JPS5816708Y2 - 放香装飾体 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は草木、植木等゛を植えた鉢植状の放香装飾体に
関するものである。

・以下本考案につき国是の実施−によって詳しく説
明する。

第１図は本考案の放香装飾体の１例としてチューリップ
の花の形状をしたものを示す斜視的説明図である。

Ａは外形植木鉢状の基台（以下単に基台と略称する）、
Ｂは花等の植物体の形状をした装飾花である。

第２図は本考案の放香装飾体基台部Ａの内部を示す断面
的説明図である。

基台Ａは中央に底拡がりの円錐台状縦穴（以下単に縦穴
と称す）２は肉厚の基台本体１の上面に狭い口で開口さ
せ（開口部３とする）、縦穴２の底を４とする。

この基台１は陶器、硝子、木、金属、プラスチック等で
作られる。

また円錐台状の縦穴は必ずしも円錐台状でなくとも上部
に対し底ば拡がった錐台形状であればよい。

この基台の縦穴２の底４の上には保水性と通気性のある
紙、木織布、網体等の袋状のもの５の中に炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、コーンスターチ等を単独または
その混合物香料保持体６を収納し、通常の液状香水や其
他好みの香料、とくに使用する装飾花固有の香りの香料
を含浸させる。

この充填した袋状のものの代りにスポンジ状またはフェ
ルト状の厚い塊状体に香料を含浸させてもよい。

この基台Ａにセットする装飾花Ｂはポリウレタン等のス
ポンジ体でデザインしたものがよく、７は花、８は葉、
９は茎で、その下端部は細く絞るように圧縮しくその絞
り部を１０とする）、縦穴２の中に挿入すればその反撥
弾性によって開口部３附近で挾持されて固定される。

このようにして花等植物装周体は鉢に植えられたものの
如き外観となジ、縦穴の底にある芳香源には水、アルコ
ールまたはこれらの混合物を時々補給し、筐た香料等も
適時に補給することができ、上部の植物体の茎部９から
上方に芳香が浸透して空中中に放散され、快適な環境を
現出するものである。

筐た装飾花Ｂは時々引き抜いて洗滌により清掃すること
ができる。

また本考案の芳香装飾体を安定して固定するために、基
台Ａの底の裏側に両面接着テープ等を貼り、使用時に離
型紙を剥がして所望の場所に固定することができる。

１１は両面接着テープの接着部、１２は剥離紙である。

以上述べたように本考案は肉厚の外形植木鉢状基台の中
央に底拡がりの錐台状の縦穴を上面に開口させて設け、
この縦穴の底部に保水性と通気性のある紙、不織布、網
体内ｌたはプラスチック製スポンジ体等に放香体を収納
普たは含浸して充填−ポリウレタン等のスポンジ体で構
成した草花、植木鉢の装飾花の基部を上記縦穴の中、放
香体の上部に細く圧縮して挿入してなる放香装飾体であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の放香装飾体の１例を示す斜視的説明図
、第２図は同じく放香装飾体の基台部の内部を示す断面
的説明図である。 １・・・・・・基台本体、２・・・・・・錐台状縦穴、
３・・・・・・縦穴開口畝 ４・・・・・・縦穴の底、
５・・・・・・香料保持体収納袋、６・・・・・・香料
保持体、７・・・・・・花、８・・・・・・葉、９・・
・・・・茎、１０・・・・・・装飾花の基剤圧縮部、１
１・・・・・・両面接着テープの接着部、１２・・・・
・剥離紙、Ａ・・・・・・外見植木鉢状の基台、Ｂ・・
・・・・装飾花。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 肉厚の外形植木鉢状基台の中央に、底拡がりの錐台状の
   縦穴を上面に開口させて設け、この縦穴の底部に保水性
   と通気性のある紙、不織布、網体内またはプラスチック
   製スポンジ体等に放香体ヲ収納または含浸して充填し、
   ポリウレタン等のスポンジ体で構成した草花、植木等の
   装飾花の舌部を上記縦穴の中、放香体よ部に細く圧縮し
   て挿入してなる放香装飾体。 ゛