JP2020196076A - ロボットコントローラ及び組付方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】組付物の変形が必要な組付作業を一つの位置姿勢変更機構で実現できるロボットコントローラを得ること。【解決手段】ロボットコントローラ9は、ロボットアーム1を制御する指令を出力するロボット制御部10と、力覚センサ2から入力される検出値を監視する力覚監視部12とを有し、ロボット制御部10は、組付物を被組付物に組み付けるために、組付物を、被組付物に組み付けた後の状態とは異なる傾いた姿勢で被組付物に接触するように移動させる指令と、力覚センサ2の検出値が第1の既定の値以上になったら組付物を回転させる指令とをロボットアーム1に出力する。【選択図】図2
Description
本発明は、ロボットを制御するロボットコントローラ及びこれを用いて組付物を被組付物に組み付ける組付方法に関する。
部品の組付作業の中には、樹脂成型品といった可撓性を有する組付物を変形させて被組付物に組付けることを前提とした作業がある。このような弾性変形を伴う組付作業では、組付物を破損又は塑性変形させないように、付与する力及び組付物の位置を調整する必要があるため、機械ではなく人間の手作業によって行われていた。
近年、生産現場における組付作業の自動化の要求に応え、ロボットを使用することで可撓性を有する組付物の変形を伴う組付作業を実現した事例がある。可撓性を有する組付物の変形を伴う組付作業を実現するロボットは、手首先端に力覚センサを備えたロボットハンドを有するロボットアームを具備している。ロボットアームは、組付物の位置及び姿勢を変更する位置姿勢変更機構である。また、可撓性を有する組付物の変形を伴う組付作業を実現するロボットは、組付物に付与する力及びロボットハンドで把持した組付物の位置を制御するプログラムで動作する。
特許文献1に開示される発明では、組立用ロボットの手首に装着した力覚センサの検出値を利用して、ロボットハンドを有するロボットアームの移動補正量を求めた後、移動補正量を用いてロボットアームの位置を算出する。そして、特許文献1に開示される発明では、算出したロボットアームの位置が、組付物が分解又は破壊しないとされる動作可能範囲に入っているか否かを判定し、動作可能範囲内に入っていたときに限り、ロボットアームの動作を移動補正量の分だけ補正することで、可撓性を有する組付物の変形を伴う組付けを行っている。
特許文献1に開示される発明は、2本のロボットアームに搭載された力覚センサの検出値を利用し、2本のロボットアームで可撓性を有する組付物が分解又は破壊しない範囲内で変形させ、組付物の組付けを行っている。
変形を伴う組付物の組付作業の中には、組付物の一部を積極的に変形させることが必要なものがある。特許文献1に開示される発明は、2本のアームを用いて組付物を変形させて組み付けを行っていた。すなわち、特許文献1に開示される発明は、組付物の組付作業を行うために2本のロボットアームが必要であった。したがって、特許文献1に開示される発明は、ロボットアームが1本の場合に比べて設備コストが大きくなってしまう。さらに、特許文献1に開示される発明は、2本のロボットアームを制御しなければならないため、複雑な制御が必要であり、設備立ち上げ時に負担も大きかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、組付物の変形が必要な組付作業を一つの位置姿勢変更機構で実現できるロボットコントローラを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、組付物の位置及び姿勢を変更する位置姿勢変更機構と、位置姿勢変更機構が受ける反力を検出値として検出する力覚センサとを備えたロボットを制御するロボットコントローラであって、位置姿勢変更機構を制御する指令を出力する位置姿勢制御部と、力覚センサから入力される検出値を監視する力覚監視部とを有する。位置姿勢制御部は、組付物を被組付物に組み付けるために、組付物を、被組付物に組み付けた後の状態とは異なる傾いた姿勢で被組付物に接触するように移動させる指令と、力覚センサの検出値が第1の既定の値以上になったら組付物を回転させる指令とを位置姿勢変更機構に出力する。
本発明によれば、組付物の変形が必要な組付作業を一つの位置姿勢変更機構で実現できるロボットコントローラを得られるという効果を奏する。
以下に、本発明の実施の形態に係るロボットコントローラ及び組付方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るロボットコントローラを用いたロボットシステムの全体図である。ロボットシステム50は、組付けベース8に設置されたロボット80と、ロボット80を制御するロボットコントローラ9とを備える。ロボット80は、組付けベース8に設置されたベース部81と、ベース部81に支持された曲げ伸ばし可能なロボットアーム1とを有する。ロボットアーム1の手首先端部には力覚センサ2を備えたロボットハンド3が装着されている。ロボットハンド3には把持フィンガ4が取付けられている。把持フィンガ4はロボットハンド3により開閉され、組付物5を把持及び解放する。ロボットハンド3及び把持フィンガ4が装着されたロボットアーム1は、組付物5の移動と姿勢変更とを行う位置姿勢変更機構である。なお、組付作業で必要とされる自由度を持つ構成であれば、位置姿勢変更機構は、ロボットアーム1に限られない。
図1は、本発明の実施の形態1に係るロボットコントローラを用いたロボットシステムの全体図である。ロボットシステム50は、組付けベース8に設置されたロボット80と、ロボット80を制御するロボットコントローラ9とを備える。ロボット80は、組付けベース8に設置されたベース部81と、ベース部81に支持された曲げ伸ばし可能なロボットアーム1とを有する。ロボットアーム1の手首先端部には力覚センサ2を備えたロボットハンド3が装着されている。ロボットハンド3には把持フィンガ4が取付けられている。把持フィンガ4はロボットハンド3により開閉され、組付物5を把持及び解放する。ロボットハンド3及び把持フィンガ4が装着されたロボットアーム1は、組付物5の移動と姿勢変更とを行う位置姿勢変更機構である。なお、組付作業で必要とされる自由度を持つ構成であれば、位置姿勢変更機構は、ロボットアーム1に限られない。
組付物5に係る力は把持フィンガ4を介して力覚センサ2で検出される。この例では、直交3軸の各軸方向の位置と、各軸を中心とした回転姿勢とで構成される6次元の自由度を持つロボットアーム1と、6次元の情報を扱う6軸の力覚センサ2を使用している。
また、組付けベース8には、被組付物6を固定するための固定用治具7が設置されている。
図2は、実施の形態1に係るロボットコントローラの制御系のブロック図である。ロボットアーム1はロボットコントローラ9によって統合的に制御される。ロボットコントローラ9は、ロボットアーム1を制御する指令を出力するロボット制御部10と、ロボットアーム1の手首先端の位置を補正する位置補正部11と、ロボットアーム1の手首先端に装着された力覚センサ2から入力される検出値を監視する力覚監視部12とを備える。ロボット制御部10は、位置姿勢変更機構であるロボットアーム1を制御する指令を出力する位置姿勢制御部である。ロボット制御部10には、ロボットアーム1の動作位置を教示させるための教示盤13が接続される。ロボット制御部10内の記憶部14には、ロボットアーム1の動作位置及び組付作業の手順と、ロボット制御に必要な情報とを記したロボットプログラムが記憶されている。
ロボットアーム1の基本動作は、通常のプレイバックロボットの場合と同様であり、教示盤13で教示した位置とロボットプログラムで設定した組付作業の手順及び分岐判定における条件とに従って動作を行う。また、ロボット制御部10は、記憶部14に記憶されたロボットプログラムを実行することにより、力覚監視部12から位置補正部11に向かう力覚補正の入力を制御し、力覚補正を有効とするか無効とするかを切り替える。力覚補正が有効となっている場合、力覚監視部12は、力覚センサ2の任意の座標軸における力の大きさ及び回転姿勢におけるモーメントの大きさを監視し、監視対象である力又はモーメントがロボットプログラムで設定した力覚値に到達するように位置補正部11にフィードバックをかける。位置補正部11は、ロボットアーム1に設置された不図示のエンコーダからロボットアーム1の位置及び姿勢の検出結果を受け取り、ロボット制御部10が出力した指令が示すロボットアーム1の位置及び姿勢と、ロボットアーム1の位置及び姿勢の検出結果とが一致するように位置フィードバック制御を行う。また、位置補正部11は、力覚センサ2の検出値に基づいて、指令を補正することにより、ロボットアーム1の手首先端の位置を補正する通常の位置フィードバック制御に加え、力覚補正による力フィードバック制御を行う。
図3は、実施の形態1に係るロボットコントローラを備えたロボットシステムのロボットアームの手首先端部、組付物及び被組付物の拡大図である。組付物5は、第1の嵌合爪15及び第2の嵌合爪16を備えている。第1の嵌合爪15及び第2の嵌合爪16は、可撓性を有している。組付物5及び被組付物6は、第1の嵌合爪15が被組付物6の第1の嵌合穴17に嵌合し、第2の嵌合爪16が被組付物6の第2の嵌合穴18に嵌合するスナップフィット構造となっている。また、第1の嵌合爪15及び第2の嵌合爪16には、組付物5を被組付物6に挿入しやすいようにテーパ状の傾斜部15a,16aが設けられている。傾斜部15a,16aは、組付物5を被組付物6に組み付ける際に、被組付物6の端部17a,18aに当接し、第1の嵌合爪15及び第2の嵌合爪16が被組付物6に挿入されるように第1の嵌合爪15及び第2の嵌合爪16を変形させる。傾斜部15aが端部17aに当接すると、第1の嵌合爪15は、第2の嵌合爪16側に撓むように変形する。同様に、傾斜部16aが端部18aに当接すると、第2の嵌合爪16は、第1の嵌合爪15側に撓むように変形する。
図4は、実施の形態1に係るロボットコントローラの動作の流れを示すフローチャートである。ロボットコントローラ9は、ロボット80の位置姿勢変更機構であるロボットアーム1を用いて組付物5を被組付物6に組み付ける処理をロボット80に行わせる。ステップS1において、ロボットコントローラ9は、ロボットアーム1を動かし、ロボットハンド3により把持された組付物5を、事前に教示された組付作業開始点に移動させる。ロボットコントローラ9は、ロボットハンド3により把持された組付物5を移動させる際には、ロボットアーム1の先端に設定された第1の制御点19をロボットアーム1の制御座標系の原点にして、各軸についての位置及び姿勢を制御する。第1の制御点19は、日本工業規格 JIS B 8437に規定されたメカニカルインタフェース座標系における原点である。
ステップS2において、ロボットコントローラ9は、ロボットアーム1を制御して、組付物5を被組付物6に押し付ける方向に組付物5を移動させるようにロボットアーム1を動かす。
図5は、実施の形態1に係るロボットコントローラが、組付物を被組付物に押し付けて組付物の第1の嵌合爪が弾性変形した状態を示す図である。図6は、図5中のA部の拡大図である。第2の制御点20は、組付物5を被組付物6に組付ける際に、組付物5を被組付物6に対して回転させる際の中心軸上の点であり、組付物5と被組付物6との接触点となる。第2の制御点20は、日本工業規格 JIS B 8437に規定されたツール座標系における原点である。組付物5を被組付物6に対して回転させる際の中心軸は、組付対象である組付物5及び被組付物6の形状と構造とにより幾何学的に定義される。第2の制御点20は、組付物5と被組付物6とが接触する部分に予め定めた軸上に位置する。
組付物5を被組付物6に対して回転させる際の中心軸は、実際には3次元空間において定義されるが、説明を簡略化するために、以下の説明では、図5に示すXYZ座標系においてY方向には形状の変化が生じないものとし、XZ平面上で第2の制御点20の位置を求めるものとする。第2の嵌合爪16と第1の嵌合爪15とを結ぶ線分に平行な方向をX方向、把持フィンガ4とロボットハンド3とを結ぶ線分に平行な方向をZ方向、X方向及びY方向の両方に垂直な方向をY方向と定義する。
組付物5と被組付物6とが接する角度については、組付物5及び被組付物6の形状と構造とを考慮し、組付物5を被組付物6に押し付けた際に組付物5及び被組付物6を破損させることなく、かつ組付物5が被組付物6から安定的に反力を受けることができる角度とする。したがって、組付物5及び被組付物6を破損させることなく、かつ組付物5が被組付物6から安定的に反力を受けることができる角度で組付物5を被組付物6に任意の位置で接触させ、接触点を中心に組付物5を回転させた際に、以下の第1の条件及び第2の条件を満たす接触点が第2の制御点20となる。第1の条件は、組付物5の第1の嵌合爪15が被組付物6の第1の嵌合穴17に嵌合することである。第2の条件は、組付物5の第2の嵌合爪16が被組付物6の第2の嵌合穴18に嵌合することである。
Y方向に形状の変化は生じないという前提条件から、組付物5を被組付物6に対して回転させる際の中心軸は、第2の制御点20を通りXZ平面に対して垂直な軸に一義的に定まる。なお、図5に示すように、組付物5が既定の力で被組付物6に押し付けられて第1の嵌合爪15が変形する場合は、接触点の位置を求める際には、後述するように組付物5の変形量を考慮して第1の条件及び第2の条件を満たす接触点の位置を求める。これは、第1の制御点19と第2の制御点20との相対的な位置関係を後述する組付物5を回転させる際に使用する座標変換のパラメータとして利用するためであり、ロボットアーム1が把持している組付物5が変形する場合は、変形量を考慮することでより正確な回転中心を得ることができる。なお、ロボットアーム1が把持している組付物5が変形しない場合は、第1の制御点19と第2の制御点20との相対的な位置関係が変化しないため、変形量を考慮する必要がない。
ステップS3において、ロボットコントローラ9は、力覚センサ2の検出値を監視する。ステップS4において、ロボットコントローラ9は、ロボットアーム1が組付物5を被組付物6に押し付ける力が第1の既定の値Faに到達したか否かを判断する。すなわち、ロボットコントローラ9は、ロボットアーム1が組付物5を被組付物6に押し付ける力が第1の既定の値Fa以上であるか否かを判断する。組付物5を被組付物6に押し付ける段階では、押し付け方向の力の力覚センサ2による検出値を力覚監視部12で監視し、第1の既定の値Faに到達したか否かを逐次判定することで、ロボットアーム1が組付物5を被組付物6に押し付ける力の大きさを制御する。第1の既定の値Faは、押し付けた組付物5を被組付物6に対して第2の制御点20を中心に回転させる際に、第2の嵌合爪16と被組付物6とが組付可能な状態になるために必要な第1の嵌合爪15の変形量を基に、その変形量と第1の嵌合爪15の材質とから第1の嵌合爪15にかけるべき力の大きさを検討し、第1の嵌合爪15及び被組付物6が破壊又は塑性変形しない範囲内で予め設定しておく。力覚センサ2による力制御の具体的な手法については、公知であるため説明を省略する。ロボットアーム1が組付物5を被組付物6に押し付ける力が第1の既定の値Faに到達していなければ、ステップS4でNoとなり、処理はステップS2に進む。ロボットアーム1が組付物5を被組付物6に押し付ける力が第1の既定の値Faに到達していれば、ステップS4でYesとなり、処理はステップS5に進む。
第2の制御点20を中心に組付物5を回転させても第2の嵌合爪16が被組付物6に接触しない位置、又は第2の嵌合爪16のテーパ部が被組付物6に接触した場合でも互いに破損しない範囲での変形となる位置にあるとき、第2の嵌合爪16は被組付物6に組み付け可能な状態にある。
ステップS5において、ロボットコントローラ9は、ロボットアーム1の制御点を第2の制御点20に変更する。ステップS6において、ロボットコントローラ9は、第2の制御点20を中心として組付物5を既定の角度回転させる。
図7は、実施の形態1に係るロボットコントローラが、第2の制御点を中心として組付物をロボットアームによって回転させている状態を示す図である。図7中の二点鎖線は回転開始時点の状態を示し、実線は回転終了時点の状態を示している。ここでは、第2の制御点20を中心に組付物5を既定の回転角度だけ回転させるために、ロボットアーム1の制御点を第1の制御点19から第2の制御点20に変更している。ロボットアーム1の制御点の変更は、第1の制御点19と第2の制御点20との相対的な位置関係を予めロボットコントローラ9に入力し、記憶部14に記憶させておくことで、組付作業中にロボットプログラムの命令文によりロボットアーム1の制御点を第1の制御点19から第2の制御点20に変更する。ここでは、ツール座標系での第1の制御点19と第2の制御点20とのX方向の距離ΔXと、Z方向の距離ΔZとを記憶部14に記憶させておくことにより、ロボットアーム1の制御点を第1の制御点19から第2の制御点20に変更することができる。ロボットアーム1の制御点を変更する機能は、ロボットコントローラ9によって仕様の違いはあるが公知の内容である。ロボットアーム1の制御点をメカニカルインタフェース座標系及びツール座標系の一方から他方に変更する機能には、ツール座標系としての原点定義および制御座標系の座標変換を例示できるが、この方法に限定はされない。ロボットアーム1以外のアクチュエータを使用する場合でも、制御点を第1の制御点19と第2の制御点20との相対的な位置関係の分だけシフトさせる座標変換を行うことで同様の動作が実現できる。
また、逆に第2の制御点20から第1の制御点19に制御点を戻すことも可能である。
既定の回転角度については、前述した回転開始時の角度から組付物5の第2の嵌合爪16が被組付物6の第2の嵌合穴18に嵌るまでの角度となる。ステップS7において、ロボットコントローラ9は、ロボットアーム1の制御点を第1の制御点19に戻す。
ステップS8において、ロボットコントローラ9は、ロボットアーム1を制御して、組付物5を被組付物6に押し付ける方向とは逆方向に組付物5を移動させるようにロボットアーム1を動かす。ステップS9において、ロボットコントローラ9は、力覚センサ2の検出値を監視する。ステップS10において、ロボットコントローラ9は、ロボットアーム1が組付物5を被組付物6に押し付ける力が第2の既定の値Fbまで弱まったか否かを判断する。すなわち、ロボットコントローラ9は、ロボットアーム1が組付物5を被組付物6に押し付ける力が第2の既定の値Fbまで弱まったか否かを判断する。
図8は、実施の形態1に係るロボットコントローラによる変形解除動作を示す図である。図9は、図8中のB部の拡大図である。図10は、図8中のC部の拡大図である。図9及び図10において、二点鎖線は変形解除動作前の状態を示し、実線は変形解除動作後の状態を示している。変形解除動作中は、力覚センサ2の押し付け方向の力の検出値を力覚監視部12で監視し、第2の既定の値Fbまで弱まったか否かを逐次判定することで、ロボットアーム1が被組付物6に組付物5を押し付ける力の大きさを制御する。第2の既定の値Fbについては、組付物5が被組付物6から受ける反力が無くなるようにするため、Fb=0を設定している。ただし、組付物5および被組付物6の形状、構造及び嵌合条件によっては、Fb≠0に設定してもよい。ロボットアーム1が組付物5を被組付物6に押し付ける力が第2の既定の値Fbまで弱まっていなければ、ステップS10でNoとなり、処理はステップS8に進む。ロボットアーム1が組付物5を被組付物6に押し付ける力が第2の既定の値Fbまで弱まっていれば、ステップS10でYesとなり、処理はステップS11に進む。
ステップS11において、ロボットコントローラ9は、ロボットハンド3を開き、組付物5を解放する。ステップS12において、ロボットコントローラ9は、ロボットアーム1を事前に教示された組付作業終了点に移動させ、処理を終了する。
実施の形態1に係るロボットコントローラ9は、組付物5を被組付物6に回転動作で組み付ける際の制御点である第2の制御点20を組付物5及び被組付物6の寸法形状から求めて記憶部14に記憶させている。さらに、第1の制御点19と第2の制御点20との相対的な位置関係も記憶部14に記憶させている。したがって、ロボット制御部10は、組付物5を被組付物6に押し付けるまでの組付物5の位置及び姿勢の変更は、第1の制御点19を基準にして行い、組付物5を被組付物6に回転動作で組み付ける動作を行う前に、ロボットアーム1の制御点を第1の制御点19から第2の制御点20に変更することができる。これにより、実施の形態1に係るロボットコントローラ9は、組付物5の変形が必要な組付作業を1本のロボットアーム1で実現できる。また、ロボット制御部10は、組付物5を被組付物6に回転動作で組み付けた後にロボットアーム1の制御点を第2の制御点20から第1の制御点19に戻すことができる。このため、実施の形態1に係るロボットコントローラ9は、位置と力と姿勢との3つの要素が制御対象となる作業を行うことができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係るロボットシステム50の構成は、実施の形態1と同様である。図11は、本発明の実施の形態2に係るロボットコントローラが、第2の制御点を中心として組付物をロボットアームによって回転させている状態を示す図である。図12は、図11中のD部の拡大図である。実施の形態2に係るロボットコントローラ9は、組付物22を被組付物6に組み付ける動作を行う。組付物22は、第1の嵌合爪15の代わりに位置決め用突起21を備えている。位置決め用突起21は、組付物22のうち、把持フィンガ4で把持した際にロボットハンド3から遠い側の端部221に設けられている。位置決め用突起21は、組付物22の中心軸Pから遠ざかる方向に張り出している。
本発明の実施の形態2に係るロボットシステム50の構成は、実施の形態1と同様である。図11は、本発明の実施の形態2に係るロボットコントローラが、第2の制御点を中心として組付物をロボットアームによって回転させている状態を示す図である。図12は、図11中のD部の拡大図である。実施の形態2に係るロボットコントローラ9は、組付物22を被組付物6に組み付ける動作を行う。組付物22は、第1の嵌合爪15の代わりに位置決め用突起21を備えている。位置決め用突起21は、組付物22のうち、把持フィンガ4で把持した際にロボットハンド3から遠い側の端部221に設けられている。位置決め用突起21は、組付物22の中心軸Pから遠ざかる方向に張り出している。
実施の形態2に係るロボットコントローラ9は、位置決め用突起21を第1の嵌合穴17に挿入し、組付物22を被組付物6に一定の力で押し当てて位置決めを行った後に、ロボットアーム1の制御点を第2の制御点20に変更し、組付物22をロボットアーム1で回転させ、第2の嵌合爪16を第2の嵌合穴18に嵌合させる。
実施の形態2に係るロボットコントローラ9は、組付物22が弾性変形していない状態でロボットアーム1の制御点を第2の制御点20に変更するため、記憶部14に記憶させる第2の制御点20を決定する際に組付物22の変形量を考慮する必要が無い。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係るロボットシステム50の構成は、実施の形態1と同様である。図13は、本発明の実施の形態3に係るロボットコントローラが、第2の制御点を中心として組付物をロボットアームによって回転させている状態を示す図である。図14は、図13中のE部の拡大図である。実施の形態3に係るロボットコントローラ9は、組付物23を被組付物24に組み付ける動作を行う。組付物23は、第1の嵌合爪15及び第2の嵌合爪16の代わりに位置決め用突起21a,21bを二つ備えている。位置決め用突起21a,21bは、組付物23のうち、把持フィンガ4で把持した際にロボットハンド3から遠い側の端部231に設けられている。位置決め用突起21a,21bは、組付物23の中心軸Pから遠ざかる方向に張り出している。また、被組付物24は、第1の嵌合穴17及び第2の嵌合穴18が形成されていない。被組付物24の壁部の先端には、係合部24a,24bが形成されている。
本発明の実施の形態3に係るロボットシステム50の構成は、実施の形態1と同様である。図13は、本発明の実施の形態3に係るロボットコントローラが、第2の制御点を中心として組付物をロボットアームによって回転させている状態を示す図である。図14は、図13中のE部の拡大図である。実施の形態3に係るロボットコントローラ9は、組付物23を被組付物24に組み付ける動作を行う。組付物23は、第1の嵌合爪15及び第2の嵌合爪16の代わりに位置決め用突起21a,21bを二つ備えている。位置決め用突起21a,21bは、組付物23のうち、把持フィンガ4で把持した際にロボットハンド3から遠い側の端部231に設けられている。位置決め用突起21a,21bは、組付物23の中心軸Pから遠ざかる方向に張り出している。また、被組付物24は、第1の嵌合穴17及び第2の嵌合穴18が形成されていない。被組付物24の壁部の先端には、係合部24a,24bが形成されている。
実施の形態3に係るロボットコントローラ9は、位置決め用突起21aを係合部24aに係合させ、組付物23を被組付物24に一定の力で押し当てて位置決めを行った後に、ロボットアーム1の制御点を第2の制御点20に変更し、組付物23をロボットアーム1で回転させ、位置決め用突起21bを係合部24bに係合させる。
実施の形態3に係るロボットコントローラ9は、組付物23が弾性変形していない状態でロボットアーム1の制御点を第2の制御点20に変更するため、記憶部14に記憶させる第2の制御点20を決定する際に組付物23の変形量を考慮する必要が無い。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4に係るロボットシステム50の構成は、実施の形態1と同様である。図15は、本発明の実施の形態4に係るロボットコントローラが、組付物を被組付物に押し付けた状態を示す図である。図16は、図15中のF部の拡大図である。図15及び図16において、実線は被組付物26を変形させる前の状態を示し、破線は被組付物26を変形させた後の状態を示している。被組付物26の開口部26aは、組付物25の幅よりも狭くなっている。ロボットコントローラ9は、組付物25を被組付物26に押し付けて被組付物26を弾性変形させて、開口部26aを組付物25の幅よりも広げる。開口部26aを広げた後に、制御点を第2の制御点20に変更し、組付物25を回転させて組付物25を被組付物26に挿入する。組付物25を被組付物26に回転動作で挿入した後にロボットアーム1の制御点を第2の制御点20から第1の制御点19に戻し、組付物25が被組付物26から受ける反力が無くなるように組付物25を移動させる。把持フィンガ4を開いて組付物25を解放することにより、被組付物26への組付物25の組み付けが完了する。
本発明の実施の形態4に係るロボットシステム50の構成は、実施の形態1と同様である。図15は、本発明の実施の形態4に係るロボットコントローラが、組付物を被組付物に押し付けた状態を示す図である。図16は、図15中のF部の拡大図である。図15及び図16において、実線は被組付物26を変形させる前の状態を示し、破線は被組付物26を変形させた後の状態を示している。被組付物26の開口部26aは、組付物25の幅よりも狭くなっている。ロボットコントローラ9は、組付物25を被組付物26に押し付けて被組付物26を弾性変形させて、開口部26aを組付物25の幅よりも広げる。開口部26aを広げた後に、制御点を第2の制御点20に変更し、組付物25を回転させて組付物25を被組付物26に挿入する。組付物25を被組付物26に回転動作で挿入した後にロボットアーム1の制御点を第2の制御点20から第1の制御点19に戻し、組付物25が被組付物26から受ける反力が無くなるように組付物25を移動させる。把持フィンガ4を開いて組付物25を解放することにより、被組付物26への組付物25の組み付けが完了する。
実施の形態4に係るロボットコントローラ9は、被組付物26を弾性変形させた状態においてロボットアーム1の制御点を第2の制御点20に変更するため、被組付物26よりも高剛性の組付物25を被組付物26に組み付けることができる。
上記の実施の形態1から実施の形態4に係るロボットコントローラ9の機能は、処理回路により実現される。処理回路は、専用のハードウェアであっても、記憶装置に格納されるプログラムを実行する処理装置であってもよい。ロボットコントローラ9には、マイクロコントローラを適用可能であるが、これに限定されない。
処理回路が専用のハードウェアである場合、処理回路は、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又はこれらを組み合わせたものが該当する。図17は、実施の形態1から実施の形態4に係るロボットコントローラの機能をハードウェアで実現した構成を示す図である。処理回路29には、ロボットコントローラ9の機能を実現する論理回路29aが組み込まれている。
処理回路29が処理装置の場合、ロボットコントローラ9の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。
図18は、実施の形態1から実施の形態4に係るロボットコントローラの機能をソフトウェアで実現した構成を示す図である。処理回路29は、プログラム29bを実行するプロセッサ291と、プロセッサ291がワークエリアに用いるランダムアクセスメモリ292と、プログラム29bを記憶する記憶装置293を有する。記憶装置293に記憶されているプログラム29bをプロセッサ291がランダムアクセスメモリ292上に展開し、実行することにより、ロボットコントローラ9の機能が実現される。ソフトウェア又はファームウェアはプログラム言語で記述され、記憶装置293に格納される。プロセッサ291は、中央処理装置を例示できるがこれに限定はされない。記憶装置293は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、又はEEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)といった半導体メモリを適用できる。半導体メモリは、不揮発性メモリでもよいし揮発性メモリでもよい。また記憶装置293は、半導体メモリ以外にも、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク又はDVD(Digital Versatile Disc)を適用できる。なお、プロセッサ291は、演算結果といったデータを記憶装置293に出力して記憶させてもよいし、ランダムアクセスメモリ292を介して不図示の補助記憶装置に当該データを記憶させてもよい。
処理回路29は、記憶装置293に記憶されたプログラム29bを読み出して実行することにより、ロボットコントローラ9の機能を実現する。プログラム29bは、ロボットコントローラ9の機能を実現する手順及び方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。
なお、処理回路29は、ロボットコントローラ9の機能の一部を専用のハードウェアで実現し、ロボットコントローラ9の機能の一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。
このように、処理回路29は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 ロボットアーム、2 力覚センサ、3 ロボットハンド、4 把持フィンガ、5,22,23,25 組付物、6,24,26 被組付物、7 固定用治具、8 組付けベース、9 ロボットコントローラ、10 ロボット制御部、11 位置補正部、12 力覚監視部、13 教示盤、14 記憶部、15 第1の嵌合爪、15a,16a 傾斜部、16 第2の嵌合爪、17 第1の嵌合穴、17a,18a,221,231 端部、18 第2の嵌合穴、19 第1の制御点、20 第2の制御点、21,21a,21b 位置決め用突起、24a,24b 係合部、26a 開口部、29 処理回路、29a 論理回路、29b プログラム、50 ロボットシステム、80 ロボット、81 ベース部、291 プロセッサ、292 ランダムアクセスメモリ、293 記憶装置。
Claims (8)
- 組付物の位置及び姿勢を変更する位置姿勢変更機構と、前記位置姿勢変更機構が受ける反力を検出値として検出する力覚センサとを備えたロボットを制御するロボットコントローラであって、
前記位置姿勢変更機構を制御する指令を出力する位置姿勢制御部と、
前記力覚センサから入力される検出値を監視する力覚監視部とを有し、
前記位置姿勢制御部は、前記組付物を被組付物に組み付けるために、前記組付物を、前記被組付物に組み付けた後の状態とは異なる傾いた姿勢で前記被組付物に接触するように移動させる指令と、前記力覚センサの検出値が第1の既定の値以上になったら前記組付物を回転させる指令とを前記位置姿勢変更機構に出力することを特徴とするロボットコントローラ。 - 前記位置姿勢制御部は、前記力覚センサの検出値が第2の既定の値以下となるように前記被組付物を移動させる指令を前記位置姿勢変更機構に出力することを特徴とする請求項1に記載のロボットコントローラ。
- 前記位置姿勢制御部は、前記組付物と前記被組付物とが接触した状態を維持したまま、前記組付物と前記被組付物とが接触する部分において予め定めたられた軸上の点を中心に、前記位置姿勢変更機構に前記組付物を回転させることを特徴とする請求項1又は2に記載のロボットコントローラ。
- 組付物の位置及び姿勢を変更する位置姿勢変更機構と、前記位置姿勢変更機構が受ける反力を検出する力覚センサとを備えたロボットをロボットコントローラによって制御して、前記組付物を被組付物に組み付ける組付方法であって、
前記ロボットコントローラが、前記位置姿勢変更機構を制御して、前記被組付物に組み付けた後の状態とは異なる傾いた姿勢で、前記組付物を前記被組付物に押し付ける工程と、
前記組付物を前記被組付物に押し付けることによって前記力覚センサの検出値が第1の既定の値以上になったら、前記ロボットコントローラが、前記位置姿勢変更機構を制御して、前記組付物を回転させる工程とを有することを特徴とする組付方法。 - 前記ロボットコントローラが、前記位置姿勢変更機構を制御して、前記力覚センサの検出値が第2の既定の値以下となるように前記被組付物を移動させ、前記組付物の前記被組付物への押し付けを解除する工程とを有することを特徴とする請求項4に記載の組付方法。
- 前記組付物の前記被組付物への押し付けを解除する工程において、前記ロボットコントローラは、前記位置姿勢変更機構を制御して、前記組付物が前記被組付物から受ける反力が小さくなる方向に前記組付物を移動させることを特徴とする請求項4又は5に記載の組付方法。
- 前記組付物を前記被組付物に押し付ける工程において、前記ロボットコントローラは、前記位置姿勢変更機構を制御して、前記組付物及び前記被組付物の少なくとも一方を弾性変形させ、
前記組付物の前記被組付物への押し付けを解除する工程において、前記ロボットコントローラは、前記位置姿勢変更機構を制御して、弾性変形した前記組付物及び前記被組付物を復元させることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の組付方法。 - 前記組付物を前記被組付物に押し付ける工程において、前記ロボットコントローラは、前記位置姿勢変更機構を制御して、前記組付物と前記被組付物とが接触した状態で前記組付物を位置決めし、前記組付物と前記被組付物とが接触した状態を維持したまま、前記組付物と前記被組付物とが接触する部分に予め定めた軸上に位置する点を中心に前記組付物を回転させることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の組付方法。
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