JP5543561B2 - 衣類ハンガー - Google Patents

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Description

この発明は、衣類を掛けて収納したり、洗濯物を吊り下げて乾燥させる衣類ハンガーに関する。
従来から、洗濯物を乾燥させる場合は角形や丸型の枠体に多数のピンチを吊り下げた衣類ハンガーを用いていた。しかしながら、従来の衣類ハンガーでは、洗濯物を取り込む時、それぞれの洗濯物を挟んだピンチを一つひとつ開かなければならず、大変煩わしかった。
特開平7-255995
特許文献1の従来技術は、洗濯物を一度に外そうとするものであるが、洗濯物を挟むときにピンチを開くときは、ピンチの端部でなく、ピンチの支点に近い側を指で押圧しなければならなかった(この明細書の図2のF1)。このため、ピンチの支点に近い側を指で押圧するには、より大きな力が必要になるという問題点があった。さらに、この従来技術では、洗濯物を挟むとき、衣類ハンガーの本体の枠体と洗濯物の間の狭い空間に指を挿入しなければならず、操作性に難点があった。また、従来技術では、使い勝手も悪く、構造が複雑で重くなり、嵩張って、価格も高くなるという問題もあった。
略水平に配置した棒状体と、この棒状体を支持する剛的に形態維持可能な山形のハンガー本体と、この棒状体に間隔をおいて嵌装された複数のピンチと、このピンチの間に設けられた間隔を置く手段とにより構成され、このピンチは二つの挟持体と弾力材により構成され、これらの二つの挟持体は中央近傍に設けられた支点において相互に回動可能に連結され、これらの二つの挟持体は弾力材により挟持部が閉じる方向に付勢され、これらの二つの挟持体の支点より上方には棒状体を挿入する嵌装孔が設けられ、さらにこの嵌装孔から挟持体を上方に延長して操作部を設け、この棒状体にピンチと間隔を置く手段を交互に摺動可能に嵌装させたことを特徴とする衣類ハンガーである。
上記の衣類ハンガーにおいて、ピンチとピンチの間の間隔を置く手段をパイプ状のスペーサーとし、操作部の長さを5mm以上としたことを特徴とする衣類ハンガーである。
上記の衣類ハンガーにおいて、このハンガー本体は第一の本体部と第二の本体部とにより構成し、第一の本体部と第二の本体部との境界は可動素子により連結し、第一の本体部の外端部には第一のピンチ押圧部を設け、第二の本体部の外端部には第二のピンチ押圧部を設け、第一の本体部には第一の押圧部を設け、第二の本体部には第二の押圧部を設け、第一のピンチ押圧部と第二のピンチ押圧部を棒状体の外端からピンチの最外端に嵌装したことを特徴とする衣類ハンガーである。
上記の衣類ハンガーにおいて、衣類ハンガーの上部中央部近傍に横方向に突出する横突起と、この横突起と対応する位置に横突起収容空間を設けたことを特徴とする衣類ハンガー。
略水平に配置した棒状体と、この棒状体を支持する剛的に形態維持可能なハンガー本体と、この棒状体に間隔をおいて嵌装された複数のピンチと、このピンチの間に設けられた間隔を置く手段とにより構成され、このピンチは二つの挟持体と弾力材により構成され、これらの二つの挟持体は中央近傍に設けられた支点において相互に回動可能に連結され、これらの二つの挟持体は弾力材により挟持部が閉じる方向に付勢され、これらの二つの挟持体の支点より上方には棒状体を挿入する嵌装孔が設けられ、この棒状体にピンチと間隔を置く手段を交互に摺動可能に嵌装させ、これらのピンチの両最外端に渡ってハンガー本体を架け渡し、このハンガー本体は第一の本体部と第二の本体部とにより構成し、第一の本体部と第二の本体部との境界は可動素子により連結し、第一の本体部の外端部には第一のピンチ押圧部を設け、第二の本体部の外端部には第二のピンチ押圧部を設け、第一の本体部の第一のピンチ押圧部と可動素子の間には第一の押圧部を設け、第二の本体部の第二のピンチ押圧部と可動素子の間には第二の押圧部を設け、第一のピンチ押圧部と第二のピンチ押圧部を棒状体の外端からピンチの最外端に嵌装した衣類ハンガーを、第一の押圧部と第二の押圧部を内側に押圧することにより、第一の本体部と第二の本体部が可動素子を中心に回転し、第一のピンチ押圧部と第二のピンチ押圧部がピンチの両最外端を押圧して、全てのピンチを解放する方法である。
上記の問題点を解決でき、一度に全てのピンチを解放できる衣類ハンガーを提供することができる。
第一の実施例を示す正面図である。 図1のピンチの部分の拡大図である。 洗濯物を挟んだり、外したりする場合の操作方法を示す正面図である。 第一の実施例を示す背面図である。 第一の実施例を示す平面図である。 第一の実施例を示す底面図である。 第一の実施例を示す左側面図である。 第一の実施例を示す右側面図である。 第二の実施例の拡大図である。 第二の実施例のスペーサーの斜視図である。 第三の実施例を示す正面図である。 第四の実施例を示す正面図である。 第四の実施例の衣類ハンガーの全部のピンチを開こうとする正面図である。 第四の実施例の衣類ハンガーの全部のピンチを開いた状態を示す正面図である。 第五の実施例を示す正面図である。 第六の実施例を示す正面図である。 第七の実施例を示す正面図である。 第八の実施例を示す正面図である。 第九の実施例を示す正面図である。 第十の実施例を示す正面図である。 横突起を付けた実施例の正面図である。 図21のWW断面を示す図である。 本体部の断面係数を大きくした実施例の斜視図である。 衣類ハンガーを複数設け、連結した実施例の斜視図である。 衣類ハンガーを物干竿に掛ける状態を示す説明図である。
略水平に配置した棒状体と、この棒状体を支持する剛的に形態維持可能な山形のハンガー本体と、この棒状体に間隔をおいて嵌装された複数のピンチと、このピンチの間に設けられた間隔を置く手段とにより構成され、このピンチは二つの挟持体と弾力材により構成され、これらの二つの挟持体は中央近傍に設けられた支点において相互に回動可能に連結され、これらの二つの挟持体は弾力材により挟持部が閉じる方向に付勢され、これらの二つの挟持体の支点より上方には棒状体を挿入する嵌装孔が設けられ、さらにこの嵌装孔から挟持体を上方に延長して操作部を設け、この棒状体にピンチと間隔を置く手段を交互に摺動可能に嵌装させたことを特徴とする衣類ハンガーである。
上記の衣類ハンガーにおいて、ピンチとピンチの間の間隔を置く手段をパイプ状のスペーサーとし、操作部の長さを5mm以上としたことを特徴とする衣類ハンガーである。
上記の衣類ハンガーにおいて、このハンガー本体は第一の本体部と第二の本体部とにより構成し、第一の本体部と第二の本体部との境界は可動素子により連結し、第一の本体部の外端部には第一のピンチ押圧部を設け、第二の本体部の外端部には第二のピンチ押圧部を設け、第一の本体部には第一の押圧部を設け、第二の本体部には第二の押圧部を設け、第一のピンチ押圧部と第二のピンチ押圧部を棒状体の外端からピンチの最外端に嵌装したことを特徴とする衣類ハンガーである。
上記の衣類ハンガーにおいて、衣類ハンガーの上部中央部近傍に横方向に突出する横突起と、この横突起と対応する位置に横突起収容空間を設けたことを特徴とする衣類ハンガー。
略水平に配置した棒状体と、この棒状体を支持する剛的に形態維持可能なハンガー本体と、この棒状体に間隔をおいて嵌装された複数のピンチと、このピンチの間に設けられた間隔を置く手段とにより構成され、このピンチは二つの挟持体と弾力材により構成され、これらの二つの挟持体は中央近傍に設けられた支点において相互に回動可能に連結され、これらの二つの挟持体は弾力材により挟持部が閉じる方向に付勢され、これらの二つの挟持体の支点より上方には棒状体を挿入する嵌装孔が設けられ、この棒状体にピンチと間隔を置く手段を交互に摺動可能に嵌装させ、これらのピンチの両最外端に渡ってハンガー本体を架け渡し、このハンガー本体は第一の本体部と第二の本体部とにより構成し、第一の本体部と第二の本体部との境界は可動素子により連結し、第一の本体部の外端部には第一のピンチ押圧部を設け、第二の本体部の外端部には第二のピンチ押圧部を設け、第一の本体部の第一のピンチ押圧部と可動素子の間には第一の押圧部を設け、第二の本体部の第二のピンチ押圧部と可動素子の間には第二の押圧部を設け、第一のピンチ押圧部と第二のピンチ押圧部を棒状体の外端からピンチの最外端に嵌装した衣類ハンガーを、第一の押圧部と第二の押圧部を内側に押圧することにより、第一の本体部と第二の本体部が可動素子を中心に回転し、第一のピンチ押圧部と第二のピンチ押圧部がピンチの両最外端を押圧して、全てのピンチを解放する方法である。
この発明の第一の実施例を図1と図2により説明する。衣類ハンガー10は、棒状体23と、棒状体23を保持するハンガー本体20と、ピンチ30と、間隔を置く手段であるパイプ状のスペーサー40とにより構成されている。ハンガー本体20は、山形のショルダー部22と、ショルダー部22の頂点近傍にある支持部であるフック21とから構成され、ショルダー部22の両端部からは棒状体23が延在して設けられている。フック21は、洗濯竿などに取り付けるための支持部である。
本体部20は、プラスチック、金属線、木等の剛体で剛的に形成されている。したがって、鎖や、プラスチックや金属線を柔軟なリンクで結合して構成した場合と違って、本体部20の何処を持って持ち上げても剛的に形態維持が可能である。このため、図25に示すように、高い位置にある物干竿であっても、本体部20の端や低部を持って、衣類ハンガー10を掛け,外しすることが可能である。
洗濯物を干す場合は、ピンチ30の操作部36を挟んでピンチ30を開くのであるが、図2に示すように、従来技術においては、棒状体23より下方のF1を矢印のように押圧していたので、大きい操作力が必要であった。この発明においては、操作部36を矢印Fuのように押圧するので、てこの原理により軽い操作力でピンチ30を開くことができる。
ピンチ30は、二つの挟持体31と、弾性体であるバネ35により構成されている。二つの挟持体31は、中央近傍に設けられた支点33において相互に枢着され、二つの挟持体31は、バネ35により挟持部34が閉じる方向に付勢されている。二つの挟持体31の支点33より上方には嵌装孔32が設けられ、さらに挟持体31の嵌装孔32の上方を延長して操作部36を設けてある。スペーサー40は、棒状体23の外形より大きい貫通孔を持つパイプで構成されている。嵌装孔32の内径は、スペーサー40の外形より小さくしてある。嵌装孔32には、棒状体23を挿入、嵌装させ、ピンチ30とピンチ30の間にはスペーサー40を嵌装させてある。操作部36は、上方に延長するとは、全体の構成からして斜め上方も許容されるものとする。
ピンチ30はの二つの挟持体31は、必ずしも別部品でなくてよく、連続した樹脂で形成してもよいものとする。また、金属ワイヤを折り曲げて弾性体35を含めて一体に形成したものを含むものとする。
図3により、洗濯物の取り付け方法と取り外し方法を説明する。洗濯物を取り付けるときは、Pのように、ピンチ30の操作部36を指で挟んでピンチ30を開いて取り付ける。洗濯物を取り外すときは、ハンガー本体20をFa方向に支え、最外端のピンチ30をFb方向に押して、全てのピンチ30を一度に開いて、洗濯物を取り外すことができる。
表1により実施例の実測値を示すと、ピンチを個別にを開く操作力Fuは、663gであり、従来技術Flは1340gであるので、操作力を49%に軽減できる結果が得られた。

Figure 0005543561
操作部36の長さLは、指が掛かる長さが必要で、表2の評価結果に示すように、最低5mm、望ましくは10mmが必要である。
Figure 0005543561
また、従来技術のように、洗濯物とハンガー本体との狭い空間に指を入れてピンチを開くのと違い、ピンチ30の上方の広い空間から個々のピンチ30を操作でき、操作性も向上する。
なお、ピンチ30を開く操作力を比較すると、てこの原理により、Fu〈Fh〈Flとなる。即ち、洗濯物を挟むときは、ピンチ30を指先で操作するため、弱い力しか出ないのでFuは小さい方が望ましい。一方、洗濯物を外す場合は、図3のように、多数の指で操作できるため大きな力が発揮されるので、FhはFuより多少大きくてもよい。この効果に加え、本体部20が山形となっているため、シャツや上着を掛けることもでき、図25に示すように、高所にある物干竿にも容易に掛け、外しができて、一本の衣類ハンガーで種々の効果を奏することができる。
第二の実施例を、図9、図10により説明する。スペーサー40は、筒状部41と円盤状のフランジ部42から構成されている。フランジ42を設けたことにより、スペーサー40が挟持体31を押圧する力点を上方に移動し、Fhを小さくしたものである。このことにより、障害者やお年寄りでも軽い力で洗濯物を取り外すことができる。
図11により、第三の実施例を説明する。50は、解放補助具であり、棒状体23に摺動可能に嵌装されている。解放補助具50をK方向に押すと、最端部のピンチ30も押されて全てのピンチ30を開くことができる。解放補助具50を身体、壁、床などに押し付けるだけで、全てのピンチ30を開くことができる。
図12により、片手操作可能な第四の実施例を説明する。ハンガー本体20は、ピンチを一斉に開く解放手段を設けており、可動素子であるヒンジ70より左側の第一の本体部20−1と右側の第二の本体部20−2とで構成され、ヒンジ70により相互に枢着されている。第一の本体部20−1と第二の本体部20−2の下端部は、それぞれ第一のピンチ押圧部63,第二のピンチ押圧部64を構成している。第一のピンチ押圧部63,第二のピンチ押圧部64には、貫通孔が設けられ、棒状体23が嵌装されている。棒状体23の両最端部には抜け止め65,66が固着されている。抜け止め65,66はネジなどにより取り外し可能としておくと、壊れたピンチ30を交換することもできる。
第一の本体部20−1の略中央部のやや右寄りには、第一の押圧部60が設けられている。第二の本体部20−2のショルダー部22には、第二の押圧部61が設けられている。図13により詳述すると、全てのピンチ30を一度に解放する際は、手を図のように当てる。第一の押圧部60の長さG1と第二の押圧部61の長さG2、および距離LGは、手で握ることができる寸法が必要である。第一の押圧部60と第二の押圧部61のなす角αは、なるべく小さい正の鋭角とした方が握り易い。
角αは、自由状態のとき正の角度としておくと、力を加えて握ったとき、ゼロに近い角度になるので、力を有効に加えることができる。即ち、力を加え始めるときは小さい力でもよいが、大きい力が必要である握り締めたとき、平行になる方が望ましい。G1は、少なくとも指3本、好ましくは4本が掛かれば操作がし易くなる
図14は、第一の押圧部60と第二の本体部の押圧部61に渡って手指をかけて、力を加えて握り締めた状態を示す。第一の本体部20ー1と第二の本体部20−2がヒンジ70を中心に回転し、第一の押圧部60と第二の押圧部61が内側に移動すると共に、第一のピンチ押圧部63,第二のピンチ押圧部64も内側に移動し、全てのピンチ30を圧縮して一度に解放することができる。
なお、試作品での操作力は約1.8Kg前後であった。統計によると、6歳女子の平均握力は8.55Kg,75歳から79歳女性の平均握力は21.9Kgであるので、子供や女性、お年寄りでも楽に操作できることが分かる。
このような構成にすると、洗濯物が取り付けられた衣類ハンガーを物干竿から外すため衣類ハンガーを握った手を握り締めるだけで、そのまま片手で洗濯物を衣類ハンガーから外すことができる。
図15は、第一の本体部20ー1と第二の本体部20ー2にそれぞれ第一の押圧部60,第二の押圧部61を設けたものである。左右どちらからでも操作可能という利点がある。
図16は、可動素子としてのヒンジ70を、樹脂を薄くして剛性を落とした樹脂ヒンジとした実施例である。
図17は、可動素子としてのヒンジ70の代わり、棒を筒に挿入してスライド71とした実施例である。
図18は、第八の実施例であり、第一の本体部20−1に第一の押圧部60と、第二の本体部20−2に第二の押圧部61を略左右対称に設けたものである。略左右対称であるので左右どちらかでも衣類ハンガーを掴みそのまま握り締めることにより全てのピンチを開くことができる。G1、G2は、少なくとも指3本、好ましくは指4本が掛かる寸法であると操作がし易い。距離LGは、親指と他の指が楽に届く範囲でなるべく大きい方が操作し易い。
図19は、第八実施例の衣類ハンガーのショルダー部22を上に上げた第九実施例である。ショルダー部22と、ピンチ30の隙間が空くのでピンチ30の操作がし易い。
図20は、ヒンジ70として、ハンガー本体20の樹脂を薄くして剛性を落とし樹脂ヒンジとしたものである。部品点数を減らし、製造コストを下げることができる。ヒンジ70には、凸形状の第一の受部70−1と凹形状の第二の受部70−2が対向して、押圧力が掛かっても衣類ハンガーが異常変形しないようにしている。
図21は、フック21の中央の横方向に設けた横突起80を示す。横突起80を部屋の鴨居、窓枠、家具などの横桟Sに掛けて洗濯物を室内干しすることができる。
図22は、図21のWW断面の詳細を示す。横突起80は、フック21の中央から略直角に水平方法に延在させてある。横突起80の水平方向の反対側には、横突起80より大きい空間を有する横突起収容空間81が設けられている。
BBのように衣類ハンガーを積み重ねると、横突起80は横突起収容空間81に収容されて、位置決めの効果を奏するとともに、余分な突起も邪魔にならない。このことにより、複数の衣類ハンガーを乱雑に散らかることなく整然と整理することができる。また、複数の衣類ハンガーをパッケージにする場合でも、横突起80が邪魔にならずにコンパクトにまとめることができる。また、横突起80と横突起収容空間81で位置決めとなるので、パッケージング作業を容易とする効果もある。
横突起収容空間81を円形穴とすると、横突起80をB1の方向に挿入することができる。横突起80をCCのように、円形穴と導入部とで構成すると、B1の方向に挿入できるし、C1のようにも挿入することもでき自由度が広がる。
図23の実施例の衣類ハンガーは、第一の押圧部60と第二の押圧部61を握り締めたとき、第一の本体部20−1と第二の本体部20−2には曲げモーメントが掛かるので、断面をコの字にして、断面係数を大きくしたものである。先端部に行くほどモーメントは小さくなるので、断面係数も小さくてよい。
これらの衣類ハンガーは、単体での使用を前提としているが、図24のように、連結材で連結して使用することもできる。複数の衣類ハンガーを第三の本体部20−3で連結してある。第三の本体部20−3は、棒状のものでもよく、枠状のものでもよい。また、フック21は、洗濯竿を挟むクリップ型でもよい。
家庭用の衣類ハンガーに限らず、農水産物や日用品や工業製品ように衣類以外のものを吊り下げたり外したりするものに広く利用可能であり、棒状体を水平でなく斜めや縦にして利用することも可能である。
10は衣類ハンガー
20はハンガー本体
20−1は第一の本体部
20−2は第二の本体部
20−3は第三の本体部
21はフック
22はショルダー部
23は棒状体
30はピンチ
31は挟持体
32は嵌装孔
33は支点
34は挟持部
35はバネ
36は操作部
40はスペーサー
41は筒状部
42はフランジ
50は解放補助具
60は第一の押圧部
61は第二の押圧部
63は第一のピンチ押圧部
64は第二のピンチ押圧部
65,66は抜け止め
70はヒンジ
80は横突起
81は横突起収容空間

Claims (5)

  1. 略水平に配置した棒状体と、この棒状体を支持する剛的に形態維持可能で頂部にフックを有する山形のハンガー本体と、この棒状体に間隔をおいて嵌装された複数のピンチと、このピンチの間に設けられた間隔を置く手段とにより構成され、このピンチは二つの挟持体と弾力材により構成され、これらの二つの挟持体は中央近傍に設けられた支点において相互に回動可能に連結され、これらの二つの挟持体は弾力材により挟持部が閉じる方向に付勢され、これらの二つの挟持体の支点より上方には棒状体を挿入する嵌装孔が設けられ、さらにこの嵌装孔から挟持体を上方に延長して操作部を設け、この棒状体にピンチと間隔を置く手段を交互に摺動可能に嵌装させ、ピンチの両最外端を押圧して、全てのピンチを解放できることを特徴とする衣類ハンガー。
  2. 請求項1の衣類ハンガーにおいて、ピンチとピンチの間の間隔を置く手段をパイプ状のスペーサーとし、操作部の長さを5mm以上としたことを特徴とする衣類ハンガー。
  3. 略水平に配置した棒状体と、この棒状体を支持する剛的に形態維持可能なハンガー本体と、この棒状体に間隔をおいて嵌装された複数のピンチと、このピンチの間に設けられた間隔を置く手段とにより構成され、このピンチは二つの挟持体と弾力材により構成され、これらの二つの挟持体は中央近傍に設けられた支点において相互に回動可能に連結され、これらの二つの挟持体は弾力材により挟持部が閉じる方向に付勢され、これらの二つの挟持体の支点より上方には棒状体を挿入する嵌装孔および操作部が設けられ、この棒状体にピンチと間隔を置く手段を交互に摺動可能に嵌装させ、これらのピンチの両最外端に渡ってハンガー本体を架け渡し、このハンガー本体は第一の本体部と第二の本体部とにより構成し、第一の本体部と第二の本体部との境界は可動素子により連結し、第一の本体部の外端部には第一のピンチ押圧部を設け、第二の本体部の外端部には第二のピンチ押圧部を設け、第一の本体部の第一のピンチ押圧部と可動素子の間には第一の押圧部を設け、第二の本体部の第二のピンチ押圧部と可動素子の間には第二の押圧部を設け、第一のピンチ押圧部と第二のピンチ押圧部を棒状体の外端からピンチの最外端に嵌装した衣類ハンガーを構成し、第一の押圧部と第二の押圧部を内側に押圧することにより、第一の本体部と第二の本体部が可動素子を中心に回転し、第一のピンチ押圧部と第二のピンチ押圧部がピンチの両最外端を押圧して、全てのピンチを解放することを特徴とする衣類ハンガー。
  4. 請求項1乃至3のいずれかの請求項の衣類ハンガーにおいて、衣類ハンガーの上部中央部近傍にフックから略直角に水平方向の横方向に突出する横突起を設けたことを特徴とする衣類ハンガー。
  5. 略水平に配置した棒状体と、この棒状体を支持する剛的に形態維持可能なハンガー本体と、この棒状体に間隔をおいて嵌装された複数のピンチと、このピンチの間に設けられた間隔を置く手段とにより構成され、このピンチは二つの挟持体と弾力材により構成され、これらの二つの挟持体は中央近傍に設けられた支点において相互に回動可能に連結され、これらの二つの挟持体は弾力材により挟持部が閉じる方向に付勢され、これらの二つの挟持体の支点より上方には棒状体を挿入する嵌装孔が設けられ、この棒状体にピンチと間隔を置く手段を交互に摺動可能に嵌装させ、これらのピンチの両最外端に渡ってハンガー本体を架け渡し、このハンガー本体は第一の本体部と第二の本体部とにより構成し、第一の本体部と第二の本体部との境界は可動素子により連結し、第一の本体部の外端部には第一のピンチ押圧部を設け、第二の本体部の外端部には第二のピンチ押圧部を設け、第一の本体部の第一のピンチ押圧部と可動素子の間には第一の押圧部を設け、第二の本体部の第二のピンチ押圧部と可動素子の間には第二の押圧部を設け、第一のピンチ押圧部と第二のピンチ押圧部を棒状体の外端からピンチの最外端に嵌装した衣類ハンガーを、第一の押圧部と第二の押圧部を内側に押圧することにより、第一の本体部と第二の本体部が可動素子を中心に回転し、第一のピンチ押圧部と第二のピンチ押圧部がピンチの両最外端を押圧して、全てのピンチを解放する方法。
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