JP5071362B2 - 組み立て作業ロボットの制御方法および組み立て作業ロボット - Google Patents
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Description
図12は特許文献1の方法を示している。図12において、1203はロボット先端に取り付けられたグリッパであり、ワーク1201を把持する。探索動作は、まず、図12(a)のように対象物の穴の軸に対して角θだけワークを傾斜させた状態で所定の接触力で対象物へ押し付け、次に図12(b)のようにワークを傾斜させて対象物へ接触した状態を保持したまま対象物上を横方向に移動させることで穴を探索し、図12(c)のように穴へ到達すると、図12(d)のように探索進行方向の奥側の縁にワークの外周面の一部を接触させる。その後、ワークを対象物の穴に挿入しながら図12(e)のように傾斜角を立てつつワーク先端と穴を合致させて図12(f)のように挿入する。
接触した点を点Cとし、その後、ワーク1301を対象物へ押し付けた状態で、穴の中心とワーク中心が一致するように点Cまわりに対象物に対して相対的に回転させ、押し付け力によってワーク1301が穴1302へ突入することで挿入する。
このように、従来の組み立て作業ロボット制御方法では、ワークを対象物に対して傾けた状態で穴の位置を探索し、穴の縁へのワークの接触をきっかけにして傾斜角を変えたり移動方向を変えたりして、押し付け力によって穴へ挿入するという手順がとられていた。
特許文献1の方法では、穴の奥側の縁へワークが接触してから傾斜角を立てて、ワークを穴へ挿入できる状態を作るため、探索時にはワークを探索進行方向へ倒すように傾斜させ、探索進行方向と反対側のワーク端を持ち上げることが必要であるが、穴の周囲に凹凸部がある場合には、穴の奥側の縁にワークの外周面の一部が接触した状態を作ることができないことがある。
穴の周囲に凹凸部がある場合、探索進行方向と反対側のワーク端が持ち上がるようにして探索動作をすると、図15のように探索進行方向側のワーク端が凹凸部に引っかかって止まってしまい、ワークがそれ以上進めず挿入できる位置に到達できない。
また、探索進行方向と反対側のワーク端が持ち上がるような傾斜角で、凹凸部を乗り越えられるようにするには、図16(a)のように、ワークをほぼ水平にまで倒した姿勢にしなければならず、グリッパなどが対象物に接触することがある。さらに、ワークをほぼ水平にした状態で探索動作をした場合、図16(b)のように凹凸部でワークが垂直方向に下がることがあると、そこでワークを垂直にしても図16(c)のようになって、挿入位置には到達できない。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、探索動作中のワークの引っかかりを防止し、挿入位置の縁に凹凸部があってもワークを対象物上の挿入位置へ挿入することができる組み立て作業ロボットおよびその制御方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、ロボットが把持したワークを対象物に押し当てた状態で前記対象物上を移動させ、前記対象物に設けられた挿入位置を探索し、前記ワークを前記挿入位置へ挿入する組み立て作業ロボットの制御方法において、前記挿入位置を探索する際に、探索進行方向のワーク端を持上げ、前記ワークを前記対象物に対して予め設定された傾斜角で傾斜させることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記ロボットの先端部に作用する力およびモーメントを検出するセンサを設け、前記探索中に前記センサの出力に基づく力制御を行うことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記対象物の前記挿入位置周辺に凸部が存在する場合に、前記傾斜角を、前記凸部の高さよりも前記探索進行方向のワーク端の位置が高くなる角度とすることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記探索中に前記ワークが垂直方向に予め設定された落ち込み量閾値以上移動すると、前記ワークが前記挿入位置へ到達したと判断することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記ワークが前記挿入位置に到達したと判断すると、前記ワークの傾斜を前記傾斜角だけ戻すことを特徴する。
請求項6記載の発明は、前記傾斜角は前記ロボットの制御装置に接続された操作盤画面から設定することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記落ち込み量閾値は前記ロボットの制御装置に接続された操作盤画面から設定することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、組み立て作業ロボットであって、請求項1乃至7のいずれか1項記載の制御方法により組み立て作業を行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明によると、探索動作においてワークの端は挿入位置付近の凸部に接触することがなく、ワークを挿入位置へ近づけることができる。
請求項4に記載の発明によると、探索動作においてワークのわずかな上下動を挿入位置へ到達したと誤検出することを防止することができる。
また請求項5に記載の発明によると、既にワークが挿入位置まで到達しているため、挿入する際の噛み付きを防止することができる。
また請求項6に記載の発明によると、簡単に傾斜角の変更を行うことができ、ワークの形状に応じた調整が容易となる。
また、請求項7に記載の発明によると、簡単に挿入位置への到達を判断するためのワークの落ち込み量閾値の調整をすることができ、ワークの形状に応じた調整が容易となる。
また1007は対象物202を載置するためのテーブルであり、201はロボット1002によって対象物202へ挿入される部品(ワーク)である。203はワーク201を挿入する対象物202上の穴である。
グリッパ1003を含むロボット1002は制御装置1001とケーブル1005で接続され、力・モーメントセンサ1004は制御装置1001とケーブル1006で接続されている。
1011はロボット座標系、1012はワーク座標系、1013はツール座標系であって、各々ロボット1002、ワーク201、対象物202に基づく直交座標系であり、ロボット座標系とワーク座標系との位置・姿勢の関係は一定であり、予め分かっているものとする。
図2は図10で示された制御装置1001とロボット1002の各部との接続の様子を模式的に示した図である。制御装置1001はメインコントロール部1101、操作盤インターフェース部1107、I/O部1106、サーボ制御部1105から構成され、バスで接続されている。メインコントロール部1101の内部にはCPU1102、メモリ1103、バスブリッジ1104がある。操作盤インターフェース部1107は操作盤1108と接続され、I/O部1106はロボットに取り付けられた力・モーメントセンサ1004とグリッパ1003とに接続され、サーボ制御部1105はロボットの各軸のモータ1109と接続される。
制御装置は動作指令である位置、速度、トルクなどをロボットへ与え、ロボットからフィードバック位置、速度、トルクなどを受け取る。また、制御装置は力・モーメントセンサ1004からX、Y、Z方向の力とX、Y、Zまわりのモーメントを受け取る。また、制御装置はグリッパに対して開閉の信号を出力する。制御装置は内部のソフトウェアによって力・モーメントセンサ1004による検出値に基づくインピーダンス制御などの力制御の処理を行うとともに、組み立て動作に関する処理を行って、ロボットに動作指令を与える。ロボットは制御装置からの指令により、ワーク201を対象物202に挿入する組み立て動作を行うようになっている。
205はワーク201を把持したロボットが穴203の探索を行う探索領域である。本実施例では、対象物の穴およびワーク形状は円柱とする。図2ではワーク201を把持するグリッパやロボットは省略している。
また図4は、ロボット先端に取り付けたグリッパ1003によってワーク201を把持し、対象物202に対してワーク201を傾けた状態で押し付けて探索動作しているところを側面から見た図である。図4において、301はワーク中心軸、302(D)はワーク直径、303は穴203の中心軸、304(h1)は穴の縁の凸部の高さ、305と306はワークの傾斜角(傾き量)、307(h2)はワーク先端の対象物表面からの高さを示している。h1やDは予め取得しておく。
本発明においては、ロボット1002は探索動作時において、力・モーメントセンサ1004の検出結果に従ってインピーダンス制御などの力制御によって動作する。
本発明が従来技術と異なる点は、図3のように探索進行方向に対してワーク先端を持上げて探索するようにしたことである。
まず、ロボットはワーク201をグリッパ1003で把持し、ロボットの手先が外力に対して柔軟に動作するようにインピーダンス制御している状態で、予め教示された対象物上部に位置決めし(S101)、ワークを下げて対象物へ押し付ける(S102)。
次に、ワーク201を対象物へ押し付けたまま、予め設定された傾斜角(傾き量)だけワークを傾ける。このとき図4のように、探索進行方向側のワーク先端を持上げて傾ける(S103)。傾斜角(傾き量)(図4の305、306)は予め制御装置内に記憶されている値を参照する。
S106にて進行方向からの反力を検出し穴付近へ到達したと判断するか、あるいは、予め決められた探索領域すべての探索が終わるまで、S105からS108までを繰り返す。
ワーク201は対象物側へ押し付けられているので、ワークの端が穴203へ到達するとワークおよびロボット先端部の垂直方向の位置が下がる。この垂直方向の位置の変化を検出することによってワークが穴の領域へ到達したことを判断(S110)する。
このように、予め設定された傾斜角(傾き量)だけ、探索進行方向に対してワーク端を持上げるように傾けた姿勢で探索動作をするので、対象物の穴の周囲に凹凸がある場合もワークは穴へ到達するよう動作することができ、ワークを穴へ挿入することができるのである。
前述のように305はワーク中心軸の垂直からの傾斜角(傾き量)であり、306は水平軸に対するワーク下面の角度でありその大きさは305に一致する。
本実施例では、探索動作において、探索進行方向に対してワーク端を持上げる際のワークの傾斜角(傾き量)の設定方法について説明する。
図4のように、対象物の挿入位置付近の凸部の高さh1(304)よりもワークの端の高さh2(307)が大きくなるよう傾斜角(傾き量)を設定する。傾斜角(傾き量)をθとすると、ワークの端の高さh2はθとワーク底面の直径Dから次式(1)によって求めることができる。
図6は制御装置に接続された操作盤1108を使って傾斜角(傾き量)θを制御装置に記憶する様子を表した図である。
図6の801は操作盤画面の挿入位置探索動作パラメータ入力画面であり、802は操作盤画面のワーク傾き量の入力領域、803は設定ボタン、804は数値キーである。
傾斜角(傾き量)θを記憶させる際には、まず図6に示すように、操作盤の画面上で傾斜角(傾き量)を入力する領域と設定ボタンを呼び出す。操作者が操作盤1108の数値キーで傾斜角(傾き量)の数値を入力し、設定ボタンを押すと、制御装置内の不揮発性のメモリに傾斜角(傾き量)が書き込まれる。メモリ内の傾斜角(傾き量)は再度操作盤1108から数値を入力することによって書き換えることができる。そして探索動作の際にはメモリ上に書かれた傾斜角(傾き量)を参照してワークを傾ける。
このように、操作盤からワークの傾斜角(傾き量)を数値入力して設定するため、ロボットの操作者は、ロボットの実際の探索動作を確認して傾斜角(傾き量)を簡単に調整することがきる。
なお、図7(c)において、401は図7(b)の状態からのワークの垂直方向の落ち込み量を示す。
本実施例では、第1実施例で説明した探索処理に加え、ワークが垂直方向に落ち込んだ際に、穴に到達したのか否かを判断し、穴に到達した場合にワークの傾きを予め設定された傾き量だけ戻す処理を行う。
まず、ロボットはワーク201をグリッパ1003で把持し、ロボットの手先が外力に対して柔軟に動作するようにインピーダンス制御している状態で、予め教示された対象物上部に位置決めし(S301)、ワークを下げて対象物へ押し付ける(S302)。
次に、ワーク201を対象物へ押し付けたまま、予め設定された傾斜角(傾き量)だけワークを傾ける。このとき図4のように、探索進行方向側のワーク先端を持上げて傾ける(S303)。傾斜角(傾き量)は第1、第2実施例と同様、制御装置内に記憶されている値を参照する。
S306にて探索進行方向からの反力を検出し穴付近へ到達したと判断するか、あるいは、予め決められた探索領域すべての探索が終わるまで、S305からS308までを繰り返す。
この際にロボットの手先位置を制御周期ごとに取得し、その最も高い位置を制御装置内のメモリに一時的に記憶する。探索を継続しながら、最も高い位置と現在のロボットの手先位置との高さの差すなわちワークの高さの変化を求めながら、ワークが所定の落ち込み量閾値以上に垂直方向に落ち込んだか否か監視する。ここで落ち込み量閾値は制御装置内に予め記憶されており、探索動作中のワークの小さな上下動を穴に入ったと誤検出するのを避けるため、落ち込み量閾値は穴の縁の凸部の高さh1(304)以上に設定される。ここでは落ち込み量閾値をh1と同じ値に設定したとする。
ワーク201は対象物へ押し付けられているので、ワークの端が凹部へ入るとワークの垂直方向の位置が下がって一時的に図7(b)の実線のような状態になるが、この時点ではワークの垂直方向の位置の変化が穴の縁の凸部の高さh1(304)よりも小さいので、穴へ到達したとは判断せずに探索進行方向への移動を続ける。
移動を続けて図7(c)の実線のような状態になると、ワークの垂直方向の落ち込み量(401)が閾値である穴の縁の凸部の高さh1(304)よりも大きくなり、穴へ到達したと判断(S310)する。次に、S303で傾けたワークの傾斜角(傾き量)を図7(d)のように元に戻して、ワークを垂直にする(S311)。次に、穴の底までワークを挿入し(S312)、最後にグリッパを開いてワークを離し動作を終了する(S313)。
図9の901は操作盤画面の挿入位置探索動作パラメータ入力画面であり、902は操作盤画面のワーク落ち込み量閾値の入力領域、903は設定ボタン、804は数値キーである。
落ち込み量閾値を記憶させる際には、まず図9に示すように、操作盤の画面上で落ち込み量閾値を入力する領域と設定ボタンを呼び出す。操作者が操作盤1108の数値キーで落ち込み量閾値の数値を入力し、設定ボタンを押すと、制御装置内の不揮発性のメモリに落ち込み量閾値が書き込まれる。メモリ内の落ち込み量は再度操作盤1108から数値を入力することによって書き換えることができる。そして探索動作の際にはメモリ上に書かれた落ち込み量閾値を参照して実行する。
このように、操作盤からワークの落ち込み量閾値を数値入力して設定するため、ロボットの操作者は、ロボットの実際の探索動作を確認して落ち込み量閾値を簡単に調整することができる。
図11は図6のワークと対象物に本実施例を実行した場合の探索動作を示す図である。
図11(b)では、コネクタが嵌合できる状態ではないところで落ち込みが起こっており、この落ち込み量604をa1とする。図11(c)では、コネクタが嵌合できる位置で落ち込みが起こっており、この落ち込み量605をa2とする。ワーク落ち込み量閾値を前記a1とa2の間の値に設定しておけば、設定した値以上の落ち込みによってコネクタが嵌合できる位置であることを判断できる。
図11(c)において、ワークは傾いているが対象物とワークの凹凸が嵌まっており、このまま垂直方向にワークを対象物へ強い力で押し付けると噛み付いて動けなくなることがあるが、ワーク落ち込み量閾値を前記a1とa2の間の値に設定すれば、実施例3と同様に垂直方向に落ち込み量を監視し、落ち込み量a2が検出されることによってコネクタが嵌合できる位置に到達したと判断できる。その後図11(d)のようにワークの傾きを元に戻してワークを垂直にする動作を行うので、噛み付きを回避し、探索を継続して図11(e)のように挿入することができるのである。
なお、a1やa2は穴603の縁の凹凸やワーク外周部の凹凸の形状やワークの傾斜角から求めたり、実際に探索動作を行ったりして適切な値を決めそれをもとにワーク落ち込み量閾値を同定する。
202 対象物
203 穴(挿入位置)
204 穴の縁の凸部
205 探索領域
301 ワーク中心軸
302 ワーク直径
303 穴の中心軸
304 穴の縁の凸部の高さ
305 ワークの傾き量
306 ワークの傾き量
307 ワーク先端の対象物表面からの高さ
401 ワークの垂直方向の落ち込み量
601 ワーク
602 対象物
603 穴
604 ワーク落ち込み量a1
605 ワーク落ち込み量a2
801 挿入位置探索動作パラメータ入力画面
802 ワーク傾き量の入力領域
803 設定ボタン
804 数値キー
901 挿入位置探索動作パラメータ入力画面
902 ワーク落ち込み量の入力領域
903 設定ボタン
1001 ロボットの制御装置
1002 ロボット
1003 グリッパ
1004 力・モーメントセンサ
1005 ロボットと制御装置を接続するケーブル
1006 センサと制御装置を接続するケーブル
1007 テーブル
1011 ロボット座標系
1012 ワーク座標系
1013 ツール座標系
1101 メインコントロール部
1102 CPU
1103 メモリ
1104 バスブリッジ
1105 サーボ制御部
1106 I/O部
1107 操作盤インターフェース部
1108 操作盤
1109 モータ
1201 ワーク
1202 穴
1203 グリッパ
1204 傾斜角θ
1205 移動方向
1301 ワーク
1302 穴
1303 接触点C
1401 対象物
1402 微小角度a
Claims (8)
- ロボットが把持したワークを対象物に押し当てた状態で前記対象物上を移動させ、前記対象物に設けられた挿入位置を探索し、前記ワークを前記挿入位置へ挿入する組み立て作業ロボットの制御方法において、
前記挿入位置を探索する際に、探索進行方向のワーク端を持上げ、前記ワークを前記対象物に対して予め設定された傾斜角で傾斜させることを特徴とする組み立て作業ロボットの制御方法。 - 前記ロボットの先端部に作用する力およびモーメントを検出するセンサを設け、前記探索中に前記センサの出力に基づく力制御を行うことを特徴とする請求項1記載の組み立て作業ロボットの制御方法。
- 前記対象物の前記挿入位置周辺に凸部が存在する場合に、前記傾斜角を、前記凸部の高さよりも前記探索進行方向のワーク端の位置が高くなる角度とすることを特徴とする請求項1または2記載の組み立て作業ロボットの制御方法。
- 前記探索中に前記ワークが垂直方向に予め設定された落ち込み量閾値以上移動すると、前記ワークが前記挿入位置へ到達したと判断することを特徴する請求項1乃至3のいずれか1項記載の組み立て作業ロボットの制御方法。
- 前記ワークが前記挿入位置に到達したと判断すると、前記ワークの傾斜を前記傾斜角だけ戻すことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の組み立て作業ロボットの制御方法。
- 前記傾斜角は前記ロボットの制御装置に接続された操作盤画面から設定することを特徴とする請求項1記載の組み立て作業ロボットの制御方法。
- 前記落ち込み量閾値は前記ロボットの制御装置に接続された操作盤画面から設定することを特徴とする請求項4記載の組み立て作業ロボットの制御方法。
- 請求項1乃至7のいずれか1項記載の制御方法により組み立て作業を行うことを特徴とする組み立て作業ロボット。
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