JP5547559B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体スイッチング素子による電力変換装置に関する。
半導体スイッチング素子を備えたインバータ回路により電力変換を行い、その電力を負荷に供給する装置において、過電流保護回路や過電圧保護回路などの保護回路を複数備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−88093号公報
ところで、上述した特許文献1に記載の装置では、各保護回路による保護動作は互いに独立している。そのため、例えば、装置保護の観点から、ある保護動作を優先的に行いたい場合であっても、他の保護動作が開始されてしまうという不都合が生じるおそれがあった。
請求項1の発明に係る電力変換装置は、上アームを構成する複数のスイッチング素子および下アームを構成する複数のスイッチング素子をスイッチング動作させ、直流電源から供給される直流電流を交流電流に変換するインバータと、上アームの複数のスイッチング素子および下アームの複数のスイッチング素子を駆動制御するための駆動制御信号を出力する制御部と、制御部から出力される駆動制御信号に基づいて複数のスイッチング素子をそれぞれ駆動する駆動部と、を備え、制御部は、信号生成部と、信号生成部と駆動部との間の制御信号ライン上に設けられた第1保護回路と、制御信号ライン上において第1保護回路よりも下流側に設けられた第2保護回路とを有し、第1の異常信号が入力されると第1トリガ信号を第1保護回路へ入力し、第2の異常信号が入力されると第1トリガ信号を第1保護回路へ入力するとともに第2トリガ信号を第2保護回路へ入力し、信号生成部は、上アームの複数のスイッチング素子および下アームの複数のスイッチング素子のそれぞれをPWM制御するPWM信号を生成し、第1保護回路は、信号生成部で生成されたPWM信号が入力され、第1トリガ信号の入力がないときは入力されたPWM信号をそのまま駆動制御信号として出力し、第1トリガ信号の入力があるときは上アームおよび下アームの各スイッチング素子を遮断状態にさせる信号を駆動制御信号として出力し、第2保護回路は、第1保護回路から出力された駆動制御信号の内、上アームおよび下アームのいずれか一方のアームに関する駆動制御信号が入力され、第2トリガ信号の入力がないときは第1保護回路から入力された駆動制御信号をそのまま出力し、第2トリガ信号の入力があるときは、スイッチング素子を導通状態にさせる信号を駆動制御信号として出力する、ことを特徴とする。
本発明によれば、複数の保護回路の間に優先度が設けられ、より効果的な保護制御が可能となる。
ハイブリッド自動車用モータ駆動装置の回路図を示す図である。 モータ駆動制御部105のロジック回路を示す図である。 3相ショート動作を説明する図である。 3相ショート駆動信号制御ロジック204の詳細回路を示す図である。 過電圧検知時の動作を説明する図である。 過電圧検知部106の一例を示す図である。 論理表を示す図である。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1はハイブリッド自動車用モータ駆動装置の回路図を示す。図1において、101は直流電源、102は平滑コンデンサ、103はインバータ部、104はモータ、105はモータ駆動制御部、106は過電圧検知部、107は過電流検知部、108はインバータ異常検知部、109はゲート駆動部である。平滑コンデンサ102は、直流電源101と並列に接続される。直流電源101にはコンタクタ101aが設けられている。
インバータ部103は、半導体スイッチング素子3a〜3fを3相フルブリッジ接続することで構成される。本実施形態のスイッチング素子3a〜3fにはIGBTと還流用ダイオードが搭載されたものを用いる。過電圧検知部106は、直流電源101の正極側ラインと負極側ラインとの間の電圧を測定し、過電圧を検知するとモータ駆動制御部105に過電圧検知信号OVを出力する。過電流検知部107はモータ104の各線電流を測定し、過電流を検知すると過電流検知信号OCをモータ駆動制御部105に出力する。
インバータ異常検知部108は、モータ104や半導体スイッチング素子、インバータ部103の異常を検知すると、モータ駆動制御部105にゲートフォルト信号を出力する。異常と判断するのは、例えば、半導体スイッチング素子3a〜3fに用いられているIGBTの短絡電流検知時やIGBTのゲート駆動電源電圧が閾値より低下したときである。
IGBTの短絡電流検知は、例えば、カレントミラーIGBTを用いる方法や、IGBTのコレクタ−エミッタ間の電圧を監視する方法がある。IGBTの短絡電流検知閾値は、例えば、過電流検知部107の閾値の2倍以上の電流が数μs流れた時動作するように設定する。ゲート駆動電源電圧の低下は、コレクタ−エミッタ間の電圧上昇を招きチップの発熱が増大する。よって、検知閾値はチップ温度が熱定格を超えないような値に設定する。インバータ部103の異常が検知されてゲートフォルト信号が出力されたときの動作については、後述する。
ゲート駆動部109は、モータ駆動制御部105からのスイッチング制御信号に応じたゲート駆動信号をインバータ部103に設けられた半導体スイッチング素子3a〜3fに出力する。通常駆動時には、モータ駆動制御部105からPWM(Pulse Width Modulation)制御信号がインバータ部103に入力され、そのPWM制御信号に基づいてインバータ部103に設けられた半導体スイッチング素子3a〜3fをスイッチングすることにより、直流電源101からインバータ部103に入力された直流電圧は任意の3相交流に変換される。
図2は、モータ駆動制御部105のロジック回路を示す。本実施形態では、モータ駆動制御部105よりも上位のコントローラに設けられたメインマイコン(不図示)と、モータ駆動制御部105に設けられたモータ制御マイコン206とがある。モータ駆動制御部105は、通常、モータ制御マイコン206によって制御される。モータ制御マイコン206は、モータに任意のトルクや回転数を与えるために、インバータ部103の半導体スイッチング素子の適切なスイッチング時間を演算し、PWM制御を行う。その結果、モータ104の各相には交流電圧及び電流が印加され、駆動制御される。
モータ制御マイコン206の異常はモータ104の異常動作やIGBTの破壊を招く可能性があるため、メインマイコンは、モータ制御マイコン206の異常を検知した際にメインマイコンから3相オープンもしくは3相ショートの信号を送り車両の安全を確保する。例えば、メインマイコンとモータ制御マイコン206間でSPI(Serial Peripheral Interface)通信を行い、メインマイコンからモータ制御マイコン206への演算指令に対する回答(例えば、「1+1」という演算指令に対する回答)の整合性を確認することで、モータ制御マイコン206の異常を検知する。
モータ制御マイコン206とゲート駆動部109との間のスイッチング制御信号のライン上には、保護回路として機能するバッファ201,202a,202b,203が設けられている。バッファ201,203は、上下アームを構成する半導体スイッチング素子3a〜3fのスイッチング制御信号ライン上の全てに設けられている。バッファ202aは、上アームを構成する半導体スイッチング素子3a,3b,3cのスイッチング制御信号ライン上に設けられている。バッファ202bは、下アームを構成する半導体スイッチング素子3d,3e,3fのスイッチング制御信号ライン上に設けられている。
モータ制御マイコン206から出力された各半導体スイッチング素子3a〜3fに関するスイッチング制御信号は、これらのバッファ201,202a,202b,203を介してゲート駆動部109に入力される。バッファ201,202a,202b,203は3ステートバッファであって、3相オープン信号や3相ショート信号等がバッファの状態を変更する制御信号(以下では、トリガ信号と称する)として入力される。
トリガ信号が入力されない場合には、バッファ201,202a,202b,203は導通状態であって、各バッファ201,202a,202b,203に入力された信号をそのまま出力する。一方、トリガ信号が入力されると、各バッファ201,202a,202b,203は遮断状態(ハイインピーダンス状態)となる。バッファ201が遮断状態となると、バッファ201の出力側(すなわち、バッファ202a,202bの入力側)はhigh状態にプルアップされる。バッファ202a,202bが遮断状態となると、バッファ202a,202bの出力側(すなわち、バッファ203の入力側)はLow状態にプルダウンされる。バッファ203が遮断状態となると、バッファ203の出力側(すなわち、ゲート駆動部109の入力側)はハイインピーダンス状態となり、ゲート駆動部109内のフォトカプラは非導通となるためスイッチング素子3a〜3fはOFFとなる。(バッファ203の出力がHigh信号のときもフォトカプラは非導通となるためスイッチング素子3a〜3fはOFFとなる。)
ゲート駆動回路109はLow信号が入力されると半導体スイッチング素子をON(導通状態)し、逆に、High信号が入力されると半導体スイッチング素子をOFF(遮断状態)する。本実施形態では、異常時の保護動作として、バッファ201,202a,202b,203の内の特定のバッファ出力を遮断することによって、半導体スイッチング素子3a〜3fを全てOFFにする3相オープン動作や、上アーム3a〜3cまたは下アーム(3d〜3f)のみをONにして他をOFFする3相ショート(上アーム3相ショート、下アーム3相ショート)動作を行う。
(3相オープン動作)
3相オープン動作は、基本的にはメインマイコンからの3相オープン信号によって実行される。なお、メインマイコンからの3相オープン信号以外の信号によって行う例については後述する。メインマイコンからの3相オープン信号がモータ駆動制御部105に入力されると、モータ駆動制御部105は、3相オープン信号をタイマ回路205を介してバッファ201に入力する。
3相オープン信号がトリガ信号としてバッファ201に入力されると、上述したようにバッファ201は遮断状態とされ、バッファ201の出力側はHigh状態となる。一方、バッファ202a,202b,203にはトリガ信号が入力されないので、いずれも導通状態となっており、入力された信号はhigh,Low状態を変えることなくそのまま出力される。すなわち、3相オープン動作時には、上下アームの全ての半導体スイッチング素子3a〜3fの全てに関して、high信号がゲート駆動部109に入力される。その結果、半導体スイッチング素子3a〜3fの全てが遮断状態とされる。なお、ゲート駆動部109にhigh信号が入力されると半導体スイッチング素子はOFF(遮断状態)とされ、Low信号が入力されると半導体スイッチング素子はON(導通状態)とされる。
メインマイコンからの3相オープン信号の入力がなくなると、タイマ回路205により設定された時間だけバッファ201への3相オープン信号の入力が保持された後に、バッファ201への3相オープン信号の入力がなくなる。バッファ201への3相オープン信号の入力がなくなると、バッファ201は導通状態となり、通常のPWM制御に復帰する。
(3相ショート動作)
図3は3相ショート動作を説明する図である。上述したように、3相ショート動作には上アームの3相をショートする場合と、下アームの3相をショートする場合とがある。図3には、下アーム3相ショートの場合のタイミングチャートを示した。なお、上アーム3相ショートの場合のタイミングチャートも、図3に示す下アーム3相ショートの場合と同様である。メインマイコンからの3相ショート信号(下アーム3相ショート)は、バッファ201と3相ショート駆動信号制御ロジック204に入力される。3相ショート信号がバッファ201に入力されると、バッファ201の出力は遮断される。その結果、バッファ201の後段に設けられているバッファ202a,バッファ202bの入力側はHigh状態にプルアップされる。
上述したように、ゲート駆動部109に対してLow信号が入力されると半導体スイッチング素子がONされ、High信号が入力されると半導体スイッチング素子がOFFされるので、3相ショート信号がバッファ201に入力されると、上述したようにバッファ202a,バッファ202bの入力側(バッファ201の出力側)はHigh状態となる。そして、High信号はバッファ203を通過してそのままゲート駆動部109に入力されるため、半導体スイッチング素子3a〜3fがOFFされる。
また、3相ショート信号が3相ショート駆動信号制御ロジック204に入力されると、3相ショート駆動信号制御ロジック204は遅延を作成し、バッファ201の出力遮断より所定遅延時間Δt1だけ遅れて上アーム3相ショート信号(上アーム3相ショート動作の場合)もしくは下アーム3相ショート信号(下アーム3相ショート動作の場合)を出力する。その結果、バッファ202aもしくはバッファ202bの出力が遮断される。図3は下アーム3相ショートの場合を示しているので、バッファ201の出力遮断より所定遅延時間Δt1だけ遅れてバッファ202bの出力が遮断される。
バッファ202bの出力が遮断されると、バッファ202bの出力側はLow状態にプルダウンされる。その結果、下アームの半導体スイッチング素子3d〜3fに関してはLow信号がゲート駆動部109に入力され、半導体スイッチング素子3d〜3fがONされることになる。このように、本実施の形態では、3相ショート動作においては、最初に全ての半導体スイッチング素子3a〜3fをOFFにする3相オープン動作を行い、その後に半導体スイッチング素子3a〜3cもしくは半導体スイッチング素子3d〜3fをONするようにしている。
3相ショート信号がなくなると、バッファ202b(上アーム3相ショート動作の場合にはバッファ202a)は即座に動通状態に戻る。このとき、バッファ201の出力側はHighになっているので半導体スイッチング素子3d〜3fがOFFされ、3相オープン状態に切り替わる。そして、タイマ回路205により設定される時間Δt2だけバッファ201の出力遮断が保持された後に、バッファ201は導通状態に戻り、通常のPWM制御に復帰する。すなわち、3相ショート信号がなくなった後は、3相オープンの状態にしてから通常のPWM制御に復帰する。
上述のように、本実施の形態では、3相ショート動作の制御を行う際には、実際に半導体スイッチング素子が3相ショートとされる期間の前後に、3相オープンとする期間を設けている。すなわち、デッドタイムを生成していることになる。そのため、3相ショート制御の際に、上下アーム半導体スイッチング素子の上下短絡の発生を防止することができ、安全性の高い構成となっている。例えば、インバータ部103が保証するデッドタイム値が5μsであるならば、この3相ショート期間の前後の3相オープン期間(Δt1,Δt2)は最低でも5μs以上を確保することで、上下短絡の発生を確実に防止することができる。
また、これら一連の保護ロジックやタイマ回路205、3相ショート駆動信号制御ロジック204をハードで構成することにより、マイコンとソフトを用いた構成に比べてコスト低減を図れる。さらに、マイコン異常時やソフトバグが起きたときでも十分なデッドタイムを確保しながら保護動作を行うことができ、安全性の向上に繋がる。
図4は、3相ショート駆動信号制御ロジック204の詳細回路を示す図である。上述したデッドタイムΔt1は、図4の回路602および回路603により生成される。回路602,603に設けられた抵抗やキャパシタの設計定数を調整することにより、デッドタイムΔt1の長さを調整することができる。
上述したように、メインマイコンによる制御信号には、バッファ202aの出力を遮断する上アーム3相ショート信号と、バッファ202bの出力を遮断する下アーム3相ショート信号がある。しかし、この二つの信号が同時に出力された場合、上下短絡を引き起こすことが考えられる。そこで、モータ駆動制御部105では、図4に示すような3相ショート駆動信号制御ロジック204を用いることにより、上アーム3相ショート信号と下アーム3相ショート信号との間に優先度を設定し、上下短絡に至らないようにしている。
図4において、メインマイコンから上アーム3相ショート信号と下アーム3相ショート信号とが同時に入力された場合を考える。メインマイコンから下アーム3相ショート信号が出力されると、バッファ601の出力が遮断される。そのため、上アーム3相ショート信号は出力されず、上下短絡が防止される。なお、この上下アームの優先度は信号入力を入れ替えることで選択可能である。さらに、過電圧検知信号OVも3相ショート駆動信号制御ロジック204に入力することで、メインマイコンによる3相ショート信号と過電圧検知信号OVが同時に発生したときの上下短絡防止が可能となる。
(過電流検知時の動作)
ところで、モータ104の相ショートや地絡、マイコンの暴走等が発生すると大きな線電流が流れてしまう。過大な線電流はモータ104やケーブルの焼損、半導体スイッチング素子3d〜3fの破壊を招くため、過電流を検知し保護を行う必要がある。本実施の形態では過電流検知部107を設け、過電流検知部107が過電流を検知すると、過電流検知部107から過電流検知信号(OC信号)がモータ駆動制御部105に入力される。モータ駆動制御部105は、その過電流検知信号をタイマ回路205を介してバッファ201に入力する。その結果、過電流検知時の保護動作として3相オープン動作が実行されることになる。3相オープンでは半導体スイッチング素子3d〜3fが全てOFFにされるため、モータ104の各線電流を抑制することができる。
なお、本実施の形態では、図1,2に示すように過電流検知信号OCをモータ駆動制御部105に入力して3相オープン動作させる構成としているが、過電流検知信号OCをメインマイコンに入力し、メインマイコンからの3相オープン信号により3相オープン動作させるようにしても良い。
(過電圧検知時の動作)
回生動作では、直流電源101を充電するために、直流電源ラインの電圧が直流電源101の電圧より高くなるようにインバータ部103を制御する。このとき、直流電源101のコンタクタ101aがOFFになる等、直流電源ラインに異常が発生すると平滑コンデンサ102が急速充電され、直流電源ラインの電圧が上昇することになる。
また、モータ104が高速回転している場合、モータ104の誘起電圧が大きくなり、それが直流電源電圧を越えるとモータ104から直流電源101側へ電流が流れる。さらに、直流電源101のコンタクタ101aがOFFになる等、直流電源ラインに異常が発生すると平滑コンデンサ102が急速充電され、直流電源ラインの電圧が上昇する。
このように直流電源ラインの電圧が上昇し、半導体スイッチング素子3d〜3fの耐圧を一瞬でも越えてしまうと半導体スイッチング素子3d〜3fは破壊される。そのため、直流電源ラインの電圧を測定し、半導体スイッチング素子3d〜3fを破壊する電圧が印加される前に、直流電源ラインの電圧を下げる必要がある。
そこで、本実施形態では、図5に示すように、半導体スイッチング素子3d〜3fの耐圧と保護動作を行うまでの遅延時間とを考慮した閾値を過電圧検知部106に設け、直流電源ラインの過電圧を検知したならば3相ショートを行うようにした。3相ショートにより、電流はモータ104と半導体スイッチング素子3d〜3fとの間で還流することになり、直流電源ラインの電圧上昇を抑えることができる。このときの3相ショート時間は、モータ運転状況によって大きく左右される。
以下、過電圧検知閾値について、図5を参照して詳しく説明する。半導体スイッチング素子3d〜3f(IGBT)に印加される電圧は直流電源ラインの電圧にスイッチングサージを足し合わせたものになり、この足し合わせた電圧がIGBTの耐圧を越えないように保護を行う必要がある。ここでは、保護動作へ移行するために検知すべき直流電圧(すなわち、過電圧検知閾値)を第一過電圧、IGBTの耐圧からスイッチングサージ電圧を差し引いた直流電圧を第二過電圧と定義する。
第一過電圧はIGBTの使用動作範囲と第二過電圧の間に存在し、使用動作範囲を損なわず、かつ検知ばらつきや検知遅れを加味して保護動作開始時点で第二過電圧に到達しないように選定する。また、第二過電圧はIGBTとインバータ部103の特性から決定する。一般に、IGBT耐圧を高くするとON電圧が多くなり、発熱が大きくなる。その結果、冷却性向上策やチップ面積増大を必要とし、インバータ効率低下やサイズ増大、コストアップの要因となる。よって、IGBT耐圧と第二過電圧を極力低くすることが重要である。
IGBT耐圧と第二過電圧を極力低くするためには、第一過電圧検知の検知精度と検知遅延時間が重要な要素となる。検知精度が低いと検知遅延時間は長くなり、精度が高いと検知遅延時間を短くなる。そのため、検知精度を高くすることにより、測定ノイズ除去フィルタを挿入する余裕もできる。当然ながら、ノイズ除去フィルタは欠かすことができないが、高精度とするほど一般にセンサ系は高価となるため、適切な精度、遅延時間の設定を要する。
回生動作中に、図5のA点において、直流電源ラインの異常や直流電源101のコンタクタ遮断等が発生すると、直流電源ラインの電圧は上昇する。一例として、ここでは、電圧の上昇の度合いを約1V/μsとする。また、第一過電圧検知範囲を400V±10Vとする。第一過電圧検知範囲まで直流電源ラインの電圧が上昇すると、第一過電圧検知時間遅延後に過電圧検知部106は3相ショート信号(OV信号)を出力する。その結果、前述したようにデッドタイムΔt2の後に3相ショートに移行する。このとき、3相ショートに移行する直前の電圧が、IGBT耐圧からスイッチングサージ電圧を差し引いた第二過電圧を越えないようにする必要がある。
図5に示す例では、IGBT耐圧=600V、スイッチングサージ電圧150Vとしているので、第二過電圧(450V)と第一過電圧(400V±10V)との差は最小で40Vとなる。そのため、電圧の上昇の度合いを約1V/μsとすると、過電圧保護許容時間は約40μsとなる。3相ショートに移行後は徐々に直流電源ラインの電圧は降下し、ヒステリシスを含んだ第一過電圧検知範囲を下回ったときに3相ショート信号は消える。その結果、3相ショートから3相オープンへと移行した後に、通常動作に復帰する。
図6は、過電圧検知部106の一例を示す図である。過電圧検知部106は、電圧測定部401と過電圧判定部402とに分けられる。電圧測定部401から出力される測定電圧は、過電圧判定部402に入力されると共に、メインマイコンまたはモータ制御マイコン206に入力される。
ここで、保護動作に移行する方式として、マイコンで第一過電圧を検知して保護動作に移行する方式と、過電圧判定部402で判定して保護動作に移行する方式とがある。しかしながら、図5に示したように保護動作への移行が3相オープン期間を含めて40μs以内で行う必要があった場合、マイコンの演算周期では保護動作が間に合わない場合がある。そのような場合には、過電圧判定部402をアナログ回路で構成して過電圧検知を行い、その検知結果に基づいて保護動作を行うようにする。このとき、第一過電圧検知遅延時間を短くし、過電圧許容時間内に過電圧保護動作を行えるようにする必要がある。以上のことは過電流検知に関しても同様に考慮する必要がある。
なお、3相ショート動作時には、モータ104の線電流が過渡的に増加し過電流検知部107の閾値以上となり、過電流検知信号OCが出力される場合がある。モータ駆動制御部105は、3相オープン動作と3相ショート動作との間に優先度を設定している。すなわち、過電圧検知による保護動作である3相ショート信号(バッファ202aもしくはバッファ202bの出力遮断)が、過電流検知の保護動作である3相オープン信号(バッファ201の出力遮断)より下流でスイッチング制御信号ラインに入力される構成になっている。そのため、3相ショート指令の優先度は3相オープン指令より高く設定されており、3相ショート動作時に過渡的に過電流検知信号OCが出力されても3相ショート動作が維持され、3相ショート動作と3相オープン動作とのチャタリングを防ぐことができる。
(インバータ異常検知部108の説明)
次に、インバータ異常検知部108がインバータ部103の異常を検知し、インバータ異常検知部108からゲートフォルト信号が出力されたときの動作について説明する。前述したように、異常と判断するのは、例えば、IGBTの短絡電流検知時やIGBTのゲート駆動電源電圧が閾値より低下したときである。
インバータ異常検知回路108からモータ駆動制御部105へとゲートフォルト信号が入力されると、ゲートフォルト信号はバッファ203に入力される。バッファ203は、スイッチング制御信号ライン上において3相ショートを行うバッファ202a,202bよりも下流側に設けられており、バッファ201,202a,202bおよび203の内で最も高い優先度を有している。バッファ203にトリガ信号としてゲートフォルト信号が入力されると、バッファ203の出力は遮断され3相オープンとなる。
なお、ここでの保護動作を3相オープンとしたのは、インバータ異常の要因として考えられるものに半導体スイッチング素子の破壊やモータ短絡が含まれるため、インバータ異常を検知したときに3相ショートのような半導体スイッチング素子とモータとに電流を流す動作を行うのは、危険だと考えられるからである。また、インバータ異常検知部108が半導体スイッチング素子の短絡電流を検知できる構成になっている場合、3相ショート動作時に流れる電流より高い閾値でゲートフォルト信号を出力するように設定すれば、3相ショートによる保護を阻害することがない。
ところで、本実施形態では、メインマイコンとモータ制御マイコン206とがあるが、通常、モータ駆動制御部105はモータ制御マイコン206によって制御される。そのため、モータ制御マイコン206に異常が生じた場合、モータ104の異常動作や半導体スイッチング素子3a〜3fの不具合等を招く可能性がある。
そこで、メインマイコンがモータ制御マイコン206の異常を検知した際に、例えば、モータ制御マイコン206の電源ダウンを検知したときに、メインマイコンから3相オープンもしくは3相ショートの信号を送って保護動作を行うことにより、車両の安全を確保する。その場合、メインマイコンにモータの回転速度情報(例えば、レゾルバ信号)を入力することで、モータ回転速度に応じて3相オープンか3相ショートを選択するようにしても良い。
一方、メインマイコンの異常によって、3相オープン信号や3相ショート信号がメインマイコンから誤出力されてしまうことも考えられる。そこで、モータ制御マイコン206によりメインマイコンの異常診断を行い、メインマイコンが異常であると判断すると無効化信号によりメインマイコンによる制御信号を無効化する。メインマイコンの異常診断は、例えばSPI通信によりモータ制御マイコン206から演算指令の回答(例えば「1+1」の演算指令に対する回答)の整合性を確認することで異常を検知する。さらに、メインマイコン及びモータ制御マイコン206の異常診断は、複数のマイコンを用いて整合性を確認することで誤検知を防止することができる。また、メインマイコンの制御信号(3相オープン信号、3相ショート信号)の無効化は、例えばスリーステートバッファを用いて無効化信号が入力されたときに出力をハイインピーダンスとすることで行う。
その結果、メインマイコンから3相オープン信号や3相ショート信号が入力されても、メインマイコン側に異常が生じた場合にはその信号は無視され、保護動作が誤って実行されるのを防止することができる。
図7は上述した保護動作ついての論理表を示したものである。優先度の高い順に記すと以下のようになる。なお、上述したように、メインマイコンからの制御信号は、モータ制御マイコン206がメインマイコンを異常と判断したとき無効化される。また、モータ制御マイコン206のリセット時はモータ制御不可であるため3相オープンとする。
・ゲートフォルト信号(3相オープン)
・過電圧検知信号OV(3相ショート)
・メインマイコンによる下アーム3相ショート信号(3相ショート)
・メインマイコンによる上アーム3相ショート信号(3相ショート)
・過電流検知信号OC(3相オープン)
・メインマイコンによる3相オープン信号(3相オープン)
・モータ制御マイコンリセット状態(3相オープン)
・通常動作(PWM信号)
以上説明したように、本実施の形態の電力変換装置は、上アームを構成する複数の半導体スイッチング素子3a〜3cおよび下アームを構成する複数の半導体スイッチング素子3d〜3fをスイッチング動作させ、直流電源101から供給される直流電流を交流電流に変換するインバータ部103と、スイッチング動作を指令するスイッチング信号を、上アームの複数の半導体スイッチング素子3a〜3cおよび下アームの複数の半導体スイッチング素子3d〜3fのそれぞれに対して生成する信号生成部としてのモータ制御マイコン206を有し、生成されたスイッチング信号を制御信号として出力するモータ駆動制御部105と、複数の制御信号に基づいて対応する半導体スイッチング素子3a〜3fをそれぞれ駆動するゲート駆動部109と、を備え、モータ駆動制御部105は、非保護動作時には入力された制御信号を出力し、保護動作時には入力された制御信号に代えて半導体スイッチング素子3a〜3fを遮断状態または導通状態とする制御信号を出力する保護回路としてのバッファ201,202a,202b,203を、モータ制御マイコン206とゲート駆動部109との間の制御信号ライン上に直列に複数有する。
上述のように、バッファ201とバッファ202a,202bとバッファ203とが直列に接続されているので、下流側のバッファほど優先度が高くなり、複数の保護動作を統一的に制御することが可能となる。
例えば、第1保護回路としてのバッファ201は、モータ制御マイコン206からの各スイッチング信号(PWM信号)が入力され、異常発生による第1トリガ信号(例えば、3相オープン信号や3相ショート信号)の入力があるときは、入力された各スイッチング信号に代えて半導体スイッチング素子3a〜3fを遮断状態とする制御信号(high信号)を上アームおよび下アームの各半導体スイッチング素子3a〜3fに対応して出力し、第1トリガ信号の入力がないときは入力された各スイッチング信号を制御信号として出力するものであり、第2保護回路としてのバッファ202a,202bは、バッファ201から出力された制御信号の内、上アームおよび下アームのいずれか一方のアームに関する制御信号が入力され、異常発生による第2トリガ信号(例えば、3相ショート信号)の入力があるときは、バッファ201から入力された制御信号に代えて半導体スイッチング素子を導通状態とする制御信号を一方のアームの各半導体スイッチング素子に出力し、第2トリガ信号の入力がないときはバッファ201から入力された制御信号をそのまま出力するものであり、ゲート駆動部109は、バッファ202a,202bから出力される上アームおよび下アームのいずれか一方のアームに関する制御信号と、バッファ201から出力される他方のアームに関する制御信号とに基づいて、上アームを構成する複数の半導体スイッチング素子3a〜3cおよび下アームを構成する複数の半導体スイッチング素子3d〜3fを駆動する。
モータ制御マイコン206からゲート駆動部109までの制御信号ライン上において、バッファ202a,202bはバッファ201よりも下流側に設けられているため、バッファ202a,202bによる保護動作(3相ショート)はバッファ201による保護動作(3相オープン)に優先して実行されることになる。
また、上アームおよび下アームのいずれか一方のアームの全ての半導体スイッチング素子を導通状態とし、他方のアームの全ての半導体スイッチング素子を遮断状態とする第1保護信号(3相ショート信号)が発生されると、モータ駆動制御部105は、3相ショート信号を第1および第2トリガ信号としてバッファ201と、バッファ202a,202bのいずれか一方とに入力させることにより、一方のアームの全ての半導体スイッチング素子を導通状態とするとともに、他方のアームの全ての半導体スイッチング素子を遮断状態とする第1期間を形成し、かつ、その第1期間の直前および直後に、上アームおとび下アームの全ての半導体スイッチング素子3a〜3fを遮断状態とする第2期間(Δt1,Δt2)をそれぞれ設けた。それにより、3相ショート制御の際に、上下アーム半導体スイッチング素子の上下短絡の発生を防止することができる。
さらに、第2期間(Δt1,Δt2)は、インバータ部103が保証するデッドタイム値以上に設定するのが好ましく、そうすることで、上下短絡の発生を確実に防止することができる。
また、直流電流を供給する直流電源ライン101の電圧値が所定の過電圧閾値を超えた場合に、第1保護信号(3相ショート信号)としての過電圧検知信号を発生する過電圧検知部106を備え、その過電圧検知信号をトリガ信号として、バッファ201およびバッファ202a,202bに入力するようにしても良い。その結果、過電圧が検知されると、3相ショート動作が実行されて、過電圧による不具合の発生を防止することができる。
さらに、過電圧閾値を、第1期間の開始時における電圧が半導体スイッチング素子の耐圧からスイッチングサージ電圧を差し引いた直流電圧を超えないように設定することで、過電圧の半導体スイッチング素子への影響を防止することができる。
上アームおよび下アームの全ての半導体スイッチング素子3a〜3fが遮断状態とする第2保護信号(3相オープン信号)が発生された場合に、その3相オープン信号を第2トリガ信号としてバッファ202a,202bに入力させることで3相オープン動作が実行され、半導体スイッチング素子3a〜3fの安全が確保される。例えば、インバータ部103の出力側の電流値が過電流閾値を超えたことを過電流検知部107で検知し、第2トリガ信号としての過電流検知信号を発生することで、過電流による悪影響を防止できる。
また、インバータ部103の異常を検知した場合に第3トリガ信号を発生するインバータ異常検知部108を備え、バッファ202bから出力される下アームに関する制御信号とバッファ201から出力される上アームに関する制御信号とが入力され、第3トリガ信号の入力があるときは、上アームおよび下アームの全てのスイッチング素子を遮断状態とする制御信号(high信号)を全ての半導体スイッチング素子3a〜3fにそれぞれ出力し、第3トリガ信号の入力がないときは、バッファ201およびバッファ202a,202bから入力された制御信号をそのまま出力するバッファ203を、制御ライン上のバッファ202a,202bの出力側に設けても良い。それにより、インバータ部103の異常を検知した場合に、最優先で3相オープン動作が行われる。
上述した実施の形態では、バッファ201,202a.202bおよび203、3相ショート駆動信号制御ロジック204、タイマ回路205をそれぞれハードで構成し、図3に示すタイミングチャートを実現している。しかし、図3のタイミングチャートはPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)、マイコン等を用いた構成により実現しても構わない。ただし、それらの構成は、3相オープン信号と3相ショート信号を生成する部位から独立している必要がある。
また、3相ショートでは、上アームの半導体スイッチング素子3a〜3cもしくは下アームの半導体スイッチング素子3d〜3fをONして電流を還流させるため、ONしている側の半導体スイッチング素子が発熱することになる。よって、熱による半導体スイッチング素子の不具合発生を防ぐために、3相ショートしているアームの切り替えを行うようにしても良い。この切り替えはメインマイコンの制御により行っても良いし、ハードで行うようにしても良い。
また、バッファ201,202a.202bおよび203の電源は、モータ制御マイコン206およびメインマイコンの少なくとも一方が動作しているときに有効な電源とする。例えば、モータ制御マイコン206とメインマイコンを供給源とした冗長電源を用いる。このような構成とする理由は、モータ制御マイコン206の電源異常により、モータ制御マイコン206によるモータ104の制御が不能となった場合に、メインマイコンの信号によりバッファ201,202a.202bおよび203の出力を制御し保護動作に移る必要があるからである。また、メインマイコンの電源異常時でもモータ制御マイコン206によりモータを駆動制御する必要があるため、バッファの電源はモータ制御マイコン206とメインマイコンの冗長系とする。
なお、上述した各実施形態はそれぞれ単独に、あるいは組み合わせて用いても良い。それぞれの実施形態での効果を単独あるいは相乗して奏することができるからである。また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではない。
101:直流電源、102:平滑コンデンサ、103:インバータ部、104:モータ、105:モータ駆動制御部、106:過電圧検知部、107:過電流検知部、108:インバータ異常検知部、109:ゲート駆動部、201,202a,202b,203:バッファ、204:3相ショート駆動信号制御ロジック、205:タイマ回路、206:モータ制御マイコン

Claims (8)

  1. 上アームを構成する複数のスイッチング素子および下アームを構成する複数のスイッチング素子をスイッチング動作させ、直流電源から供給される直流電流を交流電流に変換するインバータと、
    前記上アームの複数のスイッチング素子および前記下アームの複数のスイッチング素子を駆動制御するための駆動制御信号を出力する制御部と、
    前記制御部から出力される前記駆動制御信号に基づいて前記複数のスイッチング素子をそれぞれ駆動する駆動部と、を備え、
    前記制御部は、
    信号生成部と、前記信号生成部と前記駆動部との間の制御信号ライン上に設けられた第1保護回路と、前記制御信号ライン上において前記第1保護回路よりも下流側に設けられた第2保護回路とを有し、
    第1の異常信号が入力されると第1トリガ信号を前記第1保護回路へ入力し、第2の異常信号が入力されると前記第1トリガ信号を前記第1保護回路へ入力するとともに第2トリガ信号を前記第2保護回路へ入力し、
    前記信号生成部は、前記上アームの複数のスイッチング素子および前記下アームの複数のスイッチング素子のそれぞれをPWM制御するPWM信号を生成し、
    前記第1保護回路は、前記信号生成部で生成された前記PWM信号が入力され、前記第1トリガ信号の入力がないときは前記入力されたPWM信号をそのまま前記駆動制御信号として出力し、前記第1トリガ信号の入力があるときは前記上アームおよび下アームの各スイッチング素子を遮断状態にさせる信号を前記駆動制御信号として出力し、
    前記第2保護回路は、前記第1保護回路から出力された駆動制御信号の内、前記上アームおよび下アームのいずれか一方のアームに関する駆動制御信号が入力され、前記第2トリガ信号の入力がないときは前記第1保護回路から入力された駆動制御信号をそのまま出力し、前記第2トリガ信号の入力があるときは前記スイッチング素子を導通状態にさせる信号を前記駆動制御信号として出力する、ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1に記載の電力変換装置において
    前記制御部は、前記第2の異常信号が入力されると、前記第1トリガ信号を前記第1保護回路へ入力した後の第1の所定時間経過後に前記第2トリガ信号を前記第2保護回路へ入力し、前記第2の異常信号の入力が停止されると前記第2トリガ信号の前記第2保護回路への入力を停止し、第2の所定時間経過後に前記第1トリガ信号の前記第1保護回路への入力を停止することを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項に記載の電力変換装置において、
    前記第1および第2の所定時間を、前記インバータが保証するデッドタイム値以上に設定したことを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項2または3に記載の電力変換装置において、
    前記制御部は、
    前記第2トリガ信号の前記第2保護回路への入力タイミングを前記第1トリガ信号の前記第1保護回路への入力タイミングよりも前記第1の所定時間だけ遅らせる遅延回路と、
    前記第2の異常信号の入力が停止した後も、前記第2の所定時間だけ前記第1トリガ信号の前記第1保護回路への入力を継続させるタイマ回路と、を有することを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の電力変換装置において、
    前記直流電流を供給する直流電源ラインの電圧値が所定の過電圧閾値を超えた場合に前記第2の異常信号を発生する過電圧検知部を備えたことを特徴とする電力変換装置。
  6. 請求項5に記載の電力変換装置において、
    前記過電圧閾値は、前記第1の所定時間経過後の第2トリガ信号入力時における前記電圧が、前記スイッチング素子の耐圧からスイッチングサージ電圧を差し引いた直流電圧を超えないように設定されていることを特徴とする電力変換装置。
  7. 請求項1乃至6に記載の電力変換装置において、
    前記インバータの出力側の電流値が過電流閾値を超えたときに前記第1の異常信号を発生する過電流検知部を備えたことを特徴とする電力変換装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の電力変換装置において、
    前記制御ライン上の前記第2保護回路よりも下流側に設けられ、前記第2保護回路から出力される前記一方のアームに関する駆動制御信号と、前記第1保護回路から出力される他方のアームに関する駆動制御信号とが入力される第3保護回路と、
    前記インバータの異常を検知した場合に第3トリガ信号を前記第3保護回路へ入力する異常検知部と、を備え、
    前記第3保護回路は、
    前記第3トリガ信号の入力があるときはスイッチング素子を遮断状態にさせる駆動制御信号を前記上アームおよび下アームの全てのスイッチング素子にそれぞれ出力し、
    前記第3トリガ信号の入力がないときは、前記第1保護回路および前記第2保護回路から入力された駆動制御信号をそのまま出力することを特徴とする電力変換装置。
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