JP3016939U - 芳香体 - Google Patents

芳香体

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JP3016939U
JP3016939U JP1995004862U JP486295U JP3016939U JP 3016939 U JP3016939 U JP 3016939U JP 1995004862 U JP1995004862 U JP 1995004862U JP 486295 U JP486295 U JP 486295U JP 3016939 U JP3016939 U JP 3016939U
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JP
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fragrance
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container
aromatic substance
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JP1995004862U
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英昭 黒坂
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英昭 黒坂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、臭いを消したり、芳香を空気中に
発したりする芳香体の形態を人の視覚に訴えるよう工夫
し、周囲の雰囲気に違和感のない芳香体を提供すること
を目的とする。 【構成】 額の背面に、額からはみ出さない大きさの容
器をとりつけ、その容器の中に芳香剤を入れる。ここ
で、芳香剤とは積極的に芳香を発する物質もしくは活性
炭素などの消臭剤とをいう。また、額とは、観賞や案内
表示を目的として、文字や絵画や写真や手芸品や草木や
花等を厚紙や木材板や金属板等に取り付けたものをい
う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、臭いを消したり、芳香を空気中に発したりする芳香体に関する。
【0002】
【従来の技術】
香料には天然に存在するものや人工合成によるものがあり、通常は油状である 。芳香剤は香料に助材と保留剤が加えられたもので、長期にわたり安定に芳香を 発する。芳香体は芳香剤を瓶や袋につめ、芳香が空気中に微量ずつ拡散していく ようにしたもので、消臭の目的や気分を爽やかにする目的で用いられる。したが って、芳香体は人の嗅覚に訴えるように製作される。活性炭素などの消臭剤は芳 香を発するものではないが、本考案では広義に考えて芳香剤とみなす。
【0003】 たとえば、トイレに設置される芳香体についてみると、固形の芳香剤が円筒状 のプラスチック容器につめられており、これを棚等の上に置くと数カ月の間芳香 を発し、トイレの使用を心地よいものとする。また、乗用車などの乗り物に設置 される芳香剤は瓶に入った液体が多く、芳香を漂わせて自動車内の悪臭を抑える 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の芳香体は、その容器がガラス瓶であったり、プラスチック円筒 であったりするため、無機質的であり、周囲の雰囲気との調和が図れず、したが って置き場所に困るもの、あるいは見えないほうがよいものであった。
【0005】 本考案は、従来の芳香体における上記のような問題に対処するもので、芳香体 の形態を人の視覚に訴えるよう工夫し、周囲の雰囲気に違和感のない芳香体を提 供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的達成のために、本考案に係る芳香体は次のように構成したことを特徴 とする。
【0007】 すなわち、額の背面に、額からはみ出さない大きさの容器をとりつけ、その容 器の中に芳香剤を入れる。ここで、額とは、観賞や案内表示を目的として、文字 や絵画や写真や手芸品や草木や花等を厚紙や木材板や金属板等に取り付けたもの をいう。
【0008】 本考案の目的からして、芳香剤を入れる容器はできるだけスリムな箱がよいが 、円筒形でもよい。容器の材料は紙やプラスチックや金属等が適当であるが、特 に限定する要因はない。また、額は長期間使用するものであるから、容器は芳香 剤の取り替えが容易な構造とする。
【0009】
【作用】
額は、通常は壁に掛けたり、面積の小さい棚等に立てかけられる。本考案の芳 香体は、形状的には額と同等であるので、額と同様に設置され、見た目には額そ のものである。額は、人の視覚に訴えるように製作されているので、周囲との調 和が本質的に考慮されている。したがって、本考案の芳香体は、芳香剤の本来の 機能を損なうことなく、視覚的にも周囲との調和が保たれたものとなる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 図1は、実施例を斜め後方から見た見取り図であって、1は額縁、2は額ベー ス、3は芳香剤、4は芳香剤容器、5は芳香剤容器の一部であるふたである。図 2は、同一の実施例を、斜め前方から見た見取り図であって、6は押し花である 。
【0011】 1の額縁は厚紙を長方形に切り抜いたもの、2の額ベースは長方形の厚紙、4 の芳香剤容器は厚紙で作られた直方体でいくつかの小穴が開けられている。図1 では、ふた5が開けられた状態になっている。
【0012】 押し花6はすみれの押し花であり、額の重要な構成要素の一つである。押し花 6は小量の接着剤で額ベース2に止められている。額ベース2の周囲は額縁1に 接着しており、容器4は額ベース2の背面に接着している。
【0013】 容器4の上部はふたの役目をしており、芳香剤を出し入れできるようになって いる。芳香剤3は単体香料ヨノンに助剤を加えた芳香剤で、その1つの形状は直 径が3mmの程度の球である。
【0014】 押し花6をラミネート加工することによって、押し花の保存性を高めることが できる。図1および図2の実施例の額は、すみれの押し花の入った額であるが、 すみれ以外の押し花でよいことはもちろんのこと、押し花以外の額であってもよ い。
【0015】 額の形状は実施例のような長方形以外に、正方形や円形や楕円形であってもよ い。図1および図2において、額縁1と額ベース2とが同一の外形であることは いっこうにさしつかえがない。
【0016】 芳香剤は額の内容と関連のあるものがよいが、特に関連のないものであっても よい。
【0017】 芳香剤の容器の形は直方体や立方体や円筒等がよい。また、その大きさについ ては、額の正面から見えない大きさであることが必須であり、できるだけ小さい こと、特に奥行きが小さいことが望ましい。
【0018】 芳香体が壁にかけられるようにするには、芳香剤容器の上端にフック用の孔を 開けて置くとよいが、一般の額のように、額の左右端近くに孔を開ける等して紐 をとりつけてもよい。また、ガラス窓に取り付けるためには、額の背面の左右端 近くに吸盤を取り付けるとよい。このような芳香体は車内用の芳香体に適してい る。
【0019】 図3はセラミックスに香料をしみ込ませてなる芳香剤の外観である。7は大き さが50mm×50mm×5mmのセラミックス板、8は包装用の袋であり、取 り替え用の芳香剤を袋から取り出した状態である。多孔質なセラミックスに各種 の香料をしみ込ませることは容易である。この芳香剤の特徴は、形態を薄型にで きること、芳香剤の取り替え等の取扱いが容易であること、大量生産によりコス トダウンを図れることなどである。
【0020】
【考案の効果】
以上のように、本考案の芳香体によれば、従来の芳香体のように置き場所に困 ることがない。すなわち、形態が額であるので、室内の壁にかけたり、棚の小空 間に立てかけたり、あるいは車内の窓に吸着させることができ、しかも、視覚的 に周囲の雰囲気と調和が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を後方斜めから見た見取り
図。
【図2】 本考案の一実施例を前方斜めから見た見取り
図。
【図3】 セラミックスに香料をしみ込ませた芳香剤の
外観図。
【符号の説明】
1・・・額縁 2・・・額ベース 3・・・芳香剤 4・・・芳香剤容器 5・・・ふた 6・・・押し花 7・・・セラミックス板 8・・・包装用の袋

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】芳香剤が容器に入れられて額の背面に取り
    付けられているか、もしくは芳香剤を入れる容器が額の
    背面に取り付けられているか、もしくは芳香剤が直接に
    額の背面にとりつけられており、これらの芳香剤および
    芳香剤を入れる容器が額の正面からは見えない大きさで
    あることを特徴とする芳香体。
  2. 【請求項2】芳香剤が粒状個体であるか、もしくはセラ
    ミックスに香料をしみ込ませたものであるか、もしくは
    不織布に香料をしみ込ませたものであるか、もしくは活
    性炭であることを特徴とする請求項1に記載の芳香体。
  3. 【請求項3】額の構成要素の一つが押し花であることを
    特徴とする請求項1に記載の芳香体。
JP1995004862U 1995-04-12 1995-04-12 芳香体 Expired - Lifetime JP3016939U (ja)

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