JP2005125069A - 放香器 - Google Patents

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Yumiko Ichimura
由美子 市村
Chie Nakano
千恵 中野
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【課題】造花の如き装飾部材の設置状態が安定で、装飾部材を容器本体に取り付けたまま流通運搬でき、しかも使用時に取り離し・再装填の必要がなく、更に、容器本体が正面に露出しないためにインテリア性を一層向上させた実用性の高い放香器の提供。
【課題の解決手段】香料組成物を含む水溶液又はゲル状体を収容する容器本体もしくはこの容器本体の保持部材に固定手段を設け、これを介して布又はプラスチック製の装飾部材を装填した放香器において、前記布又はプラスチック製の装飾部材が、前記容器本体の側周面の少なくとも正面方向を被い、かつ容器本体の上端部と略同程度の高さに装填されてなる放香器。
【選択図】図1

Description

本発明は、放香器の改良に関するものである。
近年、居住空間の快適化のために液体放香器が広く使用されており、このタイプの放香器としては、収容した香料組成物溶液を吸液芯を用いて吸い上げ揮散部から揮散させる吸液芯タイプと、陶器や木片の揮散部に香料組成物溶液を予め含浸あるいは滴下して発散させる含浸タイプとが一般的に知られている。
しかしながら、吸液芯タイプにあっては、香料組成物溶液の減少によって使用の経過を視認できるものの、蒸発量の調節や液漏れ防止、あるいはインテリア性などの点で必ずしも十分とは言えず、一方含浸タイプについても使用経過がわかりにくく、また含浸させる香料組成物にも限りがあるため持続性をもたせるのが難しいという問題があった。
本発明者らは、実用新案登録第3095098号において、前者の吸液芯タイプにつき、放香器の蒸発部の一部又は全部を布又はプラスチック製の造花で被うことによって、インテリア性をも加味した実用性の高い放香器を開示した。しかしながら、このタイプは、容器本体の上部に造花を装填するため造花の設置状態が安定とは言えず、通常容器本体と造花を別体にして流通運搬するか、あるいは造花を装填したままの流通状態であっても、使用時に消費者が一旦造花を取り離し容器のキャップを外した後、造花を再装填しなければならないという手間を免れ得なかった。また、容器本体が正面に露出し、インテリア性が損なわれるという不満もあった。
実用新案登録第3095098号公報
本発明は、造花の如き装飾部材の設置状態が安定で、装飾部材を容器本体に取り付けたまま流通運搬でき、しかも使用時に装飾部材を取り離し・再装填の必要がなく、更に、容器本体が正面に露出しないためにインテリア性を一層向上させた実用性の高い放香器を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、次のような構成を採用する。
(1)香料組成物を含む水溶液又はゲル状体を収容する容器本体もしくはこの容器本体の保持部材に固定手段を設け、これを介して布又はプラスチック製の装飾部材を装填した放香器において、前記布又はプラスチック製の装飾部材が、前記容器本体の側周面の少なくとも正面方向を被い、かつ容器本体の上端部と略同程度の高さに装填されてなる放香器。
(2)容器本体の側周面の少なくとも正面方向部分が30〜70度の傾斜面を有するように成型されており、この傾斜面に装飾部材の固定手段が設けられるとともに、その前方に装飾部材が装填されてなる(1)に記載の放香器。
(3)容器本体を収納もしくは装着する保持部材の側周面の少なくとも正面方向部分が30〜70度の傾斜面を有するように成型されており、この傾斜面に装飾部材の固定手段が設けられるとともに、その前方に装飾部材が装填されてなる(1)に記載の放香器。
(4)45〜60度の傾斜面である(2)又は(3)に記載の放香器。
(5)容器本体を収納もしくは装着し底部には外方に向けて延設された装飾部材台座部を有する保持部材であって、この装飾部材台座部に装飾部材の固定手段が設けられるとともに、その上方に装飾部材が装填されてなる(1)に記載の放香器。
(6)香料組成物を含む水溶液を収容する容器本体が、前記水溶液を吸い上げる吸液芯と、この吸液芯の上部に位置し吸い上げた前記水溶液を放散させる蒸発部を有する(1)ないし(5)のいずれかに記載の放香器。
(7)蒸発部がプラスチック繊維又は天然繊維からなるフェルト又はシート状で、その表面積が10〜60cm2である(6)に記載の放香器。
(8)装飾部材が造花である(1)ないし(7)のいずれかに記載の放香器。
本発明の放香器は、造花の如き装飾部材の設置状態が安定で、装飾部材を容器本体に取り付けたまま流通運搬でき、しかも使用時に装飾部材を取り離し・再装填の必要がなく、更に、容器本体が正面に露出せずインテリア性を一層向上させたので、その実用性は極めて高い。
本発明の放香器で用いる香料組成物としては、特に限定されず、通常使用される天然香料、合成香料の中から種々のものを選択使用することができる。例えば、天然香料としてオレンジ油、レモン油、ライム油、ユズ油、ラベンダー油、ペパーミント油、ユーカリ油、ジャスミン油、檜油、緑茶精油などがあげられる。
一方、合成香料としては、リナロール、シトロネロール、ゲラニオール、フェニルエチルアルコール、アミルシンナミックアルデヒド、クミンアルデヒド、ベンジルアセテート、リモネン、α−ピネン、δ−ドデカラクトンなどをあげることができる。
これらの香料はそれぞれ単独で用いてもよいし、2種以上を調合した調合香料として用いてもよい。そして、これらの香料ならびに水に、アルコール、グリコールやグリコールエーテルで代表される水溶性有機溶剤や、界面活性剤、可溶化剤、ゲル化剤(カラギーナン、キサンタンガム、オクチル酸アルミニウム、12−ヒドロキシステアリン酸など)、安定化剤、着色剤などを適宜配合して香料組成物水溶液又はゲル状体を調製することができる。
更に、香料の放散に支障を来たさない限りにおいて、揮散性の高い殺虫成分、例えば、エムペントリン、2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボキシレート[トランスフルトリン]、4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート、4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート、殺ダニ成分、忌避成分、防黴成分、抗菌成分、消臭成分などを配合して多目的組成物とすることも可能である。
本発明で用いる容器本体は、香料組成物を含む水溶液又はゲル状体を収容する。その材質や構造は、十分な耐久性を有すれば特に制限なく、例えばプラスチック、ガラス、陶器などをあげることができる。内部の液量を視認できる点で、透明ないし半透明のプラスチックあるいはガラス容器が好ましく、表面をダイアカットやボヘミアンカット状に加工してもよい。通常、容器の容量としては50ないし300mL程度のものが実用的である。そして、容器の底部は、香料組成物が水溶液の場合、残りなく吸い上げられるように、後記する吸液芯の当接部を幾分凹状に構成するのがよい。
通常、流通時の内容物漏出を防止するために、容器本体の上部開口部でキャップが締着されており、使用時にキャップを取り外した後、後記するように、蒸発部や蓋部材を取りつけ使用に供する。
容器本体が香料組成物を含む水溶液を収容する場合、容器本体上部の開口部には吸液芯を保持する中栓が冠着される。中栓はプラスチック製が好ましく、また、開口部冠着位置から下方に向けて筒状に形成し吸液芯を挿入するようにすれば、吸液芯を確実に保持できるのでより好適である。
本発明で用いる吸液芯は、香料組成物水溶液に対して安定でかつ毛細管現象で水溶液を吸液するものであり、具体的な材質は例えばナイロン、ポリエステルなどのプラスチック繊維、天然繊維、木材などがあげられる。このうちプラスチック繊維又は天然繊維製フェルト吸液芯が使いやすく、放香器の使用場所や使用目的に合わせ、外径3〜10mm程度の棒状もしくは撚芯状に形成される。
また、吸い上げた香料組成物水溶液を放散させる蒸発部が吸液芯の上部に設けられる。蒸発部の構造はフェルトもしくはシート状であり、またその材質としては吸液芯の場合と同様、例えばナイロン、ポリエステルなどのプラスチック繊維、天然繊維、木材などを使用できる。このうちプラスチック繊維又は天然繊維製のフェルトもしくはシート状のものが好ましく、厚み2〜15mmで、表面積が10〜60cm2の略円形に成型し、これを吸液芯の頂面に当接するように配設すれば、吸い上げられた水溶液は吸液芯から蒸発部に移行し、ここから徐々に空中に放散する。蒸発部の表面積が10cm2未満であると蒸発量が低くなる傾向があるし、一方60cm2を超えると蒸発量過多となって持続性に問題を生じる場合がある。通常、香料組成物水溶液の1日あたりの空中への蒸発量を1〜8mLとし、放香持続時間は1〜2ケ月に調整される。
また、蒸発部を支持したり、蒸発部に指などが触れないように蒸発部をカバーするための、例えばメッシュ状の蓋部材を付設し、本発明の放香器を構成してもよい。
一方、容器本体が香料組成物を含むゲル状体を収容する場合、前記中栓、吸液芯や蒸発部は必ずしも必要でなく、通常、使用時にキャップを取り外した後、開口部に蓋部材を取りつけるだけでよい。この蓋部材は、開口部に指などが触れるのを防止するほか、香料組成物の空中への放散調節を担い、例えば、蓋部材に設けられる孔の面積を小さくした形状を選択すれば、香料組成物の蒸発量を抑えることができる。なお、蒸発量の調節はゲル状体の処方によっても行い得ることはもちろんである。
本発明は、布又はプラスチック製の装飾部材が、容器本体の側周面の少なくとも正面方向を被うように装填され、かつ容器本体の上端部と略同程度の高さになるように構成したことに特徴を有する。
すなわち、容器本体の側周面の少なくとも正面方向に装飾部材を装填させるとともに、ほぼ立方体状ないし直方体状の包装体に放香器全体をすっぽりと収納可能ならしめることにより、容器本体と装飾部材を別々に包装したり、あるいは使用時に装飾部材を取り離し・再装填しなければならないという手間を免れ得る。そして、装飾部材が容器本体の正面方向を被うのでインテリア性を一層向上させることができるものである。
装飾部材の装填方法としては、例えば次のような方法がある。
1)容器本体の側周面の少なくとも正面方向部分を、30〜70度、好ましくは45〜60度の傾斜面を有するように成型し、この傾斜面に装飾部材の固定手段を設けるとともに、その前方に装飾部材を装填する。
2)胴部が円筒状もしくは略円筒状の容器本体を収納もしくは装着する保持部材の側周面の少なくとも正面方向部分を、30〜70度、好ましくは45〜60度の傾斜面を有するように成型し、この傾斜面に装飾部材の固定手段を設けるとともに、その前方に装飾部材を装填する。
3)胴部が円筒状もしくは略円筒状の容器本体を収納もしくは装着し、その底部には外方に向けて延設された装飾部材台座部を有する保持部材であって、この装飾部材台座部に装飾部材の固定手段を設けるとともに、その上方に装飾部材を装填する。
1)や2)において、傾斜面の角度が30度未満では、傾斜面を形成する容器本体又は保持部材の成型性が悪く、一方、70度を越えると装飾部材の載置状態が不安定となり本発明の目的に適合しない。
保持部材を用いる場合は、容器本体の胴部は円筒状もしくは略円筒状で差し支えなく、保持部材の材質や形態はそれに合わせて適宜決定すればよい。保持部材の材質は、通常プラスチック製が好ましく、一方、容器本体の保持部材への装着方法としては、例えば、保持部材に中空部を設けて容器本体を収納するようにしてもよいし、あるいは適当な手段を用いて容器本体を挟持するようにしても構わない。
また、3)の装飾部材台座部の形状についても何ら制限されず、一体成型であってもよいし、貼合方式でも構わない。
傾斜面や装飾部材台座部に付設される装飾部材の固定手段も任意であるが、当然のことながら固定箇所が多いほど装飾部材の装填状態は安定となる。
装飾部材としては、造花、動物や人物のキャラクター等があげられるが、インテリア性やボリューム感等を考慮すると造花が好ましい。
造花は、アジサイ、スズラン、バラ、除虫菊など、各種の花を模して作製され、見かけの体積は200〜1500cm3程度がよい。ここで、見かけの体積とは、以下の測定方法に従って得られる値を意味する。
1)先ず造花部分をプラスチック製の袋に入れる。
2)上記袋を外部より軽く押さえて内部の空気を抜きながら、造花の外周に相当する部分を袋外部よりヒートシールして袋を密封する。
3)次に、水の張った大きめの腰高シャーレに上記2)で得られた造花入りの袋を沈め、その際の体積の増加分を「造花の見かけの体積」とする。
造花は、容器本体の側周面の少なくとも正面方向を被うように配置されるが、正面方向だけでなく、側面方向も含めて、いわゆる三方向を被うようにしてもよい。
また、造花の枝の材質として屈曲性の高いものを用い、造花の位置関係を任意に変えられる形態を採用することも有用である。
こうして得られた本発明の放香器は、装飾部材の装填状態が安定で、容器本体と装飾部材を別体に分けて運搬したり、あるいは使用時に装飾部材を取り離し・再装填する必要がない。そして、香料組成物の蒸発性能や使用性はもちろんのことインテリア性にもすぐれ、1ケ月ないし2ケ月間の長期間にわたり、芳香感だけでなく装飾部材の観賞も楽しめるのでその実用性は極めて高い。
次に、具体的実施例ならびに試験例に基づいて、本発明の放香器を更に詳細に説明する。
図1は本発明の放香器の一実施例の断面図を示す。
容器本体1は、底面の奥行き80mm、上部の奥行き30mm、高さ100mmの略円錐台状を呈し、側周面の正面方向には、45度の角度を有する傾斜面2が形成されている。
緑茶精油1g、ノニオン系界面活性剤0.5gと水138.5gからなる香料組成物水溶液140gを透明ポリエステル容器本体1に充填した。容器本体1の上部開口部に、外径7mmで棒状のフェルト吸液芯3を挿通した中栓4を冠着させた。蒸発部支持体5に設置された、厚さ5mm、直径5.2cmの円盤状のフェルト蒸発部6を、吸液芯3の頂面に当接させて取り付け、更にその上方にメッシュ状の蓋部材7を被せた(なお、図示していないが、使用前、香料組成物水溶液の漏出がないように、容器本体1の上部開口部でキャップが締着されており、使用時にキャップを取り外す)。傾斜面2の2箇所に設けた装飾部材(造花)固定手段8を介して、見かけの体積が400cm3でアジサイを模した円形状のプラスチック製の装飾部材(造花)9を装填し本発明の放香器を得た。
本放香器は、直方体状の包装小箱に無用なスペースを残すことなく収納でき、造花を装填した形態で運搬可能で、しかも使用時に造花を取り離して再装填する必要がなく便利であった。
リビングルームのサイドボード上に置いて使用したところ、容器本体が正面方向から見えず、アジサイの花がインテリアに一層マッチした。また、芳香感は2ケ月間にわたり安定して持続した。
比較として、25度の傾斜面2を有する容器本体は成型が困難で、一方、75度の傾斜面のものでは、造花の装着が不安定であった。
図2は本発明の放香器の別の実施例の断面図を示す。
容器本体1は、胴部が外径40mm、高さ100mmの円筒状のポリエステル容器で、保持部材10に収納されるタイプである。その側周面の正面方向部分は、角度が55度の傾斜面2を有している。
ラベンダー油0.5gとリモネン0.3g、ノニオン系界面活性剤0.7g及び水118.5gからなる香料組成物水溶液120gをポリエステル容器本体1に充填し、吸液芯3、中栓4、蒸発部6等は実施例1と同様に構成した。
傾斜面2の3箇所に設けた装飾部材(造花)固定手段8を介して、見かけの体積が550cm3でバラを模した星形状のプラスチック製の装飾部材(造花)9を装填し本発明の放香器を得た。
本放香器は、実施例1と同様、流通運搬上有用で、インテリア性も満足のいくものであった。
図3は本発明の放香器の3番目の実施例の断面図を示す。
容器本体1は、胴部が外径40mm、高さ100mmの円筒状のポリエステル容器で、保持部材10に収納される。加えて、装飾部材(ペンギンのキャラクター)9が底部に延設された装飾部材台座部11上に装填されるタイプである。
ユーカリ油0.8gと4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート0.1gに、ゲル化剤(オクチル酸アルミニウム)2.0g、ジエチレングリコールブチルエーテル1.0g、及びイソパラフィン系炭化水素116.1gを加え、香料組成物を含むゲル状体120gを調製した。これをポリエステル容器本体1に充填し、40%の有孔面積を有する蓋部材7を容器本体1の上部開口部に取り付けた。
装飾部材台座部11の2箇所に設けた装飾部材固定手段8を介して、見かけの体積が300cm3でペンギンを模したプラスチック製の装飾部材9を装填し本発明の放香器を得た。
本放香器は、実施例1と同様、流通運搬上有用で、虫よけのイメージも付与できた。
図4は本発明の放香器の4番目の実施例の断面図を示す。
図3の変形であり、装飾部材固定手段8を保持部材10の正面方向部分と装飾部材台座部11の2箇所にまたがって設けたタイプである。
発明の効果は実施例3と同様であった。
本発明の放香器の一実施例の断面図を示す 本発明の放香器の別の実施例の断面図を示す。 本発明の放香器の3番目の実施例の断面図を示す。 本発明の放香器の4番目の実施例の断面図を示す。
符号の説明
1. 容器本体
2.傾斜面
3.吸液芯
4.中栓
5.蒸発部支持体
6.蒸発部
7.蓋部材
8.装飾部材固定手段
9.装飾部材
10.保持部材
11.装飾部材台座部










































Claims (8)

  1. 香料組成物を含む水溶液又はゲル状体を収容する容器本体もしくはこの容器本体の保持部材に固定手段を設け、これを介して布又はプラスチック製の装飾部材を装填した放香器において、前記布又はプラスチック製の装飾部材が、前記容器本体の側周面の少なくとも正面方向を被い、かつ容器本体の上端部と略同程度の高さに装填されてなることを特徴とする放香器。
  2. 容器本体の側周面の少なくとも正面方向部分が30〜70度の傾斜面を有するように成型されており、この傾斜面に装飾部材の固定手段が設けられるとともに、その前方に装飾部材が装填されてなることを特徴とする請求項1に記載の放香器。
  3. 容器本体を収納もしくは装着する保持部材の側周面の少なくとも正面方向部分が30〜70度の傾斜面を有するように成型されており、この傾斜面に装飾部材の固定手段が設けられるとともに、その前方に装飾部材が装填されてなることを特徴とする請求項1に記載の放香器。
  4. 45〜60度の傾斜面であることを特徴とする請求項2又は3に記載の放香器。
  5. 容器本体を収納もしくは装着し底部には外方に向けて延設された装飾部材台座部を有する保持部材であって、この装飾部材台座部に装飾部材の固定手段が設けられるとともに、その上方に装飾部材が装填されてなることを特徴とする請求項1に記載の放香器。
  6. 香料組成物を含む水溶液を収容する容器本体が、前記水溶液を吸い上げる吸液芯と、この吸液芯の上部に位置し吸い上げた前記水溶液を放散させる蒸発部を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の放香器。
  7. 蒸発部がプラスチック繊維又は天然繊維からなるフェルト又はシート状で、その表面積が10〜60cm2であることを特徴とする請求項6に記載の放香器。
  8. 装飾部材が造花であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の放香器。


















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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008148661A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Fumakilla Ltd 送風式薬剤放散装置
JP2012514701A (ja) * 2009-01-09 2012-06-28 ポーレックス コーポレイション 気化可能な材料のための親水性多孔性芯
JP2016182203A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 小林製薬株式会社 車室用薬液揮散器

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