JP5566718B2 - 車体カバー - Google Patents

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Description

本発明は車体カバーに関する。主として自動二輪車の車体カバーに関するものである。
従来,車体カバーとして,例えば特許文献1に見られるような車体カバーが知られている。同文献図1および図7の符号を借りて説明すると,この車体カバーは,シート下のボディカバー(48)と,このボディカバー(48)の下部に配置されるサイドカバー(50)とを車体幅方向に重ね,サイドカバー(50)の側面に吸気開口部(52)を設けるとともに,ボディカバー(48)とサイドカバー(50)との間の隙間部分に,エアクリーナー(56)に空気を導く導風通路を形成している。
このような構造の場合,サイドカバー(50)の側面に開口(52)が設けられるため,サイドカバー(50)が大きくなりがちであり,また,ボディカバー(48)とサイドカバー(50)との合わせ部は開口(52)を避けて配置する必要があるため,設計の自由度が低くなる。
特開平7−329871号公報
本発明が解決しようとする課題は,サイドカバーの小型化を図ることができると同時に設計の自由度も高めることができる車体カバーを提供することである。
上記課題を解決するために本発明の車体カバーは,車両の側面に配置される上側カバーと,車両の側面において前記上側カバーの下方に配置される下側カバーとを備えた車体カバーであって,
前記上側カバーの下部に設けた第1風路構成部と前記下側カバーの上部に設けた第2風路構成部とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分の上部および下部において上側カバーと下側カバーとを当接または近接させるとともにその上部および下部の間の中間部を車幅方向に関し内外へ離間させることで前記重なり部分で導風路を形成し,かつ,この導風路の前側開口を,前記重なり部分の前縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面とで形成して、該前側開口の一部を前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面と一体に形成し、該前側開口を車体カバー外側に開口させて,該導風路を,カバー外側から内側へ空気を導く導風路としたことを特徴とする。
この発明の車体カバーによれば,上側カバーの下部に設けた第1風路構成部と前記下側カバーに設けた第2風路構成部とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分の上部および下部において上側カバーと下側カバーとを当接または近接させるとともにその上部および下部の間の中間部を車幅方向に関し内外へ離間させることで前記重なり部分で導風路を形成し,かつ,この導風路の前側開口を,前記重なり部分の前縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面とで形成し,該前側開口を車体カバー外側に開口させて,該導風路を,カバー外側から内側へ空気を導く導風路として構成したので,上側カバー,下側カバーのいずれの側面にも開口を設ける必要が無くなる。したがって,上側カバー,下側カバーのいずれについても,必要に応じて小型化を図ることができるようになる。したがってまた,上側カバーと下側カバーとの合わせ部を構成する上で,カバー側面の開口を考慮する必要もなくなるから,設計の自由度も高めることができる。
しかも,前記第1風路構成部と第2風路構成部とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分の上部および下部において上側カバーと下側カバーとを当接または近接させるとともにその上部および下部の間の中間部を車幅方向に関し内外へ離間させることで前記重なり部分で導風路を形成し,かつ,この導風路の前側開口を,前記重なり部分の前縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面とで形成し,該前側開口を車体カバー外側に開口させて,該導風路を,カバー外側から内側へ空気を導く導風路としたので,カバー外側から内側へ空気を導く導風路を簡単な構造で形成することができると同時に,開口を通してカバーの内部が見えてしまうということも極力避けられ,カバーの外観性も向上させることができる。
望ましくは,前記導風路の後側開口を,前記重なり部分の後縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において外側に位置するカバーの内側面とで形成した構成とする。
このように構成すると,前記導風路の出口部分を簡単な構造で形成することができる。
また望ましくは,前記第1風路構成部と第2風路構成部のうち,車幅方向内側に位置する方の風路構成部を車幅方向内側に凹ませて前記導風路を形成し,かつ,その凹部は,他方の風路構成部の前縁よりも前方まで延ばした構成とする。
このように構成すると,カバーの外側面に導風路が凸状には形成されないから,上側カバーと下側カバーの側面(外観面)を概ね連続した状態とすることができ,外観性をより向上させることができる。
しかも,車幅方向内側に凹ませて導風路を形成したその凹部を,他方の風路構成部の前縁よりも前方まで延ばしたことで,導風路の入口面積を大きくすることができる。
すなわち,この構成によると,外観性を向上させると同時に導風路の入口面積を大きくすることが可能となる。
また,上記課題を解決するために本発明の車体カバーは,車両の側面に配置される上側カバーと,車両の側面において前記上側カバーの下方に配置される下側カバーとを備えた車体カバーであって,
前記上側カバーの下部に設けた第1風路構成部と前記下側カバーの上部に設けた第2風路構成部とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分の上部および下部において上側カバーと下側カバーとを当接または近接させるとともにその上部および下部の間の中間部を車幅方向に関し内外へ離間させることで前記重なり部分で導風路を形成し,かつ,この導風路の後側開口を,前記重なり部分の後縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面とで形成して、該後側開口の一部を前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面と一体に形成し、該後側開口を車体カバー外側に開口させて,該導風路を,カバー内側から外側へ空気を導く導風路としたことを特徴とする。
この発明の車体カバーによれば,上側カバーの下部に設けた第1風路構成部と前記下側カバーの上部に設けた第2風路構成部とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分の上部および下部において上側カバーと下側カバーとを当接または近接させるとともにその上部および下部の間の中間部を車幅方向に関し内外へ離間させることで前記重なり部分で導風路を形成し,かつ,この導風路の後側開口を,前記重なり部分の後縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面とで形成し,該後側開口を車体カバー外側に開口させて,該導風路を,カバー内側から外側へ空気を導く導風路として構成したので,上側カバー,下側カバーのいずれの側面にも開口を設ける必要が無くなる。したがって,上側カバー,下側カバーのいずれについても,必要に応じて小型化を図ることができるようになる。したがってまた,上側カバーと下側カバーとの合わせ部を構成する上で,カバー側面の開口を考慮する必要もなくなるから,設計の自由度も高めることができる。
しかも,上側カバーの下部に設けた第1風路構成部と前記下側カバーの上部に設けた第2風路構成部とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分の上部および下部において上側カバーと下側カバーとを当接または近接させるとともにその上部および下部の間の中間部を車幅方向に関し内外へ離間させることで前記重なり部分で導風路を形成し,かつ,この導風路の後側開口を,前記重なり部分の後縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面とで形成し,該後側開口を車体カバー外側に開口させて,該導風路を,カバー内側から外側へ空気を導く導風路としたので,カバー内側から外側へ空気を導く導風路を簡単な構造で形成することができると同時に,開口を通してカバーの内部が見えてしまうということも極力避けられ,カバーの外観性も向上させることができる。
望ましくは,前記導風路の前側開口を,前記重なり部分の前縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において外側に位置するカバーの内側面とで形成した構成とする。
このように構成すると,前記導風路の入口部分を簡単な構造で形成することができる。
また望ましくは,前記第1風路構成部と第2風路構成部のうち,車幅方向内側に位置する方の風路構成部を車幅方向内側に凹ませて前記導風路を形成し,かつ,その凹部は,他方の一部の後縁よりも後方まで延ばした構成とする。
このように構成すると,カバーの外側面に導風路が凸状には形成されないから,上側カバーと下側カバーの側面(外観面)を概ね連続した状態とすることができ,外観性をより向上させることができる。
しかも,車幅方向内側に凹ませて導風路を形成したその凹部を,他方の一部の後縁よりも後方まで延ばしたことで,導風路の出口面積を大きくすることができる。
すなわち,この構成によると,外観性を向上させると同時に導風路の出口面積を大きくすることが可能となる。
望ましくは,前記第1風路構成部と第2風路構成部のうち,下側カバーの上部の風路構成部を車幅方向内側に凹ませた凹部で前記導風路を形成し,かつ,前記上側カバーと下側カバーとの接合部の少なくとも一部を,前記延ばされた凹部の上側の縁に沿うように配置した構成とする。
このように構成すると,凹部の上側縁に沿う上記接合部の少なくとも一部は,斜め上方からの視線に対して影の部分になりやすくなるため,目立たないようにすることができる。
さらに望ましくは,前記上側カバーの裏面には,前記凹部上縁接合部の上方の位置に,前後方向に延びるリブを,その内縁が前記凹部上縁接合部よりも車両内側に達するように突出させた構成とする。
このように構成すると,洗車や雨の時に,上側カバーの裏面に付着して垂れてくる水がリブにあたり,前記凹部上縁接合部から車幅方向内側に離間した位置で水が下に落ちるので,前記凹部上縁接合部から流れ出る水の量を少なくすることができる。
また望ましくは,前記車両が,運転者が着座するシートと,このシートの下方に配置された,クランクケースから後方に延びるスイングアームを一体的に有するユニットスイングエンジンと,このユニットスイングエンジンのスイングアームの上方に配置されたエアクリーナーとを備えた車両である場合には,前記上側カバーと下側カバーとで,前記シートの下方,前記ユニットスイングエンジンの少なくとも一部,および前記エアクリーナの吸入口の側方を覆うとともに,前記導風路を前記エアクリーナーの吸入口よりも前方に配置した構成とする。
このように構成すると,上記車両におけるシートの下方,ユニットスイングエンジンの少なくとも一部,およびエアクリーナの吸入口の側方を前記上側カバーと下側カバーとで覆うことができると同時に,前記導風路を用いてエアクリーナーに空気を導くことができる。
また,望ましくは,前記車両が,運転者が着座するシートと,このシートの下方に配置されたエンジンとを備えた車両である場合には,前記上側カバーと下側カバーとで,前記シートの下方および前記エンジンの少なくともシリンダブロックの側方を覆うとともに,前記導風路を前記シリンダブロックの後方に配置した構成とする。
このように構成すると,上記車両における前記シートの下方および前記エンジンの少なくともシリンダブロックの側方を前記上側カバーと下側カバーとで覆うことができると同時に,前記導風路を用いてエンジンの熱をカバーの外に排出することができる。
本発明に係る車体カバーの一実施の形態を用いた車両の一例であるスクータ型の自動二輪車の側面図。 (a)(b)はカバー外側から内側へ空気を導く導風路60を構成する基本構造の代表例の一つを示した図。 (a)(b)はカバー外側から内側へ空気を導く導風路60を構成する基本構造の代表例の一つを示した図。 カバー外側から内側へ空気を導く導風路60を構成する基本構造の代表例の一つを示した図。 (a)(b)はカバー外側から内側へ空気を導く導風路60を構成する基本構造の代表例の一つを示した図。 (a)(b)はカバー外側から内側へ空気を導く導風路60を構成する基本構造の代表例の一つを示した図。 カバー外側から内側へ空気を導く導風路60を構成する基本構造の代表例の一つを示した図。 (a)(b)はカバー内側から外側へ空気を導く導風路60’を構成する基本構造の代表例の一つを示した図。 (a)(b)はカバー内側から外側へ空気を導く導風路60’を構成する基本構造の代表例の一つを示した図。 (a)(b)はカバー内側から外側へ空気を導く導風路60’を構成する基本構造の代表例の一つを示した図。 (a)(b)はカバー内側から外側へ空気を導く導風路60’を構成する基本構造の代表例の一つを示した図。 (a)(b)はカバー内側から外側へ空気を導く導風路60’を構成する基本構造の代表例の一つを示した図。 カバー内側から外側へ空気を導く導風路60’を構成する基本構造の代表例の一つを示した図。 上側カバー40と下側カバー50との接合部32および導風路60を示す図で,(a)は左側面図,(b)は図(a)の背面図。 図14(a)におけるV−V断面図。 図14(a)におけるVI−VI断面図。 図14(a)におけるVII−VII断面図。 上側カバー40の要部を示す図で,(a)は側面図,(b)は正面図,(c)は図(a)におけるc−c断面図。 下側カバー50を示す図で,(a)は左側面図,(b)は平面図。
以下,本発明に係る車体カバーの実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は,本発明に係る車体カバーの一実施の形態を用いた車両の一例であるスクータ型の自動二輪車の側面図である。
この自動二輪車1は,車体フレーム2の後部に,ピボット軸3とリアクッションユニット4とでユニットスイングエンジン10をピボット軸3回りに揺動自在に懸架した車両である。
フレーム2のヘッドパイプ2hに操舵自在にフロントフォーク5を取り付け,このフロントフォーク5の下端に前輪6Fを回転可能に取り付けてある。
ユニットスイングエンジン10は,クランクケース11の前部に前方やや上向き方向に指向したシリンダブロック12が結合され,同シリンダブロック12の前端にシリンダヘッド13が結合され,同シリンダヘッド13の前端にシリンダヘッドカバー14が結合されている。また,クランクケース11の後部に,変速機ケースを兼ねるスイングアーム15が一体的に延びており,このスイングアーム15の後端に後輪6Rが回転可能に支持されている。スイングアーム15の上方には,エアクリーナー20が配置されている。
車体フレーム2の後部上方には,運転者が着座するシート7が設けられており,このシート7の下方左右両側(図1においては左側のみ図示)に,車体カバー30をなす上側カバー40と,下側カバー50とが設けられている。なお,シート7の前部下方はボディセンターカバー31で覆われている。
この実施の形態の特徴は,車体カバー30をなす上側カバー40と下側カバー50との接合部32において,導風路60を形成した点にある。
図2〜図7はカバー外側から内側へ空気を導く導風路60を構成する基本構造の代表例を示したもので,いずれの例も,上側カバー40の下部41に設けた第1風路構成部42と下側カバー50の上部51に設けた第2風路構成部52とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分(図において破線の斜線で示す部分)OLの上部61および下部62において上側カバー40と下側カバー50とを当接または近接させるとともにその上部61および下部62の間の中間部を車幅方向(図2(a)において紙面と直交する方向)に関し内外へ離間させることで前記重なり部分OLで導風路60を形成し,かつ,この導風路60の前側開口60fを,前記重なり部分OLの前縁部42c(または52c)と,前記上側カバー40と下側カバー50のうち前記重なり部分OLにおいて内側に位置するカバー50(または40)の外側面とで形成し,該前側開口60fを車体カバー30(40,50)の外側30b(図2(b)参照)に開口させて,該導風路60を,カバー外側30bから内側30iへ空気を導く導風路としたことを特徴としている。
このように構成すると,上側カバー40,下側カバー50のいずれの側面にも開口を設ける必要が無くなる。したがって,上側カバー40,下側カバー50のいずれについても,必要に応じて小型化を図ることができるようになる。したがってまた,上側カバー40と下側カバー50との合わせ部(接合部32)を構成する上で,カバー側面の開口を考慮する必要もなくなるから,設計の自由度も高めることができる
しかも,上側カバー40の下部41に設けた第1風路構成部42と下側カバー50の上部51に設けた第2風路構成部52とを車幅方向に離間させて重ねるように配置し,その重なり部分の上部61および下部62において上側カバー40と下側カバー50とを当接または近接させることで重なり部分で導風路60を形成し,かつ,この導風路60の前側開口60fを車体カバー30(40および50)外側30bに開口させて,該導風路60を,カバー外側30bから内側30iへ空気を導く導風路60としたので,カバー外側30bから内側30iへ空気を導く導風路60を簡単な構造で形成することができると同時に,開口を通してカバーの内部が見えてしまうということも極力避けられ,カバー30の外観性も向上させることができる。
なお,いずれの例も,導風路60の後側開口60rはカバー(40,50)の内側30iに開口している。導風路60の後側開口60rは,重なり部分OLの後縁部52d(または42d)と,上側カバー40と下側カバー50のうち重なり部分OLにおいて外側に位置するカバー40(または50)の内側面とで形成されている。
重なり部分OLの上部61および下部62における上側カバー40と下側カバー50とは当接させることが望ましいが,多少離れていても導風路として十分機能することも多いから,近接させるだけでもよい。
以下,各代表例について順次説明する。
図2(a)(b)に示す例は,上側カバー40の第1風路構成部42を車幅方向外側に配置し,下側カバー50の第2風路構成部52を車幅方向内側に配置し,車幅方向内側に位置する方の第2風路構成部52を車幅方向内側に凹ませてその凹部53で導風路60を形成したものである。
このように構成すると,カバー30の外側面に導風路60が凸状には形成されない(車体カバー30の外側面に導風路60が凸状となって現れない)から,上側カバー40と下側カバー50の側面(外観面)を概ね連続した状態とすることができ,外観性を向上させることができる。
図3(a)(b)に示す例は,上のようにして形成した凹部53を,第1風路構成部42の前縁42cよりも前方まで延ばしたものである。このように構成すると,導風路60の入口面積A1を大きくすることができる。
すなわち,この構成によると,外観性を向上させると同時に導風路60の入口面積A1を大きくすることが可能となる。
図4に示す例は,図3(a)(b)に示した例を変形させたもので,上下方向に関し,前側の接合部32fに対して導風路60を上下に振り分けて配置したものである。このように構成すると,外観性を向上させることが可能になる。
図5(a)(b)に示す例は,図2(a)(b)に示した例の重ね合わせ部における内外関係を逆にしたものである。すなわち,図5(a)(b)に示す例は,上側カバー40の第1風路構成部42を車幅方向内側に配置し,下側カバー50の第2風路構成部52を車幅方向外側に配置し,車幅方向内側に位置する方の第1風路構成部42を車幅方向内側に凹ませてその凹部43で導風路60を形成したものである。
このように構成しても,図2(a)(b)に示した例と同様な効果が得られる。
図6(a)(b)に示す例は,図3(a)(b)に示した例の重ね合わせ部における内外関係を逆にしたものである。すなわち,図6(a)(b)に示す例は,上のようにして形成した凹部43を,第2風路構成部52の前縁52cよりも前方まで延ばしたものである。このように構成しても,図3(a)(b)に示した例と同様な効果が得られる。
図7に示す例は,図4に示した例の重ね合わせ部における内外関係を逆にしたものである。すなわち,図7に示す例は,図6(a)(b)に示した例を変形させたもので,上下方向に関し,前側の接合部32fに対して導風路60を上下に振り分けて配置したものである。このように構成しても,図4に示した例と同様な効果が得られる。
図8〜図13はカバー内側から外側へ空気を導く導風路60’を構成する基本構造の代表例を示したもので,いずれの例も,上側カバー40の下部41に設けた第1風路構成部42と下側カバー50の上部51に設けた第2風路構成部52とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分OLの上部61および下部62において上側カバー40と下側カバー50とを当接または近接させるとともにその上部および下部の間の中間部を車幅方向(図8(a)において紙面と直交する方向)に関し内外へ離間させることで前記重なり部分OLで導風路60’を形成し,かつ,この導風路60’の後側開口60rを,前記重なり部分OLの後縁部42d(または52d)と,前記上側カバー40と下側カバー50のうち前記重なり部分OLにおいて内側に位置するカバー40(または50)の外側面とで形成し,該後側開口60rを車体カバー外側30bに開口させて,該導風路60’を,カバー内側30iから外側30bへ空気を導く導風路としたことを特徴としている。
このように構成すると,上側カバー40,下側カバー50のいずれの側面にも開口を設ける必要が無くなる。したがって,上側カバー40,下側カバー50のいずれについても,必要に応じて小型化を図ることができるようになる。したがってまた,上側カバー40と下側カバー50との合わせ部(接合部32)を構成する上で,カバー側面の開口を考慮する必要もなくなるから,設計の自由度も高めることができる
しかも,上側カバー40の下部41に設けた第1風路構成部42と下側カバー50の上部51に設けた第2風路構成部52とを車幅方向に離間させて重ねるように配置し,その重なり部分の上部61および下部62において上側カバー40と下側カバー50とを当接または近接させることで重なり部分で導風路60’を形成し,かつ,この導風路60’の後側開口60rを車体カバー30(40および50)外側30bに開口させて,該導風路60’を,カバー内側30iから外側30bへ空気を導く導風路60’としたので,カバー内側30iから外側30bへ空気を導く導風路60’を簡単な構造で形成することができると同時に,開口を通してカバーの内部が見えてしまうということも極力避けられ,カバー30の外観性も向上させることができる。
なお,いずれの例も,導風路60’の前側開口60fはカバー(40,50)の内側30iに開口している。導風路60’の前側開口60fは,重なり部分OLの前縁部52c(または42c)と,上側カバー40と下側カバー50のうち重なり部分OLにおいて外側に位置するカバー40(または50)の内側面とで形成されている。
以下,各代表例について順次説明する。
図8(a)(b)に示す例は,上側カバー40の第1風路構成部42を車幅方向外側に配置し,下側カバー50の第2風路構成部52を車幅方向内側に配置し,車幅方向内側に位置する方の第2風路構成部52を車幅方向内側に凹ませてその凹部53で導風路60’を形成したものである。
このように構成すると,カバー30の外側面に導風路60’が凸状には形成されない(車体カバー30の外側面に導風路60’が凸状となって現れない)から,上側カバー40と下側カバー50の側面(外観面)を概ね連続した状態とすることができ,外観性を向上させることができる。
図9(a)(b)に示す例は,上のようにして形成した凹部53を,第1風路構成部42の後縁42dよりも後方まで延ばしたものである。このように構成すると,導風路60’の出口面積A2を大きくすることができる。
すなわち,この構成によると,外観性を向上させると同時に導風路60’の出口面積A2を大きくすることが可能となる。
図10に示す例は,図9(a)(b)に示した例を変形させたもので,上下方向に関し,後側の接合部32rに対して導風路60’を上下に振り分けて配置したものである。このように構成すると,外観性を向上させることが可能になる。
図11(a)(b)に示す例は,図8(a)(b)に示した例の重ね合わせ部における内外関係を逆にしたものである。すなわち,図11(a)(b)に示す例は,上側カバー40の第1風路構成部42を車幅方向内側に配置し,下側カバー50の第2風路構成部52を車幅方向外側に配置し,車幅方向内側に位置する方の第1風路構成部42を車幅方向内側に凹ませてその凹部43で導風路60’を形成したものである。
このように構成しても,図8(a)(b)に示した例と同様な効果が得られる。
図12(a)(b)に示す例は,図9(a)(b)に示した例の重ね合わせ部における内外関係を逆にしたものである。すなわち,図12(a)(b)に示す例は,上のようにして形成した凹部43を,第2風路構成部52の後縁52dよりも後方まで延ばしたものである。このように構成しても,図9(a)(b)に示した例と同様な効果が得られる。
図13に示す例は,図10に示した例の重ね合わせ部における内外関係を逆にしたものである。すなわち,図13に示す例は,図12(a)(b)に示した例を変形させたもので,上下方向に関し,後側の接合部32rに対して導風路60’を上下に振り分けて配置したものである。このように構成しても,図10に示した例と同様な効果が得られる。
以上,カバー外側から内側へ空気を導く導風路60を構成する基本構造の代表例と,カバー内側から外側へ空気を導く導風路60’を構成する基本構造の代表例について説明したが,図1に示した実施の形態においては,図4に示した基本構造が採用されているので,以下その具体構造について説明する。
図14は上側カバー40と下側カバー50との接合部32および導風路60を示す図で,(a)は左側面図,(b)は図(a)の背面図である。図15は図14(a)におけるV−V断面図,図16は同じくVI−VI断面図,図17は同じくVII−VII断面図である。図18は上側カバー40の要部を示す図で,(a)は左側面図,(b)は正面図,(c)は図(a)におけるc−c断面図である。図19は下側カバー50を示す図で,(a)は左側面図,(b)は平面図である。これらの図において,図4に示した例における部分と同一部分ないし相当する部分には,同一の符号を付してある。
これらの図,主として図18に示すように,上側カバー40は,その下部41に第1風路構成部42を有している。第1風路構成部42は,湾曲状のスリット44と,このスリット44に連なるようにして上側カバー40の側面に形成された凹溝45とで区画されている。第1風路構成部42は前側の接合部32fの上下に亘って構成されている。第1風路構成部42の下部には,エアクリーナー20のケース21にエアクリーナーのカバー21cを固定するためのボルト22(図17参照)を回す工具を挿通するための貫通穴42hが設けられている。
上側カバー40における下部41の前後には,下側カバー50との結合部46f,46rが設けられている。前側の結合部46fの後方には,係合爪47が設けられている。
主として図19に示すように,下側カバー50は,その上部51に第2風路構成部52を有している。第2風路構成部52は,前部が湾曲し,車幅方向内側(図19(b)において上方)に凹んだ凹状(凹部を符号53で示す)に形成されている。第2風路構成部52は前側の接合部32fの上下に亘って構成されている。第2風路構成部52の後方には,上側カバー40の第1風路構成部42と下側カバー50の第2風路構成部52とで構成される導風路60によりカバー内に取り入れられる空気A(図17参照)をエアクリーナー20の吸入口23に導くための導風板54が一体的に設けられている。
下側カバー50における上部51の前後には,上側カバー40の結合部46f,46rとそれぞれ合致する結合部56f,56rが設けられている。前側の結合部56fの後方には,前記係合爪47と係合可能な係合穴57が設けられている。
上側カバー40と下側カバー50は,互いの風路構成部42と52とを車幅方向に重ねるようにし,かつ風路構成部42,52の前後において接合部32f,32r(図14参照)を形成するようにして上側カバー40の係合爪47と下側カバー50の係合穴57とを係合させ,上側カバー40の結合部46f,46rと下側カバー50の結合部56f,56rとをそれぞれ合致させて,これら結合部46fと56f,46rと56rをそれぞれ図示しないボルトで締結することによって結合される。
結合された状態では,主として図17に示すように,第1風路構成部42と第2風路構成部52とによって導風路60が形成され,前側開口60fが車体カバー30(40および50)外側30bに開口し,後側開口60rがカバー(40,50)の内側30iに開口する。導風路60によりカバーの外側30bから内側30iへと導かれる空気Aは,さらに導風板54によってエアクリーナー20の吸入口23へと導かれる。また,カバーの外側30bから内側30iへと導かれる空気Aは,導風板54の上流部において分岐し,その分岐した空気流Bは導風板54の外側に沿って流れてエアクリーナー20の吸気口23へと導かれる。このように導風板54の内外に沿って空気流A,Bがエアクリーナー20の吸気口23へと導かれるので,空気が滑らかに吸気口23へと導かれることとなる。
図1にも示すように,上側カバー40と下側カバー50とが結合された状態では,上側カバー40と下側カバー50とで,シート7の下方,ユニットスイングエンジン10の少なくとも一部(図示のものはシリンダブロック12から前方部分),およびエアクリーナ20の吸入口23の側方が覆われるとともに,導風路60がエアクリーナー20の吸入口23よりも前方に配置された状態となる。
また,導風路60を例えば図3に示したようなカバー内側から外側へ空気を導く導風路60’として構成した場合には,図1に示される位置関係からも分かるように,その導風路60’はシリンダブロック12の後方に配置された状態となるから,導風路60’を用いてエンジンの熱をカバーの外に排出することができることとなる。
この実施の形態では,図14,図15に示されるように,下側カバー50の第2風路構成部52を車幅方向内側に凹ませた凹部53で導風路60を形成しており,かつ,上側カバー40と下側カバー50との接合部の少なくとも一部(この実施の形態では前後方向における中央部分)32cを,前方に延ばされた凹部53の上側の縁53uに沿うように配置してある。
このように構成すると,凹部53の上側縁53uに沿う上記接合部32cは,例えば図15に示す斜め上方からの視線Eに対して影の部分になりやすくなるため,目立たないようにすることができる。
凹部53の上側縁53uに沿う接合部32cは,図15に示すように,カバー内側から外側に向かって下がるような単純な合わせ面とするのが構成しやすいため,この実施の形態では,そのように構成してある。
しかし,上記接合部32cを,カバー内側から外側に向かって下がるような単純な合わせ面で構成した場合,仮に何らの方策も講じないとしたならば,洗車や雨の時に,上側カバー40の内面に付着して垂れてくる水が上記接合部32の合わせ面を通ってカバー外へと流れ出やすくなるおそれがある。
そこで,この実施の形態では,図14(b)および図15に示すように,上側カバー40の裏面において,凹部上縁接合部32cの上方の位置に,前後方向に延びるリブ48を,その内縁48c(図15)が凹部上縁接合部32cよりも車両内側に達するように,言いかえれば,内縁48cがカバー内側面から離れた位置まで達するように,突出させて設けてある。
このように構成すると,洗車や雨の時に,上側カバーの裏面に付着して垂れてくる水がリブ48にあたり,前記凹部上縁接合部32cから車幅方向内側に離間した位置で下に落ちるので,凹部上縁接合部32cから流れ出る水の量を少なくすることができる。
図18(a)にも示されているように,リブ48は側面視で谷形状(V形状)をなしている。一方,この谷形状をなすリブ48における最下部48bの下方に位置する接合部32fは傾斜しており,その傾斜方向において,リブ48における最下部48bは,前述した上側カバー40の係合爪47と下側カバー50の係合穴57との係合部よりも上方(上流側)に位置している。別言すれば接合部32fの傾斜方向に関し,係合爪47と係合穴57との係合部はリブ48における最下部48bよりも下流に位置している。
このため,リブ48の最下部48bから下に落ちる水の一部が,リブ48の下面やカバーの裏面をつたって上記接合部32fに到達したとしても,その水は傾斜している接合部32fに沿って下流側(図14(b)および図16において右側)に流れて上記係合爪47と係合穴57との係合部に達した時点で,係合穴57を通って下側カバー50の内側面に落ちやすくなる。結果として,前記接合部32fから表面側に水が出てくるということを抑制しやすくなる。
また,この実施の形態では,図16に示すように,リブ48の内縁48cを,上記係合爪47と係合穴57との係合部よりも車両内側に達するように突出させているので,該係合部自体にも水が落ちにくくなる。したがって,該係合部からから流れ出る水の量も抑制することができる。
以上,本発明の実施の形態について説明したが,本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく,本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
1 車両
10 ユニットスイングエンジン
11 クランクケース
12 シリンダブロック
15 スイングアーム
20 エアクリーナー
23 吸入口
30 車体カバー
32c 凹部上縁接合部
40 上側カバー
42 第1風路構成部
42c 前縁
48 リブ
50 下側カバー
52 第2風路構成部
60,60’ 導風路
60f 前側開口
60r 後側開口

Claims (10)

  1. 車両の側面に配置される上側カバーと,車両の側面において前記上側カバーの下方に配置される下側カバーとを備えた車体カバーであって,
    前記上側カバーの下部に設けた第1風路構成部と前記下側カバーの上部に設けた第2風路構成部とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分の上部および下部において上側カバーと下側カバーとを当接または近接させるとともにその上部および下部の間の中間部を車幅方向に関し内外へ離間させることで前記重なり部分で導風路を形成し,かつ,この導風路の前側開口を,前記重なり部分の前縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面とで形成して、該前側開口の一部を前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面と一体に形成し、該前側開口を車体カバー外側に開口させて,該導風路を,カバー外側から内側へ空気を導く導風路としたことを特徴とする車体カバー。
  2. 前記導風路の後側開口を,前記重なり部分の後縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において外側に位置するカバーの内側面とで形成したことを特徴とする請求項1記載の車体カバー。
  3. 前記第1風路構成部と第2風路構成部のうち,車幅方向内側に位置する方の風路構成部を車幅方向内側に凹ませて前記導風路を形成し,かつ,その凹部は,他方の風路構成部の前縁よりも前方まで延ばしたことを特徴とする請求項1または2記載の車体カバー。
  4. 車両の側面に配置される上側カバーと,車両の側面において前記上側カバーの下方に配置される下側カバーとを備えた車体カバーであって,
    前記上側カバーの下部に設けた第1風路構成部と前記下側カバーの上部に設けた第2風路構成部とを側面視にて重ねるように配置し,その重なり部分の上部および下部において上側カバーと下側カバーとを当接または近接させるとともにその上部および下部の間の中間部を車幅方向に関し内外へ離間させることで前記重なり部分で導風路を形成し,かつ,この導風路の後側開口を,前記重なり部分の後縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面とで形成して、該後側開口の一部を前記重なり部分において内側に位置するカバーの外側面と一体に形成し、該後側開口を車体カバー外側に開口させて,該導風路を,カバー内側から外側へ空気を導く導風路としたことを特徴とする車体カバー。
  5. 前記導風路の前側開口を,前記重なり部分の前縁部と,前記上側カバーと下側カバーのうち前記重なり部分において外側に位置するカバーの内側面とで形成したことを特徴とする請求項4記載の車体カバー。
  6. 前記第1風路構成部と第2風路構成部のうち,車幅方向内側に位置する方の風路構成部を車幅方向内側に凹ませて前記導風路を形成し,かつ,その凹部は,他方の風路構成部の後縁よりも後方まで延ばしたことを特徴とする請求項4または5記載の車体カバー。
  7. 前記第1風路構成部と第2風路構成部のうち,第2風路構成部を車幅方向内側に凹ませた凹部で前記導風路を形成し,かつ,前記上側カバーと下側カバーとの接合部の少なくとも一部を,前記延ばされた凹部の上側の縁に沿うように配置したことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の車体カバー。
  8. 前記上側カバーの裏面には,前記凹部上縁接合部の上方の位置に,前後方向に延びるリブを,その内縁が前記凹部上縁接合部よりも車両内側に達するように突出させたことを特徴とする請求項7記載の車体カバー。
  9. 前記車両は,運転者が着座するシートと,このシートの下方に配置された,クランクケースから後方に延びるスイングアームを一体的に有するユニットスイングエンジンと,このユニットスイングエンジンのスイングアームの上方に配置されたエアクリーナーとを備えた車両であり,
    前記上側カバーと下側カバーとで,前記シートの下方,前記ユニットスイングエンジンの少なくとも一部,および前記エアクリーナの吸入口の側方を覆うとともに,前記導風路を前記エアクリーナーの吸入口よりも前方に配置したことを特徴とする請求項1,2,3,7,8のうちいずれか一項に記載の車体カバー。
  10. 前記車両は,運転者が着座するシートと,このシートの下方に配置されたエンジンとを備えた車両であり,
    前記上側カバーと下側カバーとで,前記シートの下方および前記エンジンの少なくともシリンダブロックの側方を覆うとともに,前記導風路を前記シリンダブロックの後方に配置したことを特徴とする請求項4〜8のうちいずれか一項に記載の車体カバー。
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