JP3129157U - ベチバー使用の消臭・脱臭器具。 - Google Patents
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Abstract
【課題】
家庭、病院などの部屋における消臭機能または抗菌機能を有し、部屋における消臭と装飾のバランスを整えながら使用することができる消臭・脱臭器具を提供する。
【解決手段】
ベチバーの根である消臭性および脱臭性の材料を収納できる容器において、その容器の周囲に空気流通可能な貫通孔を形成し、当該デザイン性を持たせた容器の内部にべチバーの根を束ねたもの、あるいは破砕されたベチバーの根を不織布、または織物に包装されているものを収納して、当該容器は、10ミクロンから30mmの多数の貫通孔を有して、意匠性の形状にして、材質として木材、樹脂、織布などであるベチバー使用の消臭・脱臭器具である。
【選択図】 図1
家庭、病院などの部屋における消臭機能または抗菌機能を有し、部屋における消臭と装飾のバランスを整えながら使用することができる消臭・脱臭器具を提供する。
【解決手段】
ベチバーの根である消臭性および脱臭性の材料を収納できる容器において、その容器の周囲に空気流通可能な貫通孔を形成し、当該デザイン性を持たせた容器の内部にべチバーの根を束ねたもの、あるいは破砕されたベチバーの根を不織布、または織物に包装されているものを収納して、当該容器は、10ミクロンから30mmの多数の貫通孔を有して、意匠性の形状にして、材質として木材、樹脂、織布などであるベチバー使用の消臭・脱臭器具である。
【選択図】 図1
Description
本考案は、消臭・防臭の機能や、抗菌機能またはアロマテラピー効果を有する器具に関する。
最近、消臭または抗菌機能を持つ製品が数多く市場に出回っている。
これらの製品は、熊や猫などの動物を象ったものや、美観の良い素焼きの陶器に、消臭剤を入れ、表面から滲み出てくる消臭剤により、部屋の空気を消臭するものである。
このような製品で、芳香を目的とするものであるが、消臭器具を用いたものが特許文献1にある。このベチバー使用した消臭・脱臭器具は、孔を複数側面に形成し、芳香剤の入った容器を組み込むことにより、上部の開口から、または貫通孔から香が放散するものである。
造花を生ける花器として、消臭容器を使用して、その容器にベチバーの根を利用してるものを提案している(特許文献2参照)。しかしこの場合には消臭・抗菌効果は十分でなく、家庭、病院などの広い面積のところに設置する場合には効果が乏しい。
造花を生ける花器として、消臭容器を使用して、その容器にベチバーの根を利用してるものを提案している(特許文献2参照)。しかしこの場合には消臭・抗菌効果は十分でなく、家庭、病院などの広い面積のところに設置する場合には効果が乏しい。
特許文献1に記載の消臭・脱臭器具においては、花器の容器に香料、芳香剤を入れて、香を放散させるものである。また特許文献2では、消臭機能をもたせるために花器にベチバー使用しただけのものであり、茎、根などを固定、収納するものが必要となる。
本考案が解決しようとする課題は、消臭機能または抗菌機能を有し、別に器具や、ベチバーの根を固定するものを用意することなく、室内の脱臭・防臭の効果をもたらすことができる器具を提供することにある。
ベチバーの根である消臭性および脱臭性の材料を収納できる容器において、当該容器の周囲に空気流通可能な貫通孔を形成し、当該デザイン性の容器の内部にべチバーの根を束ねたもの、あるいは破砕されたベチバーの根を不織布、または織物に包装されているものを収納しているベチバー使用の消臭・脱臭器具である。
本考案においては、空気流通可能な貫通孔が形成された容器は、容器の周囲に10ミクロンから30mmの多数の貫通孔を持ち、意匠性の形状を持たせるように円形の他、三角形、四角形や五角形などの種々の形状で、多角形、異形にしており、材質として金属、木材、樹脂、織布であって、100mlから7000mlの容積であり、デザイン性を持たせた容器である。好ましくは1000〜5000mlである
この容器に使用するものは、ベチバーの根はそのまま30mmから300mmの径で、長さ100mmから700mmの束に固定して、当該デザイン性の容器に設置している。
あるいはベチバーの根は1mmから50mmの切断されたものを袋状に形成された不織布、または織布に収納されて、当該デザイン性の容器に収納されているベチバー使用の消臭・脱臭器具である。
本考案においては、空気流通可能な貫通孔が形成された容器は、容器の周囲に10ミクロンから30mmの多数の貫通孔を持ち、意匠性の形状を持たせるように円形の他、三角形、四角形や五角形などの種々の形状で、多角形、異形にしており、材質として金属、木材、樹脂、織布であって、100mlから7000mlの容積であり、デザイン性を持たせた容器である。好ましくは1000〜5000mlである
この容器に使用するものは、ベチバーの根はそのまま30mmから300mmの径で、長さ100mmから700mmの束に固定して、当該デザイン性の容器に設置している。
あるいはベチバーの根は1mmから50mmの切断されたものを袋状に形成された不織布、または織布に収納されて、当該デザイン性の容器に収納されているベチバー使用の消臭・脱臭器具である。
ベチバーは、学名がVetiveria zizanoidesと呼ばれるイネ化の植物で、その根は、消臭機能や、抗菌機能を有している。側面に貫通孔が形成された器具、不織布にこのベチバーの根を収納して、あらゆる部屋の場所(病室、介護老人室、ホテル、一般住宅(玄関・居間・寝室・トイレ等))に飾ると、美観に優れ消臭・抗菌効果・アロマテラピー効果が得られる装飾品として使用することができる。
前記貫通孔を塞ぐ不織布を備えるのが望ましい。貫通孔を不織布で塞ぐことにより、ベチバーの根が貫通孔から突出することが防止できるとともに、細切れとなったベチバーの根が部屋の周辺を汚すことを防止できる。
また、不織布は、通気性を有しているため、ベチバーの根の消臭効果および抗菌効果を発揮させることができる。
また、前記ベチバーの根は、袋状に形成された不織布に収納するのが望ましい。このように、不織布を袋状とし、その中にベチバーの根を収納することで、ベチバーの根が貫通孔から突出することが防止できるとともに、細切れとなったベチバーの根が器具の外側に出て、部屋を汚すことが防止できる。
本考案によれば次の効果を奏する。
(1)側面に貫通孔が形成され、内部にべチバーの根を備えることにより、消臭・抗菌機能を有し、別に容器内にベチバーの根を固定するものを用意することなく、容器に収納して装飾することができる。
(1)側面に貫通孔が形成され、内部にべチバーの根を備えることにより、消臭・抗菌機能を有し、別に容器内にベチバーの根を固定するものを用意することなく、容器に収納して装飾することができる。
(2)貫通孔を塞ぐ不織布を備えたことにより、ベチバーの根が貫通孔から突出することが防止できるとともに、細切れとなったベチバーの根が容器の外側に出て、容器の周辺を汚すことが防止できる。
(3)不織布を袋状とし、その中にベチバーの根を収納することで、ベチバーの根が貫通孔から突出することが防止できるとともに、細切れとなったベチバーの根が容器の外側に出て、容器の周辺を汚すことが防止できる。
本考案の実施の形態に係る器具を図に基づいて説明する。図1、2、3は、本発明の実施の形態に係る消臭・脱臭器具の斜視図である。図4は、本考案の実施の形態に係る消臭・脱臭器具に使用するベチバーの乾燥根の束の図である。
図1、図2および図3に示すように、消臭・脱臭器具1は、樹脂、木質、金属、織布で形成され、側面に貫通孔2を有している。消臭・脱臭器具1の大きさおよび形状は、高さ1200〜150mm、幅、あるいは直径が50〜500mmの角形、円筒、箱形をしている。消臭・脱臭器具の形状は、側面に貫通孔が形成された有底の容器であれば、四角柱や、八角柱などの多角柱や円柱や箱型でも使用できる。また大きさも設置される部屋や用途に応じて適宜変えてもよい。また、消臭・脱臭器具1は、用途に合わせて柄や文字などを入れるなどして、消臭・脱臭器具1の美観をより向上させることもできる。
貫通孔2は、直径5mmの円形をしており、縦に10つ程度であり、合計100〜2000個ほど形成されている。貫通孔2は、デザイン性を持たせるように円形の他、三角形、四角形や五角形などの種々の形状のもので多角形、異形としてもよく、内部のベチバーの根束に通気可能であればよい。
図4に示すように、消臭・脱臭器具1の内部にベチバーの根が寄せ集めた根束3を納められている。1本のベチバーの根は、直径が約1mm程度であり、300mm程度の長さを有しており、容易に屈曲可能であるため、寄せ集めた根束3を消臭・脱臭器具1の内部に収納することが可能である。
また、寄せ集めたベチバーの根束3は、それぞれの根の間に隙間ができるため、ベチバーの根の間における通気性は十分であり空気中の消臭、脱臭は持続性を持っている。
またベチバーの根を破砕して使用する場合には、図5に示すように、通気性の高い不織布の袋5に収納して使用することができる。この場合消臭・脱臭器具の貫通孔2は、不織布5で塞がれているが、貫通孔2を不織布で塞ぐことにより、破砕したベチバーの根が貫通孔2から突出することが防止できるとともに、破砕されたベチバーの根が消臭・脱臭器具1の外側に出て、消臭・脱臭器具1の周辺を汚すことが防止できる。また、不織布の袋5は、通気性を有しているため、消臭・脱臭器具1の外側と内側で空気の出入りが妨げられることはないので、ベチバーの根の消臭効果および抗菌効果を発揮させることができる。
不織布の袋5は、消臭・脱臭器具1の内面側を全て接着剤などで貼着させてもよいし、貫通孔2から細切れになったベチバーの根3が消臭・脱臭器具1の外側へ出ないように貫通孔2を塞ぐ程度の大きさにして貼着させてもよい。この不織布4の袋5は、消臭・脱臭器具1の内側に収納することが容器の美観の向上で望ましい。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る消臭・脱臭器具の使用状態を図1、図2および図3に基づいて説明する。
まず、寄せ集めたベチバーの根束4(円筒型、角型)を、側面に貫通孔2が形成された消臭・脱臭器具1の内部に収納する。
このように、側面に貫通孔2が形成され、べチバーの根束4を内部に収納した消臭・脱臭器具に、消臭機能を有し、部屋の消臭と装飾のバランスを整えながら設置することができる消臭・脱臭器具とすることができる。
次に、本考案の他の実施の形態に係る消臭・脱臭器具を説明する。図5は、ベチバーの根を袋状の不織布に収納した状態で、図1、図2、図3は、他の本発明の実施の形態に係る消臭・脱臭器具の使用図である。
図5に示すように、袋状の不織布5は、矩形状に形成された袋状をしており、破砕されたペチバーの根が収納されている。袋状の不織布は、多角形状、円形状、球形状、または異形状など、どのような形状であっても、素材を不織布とすれば通気性を有しているので、ベチバーの根の消臭効果および殺菌効果が得られるので、使用することができる。
図5に示すように、この袋状の不織布5にベチバーの根を収納して使用する場合には、消臭・脱臭器具の貫通孔2を塞ぐ不織布は省略することができる。また、袋状の不織布5は、ベチバーの根が細切れになって外にでないように、全てを縫い合わせるなどして接合してもよい。また、不織布の袋5の一部にファスナーのような開閉手段を備えることで、収納した破砕ベチバーの根を容易に取り出すことが可能となる。
この破砕ベチバーの根を入れた不織布袋5は、容易に変形可能なので、消臭・脱臭器具が、円筒形状、多角形状、異形状としても、ベチバーの根を入れた袋を折り曲げたりして収納することができる。また、ベチバーの根を入れた袋を、消臭・脱臭器具に固定する必要がないので、ベチバーの根の消臭効果が薄れた場合など、交換も容易である。
本考案の消臭・脱臭器具は、消臭機能または抗菌機能を有し、使用する部屋などの消臭と装飾とのバランスを整えながら使用することができる消臭・脱臭器具として利用することができる。
1 消臭・脱臭器具
2 貫通孔(通気孔)
3 ベチバーの根
4 ベチバーの根の結束
5 不織布の袋体
6 切断したベチバー根、茎
7 袋体の断面図
2 貫通孔(通気孔)
3 ベチバーの根
4 ベチバーの根の結束
5 不織布の袋体
6 切断したベチバー根、茎
7 袋体の断面図
Claims (4)
- ベチバーの根である消臭性および脱臭性の材料を収納できる容器において、当該容器の周囲に空気流通可能な貫通孔を形成し、当該デザイン性の容器の内部にべチバーの根を束ねたもの、あるいは破砕されたベチバーの根を不織布、または織物に包装されているものを収納していることを特徴とするベチバー使用の消臭・脱臭器具。
- 請求項1において、空気流通可能な貫通孔が形成された容器は、容器の周囲に10ミクロンから30mmの多数の貫通孔を持ち、意匠性の形状を持たせるように円形、三角形、四角形、五角形、多角形、その他異形のなどの種々の形状にしており、材質として金属、木材、樹脂、織布であって、100mlから7000mlの容積であり、デザイン性を持たせた容器であることを特徴とするベチバー使用の消臭・脱臭器具。
- 請求項1において、ベチバーの根はそのまま30mmから300mmの径で、長さ100mmから700mmの束に固定して、当該デザイン性の容器に収納していることを特徴とするベチバー使用の消臭・脱臭器具。
- 請求項1において、ベチバーの根は粉末、または1mmから50mmの切断されたものを袋状に形成された不織布、または織布に収納されて、当該デザイン性の容器に収納されていることを特徴とするベチバー使用の消臭・脱臭器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009508U JP3129157U (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | ベチバー使用の消臭・脱臭器具。 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010094506A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-30 | Akaru:Kk | 消臭剤及び消臭剤の製造方法 |
-
2006
- 2006-11-22 JP JP2006009508U patent/JP3129157U/ja not_active Expired - Fee Related
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