JP2003088093A - インテリジェントパワーモジュール、およびその制御回路 - Google Patents

インテリジェントパワーモジュール、およびその制御回路

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JP2003088093A JP2001275589A JP2001275589A JP2003088093A JP 2003088093 A JP2003088093 A JP 2003088093A JP 2001275589 A JP2001275589 A JP 2001275589A JP 2001275589 A JP2001275589 A JP 2001275589A JP 2003088093 A JP2003088093 A JP 2003088093A
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semiconductor switch
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御回路と接続するための配線の数を少なく
することのできるIPMを提供する。 【解決手段】 過電流保護回路105および過電圧保護
回路107からの保護信号を集約するOR回路11、過
負荷保護回路109からの保護信号を集約するOR回路
13、OR回路11からの信号により重故障を示す信号
として1ms幅のパルスを発生するパルス発生器15、
OR回路13からの信号により軽故障を示す信号として
2ms幅のパルスを発生するパルス発生器17を設け、
故障の種類により故障の軽重がわかるようにそれぞれ異
なる信号を出力する。これにより1本の信号線により故
障の軽重がわかるように故障信号を制御回路131へ伝
達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体スイッチと
ともに、その保護回路を同一基板上に設けたインテリジ
ェントパワーモジュール、およびその制御回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インテリジェントパワーモジュール(以
下IPMと称する)は、たとえば、半導体スイッチ、ゲ
ート回路、および保護回路などから構成されているイン
バータ回路を一つの基板上に設けてモジュール化したも
のである。
【0003】図9は、従来のIPMによるインバータ回
路の構成例を示した回路図である。
【0004】このIPM100によるインバータ回路
は、IGBTなどの半導体スイッチ101、ゲート回路
(GATE)103、過電流保護回路(OC)105、
過電圧保護回路(OV)107、および過負荷保護回路
(OL)109によって一つのアームが構成され、同じ
構成によるアーム121、123、125、および12
7とコンデンサ129を用いてフルブリッジのインバー
タ回路が構成されている。なお、インバータ回路内に
は、必要に応じて制御回路131からの信号によりコン
デンサ129に蓄えられた電荷を放電するために、コン
デンサ放電用スイッチ133および放電抵抗135が設
けられている。
【0005】このIPM100では、インバータ回路を
制御する制御回路131が、各アーム内の半導体スイッ
チ101を制御するゲート信号を発し、これにより半導
体スイッチ101がスイッチングされてコンデンサ12
9の充放電が行われることで電力変換動作を行い、モー
タなどの負荷137に電力を供給している。また、制御
回路131は、各アーム内の過電流保護回路105、過
電圧保護回路107、過負荷保護回路109からの保護
信号を受信して、これらからの保護信号を受信したとき
に、半導体スイッチ101へのゲート信号を遮断して保
護動作を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のIPMにおいては次のような問題がある。
【0007】第1に、IPMにより構成したインバータ
回路は、同一基板上に半導体スイッチの他、各種保護回
路を設けることから、これら保護回路からの保護信号を
制御回路に送信するための配線数が多くなり、インバー
タ回路自体を一体的なモジュールとしても、それを制御
する制御回路とIPMの接続に手間がかかるといった問
題がある。
【0008】第2に、IPMは、同一基板上に複数の回
路を構成することから、各種保護回路も簡素にする傾向
があり、故障の軽重(程度)までは出力できるようにな
っていない。このため制御回路は、保護回路からの保護
信号を受信すると、安全のために必ずインバータ回路を
緊急停止してしまう。このため、緊急停止時に過電圧が
発生して、インバータ回路や負荷に過剰な電圧が加わっ
て故障の原因となったり、緊急停止により負荷に衝撃を
与えたりしてしまうといった問題がある。
【0009】第3に、上記第2の原因と同様に、故障発
生時には故障の軽重や種類によらずインバータ回路を停
止してしまうため、インバータ回路の稼働率が極端に悪
くなるといった問題がある。
【0010】第4に、IPMは、半導体スイッチへのゲ
ート電力が喪失した場合に、他に電源がないためその故
障を外部の制御回路へ伝えることができないといった問
題がある。
【0011】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、IPMと制御回路間を接続するため
の信号や配線の数を少なくすることのできるIPMを提
供することである。
【0012】また、本発明の他の目的としては、IPM
内の各種保護回路から出力される保護信号の種別から発
生した故障の軽重を制御回路側で判別できるようにした
IPMを提供することである。
【0013】さらに、本発明の他の目的としては、IP
M内の電力が喪失した場合でも故障信号を出力できるよ
うにしたIPMを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、半導体スイッチと、該半導体
スイッチの異常を検知する複数種類の保護回路とを一つ
の基板上に有するインテリジェントパワーモジュールに
おいて、前記複数種類の保護回路のいずれかから出力さ
れた保護信号を検知し、検知した保護信号の種類に応じ
て発生した故障の軽重を表すための形態の異なる処置信
号を出力する処置信号出力手段と、を有することを要旨
とする。
【0015】この発明は、各種保護回路から出力された
保護信号を検知して、検知した保護信号の種類により発
生した故障の軽重を表す信号として異なる形態の処置信
号を出力することで、受信側において故障の軽重により
適切な処置を行うことができるようにしようとするもの
である。
【0016】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
インテリジェントパワーモジュールにおいて、前記処置
信号とは形態が異なり、前記複数種類の保護回路のいず
れかから出力された保護信号に対応してそれぞれ形態の
異なる故障信号を出力する故障信号出力手段をさらに有
することを要旨とする。
【0017】この発明は、処置信号の形態と異なり、保
護信号のそれぞれに対応して形態の異なる故障信号をも
出力することで、処置信号と故障信号を同一の信号線に
より出力できるようにし、かつ、受信側においてこれら
を確実に判別できるようにしようとするものである。
【0018】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
インテリジェントパワーモジュールにおいて、前記処置
信号と前記故障信号は、同一の信号線により出力され、
かつ、前記処置信号が前記故障信号よりも先に出力され
ることを要旨とする。
【0019】この発明は、処置信号と故障信号がそれぞ
れ異なる形態の信号により出力されることを利用して1
本の信号線によりこれらを出力した場合に、処置信号を
先に出力することで、外部にある制御回路などが受信し
た信号から故障の程度をいち早く判断し、直ちに適切な
処置を講ずることができるようにしようとするものであ
る。
【0020】請求項4記載の本発明は、請求項1乃至3
のいずれか一つに記載のインテリジェントパワーモジュ
ールを制御する制御回路であって、前記処置信号を受信
し、受信した処置信号の形態に応じて前記半導体スイッ
チを緊急停止するか、または前記半導体スイッチに流れ
る電流を時間をかけて徐々に絞ることを要旨とする。
【0021】この発明は、故障の軽重に応じて異なる形
態の処置信号を受信して、その信号から故障の軽重を判
断し、重故障の場合には半導体スイッチを緊急停止し、
軽故障の場合には半導体スイッチに流れる電流を時間を
かけて徐々に絞ることで、ゆっくりと半導体スイッチを
停止させようとするものである。
【0022】請求項5記載の本発明は、半導体スイッチ
と、該半導体スイッチの過負荷を検知する過負荷保護回
路とを同一基板上に有するインテリジェントパワーモジ
ュールにおいて、前記過負荷保護回路から出力される保
護信号を検知した場合に、前記半導体スイッチへ供給す
るゲート信号を一定時間停止させるゲートブロック手段
と、前記過負荷保護回路から出力される保護信号を一定
期間内に、あらかじめ設定した回数検知した場合に故障
信号を出力する故障信号出力手段と、を有することを要
旨とする。
【0023】この発明は、過負荷保護回路からの保護信
号を検知して、一定時間半導体スイッチのゲート信号を
遮断することにより、一時的に半導体スイッチを停止す
ることで一時的な過負荷状態を解消し、一定期間内にあ
らかじめ決められた回数だけ過負荷保護回路からの保護
信号があった場合には、さらに過負荷状態が継続してい
るものとして故障信号を出力することで、一時的な過負
荷状態はIPM内部で処置し、これで処置できないよう
な重大な過負荷異常が発生した場合にのみ故障信号を出
力して外部の制御回路などから保護動作が行われるよう
にしようとするものである。
【0024】請求項6記載の本発明は、半導体スイッチ
と、該半導体スイッチの過電圧を検知する過電圧保護回
路と、前記半導体スイッチのオン、オフにより充放電さ
れるコンデンサと、該コンデンサの放電用スイッチとを
同一基板上に有するインテリジェントパワーモジュール
において、前記過電圧保護回路から出力される保護信号
を検知した場合に、前記半導体スイッチへ供給するゲー
ト信号を一定時間停止させるゲートブロック手段と、前
記過電圧保護回路から過電圧を示す信号を受信した場合
に、前記放電用スイッチをオンにして、前記コンデンサ
を放電させるコンデンサ放電制御手段と、前記過電圧保
護回路から出力される保護信号を一定期間内に、あらか
じめ設定した回数検知した場合に、故障信号を出力する
故障信号出力手段と、を有することを要旨とする。
【0025】この発明は、過電圧保護回路からの保護信
号を検知して、一定時間半導体スイッチのゲート信号を
遮断することにより、一時的に半導体スイッチを停止す
るとともに、コンデンサに蓄えられている電荷を一時的
に放電することで、一時的な過電圧状態を解消し、一定
期間内にあらかじめ決められた回数だけ過電圧保護回路
からの保護信号があった場合には、さらに過電圧状態が
継続しているものとして故障信号を出力することで、一
時的な過電圧状態はIPM内部で処置し、これで処置で
きないような重大な過電圧異常が発生した場合にのみ故
障信号を出力して外部の制御回路などから保護動作が行
われるようにしようとするものである。
【0026】請求項7記載の本発明は、半導体スイッチ
と、該半導体スイッチの異常を検知する保護回路と該保
護回路に電力を供給する電源回路とを一つの基板上に有
するインテリジェントパワーモジュールにおいて、前記
電源回路の故障時に、少なくとも故障信号を出力するた
めに必要な電力容量を蓄えた補助電源回路を有すること
を要旨とする。
【0027】この発明は、IPM内にある内蔵の電源回
路に故障が発生した場合でも、その故障を知らせるため
の信号を外部へ出力できるようにしようとするものであ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下添付した図面を参照して本発
明の一実施の形態を説明する。
【0029】(第1の実施の形態)図1は、第1の実施
の形態におけるIPMの構成を示す回路図であり、この
IPMによりインバータ回路を構成した場合には一つの
アーム内の構成となる。なお、図において、従来のIP
Mにおける部材と同一の部材については同一の符号を付
しそれらの説明は省略する(以下、他の実施の形態につ
いても同様)。
【0030】このIPM1は、半導体スイッチ101、
過電流保護回路105、過電圧保護回路107、過負荷
保護回路109に加え、過電流保護回路105および過
電圧保護回路107からの保護信号を集約するためのO
R回路11、過負荷保護回路109からの保護信号を集
約するためのOR回路13、OR回路11からの信号に
より1ms幅のパルスを発生するパルス発生器(PG)
15、OR回路13からの信号により2ms幅のパルス
を発生するパルス発生器17、過電流保護回路105か
らの保護信号により3ms幅のパルスを発生するパルス
発生器19、過電圧保護回路107からの信号により4
ms幅のパルスを発生するパルス発生器21、過負荷保
護回路109からの信号により5ms幅のパルスを発生
するパルス発生器23、パルス発生器19、21、23
からの信号を集約するためのOR回路25、OR回路2
5から出力された信号を1秒間遅延させて出力する遅延
回路27、パルス発生器15からの信号とパルス発生器
17からの信号と遅延回路27からの信号を集約するた
めのOR回路29により構成される。
【0031】パルス発生器15および17から出力され
るそれぞれのパルス信号は、そのパルス幅を違えること
で発生した故障の軽重を表す。
【0032】ここでは、過電流保護回路105および/
または過電圧保護回路107から保護信号が出力された
場合を重大な故障として、パルス発生器15からパルス
幅1msの信号を出力している。したがって、このパル
ス幅1msの信号が重故障を意味することになる。
【0033】一方、過負荷保護回路109から保護信号
が出力された場合は、過電流や過電圧が発生した場合よ
りも軽い故障としてパルス発生器17によりパルス幅2
msの信号を出力している。したがって、このパルス幅
2msの信号が軽故障を意味することになる。
【0034】ここで、過電流保護回路105および/ま
たは過電圧保護回路107から保護信号が出力された場
合を重故障とし、一方、過負荷保護回路109から保護
信号が出力された場合を軽故障としたのは、一般的に過
電流や過電圧が発生した場合、実際にはその程度にもよ
るが、半導体スイッチそのものを破壊してしまうことが
あり、これらに対しては即刻回路を停止するなどの処置
を取ることが必要となるのでこれを重故障とし、一方、
過負荷については、これが継続した場合には重大なもの
となるが、その初期段階では半導体スイッチの過熱とな
る程度であり、できればそのまま動作を継続させ、徐々
に動作を停止するなどの処置を取る時間的余裕があるの
でこれを軽故障としたものである。
【0035】パルス発生器19、21、および23から
出力されるそれぞれのパルス信号は、そのパルス幅を違
えることで発生した故障の種類を表す。各パルス発生器
19、21、および23には、上記のとおり、それぞれ
過電流保護回路105、過電圧保護回路107、および
過負荷保護回路109からの保護信号が入力されること
で、それぞれパルス幅3ms、4ms、5msのパルス
信号が出力される。したがって、パルス幅3msの信号
は過電流故障を表し、パルス幅4msの信号は過電圧故
障を表し、パルス幅5msの信号は過負荷故障を表す。
【0036】以下、このように構成された本第1の実施
の形態におけるIPM1の作用を説明する。
【0037】たとえば過電流故障が発生した場合、ま
ず、過電流保護回路105からの保護信号がOR回路1
1に入力されて集約され、パルス発生器15に伝えられ
る。これによりパルス発生器15では、重故障を表す処
置信号としてパルス幅1msの信号が発生し、OR回路
29を通して制御回路131に出力される。
【0038】制御回路131側では、パルス幅1msの
信号を受信したことから重故障であることが判明する。
【0039】一方、過電流保護回路105からの信号
は、パルス発生器19へも入力されており、ここでパル
ス幅3msのパルスが発生してOR回路25に送られ
て、遅延回路27により1秒間時間遅れ後にOR回路2
9を通過して制御回路131に出力される。これにより
制御回路131側ではパルス幅3msの信号により故障
が過電流であることが判別できる。
【0040】故障信号は、1秒間の時間遅れがあるので
処置信号と重複されず同じ信号線で出力できる。
【0041】他の故障のときも同様であり、過電圧故障
が発生した場合には、過電圧保護回路107からの保護
信号がOR回路11を通してパルス発生器15に伝えら
れてパルス幅1msの重故障を表す処置信号が発生し、
この信号がOR回路29を介して制御回路131に伝え
られる。
【0042】これにより制御回路131側では、このパ
ルス幅1msの信号により重故障であることが判明す
る。
【0043】また、過電圧保護回路107からの信号は
パルス発生器21にも伝達され、ここでパルス幅4ms
のパルスが発生してOR回路25に送られて、遅延回路
27で1秒間遅らされた後にOR回路29を通過して制
御回路131に出力される。これにより制御回路131
側ではパルス幅4msの信号により故障が過電圧である
ことが判別される。
【0044】さらに、過負荷が生じた場合には、過負荷
保護回路109からの保護信号がOR回路13を通して
パルス発生器17へ伝えられ、ここで、パルス幅2ms
の軽故障を表す処置信号が発せられて、OR回路29を
通して制御回路131へ伝えられる。
【0045】これにより制御回路131側では、このパ
ルス幅2msの信号により軽故障であることが判明す
る。
【0046】また、過負荷保護回路109からの信号か
らの信号はパルス発生器23にも伝達され、ここでパル
ス幅5msのパルスが発生してOR回路25に送られ
て、遅延回路27で1秒間遅らされた後にOR回路29
を通して制御回路131に出力される。これにより制御
回路131側ではパルス幅5msの信号により故障が過
負荷であることが判別される。
【0047】このように本第1実施の形態では、処置信
号および故障信号をそれぞれパルス幅の異なる信号とし
て出力することとしたので、IPM内の一つのアームか
ら処置信号や故障信号を送るための信号線は一つで済む
ようになる。
【0048】また、処置信号と故障信号は、一方の時間
を遅らせて出力しているため、制御回路側で、多種類の
信号を瞬時に判別する必要がなくなり、制御回路などの
受信側における信号処理の負担を軽減することもでき
る。
【0049】さらに、先に重故障か軽故障かを知らせる
ための処置信号を出力にしているので、重故障の場合に
は緊急停止などの処置を速やかに行うことができ、一
方、軽故障の場合には、それに対応したゆっくりとした
停止処置などを実行することが可能になる。
【0050】なお、処置信号の後に故障信号を出力する
ための遅延回路27による遅延時間は、1秒でなくて
も、たとえば100msでも10秒でもよく、制御回路
側システムの処理速度に応じて適宜決定すれば良い。な
おまた、信号線に余裕のある場合は、OR回路29を通
過させずに処置信号と故障信号を別々の信号線で出力し
てもよい。
【0051】(第2の実施の形態)図2は、第2の実施
の形態におけるIPMの構成を示す回路図である。
【0052】前述した第1の実施の形態では、一つのア
ーム内において故障判別と信号集約のための回路を設け
たものであるが、本第2実施の形態は、一つのIPMで
インバータ回路を構成し、複数のアームに対して故障判
別と信号集約のための回路を設けたものである。
【0053】このIPM2は、複数のアーム121、1
23、125、および127におけるそれぞれの過電流
保護回路105からの信号を集約するためのOR回路3
1と、同様に各アーム内の過電圧保護回路107からの
信号を集約するためのOR回路33と、同様に各アーム
内の過負荷保護回路109からの信号を集約するための
OR回路35とを備える。
【0054】OR回路11は、OR回路31とOR回路
33によって集約された各アームの過電流保護回路10
5と過電圧保護回路107からの保護信号により重故障
を集約する。OR回路11からの信号は、前述した第1
の実施の形態と同様に、パルス発生器15に伝達され、
重故障を意味するパルス幅1msの信号が発生し、OR
回路29を通して制御回路131へ処置信号として出力
される。一方、OR回路35からの信号は、軽故障を集
約するOR回路13に伝達され、さらにパルス発生器1
7へ伝達されて、軽故障を意味するパルス幅2msの処
置信号が出力され、OR回路29を通して制御回路13
へ処置信号として出力される。
【0055】また、OR回路31からの信号は、過電流
を意味するパルス幅3msのパルスを発生するパルス発
生器19に伝達され、OR回路33からの信号は、過電
圧を意味するパルス幅4msのパルスを発生するパルス
発生器21に伝達され、OR回路35からの信号は、過
負荷を意味するパルス幅5msのパルスを発生するパル
ス発生器23に伝達され、それぞれのパルス発生器から
の信号は、前述した第1の実施の形態と同様に、OR回
路25を介して、遅延回路27に入り、ここで処置信号
より1秒間遅れてOR回路29を通し、制御回路13へ
故障信号として出力される。
【0056】これにより本第2の実施の形態では、複数
のアームから出力される保護信号をIPM基板内で集約
して制御回路へ送ることができる。したがって、本第2
の実施の形態においても、前述の第1の実施の形態と同
様に、処置信号と故障信号を一本の信号線により送信す
ることができ、しかも、これら処置信号と故障信号は同
時に出力されないので制御回路などの受信側の負担を軽
くすることができる。
【0057】また、本第2の実施の形態では、複数のア
ームに対して保護信号を集約するためのOR回路を設け
たため、アームごとに信号を集約する場合よりも回路構
成を簡略化することができる。
【0058】(第3の実施の形態)図3は、第3の実施
の形態における制御回路と、IPMの構成を示す回路図
である。
【0059】本第3実施の形態は、前述した第1の実施
の形態または第2の実施の形態によるIPMから得られ
た処置信号と故障信号から適切な故障処置を行うための
制御回路である。なお、図3においては、IPMとして
第2の実施の形態におけるIPM2を示した。
【0060】この制御回路41は、IPM2から出力さ
れた処置信号および故障信号が入力されるパルス幅判別
回路43と、パルス幅判別回路40の判断により時間を
かけて電流を絞ることによりゆっくりとインバータ回路
を停止させるソフト停止回路45と、各アームの動作位
相を制御する位相制御回路47と、ゲート信号を遮断す
るためのゲートブロック回路49と、から構成される。
なお、ゲートブロック回路49は信号反転用のNOT回
路53と、位相制御回路47からの信号を一方の入力と
し、NOT回路53からの信号を他方の入力とする複数
のAND回路54とからなる。
【0061】以下、このように構成された本第3の実施
の形態における制御回路の作用を説明する。
【0062】まず、IPM2によって構成されたインバ
ータ回路に故障が発生した場合、過電流や過電圧などの
重故障のときは、IPM2から処置信号としてパルス幅
1msの信号がパルス幅判別回路43に入力される。一
方、過負荷のような軽故障のときは、IPM2から処置
信号としてパルス幅2msの信号がパルス幅判別回路4
3に入力される。
【0063】これらの信号が入力されたパルス幅判別回
路43は、これらの信号のパルス幅により重故障である
か軽故障であるかを判別する。すなわち、パルス幅判別
回路43はパルス幅1msの信号が入力されれば重故障
が発生したものと判断し、パルス幅2msの信号が入力
されれば軽故障が発生したものと判断する。
【0064】そして、重故障であれば、パルス幅判別回
路43は、ゲートブロック回路49に信号を出力し、直
ちにゲートブロック回路49によって半導体スイッチ1
01へ供給されているゲート信号を遮断して、インバー
タ回路の動作を緊急停止する。一方、軽故障であれば、
パルス幅判別回路43は、ソフト停止回路45へ信号を
出力して、ソフト停止回路45と位相制御回路47によ
って半導体スイッチ101を流れる電流が時間をかけて
絞られながら停止するように制御する。
【0065】これにより本第3の実施の形態では、IP
Mによって構成されたインバータ回路が瞬時に破壊され
そうな重故障の場合には直ちにゲートブロックし、時間
的に少し余裕のある軽故障の場合には電流をゆっくりと
絞りながらインバータ回路を停止できる。このため、軽
故障の場合には、インバータ回路自信や負荷に対して衝
撃を与えることなく、かつ回路保護も適切に行うことが
できる。
【0066】(第4の実施の形態)図4は、第4の実施
の形態におけるIPMの構成を示す回路図である。
【0067】本第4実施の形態は、過負荷状態のような
軽故障をIPM内において処置できるようにしたもので
ある。なお、このIPMによりインバータ回路を構成し
た場合には一つのアーム内の構成となる。
【0068】まず、過負荷について説明する。ここで過
負荷とは、図9に示した従来のインバータ回路を参照す
れば、一つのアーム121内の半導体スイッチ101と
他のアーム123内の半導体スイッチ101が同時にオ
ンする上下アーム短絡のような定格電流の数倍もの電流
が流れる過電流ではなく、定格電流の5%や10%オー
バーで少なくとも定格電流の2倍以下の過電流が流れる
場合をいい、これにより、たとえば半導体スイッチや周
辺回路の温度が上昇して、不具合を起こすような場合で
ある。
【0069】このような過負荷状態では、半導体スイッ
チ101は瞬時に破壊してしまうことはなく、破壊に至
までに時間的余裕がある。したがって、この余裕のある
時間に過負荷状態をなくすことで、半導体スイッチを保
護することができる。
【0070】本第4の実施の形態におけるIPM4は、
このような過負荷状態の保護動作を行うために、過負荷
保護回路109からの過負荷状態を示す保護信号が入力
されて一定時間のパルス、たとえば1秒間のパルスを発
生するパルス発生器51と、信号反転のためのNOT回
路53と、AND回路55aおよび55bと、一定期間
のパルス、たとえば10秒間のパルスを発生するパルス
発生器57と、過負荷状態が発生した回数をカウントす
るカウンター59と、過負荷状態としてカウントされた
値と比較するためのしきい値、ここでは3回を設定する
設定回路61と、設定回路61によって設定された値
と、カウンター59でカウントされた値を比較する比較
器63と、から構成される。
【0071】以下、このように構成された本第4の実施
の形態におけるIPMの作用を説明する。
【0072】たとえば半導体スイッチ101に定格電流
の10%オーバーの過負荷が発生した場合、過負荷保護
回路109がこれを検出してパルス発生器51および5
7に過負荷であるという信号を送る。パルス発生器51
は一定時間に相当するパルス幅1秒のパルス信号を発生
し、パルス発生器57も一定期間に相当するパルス幅1
0秒のパルス信号を発生する。
【0073】パルス発生器51のパルス信号は、N0T
回路53により信号が反転されてAND回路55aの一
端に供給される。これにより、AND回路55aの入力
側他端に供給される制御回路131からのゲート信号が
1秒間ブロックされる。その結果、半導体スイッチ10
1には、その間電流が流れなくなり温度が下がる。
【0074】半導体スイッチ101は、過負荷状態が瞬
間的なものであれば、これにより過負荷状態がなくな
り、過熱している状態を脱して正常状態にもどる。
【0075】しかし、過負荷状態がさらに継続した場合
には、パルス発生器51からのパルスが終了した後も過
負荷状態なのでパルス発生器51は再び1秒間のパルス
を発生してゲートブロックし、この動作が継続する。
【0076】一方、パルス発生器57では、過負荷保護
回路109からの信号により10秒間のパルスを発生し
ているので、この10秒間にAND回路55bは過負荷
保護回路109が動作するたびにカウンター59に信号
を送って過負荷の発生回数がカウントされる。カウンタ
ー59からの出力は比較器63に供給されて、設定回路
61により設定された回数と比較される。ここでは、設
定回路61に3回が設定されているので、比較器63は
10秒間の間にカウンター59によってカウントされた
値が3回になると、制御回路131に故障信号を出力す
る。
【0077】制御回路131は、従来の制御回路である
ので、故障信号を受信すると回路保護のために半導体ス
イッチ101に供給しているゲート信号を遮断してすべ
ての動作が停止される。
【0078】このように本第4実施の形態では、過負荷
状態が極軽度の場合には、IPM内部だけで処置され、
制御回路に過負荷状態を知らせる故障信号の送出が行わ
れない。このため、このIPMによりインバータ回路を
構成した場合には、軽度の過負荷はその場で処置されて
インバータ回路が停止されることがなく、極軽度の過負
荷によるインバータ回路の稼働率低下を防止することが
できる。一方、過負荷があらかじめ設定された状態より
も長く続く場合には、制御回路に過負荷状態を知らせる
故障信号が送出されるので、重大な過負荷が発生した場
合も回路の保護も十分に行うことができる。
【0079】(第5の実施の形態)図5は、第5の実施
の形態におけるIPMを示す回路図であり、一つのIP
Mでインバータ回路を構成している。
【0080】本第5の実施の形態は、インバータ回路を
構成する複数のアームに対して過負荷処置のための回路
を設けたものである。
【0081】本第5の実施の形態におけるIPM5は、
各アーム121、123、125、および127内のそ
れぞれの過負荷保護回路109からの信号を集約するた
めのOR回路65を設けて、このOR回路65からの信
号を処理するために、前述した第4の実施の形態と同様
に、パルス発生器51、AND回路55、パルス発生器
57、カウンター59、設定回路61、比較器63、お
よびゲートブロック回路49を備える。なお、ゲートブ
ロック回路49はNOT回路53と複数のAND回路5
4よりなる。
【0082】このように構成された本第5の実施の形態
におけるIPM5では、いずれかのアームの半導体スイ
ッチ101に過負荷状態が発生した場合、過負荷保護回
路109からの保護信号がOR回路65により集約され
て、前述した第4の実施の形態と同様に、パルス発生器
51および57に供給される。そしてパルス発生器51
はパルス幅1秒のパルス信号を発生し、パルス発生器5
7はパルス幅10秒のパルス信号を発生する。
【0083】パルス発生器51のパルス信号は、ゲート
ブロック回路49に供給されて、1秒間ゲート信号がブ
ロックされ、その間すべてのアーム内の半導体スイッチ
101の電流が流れなくなり温度が下降する。過負荷状
態が瞬間的なものであれば、これにより過負荷状態がな
くなり過熱している状態を脱して正常状態にもどる。
【0084】過負荷状態がさらに継続した場合には、パ
ルス発生器57が10秒間のパルスを発生しているの
で、この10秒間にAND回路55がカウンター59に
信号を送って過負荷の発生回数がカウントされる。カウ
ンター59からの出力は比較器63に供給されて設定回
路61により設定された回数と比較される。その結果、
10秒間の間にカウンター59によってカウントされた
値が設定回路61による設定値である3回になると、制
御回路131に故障信号を出力する。そして、故障信号
を受けた制御回路131では、IPM5の動作を緊急停
止させる。
【0085】このように本第5の実施の形態を用いれ
ば、過負荷が発生しても直ちにIPMやインバータ回路
を停止することなく稼働率を高め、かつIPMやインバ
ータ回路を安全に保護することができる。
【0086】(第6の実施の形態)図6は、第6の実施
の形態におけるIPMを示す回路図であり、このIPM
でインバータ回路を構成する場合、一つのアーム内の構
成となる。
【0087】本第6の実施の形態は、IPM内において
一時的な過電圧を処置できるようにしたものである。
【0088】ここで、過電圧が発生する原因は、図9を
参照すれば、主に負荷137がモータの場合、エネルギ
ーの回生によってコンデンサ129にエネルギーが充電
され、過電圧になるものである。したがって、このコン
デンサ129に蓄えられたエネルギーを適宜放電するこ
とで、過電圧異常は解消することができる。
【0089】本第6の実施の形態におけるIPM6は、
このような過電圧状態の保護動作を行うために、過電圧
保護回路107からの過電圧信号が入力されて一定時間
のパルス、たとえばパルス幅1秒のパルス信号を発生す
るパルス発生器51と、信号反転のためのNOT回路5
3と、AND回路55aおよび55bと、一定期間のパ
ルス、たとえばパルス幅10秒のパルス信号を発生する
パルス発生器57と、過電圧状態が発生した回数をカウ
ントするカウンター59と、過電圧状態としてカウント
された値と比較するためのしきい値、ここでは3回を設
定する設定回路61と、設定回路61によって設定され
た値とカウンター59でカウントされた値を比較する比
較器63と、から構成される。
【0090】以下、このように構成された本第6の実施
の形態におけるIPM6の作用を説明する。
【0091】まず、本第6の実施の形態における回路構
成は、前述した第4の実施の形態における過負荷の場合
と基本的には同様であるが、異なるところは、半導体ス
イッチ101に対してゲートブロックをかけているとき
にコンデンサ129を放電させるようにしたことであ
る。
【0092】たとえば半導体スイッチ101に過電圧が
発生した場合、過電圧保護回路107がこれを検知して
パルス発生器51および57に過電圧であるという保護
信号を送る。パルス発生器51は一定時間に相当するパ
ルス幅1秒のパルス信号を発生し、パルス発生器57も
一定期間に相当するパルス幅10秒のパルス信号を発生
する。
【0093】そして、パルス発生器51のパルス幅1秒
のパルス信号は、NOT回路53を介してAND回路5
5aへ送られてゲートブロックが行われるとともに、コ
ンデンサ放電用スイッチ133にも送られて、このコン
デンサ放電用スイッチ133がオンになり、コンデンサ
129が放電抵抗135を通して1秒間放電する。
【0094】コンデンサ電圧が過電圧になっている場合
は、半導体スイッチ101のスイッチング時に発生する
サージ電圧が過電圧になっているのであるが、この放電
によってコンデンサ129が過電圧状態から正常電圧に
復帰できれば半導体スイッチ101のスイッチング時の
サージ過電圧も正常電圧に改善される。
【0095】しかし、コンデンサ129の過電圧が1秒
間の放電で放電しきれない場合は、さらに過電圧状態が
残る。その結果、過電圧保護回路107は再び動作し
て、同じ動作を繰り返す。この動作が一定期間のパルス
発生器57によって出力された10秒間に設定回路61
の示す設定回数3回になると、比較器63から故障信号
が制御回路131に出力される。
【0096】制御回路131は従来のものでよく、故障
信号を受けた場合は半導体スイッチ101を緊急停止す
る。
【0097】このように、本第6の実施の形態によれ
ば、過電圧異常が発生した場合でも、一時的な過電圧状
態でコンデンサの放電により回復することができるもの
であれば、インバータ回路全体を停止することなく過電
圧異常を処置することができ、一方、一時的な過電圧で
はなく、半導体スイッチの破壊を招くような場合には、
確実に半導体スイッチを緊急停止することができる。
【0098】(第7の実施の形態)図7は、第7の実施
の形態におけるIPMを示す回路図であり、一つのIP
Mでインバータ回路を構成している。
【0099】本第7の実施の形態は、インバータ回路を
構成する複数のアームに対して過電圧処置のための回路
を設けたものである。
【0100】このIPM7は、各アーム121、12
3、125、および127内のそれぞれの過電圧保護回
路107からの信号を集約するためのOR回路65を設
けて、このOR回路65からの信号を処理するために、
前述した第5の実施の形態と同様に、パルス発生器5
1、AND回路55、パルス発生器57、カウンター5
9、設定回路61、比較器63、およびゲートブロック
回路49を備える。
【0101】これにより、過電圧がいずれかのアーム内
のどの半導体スイッチ101で発生してもOR回路65
で過電圧信号を集約して、1秒間ゲートブロック回路4
9で半導体スイッチ101に対するゲート信号がブロッ
クされ、一時的に半導体スイッチ101を流れる電流が
停止しするとともに、コンデンサ放電用スイッチ133
にも送られてコンデンサ129が放電抵抗135を通し
て1秒間放電する。
【0102】さらに、10秒間に3回過電圧状態が繰り
返されると、一時的な過電圧ではないとして制御回路1
31へ故障信号が送られて、制御回路131により半導
体スイッチ101が緊急停止される。
【0103】このように本第7の実施の形態によれば、
過電圧が発生しても直ちにIPMやインバータ回路を停
止することなく稼働率を高め、かつ一時的な過電圧では
ない場合には、IPMやインバータ回路を確実に停止し
て安全に保護することができる。
【0104】(第8の実施の形態)図8は、第8の実施
の形態におけるIPMの構成を示す回路図である。
【0105】本第8の実施の形態におけるIPM8は、
IPM8内にゲート回路を駆動するための絶縁電源71
を持つものである。
【0106】このようなIPM8では、この絶縁電源7
1からの電力により保護動作を行っている。このため、
絶縁電源71に故障が発生した場合その故障を伝えるた
めの故障信号そのものが送信できなくなる問題がある。
【0107】そこで本第8の実施の形態では、補助電源
となるコンデンサ73と、絶縁電源71が故障して電圧
が低下したことを検出するための不足電圧検出回路(U
V)75と、電源故障を表すパルス、たとえば6ms幅
のパルス信号を発生するパルス発生器77とを有する。
【0108】以下、このように構成された本第8の実施
の形態におけるIPM8の作用を説明する。
【0109】まず、正常時においては、絶縁電源71か
らの電圧によりコンデンサ73には十分な電荷が蓄えら
れている。
【0110】そして、絶縁電源71が故障した場合は、
電圧が低下するのでこれが不足電圧検出回路75によっ
て検出される一方、絶縁電源71からの電圧が不足する
と、コンデンサ73が放電される。
【0111】このとき電圧不足の検出信号を受けたパル
ス発生器77は、コンデンサ73からの放電が続く限
り、パルス幅6msのパルス信号を発生して、電源故障
であることを制御回路131に伝達する。
【0112】このように、本第8の実施の形態では、補
助電源に相当するコンデンサによってIPM内部の電源
が強化されているので絶縁電源の電圧が低下していて
も、すぐに不足電圧検出回路75やパルス発生器77は
その機能を喪失することなく制御回路にゲート電源の電
圧不足を伝達することができ、安全にシステムを停止す
ることができる。
【0113】以上本発明を適用した実施の形態として、
一つのIPMでインバータ回路の一つのアーム単位を構
成するもの、また、一つのIPMとしてインバータ回路
全部を構成するものを説明した。一般的には、一つのI
PMでインバータ回路の一つのアーム単位を構成する場
合、使用されている半導体スイッチが高圧大電流のもの
が多く、一方、一つのIPMとしてインバータ回路全部
を構成する場合は、使用されている半導体スイッチが比
較的低圧小電流の場合が多い。
【0114】もちろん本発明は、このような実施の形態
に限定されるものではなく、たとえば処置信号や故障信
号としては、上述したようなパルス信号以外に、異なる
周波数の信号を用いるなど、故障の軽重や種類を判別す
ることができる信号であればよい。
【0115】また、本発明は、当業者によりさまざまに
改変できることは言うまでもない。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
IPMから制御回路への信号線の数を減らすことがで
き、しかも制御回路における保護処理の負担を軽減させ
ながらIPMの保護を実現することができる。
【0117】また、IPMの緊急重大な故障でない場合
は、これを区別してゆっくりとその動作を停止すること
によりIPMや負荷に衝撃を与えず、かつIPMの破壊
も防止することができる。
【0118】さらに、一過性の過負荷や過電圧の場合
は、IPMを停止させて稼働率を落とすことなくIPM
を破壊から防止することができる。
【0119】さらにまた、IPMの内部電源に異常が発
生した場合でも電源の異常を確実に出力することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態におけるI
PMの構成を示す回路図である。
【図2】本発明を適用した第2の実施の形態におけるI
PMの構成を示す回路図である。
【図3】本発明を適用した第3の実施の形態における制
御回路と、IPMの構成を示す回路図である。
【図4】本発明を適用した第4の実施の形態におけるI
PMの構成を示す回路図である。
【図5】本発明を適用した第5の実施の形態におけるI
PMを示す回路図である。
【図6】本発明を適用した第6の実施の形態におけるI
PMを示す回路図である。
【図7】本発明を適用した第7の実施の形態におけるI
PMを示す回路図である。
【図8】本発明を適用した第8の実施の形態におけるI
PMを示す回路図である。
【図9】従来のIPMによるインバータ回路の構成例を
示した回路図である。
【符号の説明】
1、2、4、5、6、7、8 IPM 11、13、25、29、31、33、35 OR回路 15、17、19、21、23、51、57、77 パ
ルス発生器 27 遅延回路 43 パルス幅判別回路 45 ソフト停止回路 47 位相制御回路 49 ゲートブロック回路 53 NOT回路 54、55、55a、55b AND回路 71 絶縁電池 71 コンデンサ 75 不足電圧検出回路(UV) 101 半導体スイッチ 103 ゲート回路(GATE) 105 過電流保護回路(OC) 107 過電圧保護回路(OV) 109 過負荷保護回路(OL) 121、123、125、127 アーム 129 コンデンサ 131 制御回路 133 コンデンサ放電用スイッチ133 135 放電抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03K 17/687 H03K 17/687 A Fターム(参考) 5G042 DD03 DD15 5H007 AA17 CA01 CB05 DA05 DB07 DC02 DC05 FA01 FA03 GA08 HA04 5H740 BA11 MM01 MM11 5J055 AX34 AX55 AX64 BX16 CX07 CX19 DX09 DX56 DX72 DX83 EX01 EX11 EY10 EY17 EZ00 EZ07 EZ25 FX07 FX17 GX01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体スイッチと、該半導体スイッチの
    異常を検知する複数種類の保護回路とを一つの基板上に
    有するインテリジェントパワーモジュールにおいて、 前記複数種類の保護回路のいずれかから出力された保護
    信号を検知し、検知した保護信号の種類に応じて発生し
    た故障の軽重を表すための形態の異なる処置信号を出力
    する処置信号出力手段と、 を有することを特徴とするインテリジェントパワーモジ
    ュール。
  2. 【請求項2】 前記処置信号とは形態が異なり、前記複
    数種類の保護回路のいずれかから出力された保護信号に
    対応してそれぞれ形態の異なる故障信号を出力する故障
    信号出力手段をさらに有することを特徴とする請求項1
    記載のインテリジェントパワーモジュール。
  3. 【請求項3】 前記処置信号と前記故障信号は、同一の
    信号線により出力され、かつ、前記処置信号が前記故障
    信号よりも先に出力されることを特徴とする請求項2記
    載のインテリジェントパワーモジュール。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一つに記載の
    インテリジェントパワーモジュールを制御する制御回路
    であって、 前記処置信号を受信し、受信した処置信号の形態に応じ
    て前記半導体スイッチを緊急停止するか、または前記半
    導体スイッチに流れる電流を時間をかけて徐々に絞るこ
    とを特徴とするインテリジェントパワーモジュールの制
    御回路。
  5. 【請求項5】 半導体スイッチと、該半導体スイッチの
    過負荷を検知する過負荷保護回路とを同一基板上に有す
    るインテリジェントパワーモジュールにおいて、 前記過負荷保護回路から出力される保護信号を検知した
    場合に、前記半導体スイッチへ供給するゲート信号を一
    定時間停止させるゲートブロック手段と、 前記過負荷保護回路から出力される保護信号を一定期間
    内に、あらかじめ設定した回数検知した場合に故障信号
    を出力する故障信号出力手段と、 を有することを特徴とするインテリジェントパワーモジ
    ュール。
  6. 【請求項6】 半導体スイッチと、該半導体スイッチの
    過電圧を検知する過電圧保護回路と、前記半導体スイッ
    チのオン、オフにより充放電されるコンデンサと、該コ
    ンデンサの放電用スイッチとを同一基板上に有するイン
    テリジェントパワーモジュールにおいて、 前記過電圧保護回路から出力される保護信号を検知した
    場合に、前記半導体スイッチへ供給するゲート信号を一
    定時間停止させるゲートブロック手段と、 前記過電圧保護回路から過電圧を示す信号を受信した場
    合に、前記放電用スイッチをオンにして、前記コンデン
    サを放電させるコンデンサ放電制御手段と、 前記過電圧保護回路から出力される保護信号を一定期間
    内に、あらかじめ設定した回数検知した場合に、故障信
    号を出力する故障信号出力手段と、 を有することを特徴とするインテリジェントパワーモジ
    ュール。
  7. 【請求項7】 半導体スイッチと、該半導体スイッチの
    異常を検知する保護回路と該保護回路に電力を供給する
    電源回路とを一つの基板上に有するインテリジェントパ
    ワーモジュールにおいて、 前記電源回路の故障時に、少なくとも故障信号を出力す
    るために必要な電力容量を蓄えた補助電源回路を有する
    ことを特徴とするインテリジェントパワーモジュール。
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