中右側に位置し、用紙右端104が図中左側に位置することになる。また、以下の説明においては、用紙前端101と用紙左端103との交点を第1角1001と呼び、用紙前端101と用紙右端104との交点を第2角1002と呼び、用紙後端102と用紙左端103との交点を第3角1003と呼び、用紙後端102と用紙右端104との交点を第4角1004と呼ぶ。
では、図6(a)を参照しつつ、チャート表面100Aに形成される表面調整用画像について説明を行う。
チャート表面100Aには、表面調整用画像として、用紙前端101側において主走査方向FSに沿って延びる表面前端側水平ライン111Aと、用紙後端102側において主走査方向FSに沿って延びる表面後端側水平ライン112Aと、用紙左端103側において副走査方向SSに沿って延びる表面左側垂直ライン113Aと、用紙右端104側において副走査方向SSに沿って延びる表面右側垂直ライン114Aとが形成されている。そして、表面前端側水平ライン111Aおよび表面左側垂直ライン113Aは、チャート表面100Aにおける図中左上側において交差しており、この交点を表面第1特徴点121Aと呼ぶ。また、表面前端側水平ライン111Aおよび表面右側垂直ライン114Aは、チャート表面100Aにおける図中右上側において交差しており、この交点を表面第2特徴点122Aと呼ぶ。さらに、表面後端側水平ライン112Aおよび表面左側垂直ライン113Aはチャート表面100Aにおける図中左下側において交差しており、この交点を表面第3特徴点123Aと呼ぶ。さらにまた、表面後端側水平ライン112Aおよび表面右側垂直ライン114Aはチャート表面100Aにおける図中右下側で交差しており、この交点を表面第4特徴点124Aと呼ぶ。
また、チャート表面100Aには、表面前端側水平ライン111A、表面後端側水平ライン112A、表面左側垂直ライン113Aおよび表面右側垂直ライン114Aによって囲まれた領域のうち、図中左上側(表面第1特徴点121Aの近く)に配置された表面第1識別画像131Aと、図中右上側(表面第2特徴点122Aの近く)に配置された表面第2識別画像132Aと、図中左下側(表面第3特徴点123Aの近く)に配置された表面第3識別画像133Aと、図中右下側(表面第4特徴点124Aの近く)に配置された表面第4識別画像134Aとがさらに形成されている。なお、これら表面第1識別画像131A、表面第2識別画像132A、表面第3識別画像133Aおよび表面第4識別画像134Aは、上記表面前端側水平ライン111A、表面後端側水平ライン112A、表面左側垂直ライン113Aおよび表面右側垂直ライン114Aや、上記表面第1特徴点121A、表面第2特徴点122A、表面第3特徴点123Aおよび表面第4特徴点124Aを識別するために設けられる。
続いて、図6(b)を参照しつつ、チャート裏面100Bに形成される裏面調整用画像について説明を行う。
チャート裏面100Bには、裏面調整用画像として、用紙前端101側において主走査方向FSに沿って延びる裏面前端側水平ライン111Bと、用紙後端102側において主走査方向FSに沿って延びる裏面後端側水平ライン112Bと、用紙右端104側において副走査方向SSに沿って延びる裏面左側垂直ライン113Bと、用紙左端103側において副走査方向SSに沿って延びる裏面右側垂直ライン114Bとが形成されている。そして、裏面前端側水平ライン111Bおよび裏面左側垂直ライン113Bは、チャート裏面100Bにおける図中左上側において交差しており、この交点を裏面第1特徴点121Bと呼ぶ。また、裏面前端側水平ライン111Bおよび裏面右側垂直ライン114Bは、チャート裏面100Bにおける図中右上側において交差しており、この交点を裏面第2特徴点122Bと呼ぶ。さらに、裏面後端側水平ライン112Bおよび裏面左側垂直ライン113Bはチャート裏面100Bにおける図中左下側において交差しており、この交点を裏面第3特徴点123Bと呼ぶ。さらにまた、裏面後端側水平ライン112Bおよび裏面右側垂直ライン114Bはチャート裏面100Bにおける図中右下側で交差しており、この交点を裏面第4特徴点124Bと呼ぶ。
また、チャート裏面100Bには、裏面前端側水平ライン111B、裏面後端側水平ライン112B、裏面左側垂直ライン113Bおよび裏面右側垂直ライン114Bによって囲まれた領域のうち、図中左上側(裏面第1特徴点121Bの近く)に配置された裏面第1識別画像131Bと、図中右上側(裏面第2特徴点122Bの近く)に配置された裏面第2識別画像132Bと、図中左下側(裏面第3特徴点123Bの近く)に配置された裏面第3識別画像133Bと、図中右下側(裏面第4特徴点124Bの近く)に配置された裏面第4識別画像134Bとがさらに形成されている。なお、これら裏面第1識別画像131B、裏面第2識別画像132B、裏面第3識別画像133Bおよび裏面第4識別画像134Bは、上記裏面前端側水平ライン111B、裏面後端側水平ライン112B、裏面左側垂直ライン113Bおよび裏面右側垂直ライン114Bや、上記裏面第1特徴点121B、裏面第2特徴点122B、裏面第3特徴点123Bおよび裏面第4特徴点124Bを識別し、且つ、チャート表面100Aとチャート裏面100Bとを識別するために設けられる。
図7は、図5に示す調整用画像解析部53の構成例を示したブロック図である。
本実施の形態の調整用画像解析部53は、表面特徴点位置特定部531と、表面用紙長演算部532と、表面用紙幅演算部533と、裏面特徴点位置特定部534と、裏面用紙長演算部535と、裏面用紙幅演算部536と、副走査倍率比演算部537と、主走査倍率比演算部538と、裏面特徴点位置補正部539とを有している。
表面特徴点位置特定部531は、図6(a)に示すアライメントチャート100のチャート表面100A側を読み取って得られた表面読取画像データD1に対し、特徴点(この例では表面第1特徴点121A〜表面第4特徴点124A)の位置を特定する処理を実行する。そして、この例において、表面特徴点位置特定部531は、アライメントチャート100における第1角1001を原点とするxy直交座標系において、各特徴点の座標を特定する。なお、表面特徴点位置特定部531による表面特徴点位置の特定結果(第1面の読取結果に対応)は、そのまま、ずれ補正部54に出力される。
算出手段の一例としての表面用紙長演算部532は、入力されてくる表面読取画像データD1に基づき、アライメントチャート100を構成する用紙の搬送方向長さ(副走査方向SSの長さ)である用紙長を演算する。なお、この例において、表面用紙長演算部532は、表面読取画像データD1に基づき、アライメントチャート100(チャート表面100A)における用紙前端101と用紙後端102との距離を、第1記録材長の一例としての表面用紙長L1として求める。
算出手段の一例としての表面用紙幅演算部533は、入力されてくる表面読取画像データD1に基づき、アライメントチャート100を構成する用紙の搬送方向と交差する方向の長さ(主走査方向FSの長さ)である用紙幅を演算する。なお、この例において、表面用紙幅演算部533は、表面読取画像データD1に基づき、アライメントチャート100(チャート表面100A)における用紙左端103と用紙右端104との距離を、第1記録材幅の一例としての表面用紙幅W1として求める。
裏面特徴点位置特定部534は、図6(b)に示すアライメントチャート100のチャート裏面100B側を読み取って得られた裏面読取画像データD2に対し、特徴点(この例では裏面第1特徴点121B〜裏面第4特徴点124B)の位置を特定する処理を実行する。そして、この例において、裏面特徴点位置特定部534は、アライメントチャート100における第2角1002を原点とするxy直交座標系において、各特徴点の座標を特定する。なお、裏面特徴点位置特定部534による裏面特徴点位置の特定結果(第2面の読取結果に対応)は、裏面特徴点位置補正部539に出力される。
算出手段の一例としての裏面用紙長演算部535は、入力されてくる裏面読取画像データD2に基づき、アライメントチャート100を構成する用紙の搬送方向長さ(副走査方向SSの長さ)である用紙長を演算する。なお、この例において、裏面用紙長演算部535は、裏面読取画像データD2に基づき、アライメントチャート100(チャート裏面100B)における用紙前端101と用紙後端102との距離を、第2記録材長の一例としての裏面用紙長L2として求める。
算出手段の一例としての裏面用紙幅演算部536は、入力されてくる裏面読取画像データD2に基づき、アライメントチャート100を構成する用紙の搬送方向と交差する方向の長さ(主走査方向FSの長さ)である用紙幅を演算する。なお、この例において、裏面用紙幅演算部536は、裏面読取画像データD2に基づき、アライメントチャート100(チャート裏面100B)における用紙左端103と用紙右端104との距離を、第2記録材幅の一例としての裏面用紙幅W2として求める。
なお、表面用紙長演算部532によって求められる表面用紙長L1と裏面用紙長演算部535によって求められる裏面用紙長L2とは、同じアライメントチャート100を読み取った場合においても、その大きさが異なることがある。また、表面用紙幅演算部533によって求められる表面用紙幅W1と裏面用紙幅演算部536によって求められる裏面用紙幅W2とは、同じアライメントチャート100を読み取った場合においても、その大きさが異なることがある。この理由は、画像読取装置20における原稿の搬送速度のむら、受光部98とCIS82の受光部との読取位置の違い、受光部98とCIS82の受光部との構造の違い、等に起因するものである。
副走査倍率比演算部537は、表面用紙長演算部532から入力されてくる表面用紙長L1と、裏面用紙長演算部535から入力されてくる裏面用紙長L2との比である副走査倍率比Sを演算する。なお、この例においては、S=L1/L2である。
主走査倍率比演算部538は、表面用紙幅演算部533から入力されてくる表面用紙幅W1と、裏面用紙幅演算部536から入力されてくる裏面用紙幅W2との比である主走査倍率比Fを演算する。なお、この例においては、F=W1/W2である。
補正手段の一例としての裏面特徴点位置補正部539は、裏面特徴点位置特定部534から入力されてくる裏面特徴点位置の特定結果に対し、副走査倍率比演算部537から入力されてくる副走査倍率比Sを用いた副走査方向SSの倍率補正(副走査倍率補正)を施すとともに、主走査倍率比演算部538から入力されてくる主走査倍率比Fを用いた主走査方向FSの倍率補正(主走査倍率補正)を施す。そして、副走査倍率補正および主走査倍率補正が施された補正後の裏面特徴点(補正裏面特徴点位置という)の特定結果(補正された第2面の読取結果に対応)は、ずれ補正部54に出力される。
図8は、アライメント調整動作における、調整用画像解析部53による処理の内容を説明するためのフローチャートである。なお、これに先立って、複写機1では、画像形成装置10を用いたアライメントチャート100の両面画像形成動作による出力が行われ、その後、画像読取装置20を用いたアライメントチャート100の両面搬送読取動作が行われているものとする。したがって、調整用画像解析部53には、アライメントチャート100のチャート表面100Aを読み取って得られた表面読取画像データD1と、同じアライメントチャート100のチャート裏面100Bを読み取って得られた裏面読取画像データD2とが、入力されてくる。
調整用画像解析部53がチャート表面100Aに対応する表面読取画像データD1を取得すると(ステップ10)、表面特徴点位置特定部531は、取得した表面読取画像データD1に基づいて表面特徴点位置(表面第1特徴点121A〜表面第4特徴点124A)を特定し(ステップ20)、得られた表面特徴点位置の特定結果を、ずれ補正部54に向けて出力する(ステップ30)。また、表面用紙長演算部532は、ステップ10で取得した表面読取画像データD1に基づいて表面用紙長L1を演算し(ステップ40)、得られた表面用紙長L1を副走査倍率比演算部537に向けて出力する。さらに、表面用紙幅演算部533は、ステップ10で取得した表面読取画像データD1に基づいて表面用紙幅W1を演算し(ステップ50)、得られた表面用紙幅W1を主走査倍率比演算部538に向けて出力する。
一方、調整用画像解析部53がチャート裏面100Bに対応する裏面読取画像データD2を取得すると(ステップ60)、裏面特徴点位置特定部534は、取得した裏面読取画像データD2に基づいて裏面特徴点位置(裏面第1特徴点121B〜裏面第4特徴点124B)を特定し(ステップ70)、得られた裏面特徴点位置の特定結果を、裏面特徴点位置補正部539に向けて出力する。また、裏面用紙長演算部535は、ステップ60で取得した裏面読取画像データD2に基づいて裏面用紙長L2を演算し(ステップ80)、得られた裏面用紙長L2を副走査倍率比演算部537に向けて出力する。さらに、裏面用紙幅演算部536は、ステップ60で取得した裏面読取画像データD2に基づいて裏面用紙幅W2を演算し(ステップ90)、得られた裏面用紙幅W2を主走査倍率比演算部538に向けて出力する。
なお、ステップ10〜ステップ50とステップ60〜ステップ90とは、時間的にみて並列に実行される。ただし、本実施の形態では、画像読取装置20において、CIS82による第2面(裏面)の読取位置が、受光部98による第1面(表面)の読取位置よりも搬送方向の下流側にあるため、裏面読取画像データD2の取得開始タイミングは、表面読取画像データD1の取得開始タイミングよりも遅くなることがある。
また、この例においては、表面読取画像データD1および裏面読取画像データD2のそれぞれに対し、特徴点位置の特定、用紙長の演算および用紙幅の演算の順番で処理を行うこととしているが、実際には、これらの処理も、時間的にみて並列に実行される。
次に、副走査倍率比演算部537は、ステップ40で得られた表面用紙長L1と、ステップ80で得られた裏面用紙長L2とに基づいて副走査倍率比S(=L1/L2)を演算し(ステップ100)、得られた副走査倍率比Sを裏面特徴点位置補正部539に向けて出力する。また、主走査倍率比演算部538は、ステップ50で得られた表面用紙幅W1と、ステップ90で得られた裏面用紙幅W2とに基づいて主走査倍率比F(=W1/W2)を演算し(ステップ110)、得られた主走査倍率比Fを裏面特徴点位置補正部539に向けて出力する。
なお、この例においては、副走査倍率比Sを求めた後に主走査倍率比Fを求めているが、実際には、この処理も、時間的にみて並列に実行される。
それから、裏面特徴点位置補正部539は、ステップ70で得られた裏面特徴点位置の特定結果に対し、ステップ100で得られた副走査倍率比Sとステップ110で得られた主走査倍率比Fとを用いた倍率補正を行う(ステップ120)。より具体的に説明すると、ステップ120では、裏面特徴点位置の特定結果に対し、副走査倍率比Sを用いた副走査倍率補正を行うとともに、主走査倍率比Fを用いた主走査倍率補正を行う。そして、裏面特徴点位置補正部539は、倍率補正に伴って得られた補正裏面特徴点位置の特定結果をずれ補正部54に向けて出力し(ステップ130)、一連の処理を完了する。
その後、ずれ補正部54では、取得した表面特徴点位置の特定結果と補正裏面特徴点位置の特定結果とを用いて、トナー像形成部11等のアライメント調整を実行する。
では次に、具体例を挙げつつ、図7に示す調整用画像解析部53が実行する各種処理の内容について詳述する。
図9は、調整用画像解析部53が表面読取画像データD1に施す処理の内容を説明するための図である。ここで、図9(a)はステップ20における表面特徴点位置の特定を、図9(b)はステップ40における表面用紙長L1の演算を、図9(c)はステップ50における表面用紙幅W1の演算を、図9(d)はステップ30において出力される表面特徴点位置の特定結果を、それぞれ説明するためのものである。
では、図9(a)〜(d)のそれぞれについて説明を行う前に、表面読取画像データD1の詳細について説明を行う。第1読取画像データの一例としての表面読取画像データD1は、アライメントチャート100のチャート表面100A(第1画像に対応)を読み取って得られた表面チャート画像データD11と、図2に示す第1反射板80(第1外側画像に対応)を読み取って得られた表面背景画像データD12とを有している。
本実施の形態の画像読取装置20では、両面搬送読取動作において、原稿(ここではアライメントチャート100)の第1面(表面:ここではチャート表面100A)の全面を読み取るように、受光部98による読取領域の設定を行っている。より具体的に説明すると、まず、搬送されるアライメントチャート100におけるチャート表面100Aの読取開始タイミングを、受光部98による読取位置にアライメントチャート100の用紙前端101が到達する前とし、且つ、このアライメントチャート100におけるチャート表面100Aの読取終了タイミングを、受光部98による読取位置をアライメントチャート100の用紙後端102が通過した後としている。これにより、表面読取画像データD1は、アライメントチャート100のチャート表面100Aにおける副走査方向SSの両端すなわち用紙前端101と用紙後端102とを含むものとなっている。また、受光部98を構成する各色用受光素子列の主走査方向FSの長さを、アライメントチャート100の主走査方向FSの長さ(幅:縮小光学系を通過した後の長さ)よりも大きくしている。これにより、表面読取画像データD1は、アライメントチャート100のチャート表面100Aにおける主走査方向FSの両端すなわち用紙左端103および用紙右端104を含むものとなっている。したがって、表面読取画像データD1は、アライメントチャート100のチャート表面100Aにおける用紙前端101、用紙後端102、用紙左端103および用紙右端104をすべて含むものとなっている。
次に、図9(a)に示す表面特徴点位置の特定について説明を行う。
この例において、表面読取画像データD1を構成する表面チャート画像データD11は、表面第1特徴点121A〜表面第4特徴点124Aを含むものとなっている。
そこで、表面特徴点位置特定部531は、ステップ20において、図9(a)に示したように、表面読取画像データD1における第1角1001(用紙前端101と用紙左端103との交点)を原点とするxy直交座標系を設定した上で、これら表面第1特徴点121A〜表面第4特徴点124Aの各座標値を、表面特徴点位置として特定する。ただし、第1角1001ではなく、他の第2角1002〜第4角1004のいずれかを原点としてもかまわない。なお、この例では、第1角1001を原点とした場合において、副走査方向SSがx方向となり、主走査方向FSがy方向となる。
続いて、図9(b)に示す表面用紙長L1の演算について説明を行う。
この例において、表面読取画像データD1は、上述したように、アライメントチャート100のチャート表面100A側における用紙前端101および用紙後端102の情報を含むものとなっている。
そこで、表面用紙長演算部532は、ステップ40において、図9(b)に示したように、チャート表面100A側における用紙前端101と用紙後端102との副走査方向SSの距離を、表面用紙長L1として求める。
次いで、図9(c)に示す表面用紙幅W1の演算について説明を行う。
この例において、表面読取画像データD1は、上述したように、アライメントチャート100のチャート表面100A側における用紙左端103および用紙右端104の情報を含むものとなっている。
そこで、表面用紙幅演算部533は、ステップ50において、図9(c)に示したように、チャート表面100A側における用紙左端103と用紙右端104との主走査方向FSの距離を、表面用紙幅W1として求める。
最後に、図9(d)に示す表面特徴点位置の特定結果について説明を行う。
本実施の形態において、表面特徴点位置の特定結果は、裏面特徴点位置の特定結果とは異なり、特に倍率補正を行うことなく、そのまま出力される。したがって、表面第1特徴点121A〜表面第4特徴点124Aの特定結果は、図9(d)に示したように、図9(a)に示したものと同じとなる。
図10は、調整用画像解析部53が裏面読取画像データD2に施す処理の内容を説明するための図である。ここで、図10(a)はステップ70における裏面特徴点位置の特定を、図10(b)はステップ80における裏面用紙長L2の演算を、図10(c)はステップ90における裏面用紙幅W2の演算を、図10(d)はステップ120において倍率補正が行われた後に、ステップ130において出力される補正裏面特徴点位置の特定結果を、それぞれ説明するためのものである。
では、図10(a)〜(d)のそれぞれについて説明を行う前に、裏面読取画像データD2の詳細について説明を行う。第2読取画像データの一例としての裏面読取画像データD2は、アライメントチャート100のチャート裏面100B(第2画像に対応)を読み取って得られた裏面チャート画像データD21と、図2に示す第2反射板83(第2外側画像に対応)を読み取って得られた裏面背景画像データD22とを有している。
本実施の形態の画像読取装置20では、両面搬送読取動作において、原稿(ここではアライメントチャート100)の第2面(裏面:ここではチャート裏面100B)の全面を読み取るように、CIS82による読取領域の設定を行っている。より具体的に説明すると、まず、搬送されるアライメントチャート100におけるチャート裏面100Bの読取開始タイミングを、CIS82による読取位置にアライメントチャート100の用紙前端101が到達する前とし、且つ、このアライメントチャート100におけるチャート裏面100Bの読取終了タイミングを、CIS82による読取位置をアライメントチャート100の用紙後端102が通過した後としている。これにより、裏面読取画像データD2は、アライメントチャート100のチャート裏面100Bにおける副走査方向SSの両端すなわち用紙前端101と用紙後端102とを含むものとなっている。また、CIS82を構成する各色用受光素子列の主走査方向FSの長さを、アライメントチャート100の主走査方向FSの長さ(幅:等倍光学系を通過した後の長さ)よりも大きくしている。これにより、裏面読取画像データD2は、アライメントチャート100のチャート裏面100Bにおける主走査方向FSの両端すなわち用紙左端103および用紙右端104を含むものとなっている。したがって、裏面読取画像データD2は、アライメントチャート100のチャート裏面100Bにおける用紙前端101、用紙後端102、用紙左端103および用紙右端104をすべて含むものとなっている。
次に、図10(a)に示す裏面特徴点位置の特定について説明を行う。
この例において、裏面読取画像データD2を構成する裏面チャート画像データD21は、裏面第1特徴点121B〜裏面第4特徴点124Bを含むものとなっている。
そこで、裏面特徴点位置特定部534は、ステップ70において、図10(a)に示したように、裏面読取画像データD2における第2角1002(用紙前端101と用紙右端104との交点)を原点とするxy直交座標系を設定した上で、これら裏面第1特徴点121B〜裏面第4特徴点124Bの各座標値を、裏面特徴点位置として特定する。ただし、第2角1002ではなく、他の第1角1001、第3角1003あるいは第4角1004のいずれかを原点としてもかまわない。なお、この例では、第2角1002を原点とした場合において、副走査方向SSがx方向となり、主走査方向FSがy方向となる。
続いて、図10(b)に示す裏面用紙長L2の演算について説明を行う。
この例において、裏面読取画像データD2は、上述したように、アライメントチャート100のチャート裏面100B側における用紙前端101および用紙後端102の情報を含むものとなっている。
そこで、裏面用紙長演算部535は、ステップ80において、図10(b)に示したように、チャート裏面100B側における用紙前端101と用紙後端102との副走査方向SSの距離を、裏面用紙長L2として求める。なお、この例においては、裏面用紙長L2が、上述した表面用紙長L1(図9(b)参照)に比べて小さく(L1>L2)なっているものとする。
次いで、図10(c)に示す裏面用紙幅W2の演算について説明を行う。
この例において、裏面読取画像データD2は、上述したように、アライメントチャート100のチャート裏面100B側における用紙左端103および用紙右端104の情報を含むものとなっている。
そこで、裏面用紙幅演算部536は、ステップ90において、図10(c)に示したように、チャート裏面100B側における用紙左端103と用紙右端104との主走査方向FSの距離を、裏面用紙幅W2として求める。なお、この例においては、裏面用紙幅W2が、上述した表面用紙幅W1(図9(c)参照)に比べて小さく(W1>W2)なっているものとする。
ここで、同じアライメントチャート100を読み取って得られた表面用紙長L1および裏面用紙長L2は、本来等しくあるべきものであるが、この例では、受光部98とCIS82との構造の違い、あるいは、受光部98による読取位置とCIS82による読取位置との違い等に起因した、副走査方向SSの倍率ずれが生じていることになる。また、同じアライメントチャート100を読み取って得られた表面用紙幅W1および裏面用紙幅W2も、本来等しくあるべきものであるが、この例では、受光部98とCIS82との構造の違い、あるいは、受光部98とCIS82との取り付け手法の違い等に起因した、主走査方向FSの倍率ずれが生じていることになる。
最後に、図10(d)に示す補正裏面特徴点位置の特定結果について説明を行う。
本実施の形態において、裏面特徴点位置の特定結果は、表面用紙長L1および裏面用紙長L2に基づいて決まる副走査倍率比S(=L1/L2)と、表面用紙幅W1および裏面用紙幅W2に基づいて決まる主走査倍率比F(=W1/W2)とによって倍率補正され、補正裏面特徴点位置が求められる。
より具体的に説明すると、本実施の形態では、裏面特徴点位置補正部539が、図10(a)に示す裏面第1特徴点121B〜裏面第4特徴点124Bの各xy座標値に関し、それぞれのx座標値については副走査倍率比Sを乗算する処理を施し、それぞれのy座標値については主走査倍率比Fを乗算する処理を施す。したがって、裏面特徴点位置補正部539から出力される補正裏面特徴点の特定結果は、図10(d)に示したように、図10(a)に示したものに対し、副走査方向SS(x方向)および主走査方向FS(y方向)のそれぞれについて、倍率補正(伸縮)を施したものとなる。
これにより、同一のアライメントチャート100を読み取って得られた表面チャート画像データD11および裏面チャート画像データD21の両者において、副走査方向SSの見かけ上の長さは表面用紙長L1に統一され、主走査方向FSの見かけ上の長さは表面用紙幅W1に統一される。その結果、図9(d)に示す表面特徴点位置の特定結果(表面第1特徴点121A〜表面第4特徴点124A)および図10(d)に示す補正裏面特徴点位置の特定結果(裏面第1特徴点121B〜裏面第4特徴点124B)は、画像読取装置20に起因する誤差(読取誤差)が相殺されたものとなる。これを逆の観点から見れば、図9(d)に示す表面特徴点位置の特定結果および図10(d)に示す補正裏面特徴点位置の特定結果は、画像形成装置10に起因する誤差(形成誤差)が残されたものとなる。
したがって、図9(d)に示す表面特徴点位置の特定結果および図10(d)に示す補正裏面特徴点位置の特定結果に基づいて、ずれ補正部54がトナー像形成部11等のアライメント調整を行う際に、画像形成装置10に起因した誤差を補正できるとともに、画像読取装置20に起因した誤差の補正(本来は不要な補正)を補正せずに済むことになる。それゆえ、画像形成装置10におけるアライメント調整の精度を高めることが可能になる。
なお、本実施の形態では、表面読取画像データD1(表面チャート画像データD11)には倍率補正を行わない一方、裏面読取画像データD2(裏面チャート画像データD21)には倍率補正を行うことにより、両者の誤差を相殺するようにしていたが、これに限られるものではなく、逆の構成としてもかまわない。ただし、この場合には、副走査倍率比SをL2/L1とし、且つ、主走査倍率比FをW2/W1とする必要がある。
また、本実施の形態では、画像読取装置20において、受光部98を用いた第1面(表面)の読取位置とCIS82を用いた第2面(裏面)の読取位置とを、搬送方向に対してずらしていたが、これに限られるものではなく、同じ部位としてもかまわない。
さらに、本実施の形態では、画像読取装置20において、縮小光学系を用いて第1面を読み取るとともに、密着光学系を用いて第2面を読み取るように構成していたが、これに限られるものではなく、両者を縮小光学系あるいは密着光学系で構成するようにしてもかまわない。ただし、第1面および第2面の両面における倍率ずれは、第1面の読取と第2面の読取とを異なる光学系にて行う場合に生じやすい。
1…複写機、10…画像形成装置、20…画像読取装置、30…操作受付装置、40…主制御部、50…画像形成制御部、51…形成画像処理部、52…調整用画像記憶部、53…調整用画像解析部、54…ずれ補正部、60…画像読取制御部、61…信号処理部、62…制御部、100…アライメントチャート

Claims (6)

  1. 記録材の第1面および第2面にそれぞれ画像を形成する画像形成手段と、
    搬送される前記記録材の前記第1面を第1読取部で読み取り、搬送される当該記録材の前記第2面を第2読取部で読み取る画像読取手段と、
    前記第1面の読取結果に基づいて前記記録材の搬送方向の長さである第1記録材長を算出し、前記第2面の読取結果に基づいて当該記録材の搬送方向の長さである第2記録材長を算出する算出手段と、
    前記第1記録材長と前記第2記録材長とに基づいて前記第2面の読取結果を補正する補正手段と、
    前記第1面の読取結果と補正された前記第2面の読取結果とに基づいて前記画像形成手段における画像形成条件を調整する調整手段と
    を含む画像形成システム。
  2. 前記算出手段は、前記第1面の読取結果に基づいて前記記録材の搬送方向と交差する方向の長さである第1記録材幅を算出するとともに、前記第2面の読取結果に基づいて当該記録材の搬送方向と交差する方向の長さである第2記録材幅を算出し、
    前記補正手段は、前記第1記録材幅と前記第2記録材幅とに基づいて前記第2面の読取結果をさらに補正すること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 前記画像読取手段において、前記第2読取部が前記第1読取部からみて前記記録材の搬送方向下流側に位置していることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成システム。
  4. 前記画像読取手段において、
    前記第1読取部は、前記記録材の前記第1面に形成された第1画像を、当該第1面の端部よりも外側に位置する第1外側画像とともに読み取り、
    前記第2読取部は、前記記録材の前記第2面に形成された第2画像を、当該第2面の端部よりも外側に位置する第2外側画像とともに読み取ること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成システム。
  5. 搬送される記録材の第1面を読み取って得た第1読取画像データに基づいて当該記録材の搬送方向の長さである第1記録材長を算出し、当該記録材の第2面を読み取って得た第2読取画像データに基づいて当該記録材の搬送方向の長さである第2記録材長を算出する算出手段と、
    前記第1記録材長と前記第2記録材長とに基づいて前記第2読取画像データの前記搬送方向の倍率を補正する補正手段と
    を含む画像処理装置。
  6. 前記算出手段は、前記第1読取画像データに基づいて前記記録材の搬送方向と交差する方向の長さである第1記録材幅をさらに算出するとともに、前記第2読取画像データに基づいて当該記録材の搬送方向と交差する方向の長さである第2記録材幅をさらに算出し、
    前記補正手段は、前記第1記録材幅と前記第2記録材幅とに基づいて前記第2読取画像データの前記搬送方向と交差する方向の倍率をさらに補正すること
    を特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
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