JP2000014260A - フラワーポット外装容器 - Google Patents

フラワーポット外装容器

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JP2000014260A JP18412298A JP18412298A JP2000014260A JP 2000014260 A JP2000014260 A JP 2000014260A JP 18412298 A JP18412298 A JP 18412298A JP 18412298 A JP18412298 A JP 18412298A JP 2000014260 A JP2000014260 A JP 2000014260A
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flower pot
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Koki Tokumoto
弘毅 徳本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仮植え用のフラワーポットをそのまま利用し
つつ、手軽に見栄えの良い飾り付けが可能なフラワーポ
ット外装容器を提供する。 【解決手段】 上面を開放した有底状で、且つ草花や苗
木の仮植え用のフラワーポットFを隙間をあけて内装し
得るサイズに構成した容器本体2であって、底部内にフ
ラワーポットFを嵩上げ状態に支持する載置部14と、
フラワーポットFへの給水用の給水槽5とを設けた容器
本体2と、容器本体2を収容可能な中空の化粧容器3と
を備え、容器本体2に外方へ延びる鍔部11を形成し、
鍔部11を介して容器本体2を化粧容器3内に吊り下げ
状態に支持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輸送、販売等の利
便性を図るために、使い捨てタイプのフラワーポットに
仮植えした草花や苗木を、植替えることなくそのまま飾
り付け可能となしたフラワーポット外装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、草花や苗木は、ビニール製や紙
製の使い捨てタイプのフラワーポットに、仮植えされた
状態で販売されている。この仮植え用のフラワーポット
は、草花や苗木の輸送、販売等の利便性を図ることを目
的としたものであり、機能面を重視したものなので、植
替えることなくそのまま使用するには、見栄えが悪い
し、強度的にも十分なものではないので、通常は草花や
苗木だけを植木鉢や花壇等に植替えて、フラワーポット
自体は廃棄処分するか、或いは土中にて自然分解するタ
イプのフラワーポットの場合には、フラワーポットごと
植木鉢や花壇等に植替えることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】仮植え用のフラワーポ
ット自体は、前述のように飾り付け用として使用できな
いので、通常は植木鉢に植替えて使用することになる
が、植替え作業が煩雑で、購入した草花や苗木をそのま
ますぐに飾り付けできないという問題があった。また、
植木鉢に植替えて室内に飾り付けする場合には、植木鉢
の下に水受け用のトレーを敷くことになるが、トレーに
水が溜まったり、植木鉢の土が水とともに流れ出してト
レーを汚すことがあり、定期的にトレーを掃除しないと
見栄えが低下するという問題もある。
【0004】本発明の目的は、仮植え用のフラワーポッ
トをそのまま利用しつつ、手軽に見栄えの良い飾り付け
が可能なフラワーポット外装容器を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用】請求項1に
係るフラワーポット外装容器は、上面を開放した有底状
で、且つ草花や苗木の仮植え用のフラワーポットを隙間
をあけて内装し得るサイズに構成した容器本体であっ
て、底部内にフラワーポットを嵩上げ状態に支持する載
置部と、フラワーポットへの給水用の給水槽とを設けた
容器本体を備えたものである。
【0006】このフラワーポット外装容器においては、
容器本体の底部内に設けた載置部に仮植え用のフラワー
ポットを載置して、容器本体内に該フラワーポットを収
納するので、フラワーポット自体が外部に露出すること
が防止され、これをそのまま室内の飾り付けとして利用
することが可能となる。また、容器本体の底部内に給水
槽を形成しているので、トレー等を敷くことなく、その
まま外装容器をテーブル等に直にセットすることが可能
で、しかも給水槽の容量にもよるが、頻繁に水やりする
必要もない。
【0007】請求項2記載のフラワーポット外装容器
は、請求項1記載の外装容器において、容器本体を収容
可能な中空の化粧容器を設け、容器本体に外方へ延びる
支持部を形成し、支持部を介して容器本体を化粧容器内
に吊り下げ状態に支持したものである。容器本体に装飾
を施してもよいが、容器本体を化粧容器にセットできる
ように構成すれば、筒状や箱状或いはかご状の日用品や
家具等をそのまま化粧容器として利用できるので、飾り
付けのバリエーションが広がる。また、専用の化粧容器
を用いて飾り付けすることも可能である。
【0008】請求項3記載のフラワーポット外装容器
は、請求項2記載の外装容器において、支持部として容
器本体に外方へ突出する鍔部を一体的に形成したもので
ある。容器本体とは別部材からなる支持部で容器本体を
化粧容器内に吊り下げ状態に支持することも可能である
が、支持部を容器本体に一体的に設けることで、部品点
数を少なくして製作コストを低減できる。
【0009】請求項4記載のフラワーポット外装容器
は、請求項1〜3のいずれか1項記載の外装容器におい
て、容器本体内にフラワーポットをセットした状態で、
草花の茎部分が挿通する開口部を残した状態で外装容器
の上面開口を閉鎖する蓋部材を設けたものである。この
ように蓋部材を設けることで、仮植え用のフラワーポッ
トが外部に露出することを極力防止できる。また、容器
本体内からの水分の蒸発が抑制されるので、水やりを少
なくできる。
【0010】請求項5記載のフラワーポット外装容器
は、請求項4記載の外装容器において、容器本体内の開
口部が分割されるように蓋部材を複数に分割構成したも
のである。このように構成することで、フラワーポット
に植付けた草花や苗木を傷めることなく蓋部材を取付け
ることが可能となる。
【0011】請求項6記載のフラワーポット外装容器
は、請求項1〜5のいずれか1項記載の外装容器におい
て、容器本体にフラワーポット内に差込まれる差込み部
材であって、外面部に給水孔を形成した差込み部材を設
けるとともに、一端部が給水槽に浸漬され、他端部が差
込み部材に内装されて、給水孔を介してフラワーポット
内に露出する給水芯を設けたものである。この場合に
は、給水芯の毛細管現象により、給水槽の水が自然にフ
ラワーポット内に供給されることになる。また、差込み
部材内に給水芯の他端部が内装されているので、差込み
部材をフラワーポットに差し込むことで、給水芯を容易
にフラワーポット内に挿入でき、しかもフラワーポット
内の土は、給水孔に臨む給水芯の部分にのみ付着するの
で、給水芯が土で汚れることを最小限に抑えることが可
能となる。
【0012】請求項7記載のフラワーポット外装容器
は、請求項1〜6のいずれか1項記載の外装容器におい
て、給水槽の外周部に中央部よりも一段低い塵溜まり部
を形成し、載置部上に、周縁が塵溜まり部の上方に位置
する受け板であって、外周側を下側向けて傾斜させた傾
斜面を有する受け板を設けたものである。フラワーポッ
トの下面には排水用の孔が形成されているが、この孔を
通って内部の土が排出されることがあるので、このよう
な構成の受け板を設けることで、排出された土を塵溜ま
り部に収容することが可能となる。このため、容器本体
の掃除が楽になるとともに、請求項5記載のように、給
水芯を用いて給水する場合には、給水芯のうちの給水槽
に浸漬される部分に、土が付着して汚れることを防止す
ることも可能となる。
【0013】請求項8記載のフラワーポット外装容器
は、請求項7記載の外装容器において、受け板に請求項
6記載の差込み部材を一体的に形成したものである。受
け板と差込み部材とは別部材で構成してもよいが、部品
点数が増えるので一体的に構成することが好ましい。請
求項9記載のフラワーポット外装容器は、請求項1〜8
のいずれか1項記載の外装容器において、容器本体に給
水槽の水の量を表示するための浮子式の表示手段を設け
たものである。このように構成すると、給水槽内の水の
量を容易に確認することが可能となり、草花や苗木に対
して過不足なく水をやることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1〜図3に示すよう
に、外装容器1は、仮植え用のフラワーポットFを収容
する容器本体2と、容器本体2を吊り下げ状態に内装す
る化粧容器3と、外装容器1の上面開口を閉鎖する蓋部
材4と、容器本体2の底部内に設けた給水槽5の水量を
表示するための表示手段6と、給水槽5に貯留している
水を仮植え用のフラワーポットFに供給する給水手段7
とを備えている。
【0015】化粧容器3は、ダンボールや厚紙等の紙を
略円筒状に形成したもので、その外面にはフラワーポッ
トFの草花にマッチする絵や写真をプリントしたりする
などの装飾が施されている。化粧容器3の形状は、図例
のように円筒状に形成してもよいが、角柱状や円錐台や
角錐台状に形成してもよい。また、有底に構成すること
も可能である。化粧容器3の素材は、紙以外に、合成樹
脂材料、金属材料、陶器、ガラス、竹、木などを用いる
ことが可能である。特に、紙や竹や木は、可燃物であ
り、しかも燃焼時に有毒ガスが発生しないので、不用と
なったときに、自然環境を害することなく処分できるの
で好ましい。また、外装容器1のための専用の化粧容器
3を用いてもよいが、容器本体2を収納し得る開口を有
するものであれば、日用品や家具などをそのまま化粧容
器として利用することも可能である。例えば、食器やカ
ゴなどの日用品、傘立てやごみ箱などの家具類をそのま
ま化粧容器3として利用してもよい。尚、化粧容器3の
下端部に錘を固定するなどして、横方向への外力に対す
る外装容器1の安定性を高めてもよい。
【0016】容器本体2について説明すると、有底な略
円筒状の本体部10が設けられ、本体部10の上端部に
は外方へ延びる鍔部11が一体的に形成され、容器本体
2は鍔部11を介して化粧容器3に吊り下げ状態に内装
支持されている。図例の容器本体2では、鍔部11を介
して直接的に容器本体2を化粧容器3に支持させたが、
容器本体2とは別部材からなる支持部材を介して、容器
本体2を化粧容器3に支持することも可能である。ま
た、本体部10は、図例のように有底な略円筒状に形成
してもよいが、フラワーポットFを収容し得るサイズに
構成されていれば、有底な角柱状など、任意の形状に形
成することが可能である。
【0017】本体部10の底面の外周部には一段低い塵
溜まり部12が環状に形成され、中央部には一段高い棚
部13が形成され、棚部13の外周部には上方へ突出す
る突起からなる3つの載置部14が一体的に形成されて
いる。載置部14は、後述の受け板15を介在させた状
態で、フラワーポットFを載置するためのもので、図例
では3つ形成したが、フラワーポットFを安定良く載置
できるように構成してあれば、それ以外の個数形成して
もよい。また、載置部14は、容器本体2とは別部材で
構成してもよいが、部品点数を少なくするため、図例の
ように、容器本体2に一体的に形成することが好まし
い。
【0018】容器本体2は、水密性を確保できしかも水
に強い素材であれば、任意の素材で構成することが可能
である。例えば、金属材料やセラミックやガラス等で構
成することも可能であるが、後述のように、化粧容器3
のサイズに応じてそのサイズを変更可能に構成する場合
には、切り取り易いように、合成樹脂材料で構成するこ
とが好ましい。尚、化粧容器3を省略し、容器本体2に
装飾機能を付与することで、これをそのまま外装容器と
して用いることも可能である。
【0019】給水手段7は、図2〜図4に示すように、
載置部14上にセットされる受け板15と、給水槽5か
らフラワーポットF内へ水を供給するための給水芯16
とから構成されている。尚、容器本体2のうちの載置部
14の上端部よりも下側の部分が、フラワーポットFに
対して水を供給するための給水槽5として機能する。
【0020】給水芯16は、毛細管現象により給水槽5
からフラワーポットFへ、槽内の水を供給し得る素材で
あれば、任意の素材からなる紐状体を利用できる。受け
板15の中央部にはフラワーポットF内に挿入された差
込み部17が上方へ突出状に形成され、差込み部17の
上端部はフラワーポットF内への挿入を容易にするため
先鋭に形成され、差込み部17内には給水芯16の上端
部が装着固定されている。差込み部17の外周部には複
数の給水孔18が形成され、この給水孔18を介して給
水芯16がフラワーポットFの土と接するように構成さ
れている。
【0021】受け板15の外周部には外周側を下側へ向
けて傾斜させた傾斜溝19を有する波形部20が形成さ
れ、波形部20の外縁は棚部13よりも外側に配置さ
れ、フラワーポットFから漏れ出た土は、傾斜溝19を
通って塵溜まり部12に落下し、棚部13上には落下し
ないように構成されている。給水芯16の下端部は棚部
13上に配置され、給水槽5内において給水芯16に土
等が付着しないように構成されている。但し、この受け
板15自体は、必ずしも必要なものではなく、フラワー
ポットFを載置部14に直接的に載置してもよい。
【0022】蓋部材4は、2つの分割蓋21、22に分
割構成され、両分割蓋21、22はその側部21a、2
2aを相互に重ね合わせた状態で略円板状になるように
構成されている。蓋部材4の外周部には容器本体2の鍔
部11上に重ね合わされる平坦部4aが形成され、平坦
部4aの内側には段部4bを介して一段低く設定した閉
鎖部4cが形成され、蓋部材4は段部4bを容器本体2
の上端部に内嵌合させて、容器本体2に固定されてい
る。
【0023】閉鎖部4cの中央部には、フラワーポット
Fに植え付けた草花や苗木の茎や葉を外部へ導出するた
めの開口部23が形成され、閉鎖部4cは中央部を落と
し込んだ緩やかな擂鉢状に形成され、閉鎖部4c上に滴
下した水滴は中央部側へ移動して、開口部23からフラ
ワーポットFに供給される。蓋部材4も、容器本体2と
同様に、水密性を確保できしかも水に強い素材であれ
ば、任意の素材で構成することが可能であるが、後述の
ように、化粧容器3のサイズに応じてそのサイズを変更
可能に構成する場合には、切り取り易いように、合成樹
脂材料で構成することが好ましい。
【0024】表示手段6について説明すると、容器本体
2の内周面には上下1対のブラケット部25が形成さ
れ、上下のブラケット部25には下端に浮子26を有す
る表示ロッド27が上下移動自在に設けられている。そ
して、浮子26の浮力により、給水槽5の液面の高さに
応じて、つまり給水槽5の水の量に応じて、表示ロッド
27が上下移動することを利用し、蓋部材4の挿通孔2
8から上方へ突出する表示ロッド27の突出量に基づい
て、給水槽5の水の量を把握できるように構成されてい
る。尚、表示ロッド27の上部を複数色に色分けしたり
目盛りを形成するなどして、水量が少なすぎる場合と多
すぎる場合とを容易に把握できるように構成することが
好ましい。また、浮子26を利用した表示手段6に代え
て、容器本体2の少なくとも一部を透明に構成するとと
もに、化粧容器3に覗き窓を形成して、水量を直接的に
目視できるようになした表示手段を設けてもよい。
【0025】次に、この外装容器1の使用方法の一例に
ついて説明する。この外装容器1においては、好みの花
が植えられたフラワーポットFを容器本体2に収容する
とともに、容器本体2を化粧容器3内に収容してから、
蓋部材4を外装容器1に組付け、これをそのまま食卓や
ベットサイド、その他、屋内の所望の場所に設置して、
室内を装飾することになる。また、見飽きたら、フラワ
ーポットFを取り出して、植木鉢に植替えたり花壇に植
替えて、引き続き栽培するような使用形態が考えられ
る。
【0026】尚、図5、図6に示すように、容器本体2
の鍔部11及び蓋部材4の平坦部4aに、破線に沿って
切り込みを入れる等して弱部30、31を形成し、化粧
容器3のサイズに応じて鍔部11や平坦部4aのサイズ
を調整できるように構成してもよい。また、蓋部材4に
形成する開口部23のサイズを調整できるように、破線
に沿って開口部23と同心状に弱部32を形成してもよ
い。また、図7に示す外装容器1Aのように、容器本体
2Aと化粧容器3Aと蓋部材4Aとを平面視において小
判形に形成し、複数のフラワーポットFを収容できるよ
うに構成してもよい。
【0027】
【発明の効果】請求項1に係るフラワーポット外装容器
によれば、仮植え用のフラワーポットをそのまま容器本
体内に収容することで、植替え等を行うことなく、手軽
に且つ見栄え良く草花や苗木を飾り付けすることが可能
となる。容器本体の底部内に給水槽を形成しているの
で、トレー等を敷くことなく、そのまま外装容器をテー
ブル等に直にセットすることが可能で、しかも給水槽の
容量にもよるが、頻繁に水やりする必要もないので、手
入れや世話の負担を軽減できる。
【0028】請求項2記載のように、容器本体を収容可
能な中空の化粧容器を設け、容器本体に外方へ延びる支
持部を形成し、支持部を介して容器本体を化粧容器内に
吊り下げ状態に支持すると、例えば食器やカゴなどの日
用品や、傘立てや壺など手持ちの家具等を化粧容器とし
て利用でき、飾り付けのバリエションが広がるので好ま
しい。請求項3記載のように、支持部として容器本体に
外方へ突出する鍔部を一体的に形成すると、外装容器の
部品点数を少なくして、その製作コストを低減できる。
【0029】請求項4記載のように、容器本体内にフラ
ワーポットをセットした状態で、草花の茎部分が挿通す
る開口部を残した状態で外装容器の上面開口を閉鎖する
蓋部材を設けると、仮植え用のフラワーポットが外部に
露出することを極力防止でき、見栄えが良くなるととも
に、容器本体内からの水分の蒸発が抑制され、水やり等
の草花や苗木に対する世話の負担を軽減できる。請求項
5記載のように、容器本体内の開口部が分割されるよう
に蓋部材を複数に分割構成すると、フラワーポットに植
付けた草花や苗木を傷めることなく蓋部材を取付けるこ
とが可能となる。
【0030】請求項6記載のように、容器本体にフラワ
ーポット内に差込まれる差込み部材であって、外面部に
給水孔を形成した差込み部材を設けるとともに、一端部
が給水槽に浸漬され、他端部が差込み部材に内装され
て、給水孔を介してフラワーポット内に露出する給水芯
を設けると、簡単な構成で自然に水やりすることが可能
となる。また、フラワーポットへの給水芯の挿入が容易
になり、しかも挿入した給水芯が土で汚れることを最小
限に抑えることが可能となる。
【0031】請求項7記載のように、給水槽の外周部に
中央部よりも一段低い塵溜まり部を形成し、載置部上に
受け板を敷いてフラワーポットを載置すると、フラワー
ポットからの排水に混じって排出される土が、受け板の
傾斜面を介して塵溜まり部に収容されるので、容器本体
の掃除が楽になるとともに、給水芯を用いて給水する場
合には、給水芯のうちの給水槽に浸漬される部分に土が
付着して汚れることを防止できる。請求項8記載のよう
に、受け板に請求項6記載の差込み部材を一体的に形成
すると、部品点数を増やすことなく、差込み部材を設け
ることが可能となる。請求項9記載のように、容器本体
に給水槽の水の量を表示するための浮子式の表示手段を
設けると、給水槽内の水の量を容易に確認することが可
能となり、草花や苗木に対して過不足なく水をやること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フラワーポット及びその外装容器の分解斜視
【図2】 フラワーポット及びその外装容器の縦断面図
【図3】 図2のIII-III 線断面
【図4】 受け板の斜視図
【図5】 他の実施例の蓋部材の使用前の平面図
【図6】 他の実施例の容器本体の使用前の平面図
【図7】 他の外装容器の縦断面図
【符号の説明】
F フラワーポット 1 外装容器 2 容器本体 3 化粧容器 4 蓋部材 4a 平坦部 4b 段部 4c 閉鎖部 5 給水槽 6 表示手段 7 給水手段 10 本体部 11 鍔部 12 塵溜まり部 13 棚部 14 載置部 15 受け板 16 給水芯 17 差込み部 18 給水孔 19 傾斜溝 20 波形部 21 分割蓋 21a 側部 22 分割蓋 22a 側部 23 開口部 25 ブラケット部 26 浮子 27 表示ロッド 28 挿通孔 30 弱部 31 弱部 32 弱部 1A 外装容器 2A 容器本体 3A 化粧容器 4A 蓋部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面を開放した有底状で、且つ草花や苗
    木の仮植え用のフラワーポットを隙間をあけて内装し得
    るサイズに構成した容器本体であって、底部内にフラワ
    ーポットを嵩上げ状態に支持する載置部と、フラワーポ
    ットへの給水用の給水槽とを設けた容器本体を備えたフ
    ラワーポット外装容器。
  2. 【請求項2】 前記容器本体を収容可能な中空の化粧容
    器を設け、容器本体に外方へ延びる支持部を形成し、支
    持部を介して容器本体を化粧容器内に吊り下げ状態に支
    持した請求項1記載のフラワーポット外装容器。
  3. 【請求項3】 前記支持部として容器本体に外方へ突出
    する鍔部を一体的に形成した請求項2記載のフラワーポ
    ット外装容器。
  4. 【請求項4】 前記容器本体内にフラワーポットをセッ
    トした状態で、草花の茎部分が挿通する開口部を残した
    状態で外装容器の上面開口を閉鎖する蓋部材を設けた請
    求項1〜3のいずれか1項記載のフラワーポット外装容
    器。
  5. 【請求項5】 前記開口部が分割されるように蓋部材を
    複数に分割構成した請求項4記載のフラワーポット外装
    容器。
  6. 【請求項6】 前記容器本体にフラワーポット内に差込
    まれる差込み部材であって、外面部に給水孔を形成した
    差込み部材を設るとともに、一端部が給水槽に浸漬さ
    れ、他端部が差込み部材に内装されて、給水孔を介して
    フラワーポット内に露出する給水芯を設けた請求項1〜
    5のいずれか1項記載のフラワーポット外装容器。
  7. 【請求項7】 前記給水槽の外周部に中央部よりも一段
    低い塵溜まり部を形成し、前記載置部上に、周縁が塵溜
    まり部の上方に位置する受け板であって、外周側を下側
    向けて傾斜させた傾斜面を有する受け板を設けた請求項
    1〜6のいずれか1項記載のフラワーポット外装容器。
  8. 【請求項8】 前記受け板に請求項6記載の差込み部材
    を一体的に形成した請求項7記載のフラワーポット外装
    容器。
  9. 【請求項9】 前記容器本体に給水槽の水の量を表示す
    るための浮子式の表示手段を設けた請求項1〜8のいず
    れか1項記載のフラワーポット外装容器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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