JP2004105660A - 滅菌防臭機能付きハンガー - Google Patents
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Abstract
【課題】ハンガー自体及びハンガーに掛けた衣類等に対して効率的に滅菌防臭の作用を及ぼすハンガーを提供すること
【解決手段】ハンガー及び滅菌防臭材に酸化チタン光触媒等の素材を利用した素材を用い、かつ固定手段と位置決め構造体により滅菌防臭材をハンガーに掛けられた衣類等の周辺の露光部に配置して課題解決の手段としている。
【選択図】 図1
【解決手段】ハンガー及び滅菌防臭材に酸化チタン光触媒等の素材を利用した素材を用い、かつ固定手段と位置決め構造体により滅菌防臭材をハンガーに掛けられた衣類等の周辺の露光部に配置して課題解決の手段としている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する利用分野】
本発明は、衣類等を乾燥させる際、あるいは衣類等を保管する際のハンガーに関し、ハンガー自体及びハンガーに掛けた衣類等に対して効率的な防臭・防菌・滅菌効果が得られるハンガーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図21は、従来のハンガーを示す説明図である。
この図21において、101はハンガー、101aはハンガーのフック、101bはハンガーの袖、102は衣類等である。
一般に、従来のハンガー101においては衣類等を掛けて吊し、保管、展示、乾燥等に用いる。
例えば図21は厚手の衣類のオーバーコートで襟の部分に防寒具が付帯したものをハンガーに掛けた様子であり、首周りの襟等のボリュームがあり、その襟等でハンガー101は殆ど覆い隠されてしまう。また、ハンガー101は衣類のみを掛けるのみにあらず、タオル、布地、生地等を掛けて保持し吊すことにも用いられる。さらにはこうした用途に用いられている別の呼称で呼ばれている「ボディハンガー」(図22)、「トルソー」(図23)、「コートハンガー」(図24)等も機能的には全く同様の機能を果たしている従来のハンガーである。
さらには、複数の衣類等102を同時に掛けて保持し吊すことが可能である形態の一般に「洗濯ハンガー」(図25)、「ハンガーラック」(図26)と呼ばれているものも衣類等を掛けて保持し吊すという同様の機能を果たしている従来のハンガーである。
例えば図21では、衣類を掛ける場合は衣類において首を通す部位にはハンガー101のフック101aを通し、衣類の肩あるいは袖の部位にはハンガー101の袖101bを掛けて当てることにより、衣類等102を保持し吊すことを可能としている。その上でハンガー101のフック101aを適切な場所に引っかけることにより、衣類が地上あるいは床上等の適切な高さの位置に保持し吊すされることとなる。家庭においては、衣類等102の保管用としてハンガー101を用いる事も常であり、また衣類を洗濯する際の乾燥の時にもハンガー101を屋外・屋内のいずれにおいても用いられる事も常である。さらに、業務においては、保管において、販売等の際の展示において等種々の用途において衣類等102を掛けて用いられることが常であることは言うまでも無い。
従来、ハンガー101の全ての部位を抗菌性の素材で構成しているものもある。(例えば、特許文献1参照。)
また、ハンガー101に衣類等を掛けて個別にその上から消臭、防虫、除湿、抗菌等を目的としてカバーの類で衣類等102の全体に覆い掛けて構成してるものもある。(例えば、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照。)
さらには、複数の衣類等102を同時に掛けて保持し吊すことが可能である形態のハンガー101において、防塵、防虫、防カビ、抗菌、防臭を目的に複数の衣類等を同時に全てを覆い掛けて構成しているものもある。(例えば、特許文献5参照。)
ところが、これら従来においては、ハンガー101の全ての部位を抗菌性の素材が構成しているものに関しては、ハンガー101自体の抗菌性に有効な例であり、人の手に直接触れられるハンガー101表面の抗菌性に効果があり、人の手に直接触れられるハンガー101自体の衛生面に視点が置かれている。それ故にハンガー101に掛けられた衣類等102を滅菌防臭の対象とした滅菌防臭性に関しては十分な効果が得られないものである。
また、衣類等102を個別に覆うカバーにおいて、消臭、防虫、除湿、抗菌を目的とする場合においては、そのカバーを酸化チタン光触媒等の素材を利用して構成しても、複数の衣類等102を同時に掛けて保持し吊す場合には、各個の吊された衣類は隣同士間隔が無くなる状態となる場合には衣類等102の間に挟まれてしまったカバーの部分には光が当たらず、この部位では酸化チタン光触媒等の機能に基づいた効果が発揮されない。その上、個別に覆ってしまったカバーがカバーの外との通気を阻害してしまい、カバーが露光されている部位のカバーの外表面で起こる防臭・抗菌・滅菌の主たる作用がハンガー101に掛けられた衣類に及ばないことが常であった。
さらには、複数の衣類等102を同時に掛けて保持し吊すことが可能である形態のハンガー101において、防塵、防虫、防カビ、抗菌、防臭等を目的に複数の衣類等102を同時に全てを覆い掛けて構成しているものにおいては、全体に覆い被せる貯めに大きいハンガー101においては複数の作業者でカバーを全体に掛ける必要が生じる等取り扱いが困難であったり、衣類等102を掛けずにハンガー101を使用していない時に当該のカバーを片づけて保管しておく際に大きく手間と場所を取るなどの不具合があった。
【特許文献1】
特開平10−244604号公報(第1−7頁、第1図)
【特許文献2】
実登3024280号(第1−15頁、第1図)
【特許文献3】
特開平11−244125号(第1−3頁、第1図)
【特許文献4】
特開平10−114373号公報(第1−14頁、第1図)
【特許文献5】
特開平8−256897号公報(第1−4頁、第1図)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の目的は酸化チタン光触媒等の脱臭性・抗菌性・滅菌性を具備する素材かあるいは当該の素材を含有するかあるいは当該の素材を部分的に用いている素材を利用したハンガー及び滅菌防臭材を用い、かつ滅菌防臭材を的確にハンガーの掛けた衣類等の周辺の露光部に配置することにより、ハンガー自体及びハンガーに掛けた衣類等に対して効率的に滅菌防臭の作用を実現し、掛けた衣類周辺の通気を滅菌防臭材自体が阻害すること無く、滅菌防臭材のハンガーへの装着が非常に容易で、かつ非使用時の保管・収納が簡単に効率的に行える滅菌防臭材機能付きハンガーを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明では、ハンガーに掛けた衣類等の周辺の露光部位あるいは当該の露光部位を含む領域に滅菌防臭材あるいは滅菌防臭性を具備するハンガーの少なくとも一部を配置することを可能とし、光がある時には酸化チタン光触媒等の脱臭性・抗菌性・滅菌性を具備する素材を用いた滅菌防臭材及びハンガーの少なくとも一部が常に露光され、露光時には常に脱臭、滅菌の作用をハンガー及びハンガーに掛けた衣類等に及ぼし、ハンガー及びハンガーに掛けた衣類等の全体への酸化チタン光触媒の脱臭・抗菌・滅菌の作用を波及させ、脱着が容易で収納・保管に手間と場所を取らない滅菌防臭機能付きハンガーを実現する為に、酸化チタン光触媒等の脱臭性・抗菌性・滅菌性を具備する素材かあるいは当該の素材を含有するかあるいは当該の素材を部分的に用いている素材を利用したハンガー及び滅菌防臭材を用い、ハンガーあるいは滅菌防臭材の少なくとも一方にハンガーと滅菌防臭材との間の間隔を安定的に設定する位置決め構造体を構成し、ハンガーあるいは滅菌防臭材の少なくとも一方にハンガーと滅菌防臭材との間の配置を安定的に設定する固定手段を構成することにより課題解決の手段としている。
【0005】
【発明の実施の形態】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1、図2は本発明の滅菌防臭機能付きハンガーの実施の形態を示す説明図である。
図1は本発明の実施例を示す説明図であり、図2は本発明の要部構造を示す説明図である。
さらに、図3、図5、図6は本発明の実施例を示す説明図である。
図4は本発明の要部構造を明示した説明図である。
同様に図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、図17、図18、図19、図20は本発明の実施例を示す説明図である。
図において、1は衣類等を掛けるハンガー、1aはフック、1bは袖、2は滅菌防臭材、2aは滅菌防臭材の一部に設けられた通し穴、3は位置決め構造体、4は衣類等、5はピンチである。
本発明の滅菌防臭機能付きハンガーにおいては、図1にある様に、滅菌防臭材2をハンガー1に掛けた衣類等4の周辺の露光部あるいは当該の露光部を含む部位に配置する固定手段として、滅菌防臭材2の一部に設けられた通し穴2aに衣類等4をかけるハンガー1のフック1aを通し、滅菌防臭材2をハンガー1に固定することにより固定手段としている。さらにハンガー1の袖1bのフック1a付近の一部の形状を凸部状に突出させ変形させて、位置決め構造体3を構成している。この固定手段と位置決め構造体3により滅菌防臭材2が衣類等4の襟により露光が妨げられることが無い位置に配置可能となっている。また図2には、本実施例の滅菌防臭材2の外観の様子及び滅菌防臭材2をハンガー1に装着した様子を示す説明図であり、図2に示した様に滅菌防臭材2は、一部に通し穴2aを具備する円筒状の形状をしており、当該の通し穴2aにハンガー1のフック1aを通すことで固定手段として活用している。
本実施例のハンガー1及び滅菌防臭材2は、二酸化チタン光触媒が含有されている可塑性樹脂を用いて形成されている。さらにハンガー1及び滅菌防臭材2を二酸化チタン光触媒のバルクで構成したり、ハンガー1及び滅菌防臭材2の表面にのみあるいは一部にのみ二酸化チタン光触媒を用いた素材を利用して構成することが可能であることは言うまでもない。
この二酸化チタン光触媒は光が当たると、荷電子帯にある電子が、伝導帯に励起され、これにより荷電子帯には正孔が生成し、伝導体には電子が生成する。これらは、活性が高く表面で、荷電子帯側では酸化反応が、伝導体側では還元反応が起こる事が知られている。特徴として、酸化チタン光触媒は強い酸化還元力を持ちいろいろな化合物を酸化還元する。こうして、二酸化チタン光触媒は空気中の酸素や水から活性酸素と呼ばれる物質を生成する。この活性酸素には、その強い酸化力によって、表面に付着した種々の有機物を分解し細菌を殺し臭いを分解する作用があることが知られている。
位置決め構造体3を構成しない場合、衣類等4の襟、例えば厚手の衣類の防寒具の付帯したオーバーコート、あるいは頭巾の形態を成しているフード等が付帯した衣類等の場合、首周りの襟等にボリュームがあり、その襟等で光が遮られてしまいハンガー1及び滅菌防臭材2が十分露光されない(例えば従来例の図21)。ところが、本実施例の様に固定手段(通し穴2aとフック1aで実現している固定手段)と位置決め構造体3を構成することにより滅菌防臭材2に光が衣類等4の襟等に遮られること無く露光されることが可能となる。滅菌防臭材2が露光されることによりその構成材料の二酸化チタン光触媒が露光され、光触媒反応で周辺の空気に活性酸素が生成され、ハンガー1周辺の空気が活性酸素が比較的多い大気となりハンガー1及びハンガー1に掛けられた衣類等4に付着している雑菌等を滅菌する。
ところで、この雑菌等を繁殖するがまま放置して置くと悪臭を発する原因となることは衆知である。本実施例の場合この雑菌等を滅菌することで、雑菌等が発する悪臭も防止することが可能であり、防臭の機能も果たすこととなることは明白である。
さらには、本実施例の場合、ハンガー1自体も二酸化チタン光触媒が含有されている可塑性樹脂を用いて形成されている。これは、襟の無い衣類等4の場合にこれらの二酸化チタン光触媒が含有されている可塑性樹脂を用いて形成されているフック1a等のハンガー1の部分が十分に露光され、十分な滅菌防臭効果が得られる。その上で滅菌防臭材2を図1に示した様に用いればいっそうの滅菌防臭効果が得られる。
また、製造の簡素化、容易さに配慮すれば、少なくとも二酸化チタン光触媒を用いた素材でハンガー1の全体を構成することも可能であり、かつ有益であることは言うまでもない。なおこのことは、本実施例の各種のどの展開例のハンガー1の全てに関してもに同じく適用可能であり有益なことである。
家庭においては、衣類等の保管用としてハンガー1を用いる事も常であり、衣類等4を洗濯する際の乾燥の時にもハンガー1を屋外・屋内のいずれにおいても用いられる事が常である。本実施例を用いれば、衣類等の保管時には通常ハンガー1に衣類等4を掛けて壁等に適切な手段のもと引っかけて保管されることは常であるが、この保管の際に屋内の蛍光灯程度の明るさの光がハンガー1の一部分及び滅菌防臭材2に照射されることにより保管の際に発生する雑菌等及びそれら雑菌などが発する悪臭を防ぎ、保管完了後の衣類が悪臭を発することが無くなる。同様に洗濯後の乾燥を晴天時に屋外で実施する場合にも洗濯後の衣類等4をハンガー1にかけて屋外に放置し乾燥することが常であるが、快晴時にも、曇天時程度の露光でも本実施例のハンガー1の一部分及び滅菌防臭材2が露光されることで光がハンガー1の一部分び滅菌防臭材2に照射され、洗濯乾燥の際に発生する雑菌等及びそれら雑菌などが発する悪臭を防ぎ、洗濯乾燥後の衣類等が悪臭を発することが無くなる。
さらに特に梅雨時において雨天が多い場合等、洗濯をしても屋外の太陽光のもとに干せない場合等には本実施例はその効力が大きい。屋外が雨天の場合、本実施例を用いれば屋内に乾燥を意図して干される洗濯後の衣類等を乾燥する際に屋内の蛍光灯程度の明るさの光がハンガー1の一部分及び滅菌防臭材2等に照射されることにより洗濯乾燥の際に発生する雑菌等及びそれら雑菌などが発する悪臭を防ぎ、屋内で干した場合での洗濯乾燥後の衣類が悪臭を発することが無くなる。
また、業務においては、保管において、販売等の際の展示において等種々の用途において衣類等4を掛けて用いられることが常であることは言うまでも無い。その上これ等の全ての場合において、ハンガーのみならず掛けてある衣類等にも不特定多数の人の手の接触等が大変多いことは言うまでも無いが、人の手が接触するということは汚れ等の付着が多いとともに雑菌等の付着が多いということである。これらの場合にも本実施例の有効であり、少なくとも屋内の蛍光灯程度の明るさの光がハンガー1の一部分及び滅菌防臭材2に照射されていれば保管、あるいは販売等の際に展示されている衣類等が十分に滅菌防臭されることは言うまでもない。
以上全ての場合において、本実施例はハンガー1に衣類等4を掛けた後に滅菌防臭材2の一部に設けられた通し穴にハンガー1のフック1aを通すだけで良く、その際に滅菌防臭材2等の露光・非露光の状態に重点を置いて配慮する必要が無くなり取扱いが大変作業が簡素になることは言うまでもない。
さらに、使用しない際には箱や袋等にまとめて収納すれば良く、あるいは滅菌防臭材2の一部に設けられた通し穴2aに紐等を通してまとめて収納することが可能であり、片づけて保管しておく際に大きく手間と場所を取るなどの不具合が解消されることは言うまでもない。
また、図3にある様に、ハンガー1のフック1aに通して滅菌防臭材2とハンガー1の袖1bとの間の間隔を例えば厚手の衣類のオーバーコート、あるいは頭巾の形態を成しているフード等の襟等で光が遮られない程度に設定する通し穴のあるキューブ状のバルクをスペーサーの形態でフック1aに滅菌防臭材2の先に通すことにより位置決め構造体3を構成することも可能である。その後に滅菌防臭材2を配置すれば菌防臭材2はハンガー1に掛けられた衣類等4の周辺の露光部に配置される。
さらに、図4にある様に、滅菌防臭材2の一部を例えば円錐状に形成して位置決め構造体3とし、その上で通し穴2aを形成したものとして構成することも可能である。この場合、位置決め構造体3は円錐状のみである必要は無く、径の違う円筒状等滅菌防臭材2をハンガー1に掛けた衣類等4の周辺の露光部に配置可能であれば良く、位置決め構造体3の形状は自由度が十分広い。図5は図4の位置決め構造体3を適用した滅菌防臭剤2及びハンガー1の適用例である。滅菌防臭材2に形成された位置決め構造体3により滅菌防臭材2はハンガー1に掛けられた衣類等4の周辺の露光部に配置される。図4にある本実施例の場合位置決め構造体3は滅菌防臭材2と同一の二酸化チタン光触媒が含有されている可塑性樹脂を用いて形成されているが、必ずしも滅菌防臭材2の全体が均一で同一の素材で構成されている必要は無く、必要であれば、本実施例の滅菌防臭材2に構成された位置決め構造体3は二酸化チタン光触媒が含有されていない可塑性樹脂を用いて形成されていても構わない。必要とされる二酸化チタン光触媒が含有されている可塑性樹脂を用いて形成された滅菌防臭材2の部分がハンガー1に掛けられた衣類等の周辺の露光部に配置される構造として形成されれば十分であることは明白である。
図6にある様に、滅菌防臭材2を肉厚の薄い可塑性・可倒性のストロー状の通し穴2aのある円筒で構成し、ハンガー1のフック1aの部分に図6に示された様な曲部形状を位置決め構造体3として形成することも可能である。この場合肉厚の薄い可塑性のストロー状の円筒の滅菌防臭材2がハンガー1のフック1aの曲部形状の位置決め構造体3で位置決めされ、滅菌防臭材2はハンガー1に掛けられた衣類等4の周辺の露光部に配置される。
図7にある様に、滅菌防臭材2をシート状に構成し、その一部に通し穴2aを形成して、この通し穴2aにハンガー1のフック1aを通して活用することも可能である。この場合、位置決め構造体は図1、図3、図6に示した実施例の位置決め構造体3のいずれかを利用することが可能であり、図8に示した様に菌防臭材2はハンガー1に掛けられた衣類等4の周辺の露光部に配置される。
図9、図10にある様に、滅菌防臭材2をシート状に構成し、その一部に通し穴2aと切り込み状のスリット2bを形成し、スリット2bを通過させて通し穴2aにハンガー1のフック1aを通して活用することも可能である。この場合、位置決め構造体3は図1、図3、図6に示した実施例の位置決め構造体3のいずれかを利用することが可能であり、図8に示したのと同様にこれらの菌防臭材2はハンガー1に掛けられた衣類等4の周辺の露光部に配置される。
図11にある様に、滅菌防臭材2をシート状に構成し、その一部に十字状の切り込みを入れ、できた片を図12の様に折り込むことにより位置決め構造体3とし、切り込みを入れてできた片を折り込むことによりできた穴を通し穴2aとし、これにハンガー1のフック1aを通して活用することも可能である。この場合、切り込みを入れてできた片を折り込むことにより形成した位置決め構造体3がハンガー1に掛けられた衣類等4との間の距離を規定し、図8に示したのと同様に滅菌防臭材2はハンガー1に掛けられた衣類等4の周辺の露光部に配置される。
図13にある様に、滅菌防臭材2を円環状の紐を固定手段及び位置決め構造体3として具備したシート状に構成し、滅菌防臭材2の一部(同時に固定手段及び位置決め構造体3でもある)円環状の紐の環の中にフック1aを通して活用することも可能である。この場合、円環状の紐の固定手段及び位置決め構造体3の環の中にフック1aを通してハンガー1に掛けられた衣類等4の外であり露光部となる位置にシート状の滅菌防臭材2が配置される。
図14にある様に、滅菌防臭材2として、網の袋あるいは透光性があり、通気性を確保した通気口のあるビニール袋等に二酸化チタン光触媒が含有されている可塑性樹脂を用いて形成されたバルクを入れ、当該の網の袋あるいはビニール袋に紐を具備させることにより、紐の円環にハンガー1のフック1aを通して活用することも可能である。この場合は二酸化チタン光触媒が含有されている可塑性樹脂を用いて形成されたバルクと、網の袋あるいは透過性があり、通気性を確保した通気口のあるビニール袋等と、当該の網の袋あるいはビニール袋に具備させた紐の全てを滅菌防臭材2として構成し、網の袋あるいはビニール袋に具備させた紐が固定手段及び位置決め構造体3であり、かつ当該の紐の中の円環が通し穴2aである。結果として、円環状の紐の位置決め構造体3の環の中にフック1aを通してハンガー1に掛けられた衣類等4の外であり露光部となる位置にシート状の滅菌防臭材2が配置される。
さらには図15、図16、図17(図17は図16の滅菌防臭材2及び位置決め構造体3周辺の拡大図)にある様に、複数の衣類等4を同時に掛けて保持し吊すことが可能である形態のハンガー1においては、ハンガー1の衣類等4を掛けることが可能な各部、例えばピンチ5(図15の場合)を利用して衣類等4を吊す部分に対応して形成された位置決め構造体3の必要な部位に、例えば図2や図10に示された滅菌防臭材2の通し穴2aを通して活用することも可能である。さらには図16の複数の衣類等4を同時に掛けて保持し吊すことが可能である形態のハンガー1の全体外観及び図17中の一部である滅菌防臭材2と位置決め構造体3の周辺の部分の拡大図の様子にある様に、滅菌防臭材2の通し穴2aをハンガー1の一部に通し位置決め構造体3で滅菌防臭材2をハンガー1に掛けられた衣類等4の外であり露光部となる位置に配置することも可能である。また本実施例の場合滅菌防臭材2を取り付ける個数も必要が生じた数量だけ取り付ければよい。本実施例の固定手段及び位置決め構造体3は一例でありたとえ他の構造であっても、必要とされる二酸化チタン光触媒が露光部を利用した滅菌防臭剤2が露光部に配置ざる構造であれば十分であることは言うまでもない。
図18、図19、図20はボディハンガー(図18)、トルソー(図19)、コートハンガー(図20)と呼ばれるハンガー1の形態の場合の実施例である。それぞれ、滅菌防臭材2を図2で示した形態のものを使用した場合の例である。通し穴2aにそれぞれのハンガー1の一部分を通し、ハンガー1に形成された位置決め構造体3で滅菌防臭材2がハンガー1に掛けられた衣類等4の周辺の露光部に配置される。
本実施例の固定手段及び位置決め構造体3は一例でありたとえ他の構造であっても、必要とされる二酸化チタン光触媒が露光部を利用した滅菌防臭剤2が露光部に配置ざる構造であれば十分であることは言うまでもない。
ところで、これら本発明の実施例の中で滅菌防臭材2はそれぞれの実施例に示されたハンガー1との組み合わせに限定されるわけでは無く、本発明で例示された滅菌防臭材2の全ての形態は適切にその形状をハンガー1と伴に統一的に設計すれば、互いに可換であり組み合わせ自由に交換して使用することが可能であることは言うまでもない。
以上の様に本発明では、ハンガー1周辺の露光部位あるいは当該の露光部位を含む領域に滅菌防臭材2あるいは滅菌防臭性を具備するハンガー1の一部を配置することを可能とし、光がある時には酸化チタン光触媒等の脱臭性・抗菌性・滅菌性を具備する素材を用いた滅菌防臭材2が常に露光され、露光時には常に脱臭、滅菌の作用をハンガー1及びハンガー1に掛けた衣類等4に及ぼし、ハンガー1及び衣類等4の全体への酸化チタン光触媒の脱臭・抗菌・滅菌の作用を波及させ、脱着が容易で収納・保管に手間と場所を取らない等のことが可能である滅菌防臭材及びハンガーを提供している。
【0006】
【発明の効果】
以上の様に本発明では、ハンガー周辺の露光部位あるいは当該の露光部位を含む領域に滅菌防臭材あるいは滅菌防臭性を具備するハンガーの一部を配置することを可能とし、光がある時には酸化チタン光触媒等の脱臭性・抗菌性・滅菌性を具備する素材を用いた滅菌防臭材が常に露光され、露光時には常に脱臭、滅菌の作用をハンガー及びハンガーに掛けた衣類等に及ぼし、ハンガー及び衣類等の全体への酸化チタン光触媒の脱臭・抗菌・滅菌の作用を波及させ、脱着が容易で収納・保管に手間と場所を取らない等のことが可能である。
また、本発明では、有機物が分解され雑菌が滅菌される二酸化チタン光触媒の効果によりハンガー及びハンガーに掛けられた衣類等に対して防カビ、防虫(有機物が分解されることにより餌が無くなるために虫が寄りつかなくなる)の効果もあることは言うまでもない。
さらには、各種形状の滅菌防臭材のそれぞれ全てにおいてはマーキング、印字等を処置することができ、これに衣類等の型、サイズ等を表す記号を表記したり、製品名等を表記したり、所有者名等を表記したり、その他諸々の内容を表記させて使うこが可能であり、滅菌防臭材を脱臭性・抗菌性・滅菌性及び防虫・防カビ性のある表示具として取り扱うことが可能であるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図2】本発明の滅菌防臭材の説明図である。
【図3】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図4】本発明の滅菌防臭材を示す説明図である。
【図5】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図6】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図7】本発明の滅菌防臭材を示す説明図である。
【図8】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図9】本発明の滅菌防臭材を示す説明図である。
【図10】本発明の滅菌防臭材を示す説明図である。
【図11】本発明の滅菌防臭材を示す説明図である。
【図12】本発明の滅菌防臭材を示す説明図である。
【図13】本発明の滅菌防臭材を示す説明図である。
【図14】本発明の滅菌防臭材を示す説明図である。
【図15】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図16】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図17】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図18】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図19】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図20】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図21】従来のハンガーを示す説明図である。
【図22】従来のハンガーを示す説明図である。
【図23】従来のハンガーを示す説明図である。
【図24】従来のハンガーを示す説明図である。
【図25】従来のハンガーを示す説明図である。
【図26】従来のハンガーを示す説明図である。
【符号の説明】
1は衣類等を掛けるハンガー、
1aはフック、
1bは袖、
2は滅菌防臭材、
2aは滅菌防臭材の一部に設けられた通し穴、
2bはスリット、
3は位置決め構造体、
4は衣類等、
5はピンチ、
101はハンガー、
101aはハンガーのフック、
101bはハンガーの袖、
102は衣類等
【発明の属する利用分野】
本発明は、衣類等を乾燥させる際、あるいは衣類等を保管する際のハンガーに関し、ハンガー自体及びハンガーに掛けた衣類等に対して効率的な防臭・防菌・滅菌効果が得られるハンガーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図21は、従来のハンガーを示す説明図である。
この図21において、101はハンガー、101aはハンガーのフック、101bはハンガーの袖、102は衣類等である。
一般に、従来のハンガー101においては衣類等を掛けて吊し、保管、展示、乾燥等に用いる。
例えば図21は厚手の衣類のオーバーコートで襟の部分に防寒具が付帯したものをハンガーに掛けた様子であり、首周りの襟等のボリュームがあり、その襟等でハンガー101は殆ど覆い隠されてしまう。また、ハンガー101は衣類のみを掛けるのみにあらず、タオル、布地、生地等を掛けて保持し吊すことにも用いられる。さらにはこうした用途に用いられている別の呼称で呼ばれている「ボディハンガー」(図22)、「トルソー」(図23)、「コートハンガー」(図24)等も機能的には全く同様の機能を果たしている従来のハンガーである。
さらには、複数の衣類等102を同時に掛けて保持し吊すことが可能である形態の一般に「洗濯ハンガー」(図25)、「ハンガーラック」(図26)と呼ばれているものも衣類等を掛けて保持し吊すという同様の機能を果たしている従来のハンガーである。
例えば図21では、衣類を掛ける場合は衣類において首を通す部位にはハンガー101のフック101aを通し、衣類の肩あるいは袖の部位にはハンガー101の袖101bを掛けて当てることにより、衣類等102を保持し吊すことを可能としている。その上でハンガー101のフック101aを適切な場所に引っかけることにより、衣類が地上あるいは床上等の適切な高さの位置に保持し吊すされることとなる。家庭においては、衣類等102の保管用としてハンガー101を用いる事も常であり、また衣類を洗濯する際の乾燥の時にもハンガー101を屋外・屋内のいずれにおいても用いられる事も常である。さらに、業務においては、保管において、販売等の際の展示において等種々の用途において衣類等102を掛けて用いられることが常であることは言うまでも無い。
従来、ハンガー101の全ての部位を抗菌性の素材で構成しているものもある。(例えば、特許文献1参照。)
また、ハンガー101に衣類等を掛けて個別にその上から消臭、防虫、除湿、抗菌等を目的としてカバーの類で衣類等102の全体に覆い掛けて構成してるものもある。(例えば、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照。)
さらには、複数の衣類等102を同時に掛けて保持し吊すことが可能である形態のハンガー101において、防塵、防虫、防カビ、抗菌、防臭を目的に複数の衣類等を同時に全てを覆い掛けて構成しているものもある。(例えば、特許文献5参照。)
ところが、これら従来においては、ハンガー101の全ての部位を抗菌性の素材が構成しているものに関しては、ハンガー101自体の抗菌性に有効な例であり、人の手に直接触れられるハンガー101表面の抗菌性に効果があり、人の手に直接触れられるハンガー101自体の衛生面に視点が置かれている。それ故にハンガー101に掛けられた衣類等102を滅菌防臭の対象とした滅菌防臭性に関しては十分な効果が得られないものである。
また、衣類等102を個別に覆うカバーにおいて、消臭、防虫、除湿、抗菌を目的とする場合においては、そのカバーを酸化チタン光触媒等の素材を利用して構成しても、複数の衣類等102を同時に掛けて保持し吊す場合には、各個の吊された衣類は隣同士間隔が無くなる状態となる場合には衣類等102の間に挟まれてしまったカバーの部分には光が当たらず、この部位では酸化チタン光触媒等の機能に基づいた効果が発揮されない。その上、個別に覆ってしまったカバーがカバーの外との通気を阻害してしまい、カバーが露光されている部位のカバーの外表面で起こる防臭・抗菌・滅菌の主たる作用がハンガー101に掛けられた衣類に及ばないことが常であった。
さらには、複数の衣類等102を同時に掛けて保持し吊すことが可能である形態のハンガー101において、防塵、防虫、防カビ、抗菌、防臭等を目的に複数の衣類等102を同時に全てを覆い掛けて構成しているものにおいては、全体に覆い被せる貯めに大きいハンガー101においては複数の作業者でカバーを全体に掛ける必要が生じる等取り扱いが困難であったり、衣類等102を掛けずにハンガー101を使用していない時に当該のカバーを片づけて保管しておく際に大きく手間と場所を取るなどの不具合があった。
【特許文献1】
特開平10−244604号公報(第1−7頁、第1図)
【特許文献2】
実登3024280号(第1−15頁、第1図)
【特許文献3】
特開平11−244125号(第1−3頁、第1図)
【特許文献4】
特開平10−114373号公報(第1−14頁、第1図)
【特許文献5】
特開平8−256897号公報(第1−4頁、第1図)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の目的は酸化チタン光触媒等の脱臭性・抗菌性・滅菌性を具備する素材かあるいは当該の素材を含有するかあるいは当該の素材を部分的に用いている素材を利用したハンガー及び滅菌防臭材を用い、かつ滅菌防臭材を的確にハンガーの掛けた衣類等の周辺の露光部に配置することにより、ハンガー自体及びハンガーに掛けた衣類等に対して効率的に滅菌防臭の作用を実現し、掛けた衣類周辺の通気を滅菌防臭材自体が阻害すること無く、滅菌防臭材のハンガーへの装着が非常に容易で、かつ非使用時の保管・収納が簡単に効率的に行える滅菌防臭材機能付きハンガーを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明では、ハンガーに掛けた衣類等の周辺の露光部位あるいは当該の露光部位を含む領域に滅菌防臭材あるいは滅菌防臭性を具備するハンガーの少なくとも一部を配置することを可能とし、光がある時には酸化チタン光触媒等の脱臭性・抗菌性・滅菌性を具備する素材を用いた滅菌防臭材及びハンガーの少なくとも一部が常に露光され、露光時には常に脱臭、滅菌の作用をハンガー及びハンガーに掛けた衣類等に及ぼし、ハンガー及びハンガーに掛けた衣類等の全体への酸化チタン光触媒の脱臭・抗菌・滅菌の作用を波及させ、脱着が容易で収納・保管に手間と場所を取らない滅菌防臭機能付きハンガーを実現する為に、酸化チタン光触媒等の脱臭性・抗菌性・滅菌性を具備する素材かあるいは当該の素材を含有するかあるいは当該の素材を部分的に用いている素材を利用したハンガー及び滅菌防臭材を用い、ハンガーあるいは滅菌防臭材の少なくとも一方にハンガーと滅菌防臭材との間の間隔を安定的に設定する位置決め構造体を構成し、ハンガーあるいは滅菌防臭材の少なくとも一方にハンガーと滅菌防臭材との間の配置を安定的に設定する固定手段を構成することにより課題解決の手段としている。
【0005】
【発明の実施の形態】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1、図2は本発明の滅菌防臭機能付きハンガーの実施の形態を示す説明図である。
図1は本発明の実施例を示す説明図であり、図2は本発明の要部構造を示す説明図である。
さらに、図3、図5、図6は本発明の実施例を示す説明図である。
図4は本発明の要部構造を明示した説明図である。
同様に図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、図17、図18、図19、図20は本発明の実施例を示す説明図である。
図において、1は衣類等を掛けるハンガー、1aはフック、1bは袖、2は滅菌防臭材、2aは滅菌防臭材の一部に設けられた通し穴、3は位置決め構造体、4は衣類等、5はピンチである。
本発明の滅菌防臭機能付きハンガーにおいては、図1にある様に、滅菌防臭材2をハンガー1に掛けた衣類等4の周辺の露光部あるいは当該の露光部を含む部位に配置する固定手段として、滅菌防臭材2の一部に設けられた通し穴2aに衣類等4をかけるハンガー1のフック1aを通し、滅菌防臭材2をハンガー1に固定することにより固定手段としている。さらにハンガー1の袖1bのフック1a付近の一部の形状を凸部状に突出させ変形させて、位置決め構造体3を構成している。この固定手段と位置決め構造体3により滅菌防臭材2が衣類等4の襟により露光が妨げられることが無い位置に配置可能となっている。また図2には、本実施例の滅菌防臭材2の外観の様子及び滅菌防臭材2をハンガー1に装着した様子を示す説明図であり、図2に示した様に滅菌防臭材2は、一部に通し穴2aを具備する円筒状の形状をしており、当該の通し穴2aにハンガー1のフック1aを通すことで固定手段として活用している。
本実施例のハンガー1及び滅菌防臭材2は、二酸化チタン光触媒が含有されている可塑性樹脂を用いて形成されている。さらにハンガー1及び滅菌防臭材2を二酸化チタン光触媒のバルクで構成したり、ハンガー1及び滅菌防臭材2の表面にのみあるいは一部にのみ二酸化チタン光触媒を用いた素材を利用して構成することが可能であることは言うまでもない。
この二酸化チタン光触媒は光が当たると、荷電子帯にある電子が、伝導帯に励起され、これにより荷電子帯には正孔が生成し、伝導体には電子が生成する。これらは、活性が高く表面で、荷電子帯側では酸化反応が、伝導体側では還元反応が起こる事が知られている。特徴として、酸化チタン光触媒は強い酸化還元力を持ちいろいろな化合物を酸化還元する。こうして、二酸化チタン光触媒は空気中の酸素や水から活性酸素と呼ばれる物質を生成する。この活性酸素には、その強い酸化力によって、表面に付着した種々の有機物を分解し細菌を殺し臭いを分解する作用があることが知られている。
位置決め構造体3を構成しない場合、衣類等4の襟、例えば厚手の衣類の防寒具の付帯したオーバーコート、あるいは頭巾の形態を成しているフード等が付帯した衣類等の場合、首周りの襟等にボリュームがあり、その襟等で光が遮られてしまいハンガー1及び滅菌防臭材2が十分露光されない(例えば従来例の図21)。ところが、本実施例の様に固定手段(通し穴2aとフック1aで実現している固定手段)と位置決め構造体3を構成することにより滅菌防臭材2に光が衣類等4の襟等に遮られること無く露光されることが可能となる。滅菌防臭材2が露光されることによりその構成材料の二酸化チタン光触媒が露光され、光触媒反応で周辺の空気に活性酸素が生成され、ハンガー1周辺の空気が活性酸素が比較的多い大気となりハンガー1及びハンガー1に掛けられた衣類等4に付着している雑菌等を滅菌する。
ところで、この雑菌等を繁殖するがまま放置して置くと悪臭を発する原因となることは衆知である。本実施例の場合この雑菌等を滅菌することで、雑菌等が発する悪臭も防止することが可能であり、防臭の機能も果たすこととなることは明白である。
さらには、本実施例の場合、ハンガー1自体も二酸化チタン光触媒が含有されている可塑性樹脂を用いて形成されている。これは、襟の無い衣類等4の場合にこれらの二酸化チタン光触媒が含有されている可塑性樹脂を用いて形成されているフック1a等のハンガー1の部分が十分に露光され、十分な滅菌防臭効果が得られる。その上で滅菌防臭材2を図1に示した様に用いればいっそうの滅菌防臭効果が得られる。
また、製造の簡素化、容易さに配慮すれば、少なくとも二酸化チタン光触媒を用いた素材でハンガー1の全体を構成することも可能であり、かつ有益であることは言うまでもない。なおこのことは、本実施例の各種のどの展開例のハンガー1の全てに関してもに同じく適用可能であり有益なことである。
家庭においては、衣類等の保管用としてハンガー1を用いる事も常であり、衣類等4を洗濯する際の乾燥の時にもハンガー1を屋外・屋内のいずれにおいても用いられる事が常である。本実施例を用いれば、衣類等の保管時には通常ハンガー1に衣類等4を掛けて壁等に適切な手段のもと引っかけて保管されることは常であるが、この保管の際に屋内の蛍光灯程度の明るさの光がハンガー1の一部分及び滅菌防臭材2に照射されることにより保管の際に発生する雑菌等及びそれら雑菌などが発する悪臭を防ぎ、保管完了後の衣類が悪臭を発することが無くなる。同様に洗濯後の乾燥を晴天時に屋外で実施する場合にも洗濯後の衣類等4をハンガー1にかけて屋外に放置し乾燥することが常であるが、快晴時にも、曇天時程度の露光でも本実施例のハンガー1の一部分及び滅菌防臭材2が露光されることで光がハンガー1の一部分び滅菌防臭材2に照射され、洗濯乾燥の際に発生する雑菌等及びそれら雑菌などが発する悪臭を防ぎ、洗濯乾燥後の衣類等が悪臭を発することが無くなる。
さらに特に梅雨時において雨天が多い場合等、洗濯をしても屋外の太陽光のもとに干せない場合等には本実施例はその効力が大きい。屋外が雨天の場合、本実施例を用いれば屋内に乾燥を意図して干される洗濯後の衣類等を乾燥する際に屋内の蛍光灯程度の明るさの光がハンガー1の一部分及び滅菌防臭材2等に照射されることにより洗濯乾燥の際に発生する雑菌等及びそれら雑菌などが発する悪臭を防ぎ、屋内で干した場合での洗濯乾燥後の衣類が悪臭を発することが無くなる。
また、業務においては、保管において、販売等の際の展示において等種々の用途において衣類等4を掛けて用いられることが常であることは言うまでも無い。その上これ等の全ての場合において、ハンガーのみならず掛けてある衣類等にも不特定多数の人の手の接触等が大変多いことは言うまでも無いが、人の手が接触するということは汚れ等の付着が多いとともに雑菌等の付着が多いということである。これらの場合にも本実施例の有効であり、少なくとも屋内の蛍光灯程度の明るさの光がハンガー1の一部分及び滅菌防臭材2に照射されていれば保管、あるいは販売等の際に展示されている衣類等が十分に滅菌防臭されることは言うまでもない。
以上全ての場合において、本実施例はハンガー1に衣類等4を掛けた後に滅菌防臭材2の一部に設けられた通し穴にハンガー1のフック1aを通すだけで良く、その際に滅菌防臭材2等の露光・非露光の状態に重点を置いて配慮する必要が無くなり取扱いが大変作業が簡素になることは言うまでもない。
さらに、使用しない際には箱や袋等にまとめて収納すれば良く、あるいは滅菌防臭材2の一部に設けられた通し穴2aに紐等を通してまとめて収納することが可能であり、片づけて保管しておく際に大きく手間と場所を取るなどの不具合が解消されることは言うまでもない。
また、図3にある様に、ハンガー1のフック1aに通して滅菌防臭材2とハンガー1の袖1bとの間の間隔を例えば厚手の衣類のオーバーコート、あるいは頭巾の形態を成しているフード等の襟等で光が遮られない程度に設定する通し穴のあるキューブ状のバルクをスペーサーの形態でフック1aに滅菌防臭材2の先に通すことにより位置決め構造体3を構成することも可能である。その後に滅菌防臭材2を配置すれば菌防臭材2はハンガー1に掛けられた衣類等4の周辺の露光部に配置される。
さらに、図4にある様に、滅菌防臭材2の一部を例えば円錐状に形成して位置決め構造体3とし、その上で通し穴2aを形成したものとして構成することも可能である。この場合、位置決め構造体3は円錐状のみである必要は無く、径の違う円筒状等滅菌防臭材2をハンガー1に掛けた衣類等4の周辺の露光部に配置可能であれば良く、位置決め構造体3の形状は自由度が十分広い。図5は図4の位置決め構造体3を適用した滅菌防臭剤2及びハンガー1の適用例である。滅菌防臭材2に形成された位置決め構造体3により滅菌防臭材2はハンガー1に掛けられた衣類等4の周辺の露光部に配置される。図4にある本実施例の場合位置決め構造体3は滅菌防臭材2と同一の二酸化チタン光触媒が含有されている可塑性樹脂を用いて形成されているが、必ずしも滅菌防臭材2の全体が均一で同一の素材で構成されている必要は無く、必要であれば、本実施例の滅菌防臭材2に構成された位置決め構造体3は二酸化チタン光触媒が含有されていない可塑性樹脂を用いて形成されていても構わない。必要とされる二酸化チタン光触媒が含有されている可塑性樹脂を用いて形成された滅菌防臭材2の部分がハンガー1に掛けられた衣類等の周辺の露光部に配置される構造として形成されれば十分であることは明白である。
図6にある様に、滅菌防臭材2を肉厚の薄い可塑性・可倒性のストロー状の通し穴2aのある円筒で構成し、ハンガー1のフック1aの部分に図6に示された様な曲部形状を位置決め構造体3として形成することも可能である。この場合肉厚の薄い可塑性のストロー状の円筒の滅菌防臭材2がハンガー1のフック1aの曲部形状の位置決め構造体3で位置決めされ、滅菌防臭材2はハンガー1に掛けられた衣類等4の周辺の露光部に配置される。
図7にある様に、滅菌防臭材2をシート状に構成し、その一部に通し穴2aを形成して、この通し穴2aにハンガー1のフック1aを通して活用することも可能である。この場合、位置決め構造体は図1、図3、図6に示した実施例の位置決め構造体3のいずれかを利用することが可能であり、図8に示した様に菌防臭材2はハンガー1に掛けられた衣類等4の周辺の露光部に配置される。
図9、図10にある様に、滅菌防臭材2をシート状に構成し、その一部に通し穴2aと切り込み状のスリット2bを形成し、スリット2bを通過させて通し穴2aにハンガー1のフック1aを通して活用することも可能である。この場合、位置決め構造体3は図1、図3、図6に示した実施例の位置決め構造体3のいずれかを利用することが可能であり、図8に示したのと同様にこれらの菌防臭材2はハンガー1に掛けられた衣類等4の周辺の露光部に配置される。
図11にある様に、滅菌防臭材2をシート状に構成し、その一部に十字状の切り込みを入れ、できた片を図12の様に折り込むことにより位置決め構造体3とし、切り込みを入れてできた片を折り込むことによりできた穴を通し穴2aとし、これにハンガー1のフック1aを通して活用することも可能である。この場合、切り込みを入れてできた片を折り込むことにより形成した位置決め構造体3がハンガー1に掛けられた衣類等4との間の距離を規定し、図8に示したのと同様に滅菌防臭材2はハンガー1に掛けられた衣類等4の周辺の露光部に配置される。
図13にある様に、滅菌防臭材2を円環状の紐を固定手段及び位置決め構造体3として具備したシート状に構成し、滅菌防臭材2の一部(同時に固定手段及び位置決め構造体3でもある)円環状の紐の環の中にフック1aを通して活用することも可能である。この場合、円環状の紐の固定手段及び位置決め構造体3の環の中にフック1aを通してハンガー1に掛けられた衣類等4の外であり露光部となる位置にシート状の滅菌防臭材2が配置される。
図14にある様に、滅菌防臭材2として、網の袋あるいは透光性があり、通気性を確保した通気口のあるビニール袋等に二酸化チタン光触媒が含有されている可塑性樹脂を用いて形成されたバルクを入れ、当該の網の袋あるいはビニール袋に紐を具備させることにより、紐の円環にハンガー1のフック1aを通して活用することも可能である。この場合は二酸化チタン光触媒が含有されている可塑性樹脂を用いて形成されたバルクと、網の袋あるいは透過性があり、通気性を確保した通気口のあるビニール袋等と、当該の網の袋あるいはビニール袋に具備させた紐の全てを滅菌防臭材2として構成し、網の袋あるいはビニール袋に具備させた紐が固定手段及び位置決め構造体3であり、かつ当該の紐の中の円環が通し穴2aである。結果として、円環状の紐の位置決め構造体3の環の中にフック1aを通してハンガー1に掛けられた衣類等4の外であり露光部となる位置にシート状の滅菌防臭材2が配置される。
さらには図15、図16、図17(図17は図16の滅菌防臭材2及び位置決め構造体3周辺の拡大図)にある様に、複数の衣類等4を同時に掛けて保持し吊すことが可能である形態のハンガー1においては、ハンガー1の衣類等4を掛けることが可能な各部、例えばピンチ5(図15の場合)を利用して衣類等4を吊す部分に対応して形成された位置決め構造体3の必要な部位に、例えば図2や図10に示された滅菌防臭材2の通し穴2aを通して活用することも可能である。さらには図16の複数の衣類等4を同時に掛けて保持し吊すことが可能である形態のハンガー1の全体外観及び図17中の一部である滅菌防臭材2と位置決め構造体3の周辺の部分の拡大図の様子にある様に、滅菌防臭材2の通し穴2aをハンガー1の一部に通し位置決め構造体3で滅菌防臭材2をハンガー1に掛けられた衣類等4の外であり露光部となる位置に配置することも可能である。また本実施例の場合滅菌防臭材2を取り付ける個数も必要が生じた数量だけ取り付ければよい。本実施例の固定手段及び位置決め構造体3は一例でありたとえ他の構造であっても、必要とされる二酸化チタン光触媒が露光部を利用した滅菌防臭剤2が露光部に配置ざる構造であれば十分であることは言うまでもない。
図18、図19、図20はボディハンガー(図18)、トルソー(図19)、コートハンガー(図20)と呼ばれるハンガー1の形態の場合の実施例である。それぞれ、滅菌防臭材2を図2で示した形態のものを使用した場合の例である。通し穴2aにそれぞれのハンガー1の一部分を通し、ハンガー1に形成された位置決め構造体3で滅菌防臭材2がハンガー1に掛けられた衣類等4の周辺の露光部に配置される。
本実施例の固定手段及び位置決め構造体3は一例でありたとえ他の構造であっても、必要とされる二酸化チタン光触媒が露光部を利用した滅菌防臭剤2が露光部に配置ざる構造であれば十分であることは言うまでもない。
ところで、これら本発明の実施例の中で滅菌防臭材2はそれぞれの実施例に示されたハンガー1との組み合わせに限定されるわけでは無く、本発明で例示された滅菌防臭材2の全ての形態は適切にその形状をハンガー1と伴に統一的に設計すれば、互いに可換であり組み合わせ自由に交換して使用することが可能であることは言うまでもない。
以上の様に本発明では、ハンガー1周辺の露光部位あるいは当該の露光部位を含む領域に滅菌防臭材2あるいは滅菌防臭性を具備するハンガー1の一部を配置することを可能とし、光がある時には酸化チタン光触媒等の脱臭性・抗菌性・滅菌性を具備する素材を用いた滅菌防臭材2が常に露光され、露光時には常に脱臭、滅菌の作用をハンガー1及びハンガー1に掛けた衣類等4に及ぼし、ハンガー1及び衣類等4の全体への酸化チタン光触媒の脱臭・抗菌・滅菌の作用を波及させ、脱着が容易で収納・保管に手間と場所を取らない等のことが可能である滅菌防臭材及びハンガーを提供している。
【0006】
【発明の効果】
以上の様に本発明では、ハンガー周辺の露光部位あるいは当該の露光部位を含む領域に滅菌防臭材あるいは滅菌防臭性を具備するハンガーの一部を配置することを可能とし、光がある時には酸化チタン光触媒等の脱臭性・抗菌性・滅菌性を具備する素材を用いた滅菌防臭材が常に露光され、露光時には常に脱臭、滅菌の作用をハンガー及びハンガーに掛けた衣類等に及ぼし、ハンガー及び衣類等の全体への酸化チタン光触媒の脱臭・抗菌・滅菌の作用を波及させ、脱着が容易で収納・保管に手間と場所を取らない等のことが可能である。
また、本発明では、有機物が分解され雑菌が滅菌される二酸化チタン光触媒の効果によりハンガー及びハンガーに掛けられた衣類等に対して防カビ、防虫(有機物が分解されることにより餌が無くなるために虫が寄りつかなくなる)の効果もあることは言うまでもない。
さらには、各種形状の滅菌防臭材のそれぞれ全てにおいてはマーキング、印字等を処置することができ、これに衣類等の型、サイズ等を表す記号を表記したり、製品名等を表記したり、所有者名等を表記したり、その他諸々の内容を表記させて使うこが可能であり、滅菌防臭材を脱臭性・抗菌性・滅菌性及び防虫・防カビ性のある表示具として取り扱うことが可能であるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図2】本発明の滅菌防臭材の説明図である。
【図3】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図4】本発明の滅菌防臭材を示す説明図である。
【図5】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図6】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図7】本発明の滅菌防臭材を示す説明図である。
【図8】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図9】本発明の滅菌防臭材を示す説明図である。
【図10】本発明の滅菌防臭材を示す説明図である。
【図11】本発明の滅菌防臭材を示す説明図である。
【図12】本発明の滅菌防臭材を示す説明図である。
【図13】本発明の滅菌防臭材を示す説明図である。
【図14】本発明の滅菌防臭材を示す説明図である。
【図15】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図16】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図17】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図18】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図19】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図20】本発明の滅菌防臭機能付きハンガーを示す説明図である。
【図21】従来のハンガーを示す説明図である。
【図22】従来のハンガーを示す説明図である。
【図23】従来のハンガーを示す説明図である。
【図24】従来のハンガーを示す説明図である。
【図25】従来のハンガーを示す説明図である。
【図26】従来のハンガーを示す説明図である。
【符号の説明】
1は衣類等を掛けるハンガー、
1aはフック、
1bは袖、
2は滅菌防臭材、
2aは滅菌防臭材の一部に設けられた通し穴、
2bはスリット、
3は位置決め構造体、
4は衣類等、
5はピンチ、
101はハンガー、
101aはハンガーのフック、
101bはハンガーの袖、
102は衣類等
Claims (2)
- 衣類等を掛けるハンガーにおいて、少なくとも表面の一部を含み、高々その全表面を含む全体を、酸化チタン光触媒等の素材かあるいは当該の素材を含有するかあるいは当該の素材を部分的に用いている素材で構成したことを特徴とする滅菌防臭機能付きハンガー。
- 前記滅菌防臭機能付きハンガーにおいて、少なくとも表面の一部を含み、高々その全表面を含む全体を、酸化チタン光触媒等の素材かあるいは当該の素材を含有するかあるいは当該の素材を部分的に用いている素材で構成した滅菌防臭材を具備し、当該の滅菌防臭材を前記滅菌防臭機能付きハンガーに掛けた衣類等の周辺の露光部あるいは当該の露光部を含む部位に配置する固定手段と位置決め構造体とを具備したことを特徴とする請求項1記載の滅菌防臭機能付きハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002307631A JP2004105660A (ja) | 2002-09-17 | 2002-09-17 | 滅菌防臭機能付きハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002307631A JP2004105660A (ja) | 2002-09-17 | 2002-09-17 | 滅菌防臭機能付きハンガー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004105660A true JP2004105660A (ja) | 2004-04-08 |
Family
ID=32289387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002307631A Pending JP2004105660A (ja) | 2002-09-17 | 2002-09-17 | 滅菌防臭機能付きハンガー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004105660A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014054507A (ja) * | 2012-03-09 | 2014-03-27 | Kuroda Masami | 衣類ハンガー |
-
2002
- 2002-09-17 JP JP2002307631A patent/JP2004105660A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014054507A (ja) * | 2012-03-09 | 2014-03-27 | Kuroda Masami | 衣類ハンガー |
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