JPH0747112Y2 - 物干し挾み一斉開閉式小物干し具 - Google Patents

物干し挾み一斉開閉式小物干し具

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JPH0747112Y2
JPH0747112Y2 JP1992049222U JP4922292U JPH0747112Y2 JP H0747112 Y2 JPH0747112 Y2 JP H0747112Y2 JP 1992049222 U JP1992049222 U JP 1992049222U JP 4922292 U JP4922292 U JP 4922292U JP H0747112 Y2 JPH0747112 Y2 JP H0747112Y2
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clothes
frame
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clothespins
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JP1992049222U
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功 牧
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ソーコー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はテンションメンバーで
吊り下げる長方形の枠に多数の物干し挾みが取り付けて
ある小物干し具に係り、特に多数の物干し挾みを一斉に
開閉する形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のものとしては、実開昭50
−139133号、実開昭52−40089号、実開昭
52−166632号の各公開公報によって知られてい
る。しかし何れの公知の技術に於いても、物干し挾みの
数が少なく、これらの従来技術のものにおいて、物干し
挾みの数を増加させると全体としての寸法が大きくなり
過ぎ、実用性に乏しくなる。またこの前記物干し挾みの
数を増加させるために、物干し挾みを小型化することも
考えられるが、物干し挾みを小型化すると、個々のピン
チが掴み難く開閉操作が難しくなる。また一斉に物干し
挾みを作動させるために、各物干し挾みに、細い棒を2
本挿入しており、構造が非常に複雑である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこでこの考案は物干
し挾みの数を増加させ、且つ全体としての大きさが大き
くならず、更に物干し挾みに吊り下げた洗濯物が相互に
密着することなく、構造を簡単にして取扱易い物干し挾
み一斉開閉式小物干し具を市場に提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の課題を達成するた
めに、この考案は単一の掛合部材より、数本のテンショ
ンメンバーにより吊り下げる長方形の枠に多数の物干し
挾みが設けてある型式であって、前記物干し挾みの取付
け構造が、前記枠の相対抗する一対の枠たる枠棒に、そ
れぞれ物干し挾みの一対の端部に設けた貫通孔を挿通し
て、多数の物干し挾みを相隣接して吊り下げてあり、前
記一対の枠棒の一端部であって、前記枠の内側には、こ
れと摺動するスライド部材が設けてある物干し挾み一斉
開閉式小物干し具において、前記枠棒は全て平行な第1
の第2の枠棒よりなる一対二組設けてあり、前記スライ
ド部材は、前記全ての枠棒に対して摺動自在に、かつ枠
棒の両端部にそれぞれ一個づつ設けてあり、これらスラ
イド部材には一体にハンドルが形成してあり、前記各物
干し挾みは各組毎横並びに揃えて同一位置に設けてあ
り、異なる組とは、各枠棒の軸方向に物干し挾みの取付
けピッチに対して半ピッチずらして装備してあることを
特徴とする物干し挾み一斉開閉式小物干し具とする。ま
た前述の課題を達成するために、この考案の物干し挾み
一斉開閉式小物干し具の前記半ピッチ位置をずらす構造
は、各スライド部材にはそれぞれ一組の枠棒と嵌合する
部分にスリーブが内方に突出して設けてあり、これらス
リーブ位置は、一対のスライド部材において相互異なる
前記枠棒の組に設けて構成してあることを特徴とする場
合もある。
【0005】
【作用】請求項1及び2記載の考案において、この考案
のものを使用するには、前記各テンションメンバーの上
端の掛合部材を公知のもの同様に、物干し杆又はロープ
などに掛合する。次の個々の洗濯物を同一組の異なる枠
棒に取り付けられて、横に並ぶ二個の物干し挾みを指で
開いては挾持し順次洗濯物を干す。洗濯物の数が多い場
合には異なる組をなす一対の枠棒に取付けられている二
個の物干し挾みを単位として、順次洗濯物を干す。
【0006】このようにすると異なる組の枠棒の物干し
挾みに挾持された洗濯物同士は、一部ラップはするもの
の物干し挾みの取付ピッチ位置が半ピッチづれているた
め、吊り下げ位置がそれぞれづれる。
【0007】洗濯物が乾燥し、これをこの考案の物干し
具より取り外すときには、多数の洗濯物をそれぞれの物
干し挾みで挾持されているまま、物干し具ごと室内に取
り込み、相対するスライド部材のハンドル部をそれぞれ
握り、これらにスライド部材を相接近させる力を加えら
れると、各スライド部材は個々の物干し挾みばね力に抗
しながら、各枠棒上を摺動して相接近し、各物干し挾み
の挾持部をスライド部材に近いものから或いはほゞ一斉
に開いてこれらに挾持されている乾燥した洗濯物を一斉
に離反する。スライド部材に加えた力を除去すれば、各
物干し挾みのばねの復元力により、各物干し挾みは閉じ
ると共に、一対のスライド部材は元の位置に復帰する。
【0008】請求項2記載の考案においては、物干し挾
みの位置を異なる組のそれと、物干し挾みの取付けピッ
チの半ピッチ分位置をづらす構造が、枠棒に嵌合したス
リーブによる構成であり、このスリーブは前記スライド
部材と共にそれぞれ枠棒上を摺動する。
【0009】
【実施例】今この考案を代表的な実施例について説明す
る。10は長方形状の枠であり、一対の端部材11a、
11bと、この両端を結合する一対一組の枠棒12a、
12bとによって構成されている。前記枠棒12a、1
2bと平行に別個に一組一対の第2の枠棒13a、13
bがこれらの内側に設けてあり、これら第2の枠棒13
a、13bの両端も前記端部材11a、11bに固着し
てある。前記第1、第2の枠棒12a、12b及び13
a、13bとそれぞれ嵌合する端部材11a、11bと
平行なスライド部材14aと14bが前記端部材11
a、11bの内側に相対抗して設けてあり、それぞれ各
第1、第2の枠棒12a、12b及び13a、13bの
軸方向に摺動自在に装備してある。
【0010】これらスライド部材14a、14bの中央
部には内方にループ状に突出して形成したハンドル15
a、15bが設けてある(図1図2参照)。またこのス
ライド部材14a、14bの内側には、一方の組の枠棒
と嵌合する部分に、内方に突出するスリーブ部16a、
16bが設けてあり、このスリーブ部16a、16bは
スライド部材14a、14bによって異なる組の枠棒に
設けてある。このスリーブ16a、16bは対応するス
ライド部材14a、14bと別部品のスリーブであって
もよいが、実施図においてはスライド部材14aとスリ
ーブ16a及び、スライド部材14bとスリーブ16b
はそれぞれ一体成形してある。これらスリーブ部16
a、16bの軸方向の長さは後述する。
【0011】20は物干し挾みであり、一対の挾持片2
1a、21bの中間部に相圧接する支点22が設けてあ
り、欠リング状のばね23によって一対の挾持片21
a、21bの挾持部24が相圧接するように設けてあ
り、各挾持片21a、21bには挾持部24とその支点
22を挾んで反対側の端部25a、25bに枠棒12a
又は12bが挿入できる貫通孔26a、26bが穿設し
てある。各物干し挾み20には前記支点22と貫通孔2
6a、26bの間の外側に指掛け窪み27a、27bが
形成してある。前記各物干し挾み20はそれぞれの組の
枠棒12a、12b、13a及び13bに同数前記貫通
孔26a、26bを通して、吊り下げて装備してあり、
図の例においては、同一の枠棒12a、12b、13a
又は13b上において物干し挾み20の前記端部25a
と相隣る物干し挾み20の端部25bとは相接触し、一
方の組の両端の物干し挾み20のうち、一方の物干し挾
み20の一方の端部25aはスライド部材14aの内壁
に他の端の物干し挾み20の一方の端部25bはスライ
ド部材14bのスリーブ16bの先端に当接させてあ
る。また、他の組の物干し挾み20の端部25aは前記
スライド部材14aのスリーブ部16aの先端に当接
し、他の端の物干し挾み20の端部25bは、他の端の
物干し挾み20の端部25bはスライド部材14bの内
壁面に当接させてあり、平常状態において、すべての物
干し挾み20の挾持部21a、21bは相圧接した状態
にしてある。
【0012】従って、各物干し挾み20はそれぞれの第
1、第2枠棒12a、12b、13a及び13b上にお
いて同一ピッチで装備してあり、異なる組の第1枠棒1
2a、12bと第2枠棒13a、13b上の物干し挾み
20の取付位置は、前記スリーブ部16a、16bの軸
方向の長さによって、各物干し挾み20の取付ピッチP
の半ピッチ寸法、位置がづれた状態としてある。前述の
スリーブ16a、16bの長さは前記ピッチ寸法Pの1
/2の長さとしてある。
【0013】前述の実施例において、第1、第2の枠棒
12a、12bと13a、13bは、外側同士と内側同
士のものでそれぞれ組を形成するように、前記スリーブ
部16a、16bを形成したものを示したが、枠棒を一
本おきに同一の組としたものでもこの考案の実施例に含
まれる。また各物干し挾み20間に適宜スペーサとし
て、短いカラーを介挿させてもこの考案としては何ら変
わるところがない。その他図において、枠10の四隅は
細棒乃至鎖状のテンションメンバー30がそれぞれ取り
付けてあって、これらテンションメンバー30の他端は
共通の挾持型フック31の柄32部分に連結してある。
挾持型フック31でなく、端なる吊り下げフックの場合
もある。
【0014】実施例の作用 叙上のように構成しているこの実施例において先ず洗濯
物Aを第1枠棒12a、12bに取り付けられている物
干し挾み20に挾持するには、各物干し挾みの指掛け窪
み27a、27b部分を指で挾持して各物干し挾み20
の挾持部24を開いて挾持する。同様に洗濯物Bを第二
枠棒13a、13bに取り付けられている物干し挾み2
0にも吊り下げる。このようにすると洗濯物AとBは一
部重なるが位置が各枠棒12a、13a及び13bの軸
方向に物干し挾み20の取付けピッチ寸法Pの半分位置
がづれて吊り下げられ、これらは相互に接触することは
あっても密着することはない。
【0015】洗濯物A及びBが乾燥した後においては、
スライド部材14a、14bの一部をなす、ハンドル1
5a、15bを握ってこれらを相互に引き寄せ、すべて
の物干し挾み20を開いて洗濯物A、Bの取外しを行
う。その他の作用は考案の作用と同一であり、説明を省
略する。
【0016】
【考案の効果】この請求項1記載の考案は上述のように
構成し作用を為すものであるから、先ず、長方形の枠自
体は一体二組の平行な四本の枠棒を用いたものであるか
ら、丈夫であり、各組の物干し挾みの取付位置が他の組
のその取付位置と、物干し挾みのピッチの半ピッチ寸法
づらして取り付けてあるから洗濯物は異なる組の物干し
挾みに挾持されたものと密着するおそれがなく、多数の
洗濯物を干すことができる。また、スライド部材を枠の
内側であって、各枠棒の両端位置に設け、これら各枠棒
に対して摺動自在に設けたものであるから、各物干し挾
みを開くときの各スライド部材の移動寸法は余り大きく
ならず、ハンドルを両手で握っての操作であるから操作
が容易である。また構造が簡単で故障のおそれがない。
【0017】請求項2記載の考案においては、前記物干
し挾みを半ピッチ位置をづらす構造がスライド部材に相
対するスライド部材とは相互異なる組位置の枠棒と嵌合
するスリーブがそれぞれ内側に突出して形成してあるか
ら、部品点数も少なく組立ても容易で丈夫である。実施
例のものにおいては、請求項1及び2の効果を併せて奏
し、またスリーブ部の寸法も物干ピッチ寸法の1/2寸
法であるから、成形も困難でなく、外観上も余り違和感
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部省略した全体の斜視図である。
【図2】底面図である。
【図3】図1の3−3線矢視縦断側面図である。
【符号の説明】
10 枠 11a、11b 端部材 12a、12b、13a、13b 枠棒 14a、14b スライド部材 15a、15b ハンドル 16a、16b スリーブ 20 物干し挾み

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一の掛合部材より、数本のテンションメ
    ンバーにより吊り下げる長方形の枠に多数の物干し挾み
    が設けてある型式であって、前記物干し挾みの取付け構
    造が、前記枠の相対抗する一対の枠たる枠棒に、それぞ
    れ物干し挾みの一対の端部に設けた貫通孔を挿通して、
    多数の物干し挾みを相隣接して吊り下げてあり、前記一
    対の枠棒の一端部であって、前記枠の内側には、これと
    摺動するスライド部材が設けてある物干し挾み一斉開閉
    式小物干し具において、 前記枠棒は全て平行な第1、第2の枠棒よりなる一対二
    組の枠棒により構成され、前記スライド部材は、前記全
    ての枠棒に対して摺動自在に、かつ枠棒の両端部にそれ
    ぞれ一個づつ設けてあり、これらスライド部材には一体
    にハンドルが形成してあり、前記各物干し挾みは各組毎
    横並びに揃えて同一位置に設けてあり、異なる組とは、
    各枠棒の軸方向に物干し挾みの取付けピッチに対して半
    ピッチずらして装備してあることを特徴とする物干し挾
    み一斉開閉式小物干し具。
  2. 【請求項2】前記半ピッチ位置をずらす構造は、各スラ
    イド部材にはそれぞれ一組の枠棒と嵌合する部分にスリ
    ーブが内方に突出して設けてあり、これらスリーブ位置
    は、一対のスライド部材において相互異なる前記枠棒の
    組に設けて構成してあることを特徴とする請求項1記載
    の物干し挾み一斉開閉式小物干し具。
JP1992049222U 1992-06-19 1992-06-19 物干し挾み一斉開閉式小物干し具 Expired - Lifetime JPH0747112Y2 (ja)

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JPH06392U JPH06392U (ja) 1994-01-11
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JPS5019850Y2 (ja) * 1972-05-30 1975-06-17
JPS54130834U (ja) * 1978-03-01 1979-09-11
JPS5840089U (ja) * 1981-09-11 1983-03-16 静岡機械工業株式会社 ハンガ−クリツプ
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