JP2012010544A - 半導体素子の駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パルス幅に基づいて複数の保護回路が保護動作状態であるか否かを正確に判別することができる半導体素子の駆動装置を提供する。
【解決手段】電力変換装置1を構成する半導体素子の保護動作を行う複数の保護回路51〜53と、保護回路毎に異なるパルス幅のパルス列信号を設定し、最初に保護動作が必要であることを検出した保護回路に対応するパルス列信号を出力するパルス信号発生回路55と、スイッチング素子57がオン・オフ制御されることによりアラーム信号を形成して外部に出力するアラーム信号形成回路45と、該アラーム信号形成回路のアラーム信号に基づいて保護動作状態であるか否かを判別する保護動作状態判別回路46と、該保護動作状態判別回路の判別結果に基づいて前記パルス信号発生回路から出力されるパルス列信号を前記アラーム信号形成回路の前記スイッチング素子の制御端子に供給するアラーム制御回路47とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、たとえば電力変換装置を構成する半導体素子を駆動するとともに、保護動作識別機能を有する半導体素子の駆動装置に関する。
この種の半導体素子の駆動装置としては、たとえば、インバータを駆動するパワートランジスタモジュールであるインテリジェントパワーモジュール(IPM:Intelligent Power Module)が過電流警報手段、過電圧警報手段及び過熱警報手段を備えた警報回路が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された従来例では、過電流警報手段はパワートランジスタの過電流状態を検出したときに第1のパルス幅を有する第1警報信号を出力し、過電圧警報手段は、パワートランジスタの出力端子の過電圧状態を検出して第2のパルス幅を有する第2警報信号を出力し、過熱警報手段は、パワートランジスタの過熱状態を検出して第3のパルス幅を有する第3警報信号を出力するようにしている。このため、出力された警報信号のパルス幅を検出するだけで、容易にパワートランジスタが過電流状態にあるか、過電圧状態にあるか、あるいは過熱状態にあるかを判別することができる。
また、他の半導体素子の駆動装置としては、所要数の半導体スイッチング素子と、駆動回路と、スイッチング素子又は駆動回路等の致命的以上及び前兆的異常を検出する各種の検出回路及びウォーニング回路と、これらの回路による異常検出時にスイッチング素子の保護動作を行う異常検出ロジックと、異常検出信号に基づく信号を外部に出力するための制御回路と、伝送回路とを備えたインテリジェントパワーモジュールが提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
この特許文献2に記載された従来例にあっては、伝送回路に、致命的異常の検出時にアラーム信号を出力する出力端子と、致命的異常及び前兆的異常を含む異常要因を示す異常要因識別信号を出力する出力端子と設け、好ましくはこれらを単一の出力端子として供用するようにしている。
さらに、他の半導体素子の駆動装置としては、インバータ装置の電力変換用ブリッジ回路を構成するIGBTと、抵抗を介しモータの回生電力を消費する電流を断続するIGBT1DBと、対応するIGBTのドライブ回路及び保護回路を内蔵するプリドライバとを一体に収納した半導体装置であるインテリジェントパワーモジュールであって、保護回路は異常時にアラームイネーブルラインを介しインテリジェントパワーモジュールの外部に警報ALM1を出力するが、その前にIGBTのコレクタ電流又はチップ温度が、正常値より高く、警報ALM1を発する時のレベルより低い所定値を超えた時点に異常発生の兆しがあると判別して、IGBTは遮断せず予告警報ラインを介して予告警報ALM2をインテリジェントパワーモジュールの外部へ出力するようにしている(例えば、特許文献3参照)。
特開平08−70580号公報 特開2002−27665号公報 特開2000−341960号公報
ところで、上記特許文献1に記載された従来例にあっては、インバータを構成するパワートランジスタの過電流異常、過電圧異常及び過熱異常を個別に検出し、異なるパルス幅の第1警報信号〜第3警報信号を外部に出力することにより、警報信号のパルス幅を検出することにより、過電流異常、過電圧異常及び過熱異常の何れであるかを検出することができるものである。しかしながら、過電流警報手段、過電圧警報手段及び過熱警報手段のそれぞれは過電流異常、過電圧異常及び過熱異常を検出したときに、ワンショットマルチバイブレータとして機能して、所定のパルス幅の1つの警報信号を出力するので、複数の警報手段で同時に又は1つの警報信号がオン状態に復帰する前に他の警報手段から警報信号が出力されたときには、警報信号を誤検出することになるという未解決の課題がある。
また、上記特許文献2に記載された従来例にあっては、アラーム信号と異常要因識別信号との2種類の信号を出力する必要があり、信号形成回路の構成が複雑となるという未解決の課題がある。
さらに、上記特許文献2に記載された従来例にあっては、保護回路が異常時にはアラームイネーブルラインを介して外部に警報ALM1を出力し、警報ALM1を出力する前に、IGBTのコレクタ電流又はチップ温度が、正常時より高く、警報ALM1を発する時のレベルより低い所定値を超えた時点に異常発生の兆しがあると判断して予告警報ラインを介して予告警報ALM2を外部に出力するようにしているが、コレクタ電流又はチップ温度を識別することはできず、単に異常発生状態であるかその前の異常発生の兆しがある状態であることを判別できるだけであり、異常状態を判別することはできないという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、パルス幅に基づいて複数の保護回路が保護動作状態であるか否かを正確に判別することができる半導体素子の駆動装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一の形態に係る半導体素子の駆動装置は、電力変換装置を構成する半導体素子を個別に駆動する半導体素子の駆動装置であって、前記半導体素子の保護動作を行うために必要な情報を検出する複数の保護回路と、前記複数の保護回路毎に異なるパルス幅のパルス信号が設定され、前記複数の保護回路のうち最初に保護動作が必要であることを検出した保護回路に対応するパルス信号を、当該保護動作が必要であることを検出している期間継続して出力するパルス信号発生回路と、スイッチング素子がオン・オフ制御されることによりアラーム信号を形成して外部に出力するアラーム信号形成回路と、該アラーム信号形成回路のアラーム信号に基づいて保護動作状態であるか否かを判別して保護動作状態信号を出力する保護動作状態判別回路と、該保護動作状態判別回路の判別結果に基づいて前記パルス信号発生回路から出力されるパルス信号を前記アラーム信号形成回路の前記スイッチング素子の制御端子に供給するアラーム制御回路とを備えたことを特徴としている。
この構成によると、複数の保護回路毎に、異なるパルス幅のパルス列信号が設定されており、最初に保護動作が必要であることを検出した保護回路に対応するパルス幅のパルス列信号がパルス信号発生回路から出力される。このとき、アラーム信号形成回路のアラーム信号が保護動作状態であるか否かを保護動作状態判別回路で判別し、保護動作状態ではないときに、アラーム制御回路で、パルス信号発生回路から出力されるパルス列信号をアラーム信号形成回路のスイッチング素子に供給してアラーム信号を発生させる。
このアラーム信号は、複数の保護回路毎に異なるパルス幅のパルス信号となるため、外部でアラーム信号のパルス幅を計測することにより、何れの保護回路で保護動作状態を検出して保護動作状態となっているかを認識することができる。このとき、パルス信号発生回路から、最初に保護作動が必要であることを検出した保護回路に対応したパルス幅のパルス信号を出力するので、複数のパルス列信号が混在することがなく、制御装置で誤検出することを確実に回避することができる。
また、本発明の他の形態に係る半導体素子の駆動装置は、前アラーム信号形成回路は、制御電源端子及び接地間に接続されたプルアップ抵抗と前記スイッチング素子との直列回路を有し、前記プルアップ抵抗及び前記スイッチング素子の接続点に、前記保護動作状態判別回路及びアラーム信号を外部に出力するアラーム端子が接続されていることを特徴としている。
この構成によると、プルアップ抵抗と直列にスイッチング素子が接続されているので、このスイッチング素子がオフ状態であるときには、アラーム信号がハイレベルとなり、スイッチング素子がオン状態であるときにはアラーム信号がローレベルとなる。
また、本発明の他の形態に係る半導体素子の駆動装置は、前記保護動作状態判別回路は、前記アラーム信号がハイレベルであるときに充電され、ローレベルであるときに放電される充放電回路と、該充放電回路の充電電圧と参照電圧とを比較する比較器とを備え、前記比較器から保護動作判別信号を出力することを特徴としている。
この構成によれば、充放電回路は、アラーム信号がハイレベルであるかローレベルであるかに応じて充放電される。アラーム信号がローレベルである時、他のICにおける保護回路が動作していると判断して、比較器から保護動作状態を表す保護動作判別信号(例えばローレベル)が出力されることになる。このため、パルス発生回路からのパルス列信号のアラーム信号形成回路のスイッチング素子への供給が阻止されてアラーム信号の出力が禁止される。逆に、アラーム信号がハイレベルである時他のICにおける保護回路が動作していないと判断して、比較器から保護動作状態ではない非保護動作状態を表す保護動作判別信号(例えばハイレベル)が出力されることになる。このため、パルス発生回路からのパルス信号のアラーム信号形成回路のスイッチング素子への供給が許可されてアラーム信号が出力される。
さらに、本発明の他の形態に係る半導体素子の駆動装置は、前記アラーム制御回路は、前記パルス形成回路からパルス信号が出力されるときに、前記保護動作状態判別回路の保護動作判別信号をラッチするラッチ回路と、該ラッチ回路のラッチ出力と前記パルス信号形成回路から出力されるパルス信号とが入力される論理積回路とを備え、前記論理積回路の論理積出力を前記アラーム信号形成回路の前記スイッチング素子の制御端子に供給することを特徴としている。
この構成によると、保護回路で保護動作が必要な状態を検出したときに、ラッチ回路で保護動作判別信号をラッチし、保護動作判別信号が保護動作状態を表すときには、論理積回路からのパルス列信号の出力が停止され、保護動作判別信号が非保護動作状態を表すときには論理積回路からのパルス列信号の出力が許可される。
また、本発明の他の形態に係る半導体素子の駆動装置は、前記電力変換装置の下アームを構成する半導体素子を駆動する半導体素子の駆動装置における前記アラーム信号形成回路のアラーム端子が互いに接続されていることを特徴としている。
この構成によると、電力変換装置の下アームを構成する半導体素子を駆動する半導体素子の駆動装置の何れか1つでアラーム信号が出力されると、他の半導体素子の駆動装置からのアラーム信号の出力が禁止される。
本発明によれば、電力変換装置を構成する半導体素子を個別に駆動する半導体素子の駆動装置に、半導体素子の保護動作を行うために必要な情報を検出する複数の保護回路を設けた場合に、複数の保護回路に異なるパルス幅に設定されたパルス列信号が同時期に出力されることを防止して、パルス信号のパルス幅で保護回路を正確に識別することができるとともに、保護動作状態の誤検出を防止することができるという効果が得られる。
また、たとえば電力変換装置の下アームを構成する複数の半導体素子の駆動装置のアラーム端子を互いに接続することにより、1つの半導体素子の駆動装置において保護動作が必要な状態を検出してアラーム信号を出力したときに、残りの半導体素子の駆動装置からアラーム信号の出力を禁止することができ、複数の半導体素子の駆動装置間でのアラーム信号が重複を防止することができる。
本発明を電力変換装置に適用した場合の一実施形態を示すブロック図である。 図1のパルス信号形成回路から出力されるパルス信号を示す信号波形図である。 図1の動作状態判別回路及びアラーム信号制御回路の具体的構成を示す回路図である。 本発明の動作の説明に供する信号波形図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明を電力変換装置に適用した場合の一実施形態を示すブロック図である。この図1において、電力変換装置1は、直流電力を交流電力に変換するインバータ2と、このインバータ2を構成する各相の半導体素子を個別に駆動する半導体素子の駆動装置としての各相ドライバIC3U〜3Zとを備えている。
インバータ2は、6個の半導体素子としてのIGBT(Insulated gate Bipolar Transistor)11〜16を有する。これらIGBT11〜16は、直流電源に接続されて直流電力が供給される正極側ラインLp及び負極側ラインLn間に、IGBT11及び12の直列回路、IGBT13及び14の直列回路並びにIGBT15及び16の直列回路が夫々並列に接続されている。ここで、各IGBT11〜16には、フライホイールダイオード21〜26が逆並列に接続されている。
また、IGBT11、13及び15がそれぞれU相、V相及びW相とされて上アームUAが構成され、IGBT12、14及び16がそれぞれX相、Y相及びW相とされて下アームLAが構成されている。さらに、IGBT11及び12の接続点、IGBT13及び14の接続点並びにIGBT15及び16の接続点から3相交流電力が出力され、この三相交流電力が電動モータ等の交流負荷4に供給されている。
そして、インバータ2を構成する各IGBT11〜16には、IGBT12で代表的に示すように、IGBT11〜16のコレクタ及びエミッタ間を流れる電流を検出する電流センス用IBGT17と、IGBT11〜16と同一チップ内に埋め込まれた温度検出用ダイオード18とが設けられている。ここで、電流センス用IGBT17はそのコレクタ及びゲートがIGBT12のコレクタ及びゲートにそれぞれ接続されている。
ドライバIC3U〜3Zのそれぞれは、同一構成を有し、インバータ2の下アームLAを構成するIGBT12を駆動するドライバIC3Xで代表的に示す構成を有する。このドライバIC3Xは、外部の制御装置(図示せず)からゲート駆動用のパルス幅変調信号が入力される入力端子31と、外部の制御装置にアラーム信号を出力するアラーム端子32と、インバータ2のIGBT12のゲートにゲート駆動信号を出力する出力端子33と、ドライバ電源電圧が入力される電圧入力端子34と、インバータ2の電流センス用IGBT17のコレクタに接続された電流入力端子35と、インバータ2の温度検出用ダイオード18のアノードに接続された過熱検出端子36と、温度検出用ダイオード18のカソードに接続されたパワーグランド端子37とを備えている。
入力端子31に入力されるパルス幅変調信号は、入力回路41で波形整形等の信号処理が行われてアンドゲート42の入力側に供給され、このアンドゲート42の出力が増幅器43で増幅されてゲート駆動信号としてゲート駆動信号出力端子33に出力される。
アラーム端子32には、アラーム信号形成回路45が接続され、このアラーム信号形成回路45のアラーム信号ALが保護動作状態判別回路46に供給されている。保護動作状態判別回路46から出力される保護動作判別信号PDがアラーム制御回路47に入力されている。
一方、電圧入力端子34には、各ドライバIC3X〜3Zに供給するドライバIC用電源が所定電圧以下に低下する低電圧状態を検出する低電圧保護回路51が接続されている。この低電圧保護回路51では、ドライバIC用電源の電源電圧が低電圧閾値以下に低下したときにハイレベルとなる保護動作信号H1を出力する。
また、電流入力端子35には、電流センス用IGBT17を流れる電流が入力されて過電流状態を検出する過電流保護回路52が接続されている。この過電流保護回路52では、電流センス用IGBT17を流れる電流が過電流閾値以上である過電流状態を検出したときにハイレベルとなる保護動作信号H2を出力する。
さらに、過熱検出端子36には、温度検出用ダイオード18の端子間電圧が入力されてチップ内温度を検出する過熱保護回路53が接続されている。この過熱保護回路53では、温度検出用ダイオード18の端子間電圧に基づいてチップ温度を検出し、検出したチップ温度が所定過熱閾値以上となったときにハイレベルとなる保護動作信号H3を出力する。
そして、低電圧保護回路51、過電流保護回路52及び過熱保護回路53から出力される保護動作信号H1、H2及びH3がロジック回路54に供給される。このロジック回路54では、入力回路41から出力されるパルス幅変調信号が入力されている。このパルス幅変調信号が入力されている状態で、保護動作信号H1、H2及びH3のうち何れか1つがハイレベルになったときに、ローレベルの駆動停止信号SSをアンドゲート42の入力側に出力するとともに、最初にハイレベルとなった保護動作信号H1〜H3を識別し、識別した保護動作信号Hi(i=1〜3)に応じたパルス列出力指示信号PSiをパルス信号発生回路55に出力する。ここで、パルス列出力指示信号PSiは、保護動作信号Hiがハイレベルを継続している間ハイレベルを維持する。
パルス信号発生回路55では、ロジック回路54からパルス列出力指示信号PSiが入力されると、パルス列出力指示信号PSiに応じた異なるパルス幅のパルス列信号をアラーム制御回路47に出力する。すなわち、パルス信号発生回路55では、低電圧保護回路51がIC電源の低電圧を検出して保護動作信号H1を出力することにより、ロジック回路54からハイレベルのパルス列出力指示信号PS1が入力されたときに、図2(a)に示すように、パルス幅が例えば基本パルス幅Tで、パルス間隔が例えば基本パルス幅Tより短い幅のTaとなるパルス列信号PL1をパルス列出力指示信号PS1がハイレベルを継続している間出力する。
また、パルス信号発生回路55では、過電流保護回路52でIGBT12の過電流状態を検出して保護動作信号H2を出力することにより、ロジック回路54からハイレベルのパルス列出力指示信号PS2が入力されたときに、図2(b)に示すように、パルス幅が例えば2Tでパルス間隔がTaとなるパルス列信号PL2をパルス列出力指示信号PS2がハイレベルを継続している間出力する。
さらに、パルス信号発生回路55では、過熱保護回路53でIGBT12を形成したチップ内温度が所定過熱閾値以上となる過熱状態を検出して保護動作信号H3を出力することにより、ロジック回路54からハイレベルのパルス列出力指示信号PS3が入力されたときに、図2(c)に示すように、パルス幅が4Tでパルス間隔がTaとなるパルス列信号PL3をパルス列出力指示信号PS3がハイレベルを継続している間出力する。
ここで、各パルス列信号PL1〜PL3のパルス間隔Taは、後述する保護動作状態判別回路46における充放電用コンデンサ70の充電電圧が放電状態から参照電圧Vrefに達するまでの時間より長くなるように選定されている。
アラーム信号形成回路45は、図1に示すように、電源端子及び接地間に直列に接続されたプルアップ抵抗56と、スイッチング素子としてのNMOS−FET57との直列回路が接続された構成を有する。そして、プルアップ抵抗56とNMOS−FET57との接続点がアラーム端子32に接続されているとともに、アンドゲート42の入力側および保護動作状態判別回路46に接続されている。
保護動作状態判別回路46は、図3に示すように、正極側電源端子60及び負極側電源端子61間にカレントミラー回路62が接続されている。このカレントミラー回路62は、ソースが正極側電源端子60に接続されゲートが互いに接続された2つのPMOS−FET63及び64と、PMOS−FET63と負極側電源端子61との間に介挿された定電流原65と、PMOS−FET64及び負極側電源端子61との間に直列に介挿されたPMOS−FET66及びNMOS−FET67とを備えている。ここで、PMOS−FET63及び64のゲートはPMOS−FET63のドレインに接続されている。
そして、PMOS−FET66及びNMOS−FET67のゲートが、論理反転回路68を介してアラーム信号形成回路45からアラーム信号が入力される入力端子69に接続されている。
また、NMOS−FET67のソース及びドレイン間に充放電用コンデンサ70が並列に接続され、この充放電用コンデンサ70とPMOS−FET66及びNMOS−FET67の接続点との間が比較器71の非反転入力側に接続されている。この比較器71の反転入力側にはIC電源電圧よりは低い電圧に設定された参照電圧源72が接続され、非反転入力側の電圧が参照電圧源72の電圧を上回るときにハイレベルの比較出力が、逆に非反転入力側の電圧が参照電圧源72の電圧を下回るときにローレベルの比較出力が夫々保護動作判別信号PDとしてアラーム制御回路47に出力される。
アラーム制御回路は、図3に示すように、パルス信号発生回路55からパルス列信号PLk(k=1〜3)が入力される入力端子81と、保護動作判別信号PDが入力される入力端子82とを備えている。そして、入力端子82は直接ラッチ回路としてのD型フリップフロップ83のデータ入力端子Dに接続され、入力端子81はD型フリップフロップ83のクロック入力端子CLに接続されている。また、D型フリップフロップ83の出力端子Qと入力端子81がアンドゲート84の入力側に接続されている。このアンドゲート84の論理積出力がアラーム信号形成回路45のNMOS−FET57のゲートにゲート駆動信号Gcとして出力される。
また、インバータ2の下アームLAを構成する3つのIGBT12、14及び16を駆動するX相ドライバIC3X、Y相ドライバIC3Y及びZ相ドライバIC3Zのアラーム端子32が外部で互いに接続されて制御装置(図示せず)に接続されている。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、インバータ2を構成するIGBT11〜16に流れる電流が過電流閾値未満で正常であり、且つ,IGBT11〜16を形成したチップ内温度が過熱閾値未満で正常であり、さらに各ドライバIC3U〜3Zに供給するIC電源電圧が低電圧閾値を超えていて正常であるものとする。
この正常状態では、各ドライバIC3U〜3Zの低電圧保護回路51、過電流保護回路52及び過熱保護回路53から出力される保護動作信号H1、H2及びH3がローレベルとなっており、ロジック回路54から出力される駆動停止信号SSがハイレベルとなっている。さらに、パルス信号発生回路55に出力するパルス列出力指示信号PS1、PS2及びPS3が全てローレベルを維持しており、パルス信号発生回路55からパルス列信号PL1〜PL3の何れもが出力されないパルス列信号出力停止状態となっている。
また、アラーム信号形成回路45のNMOS−FET57がオフ状態であって、アラーム端子32に出力されるアラーム信号ALが図4(a)に示すようにハイレベルを維持しているものとする。
この状態では、保護動作状態判別回路46で、論理反転回路68の出力がローレベルとなることにより、PMOS−FET66がオン状態となり、NMOS−FET67がオフ状態となっている。このため、カレントミラー回路62から供給される定電流がPMOS−FET66を介して充放電用コンデンサ70に供給されることにより、この充放電用コンデンサ70が充電状態となり、その充電電圧Vcが図4(b)に示すように、参照電圧源72の点線図示の参照電圧Vrefを超える状態となっている。したがって、比較器71から出力される比較出力でなる保護動作判別信号PDは、図4(c)に示すように、ハイレベルを維持している。
そして、アラーム制御回路47では、保護動作状態判別回路46から入力される保護動作判別信号PDがハイレベルであるが、パルス信号発生回路55から入力されるパルス列信号PLkが図4(e)に示すようにローレベルを維持する。したがって、D型フリップフロップ83では前回の出力状態(例えばローレベル)を保持しており、アンドゲート84の出力であるゲート駆動信号Gcも図4(g)に示すようにローレベルとなる。
このため、アラーム信号形成回路45のNMOS−FET57がオフ状態を維持し、アラーム信号ALが図4(a)に示すようにハイレベルを維持する。
他のドライバIC3Y,3Zでも、IC電源電圧が正常であり、インバータ2のIGBT14,16も正常であり、チップ内温度も正常であるものとすると、これらドライバIC3Y,3Zのアラーム端子32から出力されるアラーム信号ALが全てハイレベルとなっている。
このため、各ドライバIC3X〜3Zでは、制御装置(図示せず)から入力端子31に入力されるパルス幅変調信号が入力回路41で信号処理されてアンドゲート42を通って増幅器43で増幅され、この増幅器43から出力されるゲート駆動信号がインバータ2の各IGBT11〜16に供給されることにより、インバータ2で直流電力が交流電力に変換されて交流負荷4に交流電力が出力される。
このインバータ2の各相のIGBT11〜16が正常状態であり、IC電源電圧が正常である状態から、例えば、X相のIGBT12を駆動するX相ドライバIC3Xに供給されるIC電源電圧が低電圧閾値以下に低下する低電圧異常が発生したときには、この低電圧異常が低電圧保護回路51で検出される。
すると、低電圧保護回路51からハイレベルの保護動作信号H1がロジック回路54に出力される。ロジック回路54では、ハイレベルの保護動作信号H1が入力されると、先ず、駆動停止信号SSをハイレベルからローレベルに転換する。このため、アンドゲート42で入力回路41から出力されるパルス幅変調信号が遮断されて、増幅器43からインバータ2のIGBT12のゲートに出力されるゲート駆動信号Gc2がローベルとなってIGBT12の駆動が直ちに停止される。
これと同時に、ロジック回路54から低電圧保護回路51の保護動作に応じて図4(d)に示すように時点t1でハイレベルのパルス列出力指示信号PS1がパルス信号発生回路55に出力される。
このため、パルス信号発生回路55では、図4(e)に示すように、時点t1で、低電圧保護動作に対応したパルス幅Tのパルス列信号PL1をアラーム制御回路47に出力開始する。
アラーム制御回路47では、パルス列信号PL1がD型フリップフロップ83のクロック入力端子CLに入力されるので、このパルス列信号PL1の立ち上がり時点で、ハイレベルである保護動作判別信号PDをラッチすることにより、出力端子Qから出力されるラッチ出力信号LOSが図4(f)に示すようにローレベルからハイレベルに反転する。
このラッチ出力信号LOSがアンドゲート84に供給されるとともに、このアンドゲート84の他方の入力側にパルス信号発生回路55からのパルス列信号PL1がそのまま入力されるので、アンドゲート84から出力されるゲート駆動信号Gcが図4(g)に示すようにローレベルからハイレベルに反転される。
このゲート駆動信号Gcがアラーム信号形成回路45のNMOS−FET57のゲートに供給されることにより、NMOS−FET57がオン状態に制御される。このため、アラーム信号ALが図4(a)に示すように、ハイレベルからローレベルに反転する。
このアラーム信号ALがハイレベルからローレベルに反転すると保護動作状態判別回路46の論理反転回路68の出力がハイレベルに反転するので、これまでオン状態であったPMOS−FET66がオフ状態となる。これと同時に、これまでオフ状態であったNMOS−FET67がオン状態となる。したがって、充放電用コンデンサ70に蓄積されていた電荷がNMOS−FET67を通じて放電される。
これによって比較器71の非反転入力側に供給されていた充電電圧Vcが図4(b)に示すように急激に参照電圧Vref以下に低下する。このため、比較器71の比較出力すなわち保護動作判別信号PDが図4(c)に示すようにハイレベルからローレベルに反転する。
このローレベルの保護動作判別信号PDがD型フリップフロップ83のデータ入力端子Dに入力される。このとき、D型フリップフロップ83のクロック入力端子CLに供給されるパルス列信号PL1はハイレベルを維持しているので、このD型フリップフロップ83の出力端子Qから出力されるラッチ出力信号LOSは図4(f)に示すようにハイレベルを保持する。
このため、ハイレベルのパルス列信号PL1がそのままアンドゲート84を通ってゲート駆動信号Gcとしてアラーム信号形成回路45のNMOS−FET57のゲートに供給されるので、アラーム信号ALが図4(a)に示すようにローレベルを維持する。
その後、時点t2で、パルス信号発生回路55から出力されるパルス列信号PL1が図4(e)に示すように、ローレベルに反転すると、D型フリップフロップ83の出力端子Qから出力されるラッチ出力信号LOSはハイレベルを保持するが、アンドゲート84から出力されるゲート駆動信号Gcが、図4(g)に示すように、ローレベルに反転する。このため、アラーム信号形成回路45のNMOS−FET57がオフ状態となり、アラーム信号ALが図4(a)に示すようにハイレベルに復帰する。
このため、保護動作状態判別回路46のPMOS−FET66がオン状態となり、NMOS−FET67がオフ状態に復帰して、充放電用コンデンサ70への充電が開始される。このため、充電電圧Vcが図4(b)に示すように上昇し、時点t3で、充電電圧Vcが参照電圧Vref以上となると、比較器71から出力される保護動作判別信号PDが図4(c)に示すようにハイレベルに復帰する。
しかしながら、この時点t3ではパルス信号発生回路55から出力されるパルス列信号PL1がローレベルを維持しているので、アラーム制御回路47のD型フリップフロップ83の出力端子Qから出力されるラッチ出力信号LOSは、図4(f)に示すように、ハイレベルを保持している。
その後、時点t4で、パルス信号発生回路55から出力されるパルス列信号PL1がハイレベルに反転すると、これに応じてD型フリップフロップ83で保護動作判別信号PDをラッチするが、この保護動作判別信号PDがハイレベルであるので、D型フリップフロップ83の出力端子Qから出力されるラッチ出力信号LOSはハイレベルを維持する。
このため、時点t4で、アンドゲート84から出力されるゲート駆動信号Gcが図4(g)に示すようにハイレベルに反転することにより、アラーム信号形成回路45のNMOS−FET57がオン状態となって、アラーム信号ALが図4(a)に示すようローレベルに反転する。
その後、低電圧保護回路51で低電圧状態を検出している状態を継続し、ロジック回路54から出力されるパルス列出力指示信号PS1が図4(d)に示すようにハイレベルを継続している間は上述した時点t1〜t4の動作を繰り返す。
一方、X相ドライバIC3Xのアラーム信号ALが、時点t1で、ハイレベルからローレベルに反転すると、アラーム端子32に接続されている他のY相ドライバIC3Y及びZ相ドライバIC3Zのアラーム信号形成回路45のアラーム信号ALもローレベルに反転される。このローレベル信号がアンドゲート42に入力されるので、Y相IGBT14及びZ相IGBT3Zへのゲート駆動信号の供給が停止される。これと同時に、Y相ドライバIC3Y及びZ相ドライバIC3Zにおける保護動作状態判別回路46の比較器71から出力される保護動作判別信号PDが前述した場合と同様にローレベルに反転する。このローレベルの保護動作判別信号PDがアラーム制御回路47のD型フリップフロップ83のデータ入力端子Dに入力される。この結果、Y相ドライバIC3Y及びZ相ドライバIC3Zの少なくとも一方で、保護回路51〜53の何れかで、保護動作が必要な状態が検出されることにより、パルス信号発生回路55からパルス列信号PLkが出力されて、D型フリップフロップ83のクロック入力端子CLに入力されたとしても、D型フリップフロップ83の出力端子Qから出力されるラッチ出力信号LOSはローレベルを維持することから、アンドゲート84からのゲート駆動信号Gcの出力が禁止される。
このため、アラーム端子32に接続された制御装置(図示せず)に出力されるアラーム信号ALはX相ドライバIC3Xから出力されるアラーム信号のみとなり、制御装置でアラーム信号ALのパルス幅を計測することにより、低電圧保護動作中であることを正確に認識することができる。
その後、時点t8で、IC電源電圧が低電圧閾値を超える状態に復帰すると、これに応じて低電圧保護回路51から出力される保護動作信号H1がローレベルに復帰する。このため、ロジック回路54で駆動停止信号SSがハイレベルに復帰されて、アンドゲート42を通じてパルス幅変調信号が増幅器43に供給開始されて、インバータ2のX相IGBT12のゲートへのゲート駆動信号の供給が開始される。
一方、アラーム制御回路47では、パルス信号発生回路から出力されるパルス列信号PL1がローレベルを維持する状態となるため、アンドゲート84から出力されるゲート駆動信号Gcが、図4(g)に示すように、時点t8でローレベルに反転し、これに応じてアラーム信号形成回路45のNMOS−FET57がオフ状態となることにより、アラーム信号ALが図4(a)に示すようにハイレベルに復帰する。
このため、保護動作状態判別回路46では、アラーム信号ALがハイレベルとなることにより、PMOS−FET66がオン状態となり、NMOS−FET67がオフ状態となるので、充放電用コンデンサ70が充電を開始し、充電電圧Vcが図4(b)に示すように上昇を開始し、時点t9で参照電圧Vref以上となると、比較器71から出力される保護動作判別信号PDが図4(c)に示すようにローレベルからハイレベルに復帰する。しかしながら、アラーム制御回路47のD型フリップフロップ83はパルス列信号PLkが立ち上がらないので、出力端子Qから出力されるラッチ出力信号LOSがハイレベルを維持した状態を継続する。
ところが、他のドライバIC3Y又は3Zで異常を検出して、保護動作状態となり、アラーム信号ALがローレベルとなると、ドライバIC3Xの保護動作状態判別回路46の比較器71から出力される保護動作判別信号PDがローレベルとなる。したがって、その後に、ドライバIC3Xの何れかの保護回路51〜53で、保護動作信号H1〜H3の何れかを出力し、ロジック回路54からハイレベルのパルス列出力指示信号PSiが出力されたときには、パルス信号発生回路55からパルス列信号PLkが出力される。このパルス列信号PLkの立ち上がり時点で、アラーム制御回路47のD型フリップフロップ83の出力端子Qから出力されるラッチ出力信号LOSがローレベルに反転することにより、アンドゲート84から出力されるゲート駆動信号Gcはハイレベルとなることはなく、アラーム信号ALの出力が禁止される。
また、アラーム信号ALがハイレベルである状態で、X相ドライバIC3Xの過電流保護回路52でインバータ2を構成するX相IGBT12に過電流が流れていることを検出した場合には、ロジック回路54によって、ローレベルの駆動停止信号SSがアンドゲート42に出力されるので、X相IGBT12のゲートへのゲート駆動信号の出力が停止される。これと同時に、ロジック回路54からパルス列出力指示信号PS2がパルス信号発生回路55に出力されて、このパルス信号発生回路55から図2(b)に示すパルス列信号PL2がアラーム制御回路47に出力されることにより、パルス列信号PL2を反転したアラーム信号ALがアラーム端子32から制御装置(図示せず)に出力され、この制御装置でアラーム信号ALのパルス幅を計測することにより、過電流保護動作中であることを正確に認識することができる。
同様に、アラーム信号ALがハイレベルである状態で、X相ドライバIC3Xの過熱保護回路53でインバータ2を構成するX相IGBT12を形成したチップ内温度が過熱閾値以上となったことを検出した場合には、ロジック回路54によって、ローレベルの駆動停止信号SSがアンドゲート42に出力されるので、X相IGBT12のゲートへのゲート駆動信号の出力が停止される。これと同時に、ロジック回路54からパルス列出力指示信号PS3がパルス信号発生回路55に出力されて、このパルス信号発生回路55から図2(c)に示すパルス列信号PL3がアラーム制御回路47に出力されることにより、パルス列信号PL3を反転したアラーム信号ALがアラーム端子32から制御装置(図示せず)に出力され、この制御装置でアラーム信号ALのパルス幅を計測することにより、過熱保護動作中であることを正確に認識することができる。
また、パルス信号発生回路55で発生するパルス列信号PL1〜PL3におけるパルス間隔Taの設定は、保護動作状態判別回路46の充放電用コンデンサ70の充電電圧Vcが放電状態から参照電圧Vrefに達するまでの時間より僅かに長いに時間に設定し、保護動作状態判別回路46の比較器71から出力される保護動作判別信号PDのハイレベル状態を維持するパルス幅を必要最小限に短くすることが好ましい。このようにすることにより、一のドライバICで保護動作状態となっている状態で、他のドライバICが保護動作となったときの割込の発生を抑制することができる。
このように、上記実施形態においては、パルス信号発生回路55から保護回路51〜53からハイレベルの保護動作信号H1〜H3の何れかが出力されたときに、保護動作信号H1〜H3毎に異なるパルス幅のパルス列信号PL1〜PL3を出力し、このパルス列信号をアラーム信号ALの状態を保護動作状態判別回路46で保護動作状態であるか否かを判別し、その保護動作判別信号に基づいてパルス列信号PL1〜PL3に応じたアラーム信号ALを出力するか否かを制御するので、他の相ドライバICでアラーム信号ALを出力しているときに、アラーム信号を重複して出力することを禁止することができ、1つのアラーム信号ALのみが制御装置に供給される。この結果、アラーム信号ALが変更されることはなく、パルス幅の異なるパルス列信号PL1〜PL3を使用することにより、保護動作状態の発生と、保護動作種別の判別とを1つのアラーム信号ALに基づいて正確に行うことができる。
なお、上記実施形態においては、電力変換装置としてインバータを適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、交流電力を直流電力に変換するコンバータを適用することもでき、その他半導体素子を含む任意の電力変換装置に本発明を適用することができる。また、三相の電力変換装置に本発明を適用した場合について説明したが、単相の電力変換装置に本発明を適用することもできる。
また、上記実施形態においては、パルス信号発生回路55で、発生するパルス列信号PL1〜PL3のパルス幅を基本パルス幅T、2T及び4Tに設定した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、制御装置で識別可能な異なるパルス幅であれば任意のパルス幅のパルス列信号を適用することができる。
さらに、上記実施形態においては、保護動作状態判別回路46をアナログ回路で構成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、クロック信号が入力されて計数するカウンタを適用したデジタル回路構成とすることもでき、さらにはマイクロコンピュータ等の演算処理装置を適用してソフトウェア処理することもできる。この場合のソフトウェア処理としては、保護動作状態判別回路46のみならず、アラーム制御回路47を含めた処理とすることができる。
また、上記実施形態においては、アラーム信号ALが正常時にハイレベルとなる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、正常時にローレベルとなり、保護動作時にハイレベルとなるように設定することもできる。この場合には、保護動作状態判別回路46及びアラーム制御回路47の信号レベルを反転させれば良い。
さらに、上記実施形態においては、半導体素子としてIGBTを適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、パワーFET等の任意の半導体素子を適用することができる。
また、上記実施形態においては電流センス用IGBT17を有して、この電流センス用IGBT17でIGBT11〜16に流れる電流を検出するようにした場合について説明したが、これに限定されるものではなく、シャント抵抗を利用して電流を検出したり、変流器を利用して電流を検出したりすることができる。
さらに、上記実施形態においては、IC電源の低電圧、IGBTの過電流及び過熱を検出する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、上記の3種類の保護動作の内の2種類を検出するようにしてもよく、さらには過電圧等の保護動作を必要とする他の状態を検出する保護回路を設けるようにしてもよい。
また、保護動作状態判別回路46を構成するスイッチング素子はMOS−FETに限定されるものではなく、パイポーラトランジスタ等の他のスイッチング素子を適用することができる。
さらに、上記実施形態においては、パルス信号発生回路55で発生されるパルス列信号PLkのパルス間隔Taが充放電用コンデンサ70の充電電圧Vcが放電状態から参照電圧Vrefに達するまでの時間より長く設定した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、パルス信号発生回路55から発生されるパルス列信号PLkのパルス間隔Taを充放電用コンデンサ70の充電電圧Vcが放電状態から参照電圧Vrefに達するまでの時間より短く設定することにより、アラーム信号ALがパルス列信号PLkに同期している区間で動作保護判定信号PDがローレベルを保持するようにすれば他のドライバICによるゲート駆動信号Gcの出力を確実に防止することができる。このためには、アラーム信号ALがハイレベルである状態で、最初にパルス列信号PLkが入力されたアラーム制御回路47でのみパルス列信号PLkに基づくゲート駆動信号Gcを出力可能に構成し、パルス列信号PLkの入力が停止されたときにゲート駆動信号Gcをローレベルに復帰させるように構成すればよい。要は、アラーム制御回路47で保護動作状態判別回路46の保護動作判別信号PDが保護動作状態ではないことを表すときにパルス信号発生回路55のパルス列信号PLkをアラーム信号形成回路45のスイッチング素子に供給するようにすればい。
1…電力変換装置、2…インバータ、3U〜3Z…ドライバIC、4…交流負荷、11〜16…IGBT、17…電流センス用IGBT、18…温度検出用ダイオード、21〜26…フライホイールダイオード、UA…上アーム、LA…下アーム、41…入力回路、42…アンドゲート、43…増幅器、45…アラーム信号形成回路、46…保護動作状態判別回路、47…アラーム制御回路、51…低電圧保護回路、52…過電流保護回路、53…過熱保護回路、54…ロジック回路、55…パルス信号発生回路、56…プルアップ抵抗、57…NMOS−FET、83…D型フリップフロップ、84…アンドゲート

Claims (5)

  1. 電力変換装置を構成する半導体素子を個別に駆動する半導体素子の駆動装置であって、
    前記半導体素子の保護動作を行うために必要な情報を検出する複数の保護回路と、
    前記複数の保護回路毎に異なるパルス幅のパルス信号が設定され、前記複数の保護回路のうち最初に保護動作が必要であることを検出した保護回路に対応するパルス信号を、当該保護動作が必要であることを検出している期間継続して出力するパルス信号発生回路と、
    スイッチング素子がオン・オフ制御されることによりアラーム信号を形成して外部に出力するアラーム信号形成回路と、
    該アラーム信号形成回路のアラーム信号に基づいて保護動作状態であるか否かを判別して保護動作状態信号を出力する保護動作状態判別回路と、
    該保護動作状態判別回路の判別結果に基づいて前記パルス信号発生回路から出力されるパルス信号を前記アラーム信号形成回路の前記スイッチング素子の制御端子に供給するアラーム制御回路と
    を備えたことを特徴とする半導体素子の駆動装置。
  2. 前アラーム信号形成回路は、制御電源端子及び接地間に接続されたプルアップ抵抗と前記スイッチング素子との直列回路を有し、前記プルアップ抵抗及び前記スイッチング素子の接続点に、前記保護動作状態判別回路及びアラーム信号を外部に出力するアラーム端子が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子の駆動装置。
  3. 前記保護動作状態判別回路は、前記アラーム信号がハイレベルであるときに充電され、ローレベルであるときに放電される充放電回路と、該充放電回路の充電電圧と参照電圧とを比較する比較器とを備え、前記比較器から保護動作判別信号を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体素子の駆動装置。
  4. 前記アラーム制御回路は、前記パルス形成回路からパルス信号が出力されるときに、前記保護動作状態判別回路の保護動作判別信号をラッチするラッチ回路と、該ラッチ回路のラッチ出力と前記パルス信号形成回路から出力されるパルス信号とが入力される論理積回路とを備え、前記論理積回路の論理積出力を前記アラーム信号形成回路の前記スイッチング素子の制御端子に供給することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の半導体素子の駆動装置。
  5. 前記電力変換装置の下アームを構成する半導体素子を駆動する半導体素子の駆動装置における前記アラーム信号形成回路のアラーム端子が互いに接続されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の半導体素子の駆動装置。
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